JP4391026B2 - 2波長用開口制限フィルタおよびこれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口数および使用光の波長が互いに異なる2つの系に対して、前記使用光を各々所望の開口数に相当する光束として通過させ得る2波長用開口制限フィルタ、およびこれを用いて、情報の記録または再生がなされる際に各使用光を対応する光記録媒体上に効率良く収束させ得る光ピックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、種々の光記録媒体が開発されており、複数種の光記録媒体を共用して記録・再生し得る光ピックアップ装置が知られている。例えば、DVD(ディジタル・バーサタイル・ディスク)とCD−R(追記型光ディスク)を1つの光ピックアップ装置を用いて記録・再生する装置が知られている。
【0003】
ところで、このような2つの光記録媒体においては、DVDについては、記録密度の向上を図るため、例えば650nm程度の可視光を使用することとなっているのに対し、CD−Rについては、可視光領域の光に対して感度を有さないため、780nm程度の近赤外光を使用する必要があり、これら両者に対して共用し得る光ピックアップ装置では2つの異なる波長の光を照射光として用いる、いわゆる2波長ビーム方式によることとなる。さらに、上述した例示における2つの光記録媒体においては、各光記録媒体の特性の違いからそれぞれ開口数を異ならせる必要があり、例えばDVDについては開口数を0.6とし、CD−Rについては開口数を0.45としている。
【0004】
図8はこれらの構成を模式的に表した図である。図8(a)は、DVD59aが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記録・再生が行われる場合である。波長650nm(λ)のレーザ光が略平行光とされた状態で開口絞り52を通過し、対物レンズ58によりDVD59aの記録面上に収束せしめられる系であり、開口数は0.6となる。図8(b)は、CD−R59bが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記録・再生が行われる場合である。波長780nm(λ)のレーザ光がやや発散された状態で開口絞り52を通過し、対物レンズ58によりCD−R59bの記録面上に収束せしめられる系であり、開口数は0.45となる。
【0005】
このようにして、2波長ビーム方式の光ピックアップ装置においては、光記録媒体59の種類の相違により開口数および使用光の波長が互いに異なる2つの系に対して、開口数を切り替える手段が必要となる。このような手段としては例えば、中央部と外周部とで波長選択性が異なるように、ダイクロイックコートを施したフィルタや液晶シャッタを用いたものが知られている。また、開口絞り52を各光記録媒体とそれに対応する使用光に応じた2つの開口部が設けられた板状のものとし、各光記録媒体とそれに対応する使用光に応じていずれか一方の開口部が選択されるように機械的に切り換える方式等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記液晶シャッタや切替式により系の開口数を調整する場合は機構が複雑になりがちで、コンパクト化および低廉化の要請に反することとなる。また、上記ダイクロイックコートとしては、例えば外周部に、波長650nmの光は透過し波長780nmの光は反射させるような加工を施したものがあるが、このようなフィルタにおいては反射光がノイズとなってしまう虞がある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、開口数および使用光の波長が互いに異なる2つの系に対して、簡易な構成により前記使用光を各々所望の開口数に相当する光束として通過させ得る2波長用開口制限フィルタおよびこれを用いた光ピックアップ装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の2波長用開口制限フィルタは、絞りと平行平面板とを含んでなり、該平行平面板の少なくとも一方の面に、互いに異なる2つの波長の光のうち一方の波長λの光に対しては外周部の光量をそのまま保持せしめ、他方の波長λの光に対しては干渉効果により光束の該外周部の光量を見かけ上消失せしめるように作用する輪帯部を設け、
