JP4381799B2 - ガラス基板のパーティクル測定方法 - Google Patents

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Description

発明は、ガラス基板のパーティクル(粒子)測定方法に関し、更に詳しくは、洗浄工程を終了したガラス基板を移送するとき、工程の進行が中断することなく、インライン上で、便利に、且つ、迅速にガラス基板のパーティクル情報を統計的な数値で得るためのガラス基板のパーティクル測定方法に関する。
一般に、TFT−LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)、PDP(プラズマディスプレイパネル)、EL(Electro luminescence)などの平板ディスプレイの製造分野で用いられるガラス基板は、ガラス溶解炉で溶解されたガラス液を溶解成形機に供給して製造され、カッティング機(cutting apparatus)によって一次規格に合わせて切断され、表面に保護用フィルムがコーティングされて加工ラインに運搬される。
従来の技術によるガラス基板のパーティクルの個数を測定する方法としては、一般のビジョンシステムを用いた表面不良検査方法とは異なり、ガラス基板の表面検査のために高精密度のレーザーセンサを用いる検出方式が用いられ、これはガラス基板の1枚当たりにかかる検査時間が長いため、オフラインでサンプリングして測定を行っており、サンプリングのためにガラス基板をローディングするときには、作業者が手作業でガラス基板をローディングしなければならなかった。
そこで、従来の技術によるガラス基板のパーティクルを測定する方法では、オフラインでのサンプリングのために作業者がガラス基板をローディングするために、クリーンルーム内で広い面積の空間を確保する必要があるだけでなく、非常に手間がかかり、またガラス基板のパーティクルに関する情報を一々手作業で入力しなければならない不都合があり、検査に必要な時間が長くなる問題点があった。
特に、ガラス基板が大型化する場合、別途ガラス基板ローディング装置を使用しないと、ガラス基板のローディングが困難であるという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ガラス基板を移送するときに、インライン上でガラス基板ごとにカメラでスキャンされた一部の単位領域に対するパーティクルの情報をデータ化して、ガラス基板のそれぞれの全領域に対するパーティクルの情報を統計的な数値で表示することにより、工程の進行を中断することなく、便利且つ迅速にガラス基板のパーティクル情報を統計的な数値で提供でき、クリーンルームの空間を效率良く活用することを可能とし、ガラス基板が大型化してもガラス基板のパーティクルの個数の測定が可能なガラス基板のパーティクル測定方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、ガラス基板のパーティクルを測定する方法であって、(a)複数のガラス基板を順に移送させるステップと、(b)前記ガラス基板の移送経路上に前記ガラス基板と一定の距離を保持した状態で設置されると共に、スキャンの幅が設定されたカメラで、進入して通過するガラス基板を移送方向である長手方向にスキャンすることによって得られる単位領域に存在するパーティクルに関する情報をデータとして格納するステップと、(c)前記ガラス基板に対する単位領域のスキャンを終了した前記カメラを前記ガラス基板の移送経路と直角方向に一定の距離移動させるステップと、(d)一定の距離移動させた前記カメラで新しく進入して通過するガラス基板をスキャンすることによって得られる新しい単位領域に存在するパーティクルに関する情報をデータとして格納するステップと、(e)ガラス基板のそれぞれのスキャンされた単位領域等を合せた面積が1枚のガラス基板の面積に近接した許容値以内にあるか否かを判断するステップと、(f)前記ステップ(e)における判断の結果、"いいえ"である場合は、前記ステップ(c)に戻り、"はい"である場合は、前記スキャンされた単位領域等に存在するパーティクルに対するデータを1つにまとめてガラス基板の全領域に対するパーティクル情報のデータとして格納するステップとを含むガラス基板のパーティクル測定方法が提供される。
