JP4366277B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録時のフレームレートと再生時のフレームレートが異なる場合においてレート変換処理手段を有する撮像装置及びその制御方法に関する。
画像データの記録時、再生時においてNTSCとPALとの切り替えが可能である撮像装置では、記録した画像データのフレームレートと表示装置の表示方式とが相違する場合がある。
この問題を解決するために、フレームレートを変換する技術が開示されている(特許文献1及び2)。
例えば、特許文献1には、画像データの記録時と再生時とでフレームレートが相違する場合に、表示レートに合わせて画像データを出力するために間引きによるフレームレート変換処理を行う方法が開示されている。この方法では、例えば、NTSC(60fps)で記録した画像データをPAL(50fps)で表示する場合に、図3に示すように、6枚の画像につき1枚の画像を単純に間引くことでフレームレート変換を行っている。
しかしながら、このような従来の方法では、突然のコマ落ちが生じるため、動画再生の際に、違和感が生じてしまうという問題点がある。
また、特許文献2には、コマ落ちに伴う違和感を抑制するために、隣接する2つのフレーム間で画像を基準とした重み付けを行い、すべてのフレームに評価値を割り当て、その評価値を基に間引きフレームを決定する方法が開示されている。
しかしながら、このような従来の方法を実施するためには、間引きフレームを決定するために複数のフレームを蓄積する必要があるため、大容量のメモリが必要となる。また、間引きフレームを決定する演算処理が必要であるため、画像データの読み出しから画像表示までの遅延時間が長くなるという問題点もある。このような遅延時間が長くなると、撮影時のファインダ動作には適さない。
特開2004−80327号公報 特開2004−48530号公報
本発明は、複雑な演算処理を行わずに画像表示時の違和感を軽減することができる撮像装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本願発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
本発明に係る撮像装置は、被写体画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって得られた画像データを記録媒体に記録する記録手段と、前記撮像手段によって得られた画像データに係る画像及び前記記録媒体に記録された画像データに係る画像を選択的に表示装置に表示する表示手段と、前記表示手段により表示される画像の撮影時のレート及び前記表示装置における表示レートを比較して、前記撮影時のレートが前記表示レートよりも速い場合に、前記表示手段により表示される画像を所定の間隔で間引いてレートを低下させ、前記表示レートよりも遅いレートとなる表示用画像を生成する画像間引き手段と、前記画像間引き手段によって生成された前記表示用画像に繰り返し出力される画像を挿入することによって、前記表示用画像のレートを上げて前記表示レートに合わせるレート変換手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る撮像装置の制御方法は、被写体画像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって得られた画像データを記録媒体に記録する記録手段、及び前記撮像手段からの撮像画像及び前記記録媒体に記録された記録画像を選択的に表示装置に表示する表示手段を備えた撮像装置を制御する方法であって、前記表示手段により表示される画像の撮影時のレート及び前記表示装置における表示レートを比較して、前記撮影時のレートが前記表示レートよりも速い場合に、前記表示手段により表示される画像を所定の間隔で間引いてレートを低下させ、前記表示レートよりも遅いレートとなる表示用画像を生成する画像間引きステップと、前記画像間引きステップにおいて生成された前記表示用画像に繰り返し出力される画像を挿入することによって、前記表示用画像のレートを上げて前記表示レートに合わせるレート変換ステップと、前記レート変換ステップにおいてレート変換された画像を前記表示装置に表示する表示ステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、被写体画像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって得られた画像データを記録媒体に記録する記録手段、及び前記撮像手段からの撮像画像及び前記記録媒体に記録された記録画像を選択的に表示装置に表示する表示手段を備えた撮像装置を制御するためのプログラムであって、コンピュータに、前記表示手段により表示される画像の撮影時のレート