JP2005333783A - 電力出力装置およびそれを備えた車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 昇降圧機能を有するマトリックスコンバータを用いた電力出力装置を提供する。
【解決手段】 昇圧動作時、双方向スイッチSc1がオンされ、コンデンサC1は、電源ラインLa,Lb間に電気的に接続される。これにより、バッテリB、リアクトルL1、マトリックスコンバータ102およびコンデンサC1によって昇圧チョッパ回路が構成される。一方、降圧動作時、双方向スイッチSc1がオフされ、コンデンサC1は、電源ラインLa,Lb間から電気的に切離される。これにより、マトリックスコンバータ102およびリアクトルL2によって降圧チョッパ回路が構成される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電力出力装置およびそれを備えた車両に関し、特に、複数の双方向スイッチからなるマトリックスコンバータを用いた電力出力装置およびそれを備えた車両に関する。
近年ますます高まりつつある省エネ・環境問題を背景に、ハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)および電気自動車(Electric Vehicle)が大きく注目されており、ハイブリッド自動車は、既に実用化されている。ハイブリッド自動車は、従来のエンジンに加え、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータジェネレータとを動力源とする自動車である。そして、このハイブリッド自動車においては、モータジェネレータによって発電された電力によって直流電源を充電することができる。
従来より、このような発電可能なハイブリッド自動車を電源設備(たとえばAC100V電源)として利用したいというニーズが存在している。すなわち、たとえば、非常・災害時の非常用電源や、キャンプ地など周囲に商用電源設備がないときの電源設備として、ハイブリッド自動車を利用しようというものである。そして、このような利用方法は、ハイブリッド自動車の商品価値を高めるものである。
ハイブリッド自動車に搭載される直流電源やモータジェネレータから電力を得るための電力変換装置の1つとして、マトリックスコンバータが期待されている。マトリックスコンバータは、一般的には、交流を直流に一旦変換することなく交流から別の周波数の交流へ直接変換可能なコンバータとして知られ、複数の双方向性のスイッチを用いてPWM(Pulse Width Modulation)制御を行なうことにより、任意の周波数の交流電力を生成することができる。
そして、このマトリックスコンバータは、直流リンク部を備えないため装置を小型化することができ、また、小容量のスイッチを用いて大容量かつ高効率の電力変換を実現できるなどの特徴を有するため、特に小型化や高効率化に対する要求特性の高いハイブリッド自動車においては、マトリックスコンバータに対する期待が高い。
このようなマトリックスコンバータの構成の一例を示すものとして、特表2002−534050号公報は、3行3列に配置された9個の双方向スイッチからなるマトリックスコンバータの構成を開示する(特許文献1参照)。
特表2002−534050号公報 特開2002−374604号公報
上述したように、マトリックスコンバータは、任意の周波数の交流電力を生成することができる。そして、マトリックスコンバータは、PWM制御によって、入力電圧を上限として任意の電圧レベルの交流電圧を生成することができる。すなわち、マトリックスコンバータは、入力電圧を任意の交流電圧に降圧する降圧コンバータとして機能し得る。
しかしながら、特許文献1に開示されたマトリックスコンバータを含め、従来のマトリックスコンバータは、昇圧機能を有しておらず、従来のマトリックスコンバータでは、入力電圧以上の交流電圧を生成することはできない。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、昇降圧機能を有するマトリックスコンバータを用いた電力出力装置を提供することである。
また、この発明の別の目的は、昇降圧機能を有するマトリックスコンバータを用いた電力出力装置を備えた車両を提供することである。
この発明によれば、電力出力装置は、一定のインダクタンスを有する電源装置と、電源装置によって発電された電力を所望の電圧および周波数に変換して電気負荷へ出力するマトリックスコンバータと、電気負荷をマトリックスコンバータと接続する対の出力ライン間に直列に接続されるコンデンサおよびスイッチとを備え、スイッチは、マトリックスコンバータが昇圧動作を行なうときオンし、マトリックスコンバータが降圧動作を行なうときオフする。
好ましくは、マトリックスコンバータは、複数の双方向スイッチを含み、昇圧動作時、複数の双方向スイッチは、所定の周期における、昇圧率に応じた第1の期間、電源装置をマトリックスコンバータと接続する対の電源ラインを互いに電気的に接続し、かつ、所定の周期における第1の期間以外の第2の期間、対の電源ラインを対の出力ラインと電気的に接続するように、スイッチング動作を行なう。
好ましくは、マトリックスコンバータは、複数の双方向スイッチを含み、降圧動作時、複数の双方向スイッチは、降圧率に応じたデューティ比でスイッチング動作を行なう。
好ましくは、電力出力装置は、対の出力ラインの少なくとも一方に設けられるコイルをさらに備える。
好ましくは、電力出力装置は、対の出力ライン間に直列に接続されるもう1つのコンデンサおよびもう1つのスイッチをさらに備え、マトリックスコンバータが昇圧動作を行なうとき、マトリックスコンバータから対の出力ラインに出力される出力電圧の極性に応じてスイッチおよびもう1つのスイッチのいずれか一方がオンし、マトリックスコンバータが降圧動作を行なうとき、スイッチおよびもう1つのスイッチの各々はオフする。
好ましくは、電源装置は、直流電源を含む。
好ましくは、電源装置は、交流電源を含む。
好ましくは、電源装置は、発電機である。
また、この発明によれば、車両は、バッテリと、m相(mは2以上の自然数)交流電力を発電するm相交流発電機と、バッテリとm相交流発電機との間に設けられるインバータと、m相交流発電機をインバータと接続する電力ラインに接続され、m相交流発電機によって発電された交流電力を所望の電圧および周波数に変換して外部へ出力するマトリックスコンバータと、マトリックスコンバータを外部と接続する対の出力ライン間に直列に接続されるコンデンサおよびスイッチとを備え、スイッチは、マトリックスコンバータが昇圧動作を行なうときオンし、マトリックスコンバータが降圧動作を行なうときオフする。
好ましくは、マトリックスコンバータは、m相交流発電機によって発電される交流電力を商用交流電力に変換して外部へ出力する。
