JP4397846B2 - Lrt・バス複合交通システム用停留所 - Google Patents

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Description

本発明は、LRT・バス複合交通システム用停留所に関するものである。
従来、乗客の転落や車両への接触を防ぐために設置されている鉄道車両のホームドアには、地下鉄等の大型で長編成の列車のホームで用いられているものや新幹線のホームで用いられているものなどがある。
図10は従来のホームドアの構造例を示す断面図である。
この図に示すように、車両101の天井に開閉ロッド装置102を配置し、その開閉ロッド装置102の駆動により開閉ロッド103を操作して、ホーム105に設けられたプレート104を駆動して、ホームドアの開閉制御を行うようにした鉄道用ホームドア装置が提案されている(下記特許文献1参照)。
また、本願発明者らによって既に複合交通システムが提案されている(下記特許文献2)。
特開平11−348772号公報 特許第3545316号公報 2001−010485号公報 特開平11−348770号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたホームドアは列車のドアと連動させて開閉するために様々な照査回路や連動機構を有し、構造が複雑で高価であり、駅設備の保守費や維持費も多大となる。
また、上記特許文献3,4に記載されたホームドアは、列車の発着に合わせて、駅係員がボタン操作で開閉を行うため、停止位置照査回路等は必要ないが、短時間の客扱いで列車のドア開閉に連動させるようなことは不可能であり、ドア動力機構関係の駅設備が増加し、保守費や維持費が高くなる。
一方、上記特許文献2に記載された従来のLRT(Light Rail Transit)・バス複合交通システムにおいては、図11に示すように、LRT・バス専用走行レーン201は、自動車走行レーン202の両側に新たに路面軌道を敷設して構築する必要があり、かかるLRT・バス複合交通システムの導入は、特に停留所用の用地買収が難しく、限られた都市空間における構築には難があった。
本発明は、上記状況に鑑みて、簡便な車両側からの制御のみで開閉を実施できるホームドアを、限られた空間を利用して容易に構築することができる、LRT・バス複合交通システム用停留所を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕LRT・バス複合交通システム用停留所において、ホームに配置される開口を有するとともに、前記開口の上方に吊りレールが設けられる仕切り壁と、上部にドア吊りローラとホームの高さより下方に垂下するドア下被駆動部を備え、前記仕切り壁の開口を開閉可能に設けられたホームドアと、前記ホームドアのドア下被駆動部の近傍に配置されるホームドアロック機構と、車両の下部に設けられるとともに、車両側から制御される、前記ホームドアの開閉を行う駆動用ローラと、ホームステップとホームドアロック解除ロッドとを備え、前記駆動用ローラと、ホームステップとホームドアロック解除ロッドを前記ホームドアのドア下被駆動部に対応するように移動させ、前記ホームドアロック解除ロッドにより前記ホームドアのロックを解除し、前記駆動用ローラの正方向回転駆動により前記ホームドアを移動させて前記仕切り壁に設けられた開口を開き、前記駆動用ローラの逆方向回転駆動により前記仕切り壁に設けられた開口を閉じ、前記ホームドアロック解除ロッドの前記ホームドアからの離脱により前記ホームドアのロックを行うことを特徴とする。
〔2〕LRT・バス複合交通システム用停留所において、ホームに配置される開口を有するとともに、前記開口の上方に吊りレールが設けられる仕切り壁と、上部にドア吊りローラとホームの高さより下方に垂下するドア下被駆動部を備え、前記仕切り壁の開口を開閉可能に設けられるホームドアと、このホームドアのドア下被駆動部の近傍に設けられるホームドアロック機構と、ホームドアのモータ付き直線移動機構と、車両側に設けられるとともに、車両側から制御される、前記ホームドアのモータ付き直線移動機構を駆動するための電源が接続される電極ロッドと、ホームステップとホームドアロック解除ロッドとを備え、前記電極ロッドと、ホームステップとホームドアロック解除ロッドを前記ホームドアのドア下被駆動部に対応するように移動させ、前記ホームドアロック解除ロッドにより前記ホームドアのロックを解除し、前記直線移動機構の正方向移動により前記ホームドアを移動させて前記仕切り壁に設けられた開口を開き、前記直線移動機構の逆方向移動により前記仕切り壁に設けられた開口を閉じ、前記ホームドアロック解除ロッドの前記ホームドアからの離脱により前記ホームドアのロックを行うことを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕又は〔2〕記載のLRT・バス複合交通システム用停留所において、前記ホームステップは仕切り壁に設けられた開口下端と高さが一致することを特徴とする。
