JP2016021061A - フレーム、表示装置、及びテレビジョン受像機 - Google Patents

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力 露久志
Tsutomu Tsuyukushi
力 露久志
洋平 山崎
Yohei Yamazaki
洋平 山崎
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Ikuo Nakamura
育雄 中村
俊作 渕川
Shunsaku Fuchikawa
俊作 渕川
農夫雄 岡部
Nobuo Okabe
農夫雄 岡部
桑原 哲郎
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Abstract

【課題】表示装置を組み立てる際の作業効率を向上させるとともに、表示装置の組み立てに係るコストを低減する。【解決手段】フレーム13は、表示装置のバックライトシャーシの外縁に配置されるフレーム13であって、液晶パネルを駆動するためのドライバ基板を係止するための少なくとも一つの係止部131を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置を構成するフレーム、及びそのようなフレームを備える表示装置に関する。また、本発明は、そのような表示装置を備えるテレビジョン受像機に関する。
近年、テレビに対し、薄型化および軽量化と共に低コスト化が求められており、テレビ内部の構造を単純化したテレビが普及している。
一方、従来のテレビでは、液晶パネルを駆動するためのドライバ基板を、テレビの映像表示面と反対側の面、例えば、バックライトシャーシの背面などに固定する構成が一般的である。そのような構成の一例として、特許文献1には、液晶モジュールにおいて、プリント回路基板が保持されたホルダーを、リアフレームの背面に止具で固定する構成が記載されている。
特開2012−47838号公報(2012年3月8日公開)
しかしながら、上述のような従来のテレビにおいては、ドライバ基板を固定するためのホルダー及びビスなどの固定部材が必要であるため、テレビを構成する部品数が増大するという課題があった。また、部品数の増大に伴って、ドライバ基板をホルダーに取り付ける工程、及び、ホルダーをネジ及びビスなどによって固定する工程が必要になる。また、ドライバ基板を固定するためのホルダーを用いない場合においても、ドライバ基板をバックライトシャーシの背面側にネジ及びビスなどによって直接固定する工程が必要になる。そのため、ドライバ基板を固定する際の作業が煩雑になるという課題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示装置を組み立てる際の作業効率を向上させるとともに、表示装置の組み立てに係るコストを低減することができるフレームを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るフレームは、表示装置のバックライトシャーシの外縁に配置されるフレームであって、液晶パネルを駆動するためのドライバ基板を係止するための少なくとも一つの係止部を有している、ことを特徴としている。
本発明の一態様によれば、表示装置を組み立てる際の作業効率を向上させるとともに、表示装置の組み立てに係るコストを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る表示装置の備えるシート保持枠の一部分を示す拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置を正面側から見た分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置を背面側から見た分解斜視図である。 図2に示す表示装置の備えるシート保持枠の外観を示す斜視図である。 図2に示す表示装置の備えるシート保持枠の一部分を、他の部材と共に示す拡大側面図である。 図2に示す表示装置の備えるシート保持枠の一部分を、他の部材と共に示す拡大斜視図であり、(a)は、ドライバ基板が係止されている状態を示し、(b)は、ドライバ基板が取り外されている状態を示す。 図2に示す表示装置の備えるシート保持枠の一部分を、他の部材と共に示す拡大斜視図であり、(a)は、ドライバ基板が係止されている状態を示し、(b)は、ドライバ基板が取り外されている状態を示す。 図2に示す表示装置の備えるシート保持枠の一部分を、他の部材と共に示す拡大斜視図であり、(a)は、ドライバ基板が係止されている状態を示し、(b)は、ドライバ基板が取り外されている状態を示す。 図2に示す表示装置の備える下側面ベゼルの構成を示す外観図であり、(a)は、下側面ベゼルの構成を示す斜視図であり、(b)は、下側面ベゼルの構成を示す側面図である。 図2に示す表示装置の備えるシート保持枠の一部分を他の部材と共に示す拡大斜視図であって、図9に示す下側面ベゼルがシート保持枠に取り付けられている状態を示す拡大斜視図である。 本発明の実施形態6におけるシート保持枠を、表示装置の背面側から見た分解斜視図であり、(a)は、係止部を有する第1の部材を示す図であり、(b)は、第2の部材を示す図である。 本発明の実施形態6におけるシート保持枠を示す図であり、(a)は、シート保持枠を表示装置の背面側から見た図であり、(b)は、シート保持枠を表示装置の左側面から見た図である。 本発明の実施形態6におけるシート保持枠を組み立てる様子を示す図であり、(a)は、組み立て前のシート保持枠を示す図であり、(b)は、組み立て後のシート保持枠を示す図である。 本発明の実施形態6に係る表示装置の背面側を右斜め上から見た斜視図である。 本発明の実施形態7におけるシート保持枠を示す図であり、(a)は、シート保持枠を、表示装置の上側面から見た斜視図であり、(b)は、シート保持枠の一領域を拡大した図であり、(c)は、シート保持枠の他の領域を拡大した図であり、(d)は、シート保持枠のさらに他の領域を拡大した図である。 本発明の実施形態7におけるシート保持枠に、液晶パネルおよびドライバ基板を設置した図であり、(a)は、シート保持枠を、表示装置の上側面から見た斜視図であり、(b)は、シート保持枠の一領域を拡大した図であり、(c)は、シート保持枠の他の領域を拡大した図であり、(d)は、シート保持枠のさらに他の領域を拡大した図である。 本発明の実施形態7におけるシート保持枠にドライバ基板を設置する様子を示す図である。 本発明の実施形態7における係止部の形状の例を示す図である。