該輪帯部は、該輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、該輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する光とが下記条件式(1)、(2)を満足するような位相差を発生させる段差を有し、
かつ前記波長λの光に対しては前記絞りにより第1の径を有する光束として出力し、前記波長λの光に対しては前記平行平面板により第2の径を有する光束として出力する場合に、前記輪帯部の段差境界線によって形成される円の直径が、前記第1および前記第2の径の間の値を有することを特徴とするものである。
Δλ1=mλ+δ ・・・ (1)
Δλ2=(2n+1)λ/2+δ・・・ (2)
ただし、
Δλ1:波長λにおいて輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に
相当する位置を通過する光と、輪帯部が存在する場合に該輪帯部の
形成位置を通過する光との光路長差
Δλ2:波長λにおいて輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に
相当する位置を通過する光と、輪帯部が存在する場合に該輪帯部の
形成位置を通過する光との光路長差
m,n:整数
δ:波長λの整数倍からのずれ量であり、|δ|≦0.25λ
δ:波長λの整数倍+半波長からのずれ量であり、
|δ|≦0.25λ
【0009】
さらに下記条件式(3)、(4)を満足することが好ましい。
|δ|≦0.2λ ・・・ (3)
|δ|≦0.2λ ・・・ (4)
【0010】
本発明の光ピックアップ装置は、光源側から順に、請求項1または2記載の2波長用開口制限フィルタおよび光記録媒体用対物レンズが配設され、情報の記録または再生がなされる際に、第1開口数および前記波長λの光に対応する第1光記録媒体、ならびに第2開口数および前記波長λの光に対応する第2光記録媒体に対して、前記使用光を各々所望の位置に収束させるように構成されたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
まず、図7を用いて本発明の実施形態に係る2波長用開口制限フィルタを用いた光ピックアップ装置について説明する。
【0012】
この光ピックアップ装置では、図7に示すように、LD電源1からの電力供給により半導体レーザ3、4から出力されたレーザ光11がハーフミラー6により反射され、コリメータレンズ7により略平行光とされ、本実施形態の2波長用開口制限フィルタ14を介して対物レンズ8により収束光とされて光ディスク9の記録領域10上に照射される。なお、例えば、半導体レーザ4は、DVD(ディジタル・バーサタイル・ディスク)用の、波長650nm(λ)の可視域のレーザ光を出力する光源であり、半導体レーザ3は、CD−R(追記型光ディスク)等のCD系用の、波長780nm(λ)程度の近赤外域のレーザ光を出力する光源であり、プリズム5を介していずれかの半導体レーザ3、4から出力されたレーザ光11がハーフミラー6に照射されるようになっている。また、LD電源1と半導体レーザ3、4との間には切替スイッチ2が配されており、この切替スイッチ2の操作によりいずれかの半導体レーザ3、4に電力が供給されるようになっている。さらに、2波長用開口制限フィルタ14と対物レンズ8の間には、絞り12が配設されている。
【0013】
上記記録領域10には信号情報を担持したピットがトラック状に配列されるようになっており、この記録領域10からの上記レーザ光11の反射光は信号情報を担持した状態で対物レンズ8およびコリメータレンズ7を介してハーフミラー6に入射し、このハーフミラー6を透過して4分割のフォトダイオード13に入射する。このフォトダイオード13では、分割された4つのダイオード位置の各受光量を演算してデータ信号、およびフォーカスとトラッキングの各エラー信号を得る。
【0014】
なお、ハーフミラー6は光ディスク9からの戻り光の光路に対して45°傾いた状態で挿入されているのでシリンドリカルレンズと同等の作用をなし、このハーフミラー6を透過した光ビームは非点収差を有することとなり、4分割のフォトダイオード13上におけるこの戻り光のビームスポットの形状に応じてフォーカスのエラー量が決定されることとなる。なお、上記コリメータレンズ7は状況に応じて省略することも可能であり、さらに半導体レーザ3、4とハーフミラー6との間にグレーティングを挿入して3ビームによりトラッキングエラーを検出することも可能である。
【0015】
このようにこの光ピックアップ装置では、DVDとCD−R(CD系)のいずれの光ディスク9についても信号の記録・再生が可能となるように構成されている。なお、DVD、CD−R(CD系)は共にPC(ポリカーボネート)からなる保護板を有している。
