JP4382238B2 - うるしを用いた布帛の模様形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、うるしを用いて布帛に模様を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
うるし(漆)は独特の光沢を有し、装飾効果の高いものであるが、家具や器等に用いられる通常の配合を用いてある程度の厚みで塗布すると、乾燥した際に、曲げたり伸ばしたりの変形がほとんど不可能となる。従って、布帛等の柔軟な素材に塗布した場合は、素材の変形に追随できず、割れやはがれが生じ易い。そのため、うるしをごく薄く希釈して布帛に吹きかけることにより布帛の触感を滑らかにするといった加工法がフランスで1920年代に一時的に用いられた記録はあるものの、布帛にうるしをある程度の厚みで塗布することにより、うるし本来の光沢や質感を有する模様を形成することは、近年まで行われていなかった。
【0003】
これに対し、フィルムの上に顔料を添加したうるしを塗布し、特殊な樹脂を振り掛けて熱転写するという方法が提案されたが、この方法により得られたものも引っ張り等により剥がれが生じやすく、衣服や服飾品等の実用品としての使用に耐えるものではなかった。
【0004】
また、布帛に専用のバインダーを塗布して被膜を形成した後、顔料を混合したうるしを塗布し、さらにバインダーを塗り重ねることにより上記問題を解決しようとするものも提案されたが、この方法によると、塗布と乾燥を繰り返す必要があり、それだけでも非常な手間がかかるのに加えて、模様を形成したい箇所に何度も型を置く必要もあり、変形しやすい布帛の上に、ずれないように型を置くのは至難の業であるという問題があった。従って、例えば和服の付加価値を高めるために、模様の一部等に小面積で使用することは可能であるが、大きな布帛に全体的に模様を形成することは事実上不可能であった。
【0005】
そこで、本発明者は、上記のような重ね塗りをせずにすみ、割れや剥がれが生じ難い、うるしを用いた布帛の模様形成方法を求めて、種々の樹脂とうるしを混合して、布帛に塗布してみたが、いずれも布帛がうるしを吸収してしまい、うるし独特の光沢(つや、てり)を有するものは得られなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、布帛にうるし独特の光沢を有する模様を簡単に形成する方法を提供するものである。また、割れや剥がれが生じにくく、衣服や服飾小物等の実用品にも適用できる、うるしを用いた模様形成方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の模様形成方法は、うるしを用いた布帛の模様形成方法であって、平滑な板上に布帛を固定し、前記布帛にうるし塗料を塗布して前記板に達するまで浸透させ、塗布したうるし塗料を硬化させ、前記布帛を前記板から剥がすことにより、前記布帛の前記板に接していた面に模様を形成するものである。
【0008】
上記模様形成方法においては、請求項2に記載のように、前記平滑な板として、ガラス板を用いることが好ましい。
【0009】
また、前記うるし塗料としては、請求項3に記載のように、アクリル系樹脂又はウレタン系樹脂が添加されたものを用いることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
上記したように本発明の模様形成方法では、平滑な板上で布帛にうるし塗料を塗布し、浸透させることにより、布帛の板側の面にうるし独特の光沢を有する模様を形成する。すなわち板側の面が表(おもて)面となる。なお、布帛の反対側の面(塗布面)にもうるしは付着しているので、表面と同様の形状の模様は形成されるが、この面の模様は表面の模様のような光沢は有さず、本発明ではこちら側を裏面とする。ただし、裏面の模様も目障りなものではなく、それなりの装飾的価値はあるので、裏地をつける等の処理は必ずしも必要ではなく、例えばスカーフ等の一枚物の製品であればそのまま使用することができる。
【0011】
本発明の方法で用いられる板は、表面が平滑であることが必要であり、傷がつき難い硬質の素材からなることが好ましい。ガラス板は、これらの要件を満たし、乾燥硬化したうるしがきれいに剥がれ、剥がした面(すなわち形成された模様の表側の面)の光沢が優れるという点で特に好ましい。なお、ガラス板は割れやすく、扱いが困難なので、安全のために、合板等と張り合わせて使用することが好ましい。
【0012】
他に使用可能な例としては、ステンレス等の金属板が挙げられる。アクリル等の樹脂板は、その素材とうるし塗料の成分との相性(親和性の大小)によって、硬化後のうるし塗料が板から剥がれにくく、極端な場合は布帛から剥がれて板に付いたままになるという問題が生じるため、使用が制限される。また、表面が樹脂加工された合板等も、同様の理由で、うるしが板から剥がれなかったり、逆に板が材料破壊を起こしたりするおそれがあり、一般的には好ましいとは言えない。
