JP4385341B2 - コネクタ用部品、コネクタシステム、および電子機器 - Google Patents

コネクタ用部品、コネクタシステム、および電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4385341B2
JP4385341B2 JP2007119650A JP2007119650A JP4385341B2 JP 4385341 B2 JP4385341 B2 JP 4385341B2 JP 2007119650 A JP2007119650 A JP 2007119650A JP 2007119650 A JP2007119650 A JP 2007119650A JP 4385341 B2 JP4385341 B2 JP 4385341B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
electronic
electronic device
module
stacking direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007119650A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008277141A (ja
Inventor
智 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Infrontia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Infrontia Corp filed Critical NEC Infrontia Corp
Priority to JP2007119650A priority Critical patent/JP4385341B2/ja
Publication of JP2008277141A publication Critical patent/JP2008277141A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4385341B2 publication Critical patent/JP4385341B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、積層された基板等の複数の電子モジュールと、これら電子モジュールそれぞれに積層方向に挿入されるコネクタと、これら電子モジュールを収容する筐体とを有する電子機器に適用されるコネクタ用部品に関する。
図1、図2、ならびに図3(a)および(b)を参照すると、上述した電子機器の一例は、積層配置された複数の電子モジュールとしてのLCDモジュール20、取付用板金50、および制御回路基板30と、取付用板金50の端部に形成された切欠部52を利用してLCDモジュール20に設けられたコネクタに積層方向に抜去可能に挿入されるコネクタ42と、制御回路基板30の板面に設けられたコネクタに積層方向に抜去可能に挿入されるコネクタ43と、液晶ディスプレイモジュール(LCD(Liquid Crystal Display)モジュール)20、取付用板金50、および制御回路基板30を収容するフロントケース11およびリアケース12から成る筐体とを有している。
コネクタ42とコネクタ43とはフラットケーブル41を介して接続されており、ケーブルコネクタ40として構成されている。よって、制御回路基板30とLCDモジュール20とは、ケーブルコネクタ40を介して、電気的に接続されている。
電子機器の正面に相当するフロントケース11の主面には、ウィンドゥ13が形成されており、LCDモジュール20の表示内容が視認可能になっている。
コネクタ42および43をも含め、コネクタは、一般に、電子機器の組み立て、修理、メインテナンスのために、抜去可能になっている。反面、電子機器を使用していく上で、電子機器に振動、衝撃等の外力が加わることは不可避であるため、不用意に抜けて、接触不良を起こす可能性がある。したがって、コネクタには、容易に抜けてしまわぬように、ロック手段が設けられる。
しかし、コネクタ42および43は、電子機器の小型、軽量化や、低コスト化の目的から、電子モジュールに備えられている相手コネクタとの間で、いずれか一方が可撓性を有する凹部と凸部との組み合わせからなる簡易的なロック手段しか具備していない。このため、電子機器を使用していく上で、電子機器に振動、衝撃等の外力が加わった際に、コネクタ42および43が電子モジュールから抜け、接触不良を起こす虞がある。
図示した上述の電子機器においては、コネクタの抜けを防止するために、リアケース12の内側主面に、リブ122(ボスであってもよい)を備えている。これにより、リアケース12がフロントケース11に固定されると、リブ122がコネクタ43に当接する。よって、電子機器に振動、衝撃等の外力が加わったとしても、コネクタ43が制御回路基板30から抜けることがない。
尚、特許文献1には、スタッキングコネクタのロック機構が開示されている。
特開平1−163980号公報
しかし、コネクタ42に対しては、コネクタ43に対するリブ122のような策はとられていない。これは、リアケース12の内側主面から遠い位置にあるコネクタ42に到達するような高背のリブまたはボスを設けることが、設計上、製造上、および組み立て作業性の点から不利であるからである。このため、コネクタ42は、電子機器に振動、衝撃等の外力が加わった際にLCDモジュール20から抜ける虞がある。
尚、フラットケーブル40を長くしてコネクタ42をリアケース12の内側主面に近い所に配置し、コネクタ43に対するものと同様の策をとることも考えられるが、ノイズや信号ロス対策等の電気的な理由やコストの点から、ケーブルは可及的短い方が有利である。このため、コネクタ42の位置変更は、得策ではない。
それ故、本発明の課題は、積層された複数の電子モジュールに挿入される全てのコネクタについて抜けを確実に防止できるコネクタ用部品を提供することである。
本発明の他の課題は、そのようなコネクタ用部品を有するコネクタシステムを提供することである。
本発明のさらに他の課題は、そのようなコネクタシステムを有する電子機器を提供することである。
本発明によれば、第1の電子モジュールと、該第1の電子モジュールに所定の間隔を置いて積層された第2の電子モジュールと、該第1の電子モジュールに積層方向に挿入される第1のコネクタと、該第2の電子モジュールに積層方向に挿入される第2のコネクタと、該第1および該第2の電子モジュールを収容する筐体とを有し、前記筐体は、前記第2の電子モジュールに対面する主面を有し、該主面には、前記第2のコネクタの抜けを規制する突出部が形成されている電子機器に適用されるコネクタ用部品であって、前記第1および前記第2のコネクタ間に配置され、該第2のコネクタに積層方向の動きを規制されることによって該第1のコネクタの抜けを規制することを特徴とするコネクタ用部品が得られる。
