JP4383958B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射制御装置に関し、より詳しくは、筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと吸気通路または吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気通路噴射用インジェクタとを備える、いわゆるデュアル噴射型内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
一般に、筒内に向けて燃料を噴射するための筒内噴射用インジェクタと吸気通路または吸気ポート内に向けて燃料を噴射するための吸気通路噴射用インジェクタとを備え,機関の運転状態に応じてこれらのインジェクタを切替え使用することにより、例えば低負荷運転領域での成層燃焼と高負荷運転領域での均質燃焼を実現させたり、両者を同時に使用して、燃費特性や出力特性の改善を図った、いわゆるデュアル噴射型内燃機関が知られている。
ところで、このようなデュアル噴射型内燃機関において、その始動性、特に冷間始動性を良好とするために、例えば、特許文献1に記載の技術が提案されている。
このものは、燃焼室内に燃料を直接噴射する主燃料噴射弁と、吸気通路内に燃料を噴射する補助燃料噴射弁とを備え、始動時に主燃料噴射弁による燃料噴射と共に、必要に応じて補助燃料噴射弁から一時的に燃料を噴射するものであって、補助燃料噴射弁から燃料を噴射するに際しては、内燃機関の回転数が規定回転数を超えるまで噴射を継続すると共に、この規定回転数を内燃機関の温度が低い側では高い側に比較して高く設定するようにしている。
特開2001−3785号公報
しかしながら、かかる特許文献1に記載の技術では、始動時において、内燃機関の回転数が規定回転数を超えるまで補助燃料噴射弁からの噴射を継続するようにしているが、補助燃料噴射弁からの噴射は吸気通路内に行なわれるので、用いられる燃料が重質燃料の場合にはその気化が充分に行なわれず、始動性が然程改善されないおそれがあった。すなわち、吸気通路内に噴射された重質燃料は揮発性が悪いので、吸気通路壁面への付着燃料が増大し、空燃比がリーンとなる結果、燃焼が悪化し失火等が生ずるおそれがあるからである。
また、始動時において燃焼が悪化する原因としては、機関の経時変化に伴うデポジットの壁面付着やインジェクタの目詰まり等に起因する筒内への供給燃料量の不足等も考えられる。
そこで、本発明の目的は、重質燃料が用いられた場合やデポジットの壁面付着による燃焼悪化が発生した場合でも機関の始動性を良好にすると共に、始動時におけるエミッションの悪化を生じさせることのない内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の一形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置は、筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとを備える内燃機関において、機関始動時の所定期間において機関の燃焼悪化が検出されたときには、筒内噴射用インジェクタからの燃料噴射量の比率が増大するように変更することを特徴とする。
ここで、前記燃焼悪化は、機関始動時の所定期間での機関の回転変動により検出されてもよい。
また、前記燃焼悪化は、機関始動時の所定期間での筒内圧変動により検出されてもよい。
さらに、吸気通路噴射用インジェクタからの燃料噴射量に対する筒内噴射用インジェクタからの燃料噴射量の前記比率が0対100%であってもよい。
本発明の一形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置によると、筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとを備える内燃機関において、機関始動時の所定期間において機関の燃焼悪化が検出されたときには、吸気通路噴射用インジェクタからの燃料噴射量よりも筒内噴射用インジェクタからの燃料噴射量の比率が増大するように変更されるので、使用燃料が重質燃料の場合には揮発性の低い重質燃料の吸気通路壁面への付着量が低減され、同時に、比率が増大されて噴射される筒内噴射燃料により、空燃比がリーンとなることによる失火が抑制される。また、デポジットの壁面付着やインジェクタの目詰まり等に起因する燃焼悪化の場合にも、筒内での燃料が確保され、空燃比がリーンとなることによる失火が抑制される。