及び前記表示装置における表示レートを比較して、前記撮影時のレートが前記表示レートよりも速い場合に、前記表示手段により表示される画像を所定の間隔で間引いてレートを低下させ、前記表示レートよりも遅いレートとなる表示用画像を生成する画像間引き手順と、前記画像間引き手順において生成された前記表示用画像に繰り返し出力される画像を挿入することによって、前記表示用画像のレートを上げて前記表示レートに合わせるレート変換手順と、前記レート変換手順においてレート変換された画像を前記表示装置に表示する表示手順と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、間引き処理後の画像データの連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離が一定になるようにフレームを間引くため、フレームレートの高い動画を扱う場合でも、突然のコマ落ちによって生じる違和感を軽減することができる。また、このような間引き処理を行うためには、重み付け等の複雑な演算処理は必要とならないため、例えば撮影時のファインダ動作に使用しても、長い遅延時間をかけることなく、画像データの読み出しから画像表示までの処理を行うことができる。更に、容易に再生速度を考慮した制御を行うことも可能であるため、このような制御を行うことにより、例えばスロー再生時に、高いフレームレートで記録された映像に応じて滑らかな変化で画像表示を行うことも可能である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る撮像装置には、光学系1、センサ2、A/D変換部3、信号処理部4、エンコード部5、センサ駆動タイミング生成部6、操作部7、メモリI/F部8、記録媒体9、デコード部10、レート変換部11、画像再生I/F部12、第1の表示装置13、及び第2の表示装置14が設けられている。
光学系1は、例えば被写体光を結像させる光学レンズで構成されている。センサ2は、光学系1によって結像された被写体光をアナログ画像信号に変換し出力する。A/D変換部3は、センサ2から出力されたアナログ画像信号をデジタル信号に変換し出力する。信号処理部4は、A/D変換部3から出力された画像データ(デジタル信号)に対して色差マトリクス変換処理を行うことにより、色差信号及び輝度信号を生成し、更にアパーチャー補正、ガンマ補正等の信号処理を施し出力する。エンコード部5は、信号処理部4から出力された色差信号及び輝度信号をJPEGやMPEG形式等の圧縮データに圧縮する。この際、エンコード部5は、圧縮データにヘッダー情報として記録フレームレートを含ませる。メモリI/F部8は、画像記録時にはエンコード部5から出力された圧縮画像データを記録媒体9に書き込む。一方、画像再生時にはメモリI/F部8は記録媒体9に記録された圧縮画像データを読み出しデコード部10に出力する。デコード部10は、画像再生時にメモリI/F部8が読み出された圧縮画像データを伸長し、伸長後の画像データを出力する。レート変換部11は、デコード部10から出力された画像データのフレームレート等に基づいて、フレームの間引き処理やフレームレート変換処理を行うことにより、第1又は第2の表示装置13、14の表示レートに変換する。レート変換部11の詳細については、図2を参照しながら後述する。画像再生I/F部12は、レート変換部11から出力された画像データを第1の表示装置13又は第2の表示装置14の入力形式に合わせて、同期信号の付加、D/A変換処理、ゲイン調整等を行って第1又は第2の表示装置13、14に画像信号を出力する。第1の表示装置13は、例えばPAL方式のモニタ(表示レート:50fps)であり、第2の表示装置14は、例えば表示レートを50fpsと60fpsとに切り替えることが可能で、且つ着脱可能な液晶表示装置(LCD)である。
また、操作部7は、センサ駆動タイミング生成部6の動作を制御し、センサ2を駆動するタイミング信号の駆動周期をセンサ駆動タイミング生成部6に切り替えさせる。このような制御により、操作部7で設定された記録レートで画像を記録することができる。また、操作部7は、画像再生時に画像再生I/F部12及びレート変換部11へ制御信号を出力し、これらに画像信号出力表示レートを切り替えさせる。このような制御により、操作部7で設定された表示レートで画像を出力表示することができる。
