JP4393493B2 - スクリューフィーダー - Google Patents
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Description
すなわち、従来のスクリューフィーダーでは、図6の(ロ)に示すように、スクリュー9の回転が停止して、ダンパー18Aが付勢機構20の付勢力によって下向き排出口10の閉鎖側Bに移動する際、粉粒体Pの粘着性が高いと、その粉粒体Pが下向き排出口10から下方へ落下せず、ダンパー18Aとスクリュー9先端部との間に詰まることがある。
その場合、詰まりを生じた粉粒体Pの下方における一部は、粉粒体Pの安息角などに応じて落下することもあり、粉粒体Pを正確に計量することができなくなるおそれがある。
さらに、図6の(ロ)に示した状態で、何らかの振動などが作用すると、ダンパー18Aとスクリュー9先端部との間に詰まった粉粒体Pが、不必要なときに不測に落下することもあり、この点に改良の余地があった。
したがって、粉粒体の一部が、図6の(イ)に示すように、その安息角などに応じて横向き排出開口部から落下することになるが、その落下量は、図6の(ロ)に示した従来の落下量よりも少なく、さらに、従来のように、ダンパーとスクリュー先端部との間に詰まった粉粒体が落下するおそれもなく、その結果、たとえ粉粒体が粘着性の高いものであっても、比較的正確な量を確実に供給することができる。
そして、その筒状体と支持軸の間に入った粉粒体を排出するための貫通孔が筒状体に設けられているので、たとえ筒状体と支持軸の間に粉粒体が入り込んでも、筒状体に設けられた貫通孔から排出されるため、ダンパーは常に円滑に移動することになる。
スクリューフィーダーは、例えば、化学、食品、鉄鋼、飼料などの各種の産業分野において、複数の粉粒体を計量しながら配合する計量配合システムなどに使用されるもので、計量配合システムは、図1および図2に示すように、中央に集合シュート1を備え、集合シート1の周りに粉粒体を収容するホッパー2が複数個、この実施形態では、7個のホッパー2が配置され、各ホッパー2には、ホッパー2内の粉粒体Pを切り出して集合シュート1にまで搬送するスクリューフィーダー3がそれぞれ設けられている。
なお、詳しい説明は省略するが、集合シュート1の下方には、荷重検出装置4や計量ホッパー5などの各種機器類が配設されている。
横置きの円筒体8の内部空間は、ホッパー2内の粉粒体Pを集合シュート1にまで搬送する搬送路に形成され、円筒体8の一端側、つまり、閉鎖部材6側は、その下側周面が開口されて粉粒体Pを集合シュート1内へ排出する下向き排出口10に構成され、円筒体8の他端側、つまり、ホッパー2側には、供給部材7に設けられた供給口11が位置していて、その供給口11からホッパー2内の粉粒体Pが円筒体8内に供給されるように構成されている。
スクリュー軸12の大径軸部12a側の端部は、ベアリング14により回転自在に保持されたカップリング15を介して電動モータ16に連動連結され、スクリュー軸12の小径軸部12b側の端部は、閉鎖部材6に穿設された段付き穴6a内に挿入され、スリーブベアリング17を介して閉鎖部材6に回転自在に保持されている。
すなわち、スクリュー軸12は、その両端部がベアリング14とスリーブベアリング17により回転自在に保持され、スクリュー刃13を有する大径軸部12aが、供給部材7に設けられた供給口11を横切って下向き排出口10の端部近くにまで配設されている。
つまり、ダンパー18は、図5の(イ)、(ロ)に示すように、円筒体8の軸心L方向視において、全体が円形に構成され、その中心に小径軸部12bに外嵌する中心孔18aが設けられ、ダンパー18と筒状体19が小径軸部12bに外嵌され、小径軸部12bに沿って、換言すると、円筒体8の軸心L方向に沿って移動自在に設けられ、筒状体19のうち、ダンパー18に近い部位には、ダンパー18の中心孔18aを通って筒状体19と小径軸部12bの間に入った粉粒体Pを外部へ排出するための貫通孔19aが設けられている。
そして、筒状体19の端部は、閉鎖部材6の段付き穴6a内に移動自在に内嵌され、段付き穴6aの段部と筒状体19の端縁との間に介装された付勢機構としてのコイルスプリング20により、ダンパー18が下向き排出口10を閉鎖する側に押圧されている。