この発明による電力出力装置においては、マトリックスコンバータが昇圧動作を行なうとき、スイッチがオンすることによりコンデンサが出力ライン間に電気的に接続され、電源装置のインダクタンス、マトリックスコンバータおよびコンデンサによって昇圧チョッパ回路が構成される。また、マトリックスコンバータが降圧動作を行なうとき、スイッチがオフすることによりコンデンサが出力ライン間で電気的に切離され、マトリックスコンバータによって降圧チョッパ回路が構成される。
したがって、この発明によれば、電源電圧を昇圧する場合も含めて、任意の電圧レベルからなる電力を出力することができる。
また、この発明による電力出力装置においては、出力ラインにコイルが設けられるので、降圧動作時の出力電圧の脈動が抑制される。
したがって、この発明によれば、電気負荷のインダクタンスが小さいときでも、脈動の小さい出力電圧を電気負荷へ出力することができる。
また、この発明による電力出力装置においては、対の出力ライン間に直列に接続されたもう1つのスイッチおよびもう1つのコンデンサをさらに備え、昇圧動作時、出力電圧の極性に応じてスイッチおよびもう1つのスイッチのいずれか一方がオンするようにしたので、コンデンサおよびもう1つのコンデンサの極性は、互いに異なる。
したがって、この発明によれば、出力電力が交流電力であっても、昇圧動作時、極性反転に伴なう遅れを生じることはない。
また、この発明による電力出力装置においては、電源装置は、直流電源を含むので、ハイブリッド自動車や電気自動車、燃料電池車などに搭載される直流電源を用いてこの電力出力装置を構築できる。
したがって、この発明によれば、上記車両に搭載された直流電源から出力される直流電力を所望の電圧および周波数に変換して外部へ出力することができる。
また、この発明による電力出力装置においては、電源装置は、交流電源を含むので、ハイブリッド自動車や電気自動車、燃料電池車などに搭載される交流発電機を用いてこの電力出力装置を構築できる。
したがって、この発明によれば、上記車両に搭載された交流発電機によって発電される電圧レベルの高低に拘わらず、交流発電機によって発電された交流電力を所望の電圧および周波数に変換して外部へ出力することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による電力出力装置の構成を示す電気回路図である。
図1を参照して、電力出力装置100は、バッテリBと、マトリックスコンバータ102と、双方向スイッチSc1と、コンデンサC1と、リアクトルL1,L2と、制御装置104とを備える。
バッテリBは、直流電源であり、バッテリ電圧V1を出力する。リアクトルL1は、バッテリBの正極に一端が接続され、電源ラインLAに他端が接続される。このリアクトルL1は、後述するようにこの電力出力装置100が昇圧チョッパ動作を行なうとき、バッテリB、リアクトルL1およびマトリックスコンバータ102で構成される閉回路に電流が流されることによって磁場エネルギーを蓄積する。
マトリックスコンバータ102は、双方向スイッチS1〜S4と、電源ラインLA,LB,La,Lbとを含む。電源ラインLAは、リアクトルL1を介してバッテリBの正極に接続され、電源ラインLBは、バッテリBの負極に接続される。電源ラインLaは、リアクトルL2を介して電気負荷106の一端に接続され、電源ラインLbは、電気負荷106の他端に接続される。
双方向スイッチS1は、電源ラインLAと電源ラインLaとの間に接続され、双方向スイッチS2は、電源ラインLBと電源ラインLaとの間に接続される。また、双方向スイッチS3は、電源ラインLAと電源ラインLbとの間に接続され、双方向スイッチS4は、電源ラインLBと電源ラインLbとの間に接続される。そして、双方向スイッチS1〜S4の各々は、制御装置104からの制御信号に応じてスイッチング動作を行ない、オン状態のときは、対応する2つの電源ライン間で双方向に電流を流すことができる。また、双方向スイッチS1〜S4の各々は、オフ状態のときは、対応する2つの電源ラインを電気的に分離する。
双方向スイッチSc1は、電源ラインLaとコンデンサC1との間に接続され、制御装置104からの制御信号に応じてオン/オフ動作を行なう。双方向スイッチSc1は、オン状態のときは、コンデンサC1を電源ラインLaと電気的に接続し、オフ状態のときは、コンデンサC1を電源ラインLaから電気的に分離する。
コンデンサC1は、双方向スイッチSc1と電源ラインLbとの間に接続される。コンデンサC1は、この電力出力装置100が昇圧チョッパ動作を行なうとき、双方向スイッチSc1がオンすることによって電源ラインLa,Lb間に電気的に接続され、マトリックスコンバータ102から供給される電荷によって充電される。
リアクトルL2は、電源ラインLaに一端が接続され、電気負荷106の一端に他端が接続される。このリアクトルL2は、後述するようにこの電力出力装置100が降圧チョッパ動作を行なうとき、電気負荷106およびマトリックスコンバータ102によって構成される閉回路に循環電流を流す。
制御装置104は、バッテリ電圧V1の検出値を電圧センサ(図示せず)から受け、その受けたバッテリ電圧V1を交流の出力電圧V2に変換して電気負荷106に供給するため、マトリックスコンバータ102における双方向スイッチS1〜S4のスイッチング動作を制御する。
また、制御装置104は、出力電圧V2の絶対値がバッテリ電圧V1以上のときは、双方向スイッチSc1をオンさせてコンデンサC1を電源ラインLa,Lb間に電気的に接続させる。一方、制御装置104は、出力電圧V2の絶対値がバッテリ電圧V1よりも低いときは、双方向スイッチSc1をオフさせてコンデンサC1を電源ラインLa,Lb間から電気的に切離す。
なお、上記において、バッテリBおよびリアクトルL1は、「電源装置」を構成する。
この電力出力装置100は、バッテリ電圧V1を昇圧または降圧して任意の出力電圧V2および周波数からなる交流電力を電気負荷106へ出力する。この電力出力装置100においては、バッテリ電圧V1以上の絶対値を有する出力電圧V2が電気負荷106へ出力されるとき、双方向スイッチSc1がオンし、リアクトルL1、マトリックスコンバータ102およびコンデンサC1は、バッテリ電圧V1を昇圧する昇圧チョッパ回路として機能する。すなわち、マトリックスコンバータ102の双方向スイッチS1,S2がオンすることによってリアクトルL1を用いてバッテリ電圧V1の昇圧動作が行なわれ、その後、出力電圧V2の極性に応じて双方向スイッチS1,S4または双方向スイッチS2,S3がオンすることによって、バッテリ電圧V1が昇圧された出力電圧V2が電気負荷106およびコンデンサC1へ出力される。
ここで、双方向スイッチS1,S2がオンしている期間中、双方向スイッチS3,S4はオフしているため、コンデンサC1とマトリックスコンバータ102との間で閉回路が構成されることはない。したがって、双方向スイッチS1,S2がオンしている期間中、コンデンサC1の電荷がマトリックスコンバータ102側へ放電されることはなく、出力電圧V2は、コンデンサC1によって維持される。このように、リアクトルL1、マトリックスコンバータ102およびコンデンサC1からなる回路は、昇圧チョッパ回路として動作する。