〔4〕上記〔1〕又は〔2〕記載のLRT・バス複合交通システム用停留所において、前記ホームステップに前記ホームドアの位置と車両の降車口、乗車口の位置との一致を検知するセンサーを具備することを特徴とする。
〔5〕上記〔1〕から〔4〕の何れか一項記載のLRT・バス複合交通システム用停留所を沿線の施設に通じる階に構築したことを特徴とする。
〔6〕上記〔5〕記載のLRT・バス複合交通システム用停留所において、前記沿線の施設に通じる階が2階であることを特徴とする。
〔7〕上記〔5〕記載のLRT・バス複合交通システム用停留所において、前記沿線の施設に通じる階が地下階であることを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)簡便な車両側からの制御のみで開閉を実施できるホームドアを有し、限られた空間を利用して容易に構築することができる。
(2)簡易構造の他動式電力供給方式を採用したため、安価で安全なホームドアを実現できる。
(3)車両側に機械的駆動機構を装着するため、停留所ホームドア側には最低限の設備だけで済み安価であり、停止位置を完全一致させた後に、車両からの指令によって駆動装置により動力が伝達するので、機械的に安全構造を提供することができる。
本発明のLRT・バス複合交通システム用停留所は、ホームに配置される開口を有するとともに、前記開口の上方に吊りレールが設けられる仕切り壁と、上部にドア吊りローラとホームの高さより下方に垂下するドア下被駆動部を備え、前記仕切り壁の開口を開閉可能に設けられたホームドアと、前記ホームドアのドア下被駆動部の近傍に配置されるホームドアロック機構と、車両の下部に設けられるとともに、車両側から制御される、前記ホームドアの開閉を行う駆動用ローラと、ホームステップとホームドアロック解除ロッドとを備え、前記駆動用ローラと、ホームステップとホームドアロック解除ロッドを前記ホームドアのドア下被駆動部に対応するように移動させ、前記ホームドアロック解除ロッドにより前記ホームドアのロックを解除し、前記駆動用ローラの正方向回転駆動により前記ホームドアを移動させて前記仕切り壁に設けられた開口を開き、前記駆動用ローラの逆方向回転駆動により前記仕切り壁に設けられた開口を閉じ、前記ホームドアロック解除ロッドの前記ホームドアからの離脱により前記ホームドアのロックを行う。よって、車両側からの簡便な制御のみで開閉を実施できるホームドアを、限られた空間を利用して容易に構築することができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例を示すLRT・バス複合交通システムの模式図である。
この図において、1はLRT・バス複合交通システムの停留所であり、この停留所ホーム2には乗客が、軌道内に立ち入る(侵入する)ことにより運行が阻害されるのを防止するために、ホームドア3が配置されている。このホームドア3は、仕切り壁4に形成される乗客の乗り降りのための降車口5と乗車口6を、車両側からの指令により開閉可能にしている。また、そのホームドア3は、ホーム2の高さより下方に垂下するドア下被駆動部3Aを備えており、このドア下被駆動部3Aに対応するように、車両側にホームステップ、駆動用ローラ、ロック解除ロッド(図示なし)を設けたり、ホーム2側に設けられる直線移動機構の駆動モータ(図示なし)に車両側から電力を供給することによりホームドア3の開閉が可能になるように構成している。
更に、列車接近表示灯7、待客用希望行先(系統)レバー(ボタン)8、運転士用待客標示札(灯)9が配置されている。
一方、10はLRT車両であり、このLRT車両10には、停留所ホーム2の降車口5と乗車口6の位置に対応する間隔で降車口11と乗車口12とが設けられている。
また、停留所ホーム2はバス20も乗り入れできる複合交通システムとなっている。このバス20にも、停留所ホーム2の降車口5と乗車口6の位置に対応する間隔で降車口21と乗車口22とが設けられている。