かくて、始動時のエミッションの悪化を抑制することもできる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、本発明に係るデュアル噴射型内燃機関の燃料噴射制御装置の概略構成が示されている図1を参照するに、機関1は4つの気筒1aを備えている。各気筒1aはそれぞれ対応する吸気枝管2を介して共通のサージタンク3に接続されている。サージタンク3は吸気ダクト4を介してエアフローメータ4aに接続され、エアフローメータ4aはエアクリーナ5に接続されている。吸気ダクト4内には電動モータ6によって駆動されるスロットル弁7が配置されている。このスロットル弁7は機関負荷が極く低いときのみ或る程度閉弁しており、機関負荷が少し高くなると全開状態に保持される。一方、各気筒1aは共通の排気マニホルド8に連結され、この排気マニホルド8は三元触媒コンバータ9に連結されている。
各気筒1aには、筒内に向けて燃料を噴射するための筒内噴射用インジェクタ11と吸気ポートまたは吸気通路内に向けて燃料を噴射するための吸気通路噴射用インジェクタ12とがそれぞれ取り付けられている。これらインジェクタ11、12は電子制御ユニット30の出力信号に基づいてそれぞれ制御される。また、各筒内噴射用インジェクタ11は共通の燃料分配管13に接続されており、この燃料分配管13は燃料分配管13に向けて流通可能な逆止弁14を介して、機関駆動式の高圧燃料ポンプ15に接続されている。
図1に示すように、高圧燃料ポンプ15の吐出側はスピル電磁弁15aを介して高圧燃料ポンプ15の吸入側に連結されており、このスピル電磁弁15aの開度が小さいとき程、高圧燃料ポンプ15から燃料分配管13内に供給される燃料量が増大され、スピル電磁弁15aが全開にされると、高圧燃料ポンプ15から燃料分配管13への燃料供給が停止されるように構成されている。なお、スピル電磁弁15aは電子制御ユニット30の出力信号に基づいて制御される。
一方、各吸気通路噴射用インジェクタ12は共通の燃料分配管16に接続されており、燃料分配管16および高圧燃料ポンプ15は共通の燃料圧レギュレータ17を介して、電動モータ駆動式の低圧燃料ポンプ18に接続されている。さらに、低圧燃料ポンプ18は燃料フィルタ19を介して燃料タンク20に接続されている。燃料圧レギュレータ17は低圧燃料ポンプ18から吐出された燃料の燃料圧が予め定められた設定燃料圧よりも高くなると、低圧燃料ポンプ18から吐出された燃料の一部を燃料タンク20に戻すように構成されており、したがって吸気通路噴射用インジェクタ12に供給されている燃料圧および高圧燃料ポンプ15に供給されている燃料圧が上記設定燃料圧よりも高くなるのを阻止している。さらに、図1に示すように、高圧燃料ポンプ15と燃料圧レギュレータ17との間には流通弁21が設けられている。この流通弁21は通常開弁されており、この流通弁21が閉弁されると低圧燃料ポンプ18から高圧燃料ポンプ15への燃料供給が停止される。なお、この流通弁21の開閉は電子制御ユニット30の出力信号に基づいて制御される。
また、電子制御ユニット30はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス31を介して相互に接続されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具備している。エアフローメータ4aは吸入空気量に比例した出力電圧を発生し、このエアフローメータ4aの出力電圧はAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。機関1には機関冷却水温に比例した出力電圧を発生する水温センサ38が取付けられ、この水温センサ38の出力電圧はAD変換器39を介して入力ポート35に入力される。
燃料分配管13には燃料分配管13内の燃料圧に比例した出力電圧を発生する燃料圧センサ40が取付けられ、この燃料圧センサ40の出力電圧はAD変換器41を介して入力ポート35に入力される。触媒9上流の排気マニホルド8には排気ガス中の酸素濃度に比例した出力電圧を発生する酸素濃度センサ42が取付けられ、この酸素濃度センサ42の出力電圧はAD変換器43を介して入力ポート35に入力される。アクセルペダル10はアクセルペダル10の踏込み量に比例した出力電圧を発生するアクセル開度センサ44に接続され、アクセル開度センサ44の出力電圧はAD変換器45を介して入力ポート35に入力される。また、入力ポート35には機関回転数を表す出力パルスを発生する回転数センサ46が接続されている。さらに、入力ポート35にはスタータのオン・オフ信号を検出するスタータスイッチ49が接続されている。電子制御ユニット30のROM32には、上述のアクセル開度センサ44および回転数センサ46により得られる機関負荷率および機関回転数に基づき、運転状態に対応させて設定されている燃料噴射量の値や機関冷却水温に基づく補正値等が予めマップ化されて記憶されている。