<実施形態1>
本発明の一実施形態に係る表示装置について、図1から図10を用いて説明する。本実施形態に係る表示装置は、例えば、テレビジョン受像機に用いられるが、これは本実施形態を限定するものではない。例えば、本実施形態に係る表示装置は、パーソナルコンピュータ用のディスプレイの形態で実施されてもよい。なお、以下の説明では本発明を実施するために好ましい種々の限定が付加されているが、本発明の技術的範囲は以下の実施形態及び図面の記載に限定されるものではない。また、以下に説明する表示装置を備えるテレビジョン受像機も本明細書に記載された発明に含まれる。
〔表示装置の構成の概要〕
まず、本実施形態に係る表示装置1の構成について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る表示装置1を正面側から見た分解斜視図である。また、図3は、本実施形態に係る表示装置1を背面側から見た分解斜視図である。
図2及び図3に示すように、表示装置1は、フロントキャビネット10、ベゼル11、液晶パネル12、シート保持枠13(フレーム)、光学シート群14、反射シート15、LED基板16、バックライトシャーシ17、スピーカ18、バックキャビネット20、及び、メイン回路基板21を備えている。
なお、本実施形態にかかる表示装置1では、図2及び図3に示すように、液晶パネル12、光学シート群14及び反射シート15の背面にLED基板16及びLED素子160が配置されることによって、直下型バックライトが構成されている。
以下、表示装置1の備える各部材の概要について説明する。なお、表示装置1においてフロントキャビネット10が存在する側を正面とも称し、その反対側(バックキャビネット20が存在する側)を背面とも称する。また、以下の説明においては、各部材について、表示装置1を正面からみて上側(表示装置1の設置面と反対側)の側面を上側面、右側の側面を右側面、左側の側面を左側面、下側(表示装置1の設置面側)の側面を下側面と称する。
(フロントキャビネット、バックキャビネット)
フロントキャビネット10は、主に、表示装置1の外枠を正面側から覆う筐体である。また、バックキャビネット20は、主に、表示装置1を背面側から覆う筐体である。
フロントキャビネット10とバックキャビネット20との間には、フロントキャビネット10側から順に、ベゼル11、液晶パネル12、シート保持枠13、光学シート群14、反射シート15、LED基板16、バックライトシャーシ17、及び、メイン回路基板21が重ねられて格納されている。
(ベゼル、液晶パネル、シート保持枠)
ベゼル11は、液晶パネル12の映像表示面側から液晶パネル12の周囲を覆うように配置され、シート保持枠13と共に液晶パネル12を把持することにより、バックライトシャーシ17に対する液晶パネル12の法線方向の位置を規定する。また、ベゼル11を設けることにより、表示装置1の強度を保つことができ、静電対策にも有効である。なお、図2及び図3においては図示を省略しているが、ベゼル11は、上側面ベゼル、右側面ベゼル、左側面ベゼル、及び下側面ベゼルの4つのベゼル構成枠材を含んで構成されている。上側面ベゼル、右側面ベゼル、左側面ベゼル、及び下側面ベゼルは、それぞれバックライトシャーシ17の上側面、右側面、左側面および下側面を覆うように配置される。
シート保持枠13は、液晶パネル12を支持するフレーム状の部材であり、上述のようにベゼル11と共に液晶パネル12を把持する。また、シート保持枠13は、後述する光学シート群14の周囲から光が漏れることを防ぐ遮光部材である。シート保持枠13は、バックライトシャーシ17と共に光学シート群14を把持することにより、バックライトシャーシ17に対する光学シート群14の法線方向の位置を規定する。なお、シート保持枠13の構成の詳細については、図面を変えて後述する。
(光学シート群、反射シート)
光学シート群14は、後述するLED基板16に備えられているLED素子160から出射される光の光量のムラ(すなわち輝度ムラ)を抑制するとともに、LED素子160から出射される光を調光して液晶パネル12に向けて出射する機能を有している。
光学シート群14は、例えば、拡散シート、プリズムシート、マイクロレンズシート、及び、拡散シートなどを含んで構成されている。なお、光学シート群14を構成する各シートの枚数及び組み合わせは、所望の光学性能が得られるような枚数及び組み合わせであれば、特に限定されるものではない。
反射シート15は、LED素子160から出射される光を反射する。反射シート15には、LED素子挿入孔151が形成されており、反射シート15の背面側に設けられるLED基板16の備えるLED素子160がLED素子挿入孔151に挿入される。これにより、反射シート15は、LED基板16とLED素子160との間に位置することになる。
反射シート15は、LED基板16及びバックキャビネット20などに吸収されていた、LED素子160から出射される光を反射して有効に利用できるため、光学シート群14に向けて出射される光量を増やすことができる。これによって、反射シート15は、液晶パネル12の輝度を向上させる事が出来る。
なお、反射シート15は、入射した光が正反射するシートであってもよいが、乱反射するシートを用いることがより好ましい。反射シート15として入射した光が乱反射するシートを用いることによって、反射シート15は、入射角と異なる角度の反射成分を含んで光を反射させることができる。
(LED基板、バックライトシャーシ、メイン回路基板)
LED基板16は、液晶パネル12側にLED素子160が配置された基板であり、バックライトシャーシ17に固定される。
LED基板16は短冊形の形状を有しており、その長手方向に沿って複数のLED素子160が並んで配置されている。このようにLED基板16を構成することにより、複数のLED素子160を簡易に表示装置1内に配置することができる。
また、LED基板16には、LED素子160に電流を供給する回路(不図示)が設けられており、バックライトシャーシ17の背面に配置されるメイン回路基板21上に設けられている回路(不図示)と電気的に接続されている。
LED基板16の長手方向の一方の端部には、メイン回路基板21に電気的に接続するためのコネクタ161が設けられており、また、LED基板16には、コネクタ161と各LED素子160とを電気的に接続する回路(不図示)が設けられている。