一方、バッテリ電圧V1よりも小さい絶対値を有する出力電圧V2が電気負荷106へ出力されるとき、双方向スイッチSc1がオフし、マトリックスコンバータ102およびリアクトルL2は、バッテリ電圧V1を降圧する降圧チョッパ回路として機能する。すなわち、出力電圧V2の極性に応じて双方向スイッチS1,S4または双方向スイッチS2,S3が所定のデューティ比でオンし、その他の期間は、双方向スイッチS2,S4がオンすることによって、バッテリ電圧V1が降圧された出力電圧V2が電気負荷106へ継続的に出力される。
ここで、オフデューティの期間において双方向スイッチS2,S4をオンするのは、電気負荷106とマトリックスコンバータ102との間に閉回路を構成し、リアクトルL2によって電気負荷106に循環電流を流すためである。このように、マトリックスコンバータ102およびリアクトルL2からなる回路は、降圧チョッパ回路として動作する。
図2は、図1に示した双方向スイッチの構成を示す回路図である。
図2を参照して、双方向スイッチS1〜S4,Sc1の各々は、パワートランジスタ62,64と、ダイオード66,68とからなる。パワートランジスタ62,64は、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)からなる。
パワートランジスタ62は、コレクタが端子70に接続され、ダイオード66のアノードにエミッタが接続され、制御装置104(図示せず)からの制御信号CSをベースに受ける。ダイオード66は、パワートランジスタ62のエミッタにアノードが接続され、カソードが端子72に接続される。
また、パワートランジスタ64は、コレクタが端子72に接続され、ダイオード68のアノードにエミッタが接続され、制御装置104からの制御信号CSをベースに受ける。ダイオード68は、パワートランジスタ64のエミッタにアノードが接続され、カソードが端子70に接続される。
そして、パワートランジスタ62とダイオード66との接続点は、パワートランジスタ64とダイオード68との接続点と接続される。端子70,72は、対応する2つの電源ラインにそれぞれ接続される。
この双方向スイッチにおいては、制御信号CSが活性化されると、パワートランジスタ62がオンし、パワートランジスタ62およびダイオード66を介して端子70から端子72へ電流を流すことができる。また、制御信号CSが活性化されると、パワートランジスタ64もオンし、パワートランジスタ64およびダイオード68を介して端子72から端子70へも電流を流すことができる。
したがって、制御信号CSが活性化されたとき、端子72よりも端子70の方が高電圧のときは、パワートランジスタ62およびダイオード66を介して端子70から端子72へ電流が流れる。なお、ダイオード68には逆バイアスがかかるので、パワートランジスタ64に逆方向の電流は流れない。また、制御信号CSが活性化されたとき、端子70よりも端子72の方が高電圧のときは、パワートランジスタ64およびダイオード68を介して端子72から端子70へ電流が流れる。なお、ダイオード66には逆バイアスがかかるので、パワートランジスタ62に逆方向の電流は流れない。
図3は、図1に示した双方向スイッチの他の構成を示す回路図である。
図3を参照して、双方向スイッチS1〜S4,Sc1の各々は、パワートランジスタ74,76からなる。パワートランジスタ74,76は、逆阻止機能付きIGBTからなる。この逆阻止機能付きIGBTは、素子に逆方向の電圧がかけられても十分な耐圧を有するものである。
パワートランジスタ74は、コレクタおよびエミッタがそれぞれ端子70,72に接続され、制御装置104(図示せず)からの制御信号CSをベースに受ける。パワートランジスタ76は、コレクタおよびエミッタがそれぞれ端子72,70に接続され、制御装置104からの制御信号CSをベースに受ける。
この双方向スイッチにおいては、制御信号CSが活性化されると、パワートランジスタ74,76がいずれもオンする。したがって、制御信号CSが活性化されたとき、端子72よりも端子70の方が高電圧のときは、パワートランジスタ74を介して端子70から端子72へ電流が流れる。なお、パワートランジスタ76には逆バイアスがかかるが、パワートランジスタ76は、逆耐圧を有するので、素子が破壊されることはない。また、制御信号CSが活性化されたとき、端子70よりも端子72の方が高電圧のときは、パワートランジスタ76を介して端子72から端子70へ電流が流れる。なお、パワートランジスタ74には逆バイアスがかかるが、パワートランジスタ74も、逆耐圧を有するので、素子が破壊されることはない。
図4は、図1に示した制御装置104の動作フローチャートである。
図4を参照して、制御装置104は、所定のサンプリングタイミングになると、バッテリ電圧V1をそのときに出力すべき出力電圧V2の絶対値と比較する(ステップS2)。制御装置104は、バッテリ電圧V1の方が出力電圧V2の絶対値よりも大きいと判断すると、マトリックスコンバータ102およびリアクトルL2を降圧チョッパ回路として機能させるため、双方向スイッチSc1をオフする(ステップS4)。そして、制御装置104は、キャリア周期Tcにおけるオン時間Ton1(Ton1<Tc)およびオフ時間Toff1を下式に基づいて算出する(ステップS6)。
Figure 2005333783
ここで、式(1)は、定常状態においてオン時間Ton1およびオフ時間Toff1におけるリアクトルL2の磁束変化量が等しくなることを用いて下式により導かれるものである。
Figure 2005333783
ここで、Δφ2on,Δφ2offは、それぞれオン時間Ton1およびオフ時間Toff1におけるリアクトルL2の磁束変化量を示し、オン時間Ton1+オフ時間Toff1=キャリア周期Tcである。
続いて、制御装置104は、キャリア周期Tcにおいてオン時間Ton1の期間中(ステップS8でYES)、そのタイミングで出力すべき出力電圧V2が正であれば(ステップS10でYES)、双方向スイッチS1,S4をオンし、双方向スイッチS2,S3をオフする(ステップS12)。また、制御装置104は、出力すべき出力電圧V2が負であれば(ステップS10でNO)、双方向スイッチS2,S3をオンし、双方向スイッチS1,S4をオフする(ステップS14)。一方、制御装置104は、キャリア周期Tcにおいてオフ時間Toff1の期間中(ステップS8でNO)、双方向スイッチS2,S4をオンし、双方向スイッチS1,S3をオフする(ステップS16)。
