JP4390628B2 - 基板処理装置及びその処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体基板(以下、「ウェーハ」と言う)を処理する基板処理装置に関し、詳しくはウェーハチャック上に保持されたウェーハ上に滴下供給された薬液をウェーハチャックの回転により塗り広げながら、所定の処理を行う基板処理装置及びその処理方法に関する。
半導体デバイスの製造プロセスに使用される基板処理装置には、フォトレジスト塗布装置、現像装置、洗浄装置、エッチング装置などがあり、例えば、特開平10−137664号公報(特許文献1)に開示されている。
図4は、従来の基板処理装置の構成を示す断面図である。図4に示す従来の基板処理装置41は、ウェーハWを保持して回転させるウェーハチャック42と、ウェーハチャック42を収容するカップ43と、ウェーハチャック42の上方にあってウェーハWに薬液を供給する薬液供給ノズル44を備えている。また、ウェーハチャック42は、モータ45に連結された回転軸46の先端に水平に固定されて回転駆動される。さらに、このウェーハチャック42の上面には、ウェーハWの裏面を支持する複数の支持ピン47および保持ピン48が設けられている。
モータ45の回転軸46は中空体により構成され、その内部に裏面洗浄用のバックリンスノズル49が挿入され、ウェーハチャック42を貫通してウェーハWの裏面側に突出している。また、回転軸46とバックリンスノズル49は、ベアリング等を含むノズル固定治具50a、50bで固定されている。バックリンスノズル49の上部には、バックリンスノズル49から供給されるリンス液が回転軸46の内部に侵入することを防止するためにキャップ51が取り付けられている。また、カップ43の底部には飛散した薬液を排出する排液口52が設けられ、バックリンスノズル49には純水等のリンス液を供給するリンス液供給部53が接続されている。
次に、この従来の基板処理装置41の動作を説明する。先ず、ウェーハチャック42上にウェーハWを載置し、支持ピン47および保持ピン48により水平固定した後、ウェーハWを回転駆動させながら、薬液供給ノズル44をウェーハW中心部の上方に移動させる。次に、薬液供給ノズル44から薬液を、ウェーハWの表面に所定の時間供給する。このとき、ウェーハW表面に塗り広げられた薬液は、遠心力で排液口51から排出されるが、一部、保持ピン48や支持ピン47を伝わってウェーハW裏面にも回り込んで付着する。
このウェーハW裏面に付着した薬液を取り除くために、リンス液供給部53よりバックリンスノズル49の先端から純水等のリンス液をウェーハWの裏面中心部に供給する。ウェーハWの裏面中心部に供給されたリンス液は、遠心力によりウェーハWの裏面に沿って外方向に流れ、ウェーハWの外周部から外方へ振り切られ、排液口52から排出される。これにより、ウェーハWの裏面全体をリンス液で均一に洗浄することができる。
特開平10−137664号公報(第2,3頁、0002段落〜0010段落、図6)
しかしながら、上述した従来の基板処理装置41には、以下のような問題があった。
回転軸46内に設けられたバックリンスノズル49は、ノズル固定治具50a、50bにより回転軸46に固定されているが、径が小さく軽量であるため、ウェーハチャック42や回転軸46が高速回転する際の振動により偏芯しやすいという問題があった。バックリンスノズル49が偏芯すると、バックリンスノズル49がウェーハチャック42や回転軸49に接触してSUS塵等の異物が発生する。この異物がウェーハWの裏面に付着すると、ウェーハWの高さにばらつきが生じ、フォトリソグラフィ工程でのデフォーカス状態となってパターン不良の原因となる。また、異物がウェーハWの表面に付着すると、欠陥となって製品の品質及び歩留りを低下させる。
また、ウェーハチャック42や回転軸46が振動してもバックリンスノズル49の偏芯を極力少なくするためには、バックリンスノズル49を回転軸46の中心部に高精度に取り付ける必要があり、その調整のための作業工数も増加し、装置稼動率や生産性を低下させる原因にもなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するために考えられたもので、簡易な構成によりウェーハに付着する異物数を大幅に低減できる機能を備えた基板処理装置及びその処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の基板処理装置は、回転軸の先端に固定されたウェーハチャックに半導体基板を載置し、前記半導体基板を回転させながら薬液を供給した後、前記回転軸の内部に設けられたバックリンスノズルからリンス液を供給して前記半導体基板の裏面を洗浄する基板処理装置であって、前記バックリンスノズルを内管と外管からなる2重管で構成し、前記内管にリンス液供給手段を接続し、前記外管に減圧手段を接続し、前記内管の開口部の位置を前記外管の開口部の位置よりも高くするとともに、前記バックリンスノズルから供給された前記リンス液が前記外管の内部に侵入しないように、前記外管の開口部の上方を覆うように前記内管の先端部に前記外管を覆うキャップを設けたことを特徴とする。
