JP4375332B2 - クリーニング装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、中間転写体を使用して画像を形成する画像形成装置に用いられる前記中間転写体のためのクリーニング装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置において、感光体上に形成した現像剤像を中間転写体に一次転写してから、前記現像剤像を中間転写体から用紙に二次転写するようにした画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、通常、二次転写後に中間転写体上に残留する現像剤や、中間転写体の表面に付着した紙紛や埃などの不要物を除去するためのクリーニング装置が設けられている。
前記クリーニング装置としては、金属製やゴム製のブレードを中間転写体表面に圧接することより前記残留現像剤等を除去するようにしたものが一般的である。このようなブレードのみで十分なクリーニング効果が得られない場合やブレードが中間転写体から離隔する際にブレードによって掻き集められた残留現像剤等がスジ状になって残るいわゆる離隔スジを除去することが必要な場合に、中間転写体の表面の移動方向に関してブレードの下流側に別のクリーニング部材としてシール部材を配置する技術が提案されている。
しかしながら、ブレードの下流側にシール部材を配置した従来の技術では、時間の経過と共にシール部材がクリープ変形して十分なクリーニング効果が得られなくなるという問題があった。
また、特許文献1では、ブレードの上流側にシール部材を設けたクリーニング装置が開示されているが、このクリーニング装置ではブレードが中間転写体から離隔する際に残る離隔スジをクリーニングすることはできない。
米国特許第5991568号公報
そこで、本発明は、クリーニング部材のクリープ変形を防止することによって十分なクリーニング効果を維持することができるクリーニング装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、
転写体上に残留した現像剤や付着した不要物を除去するクリーニング装置であって、
先端が前記転写体に圧接される第1クリーニング部材と、
前記転写体の移動方向に関して前記第1クリーニング部材の下流側に配置されて先端が前記転写体に圧接される第2クリーニング部材と、
前記第2クリーニング部材が前記転写体に対して進退するように、前記第1クリーニング部材に対して前記第2クリーニング部材を回動可能に支持する第2の支点と、
前記第2の支点を中心に前記第2クリーニング部材を前記転写体側に付勢する第2押圧機構と
前記第1クリーニング部材が前記第2クリーニング部材と共に前記転写体に対して進退するように、前記第1クリーニング部材を回動可能に支持する第1の支点と、
前記第1の支点を中心に前記第1クリーニング部材を前記第2クリーニング部材と共に前記転写体側に付勢する第1押圧機構を有することを特徴とする。
本発明のクリーニング装置において、前記第2クリーニング部材の回動中心が前記第1クリーニング部材に対して位置決めされていてもよい。
また、本発明のクリーニング装置において、前記第2クリーニング部材の回動中心がクリーニング装置のハウジングに対して位置決めされていてもよい。
また、本発明のクリーニング装置において、前記第2クリーニング部材は、先端が前記転写体に圧接されたときに、クリープ変形を生じることがない範囲まで前記第1クリーニング部材に対して回動可能であることが好ましい。
ここで、「クリープ変形が生じることがない範囲」とは、第2クリーニング部材の先端に曲げ方向に加えられた応力が第2クリーニング部材をクリープ変形させないための限界値以下になるような位置を含む回動範囲である。ここでの「限界値」は次のようにして求めることができる。第2クリーニング部材の先端に曲げ方向の応力を加え、温度条件35℃で100時間放置した後、この応力を取り去ったときに、第2クリーニング部材の先端部の方向が初期状態よりも約5度曲がるような変形(すなわち、第2クリーニング部材の先端位置の曲げ方向の変化量が自由長に対して約9%である変形)が残るときの応力の大きさを前記限界値とすることができる。換言すると、前記条件での変形量が5度未満であればそのときの応力は第2クリーニング部材をクリープ変形させないレベルの応力であり、そのような応力が加わる第2クリーニング部材の回動位置は「クリープ変形を生じることがない範囲」内である(ただし、ここでの数値は一例に過ぎず、これらの数値に限定されるものではない)。
また、本発明のクリーニング装置において、前記第2クリーニング部材に与える付勢力が前記第2クリーニング部材をクリープ変形させないための限界量以下であることが好ましい。ここで、「クリープ変形させないための限界量」とは、第2クリーニング部材の先端に前記限界値の応力が加わるような付勢力である。
また、本発明のクリーニング装置において、前記第2クリーニング部材の回動中心が、前記第1または第2クリーニング部材によって除去された現像剤や不要物が付着しない位置に配置されていてもよい。