制御装置104は、ステップS2においてバッテリ電圧V1が出力電圧V2の絶対値以下であると判断すると、リアクトルL1、マトリックスコンバータ102およびコンデンサC1を昇圧チョッパ回路として機能させるため、双方向スイッチSc1をオンする(ステップS18)。そして、制御装置104は、キャリア周期Tcにおけるオン時間Ton2(Ton2<Tc)およびオフ時間Toff2を下式に基づいて算出する(ステップS20)。
Figure 2005333783
ここで、式(7)は、定常状態においてオン時間Ton2およびオフ時間Toff2におけるリアクトルL1の磁束変化量が等しくなることを用いて下式により導かれるものである。
Figure 2005333783
ここで、Δφ1on,Δφ1offは、それぞれオン時間Ton2およびオフ時間Toff2におけるリアクトルL1の磁束変化量を示し、オン時間Ton2+オフ時間Toff2=キャリア周期Tcである。
続いて、制御装置104は、キャリア周期Tcにおいてオン時間Ton2の期間中(ステップS22でYES)、双方向スイッチS1,S2をオンし、双方向スイッチS3,S4をオフする(ステップS24)。一方、制御装置104は、キャリア周期Tcにおいてオフ時間Toff2の期間中(ステップS22でNO)、そのタイミングで出力すべき出力電圧V2が正であれば(ステップS26でYES)、双方向スイッチS1,S4をオンし、双方向スイッチS2,S3をオフする(ステップS28)。また、制御装置104は、出力すべき出力電圧V2が負であれば(ステップS26でNO)、双方向スイッチS2,S3をオンし、双方向スイッチS1,S4をオフする(ステップS30)。
図5,図6は、この実施の形態1による電力出力装置100が降圧動作を行なうときの電流の流れを示した回路図である。なお、この図5,図6では、出力電圧V2が正のときについて代表的に示されている。
図5を参照して、双方向スイッチSc1はオフしており、キャリア周期Tcにおいてオン時間Ton1の期間中、双方向スイッチS1,S4がオンする。そうすると、バッテリBから電源ラインLA、双方向スイッチS1、電源ラインLa、リアクトルL2、電気負荷106、電源ラインLb、双方向スイッチS4、および電源ラインLBを介して電流が流れる。
図6を参照して、キャリア周期Tcにおいてオフ時間Toff1の期間中は、双方向スイッチS2,S4がオンする。そうすると、リアクトルL2、電気負荷106、電源ラインLb、双方向スイッチS4、電源ラインLB、双方向スイッチS2、および電源ラインLAによって閉回路が構成され、リアクトルL2によって電気負荷106に循環電流が流される。なお、このオフ時間Toff1の期間中も、双方向スイッチSc1はオフしている。
図7,図8は、この実施の形態1による電力出力装置100が昇圧動作を行なうときの電流の流れを示した回路図である。なお、この図7,図8では、出力電圧V2が正のときについて代表的に示されている。
図7を参照して、キャリア周期Tcにおいてオン時間Ton2の期間中、双方向スイッチS1,S2がオンする。そうすると、バッテリBからリアクトルL1、電源ラインLA、双方向スイッチS1、電源ラインLa、双方向スイッチS2、および電源ラインLBを介して電流が流れる。したがって、このオン時間Ton2の期間中、リアクトルL1に磁場エネルギーが蓄積される。
図8を参照して、キャリア周期Tcにおいてオフ時間Toff2の期間中は、双方向スイッチS1,S4がオンする。そうすると、オン時間Ton2の期間中にリアクトルL1に蓄積された磁場エネルギーが放出され、リアクトルL1から電源ラインLA、双方向スイッチS1、電源ラインLa、電気負荷106、電源ラインLb、双方向スイッチS4、電源ラインLB、およびバッテリBを介して電流が流れるとともに、コンデンサC1に出力電圧V2に相当する電荷が供給される。
なお、電力出力装置100が昇圧チョッパ動作を行なうとき、バッテリ電圧V1に対する出力電圧V2の昇圧率が一定であれば、出力電圧V2は矩形波の交流電圧となるが、オン時間Ton2とオフ時間Toff2との比率を変えることによりバッテリ電圧V1に対する出力電圧V2の昇圧率を可変とすることによって、出力電圧V2を正弦波とすることができる。
[実施の形態1の変形例]
図1に示した電力出力装置100では、昇圧動作時、電源ラインLa,Lb間にコンデンサC1が電気的に接続されるが、出力電圧V2が交流電圧であるため、出力電圧V2の極性が切換わるごとにコンデンサC1の極性が切換わり、動作の遅延を生ずるおそれがある。そこで、この実施の形態1の変形例では、出力電圧V2の極性変化を考慮して、電源ラインLa,Lb間にコンデンサが2つ設けられる。
図9は、この発明の実施の形態1の変形例による電力出力装置の構成を示す電気回路図である。
図9を参照して、この電力出力装置100Aは、図1に示した電力出力装置100の構成において、双方向スイッチSc2と、コンデンサC2とをさらに備え、制御装置104に代えて制御装置104Aを備える。双方向スイッチSc2は、電源ラインLaとコンデンサC2との間に接続され、制御装置104Aからの制御信号に応じてオン/オフ動作を行なう。双方向スイッチSc1は、オン状態のときは、コンデンサC2を電源ラインLaと電気的に接続し、オフ状態のときは、コンデンサC2を電源ラインLaから電気的に切離す。
コンデンサC2は、双方向スイッチSc2と電源ラインLbとの間に接続される。コンデンサC2は、この電力出力装置100が昇圧チョッパ動作を行なうとき、双方向スイッチSc2がオンすることによって電源ラインLa,Lb間に電気的に接続され、マトリックスコンバータ102から供給される電荷によって充電される。
制御装置104Aは、出力すべき出力電圧V2の絶対値がバッテリ電圧V1以上であって、かつ、その出力電圧V2が正のとき、双方向スイッチSc1,Sc2をそれぞれオン,オフさせてコンデンサC1のみを電源ラインLa,Lb間に電気的に接続させる。一方、制御装置104Aは、出力すべき出力電圧V2の絶対値がバッテリ電圧V1以上であって、かつ、その出力電圧V2が負のとき、双方向スイッチSc1,Sc2をそれぞれオフ,オンさせてコンデンサC2のみを電源ラインLa,Lb間に電気的に接続させる。
すなわち、制御装置104Aは、出力する出力電圧V2の極性に応じて双方向スイッチSc1,Sc2を相補的にオン/オフさせる。これによって、コンデンサC1,C2は、互いに異なる極性に充電される。
また、制御装置104Aは、出力すべき出力電圧V2の絶対値がバッテリ電圧V1よりも小さいときは、双方向スイッチSc1,Sc2をいずれもオフさせる。
なお、制御装置104Aによるマトリックスコンバータ102の制御は、図1に示した制御装置104と同じである。また、電力出力装置100Aのその他の構成は、図1に示した電力出力装置100の構成と同じである。
この電力出力装置100Aにおいては、バッテリ電圧V1以上の絶対値を有する出力電圧V2を電気負荷106へ出力する場合において、その出力電圧V2が正のとき、双方向スイッチSc1,Sc2がそれぞれオン,オフし、リアクトルL1、マトリックスコンバータ102およびコンデンサC1によって昇圧チョッパ回路が構成される。このとき、コンデンサC1は、双方向スイッチSc1に接続される端子が正極となり、電源ラインLbに接続される端子が負極となる。