前記コネクタ用部品は、前記第1または前記第2のコネクタに装着されるものであってもよい。また、前記コネクタ用部品は、前記第1または前記第2のコネクタと一体に形成されているものであってもよい。
本発明によればまた、前記コネクタ用部品と、前記第1および前記第2のコネクタとを有するコネクタシステムが得られる。
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとは、電気的に接続されていてもよい。また、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとは、互いに同じ形状を呈していてもよい。
本発明によればさらに、前記コネクタシステムと、前記第1および前記第2の電子モジュールと、前記筐体とを有する電子機器が得られる。
本発明によるコネクタ用部品は、積層された略板状を呈する複数の電子モジュールに挿入される全てのコネクタについて抜けを確実に防止できる。
以下、本発明によるコネクタ用部品、コネクタシステム、および電子機器の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図4(a)および(b)、図5(a)および(b)、ならびに図6(a)〜(c)を参照すると、本実施形態によるコネクタ用部品であるインターポーザ60は、電子モジュールとしてのLCDモジュール20と、LCDモジュール20に取付用板金50を介して積層された電子モジュールとしての制御回路基板30と、LCDモジュール20に積層方向に抜去可能に挿入されるコネクタ42と、御回路基板30に積層方向に抜去可能に挿入されるコネクタ43と、LCDモジュール20を収容する筐体とを有する電子機器に適用されるコネクタ用部品である。この電子機器は、具体的には、例えば、POS(Point Of Sales)端末や多機能電話機に用いられる小型のディスプレイ装置である。
コネクタ42とコネクタ43とはフラットケーブル41を介して接続されており、ケーブルコネクタ40として構成されている。よって、制御回路基板30とLCDモジュール20とは、ケーブルコネクタ40を介して、電気的に接続されている。尚、コネクタ42とコネクタ43とは、互いに同じ形状を呈している。
上記筐体は、フロントケース11およびリアケース12から成っている。フロントケース11の主面には、ウィンドゥ13が形成されており、LCDモジュール20の表示内容が視認可能になっている。
リアケース12は、御回路基板30に対面する主面を有している。この主面には、コネクタ43の抜けを規制する突出部としてのリブ(ボスであってもよい)122が形成されている。
以上のように、本発明によるインターポーザ60が適用される電子機器は、図1、図2、ならびに図3(a)および(b)に示された従来の電子機器と同様のものである。
さて、インターポーザ60は、コネクタ42とコネクタ43との間に配置され、リブ122によって抜けが規制されたコネクタ43により電子モジュールの積層方向の動きを規制されることによってコネクタ42の抜けを規制するものである。即ち、本電子機器が組み立てられることにより、コネクタ43がリアケース12のリブ122によって抜けが規制されるが、これと同時に、コネクタ42の抜けも規制される。
インターポーザ60は、コネクタ43に容易には外れないように装着されている。これにより、本電子機器の組み立て途中に、インターポーザ60が配置されるべき所定の位置からズレたり、落下してしまうことがない。尚、インターポーザ60は、コネクタ42に装着されるか、あるいは、コネクタ42またはコネクタ43と一体に形成されているものであってもよい。
ケーブルコネクタ40と、インターポーザ60との組み合わせは、電子機器の筐体による抜けの規制の助けを得て、コネクタ42および43全ての抜けを防止する機能を有するコネクタシステムといえる。
以上説明した本電子機器の組み立て手順は、おおよそ次の通りである。
まず、作業台上に、フロントケース11をそのウィンドゥ13を下にして載置する。
次に、フロントケース11内に、LCDモジュール20を載置し、ネジ等によって固定する。
LCDモジュール20上に、取付用板金50を、スペーサ55を介して載置し、ネジ等によって固定する。
さらに、取付用板金50上に、スペーサ55を介して制御回路基板30を、載置し、ネジ等によって固定する。尚、制御回路基板30を取付用板金50上にスペーサ55を介して固定してなるアセンブリを、LCDモジュール20上にスペーサ55を介して載置および固定してもよい。
別途用意したケーブルコネクタ40のコネクタ42を、取付用板金50の端部に形成された切欠部52を利用して、LCDモジュール20に設けられたコネクタに電子モジュールの積層方向に挿入する。続いて、ケーブルコネクタ40のコネクタ43を、制御回路基板30に設けられたコネクタに電子モジュールの積層方向に挿入する。ここで、コネクタ43には、前もってインターポーザ60が装着されている。したがって、コネクタ43の挿入によって、コネクタ42とコネクタ43との間にインターポーザ60が介在した状態となる。
最後に、フロントケース11上に、リアケース12を載置および固定する。
以上のようにして、電子機器が組み立てられる。
フロントケース11にリアケース12が固定されることにより、リアケース12に形成されたリブ122がコネクタ43に当接し、コネクタ43の抜けが規制される。これと同時に、インターポーザ60がコネクタ43によって積層方向の動きを規制されることにより、コネクタ42の抜けも規制される。
以上説明した実施例に限定されることなく、本発明は、当該特許請求の範囲に記載された技術範囲内であれば、種々の変形が可能であることは云うまでもない。
電子機器の一例の斜視図である。 図1に示された電子機器の筐体の一部を透視的に示す斜視図である。 図3(a)は図1に示された電子機器の正面図、図3(b)は図3(a)における切断線3B−3Bに沿った断面図、図3(c)は図3(b)の一部を示す拡大図である。 本発明の実施形態によるコネクタ用部品が適用された電子機器の筐体の一部を透視的に見た斜視図である。 図5(a)は図4に示された電子機器の筐体の一部を破断して示す分解斜視図であり、図5(b)は図5(a)の一部を示す拡大図である。 図6(a)は図4に示された電子機器の正面図、図6(b)は図6(a)における切断線6B−6Bに沿った断面図、図6(c)は図6(b)の一部を示す拡大図である。
符号の説明
11 フロントケース
12 リアケース
13 ウィンドゥ
122 リブ
20 LCDモジュール
30 制御回路基板
40 ケーブルコネクタ
41 フラットケーブル
42、43 コネクタ
50 取付用板金
60 インターポーザ