ここで、レート変換部11について説明する。図2は、レート変換部11の構成を示すブロック図である。レート変換部11には、間引き処理部21、フレームレート変換処理部31及びフレームレート変換制御部36が設けられている。間引き処理部21には、第1のフレームメモリ23、第2のフレームメモリ24、間引き用フレームメモリ書き込み部22及び間引き用フレームメモリ読み出し部25が設けられている。また、フレームレート変換処理部31には、第3のフレームメモリ33、第4のフレームメモリ34、レート変換用フレームメモリ書き込み部32及びレート変換用フレームメモリ読み出し部35が設けられている。間引き用フレームメモリ書き込み部22、間引き用フレームメモリ読み出し部25、レート変換用フレームメモリ書き込み部32及びレート変換用フレームメモリ読み出し部35は、各々独立的にフレームレート変換制御部36からの制御信号によって制御される。フレームレート変換制御部36は、図9に示すアルゴリズムに従いフレーム間引き数nを決定し制御信号を出力する。
ここで、フレームレート変換制御部36の動作について、図9を参照しながら説明する。
フレームレート変換制御部36は、操作部7で設定された記録レートと表示レートとを比較し(ステップS10)、記録レートが表示レートよりも速い場合には、分周値kを2に初期化する(ステップS11)。その後、表示レートが、分周値kでk分周された記録レートよりも速くなるまで、分周値kを1ずつ増加する(ステップS13及びS14)。
そして、ステップS13において、表示レートが、k分周された記録レート以上となると、つまり、表示レートが記録レート以上となる記録レートの分周値kが得られると、フレーム間引き数nを「k−1」と定める(ステップS15)。即ち、操作部7で設定された記録レートが設定された表示レートよりも速い場合には、k分周された記録レートが表示レート以下となり、且つ最も近い値になるように分周値kが設定され、それに基づいてフレーム間引き数nを決定する。
一方、ステップS10の判断の結果、記録レートが表示レート以下であれば、分周値kを1に初期化する(ステップS12)。その後、ステップS15の処理を行う。但し、この場合、分周値kが1であるため、フレーム間引き数nは0となる。従って、記録レートが表示レート以下の場合には、レート変換部11は、間引き処理を行わずに画像データを出力することとなる。
このようにして、フレームレート変換制御部36により、操作部7で設定される記録レート及び表示レートに基づいてフレーム間引き数nが決定され、このフレーム間引き数nに基づいて、レート変換部11が間引き処理を行う。この間引き処理については、後述する。
次に、本実施形態に係る撮像装置の記録時及び再生時の動作について、図1及び図2を参照しながら説明する。但し、上述のように、記録レートが表示レート以下の場合は、間引き処理を行わないので、ここでは、記録レートよりも表示レートの方が遅い場合の動作について説明する。
<記録時の動作について>
ここでは、記録レートよりも表示レートの方が遅い場合の例として、記録レートが60fpsで表示レートが50fpsの場合の記録時の動作について説明する。
先ず、画像信号を記録する動作について説明する。
先ず、使用者が操作部7において記録レートを60fpsと設定する。この結果、センサ駆動タイミング生成部6は、60fpsのレートで画像信号を取り込むように駆動信号をセンサ2へ出力するようになる。そして、このような設定がなされた状態で、画像撮像の開始の指示があると、被写体像が光学系1によって結像され、60fpsのレートで、センサ2内の撮像素子によりアナログ画像信号に変換されて取り込まれる。得られたアナログ画像信号はA/D変換部3によりアナログ信号からデジタル信号に変換される。その後、デジタル信号は、信号処理部4による色差マトリクス変換処理の結果、色差信号及び輝度信号に変換され、更に、アパーチャー補正、ガンマ補正等の信号処理が施される。更に、エンコード部5により、これらの色差信号及び輝度信号はJPEG又はMPEG形式等の圧縮データに圧縮されると共に、記録時のフレームレートである60fpsがヘッダー情報として圧縮データに付加される。そして、この圧縮データはメモリI/F部8を介して記録媒体9に記録される。
次に、記録時における第1の表示装置13のファインダ動作について説明する。
先ず、使用者が操作部7において、記録レートを60fpsと設定し、第1の表示装置13(例えばPAL方式のモニタ)や第2の表示装置14(例えばLCD)の表示レートに合わせ、表示レートを50fpsと設定する。この結果、センサ駆動タイミング生成部6は、60fpsのレートで画像信号を取り込むように駆動信号をセンサ2へ出力するようになる。また、画像再生I/F部12及びレート変換部11には、ファインダ動作時に50fpsの表示レートで画像データを出力するように制御信号が操作部7から出力される。そして、このような設定がなされた状態で、画像撮像の開始の指示があると、上述のようにして、圧縮データの記録媒体9への記録が行われると共に、この処理と並行して次のような表示処理が行われる。