また、本発明のクリーニング装置において、クリーニング状態から非クリーニング状態に移行する際に、前記第2クリーニング部材が前記第1クリーニング部材に遅れて前記転写体から離れるように構成し、
前記第1クリーニング部材と前記第2クリーニング部材が前記転写体から離れる時間の差をtとし、前記転写体の移動速度をVとし、前記第1クリーニング部材と前記第2クリーニング部材の各先端が前記転写体から離れる際の前記転写体上における距離をLとしたとき、
L<Vtとなる関係を満足することが好ましい。
また、本発明のクリーニング装置において、前記第1クリーニング部材と前記転写体との接触幅をbとしたとき、
L+b<Vtとなる関係を満足することが好ましい。
本発明は、前記いずれかのクリーニング装置を備えた画像形成装置も提供する。この場合、本発明の画像形成装置は、所定のタイミングで前記転写体に対する前記クリーニング装置の圧接および離隔を行ってもよい。
本発明のクリーニング装置によれば、第1クリーニング部材の下流側に配置した第2クリーニング部材を回動可能に設けたことで、第2クリーニング部材のクリープ変形を防止することができ、良好なクリーニング性能を維持することができる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるクリーニング装置30を備えた画像形成装置10の全体概略構成を示す。画像形成装置10は、矢印A方向に回転駆動されるローラ状の感光体を本体内部の略中央に有している。この感光体12に隣接して、矢印B方向に回転駆動される略円柱状の現像ユニット14が配置されている。
現像ユニット14は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー(現像剤)にそれぞれ対応する4つの現像器16Y,16M,16C,16Kが周方向に均等に配列されて構成されている。各現像器16Y,16M,16C,16Kは、回転しつつ外周面に担持したトナーを感光体12表面の静電潜像を現像するために供給する現像ローラ18をそれぞれ有している。
また、感光体1の周囲には、感光体12の表面を均一帯電させる帯電器20、均一帯電された感光体12の表面を画像データに応じて露光して静電潜像を形成する露光器22、前記静電潜像が現像ユニット14によって現像されて形成されたトナー像を感光体12から中間転写ベルト(転写体)24に一次転写するための一次転写ローラ26が配置されている。なお、前記転写体は、ベルト形状のものに限らず、他の形状(例えばローラ状)のものであってもよい。
中間転写ベルト24は、無端シート状のエンドレスベルトであり、その内側に配置された一次転写ローラ26を含む4つのローラによって支持され、所定のテンションが付与された状態で矢印C方向に回転駆動されるようになっている。また、中間転写ベルト24の外周面には、中間転写ベルト24上に転写去れたトナー像を用紙に二次転写するための二次転写ローラ28が接触して配置されている。さらに、二次転写後に中間転写ベルト24表面に残留するトナーや前記表面に付着する紙紛や埃などの不要物を除去するためのクリーニング装置30が中間転写ベルト24に対して接離可能に設けられている。クリーニング装置30の詳細については後述する。
画像形成装置10の本体内部の下部には、記録媒体である用紙を収容する給紙部50が設けられている。給紙部50に収容された用紙は、給紙ローラ52によって一枚ずつ送り出されるようになっている。給紙部50から送り出された用紙は、搬送ローラ対54によって上方に搬送され、タイミングローラ対56によって、中間転写ベルト14上に転写されたトナー像が二次転写ローラ28との接触位置に搬送されてくる所定のタイミングで中間転写ベルト24と二次転写ローラ28との間に送り込まれるようになっている。
また、画像形成装置10の本体内部において二次転写ローラ28の上方には定着器58が配置されており、画像形成装置10の本体上部に排紙部60が設けられている。さらに、画像形成装置10の本体上部には、各種情報を表示する例えばLCDからなる表示部(図示せず)が配設されている。
なお、画像形成装置10は、自動的に用紙の両面に画像形成することを可能にするための両面ユニットや、大量あるいは多種類の用紙を収容するための増設給紙カセットや、手差し給紙機構を備えていてもよい。
続いて、前記構成を有する画像形成装置10の画像形成動作について概説する。
画像形成装置10は、直接またはネットワークを介して接続されたコンピュータから画像データを受信することによって、画像形成動作を開始する。
前記画像データがカラー画像である場合、まず、露光器22によって感光体12表面に形成されたイエロー用静電潜像を現像器16Yで現像してイエロートナー像を形成し、このイエロートナー像を感光体12から中間転写ベルト24に一次転写する。続いて、現像ユニット14を回転させながら同様のプロセスによって、マゼンタトナー像、シアントナー像およびブラックトナー像を順次に形成して、中間転写ベルト24上のイエロートナー像に順次に重ねて一次転写する。このとき、中間転写ベルト24は少なくとも4回転することになるが、その間はクリーニング装置30が中間転写ベルト24から離隔した状態になっているため、前記4色のトナー像がクリーニング装置30によって掻き取られてしまうことはない。