本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法は、ガラス基板を移送するとき、インライン上でガラス基板ごとにカメラでスキャンされた一部の単位領域に対するパーティクルの情報をデータ化して、ガラス基板のそれぞれの全領域に対するパーティクルの情報を統計的な数値で表示することにより、工程の進行を中断することなく、便利且つ迅速にガラス基板のパーティクル情報を統計的な数値で提供でき、クリーンルームの空間を效率良く活用することを可能とし、ガラス基板が大型化してもガラス基板のパーティクルの個数の測定が可能となるという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法を示すフローチャート、図2は、本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法を実施するための装置の正面図、図3は、本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法を実施するための装置の側面図、図4は、本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法を実施するための装置の構成図、図5は、本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法によって1回のスキャンの結果のデータフォーマットを示す図である。
図1及び図2に示すように、本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法は、ガラス基板1のパーティクルpの個数、位置、大きさなどの情報を測定する方法で、複数のガラス基板1を1個ずつ順次移送させるステップS10と、ガラス基板1と一定の距離を保持するように設けられたカメラ10でスキャンしたガラス基板1の単位領域に存在するパーティクルpに関する情報をデータとして格納するステップS20と、カメラ10をガラス基板1と一定の距離を保持した状態でガラス基板1の移送経路と直角方向に一定の距離、例えば、カメラ10のスキャン幅だけ移送させるステップS30と、カメラ10でスキャンした新しいガラス基板1の単位領域に存在するパーティクルpに関する情報をデータとして格納するステップS40と、カメラでスキャンしたガラス基板1の単位領域等の和が一個のガラス基板1の面積に近接した許容値以内にある場合、スキャンされた単位領域等に存在するパーティクルpに関するデータを1つにまとめ、これに基づいて得たガラス基板1の全領域に対するパーティクル情報をデータとして格納するステップS50とを含む。
複数のガラス基板1を移送させるステップS10は、洗浄を終了して、クリーンルームに進入する複数のガラス基板1を一定の間隔で順に移動させる。ガラス基板1を移送するときは、フローティングテーブル20の上側に備えられる複数のフローティングバー21から噴射されるエアーによって、ガラス基板1をフローティングさせてフローティングテーブル20の両側に設置されたローラ22によって移送する。
複数のガラス基板1をエアーでフローティングさせて移送することにより、ガラス基板1の振動を最小化して、カメラ10でガラス基板1の鮮明な映像を得ることができる。
カメラ10でスキャンしたガラス基板1の単位領域に存在するパーティクルpに関する情報をデータとして格納するステップS20は、ガラス基板1の移送経路上に設置されると共に、スキャンの幅が設定されたカメラ10によって、そこに進入して通過するガラス基板1を移送方向である長手方向にスキャンすることによって得られる単位領域に存在するパーティクルpに関する情報をデータとして格納する。
図3に示すように、カメラ10には、ラインスキャンカメラ(Linescan camera)が用いられ、設定されたスキャンの幅に該当する単位領域をスキャンし、その下方に位置するレンズ11の一側に、撮影部位に光を照射するハロゲンランプである照明30が設置される。
カメラ10は、ガラス基板1の上側に位置するフレーム41の内側に、ガラス基板1の移送経路と一定の距離を保持すると共に、ガラス基板1の移送経路と垂直に設置されるガイドレール40に沿って移動するように設置される。このために、カメラ10は、駆動の際、ガイドレール40に沿って移動するリニアモータ50に機械的に結合され、リニアモータ50の駆動によって、照明30と共にガイドレール40に沿って移動する。
図4に示すように、カメラ10がその下側で移送されるガラス基板1を一定のスキャンの幅でスキャンすることによって、ガラス基板1の単位領域をスキャンすると、スキャンした単位領域の映像が制御部60に受信され、映像処理部61でスキャンされた単位領域の映像に存在するパーティクルpの個数、大きさ、位置などのパーティクルpの情報が把握され、これをデータとして格納する。