信号処理部4による処理が終了すると、レート変換部11は、操作部7で設定された表示レート及び記録レートに基づいて、次のようなフレームレート変換処理を行う。即ち、先ず、フレームレート変換制御部36が、図9に示すアルゴリズムに従い、連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離が一定になるようフレーム間引き数nを決定し、制御信号を出力する。この例では、記録レートが60fps、表示レートが50fpsと設定されており、記録レート(60fps)が表示レート(50fps)よりも速いため、フレームレート変換制御部36は、分周値kを2に初期化する(ステップS10及びS11)。その後、表示レートが、k分周された記録レートよりも速くなるまで、分周値kを1ずつ増やす(ステップS13及びS14)。この例では、分周値kが2のときに、「表示レート(50fps)≧記録レート(60fps)/2」となるため、分周値kは2となる。次いで、フレームレート変換制御部36は、フレーム間引き数nとして「k−1=1」を設定する(ステップS15)。この結果、フレームレート変換制御部36は、1枚ずつフレームを間引くように制御信号を出力することとなる。
ここで、60fpsの記録レートで記録された画像データの更新周期は1/60=約16.7msecであり、50fpsの表示レートで再生される画像データの更新周期は1/50=約20msecとなる。このため、図3に示す従来の間引き処理のように、6枚に1枚の割合で間引き処理を行うと、連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離には、約16.7msecの場合と約33.3msecの場合とが混在する。従来の方法では、この時間的な更新距離が一定でないため、画像再生の際に違和感が生じるのである。これに対し、本実施形態では、フレームレート変換制御部36が、1/2レートの間引き(30fpsに相当する)を行うため、時間的な更新距離を一定にすることができるのである。この結果、間引き後の連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離は約33.3msecの一定したものとなる。
図4は、記録レートが60fps、表示レートが50fpsのときのレート変換処理を示す図である。ここで、図2及び図4を参照しながら、レート変換部11の動作説明について説明する。
先ず、間引き処理部21において、間引き用フレームメモリ書き込み部22がフレームレート変換制御部36からの制御信号に基づいて、信号処理部4から出力された画像データを第1のフレームメモリ23及び第2のフレームメモリ24に交互に書き込む。例えば、図4において、奇数番目のフレーム1、3、5、7・・・を第1のフレームメモリ23に書き込み、偶数番目のフレーム2、4、6、8・・・を第2のフレームメモリ24に書き込む。
次に、間引き用フレームメモリ読み出し部25がフレームレート変換制御部36からの制御信号に基づいて、第1のフレームメモリ23からのみフレームデータを読み出す。この結果、間引き後の画像データのフレームレートが30fpsとなって表示レートよりも遅くなる。
次いで、フレームレート変換処理部31において、間引き後の30fpsの画像データを表示装置の表示レートである50fpsに変換するために、フレーム毎に繰り返し表示する回数が決められる。即ち、先ず、レート変換用フレームメモリ書き込み部32が、間引き処理部21(間引き用フレームメモリ読み出し部25)から出力されたフレームデータを第3のフレームメモリ33及び第4のフレームメモリ34に交互に書き込む。つまり、図4に示す例では、フレーム1、5、9・・・を第3のフレームメモリ33に書き込み、フレーム3、7、11・・・を第4のフレームメモリ34に書き込む。
その後、レート変換用フレーム読み込み部34が、フレームレート変換制御部36からの制御信号に基づいて、第3のフレームメモリから2回、第4のフレームメモリ34から2回、第3のフレームメモリから1回、第4のフレームメモリから2回、第3のフレームメモリ34から2回、第4のフレームメモリから1回という読み出しを繰り返し行う。この結果、図4に示すように、フレーム1を2回、フレーム3を2回、フレーム5を1回というように、3枚のフレームを2回、2回、1回と合計5回繰り返し読み出すことになり、30fpsの画像データが50fpsにレート変換される。そして、50fpsにレート変換された画像データが画像再生I/F部12に出力され、第1の表示装置13に表示される。
このようにして、本実施形態では、第1の表示装置13のファインダ動作時に、画像再生I/F部12及びレート変換部11が50fpsの表示レートで画像信号を出力するように制御される。
また、記録時には、第2の表示装置14に撮像画像を表示することも可能である。上述のように、第2の表示装置14は、例えば表示レートを60fpsと50fpsとに切り替えることが可能なLCDである。従って、上述のように操作部7において記録レートが60fpsに設定されている場合には、画像再生I/F部12からは画像データと共に、60fpsの表示レート制御信号が第2の表示装置14に送られ、第2の表示装置14は60fpsの表示レートで画像表示を行う。
