JP4390349B2 - 装軌車両の操向方法および操向装置 - Google Patents

装軌車両の操向方法および操向装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、左右の各出力軸に一対のブレーキを備えるとともに、油圧モータの駆動力を差動操向手段を介して前記各出力軸に伝達するようにした装軌車両の操向方法および操向装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばブルドーザのような装軌車両の操向装置として、エンジンにて駆動される油圧ポンプにより油圧モータを駆動し、この油圧モータの出力を遊星歯車機構等の差動操向手段を介して左右の各出力軸に伝達して左右のスプロケットの回転数を異ならせることにより車両を旋回させるようにしたものが知られている。
【0003】
ところで、このような装軌車両の操向装置においては、車両の旋回時に油圧モータが車両の旋回抵抗の反力を受け、また車両の旋回半径が小さくなるにつれて油圧モータに大きな反力が作用するため、油圧ポンプ、モータの能力を越える旋回半径が得られないという問題点があった。また、この油圧モータによる操向装置の場合、旋回に必要なパワーを全て油圧でカバーする構成であるために、エンジンパワーに余裕を持たせなければならないという問題点があった。
【0004】
このような問題点に対処するために、例えば特開昭63−235173号公報においては、油圧ポンプと油圧モータとの閉回路に左右操向ブレーキ弁をそれぞれ設けるとともに、横軸に一対のブレーキを設けたものにおいて、操向レバーの操作位置が中間操作量以上となったときに、油圧モータの出力をゼロにし、かつ左右スプロケットのどちらか一方を制動するようにして、信地旋回等の旋回半径の小さな旋回を行う場合に油圧モータに反力が作用しないように構成したものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報に開示されている従来技術では、以下に述べるような問題点がある。すなわち、ブレーキによるスプロケットの制動タイミングと、駆動力からの油圧モータの切離しタイミングとの関係において、前者(制動タイミング)の方が後者(切離しタイミング)よりも遅い場合には、左右のスプロケットの相対速度が各履帯が路面から受ける負荷のみに支配されることとなり、車体の旋回半径が一定にならない。一方、前者(制動タイミング)の方が後者(切離しタイミング)よりも早い場合には、そのタイミングによっては信地旋回に入る瞬間に車体が大きな衝撃を受けることになってしまう。
【0006】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、油圧モータおよび油圧ポンプの吐出容量以上の最小旋回半径を実現することができるとともに、特に信地旋回時に発生する車両の走行・旋回の不安定な挙動を確実に防止することのできる装軌車両の操向方法および操向装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前記目的を達成するために、第1発明による装軌車両の操向方法は、
左右の各出力軸に一対のブレーキを備えるとともに、油圧ポンプからの吐出油によって油圧駆動閉回路を介して油圧モータが駆動され、この油圧モータの駆動力を差動操向手段を介して前記各出力軸に伝達するようにした装軌車両の操向方法であって、
車両の信地旋回時に、左右いずれか一方の出力軸におけるブレーキの作動と、前記油圧モータから前記差動操向手段への駆動力の伝達とを所定時間併用した後、前記油圧駆動閉回路における、前記油圧モータの上流側と下流側とを連通する連通路に配される連通弁を開作動することにより前記油圧モータから前記差動操向手段への駆動力の伝達を遮断することを特徴とするものである。
【0008】
本発明においては、車両の信地旋回時に、左右いずれか一方の出力軸におけるブレーキの作動と、油圧モータから差動操向手段への駆動力の伝達とが所定時間併用され、この後油圧モータの上流側と下流側とを連通する連通路に配される連通弁を開作動することにより油圧モータから差動操向手段への駆動力の伝達が遮断されて油圧モータがフリー状態にされる。したがって、ブレーキ作動のタイミングが遅れてそのブレーキ作動前に油圧モータのフリー状態が続くことによる不具合の発生、言い換えれば左右のスプロケットの相対速度が各履帯が路面から受ける負荷のみに支配されるといった不具合の発生を回避できるとともに、信地旋回に入る瞬間に車体に大きな衝撃が加わるといった不具合の発生も回避できる。また、この信地旋回時に、油圧モータから差動操向手段への駆動力の伝達が遮断されるので、油圧モータに路面からの反力が作用することがなく、従来の小容量の油圧モータを用いて信地旋回を行うことが可能である。
