JP4385782B2 - 複合多層基板及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、セラミック基板及び樹脂層を有する複合多層基板及びその製造方法に関し、更に詳しくは、セラミック基板と樹脂層間で剥離することのない信頼性の高い複合多層基板及びその製造方法に関するものである。
従来の複合多層基板としては例えば特許文献1に記載の高周波半導体装置に用いられた複合多層基板が知られている。この高周波半導体装置は、セラミック基板の下面に形成されたエポキシ樹脂と無機充填物からなる複合樹脂材料層が形成され、その複合樹脂材料層の下部は平坦な形状を有し、かつ外部接続端子用電極が形成され、前記複合樹脂材料層の内部にはセラミック基板に接続された半導体素子や受動部品を埋没して構成され、送受信系のオールインワン構造のモジュールパッケージとして、小型化及び高密度実装化を実現している。
上記高周波半導体装置に用いられた複合多層基板は、上述のように、セラミック基板と、このセラミック基板の下面に形成された複合樹脂材料層とから構成され、上記複合樹脂材料層がセラミック基板の下面に接合されている。
特開2003−124435号公報
しかしながら、特許文献1に記載の高周波半導体装置に用いられた複合多層基板は、セラミック基板の下面にエポキシ樹脂と無機充填物とからなる複合樹脂材料層が接合されて構成されているが、セラミック基板と複合樹脂材料層とが樹脂材料を介して接合されているため、セラミック基板と複合樹脂材料層との接着性に劣り、これら両者間の接合力が弱いため、落下時の衝撃力等の外力が複合多層基板に作用すると、セラミック基板と複合樹脂材料層とが剥離する虞があり、信頼性に劣るという課題があった。
また、セラミック多層基板と樹脂層とを接合する場合には、図9に示すようにセラミック多層基板1の導体パターン1Aと樹脂層2の導電性樹脂層2Aとを位置合わせしてセラミック多層基板1と樹脂層2とを接合するが、万一、導電性樹脂層2Aの一部に導電性樹脂の充填不良部分2Cがあると、樹脂層2をセラミック多層基板1に接合しても導体パターン1Aと充填不良部分の2Cを有する導電性樹脂層2と導体パターン1Aとの間で接続不良を生じるという課題があった。また、導電性樹脂層2Aに充填不良がなくても、図10に示すようにセラミック多層基板1の接合面の一部にうねり1Bの凹凸等があると、やはり導体パターン1Aと導電性樹脂層2Aとの接続不良を生じるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、セラミック基板と樹脂層との接合力が強く、衝撃力等の外力が作用してもセラミック層と樹脂層との間の剥離を防止することができる信頼性の高い複合多層基板及びその製造方法を提供することを目的としている。また、セラミック基板と樹脂層それぞれの接合部に多少の不具合があってもこれら両者を電気的に確実に接続することができる複合多層基板及びその製造方法を併せて提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載の複合多層基板は、第1の主面及びこれと平行に形成された第2の主面を有するセラミック基板と、第1の主面及びこれと平行に形成された第2の主面を有する樹脂層とを備え、上記セラミック基板の第2の主面と上記樹脂層の第1の主面とが接合され、上記セラミック基板は回路パターンを有すると共に上記樹脂層はビアホール導体及び第2の主面に形成された外部端子電極を有し、上記回路パターンと上記外部端子電極が上記ビアホール導体を介して接続されてなる複合多層基板であって、上記セラミック基板の第2の主面から突出する突出部全体が上記樹脂層に埋設されるように形成されて、上記セラミック基板と上記樹脂層との接合力を補強する接合補強部材を少なくとも一つ設けたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の複合多層基板は、請求項1に記載の発明において、上記セラミック基板は、複数のセラミック層を積層してなるセラミック多層基板によって形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の複合多層基板は、請求項1または請求項2に記載の発明において、上記接合補強部材は、上記セラミック基板の回路パターンから電気的に独立していることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の複合多層基板は、請求項1または請求項2に記載の発明において、上記接合補強部