また、請求項記載の基板処理方法は、回転軸の先端に固定されたウェーハチャックに半導体基板を載置し、前記半導体基板を回転させながら薬液を供給した後、前記回転軸の内部に設けられたバックリンスノズルからリンス液を供給して前記半導体基板の裏面を洗浄する基板処理方法であって、前記バックリンスノズルを外管と外管の開口部の位置よりも開口部の位置が高い内管からなる2重管で構成するとともに、前記内管から供給された前記リンス液が前記外管の内部に侵入しないように、前記外管の開口部の上方を覆うように前記内管の先端部にキャップが設けられ、前記内管からリンス液を供給しながら、前記外管から吸引を行うことを特徴とする。
また、請求項記載の基板処理方法は、回転軸の先端に固定されたウェーハチャックに半導体基板を載置し、前記半導体基板を回転させながら薬液を供給した後、前記回転軸の内部に設けられたバックリンスノズルからリンス液を供給して前記半導体基板の裏面を洗浄する基板処理方法であって、記回転軸をともに内管と外管からなる2重管で構成され、前記バックリンスノズルは、外管と該外管の開口部の位置よりも開口部の位置が高い内管からなる2重管で構成されるとともに、前記回転軸の内管に挿入され、前記バックリンスノズルの内管から供給された前記リンス液が前記バックリンスノズルの外管の内部に侵入しないように、前記バックリンスノズルの外管の開口部の上方を覆うように前記バックリンスノズルの内管の先端部にキャップが設けられ、前記バックリンスノズルの内管及び前記回転軸の外管からリンス液とガスを供給しながら、前記バックリンスノズルの外管から吸引を行うことを特徴とする。

以上説明したように、本発明の基板処理装置及びその処理方法によれば、バックリンスノズルを内管と外管からなる2重管構造とし、内管からリンス液をウェーハに供給する際、同時に外管から発生した異物を吸引するようにしたので、ウェーハチャックの振動によりバックリンスノズルが偏芯して異物が発生しても、ウェーハへの付着を効果的に防止することができる。これにより、安定してウェーハを処理することができ、製品の品質及び歩留りを向上させることができる。
また、回転軸についても内管と外管の2重管構造とし、回転軸の外管からガスを供給する際、同時にバックリンスノズルの外管から吸引するようにしたので、基板処理装置内の気流を乱すことなく、発生した異物を吸引除去することができる。これにより、さらに安定してウェーハを処理することができ、製品の品質及び歩留りを向上させることができる。
また、ウェーハチャックの上面に回転軸の開口部を囲むリング部を設けるようにしたので、回転軸内へのリンス液侵入、ウェーハへの異物付着防止にさらに大きな効果を得ることができる。また、バックリンスノズルを回転軸の内部に固定するノズル固定治具を少なくとも3つ以上設けるようにしたので、バックリンスノズルの偏芯をさらに効果的に抑制することができる。これにより、バックリンスノズルの回転軸への取付け精度が上がり、作業工数を削減することができ、装置稼動率や生産性を向上させることができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。図1(a)は本発明の第1実施例の基板処理装置の構成を示す断面図、図1(b)は図1(a)に示したウェーハチャックの平面図である。
図1(a)、(b)に示す本実施例の基板処理装置1は、ウェーハWを保持して回転させるウェーハチャック2と、ウェーハチャック2を収容するカップ3と、ウェーハチャック2の上方にあってウェーハWに薬液を供給する薬液供給ノズル4を備えている。また、ウェーハチャック2は、モータ5に連結された回転軸6の先端に水平に固定されて回転駆動される。さらに、このウェーハチャック2の上面には、ウェーハWの裏面を支持する複数の支持ピン7および保持ピン8が設けられている。
モータ5の回転軸6は中空体により構成され、その内部に裏面洗浄用のバックリンスノズル9が挿入され、ウェーハチャック2を貫通してウェーハWの裏面側に突出している。また、回転軸6とバックリンスノズル9は、ベアリング等を含むノズル固定治具10a、10bで固定されている。バックリンスノズル9の上部には、バックリンスノズル9から供給されるリンス液が回転軸6の内部に侵入することを防止するためにキャップ11が取り付けられている。また、カップ3の底部には飛散した薬液を排出する排液口12が設けられている。