【0009】
次に、第2発明による装軌車両の操向装置は、
左右の各出力軸に一対のブレーキを備えるとともに、油圧ポンプからの吐出油によって油圧駆動閉回路を介して油圧モータが駆動され、この油圧モータの駆動力を差動操向手段を介して前記各出力軸に伝達するようにした装軌車両の操向装置であって、
(a)左右のブレーキを独立して作動させるブレーキ作動手段、
(b)前記油圧駆動閉回路における、前記油圧モータの上流側と下流側とを連通する連通路に配される連通弁を開作動することにより前記油圧モータから前記差動操向手段への駆動力の伝達を遮断する駆動力伝達遮断手段、
(c)車両の信地旋回制御指令信号が発せられたことを検出する信地旋回制御指令信号検出手段および
(d)この信地旋回制御指令信号検出手段からの出力に基づき、前記ブレーキ作動手段による左右いずれか一方の出力軸におけるブレーキの作動と、前記油圧モータから前記差動操向手段への駆動力の伝達とを所定時間併用した後、前記駆動力伝達遮断手段により前記油圧モータから前記差動操向手段への駆動力の伝達を遮断するように前記ブレーキ作動手段および前記駆動力伝達遮断手段を制御する制御手段
を備えることを特徴とするものである。
【0010】
本発明は、前記第1発明による装軌車両の操向方法をより具体的に実現するための装置に関わるものであって、前記第1発明と同様の作用効果を奏するものである。
【0011】
前記第2発明においては、さらに、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段を設け、前記制御手段は、車両の信地旋回時に前記エンジン回転数検出手段により検出されるエンジン回転数が所定回転数以下になるようにエンジンを制御するものであるのが好ましい(第3発明)。このようにすれば、片側のブレーキ作動によってその側の駆動軸が停止している際に、回転している側の駆動軸から油圧モータが駆動力を受けてモータ回転がオーバランしてしまうといった不具合の発生を回避することができ、油圧モータの耐久性を向上させることができる。
【0012】
ここで、前記制御手段は、前記信地旋回制御指令信号検出手段からの出力を受けてから所定時間経過後に所要の制御を実行するのが好ましい(第4発明)。こうすることで、信地旋回に係る制御を実行する前にオペレータの意思確認が行え、誤操作時であっても安全性を確保することができる。
【0013】
前記第2発明〜第4発明において、前記信地旋回制御指令信号検出手段は、旋回操作レバーのストロークが信地旋回領域にあり、かつその旋回操作レバーに設けられる信地旋回制御指令スイッチが押圧操作されたときに車両の信地旋回制御指令信号が発せられたことを検出するものであるのが好ましい(第5発明)。このような信地旋回制御指令スイッチを設けることで、旋回操作レバーのストロークが信地旋回領域にあった場合でも、安全上オペレータの信地旋回実施意思の最終確認を行うことができる。
【0014】
前記第5発明において、前記信地旋回領域は、前記旋回操作レバーのレバーストロークエンドの近傍領域であって全レバーストロークの20%以内の領域であり得る(第6発明)。こうすることで、信地旋回領域における旋回操作レバーのレバー調整が容易となる。
【0015】
また、前記第2発明〜第4発明において、前記信地旋回制御指令信号検出手段は、旋回操作レバーがレバーストロークエンドに達したことを検出することにより車両の信地旋回制御指令信号が発せられたことを検出するものであるのが好ましい(第7発明)。このようにすれば、油圧モータを用いる操向制御におけるパワーターン領域を最大限生かすことができる。
【0016】
前記第2発明においては、さらに、前記制御手段による制御を実行するか否かを選択するモード選択スイッチが設けられるのが好ましい(第8発明)。このようなモード選択スイッチを設けると、オペレータが信地旋回動作を実行する必要がないと判断した場合にそのモード選択スイッチを切り替え操作することで、自動的な信地旋回動作が阻止されることになり、オペレータの意思に合った制御を実行することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による装軌車両の操向方法および操向装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0020】