バックライトシャーシ17の背面に配置されるメイン回路基板21は、LED基板16に設けられている回路とコネクタ161を介して電気的に接続されている。
なお、本実施形態では、LED基板16の長手方向が、表示装置1の長手方向に平行に配置される構成を例に説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、LED基板16の長手方向が、表示装置1の短手方向に平行になるように配置してもよい。
バックライトシャーシ17は、LED基板16を保持するシャーシである。また、バックライトシャーシ17には、ベゼル11及びシート保持枠13により、液晶パネル12、光学シート群14、及び、反射シート15が保持される。
(スピーカ)
スピーカ18は、表示装置1において再生(表示)されるコンテンツの音声を出力する。スピーカ18は、バックライトシャーシ17の背面下部とバックキャビネット20の正面下部との間に、スピーカ支柱19を用いて固定される。
〔シート保持枠の構成〕
次に、本実施形態に係るシート保持枠13の構成について、図1及び図4から図8を参照して説明する。
図1は、表示装置1の備えるシート保持枠13の一部分を示す拡大斜視図である。図1に示すように、シート保持枠13の四つの側面(四辺)のうち、下側面(表示装置1を正置した状態において下部となる一辺)には、複数の係止部131が設けられている。各係止部131は、シート保持枠13の下側面の長手方向に沿って所定の間隔をおいて設けられている。係止部131は、液晶パネル12を駆動するためのドライバ基板を係止するための構成である。
図1に示すように、係止部131は、アーム部1311及びツメ部1312を含んで構成されている。
アーム部1311は、シート保持枠13の下側面から、液晶パネル12(表示装置1の表示面)の法線方向に沿って表示装置1の背面側に延伸するアーム状の部位である。図1に示すように、アーム部1311は、その先端部(表示装置1の背面側の端部)において、シート保持枠13の外側に設けられたツメ部1312を有している。
ツメ部1312は、ツメ1312a(第1のツメ)及びツメ1312b(第2のツメ)を有している。図1に示すように、ツメ1312aは、ツメ部1312の上側(アーム部1311と接する側)に設けられており、ツメ1312bは、ツメ部1312の下側(アーム部1311と接していない側)に設けられている。
ツメ1312aは、ドライバ基板の外縁を係止するためのツメである。ドライバ基板は、その外縁がツメ1312aに嵌合するように取り付けられる。これにより、ドライバ基板121の主面が液晶パネル12の法線方向に沿うようにドライバ基板121を係止することができる(換言すれば、ドライバ基板121の法線と液晶パネル12の法線方向とが略直交するようにドライバ基板121を保持することができる)ので、表示装置1の狭額縁化に資する。なお、シート保持枠13へのドライバ基板の係止については、参照する図面を変えて後述する。
ツメ1312bは、ベゼル11を構成する下側面ベゼルを係止するためのツメである。下側面ベゼルは、その下側面の外縁がツメ1312bに嵌合するように取り付けられる。これにより、下側面ベゼルは、シート保持枠13の下方であって、係止部131により係止されているドライバ基板の下方において係止される。なお、シート保持枠13への下側面ベゼルの係止については、参照する図面を変えて後述する。
図4は、シート保持枠13の外観を示す斜視図である。図4に示すように、シート保持枠13は、表示装置1を構成するフレーム部材である。図2及び図3を参照して説明したように、シート保持枠13は、バックライトシャーシ17の外縁に配置される。
なお、図1及び図4においては、シート保持枠13が係止部131を4つ備えている場合の構成例を示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、シート保持枠13に設けられる係止部131の数、及び各係止部131が設けられる位置は、ドライバ基板を確実に係止することができるように構成されていればよく、ドライバ基板の形状に応じて変更することが可能である。また、各係止部131のアーム部1311の長さ(表示装置1の背面側に延伸する長さ)は、ドライバ基板の形状に応じた長さであればよく、少なくとも一つのアーム部1311の長さが、他のアーム部1311の長さと異なっていてもよい。
図5は、シート保持枠13の一部分を、他の部材と共に示す拡大側面図である。図5は、シート保持枠13を右側面からみた拡大側面図である。
図5に示すように、ドライバ基板121は、ツメ1312a及びツメ1312a’に嵌合するように取り付けられる。ドライバ基板121は、液晶パネル12を駆動するための回路(不図示)が設けられる基板であり、フレキシブル配線基板122を介して、液晶パネル12に電気的に接続される。また、図5において図示していないが、下側面ベゼルは、ツメ1312b及びツメ1312b’に嵌合するように取り付けられる。
また、ドライバ基板121の下面(表示装置1の下方の面)には、コネクタ(基板側コネクタ)1211が設けられている。コネクタ1211は、コネクタ(表示装置側コネクタ)123を介してケーブル124に電気的に接続されており、ドライバ基板121に形成された回路に電源及び各種制御信号を供給する。
なお、図5には図示されていないが、コネクタ1211がドライバ基板121の下面に設けられていることからも分かるように、ドライバ基板121は、コネクタ1211などの部品が実装されている面が下面(表示装置1の下方の面)となるように係止される。ドライバ基板121を上記のように係止することにより、ドライバ基板121に実装された部品に、埃などの異物が堆積することを抑制することができる。
図6は、シート保持枠13の一部分を、他の部材と共に示す拡大斜視図であり、(a)は、ドライバ基板121が係止されている状態を示し、(b)は、ドライバ基板121が取り外されている状態を示す。なお、図6(a)及び図6(b)は、シート保持枠13の左側面を表示装置1の正面側から見た拡大斜視図であり、図6(a)及び図6(b)においては、下側面ベゼルの図示を省略している。