Claims (7)

  1. 第1の電子モジュールと、該第1の電子モジュールに所定の間隔を置いて積層された第2の電子モジュールと、該第1の電子モジュールに積層方向に挿入される第1のコネクタと、該第2の電子モジュールに積層方向に挿入される第2のコネクタと、該第1および該第2の電子モジュールを収容する筐体とを有し、前記筐体は、前記第2の電子モジュールに対面する主面を有し、該主面には、前記第2のコネクタの抜けを規制する突出部が形成されている電子機器に適用されるコネクタ用部品であって、
    前記第1および前記第2のコネクタ間に配置され、該第2のコネクタに積層方向の動きを規制されることによって該第1のコネクタの抜けを規制することを特徴とするコネクタ用部品。
  2. 前記第1または前記第2のコネクタに装着される請求項1に記載のコネクタ用部品。
  3. 前記第1または前記第2のコネクタと一体に形成されている請求項1に記載のコネクタ用部品。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の前記コネクタ用部品と、前記第1および前記第2のコネクタとを有するコネクタシステム。
  5. 前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとは、電気的に接続されている請求項4に記載のコネクタシステム。
  6. 前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとは、互いに同じ形状を呈する請求項4または5に記載のコネクタシステム。
  7. 請求項4乃至6のいずれか1つに記載の前記コネクタシステムと、前記第1および前記第2の電子モジュールと、前記筐体とを有する電子機器。
JP2007119650A 2007-04-27 2007-04-27 コネクタ用部品、コネクタシステム、および電子機器 Expired - Fee Related JP4385341B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007119650A JP4385341B2 (ja) 2007-04-27 2007-04-27 コネクタ用部品、コネクタシステム、および電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007119650A JP4385341B2 (ja) 2007-04-27 2007-04-27 コネクタ用部品、コネクタシステム、および電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008277141A JP2008277141A (ja) 2008-11-13
JP4385341B2 true JP4385341B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=40054857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007119650A Expired - Fee Related JP4385341B2 (ja) 2007-04-27 2007-04-27 コネクタ用部品、コネクタシステム、および電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4385341B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015085451A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 セイコーエプソン株式会社 ロボット
US10050359B2 (en) 2013-10-31 2018-08-14 Seiko Epson Corporation Robot

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008277141A (ja) 2008-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5080336B2 (ja) 基板実装用コネクタ
JP5289712B2 (ja) シールドカバー取付け構造および表示装置
US7309240B2 (en) Apparatus and electronic apparatus
JP4385341B2 (ja) コネクタ用部品、コネクタシステム、および電子機器
JP4712461B2 (ja) 表示パネル用接続ケーブルの保護構造及び車両用計器の組付方法
US8029314B2 (en) Connector for mounting a flexible printed circuit board
CN111526689B (zh) 电子装置
JP5523484B2 (ja) 携帯端末
JP2010251644A (ja) セキュリティ機器
EP3285117B1 (en) Circuit board assembly and terminal
JP4600224B2 (ja) 電子機器及びそれに用いるコネクタ接続構造
JP4923807B2 (ja) プリント基板の実装構造
JP4751469B2 (ja) 電子機器
JP4454601B2 (ja) フレキシブルケーブルの固定構造
JP2010219433A (ja) 電子機器
JP4546879B2 (ja) カメラ付き携帯端末装置
JP5045659B2 (ja) 計器
JP2008199229A (ja) 外部接続コネクタの補強構造及び該補強構造を備える電子機器
JP2004266021A (ja) 電子機器装置
JP2016021061A (ja) フレーム、表示装置、及びテレビジョン受像機
KR20080014282A (ko) 휴대 단말기
JP5294153B2 (ja) 電子機器
JP4563960B2 (ja) 電子機器
JP4788198B2 (ja) フラットディスプレイ
JP2009177321A (ja) 携帯端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4385341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131009

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees