JP4389838B2 - 遠隔操作装置、遠隔操作装置の制御方法、遠隔操作システム - Google Patents

遠隔操作装置、遠隔操作装置の制御方法、遠隔操作システム Download PDF

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Description

本発明は、車両の遠隔操作装置に関し、特に、携帯装置により遠隔地から車載装置を操作可能な遠隔操作装置に関する。
車両に近づくだけでドアのアンロックができ、また、車両から離れるだけでドアのロックを可能とするキーレスエントリシステムが知られている。また、キーレスエントリシステムのキーに遠隔操作の機能を搭載し、キーから信号を車両に送信して信号に応じた制御を車両に行わせることも多い。キーレスエントリシステムによれば、キーからの遠隔操作により、車外からドアのロック/アンロックに加え、ウィンドウやスライドルーフの開閉、エアコンの操作、等を行うことが可能となる(例えば、特許文献1参照。)。
遠隔装置では、誤って操作を行った場合、運転者が車両から離れていると操作に応じた制御が行われたことに気づかないので、例えば、知らないうちにドアがアンロックされる等の不都合が生じるおそれがある。このため、特許文献1記載の遠隔操作措置では、自車両からの距離に応じてキーレスエントリにより操作できる操作範囲を制限することで、誤った操作による不都合の発生を防止すると共に、車両から所定の距離離れた位置からも制御できた方が便利な機能の遠隔操作を可能とする。なお、制限とは、車載装置の全て又は一部の操作を禁止する場合を含む。
しかしながら、特許文献1記載の遠隔操作装置では、キーを車両に置き忘れてしまった場合について記載されていない。このため、該遠隔操作装置では、車両にキーを置き忘れると、ドアのロック等がなされないまま車両が放置されるおそれがあるという問題がある。
ところで、所定のサービスセンタを仲介して、携帯装置からドアのロック等を遠隔操作により可能とする遠隔操作システムが提案されている。該遠隔操作システムを利用すれば、キーレスエントリシステムを用いなくてもドアのロック等、車両の操作を行うことができる。
特開平7−59165号公報
しかしながら、遠隔操作システムでは、車内に乗員が存在する場合、そもそも携帯装置を用いて遠隔操作する必要がないことや乗員に不測の事態を生じさせないため、携帯装置による操作内容を受けつけないように設計されていることが多い。また、車内に乗員が存在するか否かをキーレスエントリのキーが所定の電波に応答するか否かに基づき判定する場合、キーを車内に置き忘れることで運転者が車内にいるものと判定され、遠隔操作が受けつけられない。したがって、かかる場合、ドアのロック等がなされないまま車両が放置され、かつ、携帯装置を用いた遠隔装置によりドアのロック等もできないという不都合を生じる。
本実施例は、上記問題に鑑み、キーレスエントリのキーを車内に置き忘れたことを検出して、キーを車内に置き忘れた場合には携帯装置により遠隔操作が可能な遠隔操作装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、第1の携帯装置(例えば、携帯装置18)から遠隔操作により車両の車載装置を操作可能な遠隔操作装置において、第1の携帯装置が車内にあるか否かを判定する携帯装置判定手段(例えば、キーレスエントリ装置18)と、車両の利用者車両との距離が所定以上か否かを判定する距離判定手段と、を有し、携帯装置判定手段により第1の携帯装置が車内にあると判定された場合であって、距離判定手段により利用者と車両との距離が所定以上離れていると判定された場合、遠隔地から車載装置の操作が可能な第2の携帯装置(例えば、携帯装置11)による該車載装置の操作を許可する、ことを特徴とする。
本発明によれば、キーレスエントリのキーを車内に置き忘れたことを検出して、キーを車内に置き忘れた場合には携帯装置により遠隔操作が可能な遠隔操作装置を提供することができる。
また、本発明の遠隔操作装置の一形態において、車両に乗員がいるか否かを判定する乗員判定手段を有し、乗員判定手段により車内に乗員がいないと判定された場合、第2の携帯装置により車載装置の操作を許可する、ことを特徴とする。