【0016】
ところで、上記DVDは幾何学的厚みが0.6mm、屈折率が1.58のものが多く使用されており、上記CD−Rは幾何学的厚みが1.2mmに規格統一されており、屈折率が1.55のものが多く使用されている。また、これらの光ディスク9はそれぞれ異なる開口数の系で使用される。このピックアップ装置において光源からの光は、対物レンズ8の前段に配された本実施形態の2波長用開口制限フィルタ14を透過することにより、これらいずれの光ディスク9を用いた系についても適切な開口数を確保することができる。
【0017】
本実施形態の2波長用開口制限フィルタ14は、平行平面板よりなり対物レンズ側の面(もしくは光源側の面であってもよい)に、中央部分とは高低差を有する輪帯部15が形成されている。この輪帯部15は、下記条件式(1)、(2)を満足するように形成される。なお、図7では説明の便宜上、輪帯部15の段差を強調して示している。
【0018】
Δλ1=mλ+δ ・・・ (1)
Δλ2=(2n+1)λ/2+δ・・・ (2)
ただし、
Δλ1:波長λにおいて輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する光との光路長差
Δλ2:波長λにおいて輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する光との光路長差
m,n:整数
δ:波長λの整数倍からのずれ量であり、|δ|≦0.25λ
δ:波長λの整数倍+半波長からのずれ量であり、
|δ|≦0.25λ
【0019】
すなわちこの輪帯部15は、波長λの光に対しては、輪帯部15以外を通過する光と輪帯部15を通過する光との位相差を波長λの整数倍とし、見かけ上の位相差をなくし、光束の外周部においてその光量をそのまま保持するように作用する。他方、この輪帯部15は、波長λの光に対しては、輪帯部15が存在しないと仮定した場合にその輪帯部に相当する位置を通過する光と輪帯部が存在する場合にその輪帯部の形成位置を通過する光との位相差を(2n+1)×波長/2(ただし、nは整数、以下同様)とするような段差を有している。したがって、波長λの光に対しては、光束の外周部において輪帯部15以外を通過する光と輪帯部15を通過する光との間で位相差が1/2波長の奇数倍となり、両光の間で光を弱め合う干渉効果が生じることにより、射出される光量としては、その相殺された光量分だけ光量が見かけ上消失されたものとみなすことができる。なおこの作用に関しては、雑誌「O plus E」(1992年9月号)第66頁〜第72頁に掲載の千葉工業大学 電子工学科 小瀬 輝次著の「特集:実用化が期待される解像限界克服技術 超解像光学系」に原理的な説明がなされているが、ここでは光の干渉を以って説明する。
【0020】
このようにして例えば、波長λをDVD用に使用する650nmとし、波長λをCD−R等のCD系用に使用する780nmとした場合には、DVD用に使用する波長光に対しては光量がそのまま保持され、CD系用に使用する波長光に対しては光束の外周部の光量が見かけ上消失される。
【0021】
なお、上記δおよびδは、下記条件式(3)、(4)の範囲内とされることが好ましい。
|δ|≦0.2λ ・・・ (3)
|δ|≦0.2λ ・・・ (4)
【0022】
すなわち、ガウスの振幅分布をもった光に干渉作用を生じさせて所望の径を有する光束を得るためには、必ずしも厳密に、波長λの光に対しては1/2波長の偶数倍、波長λの光に対しては1/2波長の奇数倍の位相差を発生させる必要はなく、むしろレンズで発生する収差等を考慮し、その位相差には若干のずれがあることが好ましい。そのずれ量の数値範囲としては、およそ2割程度とされることが好ましい。
【0023】
また、フィルタ14の中央部と輪帯部15との段差境界線によって形成される円の直径は、上記各波長の系のそれぞれが必要とする開口数に応じた光束径の間の値となるように設定されていることが好ましい。例えば、DVD用に使用する波長λに対する系の開口数(0.6)に応じてフィルタ14を透過する光束の半径をRとし、CD−R等のCD系用に使用する波長λに対する系の開口数(0.45)に応じてフィルタ14を透過する光束の半径をRとした場合には、輪帯部15の境界線は、半径Rから半径をRの間の値となるように設定されていることが好ましい。さらに、この時の境界線の半径をRとした場合に、半径Rは、輪帯部15のうち半径Rから半径Rのドーナツ状部分の面積を二等分する位置が良いと考えられる。すなわち、πR −πR =πR −πR により輪帯部の境界位置の半径Rは、{(R +R )×(1/2)}1/2となる。