図6(a)及び図6(b)に示すように、シート保持枠13の左側面には、液晶パネル12の左側面を覆うように左側面ベゼル113が配置され、シート保持枠13と共に液晶パネル12の左側面を把持する。なお、図6(a)及び図6(b)において、図示を省略しているが、シート保持枠13の下側面には、液晶パネル12の下側面を覆うように下側面ベゼルが配置され、シート保持枠13と共に液晶パネル12の下側面を把持する。また、下側面ベゼルは、その下側面の外縁がツメ1312bに嵌合するように取り付けられる。
図6(a)に示すように、ドライバ基板121は、その外縁がツメ1312aに嵌合するように取り付けられる。また、ドライバ基板121は、フレキシブル配線基板122を介して液晶パネル12に電気的に接続される。フレキシブル配線基板122は、一端がドライバ基板121の下面側に接続され、他端が液晶パネル12の正面側に接続されるように配置される。
図7は、シート保持枠13の一部分を、他の部材と共に示す拡大斜視図であり、(a)は、ドライバ基板121が係止されている状態を示し、(b)は、ドライバ基板121が取り外されている状態を示す。なお、図7(a)及び図7(b)は、シート保持枠13の左側面を表示装置1の下側から見た拡大斜視図であり、図7(a)及び図7(b)においても、下側面ベゼルの図示を省略している。また、図7(a)及び図7(b)において、シート保持枠13が有する複数の係止部131のうち、一つの係止部131のみに部材番号を付し、他の係止部131については部材番号を省略している。
図7(a)に示すように、ドライバ基板121は、その外縁がツメ1312aに嵌合するように取り付けられる。また、図7(a)に示すように、ドライバ基板121がシート保持枠13に取り付けられた状態において、液晶パネル12の法線方向に沿ったドライバ基板の長さは均一ではない。そのため、図7(a)に示す例においては、シート保持枠13の有する複数のツメ1312aの各々に、ドライバ基板121の外縁が嵌合するように、各アーム部1311の長さが定められている。
また、図7(a)に示すように、ドライバ基板121は、複数のフレキシブル配線基板122(図中においては、一つのフレキシブル配線基板122のみに部材番号を付す)を介して液晶パネル12に電気的に接続される。また、図7(a)及び図7(b)に示すように、ドライバ基板121の下部に設けられたコネクタ1211は、コネクタ123に接続されている。
図8は、シート保持枠13の一部分を、他の部材と共に示す拡大斜視図であり、(a)は、ドライバ基板121が係止されている状態を示し、(b)は、ドライバ基板121が取り外されている状態を示す。なお、図8(a)及び図8(b)は、シート保持枠13の左側面を表示装置1の背面側から見た拡大斜視図であり、図8(a)及び図8(b)においても、下側面ベゼルの図示を省略している。また、図8(a)及び図8(b)においても、シート保持枠13が有する複数の係止部131のうち、一つの係止部131のみに部材番号を付し、他の係止部131については部材番号を省略している。
図8(a)及び図8(b)に示すように、シート保持枠13は、光学シート群14を把持する。
図8(a)に示す例においても、ドライバ基板121は、ドライバ基板121がシート保持枠13に取り付けられた状態において、液晶パネル12の法線方向に沿ったドライバ基板の長さは均一ではなく、シート保持枠13の有する複数のツメ1312aの各々に、ドライバ基板121の外縁が嵌合するように、各アーム部1311の長さが定められている。
〔下側面ベゼルの構成〕
図9は、下側面ベゼル114の外観を示す図であり、(a)は、下側面ベゼル114の外観を示す斜視図であり、(b)は、下側面ベゼル114の外観を示す側面図である。
図9(a)及び図9(b)に示すように、下側面ベゼル114は、長手方向を法線方向とする断面がL字状に形成されている。下側面ベゼル114は、シート保持枠13が有する複数の係止部131により係止される。具体的には、下側面ベゼル114の下側面における表示装置1の背面側の外縁部1141が、図5に示すツメ1312bに嵌合するように取り付けられる。また、下側面ベゼル114の下側面における表示装置1の背面側の他の外縁部が、図5に示すツメ1312b’に嵌合するように取り付けられる。
図10は、シート保持枠13の一部分を他の部材と共に示す拡大斜視図であって、下側面ベゼル114がシート保持枠13に取り付けられている状態を示す拡大斜視図である。なお、図10においても、シート保持枠13が有する複数の係止部131のうち、一つの係止部131のみに部材番号を付し、他の係止部131については部材番号を省略している。また、図10においては、シート保持枠13にバックライトシャーシ17が取り付けられた状態を示しており、シート保持枠13と、バックライトシャーシ17との間には、光学シート群14、反射シート15、及び、LED基板16が配置されている。
図10に示すように、下側面ベゼル114の下側面における表示装置1の背面側の外縁部が、ツメ1312bに嵌合するように取り付けられる。
このように、本実施形態に係るシート保持枠13によれば、ドライバ基板121を係止するとともに、ベゼル11を係止することができる。
<実施形態2>
実施形態1においては、係止部131がシート保持枠13の下側面に設けられている構成であるが、本明細書に記載のシート保持枠13は、上記の構成に限定されない。本実施形態においては、例えば、係止部131をシート保持枠13の上側面に設ける構成としてもよい。また、本実施形態においては、ドライバ基板121の部品が実装された面が、下面(正置状態の表示装置1の下方の面)となるように、係止部131のツメ1312aによりドライバ基板121を係止する構成である。シート保持枠13を上記のように構成することにより、ドライバ基板121の主面が液晶パネル12の法線方向に沿うようにドライバ基板121を係止することができるので、表示装置1の狭額縁化に資する。
<実施形態3>
実施形態1及び実施形態2においては、係止部131がシート保持枠13の下側面または上側面に設けられている構成であるが、本発明に係るシート保持枠13は、上記の構成に限定されない。本実施形態においては、係止部131をシート保持枠13の右側面及び左側面の各々に設ける構成としてもよい。また、係止部131をシート保持枠13の右側面または左側面の何れかに設ける構成としてもよい。本実施形態においては、ドライバ基板121の法線方向と、液晶パネル12の法線方向とが略直交するように、係止部131のツメ1312aによりドライバ基板121を係止する構成である。シート保持枠13を上記のように構成することにより、ドライバ基板121の主面が液晶パネル12の法線方向に沿うようにドライバ基板121を係止することができるので、表示装置1の狭額縁化に資する。