さらに、図2には気筒1aの側断面図が示されている。図2を参照するに、61はシリンダブロック、62は頂面上に凹部62aが形成されたピストン、63はシリンダブロック61上に固締されたシリンダヘッド、64はピストン62とシリンダヘッド63間に形成された燃焼室、65は吸気バルブ、66は排気バルブ、67は吸気ポート、68は排気ポート、69は点火プラグをそれぞれ示している。吸気ポート67は燃焼室64内に流入した空気がシリンダ軸線周りの旋回流を発生するように形成されている。凹部62aは筒内噴射用インジェクタ11側に位置するピストン62の周縁部からピストン62中央部に向かって延び、また点火プラグ69の下方において上方に延びるように形成されている。
また、吸気バルブ65および排気バルブ66は、それぞれ、吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71に連係されている。吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71は、通常のカムと油圧制御機構とによる駆動力または励磁電流が印加されたときに発生する電磁力を利用して、それぞれ、吸気バルブ65と排気バルブ66とを進退駆動する機械式または電磁式の駆動機構から構成され、電子制御ユニット30の信号に基づき、開閉のタイミングおよびリフト量が任意に制御可能に構成されている。従って、例えば電子制御ユニット30からの信号に基づいて吸気バルブ駆動機構70および/または排気バルブ駆動機構71が作動されると、吸気バルブ65および/または吸気バルブ65の開閉時期、延いては開期間が長く或いは短く可変制御されることになる。
ここで、電子制御ユニット30の出力ポート36は対応する駆動回路47を介して、電動モータ6、各筒内噴射用インジェクタ11、各吸気通路噴射用インジェクタ12、スピル電磁弁15a、流通弁21、吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71に接続されている。
次に、上記構成を有する本発明の第1の実施形態のエンジン始動時の燃料噴射制御について、以下、図3に示すフローチャートを参照して説明する。まず、不図示のアクセサリスイッチのオンにより制御が開始されると、電動モータ駆動式の低圧燃料ポンプ18が駆動開始され、流通弁21が開、スピル電磁弁15aが閉に維持される。そこで、スタータスイッチ49がオンされエンジン1のクランキングが開始されると、本第1の実施形態では吸気通路噴射用インジェクタ12による吸気通路ないしはポート内噴射が実行される。
そして、始動時燃料噴射制御ルーチンにおけるステップS31の判断で、エンジン1が始動中であるか否かが判断される。ここで、始動中であるか否かの判断は、エンジン1の回転数Neが所定値Ne1を超え、且つ回転数Neがこの所定値Ne1を超えた時刻t1後の経過時間ないしは期間tが所定値tsを超えたか否かにより行なわれる。この回転数の所定値Ne1としては、完爆が行なわれた目安として、Ne1=300〜400rpmとし、また経過時間の所定値tsとしては、完爆後の回転数上昇期間として、ts=1〜5secとすることができる。そして、ステップS31の判断で始動中である、すなわち「Yes」のときは、ステップS32に進み、運転状態を示す各種パラメータが入力される。このパラメータとしては、水温センサ38からの検出値であるエンジン1の冷却水温T、回転数センサ46からの算出値である回転数Ne、および上述の完爆後の経過時間t等を挙げることができる。さらに、ステップS33において、燃焼悪化の一因としての、用いられている燃料が重質燃料であるか否かが判断される。ここで、重質燃料であるか否かの判断は以下のようにして行なわれる。
一般に、エンジンの始動時における回転数Neの変動の様子は、図4のタイムチャートに示される通りである。ここで、t0はクランキングの開始時刻、t1は完爆が行なわれてエンジンの回転数Neが上述の所定値Ne1に至った時刻、t2は完爆後に所定時間ないしは期間ts経過後の時刻をそれぞれ表している。そして、図4において、通常の揮発性に優れた燃料の場合の回転数Neの変動は実線で示され、揮発性の劣る重質燃料の場合が破線で示されている。図4から分かるように、通常燃料の場合には、完爆により回転数Neが上述の所定値Ne1に至った後は、エンジンの回転数Neが規定回転数Ne2(例えば、Ne2=1000rpm)まで滑らかに上昇する。一方、重質燃料の場合は、所定値Ne1に至った後における所定時間ts内においても回転数Neの上下の変動が生ずるのである。