さらに、本実施例の基板処理装置1は、バックリンスノズル9がノズル内管9aとノズル外管9bからなる2重管で構成され、ノズル内管9aは純水等のリンス液を供給するリンス液供給部13に接続され、ノズル外管9bは減圧部14に接続されている。減圧部14は、小型で安価なコンバム(登録商標、ガスの排気流速を利用した真空発生器)を使用することができる。
次に、本実施例の基板処理装置1の動作を説明する。先ず、ウェーハチャック2上にウェーハWを載置し、支持ピン7および保持ピン8により水平固定した後、ウェーハWを回転駆動させながら、薬液供給ノズル4をウェーハW中心部の上方に移動させる。次に、薬液供給ノズル4から薬液を、ウェーハWの表面に所定の時間供給する。このとき、ウェーハW表面に塗り広げられた薬液は、遠心力で排液口11から排出されるが、一部、保持ピン8や支持ピン7を伝わってウェーハW裏面に回り込んで付着する。
このウェーハWの裏面に付着した薬液を取り除くために、リンス液供給部13よりバックリンスノズル9の内管9aから純水等のリンス液をウェーハWの裏面中心部に供給する。ウェーハWの裏面中心部に供給されたリンス液は、遠心力によりウェーハWの裏面に沿って外方向に流れ、ウェーハWの外周部から外方へ振り切られ、排液口12から排出される。これにより、ウェーハWの裏面全体をリンス液で均一に洗浄することができる。
さらに、本実施例の基板処理装置1は、バックリンスノズル9のノズル内管9aからウェーハWにリンス液を供給する際、同時にノズル外管9bから吸引を行う。ノズル外管9bは、減圧部14により所定の値に減圧されているので、バックリンスノズル9の偏芯によりウェーハチャック2や回転軸6に接触して発生するSUS塵等の異物を効率よく吸引することができ、ウェーハWへの異物付着を防止することができる。なお、バックリンスノズル9のノズル内管9aの高さはノズル外管9bよりも高くなるように設定され、さらにノズル内管9aの先端部にはノズル外管9bを覆うキャップ11が取り付けられているので、ノズル内管9aから供給されたリンス液はノズル外管9bの内部に侵入することなく、排液口12から排出される。そのため、ウェーハWの裏面洗浄時に、安定してノズル外管9bから異物を吸引除去することができる。
なお、本実施例では、ウェーハWの裏面を洗浄する際に異物の吸引除去を行う場合について説明したが、ウェーハW表面に薬液を供給する際にも同様にして異物の吸引除去を行うようにしてもよい。
次に、他の好ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。図2(a)は本発明の第2実施例の基板処理装置の構成を示す断面図、図2(b)は図2(a)に示したウェーハチャックの平面図である。なお、図2(a)、(b)において、上述した第1実施例と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図2(a)、(b)に示す本実施例の基板処理装置21において、上述した第1実施例と相違するところは、ウェーハチャック2を回転させる回転軸22を内管22aと外管22bからなる2重管で構成し、内管22aにバックリンスノズル9を挿入するともに、外管22bをガス供給部23に接続したことである。ガス供給部23からは、空気、窒素、アルゴン、ヘリウム又はこれらの混合ガスからなるガスが回転軸22の外管22bを通じて、キャップ11下部へ供給される。
次に、本実施例の基板処理装置21の動作を説明する。薬液供給ノズル4により、所定の時間ウェーハWを薬液処理した後、ウェーハWの裏面に付着した薬液を取り除くために、バックリンスノズル9のノズル内管9aから純水等のリンス液をウェーハWの裏面中心部に供給する。このとき、同時に回転軸22の外管22bからガスをキャップ11とウェーハチャック2の隙間に供給するとともに、ノズル外管9bから吸引を行なう。このように、外から中へ向かって気流が形成されるので、バックリンスノズル9がウェーハチャック2や回転軸6に接触して発生する異物を外方へ拡散させることなく、さらに効率よく吸引除去することができ、ウェーハWへの異物付着を効果的に防止することができる。また、このときガス供給量と吸引量はほぼ同等に設定されるので、基板処理装置21内の雰囲気を乱すことなく、安定して基板の処理を行うことができる。このような構成は、特に安定した膜厚制御やミスト防止が求められるフォトレジスト塗布装置等に大きな効果がある。