<実施形態4>
本実施形態においては、実施形態1に係るシート保持枠13と同様に、実施形態2及び実施形態3に係るシート保持枠13の備える係止部131に、ベゼルを係止するツメ1312bが設けられた構成としてもよい。すなわち、係止部131がシート保持枠13の上側面に設けられている場合には、係止部131は、上側面ベゼルを係止するツメ1312bを備える構成とすればよい。また、係止部131がシート保持枠13の右側面及び左側面に設けられている場合には、係止部131は、右側面ベゼル及び左側面ベゼルの各々を係止するツメ1312bを備える構成とすればよい。シート保持枠13を上記のように構成することにより、ドライバ基板121を係止するとともに、ベゼル11を係止することができる。
<実施形態5>
上述の各実施形態においては、ツメ部1312が、アーム部1311の先端において、シート保持枠13の外側に設けられる構成であるが、本発明に係るシート保持枠13は、上記の構成に限定されない。本実施形態においては、例えば、アーム部1311の先端に設けられたツメ部1312において、ドライバ基板を係止するツメ1312aがシート保持枠13の内側(液晶パネル12側)に設けられ、下側面ベゼルを係止するツメ1312bがシート保持枠13の外側に設けられる構成としてもよい。本実施形態においても、ドライバ基板121の法線方向と、液晶パネル12の法線方向とが略直交するように、係止部131のツメ1312aによりドライバ基板121を係止する構成とすることが好ましい。シート保持枠13を上記のように構成することにより、ドライバ基板121をシート保持枠13の内側に係止することができるので、表示装置1の狭額縁化に資する。
<実施形態6>
上述の各実施形態では、ドライバ基板121の主面と表示面とが直行するようにドライバ基板121が配置されたが、ドライバ基板121の主面と表示面とが平行になるようにドライバ基板121が配置される構成であってもよい。本実施形態では、ドライバ基板121の主面と表示面とが平行になるようにドライバ基板121が配置される構成について、図11〜図14を用いて説明する。なお、上述した「平行」とは、対象となる2つの面が厳密に平行である場合に限定されるものではなく、例えば、一方の面の法線と他方の面とのなす角が、80度〜100度程度であれば、上述した「平行」に含まれる。
図11は、本発明の実施形態6におけるシート保持枠13aを、表示装置1aの背面側から見た分解斜視図であり、(a)は、係止部132を有する第1の部材13bを示す図であり、(b)は、第2の部材13cを示す図である。また、図12は、本発明の実施形態6におけるシート保持枠13aを示す図であり、(a)は、シート保持枠13aを表示装置1aの背面側から見た図であり、(b)は、シート保持枠13aを表示装置1aの左側面から見た図である。なお、図11〜図14における各部材のスケールは、各部材の例示を目的としているため実際のスケールでは描かれていないが、第1の部材13bの表示装置1aの表示面の法線方向の長さは、ドライバ基板121の短手方向の長さより短くなっている。
図11に示すように、本実施形態におけるシート保持枠13aは、シート保持枠13aの一辺が分離された第1の部材(第1のフレーム)13bと、第2の部材13cとによって構成されている。第1の部材13bおよび第2の部材13cは、図12に示すように組み合わせることにより、光学シート群を把持するシート保持枠13aとして機能する。
(第1の部材13b)
図11の(a)および図12に示すように、第1の部材13bには、ドライバ基板121を係止する係止部132が複数設けられている。なお、図11、12、および後述する図14において、係止部132のうち、一つの係止部132のみに部材番号を付し、他の係止部132については部材番号を省略している。係止部132は、図12の(b)に示すように、ドライバ基板121の外縁を係止するためのツメ(第3のツメ)1312cを有している。ツメ1312cは、表示装置1aの背面側において、ドライバ基板121が表示装置1aの表示面に平行になるように係止する。なお、ツメ1312cは、上述したツメ1312aと同じ構造であってもよい。
本実施形態における第1の部材13bは、図12の(b)に示すように、表示装置1aの左側面から見た断面において、表示装置1aの内部に向かって開口したコの字の形状を有している。第1の部材13bは、当該コの字形状の窪みの底部が、表示装置1aの表示面の法線方向に沿うように配置される。そして、第1の部材13bは、表示装置1aの背面側の面において、当該面の上部および下部に、ドライバ基板121が表示装置1aの表示面に平行になるように係止する複数のツメ1312cを有している。そして、ドライバ基板121は、フレキシブル配線基板122を介して、液晶パネル12に電気的に接続される。
(シート保持枠13aの組み立て)
図13は、本発明の実施形態6におけるシート保持枠13aを組み立てる様子を示す図であり、(a)は、組み立て前のシート保持枠13aを示す図であり、(b)は、組み立て後のシート保持枠13aを示す図である。
図13の(a)に示すように、第1の部材13bと第2の部材13cとが分離した状態では、表示装置1aを正面から見た場合におけるシート保持枠13aの上部が開口している。そのため、シート保持枠13aには、把持対象の光学シート群等を容易に配置させることができる。そして、光学シート群等を配置した後、図13の(a)の矢印に示すように、第1の部材13bを設置することによって、図13の(b)に示すように、第1の部材13bおよび第2の部材13cが結合した状態となる。
(ドライバ基板121の配置)
図14は、本発明の実施形態6に係る表示装置1aの背面側を右斜め上から見た斜視図である。図14に示すように、第1の部材13bおよび第2の部材13cが、光学シート群等を把持するシート保持枠13aを構成している。また、図14に示すように、ドライバ基板121を、表示装置1aの背面側において、ドライバ基板の主面が表示装置1aの表示面に平行になるように、ツメ1312cがドライバ基板121を係止している。ここで、上述したように、第1の部材13bの表示装置1aの法線方向の長さは、ドライバ基板121の短手方向の長さより短くなっている。そのため、本実施形態に係る表示装置1aは、表示面の法線方向の長さを、上述した実施形態に比べて短くすることができる。