そこで、本発明の第1の実施形態においては、この現象を利用して、ステップS33において、回転数Neの上下の変動が所定時間ts内に生じたか否かにより、重質燃料に起因する燃焼悪化であるか否かの判断が行なわれる。詳しくは、以前の制御ルーチンサイクルにおいて得られた回転数Neと今回の制御ルーチンサイクルにおいて得られた回転数Neとを対比することにより、その変動の様子を把握し、それに基づき判断されるのである。そして、上述のステップS33の判断において、重質燃料に起因する燃焼悪化であると判断されたとき、すなわち、「Yes」のときは、ステップS34に進み、噴射比率の算出が行なわれる。
詳しくは、機関負荷率と機関回転数とによる機関の運転状態から、予め実験等により求められ、マップ化されてROM32に記憶されている燃料噴射量および噴射比率が得られる。すなわち、筒内噴射用インジェクタ11により筒内の燃焼室64に向けて噴射される燃料噴射量および吸気通路噴射用インジェクタ12により吸気通路ないしはポートに噴射される燃料噴射量がそれぞれ噴射比率に応じて求められるのである。そして、ステップS35に進み、上記噴射比率の下に、筒内噴射用インジェクタ11(図3には筒内INJと表示されている)での燃焼室64への噴射および吸気通路噴射用インジェクタ12(図3にはポートINJと表示されている)での吸気通路ないしはポート噴射が同時に実行される。
また、上述のステップS31における判断で始動中でないとされたとき、およびステップS33における判断で重質燃料に起因する燃焼悪化でないとされたときは、いずれもステップS36に進み、吸気通路噴射用インジェクタ12による噴射実行フラグである「exportex」がオン操作され、次のステップS37での吸気通路噴射用インジェクタ12による100%の吸気通路ないしはポート噴射が継続して実行される。
燃焼悪化が重質燃料に起因する場合の本実施の形態によれば、揮発性の低い重質燃料の吸気通路壁面への付着量割合が低減され、同時に、比率が増大されて噴射される筒内噴射燃料により、空燃比がリーンとなることによる失火が抑制される。また、揮発性の低さを見越しての燃料増量の必要性を低減できるので、始動時のエミッションの悪化を抑制することもできる。なお、この噴射比率は、冷却水温Tに応じて変更されてもよく、例えば、冷却水温Tが低い程、筒内噴射用インジェクタ11からの噴射比率を吸気通路噴射用インジェクタ12に比べ多くしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態のエンジン始動時の燃料噴射制御について、以下、図5に示すフローチャートを参照して説明する。この第2の実施形態においても、スタータスイッチ49がオンされエンジン1のクランキングが開始されると、吸気通路噴射用インジェクタ12による吸気通路ないしはポート内噴射が実行されること第1の実施形態と同様である。
また、始動時燃料噴射制御ルーチンにおけるステップS51でのエンジン1が始動中であるか否かの判断、ステップS52での運転状態を示す各種パラメータの入力、およびステップS53での燃焼悪化であるか否かの判断は、前述の第1の実施形態におけるステップS31ないしステップS33と同じであるから重複説明を避ける。
そこで、ステップS53において、重質燃料に起因する燃焼悪化であると判断されると、すなわち、「Yes」のときは、ステップS54に進み、吸気通路噴射用インジェクタ12による噴射実行フラグである「exportex」がオフ操作され、さらに、ステップS55に進んで、筒内噴射用インジェクタ11による噴射実行フラグである「exdiex」がオン操作される。そして、次のステップS56において、筒内噴射用インジェクタ11による100%の筒内噴射が実行される。換言すると、重質燃料に起因する燃焼悪化の場合には吸気通路ないしはポート内噴射から筒内噴射に切替えられるのである。なお、ステップS51における判断で始動中でないとされたとき、およびステップS53における判断で重質燃料に起因する燃焼悪化でないとされたときは、いずれもステップS57に進み、吸気通路噴射用インジェクタ12による噴射実行フラグである「exportex」がオン操作され、次のステップS58での吸気通路噴射用インジェクタ12による100%の吸気通路ないしはポート噴射が継続して実行されること、前実施の形態と同じである。