ガラス基板1の単位領域に対するパーティクルpのデータは、ディスプレイ部62を介して外部に表示することもできる。これによって、ガラス基板1の単位領域に対するパーティクルpの情報を外部で容易に把握することができる。
ガラス基板1の単位領域に対するパーティクルpのデータについては、パーティクルpの個数が予め定められたパーティクルの個数以上であるか否かを判断し(S60)、パーティクルpの個数が予め定められた個数以上である場合、警報発生部63を介して外部に警報を発生する(S90)。
警報発生部63は、ディスプレイ部62上に警報を知らせるテキストやイメージを表示する手段、外部に警報音を発生する警報スピーカーまたは点滅する警報等であり、ガラス基板1のパーティクル工程を実施する場所のみでなく、以前の工程である洗浄工程またはそれ以外の必要な場所に設置することにより、ガラス基板1にパーティクルpが過度に発生していることを警告することによって、他の工程でこれを反映できるようにする。
ステップS60において、パーティクルpの個数が予め定められたパーティクルpの個数未満である場合、カメラ10をガラス基板1と一定の距離を保持した状態でガラス基板1の移送経路と直角方向に一定の距離を移送させるステップS30が実施される。
ステップS30では、ガラス基板1に対する単位領域のスキャンを終了したカメラ10がガラス基板1の移送経路と直角方向に一定の距離移動する。すなわち、カメラ10は、リニアモータ50の駆動によって、リニアモータ50と共にガイドレール40に沿ってガラス基板1の移送経路と直角方向に一定の間隔移動することにより、以前の単位領域に隣合う新しい単位領域をスキャンするように配置される。
カメラ10が、新しく進入してくるガラス基板1の以前の単位領域に隣合う単位領域をスキャンするように配置されると、カメラ10でスキャンした新しいガラス基板1の単位領域に存在するパーティクルpに関する情報をデータとして格納するステップS40を実施する。
ステップS40では、ガラス基板1の移送経路と直角方向に一定の距離移動させたカメラ10で新しく進入して通過するガラス基板1をスキャンすることによって得られる新しい単位領域に存在するパーティクルpに関する情報をデータとして格納する。
新しいガラス基板1の単位領域に対するパーティクルpのデータは、ディスプレイ部62を介して外部に表示することができる。これによって、ガラス基板1の単位領域に対するパーティクルpの個数、大きさ、位置などのパーティクルpの情報を外部で容易に把握することができる。
図5は、カメラ10が1回単位領域をスキャンした結果のデータフォーマットで、1回単位領域X3に対してスキャンした結果であるパーティクルpの位置及び分布を示すマップ71と、単位領域X3に存在するパーティクルpの大きさS、M、Lによる個数を示す表72から構成され、これ以外にも多様な形式でディスプレイされ得る。
パーティクルpの大きさS、M、Lは、大きさの範囲を3つに分け、S(small)、M(medium)、L(large)の順に大きくなることを示す。
新しいガラス基板1の単位領域に対するパーティクルpのデータでパーティクルpの個数が予め定められた個数以上であるか否かを判断し(S70)、パーティクルpの個数が予め定められた個数以上の場合は、警報発生部63を介して外部に警報を発生し(S90)、そうではない場合は、後述するステップS51に進行する。
新しい単位領域に存在するパーティクルpに対する情報をデータとして格納するために、カメラ10が、その下側で新しく移送されて進入してきたガラス基板1を一定のスキャンの幅でスキャンすることによって、新しい単位領域をスキャンする場合には、スキャンした単位領域の映像が制御部60に受信され、映像処理部61によって単位領域の映像に存在するパーティクルpの情報が把握されて、これがデータとして格納される。
カメラでスキャンしたガラス基板の単位領域に基づいてガラス基板1の全領域に対するパーティクル情報をデータとして格納するステップS50では、ステップS30とステップS40を繰り返して実施することにより、ガラス基板1のそれぞれの単位領域等を合せた面積が1枚のガラス基板1の面積に近接した許容値以内にあるか否かを判断し(S51)、許容値以内にある場合、スキャンされた単位領域等に存在するパーティクルpに関するデータを1つにまとめてガラス基板1の全領域に対するパーティクル情報をデータとして格納する。これらのデータは、必要に応じて、ガラス基板1の全領域に対するパーティクルp情報の統計的な数値として外部に表示され得る。