次に、他の好ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。図3(a)は本発明の第3実施例の基板処理装置の構成を示す断面図、図3(b)は図3(a)に示したウェーハチャックの平面図である。なお、図3(a)、(b)において、上述した第2実施例と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図3(a)、(b)に示す本実施例の基板処理装置31において、上述した第2実施例と相違するところは、ウェーハチャック2の上面に回転軸22の開口部を囲むようにリング部32を設けるとともに、バックリンスノズル9を少なくとも3つ以上のノズル固定治具33a〜33cで回転軸22に固定するようにしたことである。さらに、リング部32の径はキャップ11の底面の径よりも小さく、かつリング部32の高さはキャップ11の底面の高さよりも低くなるように設定されている。また、ノズル固定治具33a〜33cは、各々バックリンスノズル9の先端部、中央部及びモータ5内部に設けられている。
次に、本実施例の基板処理装置31の動作を説明する。薬液供給ノズル4により、所定の時間ウェーハWを薬液処理した後、ウェーハWの裏面に付着した薬液を取り除くために、バックリンスノズル9のノズル内管9aから純水等のリンス液をウェーハWの裏面中心部に供給する。このとき、同時に回転軸22の外管22bからガスをキャップ11とウェーハチャック2の隙間に供給するとともに、ノズル外管9bから吸引を行なう。
本実施例の基板処理装置31では、ウェーハチャック2上面のキャップ11下部に位置する箇所にリング部32を設けているので、上述したガス供給と吸引の一連の動作を、ウェーハチャック2、キャップ11及びリング部32で囲まれた領域内で効率よく行なうことができる。また、従来は、キャップ11のみでリンス液の回転軸22内部への侵入防止を図っていたが、支持ピン7や保持ピン8の跳ね返りによって、多少のリンス液が回転軸22の内部へ侵入することは防止することができなかった。本実施例のリング部32は、跳ね返ったリンス液による回転軸22内部への侵入も確実に防止することができる。
さらに、バックリンスノズル9は、その外周部を3つのノズル固定治具33a〜33cにより回転軸22に固定されているので、バックリンスノズル9の偏芯をさらに効果的に抑制し、異物の発生量を大きく低減することができる。加えて、バックリンスノズル9中心の位置出しにかかる作業工数も簡素化することができる。
このように、本実施例の基板処理装置31では、ウェーハチャック2の上面に新たにリング部32を設けるとともに、バックリンスノズル9を固定するノズル固定治具33a〜33cを増設するようにしたので、バックリンスノズル9の振動低減、リンス液の回転軸22内部への侵入防止、バックリンスノズル9とウェーハチャック2、回転軸22の接触により発生する異物の拡散防止等に大きな効果を奏する。これにより、安定して基板処理を行うことができる。
なお、上記実施例では、3つのノズル固定治具33a〜33cを設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく4つ以上のノズル固定治具を設けるようにしてもよい。また、これら複数のノズル固定治具を互いに連結すれば、バックリンスノズル9の偏芯をより確実に防止することができ、さらにバックリンスノズルの取り付け精度も向上させることができる。
さらに、本発明の基板処理装置は、ウェーハの表面を薬液処理した後に裏面を洗浄する機構を有するものであれば、どのような装置にも適用でき、例えばフォトレジスト塗布装置、現像装置、洗浄装置、エッチング装置等に適用できる。
バックリンスノズルを内管と外管からなる2重管構造とし、内管からリンス液をウェーハに供給する際、同時に外管から発生した異物を吸引することによって、ウェーハチャックの振動によりバックリンスノズルが偏芯して異物が発生しても、ウェーハへの付着を効果的に防止することができる。これにより、安定してウェーハを処理することができ、製品の品質及び歩留りを向上させることができる。
また、回転軸についても内管と外管の2重管構造とし、回転軸の外管からガスを供給する際、同時にバックリンスノズルの外管から吸引することによって、基板処理装置内の気流を乱すことなく、発生した異物を吸引除去することができる。これにより、さらに安定してウェーハを処理することができ、製品の品質及び歩留りを向上させることができる。
本発明の第1実施例の基板処理装置の断面図及びウェーハチャックの平面図 本発明の第2実施例の基板処理装置の断面図及びウェーハチャックの平面図 本発明の第3実施例の基板処理装置の断面図及びウェーハチャックの平面図 従来の基板処理装置の断面図