中間転写ベルト24上で重ねて転写されたトナー像は、中間転写ベルト24の回転によって二次転写ローラ28との接触位置に搬送される。このとき、給紙部50から給紙ローラ52によって送り出されて搬送ローラ対54およびタイミングローラ対56によって上方に搬送されてきた用紙が、中間転写ベルト24と二次転写ローラとの接触部に送り込まれる。これにより、中間転写ベルト24上のトナー像は、二次転写ローラ28による静電作用によって用紙に二次転写される。二次転写後に中間転写ベルト24上に残留するトナーや不要物は、中間転写ベルト24に接触した状態になっているクリーニング装置30によって除去回収される。
その後、トナー像が転写された用紙は、定着器58を通過する際に熱と圧力によってトナー像が定着されてから、排紙部60に排出される。
一方、前記画像データが単色画像(特にブラック画像)である場合、対応する色の1つの現像器だけを用いてトナー画像を形成し、上述したのと同様のプロセス(すなわち、中間転写ベルト24への一次転写、中間転写ベルト24から用紙への二次転写、トナー像の定着など)によって単色画像が得られる。この場合、中間転写ベルト24上に一次転写された単色トナー像は直ちに用紙に二次転写されることになるので、中間転写ベルト24は1回転するだけでよく、また、クリーニング装置30は中間転写ベルト24に対して離隔させる必要はなく接触させた状態のままでよい。
次に、前記クリーニング装置30について詳細に説明する。
図2は、4つのローラに掛け渡された中間転写ベルト24とクリーニング装置30とを一体に構成した中間転写ユニット31の外観斜視図である。中間転写ユニット31は、画像形成装置10の本体内部に装着した状態で、本体側から駆動を受けるようになっている。
クリーニング装置30は、複数(本実施形態では2つ)の引っ張りコイルばね32によって中間転写ベルト24に圧接されている。これは、クリーニング装置30内の図示しないクリーニング部材を一定の圧力で中間転写ベルト24に押圧するためであり、詳細は後述する。
また、クリーニング装置30は、前記画像形成動作において述べたように、中間転写ベルト24に対して圧接状態と離隔状態とに移動可能であることが必要である。カラー画像形成時には、4色のトナー像の重ね合わせのために中間転写ベルト24を4回転させる必要があり、この際にはクリーニング部材が中間転写ベルト24から離れていなければならないからである。これ以外のときには、クリーニング部材は中間転写ベルト24に圧接されている。
中間転写ベルト24の移動速度や画像形成装置10の大きさや各種画像プロセスなどから決定される中間転写ベルト24の長さを考慮して、クリーニング装置30の圧接・離隔動作をスムーズかつ速やかに行うことが必要である。本実施形態では、圧接離隔シャフト33の往復運動をクリーニング装置30の回転運動に変換して、クリーニング装置30の圧接・離隔を行っている。圧接離隔シャフト33の往復運動は、画像形成装置10の本体側の駆動部材によって制御する。圧接離隔シャフト33のクリーニング装置30との接触端部と反対側の端部33aに連結用部材(図示せず)を取り付けてあり、中間転写ユニット31を画像形成装置10に装着した状態において前記連結用部材と本体側駆動部材が係合して連動するようになっている。
図3は、図2における中間転写ベルト24とクリーニング装置30の位置関係を示す側面図である。中間転写ベルト24は、駆動ローラ34の回転により矢印C方向に移動する。中間転写ベルト24の形状を決定するために、対向ローラ35、一次転写ローラ26、一定のベルトテンションを付与するためのテンションローラ36が配置されている。
図4は、図3のクリーニング装置30が中間転写ベルト24から離隔した状態を示す。クリーニング装置30は、回転中心37を支点に反時計回り方向に回転し、クリーニング装置30内の部品が中間転写ベルト24から一定距離以上離れるようになっている。
続いて、図5Aないし13を参照して、従来のクリーニング装置30'と対比してクリーニング装置30の詳細な構成および動作について説明する。
図5Aは、従来のクリーニング装置30'が中間転写体24に圧接している状態を示す。矢印Cは、中間転写ベルト24の移動方向を示している。クリーニング装置30'全体が引っ張りコイルばね32(図2参照)によって、中間転写ベルト24に対して圧接されている。
クリーニング装置30'は、第1クリーニング部材38と、中間転写ベルト24の移動方向に関して第1クリーニング部材38の下流側に配置された第2クリーニング部材39とを備えている。第1クリーニング部材としては、例えばウレタンゴム製や金属製のブレードが使用される。第2クリーニング部材としては、例えばウレタンシートと樹脂シートとを接着したものが使用される。第2クリーニング部材39は、第1クリーニング部材38に対して所定位置に回動不能に固定された状態で配置されている。また、第1クリーニング部材38は、支点40を中心に回動可能であり、中間転写ベルト24に対する圧力を一定にするために引っ張りコイルばね32(図2参照)によって押圧されている。