<再生時の動作について>
ここでは、記録レートよりも表示レートの方が遅い場合の例として、記録レートが60fpsで表示レートが50fpsの場合の再生時の動作について説明する。
先ず、使用者が操作部7において、第1の表示装置13(例えばPAL方式のモニタ)や第2の表示装置14(例えばLCD)の表示レートに合わせ、表示レートを50fpsと設定する。この結果、画像再生I/F部12及びレート変換部11には、画像再生時に50fpsの表示レートで画像データを出力するように制御信号が操作部7から出力される。そして、このような設定がなされた状態で、画像再生の開始の指示があると、記録媒体9からメモリI/F部8を介して、圧縮データが読み出されると共に、圧縮データにヘッダー情報として付加されている記録レート(60fps)も読み出される。デコード部10は、読み出された圧縮画像データを伸長した後、レート変換部11へ画像データ及び記録レートをレート変換部11へ出力する。
レート変換部11は、記録レート及び操作部7からの制御信号に基づいて、次のようなフレームレート変換処理を行う。即ち、先ず、フレームレート変換制御部36が、図9に示すアルゴリズムに従い、連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離が一定になるようフレーム間引き数nを決定し、制御信号を出力する。この例では、ヘッダー情報から読み出された記録レートが60fps、操作部7で設定された表示レートが50fpsであり、記録レート(60fps)が表示レート(50fps)よりも速いため、フレームレート変換制御部36は、分周値kを2に初期化する(ステップS10及びS11)。その後、表示レートが、k分周された記録レートよりも速くなるまで、分周値kを1ずつ増やす(ステップS13及びS14)。この例では、分周値kが2のときに、「表示レート(50fps)≧記録レート(60fps)/2」となるため、分周値kは2となる。次いで、フレームレート変換制御部36は、フレーム間引き数nとして「k−1=1」を設定する(ステップS15)。この結果、フレームレート変換制御部36は、1枚ずつフレームを間引くように制御信号を出力することとなる。
そして、上述のファインダ動作のフレームレート変換処理と同様にして、間引き処理部21が1枚ずつフレームを間引き、フレームレート変換処理部31が、30fpsの画像データをフレームの繰り返し表示によって、50fpsにレート変換する。
このような画像再生動作により、間引き後の連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離は一定したものとなる。そして、50fpsにレート変換された画像データが画像再生I/F部12に出力され、第1の表示装置13又は第2の表示装置14に表示される。
このようにして、本実施形態では、画像再生時に、画像再生I/F部12及びレート変換部11が50fpsの表示レートで画像信号を出力するように制御される。
次に、フレーム間引き数nが1とならない場合の画像表示について説明する。ここでは、例として、記録レートが120fpsで表示レートが50fpsである場合、及び記録レートが120fpsで表示レートが59.94fpsの場合の2つの場合について説明する。
記録レートが120fpsで表示レートが50fpsである場合、使用者が操作部7において、記録レートを120fpsと設定する。この結果、センサ駆動タイミング生成部6は、120fpsのレートで画像信号を取り込むように駆動信号をセンサ2へ出力するようになる。そして、上述のような記録時の動作と同様にして、記録媒体9にフレームレートが120fpsの圧縮データが記録される。
ここで、このような120fpsで記録された圧縮データの画像再生を、50fpsの表示レートで行う方法について、図2及び図5を参照しながら説明する。第1の表示装置13がPAL方式のモニタである場合、使用者は操作部7において表示レートを50fpsと設定する。この結果、画像再生I/F部12及びレート変換部11には、画像再生時に50fpsの表示レートで画像データを出力するように制御信号が操作部7から出力される。