このように構成したので、停留所ホーム2での待客は、列車接近表示灯7により列車接近を認識することができ、また、待客用希望行先(系統)レバー(ボタン)8を操作して車両の運転士に希望の行先(系統)を認識させることができる。この待客用希望行先(系統)レバー(ボタン)8の操作は、運転士用待客標示札(灯)9に反映されるため、車両の運転士は乗車・希望する待客がいることを認識することができる。
これは、ホームドア3や仕切り壁4の設置により、乗客と車両間の視覚確認が行い難くなる点を改善するために必要な構成である。また、運転士用待客標示札(灯)9を設置することにより、乗降客不在の場合には当該停留所を通過することを可能にし、エネルギー節減や高速化をも可能とする。
図2は本発明の第1実施例のホームドアの構造例を示す断面図、図3はそのホームドアが閉じた状態の構造例を示す斜視図、図4はそのホームドアが開きつつある状態の構造例を示す斜視図である。
これらの図に示すように、仕切り壁31の開口32を開閉できるように、仕切り壁31に対して車両41側にドア下被駆動部35Aを有するホームドア35が配置されている。また、仕切り壁31の上部にはホームドア35を支持するための吊りレール34が配置されており、ホームドア35にはドア吊りローラ37が設けられ、このドア吊りローラ37が吊りレール34上を滑動できるように構成されている。それにより、ホームドア35の上部が支持されるとともに、仕切り壁31の開口32を開閉できるようにホームドア35が水平方向にスライド可能に構成されている。また、ホームの下部には潤滑性を有する部材(コロを付設してもよい)からなる受け板31Cをホームに沿って配置しておき、ホームドア35が後述する駆動用ローラによってホーム側に押さえ付けられた際にその力を受けるとともに、ホームドア35のスライドを円滑にするようにしている。さらに、仕切り壁31の開口32の両側には、ホームドア35のストッパー31Aと31Bをそれぞれ配置するようにしている。
また、ホームドア35のホーム2側下部にはホームドアロック機構33が設けられ、車両41到着の際の乗客の乗り降り時以外は、ホームドア35がロックされるように構成されている。
一方、車両41側には乗客が乗り降りする際の踏み板となるホームステップ42とその下側にホームドア35のドア下被駆動部35Aに当接可能になる駆動用ローラ43とホームドアロック解除ロッド44が配置されている。これらのホームステップ42と駆動用ローラ43とホームドアロック解除ロッド44は車両41に搭載される第1のモータM1の駆動により、ホームドア35に対応してホームドア35方向に直線移動可能に構成されている。
また、ホームステップ42の先端部にはホームドア35の位置を正しく検知するライン状センサ42Aが設けられている。
さらに、駆動用ローラ43がホームドア35に当接すると、これを回転駆動する第2のモータM2を車両41に搭載している。
そこで、停車した車両41の降車口及び乗車口の位置がホームドア35の位置と一致することをライン状センサ42Aが検知すると、ホームステップ42と駆動用ローラ43とホームドアロック解除ロッド44が、図2及び図3に示すように、第1のモータM1の駆動により車両41の外側(ホーム側)に突き出され、その際に、ホームドアロック機構33はホームドアロック解除ロッド44により解除されるとともに、ホームステップ42はホームドア35の下側面に対応し、駆動用ローラ43はホームドア35のドア下被駆動部35Aに当接される。そして、車両41からの指令信号により、第2のモータM2の正方向回転により駆動用ローラ43は正方向回転駆動される。それによりホームドア35がスライドし、仕切り壁31の開口32が開かれる。その際、ホームドア35は上部の吊りレール34にドア吊りローラ37により吊られた状態なので、ホームドア35のドア下被駆動部35Aに当接される駆動用ローラ43の駆動により円滑に移動させることができる。
そこで、ホームドア35が開ききると、第2のモータM2の駆動は停止し、待機していた客が仕切り壁31の開口32から乗り降りする。その乗り降りが終了すると、第2のモータM2の逆方向回転により、再び逆方向に駆動用ローラ43が回転駆動されて、ホームドア35が元の位置までスライドし、仕切り壁31の開口32は閉じられる。その際にも、ホームドア35は上部の吊りレール34にドア吊りローラ37により吊られた状態なので、ホームドア35のドア下被駆動部35Aに対する駆動用ローラ43の駆動により円滑に移動させることができる。また、同様に、第1のモータM1の駆動力により、ホームステップ42、駆動用ローラ43、ホームドアロック解除ロッド44は車両下部の元の位置まで戻され、ホームドアロック解除ロッド44が移動することにより、再びホームドア35はホームドアロック機構33によってロックされる。