図5Aに示すクリーニング装置30'は圧接状態、すなわちクリーニング動作中であり、第1クリーニング部材38の先端部で中間転写ベルト24上の残留トナー等を除去している。除去されたトナー等は、ハウジング41内に入ることで、クリーニング装置30外へ飛散しないように処置される。このとき、第2クリーニング部材は、特に働きはない。図5Aでは第2クリーニング部材22が中間転写ベルト24と非接触状態にあるときと同様の真っ直ぐに伸びた状態(以下において、「初期状態」という。)に示されているが、実際は中間転写ベルト24に接触して押圧されることでたわみ変形している。その様子を図5Bに示している。クリーニング装置30'は図5Bに示す状態で保持されることが多いため、第2クリーニング部材39のクリープ変形が懸念され、クリープ変形し難い薄いシート状ものが使用される。
図6Aは、従来のクリーニング装置30'によるクリーニングが終了し、中間転写ベルト24から離隔し始めたときの状態を示す。第1クリーニング部材38が中間転写ベルト24から離隔した直後は、第2クリーニング部材39は中間転写ベルト24に接触しており、これにより第1クリーニング部材38が離間した際に既に掻き集められていた残留トナー等がスジ状になって残るいわゆる離隔スジを第2クリーニング部材39によって除去することができる。前記離隔スジだけでなく、第1クリーニング部材38が拭き残した残留トナーをすべて除去する役割も果たす。第1クリーニング部材38の上流側近傍に除電用のシール部材を設ける場合もあり、そのシール部材の離隔スジに関しても第1クリーニング部材38で除去できない場合は、第2クリーニング部材39で除去することになる。
図6Aでは第2クリーニング部材39が初期状態にあって、たわみ変形することなく先端部が中間転写ベルト24に対して軽く圧接されている状態を示しているが、図5Bに示す状態で放置される時間が長くなると、第2クリーニング部材39はクリープ変形する。
第2クリーニング部材39がクリープ変形した場合の一例を図6Bに示す。本来、第2クリーニング部材39が中間転写ベルト24に押圧されていて第1クリーニング部材38の離隔スジを除去しなければならないところ、クリープ変形が進行したことによって第2クリーニング部材39が第1クリーニング部材38とほぼ同時に中間転写ベルト24から離隔してしまう。
第2クリーニング部材39は第1クリーニング部材38に対して一定の規格値の範囲内で位置決め固定されている。また、その規格値は、第1クリーニング部材38が中間転写ベルト24から離隔する際に生じる離隔スジを第2クリーニング部材39が除去できるように、中間転写ベルト24の移動速度とクリーニング装置30'の移動(回転)速度とを考慮して決められている。したがって、第2クリーニング部材39のクリープ変形が一定以上進行してしまうと、第1クリーニング部材38の離隔スジを除去できなくなる。除去されなかった離隔スジを構成するトナー等は中間転写ベルト24の移動中に落下する可能性があり、画像形成装置10の内部を汚したり、あるいは、中間転写ベルト24の別の位置に再付着して用紙に転写されて画像品質を低下させたりすることにつながる。
なお、第2クリーニング部材39がクリープ変形しても離隔スジを除去できるように、第2クリーニング部材39に十分な長さの余裕を持たせることが考えられるが、その場合にはクリーニング装置30'が大型化して、画像形成装置10の小型化とは相容れないこととなる。
図7Aおよび7Bは、クリーニング装置30'が完全に中間転写ベルト24から離隔した状態を示す。図7Aは第2クリーニング部材39が初期状態にあり、図7Bは第2クリーニング部材39がクリープ変形した場合の例である。第1クリーニング部材38や第2クリーニング部材39には除去したトナーが付着しており、中間転写ベルト24から一定距離以上離れることによりそれらの飛散を防いでいる。
図8は、本実施形態のクリーニング装置30が中間転写ベルト24に圧接している状態を示す。クリーニング装置30もまた、上述した従来のクリーニング装置30'と同様に、第1クリーニング部材38と、中間転写ベルト24の移動方向に関して第1クリーニング部材38の下流側に配置された第2クリーニング部材39とを備えているが、第2クリーニング部材39が第1クリーニング部材38に対して回動可能に設けられている点において異なっている。
第2クリーニング部材39は、回動中心42を支点として回動可能になっている。回動中心42は、第1クリーニング部材38に対して位置決めされてもよいし、ハウジング41に対して位置決めされてもよい。
第2クリーニング部材39が第1クリーニング部材38に対して位置決めされている場合には、組み付け時に両者の位置関係を確保することが比較的容易になる。そのためには、第1クリーニング部材38を支持する部品の一部に第2クリーニング部材39の取り付けのためのスペースを確保する必要がある。また、第1クリーニング部材38が中間転写ベルト24に圧接されることによる弾性変形の影響を若干受けることになる。これによって回動中心42の位置や回動中心を含む支持シャフトの傾き等が発生する場合には、予め変形することを想定した組み付けを行えばよい。