材は、上記セラミック基板に設けられたビアホール導体として形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載の複合多層基板は、請求項4に記載の発明において、上記ビアホール導体は、上記セラミック基板の回路パターンの一部を構成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載の複合多層基板は、請求項4または請求項5に記載の発明において、上記ビアホール導体は、上記樹脂層のビアホール導体内に食い込んでいることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載の複合多層基板は、請求項4請求項6のいずれか1項に記載の発明において、上記樹脂層のビアホール導体の断面は、上記セラミック基板のビアホール導体の断面より大きく形成さていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に記載の複合多層基板は、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の発明において、上記接合補強部材の先端は、上記樹脂層の第1、第2の主面それぞれから5μm以上内側に位置することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9に記載の複合多層基板は、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の発明において、上記接合補強部材の断面積は、0.01〜0.9mmであることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項10に記載の複合多層基板は、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の発明において、上記外部端子電極は、金属箔によって形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項11に記載の複合多層基板は、請求項2〜請求項10のいずれか1項に記載の発明において、上記セラミック多層基板は、内部にAgまたはCuを主成分とする回路パターンを有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項12に記載の複合多層基板は、請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の発明において、上記樹脂層は、チップ部品を内蔵することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項13に記載の複合多層基板の製造方法は、樹脂シートに少なくとも一つの貫通孔を設ける工程と、上記樹脂シートの貫通孔内に無機ペーストを充填する工程と、上記無機ペーストが充填された上記樹脂シートとセラミックグリーンシートとを一体化する工程と、上記セラミックグリーンシート及び上記樹脂シートを焼成してセラミック基板及びセラミック基板から突出する接合補強部材を得る工程と、上記セラミック基板と外部端子電極を有する樹脂層とを上記接合補強部材を介して接合する工程と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項14に記載の複合多層基板の製造方法は、請求項13に記載の発明において、上記無機ペーストとして、導電性ペーストを用いることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項15に記載の複合多層基板の製造方法は、請求項13に記載の発明において、樹脂シートに少なくとも一つの貫通孔を設ける工程では、上記貫通孔を複数設け、且つ、少なくともその一部を上記樹脂層に形成された導電性樹脂層に対応させて設けることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項16に記載の複合多層基板の製造方法は、請求項15に記載の発明において、上記貫通孔の断面積を、上記導電性樹脂層の断面積より小さく形成することを特徴とするものである。
本発明によれば、セラミック基板と樹脂層との接合力が強く、衝撃力等の外力が作用してもセラミック層と樹脂層との間の剥離を防止することができる信頼性の高い複合多層基板及びその製造方法を提供することができる。また、上記効果に加えて、セラミック基板と樹脂層それぞれの接合部に多少の不具合があってもこれら両者を電気的に確実に接続することができる複合多層基板及びその製造方法を併せて提供することができる。