そして、レート変換部11においては、フレームレート変換制御部36が、図9に示すアルゴリズムに従い、連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離が一定になるようフレーム間引き数nを決定し、制御信号を出力する。この例では、ヘッダー情報から読み出された記録レートが120fpsであり、操作部7で設定された表示レートが50fpsであり、記録レート(120fps)が表示レート(50fps)よりも速いため、フレームレート変換制御部36は、分周値kを2に初期化する(ステップS10及びS11)。その後、表示レートが、k分周された記録レートよりも速くなるまで、分周値kを1ずつ増やす(ステップS13及びS14)。この例では、分周値kが3のときに、「表示レート(50fps)≧記録レート(120fps)/3」となるため、分周値kは3となる。次いで、フレームレート変換制御部36は、フレーム間引き数nとして「k−1=2」を設定する(ステップS15)。この結果、フレームレート変換制御部36は、2枚ずつフレームを間引くように制御信号を出力することとなる。
その後、間引き用フレームメモリ書き込み部22がフレームレート変換制御部36からの制御信号に基づいて、デコード部10から出力された画像データに対し、連続する3枚のフレームのフレームデータの間で、最初の1枚のみを第1のフレームメモリ23に書き込んだ後、残りの2枚を第2のフレームメモリ24に書き込むという動作を繰り返す。例えば、図5において、フレーム1を第1のフレームメモリ23に書き込んだ後、フレーム2及び3を第2のフレームメモリ24に書き込み、フレーム4を第1のフレームメモリ23に書き込んだ後、フレーム5及び6を第2のフレームメモリ24に書き込むという動作を繰り返す。
次に、間引きフレーム読み出し部25がフレームレート変換制御部36からの制御信号に基づいて、第1のフレームメモリ23からのみフレームデータを読み出す。この結果、間引き後の画像データのフレームレートが40fpsとなって表示レートよりも遅くなると共に、連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離である時間差Tが等しくなる。
次いで、フレームレート変換処理部31において、間引き後の40fpsの画像データを表示装置の表示レートである50fpsに変換するために、フレーム毎に繰り返し表示する回数が決められる。即ち、先ず、レート変換用フレームメモリ書き込み部32が、入力されるフレームデータを第3のフレームメモリ33及び第4のフレームメモリ34に交互に書き込む。
その後、レート変換用フレームメモリ読み出し部34が、フレームレート変換制御部36からの制御信号に基づいて、間引き後に連続する4枚のフレームに対し、第3のフレームメモリ33から2回、第4のフレームメモリ34から1回、第3のフレームメモリ33から1回、第4のフレームメモリ34から1回という読み出しを繰り返す。この結果、図5に示すように、フレーム1を2回、フレーム4を1回、フレーム7を1回、フレーム10を1回というように、4枚のフレームを2回、1回、1回、1回と合計5回繰り返し読み出すことになり、40fpsの画像データが50fpsにレート変換される。
このような動作によれば、間引き後のフレームデータ間において時間差Tが等しいため、違和感のない画像表示が可能である。
一方、記録レートが120fpsで表示レートが59.94fpsである場合、使用者が操作部7において、記録レートを120fpsと設定する。この結果、センサ駆動タイミング生成部6は、120fpsのレートで画像信号を取り込むように駆動信号をセンサ2へ出力するようになる。そして、上述のような記録時の動作と同様にして、記録媒体9にフレームレートが120fpsの圧縮データが記録される。
ここで、このような120fpsで記録された圧縮データの画像再生を、59.94fpsの表示レートで行う方法について、図2及び図6を参照しながら説明する。この場合、使用者は操作部7において表示レートを59.94fpsと設定する。この結果、画像再生I/F部12及びレート変換部11には、画像再生時に59.94fpsの表示レートで画像データを出力するように制御信号が操作部7から出力される。
そして、レート変換部11においては、フレームレート変換制御部36が、図9に示すアルゴリズムに従い、連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離が一定になるようフレーム間引き数nを決定し、制御信号を出力する。この例では、ヘッダー情報から読み出された記録レートが120fpsであり、操作部7で設定された表示レートが59.94fpsであり、記録レート(120fps)が表示レート(59.94fps)よりも速いため、フレームレート変換制御部36は、分周値kを2に初期化する(ステップS10及びS11)。その後、表示レートが、k分周された記録レートよりも速くなるまで、分周値kを1ずつ増やす(ステップS13及びS14)。この例では、分周値kが3のときに、「表示レート(59.94fps)≧記録レート(120fps)/3」となるため、分周値kは3となる。次いで、フレームレート変換制御部36は、フレーム間引き数nとして「k−1=2」を設定する(ステップS15)。この結果、フレームレート変換制御部36は、2枚ずつフレームを間引くように制御信号を出力することとなる。