一方、第2クリーニング部材39がハウジング41に対して位置決めされている場合には、ハウジング41側で第1クリーニング部材38と第2クリーニング部材39の位置関係を確保することが必要である。両者がそれぞれ個別にハウジング41に取り付けられるため、部品精度によって組み付け精度を確保したり、治具を用いて組み立てられる構成にしたり、位置調整できる機構を設けたりすることが必要である。一旦位置決めして組み付けられた後は、第1クリーニング部材38が中間転写ベルト245に圧接されることによる影響はないため、組み付け時にその点を考慮する必要はない。
第2クリーニング部材39が第1クリーニング部材38またはハウジング41に対して位置決めされない場合には、複数の部材が介在することになるため、両者の位置関係を確保することが困難になり、確保できない場合には第2クリーニング部材39を回動可能にすることによって得られるメリットを十分に生かすことができない。
上述した従来のクリーニング装置30'と同様に、クリーニング装置30全体が引っ張りコイルばね32(図2参照)によって中間転写ベルト24側に付勢されており、中間転写ベルト24は矢印C方向に移動している。第1クリーニング部材38は、支点40を中心に回転可能であり、中間転写ベルト24に対する圧力を一定にするために引っ張りコイルばね32によって押圧されている。
図8に示すクリーニング装置30は圧接状態、すなわちクリーニング動作中であり、第1クリーニング部材38の先端部で中間転写ベルト24上の残留トナー等を除去している。除去されたトナー等はハウジング41内に入って、クリーニング装置30外へ飛散しないように処置される。このとき、第2クリーニング部材39は、その先端が中間転写ベルトに先端が軽く圧接されている。
図9Aないし9Cは、第2クリーニング部材39を中間転写ベルト24に圧接させるための押圧機構を示し、図9Aはその押圧機構を図8とは反対方向から見た図である。第1クリーニング部材3には、第2クリーニング部材39の取付部材43が接着固定されている。第2クリーニング部材39は、支持部材44に接着固定されている。支持部材44は、回動中心42の位置において、取付部材43に対して軸支されている。これにより、第2クリーニング部材39が第1クリーニング部材38に対して回動可能な構成になっている。また、第2クリーニング部材39は、第1クリーニング部材38が中間転写ベルト24に圧接されたときに、クリープ変形を生じることがない範囲まで回動可能になっている。
回動中心42を含む支持シャフトの周囲にねじりコイルばね45を取り付けることにより、第2クリーニング部材39を矢印D方向(すなわち中間転写ベルト24側)に付勢している。第2クリーニング部材39の先端の位置は、中間転写ベルト24によって規制されるが、クリーニング装置30が中間転写ベルト24から離隔して中間転写ベルト24による規制がなくなった状態で一定の位置を確保するために回転規制部材が必要となる。本実施形態では、取付部材43が前記回転規制部材を兼ねている。すなわち、取付部材43の端部43aと第2クリーニング部材39の支持部材44の延長部44aとを当接させることによって、第2クリーニング部材39が第1クリーニング部材38と略平行になった状態で回転が規制されるようになっている。
図9Bおよび9Cは図9Aに示す構成を斜視図で示したものであり、図9Cは第1クリーニング部材38を取り除いた状態で示してある。第2クリーニング部材39を第1クリーニング部材38に対して回動可能に支持するための支持部は、第2クリーニング部材39の長手方向において2箇所設けてある。これは、ばね45による付勢力を均一に付与することと、支点間距離を大きくとって位置精度を確保することを狙いとしている。なお、第2クリーニング部材39の長手方向の変形が懸念される場合や付勢力の付与の仕方を変える等を目的として、前記支持部を3箇所以上設けるようにしてもよい。
ねじりコイルばね45の付勢力が大きいと前記従来のクリーニング装置30'の場合と同様に、第2クリーニング部材39がたわみ変形するため回動可能な構成にしても十分なメリットが得られない。本実施形態では、第2クリーニング部材39がクリープ変形しないレベルの付勢力を付与しているが、構成上で幾ばくかの余裕があれば、若干のクリープ変形を許容しても構わない。また、付勢力を決める際に第2クリーニング部材39に加わる応力の大きさを考慮して、クリープ変形する応力限界以下に設定しても良好な効果が見込まれる。
図10Aおよび10Bに、各部の寸法の一例を示す。図10Aは、回動規制位置まで開いた状態にある第2クリーニング部材39に中間転写ベルト24を重ねて示してある。第1クリーニング部材38と第2クリーニング部材39の各先端の間隔をr、第2クリーニング部材39の自由長をq、第2クリーニング部材39と中間転写ベルト24の重なり代をpとする。図10Bは第2クリーニング部材39が回転する様子を示しており、第2クリーニング部材39が図10Aに示す状態からその先端が中間転写ベルト24に接触しつつ全くたわみ変形しない状態まで回転する場合の回転角度をθとしている。本実施形態においては、第2クリーニング部材39として厚さ150μmのウレタンシートに厚さ50μmのPPSシートを接着したものを使用し、r=4mm、p=3.7mm、q=8mm、θ=14°、ねじりコイルばね45による付勢力を0.2Nに設定することにより、第2クリーニング部材39のクリープ変形を防止することができた。