以下、図1〜図8に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。尚、図1は本発明の複合多層基板の一実施形態を示す断面図、図2は本発明の複合多層基板の他の実施形態を示す断面図、図3〜図5はそれぞれ図1に示す複合多層基板の製造工程を示す断面図、図6〜図8はそれぞれ図2に示す複合多層基板の製造工程を示す断面図である。
本実施形態の複合多層基板1は、例えば図1に示すように、第1の主面(上面)及びこれと平行に形成された第2の主面(下面)を有し且つ複数のセラミック層2Aを積層して構成されたセラミック多層基板2と、第1の主面(上面)及びこれと平行に形成された第2の主面(下面)を有する樹脂層3とを備え、後述のようにセラミック多層基板2の下面と樹脂層3の上面とが強固に接合されている。本実施形態の複合多層基板1は、後述するようにセラミックグリーンシートの積層体を焼成してセラミック多層基板2を作製した後、このセラミック多層基板2の下面に樹脂層2を貼り合わせることによって作製することができる。この複合多層基板1は、例えば、プリント配線基板等のマザーボードのグランド電極(図示せず)に対して半田等によって電気的に接続する実装用部品として用いられる。
上記セラミック多層基板2は、図1に示すように回路パターン4を有している。この回路パターン4は、各セラミック層2Aの上面にスクリーン印刷等の印刷技術を用いて形成された導体パターン4Aと、上下の導体パターン4A、4Aを互いに接続するビアホール導体4Bとをからなっている。この回路パターン4は、導電性ペーストをセラミックグリーンシートと共焼成された金属焼結体によって形成されている。また、セラミック多層基板2と樹脂層3との界面には導体パターン4Aと同様の手法によって形成された電極5が介在し、この電極5は最下層のセラミック層2Aと一体に形成されている。
上記電極5は、後述するように、例えば焼結金属によってセラミック多層基板2の下面の面積の3〜80%を占める範囲で形成されていることが好ましい。セラミック多層基板2は、通常ガラスセラミックスによって形成されており、しかもガラスセラミックスが銅箔と同程度の表面粗さRmax(数μm)を有するため、樹脂層3との接合力が弱い。そこで、本実施形態では、セラミック多層基板2と樹脂層3との間に電極5が介在し、焼結金属は表面粗さRmaxが数10μmで銅箔の表面粗さ数μmと比較して一桁高いため、焼結金属のアンカー効果によって樹脂層3との接合強度を高めることができる。このような表面粗さの差は、銅箔がメッキまたは銅板の圧延によって形成されたものであるのに対し、焼結金属はワニスと称する樹脂を体積比率10〜40%含有する導電性ペーストを焼き付けて形成されるため、その樹脂成分の焼失によって内部や表面に空洞が残存して表面粗さが大きくなることに起因にしている。この電極5は、セラミック多層基板2の回路パターン4の一部として形成されたものであっても良く、また、回路パターン4から独立したダミー電極として形成されたものであっても良い。
また、上記電極5はグランド電極として形成することができる。セラミック多層基板2と樹脂層3との界面にグランド電極を設けることで、セラミック多層基板2とプリント配線基板等のマザーボード(図示せず)との間を電気的に遮蔽することができる。また、電極5をセラミック多層基板2のグランド電極として構成することで、マザーボードのグランド電極との接続距離が短くなって寄生インダクタンス値を低減することができ、例えば複合多層基板1を携帯電話等の高周波部品として使用した場合に良好な高周波特性を得ることができる。尚、電極5は、理想的には樹脂層3の下面に形成する方が良いが、高密度実装でマザーボード側に他の配線が配置されている場合や、実装後の測定用穴(プローブ挿入用)が空いている場合があり、実質的に樹脂層3の下面に設けることが難しいため、セラミック多層基板2と樹脂層3の界面に介装する。