(第1実施例)
本実施例は、ブルドーザの操向装置に適用したものである。図1には、本発明の第1実施例に係るブルドーザの外観図が示されている。
【0021】
本実施例のブルドーザ1においては、車体2上にボンネット3および運転席4が設けられ、車体2の前進方向の左右の各側部に、車体2を前進、後進および旋回させる履帯5が設けられている。これら履帯5は、エンジンから伝達される駆動力によって対応するスプロケット6により各履帯5毎に独立して駆動される。
【0022】
また、車体2の左右の側部には、ブレード7を先端側で支持する左および右のストレートフレーム8,9の基端部がトラニオン(右側のトラニオンは図示されていない。)10によってブレード7が上昇・下降可能なように枢支されている。さらに、ブレード7には、このブレード7を上昇・下降させる左右一対のブレードリフトシリンダ11,11が車体2との間に、またブレード7を左右に傾斜させるブレース12およびブレードチルトシリンダ13がそのブレース12を左ストレートフレーム8との間に、ブレードチルトシリンダ13を右ストレートフレーム9との間に配することにより設けられている。
【0023】
また、運転席4の左側には前後進選択・操行および変速操作が可能な走行レバー(本発明における旋回操作レバーに対応する。)15および燃料コントロールダイアル16がそれぞれ設けられ、右側にはブレード7を上昇、下降、左傾斜および右傾斜させるブレードコントロールレバー18等が設けられている。なお、運転席4の前方には図示されていないがデクセルペダルが設けられている。
【0024】
次に、動力伝達系統並びに本実施例の制御システム構成が示されている図2において、エンジン20からの回転駆動力はダンパー、PTO(いずれも図示せず)を介してトルクコンバータ21に伝達され、このトルクコンバータ21の出力軸からトランスミッション(図示せず)に伝達され、このトランスミッションの出力軸からベベルギヤー22を介して横軸23に伝達される。この横軸23には、左右の遊星歯車機構(本発明における差動操向手段に相当する。)24,24がそれぞれ連結され、各遊星歯車機構24,24の出力軸がブレーキ装置25,25および終減速装置26,26を介してスプロケット6,6にそれぞれ連結される。
【0025】
前記遊星歯車機構24,24は、ステアリング用の固定容量型油圧モータ(HSSモータ)27の出力軸に取り付けられるピニオン28に駆動連結されている。また、前記トルクコンバータ21の出力側には可変容量型の油圧ポンプ(HSSポンプ)29が連結され、この油圧ポンプ29からの吐出油が管路30もしくは管路31を介して前記油圧モータ27に導入されるようになっている。これら油圧ポンプ29と油圧モータ27とを含むステアリング系油圧回路は独立閉回路とされ、油圧ポンプ29の一方側から吐出される圧油によって油圧モータ27が正方向に回転され、他方側から吐出される圧油によって油圧モータ27が逆方向に回転される。また、前記各管路30,31は連通路32を介して連通可能に接続され、この連通路32の途中には連通弁(アンロード弁)33が介挿されている。この連通弁33は、ソレノイドが消磁している時には連通路32を遮断しており、コントローラ34からのソレノイド駆動指令信号によってソレノイドが励磁された時には連通路32を連通させるように制御される。
【0026】
こうして、油圧ポンプ29の吐出油を油圧モータ27に供給し、この油圧モータ27の出力軸に連結される左右の各遊星歯車機構24,24によって左右のスプロケット6,6の回転数を異ならせることで左右の各履帯5,5の走行速度を調整して車体2を左右に旋回させるようになっている。また、油圧ポンプ29の斜板29aの角度を変えて吐出油量を変化させることで、油圧モータ27の回転数が増減されて車体2の旋回半径が制御され、斜板29aの向きを変更して吐出油の方向を変えることで、車体2の旋回方向が変化される。
【0027】
走行レバー15を手動操作すると、そのレバー位置に応じた出力電圧(レバーストローク電圧)がポテンショメータ35から出力されてその信号が前記コントローラ34に入力される。そして、このコントローラ34からの出力信号は図示されないサーボ電磁弁に入力され、このサーボ電磁弁の切換えに応じてやはり図示されないサーボポンプのピストン位置が制御され、このピストン位置に応じて前記油圧ポンプ29の斜板29aの角度が調整される。
【0028】