図11は、クリーニングが終了したクリーニング装置30が、回転中心37を中心に回動することによって、中間転写ベルト24から離隔し始めた状態を示す。第1クリーニング部材38が中間転写ベルト24から離隔した直後は、第2クリーニング部材39が中間転写ベルト24にまだ圧接された状態になっており、第1クリーニング部材38が離隔した際に残った離隔スジは第2クリーニング部材39によって除去される。
クリーニング装置30の離隔にしたがって、第2クリーニング部材39はねじりコイルばね45の付勢力によって回転中心42を支点として回転するが、回転規制位置(すなわち、図9Aに示すように、取付部材43の端部と支持部材45の延長部44aとが当接する位置)に到達するまで第2クリーニング部材39の先端が中間転写ベルト24に圧接された状態が保たれる。第2クリーニング部材39が回転規制位置まで回転した後は、第2クリーニング部材39はクリーニング装置30の離隔にしたがって中間転写ベルト24から離隔する。
第2クリーニング部材39の回転にはねじりコイルばね45による付勢力が作用しており、滑らかな回転が得られるような付勢力が必要である。図8に示す状態における第2クリーニング部材39の変形を防止しつつ、滑らかな回転が得られる付勢力を与えるためには、クリープ変形を生じさせない限界に近い値に付勢力を設定した上で、第2クリーニング部材39が固定された支持部材44の回転抵抗を小さくすることが必要である。
図11において、第2クリーニング部材39が除去したトナー等は、第1クリーニング部材38との間に落下して、ハウジング41内に収容されて飛散しないように処置される。この際、回転中心42を含む支持シャフトの周辺に除去したトナー等が付着することによって第2クリーニング部材39の回転抵抗が大きくなったり回転不能に固着したりすることが懸念される場合には、トナー等が付着しないようにするための手段を講じる必要がある。
その手段の一例としては、回転中心42の位置を図11の紙面に垂直な方向にずらすことや、回転中心42の周囲をカバーで覆うことなどがある。また、電源投入時や所定のタイミング(例えば、画像形成終了後に一定時間経過したときや、画像形成装置10がスリープ状態から復帰したときなど)でクリーニング装置30の圧接・離隔動作を行うことも第2クリーニング部材39の回転中心42における固着を防止する有効な手段である。
図12は、クリーニング装置30が完全に中間転写ベルト24から離隔した状態を示す。図7Aに示した従来のクリーニング装置30'における第2クリーニング部材39が初期状態にあるのと同様である。第1クリーニング部材38や第2クリーニング部材39には除去したトナー等が付着しており、中間転写ベルト24から一定距離以上離れることによってそれらの飛散を防いでいる。
次に、図13を参照して、中間転写ベルト24の移動速度をV、第1クリーニング部材38と第2クリーニング部材39が中間転写ベルトから離れる時間の差t、および、第1クリーニング部材38と第2クリーニング部材39の各先端が中間転写ベルト24から離れる際の中間転写ベルト24上における距離Lの関係について説明する。
図13は、図8に示す状態から図11に示す状態に至る様子を示している。Lは第1クリーニング部材38の先端が中間転写ベルト24から離れる瞬間の中間転写ベルト24上の位置であり、Lは第2クリーニング部材39の先端が中間転写ベルト24から離れる瞬間の中間転写ベルト24上の位置である。中間転写ベルト24は速度Vで移動しているため、時間tが経過する間に第1クリーニング部材38が中間転写ベルト24から離れた位置Lは距離Vtだけ移動してL'で示す位置に達する。前記Lは、LとL間の距離である。したがって、第1クリーニング部材38と第2クリーニング部材39が中間転写ベルトから離れる時間の差tの間に、第1クリーニング部材38による離隔スジが距離Vtだけ移動することになる。
第2クリーニング部材39で前記離隔スジを除去するためには、L<Vtであることが必要である。L=Vtの場合には、離隔スジが第2クリーニング部材39の先端位置に到達すると同時に第2クリーニング部材39が中間転写ベルト24から離れるため、離隔スジの除去が行えないことになる。
第1クリーニング部材38と中間転写ベルト24の接触部では、それぞれの材質や厚みに依存して弾性変形が生じている。その結果、第1クリーニング部材38の離隔時に発生する離隔スジは若干の幅を持つことになる。第1クリーニング部材38と中間転写ベルト24との接触幅をbとすると、離隔スジの幅を概略bとみなすことができる。さらに、離隔スジの幅が大きくなった場合や第1クリーニング部材38や第2クリーニング部材39等の部品のばらつきを考慮した余裕をαとすると、L+b+α≦Vtの関係を満たすことが必要となる。本実施形態では第2クリーニング部材39のクリープ変形を無視することが可能であるため、従来のクリーニング装置30'に比べて前記αを無視できる程度まで小さくすることができる。その分、距離Lの範囲の制約が少なくなり、配置や形状の自由度が大きくなる。