【0024】
輪帯部の境界位置の半径Rがこのように設定され、その外周側を輪帯部15とすることにより、波長650nm(λ)の光に対しては、輪帯部15を通過する光と中央部を通過する光との見かけ上の位相差が生じないため、フィルタ14を通過する光束の径は狭められることなく、系の開口数(0.6)を得ることができる。他方、波長780nm(λ)の光に対しては、輪帯部15を通過した光とそれよりも中央部を通過した光との位相差が1/2波長の奇数倍であるため両光が互いに干渉し合い、光束の外周部の光量を見かけ上消失せしめて系の開口数を0.45相当とすることができる。
【0025】
なお、フィルタ14に形成される輪帯部15は、中央部との境界線とは逆の、外側に位置するもう一方の境界線が、系に所望される2つの開口数のうちの大きい方の開口数に対応する位置よりも外側に存在するような凹状、または凸状の輪帯であっても良いし、あるいは外側の境界位置がフィルタ14のコバ面まで存在しない輪帯であっても良いものとする。
【0026】
このような輪帯部15を備えた2波長用開口制限フィルタ14を配することにより、DVDが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記録・再生が行われる場合には、半導体レーザ4からの波長650nm(λ)のレーザ光11がコリメータレンズ7により略平行光とされたままの状態でフィルタ14に入射することになるが、入射するレーザ光11は輪帯部15の存在に影響されず、系の開口数は0.6となり、レーザ光11は対物レンズ8によりDVDの記録面上に収束せしめられることになる。
【0027】
一方、CD−R(CD系)が所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記録・再生が行われる場合には、コリメータレンズ7の焦点位置からずらした位置に配置された半導体レーザ3からの波長780nm(λ)のレーザ光11がやや発散された状態で2波長用開口制限フィルタ14に入射することになるが、入射するレーザ光11は、輪帯部15によりその外周部の光束が干渉効果により見かけ上消失し、系の開口数は0.45相当となり、レーザ光11は対物レンズ8によりCD−R(CD系)の記録面上に収束せしめられることになる。
【0028】
なお、図7において示されている絞り12は本実施形態において必ずしも必須のものではなく、まして、従来例のように異なる2波長の使用光に対する各々所望の開口数を切り替えるために作用するものではない。
【0029】
以上説明したように、本実施形態に係る2波長用開口制限フィルタは複雑な機構を用いずに、異なった波長に対し各々所定の開口数相当の光束を得ることができるものである。すなわち、液晶シャッタや切替式により開口数の調整を行うものに比べ、明らかに単純な構成であるとともにコンパクト化および低廉化を図ることができる。また、ダイクロイックコートを施したフィルタで問題となっていた反射光の発生を防止することができる。また、本発明の2波長用開口制限フィルタは平行平面板の外周部と中央部に段差を形成するものであるため、加工が比較的容易であるとともに公差の許容度が広く製造性がよいという利点もある。
【0030】
したがって、本実施形態に係る2波長用開口制限フィルタを光ピックアップ装置に用いると、装置のコンパクト化および低廉化を図ることができる。また、反射光がレーザ光源に戻ってしまったり、フォトディテクタに入射してしまったりするようなノイズの発生を防止することができる。
【0031】
なお、特開平10−26726号公報には、光源側の面に輪帯部を設けた収差補正用光学素子が開示されているが、これは単一波長光源を対象とした光ピックアップ用の収差補正用光学素子である。また、同公報記載の光学系は、DVD用の光学系をCD系用に使用した場合に生じる大きな波面収差を減少させることを目的としたものである。すなわち、同公報記載の光学系は、2波長光源に対応したものではない。
【0032】
【実施例】
以下、本発明の2波長用開口制限フィルタおよびこれを用いた光ピックアップ装置を実施例により具体的に説明する。
【0033】
<実施例1>
図1は、実施例1に係る2波長用開口制限フィルタを備えた光ピックアップ装置の、2波長用開口制限フィルタ14から光ディスク9までを拡大した模式図である。実施例1に係る2波長用開口制限フィルタ14は、図1に示すように、対物レンズ側の面の外周部に、対物レンズ側に凹状とされた輪帯部15を有している。なお、図1では説明の便宜上、段差を強調して示している(図3において同じ)。また、図中、Xは光軸を示す(図3、8において同じ)。