上記したように、ホームステップ42の移動及びホームドアロック機構33の解除及び再設定を同時に車両側から行うことができる。したがって、ホームドア35の制御は専ら車両側から安全かつ確実に実施できるので、停留所ホーム側自体は簡単に構築することができ、車両41内での乗車料金の精算システムを導入することにより、停留所の無人化を図ることができる。
上記したような、ホームステップ連動式の駆動用ローラがホームドアロック機構解除ロッドでホームドアロック機構を押してロックを外し、駆動用ローラを回転させてドアを開閉し、ホームステップと駆動用ローラが収納されるとホームドアロック機構解除ロッドも収納されてホームドアがロックされる機構を、本発明では機械駆動式と呼ぶ。
また、車両側から電極等によって停留所側ホームドア駆動用電力を供給する方法を採用することもできる。
本発明では、これを、電力供給方式と呼び、詳細は後述する。
上記いずれの方式も、車両停止時に駆動用ローラ位置や電極ロッド位置がホームドアとずれているとホームドアは開かないことになるので、安全機構を構築しやすい。
また、ホームドアや仕切り壁の設置により、乗客・乗務員間の視覚による乗客の確認が困難になる場合等を改善するため、停留所内に乗客が乗車希望列車の運転士に停留所停車を喚起することができる待客用希望行先(系統)レバー(ボタン)及び運転士用待客標示札(灯)を設置し、運転士が待客の有無を認識できるようにすると共に、乗降客がいない場合の列車通過を可能とする。
これらは、札やレバー等による機械的な構成だけのもの、または電気灯回路やボタンを組み合わせたもの等で構築することができる。
さらに、該当列車が駅に停車した際、停車を喚起する運転士用待客標示札(灯)を消すことが可能なアームを車両に付けたり、電気的連動で同等のことを行うこともできる。
また、本発明によれば、ホームドアを設置するものの、停留所側に必要な設備が最小限となるため、設置コストや維持管理コストを安くでき、近距離間隔で停留所を設置できる。
以下、機械駆動式の場合のシステムの動作を図5を参照しながら整理しまとめる。
図5は本発明の第1実施例のホームドアの開閉動作フローチャートである。
この図に示すように、まず、ライン状センサにより車両の乗車口及び降車口の位置がホームドアの位置に一致したか否かをチェックする(ステップS1)。ステップS1でYESの場合、第1のモータM1を駆動し、ホームステップ、駆動用ローラ及びホームドアロック解除ロッドを直線方向(ホーム側)に移動させて、ホームドアに当接させてセットする。これにより、ホームドアロック解除ロッドによってホームドアロックが解除される(ステップS2)。次に、第2のモータM2を正方向へ回転させて駆動用ローラを駆動し、ホームドアをスライドさせて開く(ステップS3)。次に、ホームドアの開口を保持する(ステップS4)。次に、停留所における利用者の乗り降りが終了したか否かをチェックする(ステップS5)。次に、停留所における利用者の乗り降りが終了したら(ステップS5のYES)、第2のモータM2を逆方向に回転させて、駆動用ローラを逆方向に回転させ、ホームドアを閉じ(ステップS6)。次に、ホームドアが閉じたかをチェックする(ステップS7)。次に、ホームドアが閉じていれば(ステップS7のYES)、第1のモータM1を駆動し、ホームステップ、駆動用ローラ及びホームドアロック解除ロッドをホーム側から逆方向に直線移動させて、初期状態に復帰させる。これにより再びホームドアはロックされる(ステップS8)。
図6は本発明の第2実施例のホームドアの構造例を示す断面図、図7はそのホーム側の構造例を示す車両側から見た正面図であり、図7(a)はドアが閉じている状態を、図7(b)はドアが開いている状態をそれぞれ示している。
この実施例では、これらの図に示すように、仕切り壁51の開口52を開閉できるように、仕切り壁51に対して車両61側にドア下被駆動部55Aを有するホームドア55が配置されている。また、ホームの下部にはホームドアロック機構53とホームドア55の下端を駆動する直線駆動機構54と、その直線駆動機構54を駆動する第2のモータM2とが配置されている。仕切り壁51の上部には吊りレール56が配置されており、ホームドア55にはドア吊りローラ57が設けられ、このドア吊りローラ57が吊りレール56上を滑動できるように構成されている。それにより、ホームドア55の上部が支持されるとともに、仕切り壁51の開口52を開閉できるようにホームドア55が水平方向にスライド可能に構成されている。従って、ホームドア55は上部の吊りレール56にドア吊りローラ57により吊られた状態なので、ホームドア55の下端の直線駆動機構54の駆動により円滑に移動させることができる。また、仕切り壁51の開口52の両側には、ホームドア55のストッパー51Aと51Bをそれぞれ配置するようにしている。なお、第1実施例では受け板31Cを配置したが、この第2実施例では、直線駆動機構54自体がホームドア55を受ける機能を持つので、格別な受け板を設ける必要はない。