その後、間引き用フレームメモリ書き込み部22がフレームレート変換制御部36からの制御信号に基づいて、デコード部10から出力された画像データに対し、上記の例と同様に、連続する3枚のフレームのフレームデータの間で、最初の1枚のみを第1のフレームメモリ23に書き込んだ後、残りの2枚を第2のフレームメモリ24に書き込むという動作を繰り返す。例えば、図6において、フレーム1を第1のフレームメモリ23に書き込んだ後、フレーム2及び3を第2のフレームメモリ24に書き込み、フレーム4を第1のフレームメモリ23に書き込んだ後、フレーム5及び6を第2のフレームメモリ24に書き込むという動作を繰り返す。
次に、間引きフレーム読み出し部25がフレームレート変換制御部36からの制御信号に基づいて、第1のフレームメモリ23からのみフレームデータを読み出す。この結果、間引き後の画像データのフレームレートが40fpsとなって表示レートよりも遅くなると共に、連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離である時間差Tが等しくなる。
次いで、フレームレート変換処理部31において、間引き後の40fpsの画像データを表示装置の表示レートである50fpsに変換するために、フレーム毎に繰り返し表示する回数が決められる。即ち、先ず、レート変換用フレームメモリ書き込み部32が、入力されるフレームデータを第3のフレームメモリ33及び第4のフレームメモリ34に交互に書き込む。
その後、レート変換用フレームメモリ読み出し部34が、フレームレート変換制御部36からの制御信号に基づいて、間引き後に連続する2枚のフレームに対し、第3のフレームメモリ33から2回、第4のフレームメモリ34から1回という読み出しを繰り返す。この結果、図6に示すように、フレーム1を2回、フレーム4を1回というように、2枚のフレームを2回、1回と合計5回繰り返し読み出すことになり、40fpsの画像データが60fpsにレート変換される。
しかし、設定された表示レートは60fpsではなく、59.94fpsであるため、ずれが生じてしまう。
そこで、本実施形態では、例えば
(1)1〜501枚目のフレームに対しては、上記のような2回の読み出しと1回の読み出しを繰り返し、
(2)502枚目のフレームに対しては、1回の読み出しを行い、
(3)503〜1000枚目のフレームに対しては、上記のような2回の読み出しと1回の読み出しを繰り返し、
(4)1001枚目のフレームに対しては、1回の読み出しを行い、
(5)1002〜1499枚目のフレームに対しては、上記のような2回の読み出しと1回の読み出しを繰り返し、
(6)1500枚目のフレームに対しては、1回の読み出しを行い、
(7)1501〜1998枚目のフレームに対しては、上記のような2回の読み出しと1回の読み出しを繰り返し、
(8)1999枚目のフレームに対しては、1回の読み出しを行い、
(9)2000〜2500枚目のフレームに対しては、上記のような2回の読み出しと1回の読み出しを繰り返し、
(10)2501枚目のフレームに対しては、1回の読み出しを行い、
(11)2502〜2999枚目のフレームに対しては、上記のような2回の読み出しと1回の読み出しを繰り返し、
(12)3000枚目のフレームに対しては、1回の読み出しを行う。
このような読み出しを行うと、60fpsではなく59.94fpsの表示レートで画像データを出力することができる。
このような動作によれば、表示レートが59.94fpsの場合でも、間引き後のフレームデータ間において時間差Tが等しいため、違和感のない画像表示が可能である。
なお、上述の動作では、すべての画像をデコードした後に、第1及び第2のフレームメモリ23、24からの読み出しを行う際に間引き操作を行っているが、デコード部10にフレームレート変換制御部36を設けることで、フレームレート変換制御部36からの制御信号に基づき間引かれるフレームについてはデコードを行わずに画像データを出力することによって同様な間引き操作を行うことができる。例えば、操作部7から、設定された表示レート(例えば、50fps)に基づく制御信号をデコード部10に出力し、デコード部10が記録媒体9から読み出された圧縮画像データのヘッダー情報から記録レートを読み出し、これと操作部7から出力された制御信号とを比較する。ここで、例えば記録レートが60fps、表示レートが50fpsであれば、デコード部10では、記録媒体9から読み出される圧縮画像データについて、1フレーム毎にデコードせずに、デコードした画像データのみ後段のレート変換部11に画像データを出力することにより、画像の更新レートを半分にする。この結果、連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離が一定になり、前述したレート変換部11で行われていた間引き処理と同様の間引きがデコード部10によって行われたこととなる。これにより、レート変換部11における間引き処理部21が必要なくなるためフレームメモリを減らすことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、変速再生時、つまり等倍速度の再生ではなく、例えばスロー再生が操作部7で選択された場合のレート変換部11の動作について説明する。
