JP4370875B2 - パンチプレス - Google Patents
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Description
この発明の他の目的は、工具支持体交換装置において、駆動源を必要とせずに、工具支持体の保持が確実に行え、かつ簡単な構成で確実に爪部材の開き動作を可能とすることである。
この発明のさらに他の目的は、プレスフレームにおける昇降部材の昇降動作から、爪部材を開き動作させる機構を簡単な構成で可能とすることである。
この工具支持体交換装置は、それぞれ上記工具支持体が嵌まる複数の切欠状部を有する交換装置本体と、上記各切欠状部に水平方向に開閉自在に設けられ閉状態で工具支持体の外周部に設けられた切欠き部に進入し、開状態で工具支持体を前記プレスフレームに渡すことを可能とする爪部材とを有するものとする。
前記プレスフレームは、フレーム本体と、このフレーム本体に対して昇降自在に設けられて前記工具支持体を着脱自在に保持する昇降部材と、前記昇降部材を昇降させる昇降駆動手段を有するもとする。前記昇降部材の昇降動作を利用して前記爪部材を閉状態から開状態とする爪開閉用連動機構を設ける。
特に、この発明のパンチプレスは、爪開閉用連動機構を設け、プレスフレームにおける昇降部材の昇降動作を利用して前記爪部材を閉状態から開状態とするため、爪部材を開くための専用の駆動源が不要であり、したがってその駆動源の動作タイミングの制御手段も不要となり、構成が簡易化でき、低コスト化が図れる。また、爪部材の開閉方向を水平方向としたため、閉じ力によって工具支持体の荷重を支持する必要がなく、軽い開閉力で工具支持体を確実に支持することができる。
この構成の場合、爪部材は爪部材閉じ部材によって閉じ方向に付勢するため、常時は爪部材が閉じ状態となり、駆動源を必要とせずに、工具支持体の保持が行える。さらに、プレスフレームの昇降部材に設けられた操作部によって、爪部材が開く方向に爪部材閉じ部材を移動させるようにしたため、簡単な構成で確実に爪部材閉じ部材を移動させることができる。
この構成の場合、水平変換機構により操作部の昇降動作を水平動作に変換するため、プレスフレームの昇降部材の昇降動作を、より簡単に爪部材閉じ部材の水平動作とできる。そのため、プレスフレームにおける昇降部材の昇降動作から、爪部材を開き動作させる機構が、より簡単な構成とできる。
前記爪開閉用連動機構を、前記爪部材を閉じ方向に付勢する水平動自在な爪部材閉じ部材と、前記昇降部材に設けられて爪部材が開く方向に爪部材閉じ部材を移動させる操作部とを有するものとしたため、駆動源を必要とせずに、工具支持体の保持が確実に行え、かつ簡単な構成で確実に爪部材の開き動作が行える。
前記操作部の昇降動作を水平動作に変換する水平変換機構を、前記交換装置本体の外周部に設け、この水平変換機構による水平動作によって、前記爪部材閉じ部材が、爪部材を開く方向に移動させられるものとした場合は、プレスフレームにおける昇降部材の昇降動作から、爪部材を開き動作させる機構を簡単な構成とすることができる。
パンチ工具1を搭載した工具支持体3を設置する上側の工具支持体設置部6と、ダイ工具2を搭載した工具支持体4を設置する下側の工具支持体設置部7は、互いに同心で上下に並んで設けられている。
図3(A)に示すように、パンチ側の工具支持体3の切欠き部3dは、工具支持体3の外周面における下縁に設けられ、この切欠き部3dの上側に続いて、横溝部3eが切欠き部3dよりも円周方向の両側へ延びて設けられている。この横溝部3eは、上下動阻止用の手段が係合する溝部である。工具支持体3は、図4(A)に示すように、下部3Aが小径部とされ、下部3Aの外径が上部の外径よりも段差を持って小径となっている。
図3(B)に示すように、ダイ側の工具支持体4は、外周面における上下縁にフランジ4A,4Bをそれぞれ有する。換言すれば、工具支持体4は、外周面における上下幅の中間部分が円周溝4Cとされている。ダイ側の工具支持体4の上記切欠部4dは、上側のフランジ4Aに設けられている。
昇降部材40,41は、それぞれ昇降機構22,23により昇降移動させられる。上側の昇降駆動機構22は、サーボモータ89とその駆動を伝達する駆動伝達手段58とで構成される。下側の昇降機構23は、サーボモータ69とその駆動を伝達するカム機構61、およびリンク機構63とで構成される。
工具支持体交換装置8,9は、平面形状の外形が略円形とされた交換装置本体16,17を有し、この交換装置本体16,17の外周部における円周方向複数箇所に設けられた切欠状部18に、各工具支持体1,2が保持される。
交換装置本体16,17は、支持台19,20(図10,図11参照)を介して水平旋回自在に支持され、割出機構21により任意の工具支持体3,4がプレス位置Pに来るように旋回させられる。割出機構21は、上下の交換装置本体16,17を、それぞれサーボモータ等の駆動源21a,21aにより伝達機構21b,21bを介して旋回駆動させるものである。
爪部材24は、次のように閉状態とすることで、工具支持体3,4の回り止めおよび上下の移動を阻止し、開状態とすることで、回り止めおよび上下の移動阻止を解除し、工具支持体3,4をプレスフレーム5の工具支持体設置部6,7に渡すことを可能とするものてある。
爪部材閉じ部材27は、一側部に前記爪部材24のセクタギヤ部24cが噛合するラック部32aを有し交換装置本体16,17にその径方向に進退材に設けられた進退ロッド32と、この進退ロッド32を交換装置本体16,17の外周側に突出するように付勢するばね部材33とからなる。
図7のように、下側の工具支持体交換装置9における水平変換機構31は、進退ロッド32の進退方向と平行な垂直面内で支軸35a回りに揺動自在となるように、交換装置本体17の外周部にバー状のレバー35を支持して構成される。このレバー35の下端が、昇降部材41に設けられた操作部29で昇降部材41の上昇時に押されて揺動することにより、その上端で爪部材閉じ部材27が爪部材24を開く方向に移動させられる。操作部29は、図11に示すように昇降部材41に支持された回転部材43の上端に設けられている。
すなわち、図10のようにパンチ側の昇降部材40が下降すると、その下端の操作部28が、図6(B)のように水平変換機構30を構成するレバー34に作用して、このレバー34を回動させる。これにより爪開閉用連動機構25の爪部材閉じ部材27が、ばね部材33の復元力に抗して交換装置本体16の径方向内側に押し戻され、爪部材閉じ部材27のラック部32aにセクタギヤ部24cが噛合する爪部材24が開き姿勢(係合解除姿勢)に回動して、爪部材24の爪部24aがパンチ工具支持体3の切欠き部3dから係合解除される。爪部材24の爪部24aは鍔部24bよりも工具支持体3の径方向の中心側へ突出するものとされているので、爪部24aの係合解除と共に、鍔部24bも工具支持体3の横溝部3eから外径側に確実に退避する。
ダイ側の工具支持体4に対しても、図11のように昇降部材41の上昇により、その上端の操作部29が図7のように水平変換機構31を構成するレバー35に作用して、このレバー35を回動させる。これにより交換装置本体17の爪開閉用連動機構26が同様に動作して、爪部材24の爪部24aがダイ工具支持体4の切欠き部4dから係合解除される。爪部材24の鍔部24bも工具支持体4の上面から外径側に確実に退避する。
また、爪開閉用連動機構25,26は、爪部材24を閉じ方向に付勢する水平動自在な爪部材閉じ部材27と、前記昇降部材40,41に設けられて爪部材24が開く方向に爪部材閉じ部材27を移動させる操作部28,29とを有するものとしたため、常時は爪部材24が閉じ状態となり、駆動源を必要とせずに、工具支持体3,4の保持が行える。さらに、昇降部材40,41に設けられた操作部28,29によって、爪部材24が開く方向に爪部材閉じ部材27を移動させるようにしたため、簡単な構成で確実に爪部材閉じ部材27を移動させることができる。
また、上下の工具支持体交換装置8,9は、昇降部材40,41に連動して爪部材24を開閉させるため、昇降部材40,41の上下移動の監視により、爪部材24の開閉動作の確認を省略できる。特に、下側の工具支持体交換装置9は、昇降部材41の昇降にリンク機構63を用いるため、上下移動のみを監視すれば、位置決め部材24の開閉動作の確認を取る必要がない。
2…ダイ工具
3…パンチ工具支持体
3d…切欠き部
4…ダイ工具支持体
4d…切欠き部
6,7…工具支持体設置部
8,9…工具支持体交換装置
16,17…交換装置本体
18…切欠状部
18a…載置部
18b…周壁部
22,23…昇降機構
24…爪部材
24a…爪部
24b…鍔部
25,26…爪開閉用連動機構
27…爪部材閉じ部材
28,29…操作部
30,31…水平変換機構
40,41…昇降部材
42,43…回転部材
Claims (2)
- パンチ加工用の工具を搭載可能な工具支持体と、プレスフレームと、複数の工具支持体を保持して任意の工具支持体を上記プレスフレームに渡す工具支持体交換装置とを備え、 この工具支持体交換装置は、それぞれ上記工具支持体が嵌まる複数の切欠状部を有する交換装置本体と、上記各切欠状部に水平方向に開閉自在に設けられ閉状態で工具支持体の外周部に設けられた切欠き部に進入し、開状態で工具支持体を前記プレスフレームに渡すことを可能とする爪部材とを有し、
前記プレスフレームは、フレーム本体と、このフレーム本体に対して昇降自在に設けられて前記工具支持体を着脱自在に保持する昇降部材と、前記昇降部材を昇降させる昇降駆動手段を有し、
前記昇降部材の昇降動作を利用して前記爪部材を閉状態から開状態とする爪開閉用連動機構を設け、
前記爪開閉用連動機構は、前記爪部材を閉じ方向に付勢する水平動自在な爪部材閉じ部材と、前記昇降部材に設けられて爪部材が開く方向に爪部材閉じ部材を移動させる操作部とを有するパンチプレス。 - 前記操作部の昇降動作を水平動作に変換する水平変換機構を、前記交換装置本体の外周部に設け、この水平変換機構による水平動作によって、前記爪部材閉じ部材が、爪部材を開く方向に移動させられるものとした請求項1記載のパンチプレス。
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