一方、車両61側にはホームステップ62と直流電源67に接続される電極ロッド63とホームドアロック解除ロッド64が配置されている。これらのホームステップ62と電極ロッド63とホームドアロック解除ロッド64は車両41に搭載される第1のモータM1の駆動により、ホームドア55に対応してホームドア55方向に直線移動可能に構成されている。
また、ホームステップ62の先端部にはホームドア55の位置を正しく検知するライン状センサ62Aが設けられている。
そして、電極ロッド63がホーム側の下部に固定される受電電極66に当接すると、直流電源67から直流電力が供給されて、直線駆動機構54を駆動する第2のモータM2が駆動可能になる。
そこで、車両61の降車口及び乗車口がホームドア65と一致することをライン状センサ62Aが検知すると、ホームステップ62と電極ロッド63とホームドアロック解除ロッド64が車両61の外側に突き出され、その際に、ホームドアロック機構53はホームドアロック解除ロッド64により解除されるとともに、ホームステップ62はホームドア55の側面まで移動し、電極ロッド63がホーム側の下部に固定される受電電極66に当接し、第2のモータM2が回転可能になるとともに、直線駆動機構54も駆動可能になる。そして、車両61からの指令信号により、直線駆動機構54は駆動されて、ホームドア55はスライドし、仕切り壁51の開口52は開かれる。その際、ホームドア55は上部の吊りレール56にドア吊りローラ57により吊られた状態で、ホームドア55の下部の直線駆動機構54の駆動により円滑に移動させることができる。
そこで、ホームドア55が開ききると、第2のモータM2の駆動は停止し、ホームドア55はその位置で固定され、待機していた客が仕切り壁51の開口52から乗り降りする。その乗り降りが終了すると、直線駆動機構54の逆方向への駆動により、再びホームドア55は元の位置までスライドし、仕切り壁51の開口52は閉じられる。その際にも、ホームドア55は上部の吊りレール54にドア吊りローラ57により吊られた状態なので、ホームドア55の下部の直線駆動機構54の駆動により円滑に移動させることができる。また、同様に、第1のモータM1の駆動により、ホームステップ62、電極ロッド63、ホームドアロック解除ロッド64は、車両下部の元の位置まで戻され、ホームドアロック解除ロッド64が移動することにより、再びホームドア55は、ホームドアロック機構53によってロックされる。
上記したように、ホームステップ62の移動及びホームドアロック機構53の解除及び再設定を同時に車両側から行うことができる。したがって、ホームドア55の制御は専ら車両側から安全かつ確実に実施できるので、停留所自体は簡単に構築することができ、車両内での乗車料金の精算システムを導入することにより、停留所の無人化を図ることができる。
以下、このシステムの動作を図8を参照しながら整理しまとめる。
図8は本発明の第2実施例のホームドアの開閉動作フローチャートである。
この図に示すように、まず、ライン状センサにより車両の乗車口及び降車口の位置がホームドアの位置に一致したか否かをチェックする(ステップS11)。YESの場合、次に、第1のモータM1を駆動し、ホームステップ、電極ロッド及びホームドアロック解除ロッドを直線方向(ホーム側)に移動させて、ホームドアに当接させてセットする。これにより、ホームドアロック解除ロッドによってホームドアロックが解除される(ステップS12)。次に、ホーム側で受電電極を介して電極ロッドから第2のモータM2を回転させ、直線移動機構を正方向へ駆動し、ホームドアをスライドさせて開く(ステップS13)。次に、ホームドアの開口を保持する(ステップS14)。次に、停留所における利用者の乗り降りが終了したか否かをチェックする(ステップS15)。次に、停留所における利用者の乗り降りが終了したら(ステップS15のYES)、第2のモータM2を逆方向に回転させて、直線移動機構を逆方向へ駆動し、ホームドアを閉じる(ステップS16)。次に、ホームドアが閉じたかをチェックする(ステップS17)。次に、ホームドアが閉じていれば(ステップS17のYES)、第1のモータM1を駆動し、ホームステップ、電極ロッド及びホームドアロック解除ロッドをホーム側から逆方向に直線移動させて、初期状態に復帰させる。これにより再びホームドアはロックされる(ステップS18)。