なお、本実施形態では、シート保持枠13aが、互いに分離可能な第1の部材13bおよび第2の部材13cによって構成されている場合について説明したが、この構成に限定されない。例えば、図14において、第1の部材13bおよび第2の部材13cが分離不可能なシート保持枠13aであっても、表示装置1aの背面側において、ドライバ基板の主面が表示装置1aの表示面に平行になるように、ツメ1312cがドライバ基板121を係止することができる。
また、本実施形態では、シート保持枠13aの上側面側の一辺が分離可能な構成であったが、シート保持枠13aの下側面側の一辺、または、左右何れかの側面側の一辺が分離可能な構成であってもよい。
<実施形態7>
上述の各実施形態では、ドライバ基板121dをツメによって係止する構成について説明したが、ツメ以外の方法でドライバ基板121dを係止する構成であってもよい。本実施形態では、ツメ以外の方法でドライバ基板121dを係止する構成について、図15〜図18を用いて説明する。
図15は、本発明の実施形態7におけるシート保持枠13dを示す図であり、(a)は、シート保持枠13dを、表示装置1dの上側面から見た斜視図であり、(b)は、シート保持枠13dの一領域A1を拡大した図であり、(c)は、シート保持枠13dの他の領域A2を拡大した図であり、(d)は、シート保持枠13dのさらに他の領域A3を拡大した図である。また、図16は、本発明の実施形態7におけるシート保持枠13dに、液晶パネル12およびドライバ基板121dを設置した図であり、(a)は、シート保持枠13dを、表示装置1dの上側面から見た斜視図であり、(b)は、シート保持枠13dの一領域A1を拡大した図であり、(c)は、シート保持枠13dの他の領域A2を拡大した図であり、(d)は、シート保持枠13dのさらに他の領域A3を拡大した図である。
図15に示すように、本実施形態に係るシート保持枠13dは、上述した実施形態におけるツメに替えて、図15の(b)〜(d)に示すように、上側面において、貫通部1331および当接部1332を備える係止部133を備えている。また、図16に示すように、ドライバ基板121dには、係止部133の位置に対応するように、貫通孔1212が設けられている。そして、図16の(b)〜(d)に示すように、係止部133は、ドライバ基板121dに設けられた貫通孔1212に係合する。ここで、ドライバ基板121dがシート保持枠13dに設置された状態において、ドライバ基板121dの主面のうち、シート保持枠13本体とは反対側の主面を表面121A、シート保持枠13本体側の主面を裏面121Bと称する。
係止部133の当接部1332は、ドライバ基板121dの法線方向に沿った対称軸を有し、ドライバ基板121dに向けて湾曲するアーチ型である。そして、当接部1332は、ドライバ基板121dの表面121Aに当接可能である。そのため、ドライバ基板121dに対して、シート保持枠13dから遠ざかる向きの力が働いても、当接部1332がドライバ基板121dに当接するので、ドライバ基板121dの動きを規制することができる。
(ドライバ基板121dの設置)
図17は、本発明の実施形態7におけるシート保持枠13dにドライバ基板121dを設置する様子を示す図である。図17に示すように、ドライバ基板121dの裏面121Bがシート保持枠13d本体側となるように、矢印の方向に倒すようにドライバ基板121dを設置する。このとき、係止部133と貫通孔1212とがそれぞれ係合し、ドライバ基板121dはシート保持枠13dに設置される。このように、本実施形態におけるシート保持枠13dは、簡易な作業でドライバ基板121dをシート保持枠13dに固定することができる。また、本実施形態におけるシート保持枠13dは、上述した実施形態とは異なりツメを備えていないため、ツメを配置するスペースが不要となり、表示装置1dの全体的なサイズを小さくすることができる。
(係止部の形状)
図18は、本発明の実施形態7における係止部の形状の例を示す図である。本実施形態における係止部の形状の例について、図18を用いて説明する。
図18の(a)は、シート保持枠13dに設けられた係止部133の形状を示す図であり、(b)は、(a)に示す係止部133に対応する貫通孔1212を示す図であり、(c)は、(a)に示すシート保持枠13dにドライバ基板121dが設置された図である。図18の(a)に示す係止部133は、図15〜図17に示す係止部133と同じ形状であり、当接部1332がドライバ基板121dの法線方向に沿った対称軸を有し、ドライバ基板121dに向けて湾曲するアーチ型の係止部133である。この場合、ドライバ基板121dの貫通孔1212に係止部133を嵌めることにより、ドライバ基板121dを固定することができる。
図18の(d)は、シート保持枠13eに設けられた係止部133aの形状を示す図であり、(e)は、(a)に示す係止部133aに対応する貫通孔1212aを示す図であり、(f)は、(d)に示すシート保持枠13eにドライバ基板121eが設置された図である。図18の(d)に示す係止部133aでは、当接部1332aが、貫通部1331aの端部からドライバ基板121eに沿って、ドライバ基板121eの短手方向に延伸する当接面1333aを有している。
図18の(d)に示す係止部133aの場合、ドライバ基板121eの貫通孔1212aに係止部133aを貫通させ、図18の(f)に示す矢印の方向(ドライバ基板121eの短手方向)にドライバ基板121eをスライドさせることにより、ドライバ基板121eを固定することができる。
図18の(g)は、シート保持枠13fに設けられた係止部133bの形状を示す図であり、(h)は、(g)に示す係止部133bに対応する貫通孔1212bを示す図であり、(i)は、(g)に示すシート保持枠13fにドライバ基板121fが設置された図である。図18の(g)に示す係止部133bでは、当接部1332bが、貫通部1331bの端部からドライバ基板121fに沿って、ドライバ基板121eの長手方向に延伸する当接面1333bを有している。
図18の(g)に示す係止部133bの場合、ドライバ基板121fの貫通孔1212bに係止部133bを貫通させ、図18の(i)に示す矢印の方向(ドライバ基板121fの長手方向)にドライバ基板121fをスライドさせることにより、ドライバ基板121fを固定することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るフレーム(シート保持枠13)は、表示装置1のバックライトシャーシ17の外縁に配置されるフレームであって、液晶パネル12を駆動するためのドライバ基板121を係止するための少なくとも一つの係止部131を有している、ことを特徴としている。