【0034】
図1(a)に示すように、DVD9aが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記録・再生が行われる場合には、波長650nm(λ)のレーザ光が略平行光とされた状態でフィルタ14に入射することになるが、入射するレーザ光は輪帯部15の存在に影響されず、系の開口数は0.6となり、これによりレーザ光は絞り12を透過して対物レンズ8によりDVD9aの記録面上に収束せしめられる。
【0035】
他方、図1(b)に示すように、CD−R9bが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記録・再生が行われる場合には、波長780nm(λ)のレーザ光がやや発散された状態でフィルタ14に入射することになるが、入射するレーザ光は輪帯部15によりその外周部の光束が干渉作用により見かけ上消失し、系の開口数は0.45相当となり、これによりレーザ光は絞り12を透過して対物レンズ8によりCD−R9bの記録面上に収束せしめられる。
【0036】
なお、本実施例1において用いられた対物レンズ8は、両面がともに下記非球面式で表される非球面とされている。
【0037】
【数1】
Figure 0004391026
【0038】
下記表1に、実施例1に係る2波長用開口制限フィルタ14から光ディスク9までのデータ(曲率半径R、λ=650nm、780nmに対する面間隔Dおよびλ=650nm、780nmに対する屈折率N)を示す。また下記表2に、輪帯部15が形成された2波長用開口制限フィルタ14の厚みデータ、絞り12の径およびλ=650nm、780nmに対する光源位置(フィルタの光源側の面から光源までの距離)、ならびに対物レンズ8の各非球面の非球面係数の各値を示す。なお、表2において光源位置が無限大ということは、入射光束が平行光束であることを示している(以下の表3、表4において同じ)。
【0039】
【表1】
Figure 0004391026
【0040】
【表2】
Figure 0004391026
【0041】
図2は、実施例1に係る2波長用開口制限フィルタ14を備えた光ピックアップ装置の波面収差図を示すものであり、(a)は650nmの光、(b)は780nmの光に対するものである。この波面収差図から明らかなように、実施例1に係る2波長用開口制限フィルタをλ=650nmおよび780nmのいずれの系に使用した場合も、フィルタの中央部と輪帯部15の境界位置に所定の位相差が発生していることがわかる。
【0042】
<実施例2>
図3は、実施例2に係る2波長用開口制限フィルタを備えた光ピックアップ装置の、2波長用開口制限フィルタ14から光ディスク9までを拡大した模式図である。実施例2に係る2波長用開口制限フィルタ14は、図3に示すように、対物レンズ側の面の外周部に、対物レンズ側に凸状とされた輪帯部15を有している。なお、この装置において対物レンズ8は、実施例1と同様のものが用いられている。
【0043】
図3(a)に示すように、DVD9aが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記録・再生が行われる場合には、波長650nm(λ)のレーザ光が略平行光とされた状態でフィルタ14に入射することになるが、入射するレーザ光は輪帯部15の存在に影響されず、系の開口数は0.6となり、これによりレーザ光は絞り12を透過して対物レンズ8によりDVD9aの記録面上に収束せしめられる。
【0044】
他方、図3(b)に示すように、CD−R9bが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記録・再生が行われる場合には、波長780nm(λ)のレーザ光がやや発散された状態でフィルタ14に入射することになるが、入射するレーザ光は輪帯部15によりその外周部の光束が干渉作用により見かけ上消失し、系の開口数は0.45相当となり、これによりレーザ光は絞り12を透過して対物レンズ8によりCD−R9bの記録面上に収束せしめられる。
【0045】
下記表3に、実施例2に係る2波長用開口制限フィルタ14から光ディスク9までのデータ(曲率半径R、λ=650nm、780nmに対する面間隔Dおよびλ=650nm、780nmに対する屈折率N)、輪帯部15が形成された2波長用開口制限フィルタ14の厚みデータ、ならびに、絞り12の径およびλ=650nm、780nmに対する光源位置(フィルタの光源側の面から光源までの距離)の各値を示す。