上記樹脂層3は、図1に示すように、セラミック多層基板2の回路パターン4と接続されたビアホール導体6と、下面に形成された外部端子電極7とを有し、外部端子電極7とセラミック多層基板2の回路パターン4とがビアホール導体6を介して電気的に接続されている。このビアホール導体6は、セラミック多層基板2のビアホール導体5とは異なり、導電性金属粉末を含む導電性樹脂によって形成されている。そのため、図1に示すようにビアホール導体6をセラミック多層基板2のビアホール導体4Bより大きな断面積を持つように形成することによって、ビアホール導体4Bの抵抗値に近づけると共にビアホール導体4Bとの接合の信頼性を高めている。また、外部端子電極7は、例えば銅箔等の金属箔によって形成されていることが好ましい。外部端子電極7として金属箔を用いることで外部端子電極7を低抵抗で安価に形成することができる。外部端子電極7を厚膜電極としてではなく銅箔にするのは、それが樹脂層3側にあり焼成することができないことと、銅箔と樹脂の組み合わせにはプリント配線板の製法が使えるためである。
ところで、本実施形態では、セラミック多層基板2と樹脂層3との密着強度を、焼結金属からなる電極5によって高めているが、それでもこれら両者2、3間の接合力が十分でなく、落下時の衝撃力等の強い外力が作用するとこれら両者2、3が剥離する虞がある。そこで、本実施形態では、更に図1に示すようにセラミック多層基板2と樹脂層3との接合力を補強する接合補強部材8が、これら両者2、3の積層方向に向けて少なくとも一つ設けられている。接合補強部材8は、少なくとも一つあればセラミック多層基板2と樹脂層3との接合力を高めることができるが、本実施形態では複数箇所に設けられ、接合力をより一層強化している。
上記接合補強部材8は、例えばビアホール導体4Bと同様にセラミック多層基板2と共焼成された金属焼結体によって形成され、セラミック多層基板2から樹脂層3内に突き刺さっている。この接合補強部材8の先端は尖っていても良く、また膨らんでいても良い。尖っている場合には樹脂層3に突き刺さり易く、膨らんでいる場合には樹脂層3から抜け難くなる。
上記接合補強部材8の先端は、樹脂層3内に5μm以上の深さまで食い込み、しかも樹脂シート13の非接合面から内側、つまり残り代を5μm以上残す深さで突き刺さっていることが好ましい。この深さが5μmより浅ければ実質的に本発明の効果が得られず、残り代が5μm未満であれば予期せぬ原因により接合補強部材8が外部に露出する虞があって好ましくない。接合補強部材8の断面積は0.01〜0.90mmの範囲であることが好ましい。この断面積が0.01mm未満では細すぎて折損する虞があり、この断面積が0.90mm超えるとビアペースト層として実質的に充填できなくなる虞があって好ましくない。
上記接合補強部材8は、図1に示すように、回路パターン4の一部を構成する第1の接合補強部材8Aと、回路パターン4から電気的に独立して形成された第2の接合補強部材8Bとの二種類からなっている。第1、第2の接合補強部材8A、8Bは、セラミック多層基板2の下面に一直線上に配置されたものよりも面を形成するように配置されたものの方が好ましい。本実施形態では、接合補強部材8が第1、第2の接合補強部材8A、8Bから構成されているが、回路パターン4とは電気的に独立して形成された第2の接合補強部材8Bのみから構成されたものであっても良いことは云うまでもない。そして、第1、第2の接合補強部材8A、8Bは、いずれも樹脂層3に突き刺さっている。
而して、本実施形態では、セラミック多層基板2は、例えば低温焼結セラミック材料によって形成することが好ましい。低温焼結セラミック材料とは、1000℃以下の温度で焼成することができるセラミック材料のことを云う。低温焼結セラミック材料としては、例えば、アルミナやフォルステライト、コージェライト等のセラミック粉末やこれらのセラミック粉末にホウ珪酸系ガラスを混合したガラス複合系材料、ZnO−MgO−Al−SiO系の結晶化ガラスを用いた結晶化ガラス系材料、BaO−Al−SiO系セラミック粉末やAl−CaO−SiO−MgO−B系セラミック粉末等を用いた非ガラス系材料等を挙げることができる。セラミック多層基板2に低温焼結セラミック材料を用いることによって、回路パターン4にAgまたはCu等の低抵抗で低融点をもつ低融点金属を用いることができ、セラミック多層基板2と回路パターン4を1000℃以下の低温で共焼成することができる。
また、図2は、本発明の複合多層基板の他の実施形態を示している。本実施形態の複合多層基板は、接合補強部材の配置形態を異にする以外は上記実施形態と同様に構成されているため、上記実施形態と同一または相当部分には同一符号を附して本実施形態の特徴について説明する。
本実施形態における接合補強部材8は、図1に示す複合多層基板1と同様に第1、第2の接合補強部材8A、8Bの二種類からなっている。第1の接合補強部材8Aは、セラミック多層基板2のビアホール導体4Bを兼ね、樹脂層3のビアホール導体6に突き刺さって外部端子電極7と同電位になっている。また、ビアホール導体6は金属粉末を含む導電性樹脂層によって形成されているため、第1の接合補強部材8Aは、樹脂層3に突き刺さっている場合と比較してビアホール導体6と強固に接続されている。