前記各遊星歯車機構24,24と各終減速装置26,26との間に介挿されるブレーキ装置25,25は、各ブレーキ弁(ブレーキ作動手段)36,36のソレノイドが励磁されている時には油圧が供給されてブレーキ装置25,25が非制動状態にあり、コントローラ34からのブレーキ指令信号によってソレノイドが消磁されるとブレーキ装置25,25がばね力によって制動状態になるように制御される。
【0029】
前記コントローラ34からは、前述の油圧ポンプ29の斜板29aに対する斜板指令信号、連通弁33に対するソレノイド駆動指令信号およびブレーキ弁36に対するブレーキ指令信号のほか、エンジン20に対してエンジン回転を低下させるためのエンジン絞り指令信号が発せられる。これらの各制御を可能にするために、前記コントローラ34には、前述の走行レバー15からのレバーストローク電圧信号のほか、エンジン20に付設されるエンジン回転数検出器(エンジン回転数検出手段)37からのエンジン回転数信号およびトルクコンバータ21の出力軸に付設されるトルクコンバータ出力軸回転数検出器38からのトルクコンバータ出力軸回転数信号等が入力される。
【0030】
一方、運転席4近傍の所要部には、後述する車両の信地旋回制御を行うか否かをオペレータが選択するためのON・OFF式のモード選択スイッチ39が設けられている。図3のフローチャートに示されるように、コントローラ34においては、このモード選択スイッチ39がON操作されているか否かが判定され(ステップS1)、このモード選択スイッチ39がOFFのときには、走行レバー15のレバーストロークが予め設定された信地領域(本実施例ではストロークエンド)に入っていても、通常の油圧モータ27による操向制御(以下、「HSS制御」という。)による所謂パワーターンが実行され(ステップS2)、一方、モード選択スイッチ39がON操作されているときには、走行レバー15のレバーストロークが予め設定された信地領域に入ったときに、後述する本実施例の信地旋回制御(HSS制御+ブレーキ制御)が実行される(ステップS3)。
【0031】
次に、本実施例における信地旋回制御(ブレーキ制御)について、図4に示されるフローチャートに基づいて説明する。
【0032】
T1:走行レバー15のレバーストロークが信地領域にあるか否かを判定する。本実施例において信地領域(信地ポイント)は、図5(a)に示されるように、レバーストロークが100%のとき、言い換えれば走行レバー15がストロークエンドまで倒された場合とされている。
T2〜T3:レバーストロークが信地領域にあるときには、この信地領域で走行レバー15を維持する時間を計測するタイマ1をカウントアップし、このタイマ1が所定時間(本実施例では1〜3秒程度)以上になるか否かを判定する。なお、このようにタイマ1を設けているのは、オペレータが走行レバー15をストロークエンドまで倒し、かつその位置で維持するという行為が、より車両の旋回半径を小さくしたいという意思の現れであると判断し、以下の信地旋回制御に入るのが適切であるという理由によるものである。
T4:レバーストロークが信地領域にないときには、タイマ1をクリアして再度ステップT1の判定を行う。
【0033】
T5〜T6:エンジン回転数検出器37により検出されるエンジン回転数が予め設定された所定回転数以下であるかを判定し、所定回転数以下でない場合には、エンジン回転を低下させるためにエンジン20にエンジン絞り指令を発する。この制御は、信地旋回制御の実行時に油圧モータ27の回転数がモータ許容回転数を越えることがないようにするために行われる。
【0034】
T7:エンジン回転数が所定回転数以下になったときには、一方側のブレーキ弁36にブレーキ指令信号を発してブレーキ装置25の作動を開始する。このときのブレーキ装置25の制動パターンは、図5(b)の処理Aにて示されているように、ブレーキ開放状態(a点)から圧油を戻してブレーキ圧力をa点まで低下させ、このa点からa点の方向に徐々に制動力を増加させ、時刻Tにおいてa点でブレーキが結合され、この結合後にはブレーキ圧力をゼロにするというパターンに設定されている。
【0035】
T8〜T10:ブレーキ装置25の作動が完了してから所定時間L1が経過したか否かを判定し、所定時間L1が経過している場合には、連通弁33のソレノイドに駆動指令信号を発して連通路32を連通させる。これによって、左または右のブレーキ装置25が制動されてから所定時間L1が経過した後に、油圧モータ27の出力がゼロになってその油圧モータ27がフリー状態となる、言い換えればブレーキ装置25の作動と、スプロケット6への油圧モータ27からの駆動力の伝達とが所定時間併用された後に油圧モータ27がフリー状態となる。したがって、ブレーキ装置25の作動タイミングが遅れてブレーキ装置25の作動前に油圧モータ27のフリー状態が続くことによって、左右のスプロケットの相対速度が各履帯が路面から受ける負荷のみに支配されるといった不具合の発生を回避することができる。また、信地旋回に入る瞬間に車体に大きな衝撃が加わることもなく、路面から受ける旋回反力を油圧モータ27に作用させずに、信地旋回をスムーズに行うことが可能となる。ここで、前記所定時間L1は、実験的に0.2〜0.5秒程度に設定するのが、信地旋回に入る瞬間のショックが最小となり好ましい。なお、前記連通弁33の作動はレバーストロークが信地領域を脱するまで続けられる。