本発明によれば、乗員がいないことが判定された場合に、第2の携帯装置による車載装置の操作を許可するので、より確実にキーレスエントリのキーを車内に置き忘れたことを検出できる。
また、本発明の遠隔操作装置の一形態において、距離判定手段は、利用者が携帯する第2の携帯装置と車両との距離に基づき、利用者と車両との距離が所定以上か否かを判定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、車両と運転者の距離を第2の携帯装置の位置に基づき判定するので、運転者と車両との距離が所定以上か否かを正確に判定できる。
また、本発明は、第1の携帯装置から遠隔操作により車両の車載装置を操作可能な遠隔操作装置において、第1の携帯装置が車内にあるか否かを判定する携帯装置判定手段と、車両の利用者と車両との距離が所定以上か否かを判定する距離判定手段と、を有し、携帯装置判定手段により第1の携帯装置が車内にあると判定された場合であって、距離判定手段により利用者と車両との距離が所定以上離れていると判定された場合、第2の携帯装置に所定の信号を送信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、キーレスエントリのキーを車内に置き忘れたことを検出して、キーを車内に置き忘れた場合には、運転者にその旨を通知することができる。
また、本発明の遠隔操作装置の一形態において、携帯装置判定手段により第1の携帯装置が車内にあると判定された場合であって、距離判定手段により利用者と車両との距離が所定値以上離れていると判定された場合、第1の携帯装置による車載装置の操作を制限し、遠隔地から車載装置の操作が可能な第2の携帯装置による車載装置の操作を許可する、ことを特徴とする。
本発明によれば、第1の携帯装置による車載装置の操作を制限するので、第三者による車載装置の操作を防止でき、また、第2の携帯装置による車載装置の操作を許可するので、遠隔操作によりドアのロックなどセキュリティを確保することができる。
また、本発明の遠隔操作装置の一形態において、距離判定手段は、利用者が携帯する第2の携帯装置と車両との距離に基づき、利用者と車両との距離が所定以上か否かを判定する、ことを特徴とする。
キーレスエントリのキーを車内に置き忘れたことを検出して、キーを車内に置き忘れた場合には携帯装置により遠隔操作が可能な遠隔操作装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
図1は、遠隔操作により車載装置の操作が可能な遠隔操作装置が適用されたリモート制御システムの全体構成図を示す。図1のリモート制御システムでは、携帯装置11又は携帯装置18により遠隔操作装置10が有する車載装置17の遠隔操作が可能となる。
携帯装置11は、例えば携帯電話により構成され、操作ボタンの操作に応じて操作信号を送信する。操作信号は、携帯電話網やネットワークを介しセンタ12に送信され、センタ12からユーザ(例えば、車両の運転者)の車両に車載された受信装置13に送信される。
受信装置13は、センタ12から送信された操作信号を受信回路により受信して、センタ12から送信された操作信号を復調する。復調された操作信号はコントローラ5に送出され、コントローラ5はユーザの操作の内容を判別し、判別結果に応じて車載装置17を制御する。
車載装置17は、例えば、ドア、ウィンドウ、スライドルーフ、エアコン、セキュリティ装置等であり、コントローラ14は、ドア、ウィンドウ、スライドルーフを開閉させるアクチュエータ駆動し、また、エアコン、セキュリティ機能のオンオフ等を制御する。
携帯装置18は、固有のIDコードを記憶し該IDコードを発信する発信手段とを備えた例えばスマートキー(登録商標)である。コントローラ14は、携帯装置18が検出されるとドアをアンロックし、また、携帯装置18が検出されなくなるとドアをロックする、いわゆるキーレスエントリを可能とする。なお、携帯装置11又は携帯装置18は、全ての車載装置17を操作できなくてもよく、また、操作可能な車載装置17が互いに異なっていてもよい。