第1の接合補強部材8Aは、その断面積が0.01mmより大きく、樹脂層3側のビアホール導体6の断面積の90%以下の面積に形成されていることが好ましい。第1の接合補強部材8Aの断面積が0.01mm 未満では折損する虞があり、樹脂層3側のビアホール導体6の断面積の90%を超えるとビアホール導体6内に突き刺すことが難しくなるため好ましくない。第2の接合補強部材8Bは、図1に示す場合と同様に樹脂層3内に直接突き刺さっており、その断面積は第1の接合補強部材8Aと同一の断面積を有している。第1、第2の接合補強部材8A、8Bは異なる断面積を有していても良い。
また、図1、図2には図示してないが、セラミック多層基板2の下面の回路パターンに半導体素子等の能動チップ部品や、コンデンサ、インダクタ等の受動チップ部品が実装されている場合には、樹脂層3は、これらのチップ部品を埋設して封止する機能を有する。
次に、本発明の複合多層基板の製造方法を下記実施例に基づいて具体的に説明する。本発明方法はセラミック多層基板2と接合補強部材8を同時に形成する点に特徴がある。
本実施例では図1に示す複合多層基板を以下の手順で作製する。
(1)セラミックグリーンシート及び樹脂シートの調製
本実施例では、中心粒径1.0μmのアルミナ粒子を55重量部と、中心粒径1.0μmの軟化点600℃のホウ珪酸ガラスを45重量部の割合で混合し、この混合物をビニルアルコール系バインダ中に分散させてスラリーを調製した後、このスラリーをポリエチレンテレフタレート系樹脂からなるキャリアフィルム上に塗布して、図3に示すように厚み25μm及び50μmの低温焼結用のセラミックグリーンシート12Aを作製した。これとは別にポリプロピレン粉末をビニルアルコール系バインダ中に分散させてスラリーを調製した後、このスラリーをポリエチレンテレフタレート系樹脂からなるキャリアフィルム上に塗布して、図3に示すように厚み30μmの樹脂シート20を作製した。セラミックグリーンシート12Aと樹脂シート20とは同一の面積を有するものを形成した。
次いで、金型による機械的な打ち抜きまたは光線による熱的打ち抜きによって、上記各セラミックグリーンシート12A及び樹脂シート20それぞれに貫通孔(ビアホール)を形成して所定のパターンで配置した。この時、セラミック多層基板2の最下層のセラミック層2Aに対応するセラミックグリーンシート12Aには回路パターン4を構成するビアホール導体4B用のビアホール、回路パターン4を構成するビアホール導体を兼ねる第1の接合補強部材8A用のビアホール及び第2の接合補強部材8B用のビアホールをそれぞれ形成した。また、樹脂シート20には第1、第2の接合補強部材8A、8Bと同一のパターンでビアホールを形成した。第1、第2の接合補強部材8A、8Bに対応するビアホールはいずれも0.01〜0.90mmの範囲の断面積を有している。
然る後、レーザー加工やパンチング加工により所定箇所にビアホール導体用孔を形成したセラミックグリーンシート12Aを平滑な支持台の上に密着させた状態で、Ag粉末またはCu粉末を含む導電性ペーストをキャリアフィルム側からスキージを用いてセラミックグリーンシート12A中のビアホール導体用孔内に押し込むと同時に余分な導電性ペーストを掻き取ってビアホール導体用のビアペースト層14B、第1、第2の接合補強部材用のビアペースト層18A、18B(図3参照)をそれぞれ形成した。この際、支持台に吸引機構を付設してビアホール内を負圧にすることによってビアホール内に導電性ペーストを確実に充填することができる。また、支持台とセラミックグリーンシート12Aとの間に通気性フィルムを挟むなどしてセラミックグリーンシート12Aの汚れを防止することができる。樹脂シート20のビアホール内にも同様にして導電性ペーストを充填して第1、第2の接合補強部材用のビアペースト層18A、18B(図3参照)を形成した。
そして、図3に示すように、各セラミックグリーンシート12Aに導電性ペーストをそれぞれスクリーン印刷し、面内配線や電極等の導体パターン4Aとなる導体ペースト層14Aを形成した。また、樹脂シート20にはセラミック多層基板2の電極5用の導体ペースト層15を形成した。
(2)生のセラミック積層体の作製