【0036】
T11:レバーストロークが信地領域を脱すると、連通弁33の作動を停止させる。これによって油圧モータ27のフリー状態が解除されることになる。
T12〜T13:連通弁33の作動停止から所定時間L2が経過したか否かを判定し、所定時間L2が経過している場合には、ブレーキ装置25の開放を開始する。このときのブレーキ装置25の開放パターンは、図5(b)の処理Bにて示されているように、時刻Tにおいてブレーキ圧力がゼロの状態から圧油を供給してブレーキ圧力をb点まで上昇させ、このb点からb点の方向に徐々に制動力を減少させ、b点でブレーキが開放され、この後ブレーキ圧力をb点まで上昇させるというパターンに設定されている。ここで、前記所定時間L2は、所定時間L1と同様、実験的に0.2〜0.5秒程度に設定するのが、信地旋回から脱する瞬間のショックが最小となり好ましい。
【0037】
(第2実施例)
図6には、本発明の第2実施例における信地旋回制御のフローチャートが示されている。本実施例において、ブルドーザのハード構成およびその制御システム構成等については、第1実施例と基本的に異なるところがない。したがって、第1実施例と共通する部分についてはその説明を省略し、以下、本実施例に特有の点についてのみ説明することとする。
【0038】
本実施例においては、走行レバー15の所要部(例えばレバー先端部)に信地旋回制御指令スイッチSW1が設けられ、レバーストロークが信地領域にあり、かつ前記信地旋回制御指令スイッチSW1がON操作されたときにのみ、信地旋回制御を実行するようにされている。
【0039】
次に、本実施例における信地旋回制御(ブレーキ制御)について、図6に示されるフローチャートに基づいて説明する。
【0040】
U1:走行レバー15のレバーストロークが信地領域にあるか否かを判定する。本実施例において信地領域(信地ポイント)は、第1実施例と同様、図5(a)に示されるように、レバーストロークが100%のとき、言い換えれば走行レバー15がストロークエンドまで倒された場合とされている。
U2:レバーストロークが信地領域にあるときには、次に信地旋回制御指令スイッチSW1がON操作されたか否かを判定する。信地旋回制御指令スイッチSW1がON操作されていないときには、ステップU1に戻り、ON操作されたときには次のステップU3へ進む。
U3〜U11:これらの各ステップについては、第1実施例のT5〜T13の各ステップと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0041】
本実施例においては、オペレータが走行レバー15をストロークエンドまで倒し、かつその位置で信地旋回制御指令スイッチSW1をON操作したことによって、より車両の旋回半径を小さくしたいという意思の現れであると判断し、信地旋回制御に入るようにされている。このようにすれば、オペレータの信地旋回制御実施の最終意思確認を確実に行うことができ、制御実施指示を手動操作にて行うことになり、より安全性を確保できるという効果がある。
【0042】
(第3実施例)
図7には、本発明の第3実施例に係る信地領域を示す図(レバーストロークとポンプ斜板との関係)が示されている。
【0043】
前記各実施例においては、走行レバー15がストロークエンドまで倒されたときを信地領域に設定したものを説明したが、本実施例においては、図7に示されるように、走行レバー15のレバーストロークがフルストロークの80%以上になったときを信地領域に設定している。なお、本実施例における信地旋回制御のフローについては、図6に示される第2実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
【0044】
(第4実施例)
図8には、本発明の第4実施例における制御システム構成図が示されている。なお、以下の各実施例は、油圧ポンプと油圧モータとを含むステアリング系油圧回路の回路構成並びに油圧モータから遊星歯車機構24への駆動力の伝達を遮断する駆動力伝達遮断手段の態様が異なる種々の実施例を示すものである。また、これら各実施例では、走行レバー15の先端に信地旋回制御指令スイッチSW1が付設されたものについて示されている。