上述した本発明の始動時燃料噴射制御について、図6に示すタイムチャートを参照してさらに説明する。まず、前述のように、アクセサリスイッチのオンにより電動モータ駆動式の低圧燃料ポンプ18が駆動開始され、燃料分配管13および16に燃圧P1が発生する。しかして、時点t0において、スタータスイッチ49がオンとされスタータによるクランキングが行われるのと同時にスタータ信号が入力されると、吸気通路噴射用インジェクタ12によるポートINJ噴射が行われる。そして、ある気筒における完爆等により回転数Neが時刻t1において所定値Ne1に至る。そこで、所定値Ne1に至った後における所定時間ts内における回転数Neの上下の変動に基づき時刻txで重質燃料に起因する燃焼悪化であると判定されると、ポートINJ噴射が禁止され、筒内INJ噴射が実行される。この結果、回転数Neは太線で示すように上下の変動を伴わず安定する。
本第2の実施形態においては、揮発性の低い重質燃料の吸気通路壁面への付着がなく、全量が噴射される筒内噴射燃料により、空燃比がリーンとなることによる失火が抑制される。また、揮発性の低さを見越しての燃料増量の必要性を低減できるので、始動時のエミッションの悪化を抑制することもできる。
次に、上述した第1および第2の実施形態における燃焼悪化の一因としての重質燃料か否かの判断の他に、デポジットの壁面付着等に起因する燃焼悪化を判断ないしは判定し得る他の手順について、第3ないし第5の実施形態として図7以降を参照してさらに説明する。
そこで、図7のフローチャートに示す第3の実施形態としての燃焼悪化判定ルーチンでは、4気筒エンジンの場合、上死点から所定角度(例えば、クランク角で30°、以下30°CAと表示する)回転するのに要する時間(例として、所定角度が30°のとき、これを30°CA時間と称す)と、上死点前180°において上記所定角度に対応する角度を回転するに要した時間との差により回転変動ΔTを求め、この回転変動ΔTが所定値を超えたか否かにより燃焼悪化を判定するのである。燃焼が悪化する程、30°CA時間は長くなる。なお、図7のフローチャートにおいては、所定角度が30°のときについて示されている。
従って、この燃焼悪化判定ルーチンでは、ステップS71において、クランク角が基準角度位置から30°毎に設定されている30°CAタイミング位置にあるか否かが判断され、その位置にないとき、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。一方、「Yes」のときは、ステップS72に進み、30°CA回転するのに要した時間である30°CA時間T30が、今回の30°CA時刻から前回の30°CA時刻を減算することにより求められる。そして、次のステップS73において、上死点後の30°CAタイミング位置にあるか否かが判断され、その位置にないとき、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。一方、「Yes」のときは、ステップS74に進み、30°CA時間T30の変化量ΔTが、今回の30°CA時刻T30から前回の30°CA時刻T30oldを減算することにより求められる。さらに、ステップS75において、今回の30°CA時刻T30を前回の30°CA時刻T30oldとして保存した後、ステップS76に進み、完爆後ある遅延時間を置いて所定時間が経過しているか否かが判断され、経過しているとき、すなわち「Yes」のときは、このルーチンを終了する。一方、「No」のときは、ステップS77に進みエンジン1がアイドル運転状態か否かが判断され、アイドル運転状態でないとき、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。そして、アイドル運転状態のとき、すなわち「Yes」のときは、ステップS78に進み、ステップS74で求めた30°CA時間T30の変化量ΔTが、所定値を超えるか否かが判断され、超えない、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。そして、この変化量ΔTが所定値を超えるとき、すなわち「Yes」のときは、ステップS79に進み、燃焼悪化と判定して燃焼悪化フラグ「exnerough」をオンとしてルーチンを終了する。
この燃焼悪化判定ルーチンは、前述した第1および第2の実施形態におけるステップS33およびステップS53での重質燃料に起因する燃焼悪化か否かの判定ルーチンに対応し、燃焼悪化と判定されたときは、第1および第2の実施形態と同様に、筒内噴射用インジェクタからの燃料噴射量の比率が増大するように変更されるか、または吸気通路ないしはポート内噴射から筒内噴射に切替えられる。