まず、図1に示す最上層のセラミック層2Aを形成するセラミックグリーンシート12Aをキャリアフィルムが除去した状態で固定治具に装着する。固定治具としてはセラミックグリーンシート12Aとほぼ同寸法の枠状金型や、予めセラミックグリーンシート12Aに形成された固定用貫通孔に通すピン状の治具などを用いることができる。次に積層されるべきセラミックグリーンシート12Aをキャリアフィルムが除去した状態で、先に置かれたセラミックグリーンシート12A上に積層する。この際、所定の圧力を加えてセラミックグリーンシート12A、12A同士を圧着しても良い。後は所定の順序でセラミックグリーンシート12Aを順次積層していき、最後に最下層のセラミックグリーンシート12Aを積層して図3に示すセラミックグリーンシート12Aの積層体12を得た。更に、図3に示すように積層体12上に樹脂シート20を積層した後、樹脂シート20の上面から所定の圧力を加えてセラミックグリーンシート12Aの積層体と樹脂シート20とを圧着して、セラミックグリーンシート12Aの積層体12と樹脂シート20とを一体化した生のセラミック積層体を作製した。
(3)セラミック多層基板の作製
生のセラミック積層体に、焼成後に製品サイズの子基板に分割するためのカットラインを形成した後、生のセラミック積層体を920℃で焼成する。焼成中にセラミックグリーンシート12A中の有機成分及び樹脂シート20は焼失し、セラミック多層基板2及び回路パターン4が焼結する。この時、図4に示すように樹脂シート20のビアペースト層18A、18Bは、セラミック多層基板2から高さ15〜25μmだけ突出した第1、第2の接合補強部材8A、8Bとなり、導体ペースト層15は、セラミック多層基板2のグランド電極等の電極5となる。第1、第2の接合補強部材8A、8Bはセラミック多層基板2内の回路パターン4と同様に緻密な焼結金属であり、セラミック多層基板2と結合した強固な構造となっている。また、電極5は、焼結金属によって形成されているため、金属箔等と比較して粗面化している。また、必要に応じてめっき等の表面処理を施すことによってセラミック多層基板2が完成する。
(4)複合多層基板用の樹脂層の作製
支持体上に厚み10〜40μm程度の金属箔を貼り付け、金属箔の表面にフォトレジストを塗布し、フォトマスクを介して光を照射した後、フォトレジストを現像して不要部分を除去して金属箔を露呈させる。次いで、金属箔の露呈部分をエッチング処理して除去した後、フォトレジスト膜を剥離して所定形状の外部端子電極7を形成した。その後、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、シアネート系樹脂等の熱硬化性樹脂とAl、SiO、TiO等の無機フィレートを混合し、この混合樹脂を電極上にラミネート(加熱加圧)して図5に示す樹脂シート13を作製した。この樹脂シート13の外部端子電極7のない側からレーザー等の光線を照射して樹脂シート13にビアホールを形成する。一般にこの種の光線は樹脂に吸収され易く、金属には反射されるため、外部端子電極7に穴をあけることなく、樹脂シート13のみを貫通してビアホールを形成することができる。そして、これらのビアホール内に導電性樹脂を充填して複合多層基板1の樹脂層2のビアホール導体6を形成した。ビアホール導体6を形成する導電性樹脂としては、例えばAu、Ag、Cu、Ni等の金属粒子と樹脂シート13と同一の熱硬化性樹脂との混合物からなるものを用いた。
(5)複合多層基板の作製
上記樹脂シート13を支持体から剥離した後、この樹脂シート13を図5に示すようにセラミック多層基板2にラミネートした。この際、セラミック多層基板2に樹脂シート13をラミネートしてから支持体を剥離しても良い。樹脂シート13をセラミック多層基板2にラミネートする際に、セラミック多層基板2の第1、第2の接合補強部材18A、18Bそれぞれの突起部が樹脂シート13に突き刺さる。突起部は、樹脂シート13内に5μm以上の深さで食い込み、しかも樹脂シート13の非接合面から内側、つまり残り代が5μm以上ある状態で突き刺さっている。接合補強部材8の断面積は0.01mm〜0.90mmの範囲である。樹脂シート13をセラミック多層基板2にラミネートした後、樹脂シート13を熱硬化させて樹脂層3としてセラミック多層基板2と一体化させて、図1に示す複合多層基板1を得た。
以上説明したように本実施例によれば、樹脂シート20に複数のビアホールを設け、このビアホール内に導電性ペーストを充填した後、この樹脂シート20とセラミックグリーンシート12Aの積層体12とを圧着して一体化し、次いで積層体12を焼成してセラミック多層基板2及び第1、第2の接合補強部材8A、8Bを同時に得た後、更にセラミック多層基板2と外部端子電極7を有する樹脂層13とを第1、第2の接合補強部材8A、8Bを介して接合して複合多層基板1を作製するため、セラミック多層基板2と樹脂層3との接合部に第1、第2の接合補強部材8A、8B(接合補強部材8)を設けることができ、これらの接合補強部材8によってセラミック多層基板2と樹脂層3とを強固に接合して、落下時の衝撃力等によってセラミック多層基板2と樹脂層3との剥離を確実に防止することができる。