上記した第1、第2実施例では、平面的な地上にLRT・バス複合交通システムにおける停留所が構築される例を示したが、上記したように、停留所側には格別のホームドアの制御装置を設置する必要がないので、簡便に構築することができ、車両内での乗車料金の精算システムを導入すれば、停留所の無人化を図ることができる。
このように本発明では停留所の構築が簡単なため、限られた都市空間を巧みに利用して、以下に示すようなLRT・バス複合交通システムの停留所を構築することができる。
図9は本発明の2階フロアに構築したLRT・バス複合交通システムの停留所の模式図である。
この図において、71は一般の車道、72はその一般の車道71に通じる歩道、73は施設の1階フロアであり、沿道、商業区域、ビル、ストア、レストランなど各種の施設が対象となる。74はその施設の2階フロアであり、この2階フロア74に通じるように上記した本発明のLRT・バス複合交通システムの停留所81を構築することができる。つまり、2階フロア74に連通する通路を仕切るように、本発明の方式の仕切り壁82とホームドア83を構築し、その停留所81を利用するLRT車両またはバス84の下部にホームドア83の移動のためのホームドア移動装置85を備えるようにしている。
このように、簡易なホームドアの設置により、例えば複合交通システムの共用走行路を一般道路沿道の歩道上等に設置した場合、隣接する商業施設の二階正面の壁部等にホームドアを配置し、二階フロアをそのまま停留所として活用することも可能となる。
また、交通事業者がビルの1フロアを借り受け、停留所をテナントとして設置したり、商業者のタイアップ提供により、商業スペースの一角に停留所コーナーを設け、商業者が乗客に対して接客サービスを提供することも可能となる。
これにより、用地取得も含めて停留所の設置費が安くなるだけでなく、かかる停留所はドア付きとなるため当該停留所の空調設備やエレベーター等を設備でき、乗客サービス向上になる。
つまり、このホームドア構造によって沿線ビルの一部を技術的には容易に停留所化することも可能となる。
また、ホームドアの駆動を駆動用ローラで行い、待客告知を札やレバーで行うようにすれば、停留所関連の電気的設備は一切必要としないで構築することも可能である(停電等の影響なし)。
さらに、ホームドア設置により、乗客の走行路内への転落や進入が防止でき円滑で安全な運行が可能となるだけでなく、通過列車の設定も可能となる。
このように、限られた空間に高層化してLRT・バス複合交通システムを容易に導入することができる。特に、そのホームドアの制御は車両側でのみ行うことができ、停留所側の設備としては簡便なホームドアを構築するだけでよい。
また、上記した2階フロアへのLRT・バス複合交通システムの停留所の構築に代えて、地下階への構築も容易である。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明のLRT・バス複合交通システム用停留所は、土地空間が制限されている地域にも簡便に構築することができる次世代の交通システム用停留所として利用可能である。
本発明の第1実施例を示すLRT・バス複合交通システムの模式図である。 本発明の第1実施例のホームドアの構造例を示す断面図である。 本発明の第1実施例のホームドアが閉じた状態の構造例を示す斜視図である。 本発明の第1実施例のホームドアが開きつつある状態の構造例を示す斜視図である。 本発明の第1実施例のホームドアの開閉動作フローチャートである。 本発明の第2実施例を示すホームドアの構造例を示す断面図である。 本発明の第2実施例のホームドアの構造例を示すホーム側の正面図である。 本発明の第2実施例のホームドアの開閉動作フローチャートである。 本発明の2階フロアへ構築したLRT・バス複合交通システムの停留所の模式図である。 従来のホームドアの構造例を示す断面図である。 従来のLRT・バス複合交通システムの空間的配置を示す模式図である。
符号の説明
1 LRT・バス複合交通システムの停留所
2 停留所ホーム
3,35,55,83 ホームドア
3A,35A,55A ドア下被駆動部
4,31,51,82 仕切り壁