次に、上述した第3の実施形態の回転変動による燃焼悪化判定ルーチンと同様に回転変動により燃焼悪化を判断ないしは判定し得る他の手順について、第4の実施形態として図8を参照して説明する。
そこで、図8(A)のフローチャートに示す第4の実施形態としての燃焼悪化判定ルーチンでは、目標回転数と現在の回転数との差分により、目標回転数偏差量「DLNT」を計算し、この偏差量が所定値を超えたか否かにより燃焼悪化を判定するのである。燃焼が悪化する程、目標回転数偏差量「DLNT」は大きくなる。
従って、この燃焼悪化判定ルーチンでは、ステップS81において、エンジン1の冷却水温が水温センサ38から検出され、この冷却水温に基づいて目標回転数NTがマップ等から求められる。そして、ステップS82において、完爆後ある遅延時間を置いて所定時間が経過しているか否かが判断され、経過しているとき、すなわち「Yes」のときは、このルーチンを終了する。一方、「No」のときは、ステップS83に進みエンジン1がアイドル運転状態か否かが判断され、アイドル運転状態でないとき、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。そして、アイドル運転状態のとき、すなわち「Yes」のときは、ステップS84に進み、ステップS81で求めた目標回転数NTと現在の回転数NEとの差分により、目標回転数偏差量「DLNT」が算出される。次に、ステップS85において、この目標回転数偏差量「DLNT」が所定値を超えたか否かが判断され、超えない、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。そして、この目標回転数偏差量「DLNT」が所定値を超えるとき、すなわち「Yes」のときは、ステップS86に進み、燃焼悪化と判定して燃焼悪化フラグ「exnerough」をオンとしてルーチンを終了する。上述した目標回転数偏差量「DLNT」に基づく判定の態様を図8(B)のタイムチャートに示す。
なお、この目標回転数偏差量「DLNT」に基づく燃焼悪化判定ルーチンは、前述した第1および第2の実施形態におけるステップS33およびステップS53での重質燃料か否かの判定ルーチンに対応し、燃焼悪化と判定されたときは、第1および第2の実施形態と同様に、筒内噴射用インジェクタからの燃料噴射量の比率が増大するように変更されるか、または吸気通路ないしはポート内噴射から筒内噴射に切替えられること、第3の実施形態と同じである。
さらに、第5の実施形態としての燃焼悪化判定ルーチンを図9のフローチャートを参照して説明する。この燃焼悪化判定ルーチンは、不図示の筒内圧センサを用いて燃焼による筒内圧を検出し、前回と今回の点火による所定のクランク角区間(例えば、上死点から30°CAの区間)における筒内圧最大値Pmaxの変化量から圧力変動ΔPを計算し、この圧力変動ΔPが所定値を超えたか否かにより燃焼悪化を判定するのである。燃焼が悪化する程、筒内圧最大値Pmaxが低下し、且つ、筒内圧最大値Pmaxの発生位置が遅れ側に変化する。
そこで、この圧力変動ΔPに基づく燃焼悪化判定ルーチンでは、ステップS901において、不図示の筒内圧センサにより筒内圧Pcylが計測され読み込まれる。そして、次のステップS902において、クランク位置が上死点から上死点後の30°CAの間にあるか否かが判断され、その間にないとき、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。一方、「Yes」のときは、ステップS903に進み、ステップS901において読み込まれた筒内圧Pcylが、後述する筒内圧最大値Pmaxの前回値と対比される。今回の筒内圧Pcylが筒内圧最大値Pmaxの前回値より大きくないとき、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。一方、「Yes」のときは、ステップS904に進み、今回の筒内圧Pcylを今回の筒内圧最大値Pmaxとして設定する。さらに、ステップS905に進み、クランク位置が上死点後30°CAタイミング位置にあるか否かが判断され、その位置にないとき、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。一方、「Yes」のときは、ステップS906に進み、今回の筒内圧最大値Pmaxから前回の筒内圧最大値Pmaxを減算することにより圧力変動ΔPが求められる。