一方、出力すべき出力電圧V2が負のときは、双方向スイッチSc1,Sc2がそれぞれオフ,オンし、リアクトルL1、マトリックスコンバータ102およびコンデンサC2によって昇圧チョッパ回路が構成される。このとき、コンデンサC2は、双方向スイッチSc2に接続される端子が負極となり、電源ラインLbに接続される端子が正極となる。
したがって、出力電圧V2の極性が切換わってもコンデンサC1,C2の各々において極性が切換わることはないので、コンデンサの充放電に伴なう動作の遅延が生じることはない。
図10は、図9に示した制御装置104Aの動作フローチャートである。
図10を参照して、この制御装置104Aの動作フローは、図4に示した制御装置104の制御フローにおいて、ステップS18を備えず、ステップS4,S28,S30に代えてそれぞれステップS5,S29,S31を備える。
ステップS2において、バッテリ電圧V1が出力電圧V2の絶対値よりも大きいと判断されると、制御装置104Aは、マトリックスコンバータ102およびリアクトルL2を降圧チョッパ回路として機能させるため、双方向スイッチSc1,Sc2をいずれもオフし(ステップS5)、ステップS6へ進む。一方、ステップS2において、バッテリ電圧V1が出力電圧V2の絶対値以下であると判断されると、制御装置104Aは、ステップS20へ進み、オン時間Ton2およびオフ時間Toff2を算出する。
制御装置104Aは、キャリア周期Tcにおいてオフ時間Toff2の期間中(ステップS22でNO)、そのタイミングで出力すべき出力電圧V2が正であれば(ステップS26でYES)、双方向スイッチS1,S4および双方向スイッチSc1をオンし、双方向スイッチS2,S3および双方向スイッチSc2をオフする(ステップS29)。また、制御装置104Aは、出力すべき出力電圧V2が負であれば(ステップS26でNO)、双方向スイッチS2,S3および双方向スイッチSc2をオンし、双方向スイッチS1,S4および双方向スイッチSc1をオフする(ステップS31)。
なお、キャリア周期Tcにおいてオン時間Ton2の期間中、制御装置104Aは、双方向スイッチS1,S2をオンし、方向スイッチS3,S4をオフするが(ステップS24)、双方向スイッチSc1,Sc2については、その直前のオフ時間Toff2時のスイッチ状態を維持する。これによって、オン時間Ton2の期間中、その直前のオフ時間Toff2時に充電されたコンデンサによって出力電圧V2が保持される。
以上のように、この実施の形態1によれば、昇圧動作が行なわれるとき、双方向スイッチSc1によってコンデンサC1が電源ラインLa,Lb間に電気的に接続され、リアクトルL1、マトリックスコンバータ102およびコンデンサC1によって昇圧チョッパ回路が構成される。また、降圧動作が行なわれるとき、双方向スイッチSc1によってコンデンサC1が電源ラインLa,Lb間から電気的に切離され、マトリックスコンバータ102およびリアクトルL2によって降圧チョッパ回路が構成される。したがって、電源電圧V1を昇圧または降圧した任意の出力電圧V2からなる電力を電気負荷106へ出力することができる。
また、実施の形態1の変形例によれば、昇圧動作が行なわれるとき、出力電圧V2の極性に応じて双方向スイッチSc1,Sc2が相補的にオンするようにしたので、出力電圧V2の極性に応じた電荷がコンデンサC1,C2に充電される。したがって、昇圧動作時、出力電圧V2の極性反転に伴なう遅れを生じることはない。
なお、上記においては、昇圧動作におけるオン時間Ton2の期間中、双方向スイッチS1,S2がオンし、双方向スイッチS3,S4がオフするものとしたが、双方向スイッチS3,S4がオンし、双方向スイッチS1,S2がオフするようにしてもよい。
また、電源ラインLa,Lb間に直列に接続される双方向スイッチSc1およびコンデンサC1の接続順は、上記の接続順に限られるものではなく、互いに入れ替えた接続順であってもよい。双方向スイッチSc2およびコンデンサC2の接続順についても同様である。
また、上記においては、リアクトルL2は、電源ラインLaに接続されるものとしたが、電源ラインLbに接続されてもよい。また、一般的に電気負荷106は誘導性となるため、電気負荷106に含まれるリアクタンスを利用してリアクトルL2を別途設けない構成としてもよい。
また、上記においては、出力電圧V2は、交流電圧としたが、直流電圧であってもよい。また、電源は、直流電圧を発生するバッテリBとしたが、交流電源であってもよい。電源が交流電源で構成される場合については、後述する実施の形態2で示される。
[実施の形態2]
実施の形態2では、この発明による電力出力装置がハイブリッド自動車に適用される。
図11は、この発明による電力出力装置が搭載されたハイブリッド自動車のパワーコントロールユニットの構成を示す電気回路図である。
図11を参照して、このパワーコントロールユニット(Power Control Unit、以下「PCU」とも称する。)10は、コンバータ32と、インバータ34,36と、マトリックスコンバータ38と、制御装置40と、電圧センサ44,46と、コンデンサC3〜C5と、抵抗Rと、双方向スイッチSc3と、リアクトルL4と、コンセントユニットACUと、電源ラインPL1〜PL3と、U相ラインLU1,LU2と、V相ラインLV1,LV2と、W相ラインLW1,LW2とを備える。
このPCU10に電力を供給するバッテリBは、二次電池からなる直流電源である。インバータ34に接続されるモータジェネレータMG1は、3相交流同期電動発電機であって、U,V,W各相ラインLU1,LV1,LW1に接続され、U,V,W各相ラインLU1,LV1,LW1から受ける交流電力によって駆動力を発生する。また、モータジェネレータMG1は、エンジン(図示せず、以下同じ。)からの動力を交流電力に変換し、その変換した交流電力をU,V,W各相ラインLU1,LV1,LW1へ出力する。インバータ36に接続されるモータジェネレータMG2は、3相交流同期電動機であって、U,V,W各相ラインLU2,LV2,LW2に接続される。モータジェネレータMG2は、U,V,W各相ラインLU2,LV2,LW2から受ける交流電力によって駆動力を発生する。
コンバータ32は、パワートランジスタQ11,Q12と、ダイオードD11,D12と、リアクトルL3とを含む。コンバータ32は、制御装置40からの制御信号に基づいて、バッテリBから受ける直流電圧を昇圧して電源ラインPL2に供給する。また、コンバータ32は、インバータ34から受ける直流電圧を降圧してバッテリBを充電する。