【0045】
本実施例では、油圧ポンプ40が固定容量型のポンプとされ、この油圧ポンプ40と油圧モータ27とが開回路を構成している。また、油圧ポンプ40からの吐出油を油圧モータ27に導入する管路30,31間の連通路32に第1実施例と同様の連通弁33が介挿されるとともに、油圧ポンプ40と油圧モータ27間に切換弁41が設けられ、コントローラ34からのポンプ流量指令に基づきその切換弁41の作動を制御する電磁制御弁42が設けられている。このような構成によっても前記各実施例と同様の作用効果を奏し得る。
【0046】
(第5実施例)
図9には、本発明の第5実施例における制御システム構成図が示されている。
【0047】
本実施例は、前記第4実施例において固定容量型の油圧ポンプ40に代えて、可変容量型の油圧ポンプ43を用いたものである。これ以外の構成については第4実施例と同様である。
【0048】
(第6実施例)
図10には、本発明の第6実施例における制御システム構成図が示されている。
【0049】
本実施例においては、図2に示される第1実施例における油圧ポンプ29と油圧モータ27とを含む独立閉油圧回路において、管路30,31間に2つの連通路44,45を設けるとともに、これら各連通路44,45にそれぞれリリーフ弁46,47を設けたものである。このように構成したものでは、リリーフ弁46,47のソレノイドが励磁されたときには設定リリーフ圧になり、このソレノイドが消磁されたときにはリリーフ圧がゼロになる。したがって、リリーフ圧がゼロになったときに油圧モータ27の出力がゼロになってその油圧モータ27がフリー状態となる。
【0050】
(第7実施例)
図11には、本発明の第7実施例における制御システム構成図が示されている。
【0051】
本実施例においては、図8に示される第4実施例における固定容量型の油圧ポンプ40と油圧モータ27とを含む開油圧回路において、管路30,31間に2つの連通路44,45を設けるとともに、これら各連通路44,45にそれぞれリリーフ弁46,47を設けたものである。
【0052】
(第8実施例)
図12には、本発明の第8実施例における制御システム構成図が示されている。
【0053】
本実施例においては、図9に示される第5実施例における可変容量型の油圧ポンプ43と油圧モータ27とを含む開油圧回路において、管路30,31間に2つの連通路44,45を設けるとともに、これら各連通路44,45にそれぞれリリーフ弁46,47を設けたものである。
【0060】
前記各実施例においては、車両の信地旋回時にエンジン回転数検出器37からエンジン回転数を検出してそのエンジン回転数が所定回転数以下になるように制御するものとしたが、トルクコンバータ出力軸回転数検出器38からトルクコンバータ出力軸の回転数を検出してそのトルクコンバータ出力軸回転数が所定回転数以下になるようにエンジン20に絞り指令を発するようにしても良い。また、これ以外に、車速から油圧モータの回転数を算出し、このモータ回転数が所定回転数以下になるようにエンジン20に絞り指令を発するようにしても良い
【0061】
前記各実施例では、ブルドーザが平地を走行する場合における信地旋回制御を中心に説明したが、車両が傾斜地を走行する場合を想定して、車両の傾斜角を検出する傾斜角計を設け、この傾斜角計により検出される傾斜角が所定値以上の場合に、前記エンジンの所定回転数値もしくはトルクコンバータ出力軸の所定回転数値もしくは油圧モータの所定回転数値を補正するようにすることができる。同様に、車両の牽引力や速度段等に応じて前記各所定回転数値を補正するようにできる。
【0062】
前記各実施例においては、ブルドーザに適用したものについて説明したが、本発明は、その他の装軌車両に対しても適用できるのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、第1実施例に係るブルドーザの外観図である。
【図2】 図2は、第1実施例の制御システム構成図である。
【図3】 図3は、モード選択制御のフローを示すフローチャートである。
【図4】 図4は、第1実施例の信地旋回制御のフローを示すフローチャートである。
【図5】 図5(a)は、信地領域を示す図、図5(b)は、信地旋回制御の特性図である。
【図6】 図6は、第2実施例の信地旋回制御のフローを示すフローチャートである。
【図7】 図7は、第3実施例の信地領域を示す図である。