【0046】
【表3】
Figure 0004391026
【0047】
図4は、実施例2に係る2波長用開口制限フィルタ14を備えた光ピックアップ装置の波面収差図を示すものであり、(a)は650nmの光、(b)は780nmの光に対するものである。この波面収差図から明らかなように、実施例2に係る2波長用開口制限フィルタをλ=650nmおよび780nmのいずれの系に使用した場合も、フィルタの中央部と輪帯部15の境界位置に所定の位相差が発生していることがわかる。
【0048】
ここで、本発明の2波長用開口制限フィルタとの比較のため、図8(a)、(b)に示したように開口絞り52により開口数を調節した場合のデータを示す。なお、この従来例においても対物レンズ8は、実施例1および2と同様のものが用いられている。下記表4に、この従来例に係る対物レンズ58から光ディスク59までのデータ(曲率半径R、λ=650nm、780nmに対する面間隔Dおよびλ=650nm、780nmに対する屈折率N)、ならびに、絞り52の径およびλ=650nm、780nmに対する光源位置(レンズの光源側の面から光源までの距離)の各値を示す。
【0049】
【表4】
Figure 0004391026
【0050】
また、図9は、従来の開口絞りによる光ピックアップ装置で集光した光のビームプロファイルを示すものであり、図5、6は、それぞれ上記実施例1、2に係る2波長用開口制限フィルタを備えた光ピックアップ装置で集光した光のビームプロファイルを示すものである。図5、6、9において(a)は650nmの光を集光した場合のビームプロファイル、(b)は780nmの光を集光した場合のビームプロファイルである。図5、6、9に示されるとおり、上記実施例1、2に係る2波長用開口制限フィルタを用いた場合、簡易な構成の装置であるにも拘わらず、NA0.6またはNA0.45となるように開口絞りを設けた従来のピックアップ装置とほぼ同様のビームプロファイルとなっていることが明らかである。
【0051】
なお、本発明の2波長用開口制限フィルタとしては上述した実施形態のものに限られず種々の態様の変更が可能であり、フィルタを形成する材料としては、例えばプラスチック材料を使用することができる。
【0052】
また、実施例においては対物レンズ側のフィルタ面に輪帯部を設けているが、光源側のレンズ面に輪帯部を設けても良いし、両方の面に総和としてフィルタの厚みの差が所定量となるように輪帯部が設けられていても良い。ただし、いずれか一方の面に形成する方が加工性の点では有利となる。
【0053】
また、本発明の2波長用開口制限フィルタは、実施例において用いた対物レンズだけでなく、他のピックアップ装置用対物レンズと組み合わせて使用してもよい。このような場合、本発明のフィルタ自身が、開口数および使用光の波長が異なる2つの系に対して、使用光を各々所望の開口数に相当する光束として通過させ得る機能を有しているので、組み合わせの自由度が高い。
【0054】
また、実施形態の説明において使用光の波長を650nmと780nmの組み合わせとしているが、本発明の2波長用開口制限フィルタはこの波長の組み合わせに限られず、他の異なる2種類の波長の組み合わせとすることもできる。例えば、ディスク厚が同じであっても、使用条件として波長が異なり、レンズの明るさ(NA)を変更する必要がある光学系に対して、本発明を応用することができる。また、所望の開口数も0.6と0.45の組み合わせに限られない。
【0055】
また、本発明の光ピックアップ装置において、記録・再生対象となる光記録媒体はDVDおよびCD−R(CD系)に限られず、使用波長および開口数の仕様が互いに異なる2つの光記録媒体を共通の光ピックアップ装置で記録・再生する場合に適用することができる。
【0056】
また、本発明の光ピックアップ装置において、波長650nmの光において平行光とし、波長780nmの光において、発散光とする例を示したが、これに限定されることなく、いずれか一方の波長の光に対して見かけ上の開口数NAを変えることができる。
【0057】
また、上記実施形態に係る光ピックアップ装置は互いに異なる波長の光を出力する各光源を設けているが、これに代えて2つの異なる波長の光を出力し得る1つの光源を設けるようにしても良い。