インバータ34は、U相アーム341、V相アーム342およびW相アーム343を含む。インバータ34の各相アームにおける各パワートランジスタの接続点は、U,V,W各相ラインLU1,LV1,LW1を介してモータジェネレータMG1の各相コイルの反中性点側にそれぞれ接続されている。インバータ34は、制御装置40からの制御信号に基づいて、電源ラインPL2から受ける直流電圧を交流電圧に変換してU,V,W各相ラインLU1,LV1,LW1へ出力する。また、インバータ34は、U,V,W各相ラインLU1,LV1,LW1から受ける交流電圧を直流電圧に整流して電源ラインPL2に供給する。
インバータ36は、U相アーム361、V相アーム362およびW相アーム363を含む。インバータ36の各相アームにおける各パワートランジスタの接続点は、U,V,W各相ラインLU2,LV2,LW2を介してモータジェネレータMG2の各相コイルの反中性点側にそれぞれ接続されている。インバータ36は、制御装置40からの制御信号に基づいて、電源ラインPL2から受ける直流電圧を交流電圧に変換してU,V,W各相ラインLU2,LV2,LW2へ出力する。
コンデンサC3は、電源ラインPL1,PL2の間に接続され、電圧変動に起因するバッテリBおよびコンバータ32に対しての影響を低減する。コンデンサC4は、電源ラインPL2,PL3の間に接続され、電圧変動に起因するインバータ34,36およびコンバータ32に対しての影響を低減する。抵抗Rは、電源ラインPL2,PL3の間に接続される放電抵抗である。
マトリックスコンバータ38は、双方向スイッチSAa,SAb,SBa,SBb,SCa,SCbと、電源ラインLA〜LC,La,Lbとを含む。電源ラインLA〜LCは、インバータ34のU相ラインLU1,V相ラインLV1,W相ラインLW1にそれぞれ接続される。電源ラインLaは、リアクトルL4を介してコンセントユニットACUの一端に接続される。電源ラインLbは、コンセントユニットACUの他端に接続される。
双方向スイッチSAa,SAb,SBa,SBb,SCa,SCbは、2行3列の行列状に配置される。双方向スイッチSAaは、電源ラインLAと電源ラインLaとの間に接続され、双方向スイッチSBaは、電源ラインLBと電源ラインLaとの間に接続され、双方向スイッチSCaは、電源ラインLCと電源ラインLaとの間に接続される。また、双方向スイッチSAbは、電源ラインLAと電源ラインLbとの間に接続され、双方向スイッチSBbは、電源ラインLBと電源ラインLbとの間に接続され、双方向スイッチSCbは、電源ラインLCと電源ラインLbとの間に接続される。
そして、双方向スイッチSAa,SAb,SBa,SBb,SCa,SCbの各々は、制御装置40から受ける制御指令に応じてスイッチング動作を行ない、オン状態のときは、対応する2つの電源ライン間で双方向に電流を通流することができる。また、双方向スイッチSAa,SAb,SBa,SBb,SCa,SCbの各々は、オフ状態のときは、対応する2つの電源ラインを電気的に切離す。
双方向スイッチSc3は、コンデンサC5と電源ラインLbとの間に接続され、制御装置40からの制御信号に応じてオン/オフ動作を行なう。双方向スイッチSc3は、オン状態のときは、コンデンサC5を電源ラインLbと電気的に接続し、オフ状態のときは、コンデンサC5を電源ラインLbから電気的に分離する。コンデンサC5は、電源ラインLaと双方向スイッチSc3との間に接続される。コンデンサC5は、双方向スイッチSc3がオンすることによって電源ラインLa,Lb間に電気的に接続され、マトリックスコンバータ38から供給される電荷によって充電される。リアクトルL4は、電源ラインLaに一端が接続され、コンセントユニットACUの一端に他端が接続される。
上述したモータジェネレータMG1、マトリックスコンバータ38、コンデンサC5、双方向スイッチSc3、およびリアクトルL4は、モータジェネレータMG1によって発電された3相交流電圧を商用交流電力Vabに変換してコンセントユニットACUへ出力する「電力出力装置」を構成する。この電力出力装置は、モータジェネレータMG1の発電電圧が商用交流電圧Vabよりも高いとき、その発電電圧を降圧して商用交流電圧Vabを生成し、その生成した商用交流電圧Vabを電源ラインLa,Lbへ線間電圧として出力する。
また、電力出力装置は、モータジェネレータMG1の発電電圧が商用交流電圧Vab以下のとき、モータジェネレータMG1のステータコイルを用いて発電電圧を昇圧することにより商用交流電圧Vabを生成し、その生成した商用交流電圧Vabを電源ラインLa,Lbへ出力する。すなわち、この電力出力装置は、モータジェネレータMG1が発電する3相交流電圧の電圧レベルに拘わらず、所定の商用交流電圧Vabを生成して出力することができる。
コンセントユニットACUは、上述した電力出力装置によって電源ラインLa,Lb間に発生される商用交流電圧Vabを受けて外部へ出力するためのソケットである。電圧センサ44は、電源ラインLaと電源ラインLbとの電圧差を検出し、その検出値を制御装置40へ出力する。また、電圧センサ46は、U,V,W各相ラインLU1,LV1,LW1におけるU,V,W各相電圧VA,VB,VCをそれぞれ検出し、その検出値を制御装置40へ出力する。
制御装置40は、バッテリBからの直流電圧を昇圧して電源ラインL2に供給する昇圧動作をコンバータ32に行なわせるため、コンバータ32におけるパワートランジスタQ12のスイッチング動作を制御する。また、制御装置40は、インバータ34から電源ラインPL2に供給される直流電圧をバッテリ電圧に降圧してバッテリBを充電するため、コンバータ32におけるパワートランジスタQ11のスイッチング動作を制御する。
さらに、制御装置40は、バッテリBから供給される電力に基づいてモータトルク指令に応じたトルクをモータジェネレータMG1,MG2に発生させるため、インバータ34,36におけるパワートランジスタQ21〜Q26,Q31〜Q36のスイッチング動作を制御する。また、さらに、制御装置40は、モータジェネレータMG1によって発生された交流電力を直流電力に変換してバッテリBを充電するため、インバータ34におけるパワートランジスタQ21〜Q26のスイッチング動作を制御する。
また、さらに、制御装置40は、U,V,W各相電圧VA,VB,VCの検出値を電圧センサ46から受け、モータジェネレータMG1によって発電された3相交流電圧を商用交流電圧Vabに変換してコンセントユニットACUに供給するため、マトリックスコンバータ38における双方向スイッチSAa,SAb,SBa,SBb,SCa,SCbのスイッチング動作を制御する。
また、さらに、制御装置40は、モータジェネレータMG1の発電電圧が商用交流電圧Vabの絶対値以下のときは、双方向スイッチSc3をオンさせてコンデンサC5を電源ラインLa,Lb間に電気的に接続させる。一方、制御装置104は、モータジェネレータMG1の発電電圧が商用交流電圧Vabよりも高いときは、双方向スイッチSc3をオフさせてコンデンサC5を電源ラインLa,Lb間から電気的に分離させる。
なお、上記において、モータジェネレータMG1は、「電源装置」を構成する。