本実施形態における一例として、V=127mm/sec、t=75msec、b=3mm、L=1.5mmの構成にすることで、良好なクリーニング性能を確保できた。
なお、第1クリーニング部材38による離隔スジを主な除去対象として説明してきたが、第1クリーニング部材38の上流側に設けられる場合がある除電シール部材による離隔スジの除去に関しても第1クリーニング部材38で除去できなければ第2クリーニング部材39で除去することになる。これらのスジ状の残留トナー等を除去対象とする場合には、その対象に応じてL、L、L'、b、Lを求めて上述した関係を満足させるように構成することが必要である。
図14は、本実施形態のクリーニング装置30を備えた画像形成装置10のタイミングチャート(カラープリントの場合)を示す。既に画像形成プロセスは説明したが、ここでは特にクリーニング装置30の圧接離隔タイミングに関して説明する。プリントスタートの信号を受信すると、用紙が二次転写ローラ28の手前のタイミングローラ対56まで搬送される。この用紙搬送動作とほぼ同時に、画像形成動作が開始される。感光体12上のトナー像の中間転写ベルト24に転写する一次転写のスタートからやや遅れて、クリーニング装置30が中間転写ベルト24から離隔する。先に行われたプリント時に残った残留トナー等を除去し、かつ、今回プリントされる画像に悪影響を及ぼさないように、中間転写ベルト24上での離隔タイミングが決定されている。
中間転写ベルト24上に4色のトナー像が順次に重ねられていく間は、クリーニング装置30は離隔状態を保つ。4色目のトナー像の一次転写が開始されるのとタイミングを合わせてタイミングローラ対56による用紙搬送が開始され、二次転写ローラ28による二次転写が開始される。二次転写開始に若干遅れてクリーニング装置30が中間転写ベルト24に圧接され、残留トナー等を掻き取って除去する。二次転写がすべて終了し、用紙が排紙部60に排出されると、一連のプリント動作が完了する。なお、単色(モノクロ)プリントの場合は、常にクリーニング装置30が中間転写ベルト24に圧接された状態に保たれる。一次転写に引き続いて、直ちに二次転写が行われるためである。
図15は、本実施形態のクリーニング装置30を備えた画像形成装置10の概略ブロック図である。パソコン等からプリントスタート信号を受信すると、CPU11は、給紙搬送モータ13を駆動して用紙の搬送を行うと共に、駆動モータ15に信号を送って感光体12や中間転写ベルト24を駆動する。また、圧接離隔モータ17によりクリーニング装置30の圧接離隔動作を制御する。一般的に、これらのモータには、ステッピングモータが用いられて、パルス制御によるオープンループ制御が採用されることが多いが、それぞれの被駆動物の状況は必要に応じて図示しないセンサ類により検出することが可能である。また、画像形成装置10の状態は、前記表示部を構成する表示パネル19に表示される。
本発明の一実施形態であるクリーニング装置を備えた画像形成装置の概略構成図。 中間転写ベルトとクリーニング装置を一体に含んで構成される中間転写ユニットの斜視図。 中間転写ベルトとクリーニング装置の位置関係を示す側面図。 クリーニング装置が中間転写ベルトから離隔した状態を示す図。 従来のクリーニング装置の構成を示す図。 従来のクリーニング装置の第2クリーニング部材が中間転写ベルトに接触してたわみ変形した状態を示す図。 従来のクリーニング装置が中間転写ベルトから離隔し始めた直後であって、第2クリーニング部材がクリープ変形する前の状態を示す図。 従来のクリーニング装置が中間転写ベルトから離隔し始めた直後であって、第2クリーニング部材がクリープ変形した後の状態を示す図。 従来のクリーニング装置が中間転写ベルトから完全に離隔し、かつ、第2クリーニング部材がクリープ変形する前の状態を示す図。 従来のクリーニング装置が中間転写ベルトから完全に離隔し、かつ、第2クリーニング部材がクリープ変形した後の状態を示す図。 本発明の一実施形態のクリーニング装置を構成を示す図。 クリーニング装置における第2クリーニング部材の回動および押圧機構を示す側面図。 クリーニング装置における第2クリーニング部材の回動および押圧機構を示す斜視図。 クリーニング装置における第2クリーニング部材の回動および押圧機構を第1クリーニング部材を省略した状態で示す斜視図。 クリーニング装置の各クリーニング部材の寸法例を示すための図。 クリーニング装置の第2クリーニング部材の回転角度例を示すための図。 クリーニング装置が中間転写ベルトから離隔し始めた直後の状態を示す図。 クリーニング装置が中間転写ベルトから完全に離隔した状態を示す図。 クリーニング装置の各クリーニング部材が中間転写ベルトから離れる際の位置関係を示す図。 本発明の一実施形態のクリーニング装置を備えた画像形成装置のタイミングチャート。 本発明の一実施形態のクリーニング装置を備えた画像形成装置のブロック図。