本実施例では図2に示す複合多層基板を作製する。
即ち、本実施例では、接合補強部材8のビアホール導体を兼ねる第1の接合補強部材8Aが樹脂層3側のビアホール導体6内に突き刺さり、セラミック多層基板2の回路パターン4と樹脂層3の外部端子電極7とを電気的に接続している(図2参照)。本実施例の複合多層基板1を作製する場合には、セラミックグリーンシート12A及び樹脂シート20に第1、第2の接合補強部材8A、8Bに対応するビアホールを形成する際に、図6に示すように第1の接合補強部材8A用のビアホールを、樹脂層3側のビアホール導体6に対応させて設けると共に第2の接合補強部材8Bに対応するビアホールを形成した。第1、第2の接合補強部材8A、8Bに対応するビアホールは、それぞれの断面積が0.01mm以上で樹脂層3のビアホール導体6の断面積の90%以下に形成した。
次いで、図6に示すようにセラミックグリーンシート12Aの積層体12に樹脂シート20を圧着して生のセラミミック積層体を作製した後、この生のセラミック積層体を焼成して、図7に示すセラミック多層基板2を得た。図7、図8に示すように、第1の接合補強部材8Aは樹脂層3のビアホール導体6に突き刺さるようにセラミック多層基板2から突出し、また、第2の接合補強部材8Bは樹脂層3の樹脂部に突き刺さるようにセラミック多層基板2から突出している。このセラミック多層基板2にビアホール導体6及び外部端子電極7を有する樹脂シート13を図8に示すようにラミネートし、熱硬化させると、図2に示す複合多層基板1が得られ、第1の接合補強部材8Aが樹脂層3のビアホール導体6に突き刺さり、第1の接合補強部材8Bが樹脂層3の樹脂部に突き刺さる。
ところで、セラミック多層基板2に樹脂層3をラミネートする際に、図9に示すように樹脂層3のビアホール導体6の導電性樹脂の充填が不十分であってもセラミック多層基板2のビアホール導体を兼ねる第1の接合補強部材8Aを介して樹脂層3のビアホール導体6に対して電気的に確実に接続することができ、また、図10に示すようにセラミック多層基板2の接合面にうねり等があって平坦でなくても図9の場合と同様にセラミック多層基板2のビアホール導体を兼ねる第1の接合補強部材8Aを介して樹脂層3のビアホール導体6に対して電気的に確実に接続することができる。
尚、本発明は上記実施形態に何等制限されるものではない。上記実施形態では接合補強部材を導電性ペーストによって形成した場合について説明したが、セラミック基板と一体化して形成できる無機ペーストであれば導電性のないペーストであっても良い。また、接合補強部材はセラミック基板から突出して形成したものであれば特に制限されない。例えば、樹脂層とは逆のセラミック多層基板の上面、つまり第1の主面上の回路パターンに表面実装部品を実装しても良く、また、この表面実装部品にケースを被せたり、熱硬化性樹脂をコートして樹脂層を形成しても良い。また、表面実装部品の実装後に樹脂層の硬化を行っても良く、また硬化と実装を一回のリフローで同時に行っても良い。
本発明は、プリント配線基板等のマザーボードに高周波部品等として実装する複合多層基板及びその製造方法に好適に利用することができる。
本発明の複合多層基板の一実施形態を示す断面図である。 本発明の複合多層基板の他の実施形態を示す断面図である。 図1に示す複合多層基板の製造する工程の要部を示す工程図で、生のセラミック多層基板を作製する工程図である。 図3に示す工程で作製された生のセラミック多層基板を焼成して得られたセラミック多層基板を示す断面図である。 図4に示すセラミック多層基板に樹脂層をラミネートする状態を示す工程図である。 図2に示す複合多層基板の製造する工程の要部を示す工程図で、生のセラミック多層基板を作製する工程図である。 図6に示す工程で作製された生のセラミック多層基板を焼成して得られたセラミック多層基板を示す断面図である。 図7に示すセラミック多層基板に樹脂層をラミネートする状態を示す工程図である。 従来の複合多層基板を製造する工程の要部を示す工程図で、セラミック多層基板に樹脂層をラミネートする状態を示す工程図である。 従来の複合多層基板を製造する工程の要部を示す図9に相当する工程図である。
符号の説明
1 複合多層基板