【0058】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の2波長用開口制限フィルタには少なくとも一方の面に、一方の波長λの光に対しては光束の外周部の光量をそのまま保持せしめ、他方の波長λの光に対しては該光量を干渉効果により見かけ上消失せしめるように作用する輪帯部が設けられている。このように単純な構成によりこの2波長用開口制限フィルタは、開口数および使用光の波長が異なる2つの系に対して使用光を各々所望の開口数に相当する光束として通過させ得るので、本発明によれば、コンパクトで製造性が良好で低廉な2波長用開口制限フィルタおよびこれを用いた光ピックアップ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る2波長用開口制限フィルタを備えた光ピックアップ装置の部分模式図
【図2】実施例1に係る2波長用開口制限フィルタを備えた光ピックアップ装置の波面収差図
【図3】実施例2に係る2波長用開口制限フィルタを備えた光ピックアップ装置の部分模式図
【図4】実施例2に係る2波長用開口制限フィルタを備えた光ピックアップ装置の波面収差図
【図5】実施例1に係る2波長用開口制限フィルタを備えた光ピックアップ装置で集光した光のビームプロファイル
【図6】実施例2に係る2波長用開口制限フィルタを備えた光ピックアップ装置で集光した光のビームプロファイル
【図7】本発明の実施形態に係る光ピックアップ装置を示す概略図
【図8】従来の光ピックアップ装置の部分模式図
【図9】従来の光ピックアップ装置で集光した光のビームプロファイル
【符号の説明】
1 LD光源
2 切替スイッチ
3,4 半導体レーザ
5 プリズム
6 ハーフミラー
7 コリメータレンズ
8 対物レンズ
9 光ディスク
10 記録領域
11 レーザ光
12 絞り
13 フォトダイオード
14 2波長用開口制限フィルタ
15 輪帯部

Claims (3)

  1. 絞りと平行平面板とを含んでなり、該平行平面板の少なくとも一方の面に、互いに異なる2つの波長の光のうち一方の波長λの光に対しては外周部の光量をそのまま保持せしめ、他方の波長λの光に対しては干渉効果により光束の該外周部の光量を見かけ上消失せしめるように作用する輪帯部を設け、
    該輪帯部は、該輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、該輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する光とが下記条件式(1)、(2)を満足するような位相差を発生させる段差を有し、
    かつ前記波長λの光に対しては前記絞りにより第1の径を有する光束として出力し、前記波長λの光に対しては前記平行平面板により第2の径を有する光束として出力する場合に、前記輪帯部の段差境界線によって形成される円の直径が、前記第1および前記第2の径の間の値を有することを特徴とする2波長用開口制限フィルタ。
    Δλ1=mλ+δ ・・・ (1)
    Δλ2=(2n+1)λ/2+δ・・・ (2)
    ただし、
    Δλ1:波長λにおいて輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に
    相当する位置を通過する光と、輪帯部が存在する場合に該輪帯部の
    形成位置を通過する光との光路長差
    Δλ2:波長λにおいて輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に
    相当する位置を通過する光と、輪帯部が存在する場合に該輪帯部の
    形成位置を通過する光との光路長差
    m,n:整数
    δ:波長λの整数倍からのずれ量であり、|δ|≦0.25λ
    δ:波長λの整数倍+半波長からのずれ量であり、
    |δ|≦0.25λ
  2. 下記条件式(3)、(4)を満足することを特徴とする請求項1記載の2波長用開口制限フィルタ。
    |δ|≦0.2λ ・・・ (3)
    |δ|≦0.2λ ・・・ (4)
  3. 光源側から順に、請求項1または2記載の2波長用開口制限フィルタおよび光記録媒体用対物レンズが配設され、情報の記録または再生がなされる際に、第1開口数および前記波長λの光に対応する第1光記録媒体、ならびに第2開口数および前記波長λの光に対応する第2光記録媒体に対して、前記使用光を各々所望の位置に収束させるように構成されたことを特徴とする光ピックアップ装置。
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