符号の説明
1 本発明の第1実施例の基板処理装置
2 ウェーハチャック
3 カップ
4 薬液供給ノズル
5 モータ
6 回転軸
7 支持ピン
8 保持ピン
9 バックリンスノズル
9a ノズル内管
9b ノズル外管
10a、10b ノズル固定治具
11 キャップ
12 排液口
13 リンス液供給部
14 減圧部
21 本発明の第2実施例の基板処理装置
22 回転軸
22a 内管
22b 外管
23 ガス供給部
31 本発明の第3実施例の基板処理装置
32 リング部
33a〜33c ノズル固定治具
41 従来の基板処理装置
42 ウェーハチャック
43 カップ
44 薬液供給ノズル
45 モータ
46 回転軸
47 支持ピン
48 保持ピン
49 バックリンスノズル
50a、50b ノズル固定治具
51 キャップ
52 排液口

Claims (9)

  1. 回転軸の先端に固定されたウェーハチャックに半導体基板を載置し、前記半導体基板を回転させながら薬液を供給した後、前記回転軸の内部に設けられたバックリンスノズルからリンス液を供給して前記半導体基板の裏面を洗浄する基板処理装置において、
    前記バックリンスノズルを内管と外管からなる2重管で構成し、
    前記内管の開口部の位置を前記外管の開口部の位置よりも高くするとともに、前記内管の先端部にャップを設け
    前記内管にリンス液供給手段を接続し、
    前記外管に減圧手段を接続し、
    前記キャップは、前記内管から供給された前記リンス液が前記外管の内部に侵入しないように、前記外管の開口部の上方を覆うように設けられることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記回転軸を内管と外管の2重管とし、
    前記回転軸の内管に、前記バックリンスノズルが挿入され、
    前記外管にガス供給手段を接続したことを特徴とする請求項1載の基板処理装置。
  3. 前記ガス供給手段から供給されるガスが、空気、窒素、アルゴン、ヘリウム又はこれらの混合ガスからなることを特徴とする請求項記載の基板処理装置。
  4. 前記ウェーハチャックの上面に、前記回転軸の開口部を囲むリング部を設けたことを特
    徴とする請求項1〜のいずれかに記載の基板処理装置。

  5. 前記リング部の径が前記キャップの底面の径より小さく、かつ前記リング部の高さが前記キャップの底面の高さよりも低いことを特徴とする請求項記載の基板処理装置。

  6. 前記回転軸内に前記バックリンスノズルを固定するノズル固定手段を少なくとも3つ以上設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 前記ノズル固定手段が互いに連結されていることを特徴とする請求項に記載の基板処理装置。
  8. 回転軸の先端に固定されたウェーハチャックに半導体基板を載置し、前記半導体基板を回転させながら薬液を供給した後、前記回転軸の内部に設けられたバックリンスノズルからリンス液を供給して前記半導体基板の裏面を洗浄する基板処理方法において、
    前記バックリンスノズルをと前記外管の開口部の位置よりも開口部の位置が高い内管からなる2重管で構成するとともに、
    前記リンス液が前記外管の内部に侵入しないように、前記外管の開口部の上方を覆うように前記内管の先端部にキャップが設けられ、
    前記内管からリンス液を供給しながら、前記外管から吸引を行うことを特徴とする基板処理方法。
  9. 回転軸の先端に固定されたウェーハチャックに半導体基板を載置し、前記半導体基板を回転させながら薬液を供給した後、前記回転軸の内部に設けられたバックリンスノズルからリンス液を供給して前記半導体基板の裏面を洗浄する基板処理方法において、
    記回転軸は内管と外管からなる2重管で構成され、
    前記バックリンスノズルは、外管と該外管の開口部の位置よりも開口部の位置が高い内管からなる2重管で構成されるとともに、前記回転軸の内管に挿入され、
    前記リンス液が前記バックリンスノズルの外管の内部に侵入しないように、前記バックリンスノズルの外管の開口部の上方を覆うように前記バックリンスノズルの内管の先端部にキャップが設けられ、
    前記バックリンスノズルの内管及び前記回転軸の外管からリンス液とガスを供給しながら、前記バックリンスノズルの外管から吸引を行うことを特徴とする基板処理方法。
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