2 セラミック多層層
2A セラミック層
3 樹脂層
4 回路パターン
4B ビアホール導体
6 ビアホール導体
7 外部端子電極
8 接合補強部材
12A セラミックグリーンシート
20 樹脂シート

Claims (16)

  1. 第1の主面及びこれと平行に形成された第2の主面を有するセラミック基板と、第1の主面及びこれと平行に形成された第2の主面を有する樹脂層とを備え、上記セラミック基板の第2の主面と上記樹脂層の第1の主面とが接合され、上記セラミック基板は回路パターンを有すると共に上記樹脂層はビアホール導体及び第2の主面に形成された外部端子電極を有し、上記回路パターンと上記外部端子電極が上記ビアホール導体を介して接続されてなる複合多層基板であって、上記セラミック基板の第2の主面から突出する突出部全体が上記樹脂層に埋設されるように形成されて、上記セラミック基板と上記樹脂層との接合力を補強する接合補強部材を少なくとも一つ設けたことを特徴とする複合多層基板。
  2. 上記セラミック基板は、複数のセラミック層を積層してなるセラミック多層基板によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の複合多層基板。
  3. 上記接合補強部材は、上記セラミック基板の回路パターンから電気的に独立していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複合多層基板。
  4. 上記接合補強部材は、上記セラミック基板に設けられたビアホール導体として形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複合多層基板。
  5. 上記ビアホール導体は、上記セラミック基板の回路パターンの一部を構成することを特徴とする請求項4に記載の複合多層基板。
  6. 上記ビアホール導体は、上記樹脂層のビアホール導体内に食い込んでいることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の複合多層基板。
  7. 上記樹脂層のビアホール導体の断面は、上記セラミック基板のビアホール導体の断面より大きく形成さていることを特徴とする請求項4請求項6のいずれか1項に記載の複合多層基板。
  8. 上記接合補強部材の先端は、上記樹脂層の第1、第2の主面それぞれから5μm以上内側に位置することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の複合多層基板。
  9. 上記接合補強部材の断面積は、0.01〜0.9mmであることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の複合多層基板。
  10. 上記外部端子電極は、金属箔によって形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の複合多層基板。
  11. 上記セラミック多層基板は、内部にAgまたはCuを主成分とする回路パターンを有することを特徴とする請求項2〜請求項10のいずれか1項に記載の複合多層基板。
  12. 上記樹脂層は、チップ部品を内蔵することを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の複合多層基板。
  13. 樹脂シートに少なくとも一つの貫通孔を設ける工程と、上記樹脂シートの貫通孔内に無機ペーストを充填する工程と、上記無機ペーストが充填された上記樹脂シートとセラミックグリーンシートとを一体化する工程と、上記セラミックグリーンシート及び上記樹脂シートを焼成してセラミック基板及びセラミック基板から突出する接合補強部材を得る工程と、上記セラミック基板と外部端子電極を有する樹脂層とを上記接合補強部材を介して接合する工程と、を備えたことを特徴とする複合多層基板の製造方法。
  14. 上記無機ペーストとして、導電性ペーストを用いることを特徴とする請求項13に記載の複合多層基板の製造方法。
  15. 樹脂シートに少なくとも一つの貫通孔を設ける工程では、上記貫通孔を複数設け、且つ、少なくともその一部を上記樹脂層に形成された導電性樹脂層に対応させて設けることを特徴とする請求項13に記載の複合多層基板の製造方法。
  16. 上記貫通孔の断面積を、上記導電性樹脂層の断面積より小さく形成することを特徴とする請求項15に記載の複合多層基板の製造方法。
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