このPCU10においては、コンバータ32は、バッテリBからの直流電圧を昇圧して電源ラインPL2に供給する。インバータ34,36は、電源ラインPL2から受ける直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMG1,MG2をそれぞれ駆動する。また、インバータ34は、モータジェネレータMG1によって発電された交流電圧を直流電圧に整流して電源ラインPL2に供給し、コンバータ32は、電源ラインPL2からの直流電圧を降圧してバッテリBに供給する。
さらに、このPCU10においては、モータジェネレータMG1、マトリックスコンバータ38、コンデンサC5、双方向スイッチSc3、およびリアクトルL4によって構成される電力出力装置は、モータジェネレータMG1によって発電された3相交流電圧をその電圧レベルに拘わらず商用交流電圧Vabに変換し、その変換した商用交流電圧VabをコンセントユニットACUへ出力する。
図12は、図11に示した電力出力装置によって商用交流電圧Vabが出力される際の制御装置40の動作フローチャートである。
図12を参照して、制御装置40は、所定のサンプリングタイミングになると、電圧センサ46によって検出されたU,V,W各相電圧VA,VB,VCを電圧センサ46から受ける(ステップS102)。そして、制御装置40は、検出されたU,V,W各相電圧VA,VB,VCから最大電圧Vmaxおよび最小電圧Vminを下式によって算出する(ステップS104)。
Figure 2005333783
ここで、max(VA,VB,VC)は、VA,VB,VCのうちの最大値を表し、min(VA,VB,VC)は、VA,VB,VCのうちの最小値を表す。
最大電圧Vmaxおよび最小電圧Vminが算出されると、制御装置40は、最大電圧Vmaxと最小電圧Vminとの電圧差が、このタイミングで出力すべき商用交流電圧Vabの絶対値よりも大きいか否かを判定する(ステップS106)。最大電圧Vmaxと最小電圧Vminとの電圧差が出力すべき商用交流電圧Vabの絶対値よりも大きいと判定されると、制御装置40は、最大電圧Vmaxと最小電圧Vminとの電圧差から商用交流電圧Vabを生成するための降圧制御を行なう(ステップS108)。
一方、ステップS106において、最大電圧Vmaxと最小電圧Vminとの電圧差が出力すべき商用交流電圧Vabの絶対値以下であると判定されると、制御装置40は、最大電圧Vmaxと最小電圧Vminとの電圧差から商用交流電圧Vabを生成するための昇圧制御を行なう(ステップS110)。
図13は、図12に示した降圧制御のフローチャートである。
図13を参照して、制御装置40は、マトリックスコンバータ38およびリアクトルL4を降圧チョッパ回路として機能させるため、双方向スイッチSc3をオフする(ステップS112)。そして、制御装置40は、キャリア周期Tcにおけるオン時間Ton1(Ton1<Tc)およびオフ時間Toff1を下式に基づいて算出する(ステップS114)。
Figure 2005333783
続いて、制御装置40は、キャリア周期Tcにおいてオン時間Ton1の期間中(ステップS116でYES)、そのタイミングで出力すべき商用交流電圧Vabが正であれば(ステップS118でYES)、双方向スイッチS[δ(Vmax)a],S[δ(Vmin)b]をオンし、マトリックスコンバータ38におけるその他の双方向スイッチをオフする(ステップS120)。ここで、S[Xy]は、双方向スイッチSXy(XはA,B,Cのいずれかであり、yはa,bのいずれかである。)を表わす。また、制御装置40は、出力する商用交流電圧Vabが負であれば(ステップS118でNO)、双方向スイッチS[δ(Vmin)a],S[δ(Vmax)b]をオンし、マトリックスコンバータ38におけるその他の双方向スイッチをオフする(ステップS122)。
一方、制御装置40は、キャリア周期Tcにおいてオフ時間Toff1の期間中(ステップS116でNO)、双方向スイッチSAa,SAbをオンし、双方向スイッチSBa,SBb,SCa,SCbをオフする(ステップS124)。これにより、電源ラインLa,Lbが短絡され、リアクトルL4によって循環電流が流される。
以上のようにして、最大電圧Vmaxと最小電圧Vminとの電圧差を(15)式で示されるデューティ比で降圧した商用交流電圧Vabが生成される。
図14は、図12に示した昇圧制御のフローチャートである。
図14を参照して、制御装置40は、モータジェネレータMG1、マトリックスコンバータ38およびコンデンサC5を昇圧チョッパ回路として機能させるため、双方向スイッチSc3をオンする(ステップS132)。そして、制御装置40は、キャリア周期Tcにおけるオン時間Ton2(Ton2<Tc)およびオフ時間Toff2を下式に基づいて算出する(ステップS134)。
Figure 2005333783
続いて、制御装置40は、キャリア周期Tcにおいてオン時間Ton2の期間中(ステップS136でYES)、双方向スイッチS[δ(Vmax)a],S[δ(Vmin)a]をオンし、マトリックスコンバータ38におけるその他の双方向スイッチをオフする(ステップS138)。これにより、モータジェネレータMG1とマトリックスコンバータ38との間で閉回路が構成され、モータジェネレータMG1のコイルに磁場エネルギーが蓄積される。
一方、制御装置40は、キャリア周期Tcにおいてオフ時間Toff2の期間中(ステップS136でNO)、そのタイミングで出力する商用交流電圧Vabが正であれば(ステップS140でYES)、双方向スイッチS[δ(Vmax)a],S[δ(Vmin)b]をオンし、マトリックスコンバータ38におけるその他の双方向スイッチをオフする(ステップS142)。また、制御装置40は、出力する商用交流電圧Vabが負であれば(ステップS140でNO)、双方向スイッチS[δ(Vmin)a],S[δ(Vmax)b]をオンし、マトリックスコンバータ38におけるその他の双方向スイッチをオフする(ステップS144)。
これにより、モータジェネレータMG1のコイルに蓄積されたエネルギーが放出され、昇圧された商用交流電圧Vabが電源ラインLa,Lbを介してコンセントユニットACUへ出力される。
以上のように、この実施の形態2によれば、モータジェネレータMG1の発電電圧が出力電圧である商用交流電圧Vab以下のとき、双方向スイッチSc3によってコンデンサC5が電源ラインLa,Lb間に電気的に接続され、モータジェネレータMG1、マトリックスコンバータ38およびコンデンサC5によって昇圧チョッパ回路が構成される。また、モータジェネレータMG1の発電電圧が商用交流電圧Vabよりも高いときは、双方向スイッチSc3によってコンデンサC5が電源ラインLa,Lb間から電気的に切離され、マトリックスコンバータ38およびリアクトルL4によって降圧チョッパ回路が構成される。したがって、モータジェネレータMG1による発電電圧の高低に拘わらず、モータジェネレータMG1によって発電された3相交流電力を商用交流電力に変換して外部へ出力することができる。