上記の構成において、上記フレームは、上記バックライトシャーシの外縁に配置されるフレームである。上記フレームが上記係止部を有していることにより、上記フレームに対する上記ドライバ基板の取り付けが容易になる。したがって、上記の構成によれば、上記表示装置を組み立てる際の作業効率を向上させることができる。
また、上記の構成によれば、上記ドライバ基板を上記フレームに直接取り付けることができるので、上記ドライバ基板を固定するために必要な部材を削減することができる。これによって、上記フレームに対する上記ドライバ基板の取り付けに関する部品にかかるコストを低減することができる。
本発明の態様2に係るフレームは、上記態様1において、上記係止部は、上記ドライバ基板の主面が上記表示装置の表示面の法線方向に沿うように上記ドライバ基板を係止する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記ドライバ基板の主面が上記表示装置の表示面の法線方向に沿うように係止することができるので、上記表示装置の狭額縁化に資する。
本発明の態様3に係るフレームは、上記態様1又は2において、上記係止部は、上記表示装置の表示面の法線方向に沿って上記表示装置の背面側に延伸するアーム部1311と、上記アーム部の先端に設けられたツメ部1312と、を有している、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記ツメ部により、上記ドライバ基板を上記表示装置の表示面の法線方向に沿うように係止することができる。
したがって、上記の構成によれば、上記表示装置のさらなる狭額縁化に資する。
本発明の態様4に係るフレームは、上記態様3において、上記ツメ部は、上記ドライバ基板の外縁を係止するための第1のツメ(ツメ1312a)を有している、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記フレームは、上記ドライバ基板の外縁を上記第1のツメにより、係止することができるので、上記フレームに対する上記ドライバ基板の取り付けをより容易にすることができる。
本発明の態様5に係るフレームは、上記態様3又は4において、上記ツメ部は、上記バックライトシャーシに取り付けられるベゼルを係止する第2のツメ(ツメ1312b)を更に有している、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記フレームは、上記ドライバ基板を係止するとともに、上記第2のツメにより、上記ベゼルを係止することができる。したがって、上記ベゼルの取り付けを容易にするとともに、上記フレームに対する上記ベゼルの取り付けに関する部品にかかるコストを低減することができる。
本発明の態様6に係るフレームは、上記態様1から5において、上記係止部を複数備えている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記ドライバ基板をより確実に係止することができる。
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様1から6に係るフレームと、上記フレームの備える係止部131に係止されたドライバ基板121と、を備えている、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記表示装置を組み立てる際の作業効率を向上させるとともに、上記フレームに対する上記ドライバ基板の取り付けに関する部品にかかるコストを低減することができる。
本発明の態様8に係る表示装置は、上記態様7において、上記ドライバ基板は、当該表示装置の正置状態において、部品が実装された面が下向きとなるように、上記係止部によって係止されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記ドライバ基板は、上記ドライバ基板の部品が実装された面が、当該表示装置の正置状態において下向きとなるように係止されるので、上記ドライバ基板に実装された部品に埃などの異物が堆積することを抑制することができる。
本発明の態様9に係るテレビジョン受像機は、上記態様8に係る表示装置を備えている、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記の表示装置と同様の効果を奏する。
本発明の態様10に係るフレーム(シート保持枠13d)において、上記態様1における上記係止部(133)は、上記ドライバ基板に設けられた貫通孔(1212)に係合してもよい。
上記の構成によれば、上記フレームは、フレームの係止部がドライバ基板の貫通孔と係合するので、簡易な構成および作業でドライバ基板をフレームに固定することができる。
本発明の態様11に係るフレームにおいて、上記態様10における上記係止部は、上記貫通孔を貫通する貫通部(1331)と、上記ドライバ基板の主面のうち、当該フレーム本体とは反対側の主面(121A)に当接可能な当接部(1332)とを備えていてもよい。
上記の構成によれば、上記フレームは、ドライバ基板に対して、フレームから遠ざかる方向の力が働いても、当接部においてドライバ基板と当接するため、ドライバ基板の動きを抑制することができる。
本発明の態様12に係るフレームにおいて、上記態様11における上記当接部(1332)は、上記ドライバ基板の法線方向に沿った対称軸を有し、上記ドライバ基板に向けて湾曲するアーチ型であってもよい。
上記の構成によれば、上記フレームは、作業者に対して、簡易な作業でドライバ基板をフレームに固定させることができる。
本発明の態様13に係るフレームにおいて、上記態様11における上記当接部(1332a、1332b)は、上記貫通部の端部から上記ドライバ基板に沿って延伸する当接面(1333a、1333b)を有していてもよい。
上記の構成によれば、上記フレームは、作業者に対して、簡易な作業でドライバ基板をフレームに固定させることができる。
本発明の態様14に係るフレームにおいて、上記態様1〜5、10〜13の何れかにおける上記ドライバ基板は、上記表示装置の正置状態において、部品が実装された面が下向きとなるように、上記係止部によって係止されていてもよい。