ガラス基板1の全領域に対するパーティクル情報としてディスプレイされる統計的な数値は、スキャンされた単位領域等を合せた面積が1枚のガラス基板1の面積に近接した許容値以内にあるため、カメラ10でスキャンした複数のガラス基板1に対する統計的なデータとなる。
ガラス基板1のそれぞれの単位領域等を合せた面積が、1枚のガラス基板1の面積に近接した許容値以内にあるかの判定(S51)については、ガラス基板1の幅とカメラ10のスキャン幅によって算出されたカメラ10のスキャンの回数に基づいて行われるか、またはガラス基板1のそれぞれの単位領域を合せた面積が1枚のガラス基板1の面積に最も近接するときに決定される。
ステップS50で得られたガラス基板1の全領域に対するパーティクルp情報でパーティクルpの個数が予め定められたパーティクル個数以上であるか否かを判断し(S80)、パーティクルpの個数が予め定められた個数以上である場合、警報発生部63を介して外部に警報を発生し(S90)、そうではない場合は、上述したプロセスを終了する。
図4に示すように、ガラス基板1の単位領域毎のパーティクルpに対するデータと、これを基づいて得られたガラス基板の全領域に対するパーティクルpに対するデータは、洗浄工程などの他の工程のサーバ2に転送され、外部に表示されることにより、ガラス基板1のパーティクルpの発生を低減する措置をとることができるようにする。
このようなガラス基板のパーティクル測定方法の実施は、次のようになされる。
洗浄を終了し、クリーンルームに進入する複数のガラス基板1をエアーでフローティングさせて、一定の間隔で順に移送させ(S10)、ガラス基板1の移送経路上に設置されるカメラ10で、図示しないセンサによって進入することが検知されるガラス基板1を、一定のスキャンの幅と移送方向である長手方向の長さとからなる単位領域をスキャンする。
カメラ10でスキャンしたガラス基板1の単位領域からパーティクルpに対する個数、大きさ、位置などの情報を把握し、これをデータとして格納し(S20)、必要に応じて、ディスプレイ部62を介して外部に表示する。
ステップS60で、スキャンされたガラス基板1の単位領域に対するパーティクルpのデータでパーティクルpの個数が予め定められたパーティクル個数以上であるか否かを判断し、判断結果が"はい"である場合は、警報発生部63を介して外部に警報を発生し(S90)、"いいえ"である場合は、ステップS30に進行して、カメラ10をガラス基板1の移送経路と直角方向に移送させる。すなわち、カメラ10を、リニアモータ50の駆動によって、リニアモータ50と共にガイドレール40に沿ってガラス基板1の移送経路と直角方向に移動させることにより、以前の単位領域に隣合う新しい単位領域をスキャンするように位置する。
この後、新しく進入して通過するガラス基板1をスキャンすることによって得られる新しい単位領域に存在するパーティクルpに対する情報をデータとして格納する(S40)。このデータをディスプレイ部62を介して外部に表示させることもできる。
新しいガラス基板1の単位領域に対するパーティクルpのデータでパーティクルpの個数が予め定められた個数以上であるか否かを判断し(S70)、その以上である場合は、警報発生部63を介して外部に警報を発生し(S90)、そうではない場合は、スキャンされた単位領域等に存在するパーティクルに関するデータ等を1つにまとめてガラス基板の全領域に対するパーティクル情報をデータとして格納する(S51)。
ステップS51における判断結果が、"いいえ"である場合は、ステップS30とステップS40を繰り返して実施し、"はい"である場合は、ガラス基板1のそれぞれの単位領域を合せた面積が1枚のガラス基板1の面積に近接した許容値以内にあるとき、単位領域等に存在するパーティクルpに対するデータ等を1つにまとめてガラス基板1の全領域に対するパーティクル情報をデータとして格納する(S50)。
ガラス基板1の全領域に対するパーティクル情報として表示される統計的な数値は、単位領域を合せた面積が1枚のガラス基板1の面積に近接した許容値以内にあるため、カメラ10でスキャンした複数のガラス基板1に対する統計的なデータとして用いられる。
カメラ10でスキャンしたガラス基板1の全領域に対するパーティクルpの情報として外部に表示するとき、ガラス基板1の全領域に対するパーティクルp情報でパーティクルpの個数が予め定められた個数以上であるか否かを判断し(S80)、それ以上であれば、警報発生部63を介して外部に警報を発生する(S90)。