キーレスエントリ装置19は、携帯装置18を所持したユーザの接近を検知するものであり、具体的には、リクエスト信号を発信して、携帯装置18がリクエスト信号に応答して送信したIDコードを受信する。キーレスエントリ装置19は、受信したIDコードが、キーレスエントリ装置19に格納されているIDコードと等しいか否かを照合し、照合されればコントローラ14にIDコードが照合された旨の信号を出力する。
コントローラ14は、IDコードが照合されると、ドアのアンロックを行い、また、携帯装置18により引き続き操作が行われた場合、操作内容に応じてウィンドウの開閉等の制御を行う。コントローラ14は、携帯装置18が検出されなくなると、ドアのロックを行う。
また、キーレスエントリ装置19は、リクエスト信号を発信しても、携帯装置18からIDコードを受信しない場合、車両から所定範囲に携帯装置18が存在しないこと、又は、携帯装置18は運転者が携帯しているので運転者が所定範囲に存在しないことを検出する。
なお、携帯装置18による操作は、キーレスエントリ装置19とのリクエスト信号やIDコードの送受信が可能な距離に制限されるので、携帯装置11に比べ車両から近距離の範囲に限られる。
ところで、携帯装置18からキーレスエントリ装置19に送信されるIDコード等を搬送する電波の強度は、携帯装置18とキーレスエントリ装置19との距離に応じて減少する。かかる関係を利用すれば携帯装置18とキーレスエントリ装置19とのおよその距離を検出できる。例えば、車内に携帯装置18がある場合の電波強度を予め測定しておき、かかる電波強度を閾値として携帯装置18が車内あるか否かを判定できることとなる。キーレスエントリ装置19は、携帯装置18から送信される電波強度に基づき携帯装置18が車内にあるか否かを検出する携帯装置検出手段の機能を提供する。
距離判定手段16は、運転者と自車両との距離が所定以上か否かを判定する。自車両は、GPS(Global Positioning System)を搭載しており、GPS衛星から送信される衛星測位情報の到達時間とGPS衛星の軌道情報に基づき現在の位置を検出する。
また、運転者は携帯装置11を携帯しているので、携帯装置11の位置により運転者の位置を把握できることとなる。携帯装置11は、同様にGPSにより携帯装置11の現在位置を検出でき、また、携帯装置11の基地局との電波強度に基づき現在位置を検出できる。携帯装置11がかかる位置情報をセンタ12を介し車両に送信することで、距離判定手段16は、携帯装置11と自車両との相対距離を算出でき、携帯装置11と自車両との距離が所定以上か否かを判定できる。
なお、携帯装置11と自車両との距離が所定以上か否かは、例えば、携帯装置11から近距離用の電波を発信し、車両から応答が得られるか否かにより判定してもよい。また、携帯装置11と自車両との間の所定以上の距離とは、車両周辺に運転者がいると判断できる程度の距離をいう。
侵入センサ15は、車内に乗員がいる場合にこれを検出する。侵入センサ15は、例えば、侵入者の発する赤外線を検出する赤外線センサや、シートに加わる荷重を検出する荷重センサであり、これらにより車内に乗員がすることを検出する。また、侵入センサ15は、車両に加わる振動を検出する振動センサ、車両のドアの開閉を検出する開閉検出センサ、窓ガラスが割れた時の振動を検出するガラスセンサ、車両のドアを開けることによって生ずる車内の圧力変化を検出する圧力センサ、等により構成され、これらのセンサが各センサの検出値に設定された閾値を超えた場合、車内に侵入した者がいること、すなわち、車内に乗員がいることを検出する。
図1のリモート制御システムにより車載装置17の遠隔操作を行う処理の流れを図2のフローチャート図に基づき説明する。
ユーザは、携帯装置11を用いて、遠隔操作により可能な所望の操作を行う(S11)。例えば、ユーザは、センタ12のサーバに接続し、ユーザID又は携帯電話固有のIDと共にパスワードを入力してセンタ12から認証を受け、センタ12がHTML等で提供する内容を携帯装置11に表示し、所望の操作を選択する。センタ12は、ユーザを認証すると、携帯装置11から送信された遠隔操作の制御信号を車両の遠隔操作装置10へ送信する。
遠隔操作装置10は、当該遠隔操作を受け付けるか否かを判定する。車内に乗員がいる場合、遠隔操作により車載装置17を操作する必要がないものとして、該遠隔操作は、受けつけられないように設計されている。このため、遠隔操作装置10は、侵入センサ15により、車内に乗員がいるか否かを判定する(S12)。
車内に乗員がいると判定された場合(ステップS12のYes)、遠隔操作装置10は遠隔操作を受けつけない(S13)。遠隔操作を受信したが、車内に乗員が検出された場合、車内を撮影してユーザに送信し当該乗員を判別する等の泥棒検出処理を行ってもよい。
車内に乗員がいないと判定された場合(ステップS12のNo)、キーレスエントリ装置19は、車内に携帯装置18があるか否かを判定する(S14)。
車内に乗員がおらずかつ車内に携帯装置18がない場合(ステップS14のNo)、ユーザは携帯装置18を携帯して、すなわち、意識して車両から離れたと推定できるので、遠隔操作装置は遠隔操作を受け付け、所定の車載装置17を制御する(S16)。
車内に乗員がおらずかつ車内に携帯装置18がある場合(ステップS14のYes)、携帯装置18が車内に置き忘れられた可能性があるため、遠隔操作装置は、距離判定手段16により、携帯装置11と自車両との距離が所定以上であるか否かを判定する(S15)。かかる判定により、一時的に車両を離れ車両周辺にユーザ(運転者)がいるのか、携帯装置18を置き忘れたのか、を判定できる。
したがって、携帯装置11と自車両との距離が所定以上でない場合(ステップS15のNo)、車両周辺にユーザがいるため、遠隔操作により車載装置17を操作する必要がないとして遠隔操作装置は遠隔操作を受けつけない(S13)。
なお、携帯装置11と自車両との距離が所定以上であるか否かは、遠隔操作装置が遠隔操作の制御信号を受信した際に判定してもよい。この場合、携帯装置11と自車両との距離を判定した時点で、遠隔操作を受けつけられない旨を携帯装置11に送信する。
携帯装置11と自車両との距離が所定以上の場合(ステップS15のYes)、ユーザが携帯装置11を車内に置き忘れたと判定して、遠隔操作装置10は遠隔操作を受け付け、所定の車載装置17を制御する(S16)。これにより、携帯装置18を車内に置き忘れた場合、置き忘れられたことを確実に判定し、車内に携帯装置18が存在しても遠隔操作による車載装置17の操作が可能となる。
次いで、遠隔操作装置は、遠隔操作の受信結果をセンタ12を介して携帯装置11へ送信する(S17)。遠隔操作を受けつけないと判定した場合はその旨及び理由を、遠隔操作を受けつけた場合は操作内容と制御結果を、携帯装置11へ送信する。ユーザは、遠隔操作による車載装置17の制御が行われたか否か、行われなった場合にはその理由を確認できる。
以上のように、本実施例の遠隔操作装置は、携帯装置18が車内に置き忘れられていることを確実に判定して、遠隔操作により車載装置を操作することができる。
本実施例では、車内に携帯装置18が置き忘れられたことを検出して運転者に通知する遠隔操作装置について説明する。図3は、遠隔操作装置が、車内に携帯装置18が置き忘れられたことを検出して運転者に通知する処理手順を示すフローチャート図の一例を示す。
遠隔操作装置は、例えばエンジンが停止して所定時間が経過した場合、図3の処理を実行する。まず、遠隔操作装置は、侵入センタ15により車内に乗員がいるか否かを判定する(S21)。
車内に乗員がいると判定された場合(ステップS21のYes)、当該乗員が運転者やその知り合いなど、車両に悪意のない人物か否かを判定処理する(S27)。例えば、遠隔操作装置は、車内を撮影してユーザに送信し当該乗員が知り合いか否か等を判別させる等の泥棒検出処理を行う。
車内に乗員がいないと判定された場合(ステップS21のNo)、キーレスエントリ装置19は、車内に携帯装置18があるか否かを判定する(S22)。
車内に乗員がおらずかつ車内に携帯装置18がない場合(ステップS22のNo)、ユーザは携帯装置18を携帯して車両から離れたと推定できるので、図3の処理を終了する。
車内に乗員がおらずかつ車内に携帯装置18がある場合(ステップS22のYes)、携帯装置18が車内に置き忘れられた可能性があるため、遠隔操作装置は、距離判定手段16により、携帯装置11と自車両との距離が所定以上であるか否かを判定する(S23)。かかる判定により、一時的に車両を離れ車両周辺にユーザ(運転者)がいるのか、携帯装置18を置き忘れたのか、を判定できる。
携帯装置11と自車両との距離が所定以上でない場合(ステップS23のNo)、ユーザは車両の周辺にいるので、携帯装置18を置き忘れたわけではないものとして、図3の処理を終了する。
携帯装置11と自車両との距離が所定以上の場合(ステップS23のYes)、ユーザが携帯装置18を車内に置き忘れたと判定して、遠隔操作装置10は携帯装置18が車内に存在する旨を携帯装置11(ユーザ)に送信する(S24)。
また、ユーザは車両から離れているのであるから、ユーザが携帯装置18を用いて車載装置17を操作することはないため、遠隔操作装置は、携帯装置18による車載装置の操作を制限する(S25)。これにより、例えば、第三者が車両に乗車して携帯装置18を用いてエンジンを始動し車両を運転したり、悪戯にドアをロックしたりすること防止できる。
ユーザは、携帯装置11により、携帯装置18が車内に存在する旨の連絡を受信し、携帯装置11を用いて車載装置17を遠隔操作する(S26)。例えば、携帯装置18が車内にある場合、車両のドアがロックされていないので、ユーザは遠隔操作によりドアをロックする。また、エンジンの不意の始動や車両の盗難行為の検出などセキュリティ機能を作動させる。
本実施例によれば、携帯装置18を車内に置き忘れた場合でも、ユーザは置き忘れたことを認識でき、また、自車両とユーザの距離を検出することで携帯装置18が車内にあっても遠隔操作が受けつけられ、ドアのロックなどセキュリティを確保することができる。
以上のように、本実施の形態の遠隔操作装置は、車両にキーレスエントリのキー(携帯装置18)が置き忘れられていても、置き忘れられていること確実に判定し、遠隔操作により車載装置を操作することができる。また、車両にキーが置き忘れられていることをユーザ(運転者)に連絡できるので、ユーザは遠隔操作により車載装置を制御しセキュリティを確保することができる。
遠隔操作により車載装置の操作が可能なリモート制御システムの全体構成図である。 リモート制御システムにより車載装置の遠隔操作を行う処理の流れを示すフローチャート図の一例である。 携帯装置が置き忘れられたことを遠隔操作装置が検出して運転者に通知する処理手順を示すフローチャート図の一例である。
符号の説明
11 携帯装置(携帯電話)
12 センタ
13 受信装置
14 コントローラ
15 侵入センサ
16 距離判定手段
17 車載装置
18 携帯装置(キーレスエントリのキー)
19 キーレスエントリ装置

Claims (12)

  1. 第1の携帯装置から遠隔操作により車両の車載装置を操作可能な遠隔操作装置において、
    前記第1の携帯装置が車内にあるか否かを判定する携帯装置判定手段と、
    前記車両の利用者前記車両との距離が所定以上か否かを判定する距離判定手段と、を有し、
    前記携帯装置判定手段により前記第1の携帯装置が車内にあると判定された場合であって、前記距離判定手段により前記利用者前記車両との距離が所定以上離れていると判定された場合、遠隔地から車載装置の操作が可能な第2の携帯装置による該車載装置の操作を許可する、
    ことを特徴とする遠隔操作装置。
  2. 前記車両に乗員がいるか否かを判定する乗員判定手段を有し、
    前記乗員判定手段により車内に乗員がいないと判定された場合、前記第2の携帯装置により前記車載装置の操作を許可する、
    ことを特徴とする請求項1記載の遠隔操作装置。
  3. 前記距離判定手段は、前記利用者が携帯する前記第2の携帯装置と前記車両との距離に基づき、前記利用者前記車両との距離が所定以上か否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔操作装置。
  4. 第1の携帯装置から遠隔操作により車両の車載装置を操作可能な遠隔操作装置において、
    前記第1の携帯装置が車内にあるか否かを判定する携帯装置判定手段と、
    前記車両の利用者前記車両との距離が所定以上か否かを判定する距離判定手段と、を有し、
    前記携帯装置判定手段により前記第1の携帯装置が車内にあると判定された場合であって
    前記距離判定手段により前記利用者前記車両との距離が所定以上離れていると判定された場合、第2の携帯装置に所定の信号を送信する、