上記の構成によれば、上記ドライバ基板は、上記ドライバ基板の部品が実装された面が、当該表示装置の正置状態において下向きとなるように係止されるので、上記ドライバ基板に実装された部品に埃などの異物が堆積することを抑制することができる。
本発明の態様15に係るフレーム(シート保持枠13a)において、上記態様1における上記係止部(132)は、上記表示装置の背面側において、上記ドライバ基板の主面が上記表示装置の表示面に平行になるように上記ドライバ基板を係止してもよい。
上記の構成によれば、上記フレームは、上記表示装置を正面から見た場合の奥行の厚さを薄くすることができる。
本発明の態様16に係るフレームは、上記態様11において、互いに分離可能な第1のフレーム(第1の部材13b)および第2のフレーム(第2の部材13c)によって構成され、上記係止部は、上記第1のフレームに設けられていてもよい。
上記の構成によれば、第1のフレームを分離させている状態で光学シート群等を配置できるので、容易に光学シート群等を配置させることができる。
本発明の態様17に係るフレームにおいて、上記態様15または16における上記係止部は、上記ドライバ基板の外縁を係止する第3のツメ(1312c)を有していてもよい。
上記の構成によれば、上記フレームは、容易にドライバ基板を設置させることができる。
本発明の態様18に係るフレームは、上記態様10〜17の何れかにおいて、上記係止部を複数備えていてもよい。
上記の構成によれば、上記フレームは、ドライバ基板をより確実に係止することができる。
本発明の態様19に係る表示装置は、上記態様10〜18の何れかにおけるフレームと、上記フレームの備える係止部に係止されたドライバ基板と、を備えている。
上記の構成によれば、上記表示装置は、組み立てる際の作業効率を向上させるとともに、上記フレームに対する上記ドライバ基板の取り付けに関する部品にかかるコストを低減することができる。
本発明の態様20に係るテレビジョン受像機は、上記態様19に記載の表示装置を備えている。
上記の構成によれば、上記表示装置と同様の効果を奏する。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、テレビジョン受像機を含む表示装置一般に好適に利用することができる。
1 表示装置
11 ベゼル
12 液晶パネル
121 ドライバ基板
13 シート保持枠(フレーム)
13b 第1の部材(第1のフレーム)
13c 第2の部材(第2のフレーム)
131、132、133 係止部
1311 アーム部
1312 ツメ部
1312a ツメ(第1のツメ)
1312b ツメ(第2のツメ)
1312c ツメ(第3のツメ)
1331 貫通部
1332 当接部
17 バックライトシャーシ

Claims (16)

  1. 表示装置のバックライトシャーシの外縁に配置されるフレームであって、
    液晶パネルを駆動するためのドライバ基板を係止するための少なくとも一つの係止部を有している、
    ことを特徴とするフレーム。
  2. 上記係止部は、上記ドライバ基板の主面が上記表示装置の表示面の法線方向に沿うように上記ドライバ基板を係止する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフレーム。
  3. 上記係止部は、
    上記表示装置の表示面の法線方向に沿って上記表示装置の背面側に延伸するアーム部と、
    上記アーム部の先端に設けられたツメ部と、を有している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフレーム。
  4. 上記ツメ部は、上記ドライバ基板の外縁を係止するための第1のツメを有している、
    ことを特徴とする請求項3に記載のフレーム。
  5. 上記ツメ部は、上記バックライトシャーシに取り付けられるベゼルを係止する第2のツメを更に有している、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のフレーム。
  6. 上記係止部は、上記ドライバ基板に設けられた貫通孔に係合する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフレーム。
  7. 上記係止部は、上記貫通孔を貫通する貫通部と、上記ドライバ基板の主面のうち、当該フレーム本体とは反対側の主面に当接可能な当接部とを備えている、
    ことを特徴とする請求項6に記載のフレーム。
  8. 上記当接部は、
    上記ドライバ基板の法線方向に沿った対称軸を有し、上記ドライバ基板に向けて湾曲するアーチ型である、
    ことを特徴とする請求項7に記載のフレーム。
  9. 上記当接部は、
    上記貫通部の端部から上記ドライバ基板に沿って延伸する当接面を有している、
    ことを特徴とする請求項7に記載のフレーム。
  10. 上記ドライバ基板は、上記表示装置の正置状態において、部品が実装された面が下向きとなるように、上記係止部によって係止されている、
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のフレーム。
  11. 上記係止部は、上記表示装置の背面側において、上記ドライバ基板の主面が上記表示装置の表示面に平行になるように上記ドライバ基板を係止する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフレーム。
  12. 当該フレームは、互いに分離可能な第1のフレームおよび第2のフレームによって構成され、
    上記係止部は、上記第1のフレームに設けられている、
    ことを特徴とする請求項11に記載のフレーム。
  13. 上記係止部は、上記ドライバ基板の外縁を係止する第3のツメを有している、
    ことを特徴とする請求項11または12に記載のフレーム。
  14. 上記係止部を複数備えている、
    ことを特徴とする請求項1から13の何れか1項に記載のフレーム。
  15. 請求項1から14の何れか1項に記載のフレームと、
    上記フレームの備える係止部に係止されたドライバ基板と、を備えている、
    ことを特徴とする表示装置。
  16. 請求項15に記載の表示装置を備えている、
    ことを特徴とするテレビジョン受像機。
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