ガラス基板1の単位領域ごとに存在するパーティクルpに対するデータと、これに基づいて得たガラス基板の全領域に対するパーティクルpに対するデータは、洗浄工程などの他の工程サーバ2に転送されて、外部に表示されることにより、ガラス基板1のパーティクルpの発生を低減する措置をとることができるようにする。
上記において、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱することなく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法を示すフローチャート。 本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法を実施するための装置の正面図。 本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法を実施するための装置の側面図。 本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法を実施するための装置の構成図。 本発明によるガラス基板のパーティクル測定方法によって1回スキャン結果のデータフォーマットを示す図。
符号の説明
1 ガラス基板
2 他の工程のサーバ
10 カメラ
11 レンズ
20 フローティングテーブル
21 フローティングバー
22 ローラ
30 照明
40 ガイドレール
41 フレーム
50 リニアモータ
60 制御部
61 映像処理部
62 ディスプレイ部
63 警報発生部
p パーティクル

Claims (5)

  1. ガラス基板のパーティクルを測定する方法であって、
    (a)複数のガラス基板を順に移送させるステップと、
    (b)前記ガラス基板の移送経路上に前記ガラス基板と一定の距離を保持した状態で設置されると共に、スキャンの幅が設定されたカメラで、進入して通過するガラス基板を移送方向である長手方向にスキャンすることによって得られる単位領域に存在するパーティクルに関する情報をデータとして格納するステップと、
    (c)前記ガラス基板に対する単位領域のスキャンを終了した前記カメラを前記ガラス基板の移送経路と直角方向に一定の距離移動させるステップと、
    (d)一定の距離移動させた前記カメラで新しく進入して通過するガラス基板をスキャンすることによって得られる新しい単位領域に存在するパーティクルに関する情報をデータとして格納するステップと、
    (e)ガラス基板のそれぞれのスキャンされた単位領域等を合せた面積が1枚のガラス基板の面積に近接した許容値以内にあるか否かを判断するステップと、
    (f)前記ステップ(e)における判断の結果、"いいえ"である場合は、前記ステップ(c)に戻り、"はい"である場合は、前記スキャンされた単位領域等に存在するパーティクルに対するデータを1つにまとめてガラス基板の全領域に対するパーティクル情報のデータとして格納するステップとを含むガラス基板のパーティクル測定方法。
  2. 前記ステップ(a)において、前記複数のガラス基板をエアーでフローティングさせて移送させることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板のパーティクル測定方法。
  3. 前記ステップ(b)、前記ステップ(d)及び/又は前記ステップ(f)において、格納されたデータを外部に表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス基板のパーティクル測定方法。
  4. 前記ステップ(b)の後及び/又は前記ステップ(d)の後に得られるパーティクルに関するデータでパーティクルの個数が予め定められた個数以上である場合、警報を発生させるステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス基板のパーティクル測定方法。
  5. 前記ステップ(f)において、ディスプレイされた前記ガラス基板の全領域に対するパーティクル情報でパーティクルの個数が予め定められた個数以上である場合、警報を発生させるステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス基板のパーティクル測定方法。
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