5,11,21 降車口
6,12,22 乗車口
7 列車接近表示灯
8 待客用希望行先(系統)レバー(ボタン)
9 運転士用待客標示札(灯)
10 LRT車両
20 バス
31A,31B,51A,51B ホームドアのストッパー
31C 受け板
32,52 開口
33,53 ホームドアロック機構
34,56 吊りレール
37,57 ドア吊りローラ
41,61 車両
42,62 ホームステップ
42A,62A ライン状センサ
43 駆動用ローラ
44,64 ホームドアロック解除ロッド
M1 第1のモータ
M2 第2のモータ
54 直線駆動機構
63 電極ロッド
66 受電電極
67 直流電源
71 一般の車道
72 一般の車道に通じる歩道
73 1階フロア
74 2階フロア
81 2階フロアに通じるように構築されたLRT・バス複合交通システムの停留所
84 LRT車両またはバス
85 ホームドア移動装置

Claims (7)

  1. (a)ホームに配置される開口を有するとともに、前記開口の上方に吊りレールが設けられる仕切り壁と、
    (b)上部にドア吊りローラとホームの高さより下方に垂下するドア下被駆動部を備え、前記仕切り壁の開口を開閉可能に設けられたホームドアと、
    (c)前記ホームドアのドア下被駆動部の近傍に配置されるホームドアロック機構と、
    (d)車両の下部に設けられるとともに、車両側から制御される、前記ホームドアの開閉を行う駆動用ローラと、ホームステップとホームドアロック解除ロッドとを備え、
    (e)前記駆動用ローラと、ホームステップとホームドアロック解除ロッドを前記ホームドアのドア下被駆動部に対応するように移動させ、前記ホームドアロック解除ロッドにより前記ホームドアのロックを解除し、前記駆動用ローラの正方向回転駆動により前記ホームドアを移動させて前記仕切り壁に設けられた開口を開き、前記駆動用ローラの逆方向回転駆動により前記仕切り壁に設けられた開口を閉じ、前記ホームドアロック解除ロッドの前記ホームドアからの離脱により前記ホームドアのロックを行うことを特徴とするLRT・バス複合交通システム用停留所。
  2. (a)ホームに配置される開口を有するとともに、前記開口の上方に吊りレールが設けられる仕切り壁と、
    (b)上部にドア吊りローラとホームの高さより下方に垂下するドア下被駆動部を備え、前記仕切り壁の開口を開閉可能に設けられるホームドアと、
    (c)該ホームドアのドア下被駆動部の近傍に設けられるホームドアロック機構と、ホームドアのモータ付き直線移動機構と、
    (d)車両側に設けられるとともに、車両側から制御される前記ホームドアのモータ付き直線移動機構を駆動するための電源が接続される電極ロッドと、ホームステップとホームドアロック解除ロッドとを備え、
    (e)前記電極ロッドと、ホームステップとホームドアロック解除ロッドを前記ホームドアのドア下被駆動部に対応するように移動させ、前記ホームドアロック解除ロッドにより前記ホームドアのロックを解除し、前記直線移動機構の正方向移動により前記ホームドアを移動させて前記仕切り壁に設けられた開口を開き、前記直線移動機構の逆方向移動により前記仕切り壁に設けられた開口を閉じ、前記ホームドアロック解除ロッドの前記ホームドアからの離脱により前記ホームドアのロックを行うことを特徴とするLRT・バス複合交通システム用停留所。
  3. 請求項1又は2記載のLRT・バス複合交通システム用停留所において、前記ホームステップは仕切り壁に設けられた開口下端と高さが一致することを特徴とするLRT・バス複合交通システム用停留所。
  4. 請求項1又は2記載のLRT・バス複合交通システム用停留所において、前記ホームステップに前記ホームドアの位置と車両の降車口、乗車口の位置との一致を検知するセンサーを具備することを特徴とするLRT・バス複合交通システム用停留所。
  5. 請求項1から4の何れか一項記載のLRT・バス複合交通システム用停留所を沿線の施設に通じる階に構築したことを特徴とするLRT・バス複合交通システム用停留所。
  6. 請求項5記載のLRT・バス複合交通システム用停留所において、前記沿線の施設に通じる階が2階であることを特徴とするLRT・バス複合交通システム用停留所。
  7. 請求項5記載のLRT・バス複合交通システム用停留所において、前記沿線の施設に通じる階が地下階であることを特徴とするLRT・バス複合交通システム用停留所。
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