符号の説明
10…画像形成装置
11…CPU
12…感光体
14…現像ユニット
16Y,16M,16C,16K…現像器
18…現像ローラ
20…帯電器
22…露光器
24…中間転写ベルト(転写体)
26…一次転写ローラ
28…二次転写ローラ
30…クリーニング装置
31…中間転写ユニット
32…引っ張りコイルばね
37…クリーニング装置の回動中心
38…第1クリーニング部材
39…第2クリーニング部材
40…第1クリーニング部材の回動支点
41…ハウジング
42…第2クリーニング部材の回動中心
43…第2クリーニング部材の取付部材
44…第2クリーニング部材の支持部材
45…ねじりコイルばね
50…給紙部
52…給紙ローラ
58…定着器
60…排紙部

Claims (10)

  1. 転写体上に残留した現像剤や付着した不要物を除去するクリーニング装置であって、
    先端が前記転写体に圧接される第1クリーニング部材と、
    前記転写体の移動方向に関して前記第1クリーニング部材の下流側に配置されて先端が前記転写体に圧接される第2クリーニング部材と、
    前記第2クリーニング部材が前記転写体に対して進退するように、前記第1クリーニング部材に対して前記第2クリーニング部材を回動可能に支持する第2の支点と、
    前記第2の支点を中心に前記第2クリーニング部材を前記転写体側に付勢する第2押圧機構と、
    前記第1クリーニング部材が前記第2クリーニング部材と共に前記転写体に対して進退するように、前記第1クリーニング部材を回動可能に支持する第1の支点と、
    前記第1の支点を中心に前記第1クリーニング部材を前記第2クリーニング部材と共に前記転写体側に付勢する第1押圧機構を有することを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記第2クリーニング部材の回動中心が前記第1クリーニング部材に対して位置決めされていることを特徴とする請求項に記載のクリーニング装置。
  3. 前記第2クリーニング部材の回動中心がクリーニング装置のハウジングに対して位置決めされていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のクリーニング装置。
  4. 前記第2クリーニング部材は、先端が前記転写体に圧接されたときに、クリープ変形を生じることがない範囲まで前記第1クリーニング部材に対して回動可能であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のクリーニング装置。
  5. 前記第2クリーニング部材に与える付勢力が前記第2クリーニング部材をクリープ変形させないための限界量以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のクリーニング装置。
  6. 前記第2クリーニング部材の回動中心が、前記第1または第2クリーニング部材によって除去された現像剤や不要物が付着しない位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のクリーニング装置。
  7. クリーニング状態から非クリーニング状態に移行する際に、前記第2クリーニング部材が前記第1クリーニング部材に遅れて前記転写体から離れるように構成し、
    前記第1クリーニング部材と前記第2クリーニング部材が前記転写体から離れる時間の差をtとし、前記転写体の移動速度をVとし、前記第1クリーニング部材と前記第2クリーニング部材の各先端が前記転写体から離れる際の前記転写体上における距離をLとしたとき、
    L<Vtとなる関係を満足することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のクリーニング装置。
  8. クリーニング状態から非クリーニング状態に移行する際に、前記第2クリーニング部材が前記第1クリーニング部材に遅れて前記転写体から離れるように構成し、前記第1クリーニング部材と前記第2クリーニング部材が前記転写体から離れる時間の差をtとし、前記転写体の移動速度をVとし、前記第1クリーニング部材と前記第2クリーニング部材の各先端が前記転写体から離れる際の前記転写体上における距離をLとし、前記第1クリーニング部材と前記転写体との接触幅をbとしたとき、
    L+b<Vtとなる関係を満足することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のクリーニング装置。
  9. 請求項1〜のいずれかに記載のクリーニング装置を備えた画像形成装置。
  10. 所定のタイミングで前記転写体に対する前記クリーニング装置の圧接および離隔を行うことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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