【図8】 図8は、第4実施例の制御システム構成図である。
【図9】 図9は、第5実施例の制御システム構成図である。
【図10】 図10は、第6実施例の制御システム構成図である。
【図11】 図11は、第7実施例の制御システム構成図である。
【図12】 図12は、第8実施例の制御システム構成図である。
【符号の説明】
1 ブルドーザ
2 車体
5 履帯
6 スプロケット
15 走行レバー(旋回操作レバー)
20 エンジン
21 トルクコンバータ
23 横軸
24 遊星歯車機構(差動操向手段)
25 ブレーキ装置
27 油圧モータ
29,40,43 油圧ポンプ
30,31 管路
32,44,45 連通路
33 連通弁(アンロード弁)
34 コントローラ
35 ポテンショメータ
36 ブレーキ弁(ブレーキ作動手段)
37 エンジン回転数検出器
38 トルクコンバータ出力軸回転数検出器
39 モード選択スイッチ
41 切換弁
42 電磁制御弁
46,47 リリーフ弁
SW1 信地旋回制御指令スイッチ

Claims (8)

  1. 左右の各出力軸に一対のブレーキを備えるとともに、油圧ポンプからの吐出油によって油圧駆動閉回路を介して油圧モータが駆動され、この油圧モータの駆動力を差動操向手段を介して前記各出力軸に伝達するようにした装軌車両の操向方法であって、
    車両の信地旋回時に、左右いずれか一方の出力軸におけるブレーキの作動と、前記油圧モータから前記差動操向手段への駆動力の伝達とを所定時間併用した後、前記油圧駆動閉回路における、前記油圧モータの上流側と下流側とを連通する連通路に配される連通弁を開作動することにより前記油圧モータから前記差動操向手段への駆動力の伝達を遮断することを特徴とする装軌車両の操向方法。
  2. 左右の各出力軸に一対のブレーキを備えるとともに、油圧ポンプからの吐出油によって油圧駆動閉回路を介して油圧モータが駆動され、この油圧モータの駆動力を差動操向手段を介して前記各出力軸に伝達するようにした装軌車両の操向装置であって、
    (a)左右のブレーキを独立して作動させるブレーキ作動手段、
    (b)前記油圧駆動閉回路における、前記油圧モータの上流側と下流側とを連通する連通路に配される連通弁を開作動することにより前記油圧モータから前記差動操向手段への駆動力の伝達を遮断する駆動力伝達遮断手段、
    (c)車両の信地旋回制御指令信号が発せられたことを検出する信地旋回制御指令信号検出手段および
    (d)この信地旋回制御指令信号検出手段からの出力に基づき、前記ブレーキ作動手段による左右いずれか一方の出力軸におけるブレーキの作動と、前記油圧モータから前記差動操向手段への駆動力の伝達とを所定時間併用した後、前記駆動力伝達遮断手段により前記油圧モータから前記差動操向手段への駆動力の伝達を遮断するように前記ブレーキ作動手段および前記駆動力伝達遮断手段を制御する制御手段
    を備えることを特徴とする装軌車両の操向装置。
  3. さらに、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段を設け、前記制御手段は、車両の信地旋回時に前記エンジン回転数検出手段により検出されるエンジン回転数が所定回転数以下になるようにエンジンを制御するものである請求項2に記載の装軌車両の操向装置。
  4. 前記制御手段は、前記信地旋回制御指令信号検出手段からの出力を受けてから所定時間経過後に所要の制御を実行する請求項2に記載の装軌車両の操向装置。
  5. 前記信地旋回制御指令信号検出手段は、旋回操作レバーのストロークが信地旋回領域にあり、かつその旋回操作レバーに設けられる信地旋回制御指令スイッチが押圧操作されたときに車両の信地旋回制御指令信号が発せられたことを検出するものである請求項2〜4のいずれかに記載の装軌車両の操向装置。
  6. 前記信地旋回領域は、前記旋回操作レバーのレバーストロークエンドの近傍領域であって全レバーストロークの20%以内の領域である請求項5に記載の装軌車両の操向装置。
  7. 前記信地旋回制御指令信号検出手段は、旋回操作レバーがレバーストロークエンドに達したことを検出することにより車両の信地旋回制御指令信号が発せられたことを検出するものである請求項2〜4のいずれかに記載の装軌車両の操向装置。
  8. さらに、前記制御手段による制御を実行するか否かを選択するモード選択スイッチが設けられる請求項2に記載の装軌車両の操向装置。
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