【0013】
次に、本発明で模様を形成する布帛について述べる。布帛の種類は特に限定されず、うるし塗料が塗布面である裏面から表面まで浸透し得るものであればよい。ただし、浸透性が優れるという点で、いわゆる「透けた」布地が好適に用いられる。具体例としては、薄地のものでは、ジョーゼット、オーガンジー等が挙げられ、厚地のものではカヤ地等が挙げられる。また、布帛の素材も限定されず、シルク、綿、麻、化学繊維等が適宜使用可能である。
【0014】
本発明で用いるうるし塗料としては、漆の木から採った生漆に、着色剤・油・乾燥剤等の添加剤を加えた市販品が使用可能である。ただし、布帛の用途によっては、市販品では硬化後の柔軟性(可撓性)が不十分であり、その場合、適当な樹脂を添加して硬化後の柔軟性を大きくすることが好ましい。添加する樹脂としては、うるしとの親和性がよく、かつ硬化後のタックが少ないものが好ましく、具体例としては、アクリル系樹脂やウレタン系樹脂が挙げられる。樹脂の添加量は、その樹脂の種類や、布帛の種類・用途等に応じて適宜調整すればよいが、スカーフやバッグ等の実用品を製作する場合は、うるし100重量部に対して、樹脂10〜500重量部程度が目安となる。樹脂の添加量が少なすぎると硬化後の柔軟性が不足し、多すぎるとうるしの相対量が少なくなるため、所望の光沢や質感が得られにくくなる。
【0015】
うるし塗料には、必要に応じ、顔料や金属粉を適宜添加する。
【0016】
顔料としては、塗料・絵具・染料等に通常使用されるものが用いられる。顔料は粉末状でもよいが、取り扱いの容易さから液状が好ましい。
【0017】
また、金属粉としては、エルジー(商品名、株式会社御池工業)等のアルミ粉、パール粉(商品名、株式会社御池工業)等の雲母粉等が用いられる。なお、金属粉を使用することにより、光沢、輝きを増すことができるのみならず、タックを抑える効果も得られる。
【0018】
うるし塗料は、布帛に十分に浸透し、かつにじみが生じないことが好ましく、必要に応じ、適当な溶媒又は増粘剤を用いて粘度を調整する。
【0019】
うるし塗料を塗布する方法は特に限定されないが、布帛の厚さ等に応じて、うるし塗料が布帛に十分浸透する方法を選択する必要がある。具体的には、大量生産が可能であるという点ではシルクスクリーン等によるプリントが好適であるが、布帛の厚さ等によりプリントでは十分な浸透が困難な場合は、布帛に直接筆や刷毛で手書きしてもよく、あるいは布帛に接着性フィルムを貼り、カッターによりカッティングして型として使用してもよい。
【0020】
うるし塗料の塗布後は、乾燥させ、硬化させる。硬化は、うるし塗料の配合等によっては常温でも不可能ではないが、通常は常温乾燥後、加熱処理を行う。加熱処理を行うことにより短時間で樹脂を完全に硬化させ、タックをとることができる。
【0021】
加熱の温度及び時間は、上記の目的のためには高めの温度で十分な時間加熱するのが好ましいが、布帛の素材によっては熱劣化を起こすので、両者のバランスを考慮して適宜決定する。具体的には、少なくともタックの消失が確認できる程度には加熱することが好ましく、布帛の素材別の目安としては、シルクは、120〜130℃で2〜3分、綿やポリエステルは、160〜180℃で5秒〜1分程度、麻は160〜200℃で2〜3分程度である。なお、加熱処理の方法は特に限定されず、業務用ドラム式アイロンやオーブンを適宜使用すればよいが、家庭用アイロンも使用可能である。
【0022】
本発明により模様を形成した布帛の用途は限定されないが、装飾性が高いので、壁掛け等の装飾品や、スカーフ、バッグ等の服飾小物の素材として特に好適に用いられる。また、うるし塗料の配合次第では、繰り返し洗濯しても変化しない堅牢性が得られ、衣服等の素材としても十分使用可能である。
【0023】
【実施例】
以下に本発明の模様形成方法を工程順に、より具体的に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0024】
1.うるし塗料の調製
(1)うるし(有限会社ウタニ)とアクリル系樹脂(バインダーPNo11、有限会社ウタニ)とを重量比で4:1〜2:3程度の割合で混合し、ハンドミキサー等で十分に撹拌する。
【0025】
(2)別の容器にウレタン系樹脂(コンクバインダーXP、有限会社ウタニ)を入れ、アンモニアを一滴ずつ加えながら撹拌し、(1)で得られたペーストと同程度の粘度に調整する。
【0026】
(3)(1)で得られたペーストと(2)で得られたペーストとを重量比で2:3〜3:2程度、好ましくは約1:1の割合で混合して、十分に練り合わせる。
【0027】
(4)(3)で得られたペーストに、必要に応じ、顔料、金属粉を練り込み、好みの色にする。さらに必要に応じ、水を加えて粘度調整する。
【0028】
なお、上記(3)で得られたペーストは、密閉性の高い容器に入れて冷暗所に保存しておき、必要な時に必要量取り出して使用することが可能である。
【0029】
2.布帛の固定
厚さ1cm以上のベニヤ板で裏打ちしたガラス板の上に布帛を広げ、布帛の端を押しピン等で適当な間隔でベニヤ板に留めることにより、模様を形成しようとする部分全体がピンと張った状態になるように固定する。このとき、布帛に表裏がある場合は、表側をガラス面側を向けて固定する。
【0030】
なお、布帛を染色する必要がある場合は、先に染色を済ませておく。
【0031】
3.うるし塗料の塗布
a.手描きの場合
工程1で用意したうるし塗料を用い、工程2で固定した布帛に、筆、刷毛等で模様を手描きする。
【0032】
b.シルクスクリーン使用の場合(主に薄地の布帛の場合)
(1)工程2で固定した布帛の上にシルクスクリーン型を置く。
【0033】
(2)工程1で用意したうるし塗料をシルクスクリーン上に置き、スキージー(へら)等で、うるし塗料がガラス面まで達するように刷る。
【0034】
c.接着性フィルム使用の場合(主に厚地の布の場合)
(1)工程2で固定した布帛に接着性フィルムを貼り、デザインをカッターでカッティングする。
【0035】
(2)工程1で用意したうるし塗料を接着性フィルムを貼った布上に置き、スキージー等で、うるし塗料がガラス面まで達するように塗布する。接着性フィルムは塗布後すぐに剥がしてもよく、乾燥後剥がしてもよい。
【0036】
なお、a〜cのいずれの場合も、使用した型、道具等はすぐに水洗いすることが望ましい。
【0037】
4.そのままの状態で、なるべく長時間(望ましくは1日以上)放置してうるし塗料を乾燥させる。
【0038】
5.乾燥したことを確認してガラス面からていねいに剥がす。
【0039】
6.なるべく長時間(望ましくは1日以上)放置して、ガラス面に接触していた面を乾燥させる。
【0040】
7.必要に応じ、継ぎ合わせて所望の大きさ、形状にする。
【0041】
8.業務用アイロン等で加熱処理する。加熱の温度と時間は、上記したように布帛の種類等により決定する。
【0042】
上記工程1〜8により得られる模様を施された布帛は、必要に応じて裁断して好みの製品に仕上げればよい。なお、うるしを塗布した部分はほつれが生じるおそれがないので、その部分で裁断したり、孔を開けたりした場合、端部の処理が不要である。
【0043】
上記範囲の配合のうるし塗料を用いて模様形成を行った場合、うるしによる模様部分の柔軟性が大きく、手洗いはもちろん洗濯機での洗濯にも耐えうる製品が得られる。本発明者は、種々の布帛を用い、上記配合のうるし塗料で模様を形成して、それぞれにつき洗濯(手洗い、洗濯機弱流)、ドライクリーニング、及びアイロンがけ(120〜130℃、あて布無し)を5〜10回程度行った結果、いずれも模様部分の割れや剥がれが生じず、光沢もほとんど変化しないことを確認した。
【0044】
【発明の効果】
請求項1の布帛の模様形成方法によれば、うるし塗料が布帛に浸透して、平滑な板まで達し、平滑な面に接したまま硬化することにより、布帛の種類や厚さにかかわらず、うるし独特の光沢と質感のある模様を形成することができる。また、うるしが布帛の表面のみに付着しているのではなく、裏面から表面まで完全に浸透して布帛と一体化しているので、割れや剥がれも生じにくい。
【0045】
請求項2のようにガラス板を用いた場合、うるしが板からきれいに剥がれ、すぐれた光沢を有する模様を失敗なく容易に形成することができる。
【0046】
請求項3のようにアクリル系樹脂又はウレタン系樹脂が添加されたうるし塗料を用いた場合、割れや剥がれがより生じにくくなる。従って、壁掛け等の装飾品のみならず、衣服や服飾小物等を含めた、広範囲の用途に使用可能となる。

Claims (3)

  1. うるしを用いた布帛の模様形成方法であって、
    平滑な板上に布帛を固定し、
    前記布帛にうるし塗料を塗布して前記板に達するまで浸透させ、
    塗布したうるし塗料を硬化させ、
    前記布帛を前記板から剥がすことにより、
    前記布帛の前記板に接していた面に模様を形成することを特徴とする
    うるしを用いた布帛の模様形成方法。
  2. 前記平滑な板として、ガラス板を用いることを特徴とする、請求項1に記載の、うるしを用いた布帛の模様形成方法。
  3. 前記うるし塗料として、アクリル系樹脂又はウレタン系樹脂が添加されたものを用いることを特徴とする、請求項1又は2に記載の、うるしを用いた布帛の模様形成方法。
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