また、この実施の形態2によれば、出力する商用交流電圧Vabを生成するのにモータジェネレータMG1の最大電圧Vmaxおよび最小電圧Vminの電圧差を用いるようにしたので、昇圧動作時の昇圧率を抑えることができ、その結果、負荷側に設けられるコンデンサC5を小さくすることができる。
なお、上記の実施の形態2においては、マトリックスコンバータをモータジェネレータに接続することによって電力出力装置を構成する場合を示したが、マトリックスコンバータをPCU10の直流ライン(電源ラインPL1,PL3または電源ラインPL2,PL3)に接続することによって電力出力装置を構成することもできる。
また、上記の実施の形態2においては、この発明による電力出力装置が搭載される車両としてハイブリッド自動車の場合を代表的に例示して説明したが、この発明の適用範囲は、ハイブリッド自動車に限られるものではなく、電気自動車や燃料電池車、電車などにおいてもこの発明を適用することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による電力出力装置の構成を示す電気回路図である。 図1に示す双方向スイッチの構成を示す回路図である。 図1に示す双方向スイッチの他の構成を示す回路図である。 図1に示す制御装置の動作フローチャートである。 この実施の形態1による電力出力装置が降圧動作を行なうときの第1の電流の流れを示した回路図である。 この実施の形態1による電力出力装置が降圧動作を行なうときの第2の電流の流れを示した回路図である。 この実施の形態1による電力出力装置が昇圧動作を行なうときの第1の電流の流れを示した回路図である。 この実施の形態1による電力出力装置が昇圧動作を行なうときの第2の電流の流れを示した回路図である。 この発明の実施の形態1の変形例による電力出力装置の構成を示す電気回路図である。 図9に示す制御装置の動作フローチャートである。 この発明による電力出力装置が搭載されたハイブリッド自動車のPCUの構成を示す電気回路図である。 図11に示す電力出力装置によって商用交流電圧が出力される際の制御装置の動作フローチャートである。 図12に示す降圧制御のフローチャートである。 図12に示す昇圧制御のフローチャートである。
符号の説明
10 PCU、32 コンバータ、34,36 インバータ、38,102 マトリックスコンバータ、40,104,104A 制御装置、44,46 電圧センサ、62,64,74,76,Q11,Q12,Q21〜Q26,Q31〜Q36 パワートランジスタ、66,68,D21〜D26,D31〜D36 ダイオード、70,72 端子、100,100A 電力出力装置、106 電気負荷、B バッテリ、C1〜C5 コンデンサ、L1〜L4 リアクトル、S1〜S4,Sc1,Sc2,SAa,SAb,SBa,SBb,SCa,SCb 双方向スイッチ、LA〜LC,La,Lb,PL1〜PL3 電源ライン、R 抵抗、341,361 U相アーム、342,362 V相アーム、343,363 W相アーム、LU1,LU2 U相ライン、LV1,LV2 V相ライン、LW1,LW2 W相ライン、MG1,MG2 モータジェネレータ、ACU コンセントユニット。

Claims (10)

  1. 一定のインダクタンスを有する電源装置と、
    前記電源装置によって発電された電力を所望の電圧および周波数に変換して電気負荷へ出力するマトリックスコンバータと、
    前記電気負荷を前記マトリックスコンバータと接続する対の出力ライン間に直列に接続されるコンデンサおよびスイッチとを備え、
    前記スイッチは、前記マトリックスコンバータが昇圧動作を行なうときオンし、前記マトリックスコンバータが降圧動作を行なうときオフする、電力出力装置。
  2. 前記マトリックスコンバータは、複数の双方向スイッチを含み、
    前記昇圧動作時、前記複数の双方向スイッチは、所定の周期における、昇圧率に応じた第1の期間、前記電源装置を前記マトリックスコンバータと接続する対の電源ラインを互いに電気的に接続し、かつ、前記所定の周期における前記第1の期間以外の第2の期間、前記対の電源ラインを前記対の出力ラインと電気的に接続するように、スイッチング動作を行なう、請求項1に記載の電力出力装置。
  3. 前記マトリックスコンバータは、複数の双方向スイッチを含み、
    前記降圧動作時、前記複数の双方向スイッチは、降圧率に応じたデューティ比でスイッチング動作を行なう、請求項1に記載の電力出力装置。
  4. 前記対の出力ラインの少なくとも一方に設けられるコイルをさらに備える、請求項3に記載の電力出力装置。
  5. 前記対の出力ライン間に直列に接続されるもう1つのコンデンサおよびもう1つのスイッチをさらに備え、
    前記マトリックスコンバータが昇圧動作を行なうとき、前記マトリックスコンバータから前記対の出力ラインに出力される出力電圧の極性に応じて前記スイッチおよび前記もう1つのスイッチのいずれか一方がオンし、
    前記マトリックスコンバータが降圧動作を行なうとき、前記スイッチおよび前記もう1つのスイッチの各々はオフする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力出力装置。
  6. 前記電源装置は、直流電源を含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力出力装置。
  7. 前記電源装置は、交流電源を含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力出力装置。
  8. 前記電源装置は、発電機である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力出力装置。
  9. バッテリと、
    m相(mは2以上の自然数)交流電力を発電するm相交流発電機と、
    前記バッテリと前記m相交流発電機との間に設けられるインバータと、
    前記m相交流発電機を前記インバータと接続する電力ラインに接続され、前記m相交流発電機によって発電された交流電力を所望の電圧および周波数に変換して外部へ出力するマトリックスコンバータと、
    前記マトリックスコンバータを外部と接続する対の出力ライン間に直列に接続されるコンデンサおよびスイッチとを備え、
    前記スイッチは、前記マトリックスコンバータが昇圧動作を行なうときオンし、前記マトリックスコンバータが降圧動作を行なうときオフする、車両。
  10. 前記マトリックスコンバータは、前記m相交流発電機によって発電される交流電力を商用交流電力に変換して外部へ出力する、請求項9に記載の車両。
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