そして、次のステップS907において、今回の筒内圧最大値Pmaxを前回の筒内圧最大値Pmaxとして保存した後、ステップS908に進み、完爆後ある遅延時間を置いて所定時間が経過しているか否かが判断され、経過しているとき、すなわち「Yes」のときは、このルーチンを終了する。一方、「No」のときは、ステップS909に進みエンジン1がアイドル運転状態か否かが判断され、アイドル運転状態でないとき、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。そして、アイドル運転状態のとき、すなわち「Yes」のときは、ステップS910に進み、ステップS906で求められた圧力変動ΔPが、所定値を超えるか否かが判断され、超えない、すなわち「No」のときはこのルーチンを終了する。そして、この圧力変動ΔPが所定値を超えるとき、すなわち「Yes」のときは、ステップS911に進み、燃焼悪化と判定して燃焼悪化フラグ「exnerough」をオンとしてルーチンを終了する。
なお、この圧力変動ΔPに基づく燃焼悪化判定ルーチンは、前述した第1および第2の実施形態におけるステップS33およびステップS53での重質燃料に起因する燃焼悪化か否かの判定ルーチンに対応し、燃焼悪化と判定されたときは、第1および第2の実施形態と同様に、筒内噴射用インジェクタからの燃料噴射量の比率が増大するように変更されるか、または吸気通路ないしはポート内噴射から筒内噴射に切替えられること、上述の第3および第4の実施形態と同様である。
上述した圧力変動ΔPに基づく燃焼悪化判定の態様を図10のタイムチャートに示す。燃焼が正常であるときには、その筒内圧最大値Pmaxが上死点から上死点後30°CAの間に現れるのに対し、燃焼悪化時には、その筒内圧最大値Pmaxが低下すると共に、その発生位置が遅れ側に変化することが理解されよう。
なお、上述の本発明による制御は、4気筒機関のみに限られず、より気筒の多い多気筒機関で行うことも可能であることはいうまでもない。
本発明に係るデュアル噴射型内燃機関の燃料噴射制御装置の概略構成図を示す模式図である。 図1に示す機関の側断面図である。 本発明の第1の実施形態における始動時燃料噴射制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 エンジンの始動時における回転数Neの変動の様子を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施形態における始動時燃料噴射制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における制御の形態と機関回転数Neとの関係を示すタイムチャートである。 本発明の第3の実施形態における燃焼悪化判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 (A)は、本発明の第4の実施形態における燃焼悪化判定ルーチンの一例を示すフローチャート、(B)はその判定の態様を示すタイムチャートである。 本発明の第5の実施形態における燃焼悪化判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態における燃焼悪化判定の態様を示すタイムチャートである。
符号の説明
11 筒内噴射用インジェクタ
12 吸気通路噴射用インジェクタ
30 電子制御ユニット
44 アクセル開度センサ(負荷センサ)
46 回転数センサ
49 スタータスイッチ

Claims (4)

  1. 筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとを備える内燃機関において、
    機関始動時の所定期間において機関の燃焼悪化が検出されたときには、筒内噴射用インジェクタからの燃料噴射量の比率が増大するように変更することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 前記燃焼悪化は、機関始動時の所定期間での機関の回転変動により検出されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 前記燃焼悪化は、機関始動時の所定期間での筒内圧変動により検出されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  4. 吸気通路噴射用インジェクタからの燃料噴射量に対する筒内噴射用インジェクタからの燃料噴射量の前記比率が0対100%であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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