そして、そのダンパー18には、図5の(ロ)に示すように、円筒体7の軸心L方向視において、中心孔18a外側の周方向にほぼ均等に開口された複数の単位開口部21a、この実施形態では、6個の単位開口部21aが設けられ、その6個の単位開口部21aによって、ダンパー18が下向き排出口10の閉鎖側Bに移動するときに下向き排出口10近傍の粉粒体Pを排出自在とする横向き排出開口部21に構成されている。
その際、各スクリューフィーダー3においては、電動モータ16によりスクリュー9が回転駆動され、そのスクリュー9の回転に伴って、供給口11から円筒体8内に供給された粉粒体Pは、円筒体8内の搬送路に沿って下向き排出口10側へと搬送される。その粉粒体Pの搬送に伴って、ダンパー18は、コイルスプリング20の付勢力に抗して下向き排出口10の開放側Aへ押圧されて開操作され、その開操作された下向き排出口10から集合シュート1内へ排出される。
その際、ダンパー18に複数の単位開口部21aからなる横向き排出開口部21が設けられているので、たとえ粉粒体Pの粘着性が高くとも、下向き排出口10近傍の粉粒体Pは横向き排出開口部21から排出される。
したがって、図6の(イ)に示すように、粉粒体Pの一部がその安息角などに応じて各単位開口部21aから落下することになるが、粉粒体Pがダンパー18とスクリュー9先端部との間に詰まることはなく、比較的正確な量を確実に供給することができる。
(1)先の実施形態では、ダンパー18の周方向にほぼ均等に6個の単位開口部21aを設けて横向き排出開口部21を構成した例を示したが、横向き排出開口部21を構成する単位開口部21aの個数や形状などは任意である。
例えば、ダンパー18の周方向に円形の単位開口部21aを複数個設けたり、円形または多角形の単位開口部21aをひとつだけ設けることもでき、要するに、取り扱う粉粒体Pの性状に応じて最適な大きさ、個数、形状などを選択して実施することになる。
筒状体19に設ける貫通孔19aについても同様で、その大きさ、個数、形状などは、取り扱う粉粒体Pの性状に応じて選択することになる。
また、スクリュー軸12を大径軸部12aと小径軸部12bにより構成し、その小径軸部12bをダンパー18の支持軸として機能するように構成した例を示したが、スクリュー軸と支持軸をそれぞれ別の軸により構成することもでき、その場合、支持軸を回転不能な固定の軸で構成することもできる。
8 円筒体
9 スクリュー
10 下向き排出口
11 供給口
12b 支持軸
18 ダンパー
19 筒状体
19a 貫通孔
20 付勢機構
21 横向き排出開口部
21a 単位開口部
A 下向き排出口の開放側
B 下向き排出口の閉鎖側
L 円筒体の軸心
P 粉粒体
Claims (3)
- 一端側の下側に粉粒体の下向き排出口が設けられ、他端側に粉粒体の供給口が設けられて、その供給口から前記下向き排出口に至る粉粒体の搬送路を形成する横置きの円筒体と、その円筒体内にほぼ同心状に配置されたスクリューを備え、前記搬送路を遮断するダンパーが、前記円筒体の軸心方向に沿って前記下向き排出口の開放側から閉鎖側にかけて移動自在に、かつ、付勢機構により前記閉鎖側に押圧されて設けられ、前記スクリューの回転に伴って前記供給口から供給される粉粒体を前記下向き排出口側へ搬送し、その粉粒体の搬送に伴って前記ダンパーを前記付勢機構の付勢力に抗して開操作して粉粒体を前記下向き排出口から排出させるスクリューフィーダーであって、
前記ダンパーに粉粒体排出用の横向き排出開口部が開口され、前記ダンパーが前記下向き排出口の閉鎖側に移動するときに前記下向き排出口近傍の粉粒体を前記横向き排出開口部から排出自在に構成してあるスクリューフィーダー。 - 前記スクリューとほぼ同心状に配置された支持軸が設けられ、その支持軸に前記ダンパーとダンパーに連設の筒状体が外嵌されて、前記ダンパーが前記支持軸に沿って移動自在に構成され、前記筒状体と支持軸の間に入った粉粒体を排出するための貫通孔が前記筒状体に設けられている請求項1に記載のスクリューフィーダー。
- 前記横向き排出開口部が、前記円筒体の軸心方向視において、前記ダンパーの周方向にほぼ均等に開口された複数の単位開口部で構成されている請求項1または2に記載のスクリューフィーダー。
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