    ことを特徴とする遠隔操作装置。
  5. 前記携帯装置判定手段により前記第1の携帯装置が車内にあると判定された場合であって、
    前記距離判定手段により前記利用者と前記車両との距離が所定値以上離れていると判定された場合、
    前記第1の携帯装置による車載装置の操作を制限し、遠隔地から前記車載装置の操作が可能な第2の携帯装置による前記車載装置の操作を許可する、
    ことを特徴とする請求項4記載の遠隔操作装置。
  6. 前記距離判定手段は、前記利用者が携帯する前記第2の携帯装置と前記車両との距離に基づき、前記利用者前記車両との距離が所定以上か否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項5記載の遠隔操作装置。
  7. 前記第1の携帯装置は固有のIDコードを記憶しており、前記IDコードを発信する発信部を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は4記載の遠隔操作装置。
  8. 前記第2の携帯装置は、携帯電話である、
    ことを特徴とする請求項1又は4記載の遠隔操作装置。
  9. 第1の携帯装置から遠隔操作により車両の車載装置を操作可能な遠隔操作装置の制御方法において、
    携帯装置判定手段が、前記第1の携帯装置が車内にあるか否かを判定する車内有無判定ステップと
    距離判定手段が、前記車両の利用者と前記車両との距離が所定値以上か否かを判定する離間判定ステップと
    前記車内有無判定ステップにより、前記第1の携帯装置が車内にあると判定された場合であって、前記離間判定ステップにより前記利用者と前記車両との距離が所定以上離れていると判定された場合、遠隔地から車載装置の操作が可能な第2の携帯装置による該車載装置の操作を許可する操作許可ステップと、を有する、
    ことを特徴とする遠隔操作装置の制御方法
  10. 第1の携帯装置から遠隔操作により車両の車載装置を操作可能な遠隔操作装置の制御方法において、
    携帯装置判定手段が、前記第1の携帯装置が車内にあるか否かを判定する車内有無判定ステップと、
    距離判定手段が、前記車両の利用者と前記車両との距離が所定以上か否かを判定する離間判定ステップと
    前記車内有無判定ステップにより前記第1の携帯装置が車内にあると判定された場合であって、前記離間判定ステップにより前記利用者と前記車両との距離が所定値以上離れていると判定された場合、第2の携帯装置に所定の信号を送信する信号送信ステップと、を有する、
    ことを特徴とする遠隔操作装置の制御方法
  11. 遠隔操作により車両の車載装置を操作可能な第1の携帯装置と、前記車載装置を制御する遠隔操作装置と、を有する遠隔操作システムにおいて、
    前記遠隔操作装置は、
    前記第1の携帯装置が車内にあるか否かを判定する携帯装置判定手段と、
    前記車両の利用者と前記車両との距離が所定値以上か否かを判定する距離判定手段と、を有し、
    前記携帯装置判定手段により前記第1の携帯装置が車内にあると判定された場合であって、前記距離判定手段により前記利用者と前記車両との距離が所定値以上離れていると判定された場合、遠隔地から車載装置の操作が可能な第2の携帯装置による該車載装置の操作を許可する、
    ことを特徴とする遠隔操作システム。
  12. 遠隔操作により車両の車載装置を操作可能な第1の携帯装置と、前記車載装置を制御する遠隔操作装置と、を有する遠隔操作システムにおいて、
    前記遠隔操作装置は、
    前記第1の携帯装置が車内にあるか否かを判定する携帯装置判定手段と、
    前記車両の利用者と前記車両との距離が所定値以上か否かを判定する距離判定手段と、を有し、
    前記携帯装置判定手段により第1の携帯装置が車内にあると判定された場合であって、
    前記距離判定手段により前記利用者と前記車両との距離が所定値以上離れていると判定された場合、第2の携帯装置に所定の信号を送信する、
    ことを特徴とする遠隔操作システム。
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