第2の実施形態では、再生速度が操作部7で設定されるため、フレームレート変換制御部36は、記録レート及び表示レートだけでなく、再生速度をも考慮して制御信号を生成する。以下、フレームレート変換制御部36の動作について説明する。図10は、変速再生時のフレームレート変換制御部36の動作を示すフローチャートである。
変速動作時には、フレームレート変換制御部36は、操作部7で設定された記録レートに再生速度倍率Sを乗じて得た値(乗算結果)と表示レートとを比較し(ステップS20)、記録レートと再生速度倍率Sとの乗算結果が表示レートよりも速い場合には、分周値kを2に初期化する(ステップS21)。その後、表示レートが、分周値kでk分周された乗算結果よりも速くなるまで、分周値kを1ずつ増加する(ステップS23及びS24)。ここで、再生速度倍率Sは、通常の再生速度を1としたときの倍率を示す。
そして、ステップS23において、表示レートが、k分周された乗算結果以上となると、つまり、表示レートが乗算結果以上となる乗算結果の分周値kが得られると、フレーム間引き数nを「k−1」と定める(ステップS25)。即ち、操作部7で設定された記録レートと再生速度倍率Sとの乗算結果(積)が設定された表示レートよりも速い場合には、k分周された乗算結果が表示レート以下となり、且つ最も近い値になるように分周値kが設定され、それに基づいてフレーム間引き数nを決定する。
一方、ステップS20の判断の結果、乗算結果が表示レート以下であれば、分周値kを1に初期化する(ステップS22)。その後、ステップS25の処理を行う。但し、この場合、分周値kが1であるため、フレーム間引き数nは0となる。従って、乗算結果が表示レート以下の場合には、レート変換部11は、間引き処理を行わずに画像データを出力することとなる。
このようにして、フレームレート変換制御部36により、操作部7で設定される記録レート、表示レート及び再生速度倍率Sに基づいてフレーム間引き数nが決定され、このフレーム間引き数nに基づいて、レート変換部11が間引き処理を行う。
ここで、記録レートが60fps、表示レートが50fpsの場合に、1/2倍速のスロー再生が行われるときの動作について説明する。図7は、60fpsの記録レートで記録されたフレームとフレームレート変換処理後に50fpsの表示レートで表示装置に出力されるフレームとの関係を示す図である。
使用者が操作部7において等倍速度の再生速度からスロー再生(1/2倍速)に変更すると、操作部7は、デコード部10及びレート変換部11にその旨を示す制御信号が出力する。この制御信号を受けると、デコード部10は記録媒体9から読み出すフレームデータを記録されているフレームレート(60fps)の1/2倍速でレート変換部11へ出力する。
その後、フレームレート変換制御部36は、図10に示すアルゴリズムに従い、連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離が一定になるようフレーム間引き数nを決定し、制御信号を出力する。この例では、記録レートが60fps、表示レートが50fpsと設定され、且つ再生速度倍率Sが1/2であり、記録レート(60fps)と再生速度倍率S(1/2)との乗算結果(30fps)が表示レート(50fps)よりも遅いため、フレームレート変換制御部36は、分周値kを1に初期化する(ステップS20及びS22)。この結果、フレーム間引き数nは0となる(ステップS25)。つまり、通常の再生速度(1倍速)のときには、第1の実施形態のように、1/2に間引く処理を行った後にフレームレート変換処理を行うのに対し、スロー再生(1/2倍速)のときには、間引きを行わずにフレームレート変換処理を行う。従って、記録された画像データがもつフレームデータをできるだけ多く出力することで、より滑らかな変化で画像を表示することができる。
次に、記録レートが120fps、表示レートが50fpsの場合に、1/2倍速のスロー再生が行われるときの動作について説明する。図8は、120fpsの記録レートで記録されたフレームとフレームレート変換処理後に50fpsの表示レートで表示装置に出力されるフレームとの関係を示す図である。
使用者が操作部7において等倍速度の再生速度からスロー再生(1/2倍速)に変更すると、操作部7は、デコード部10及びレート変換部11にその旨を示す制御信号が出力する。この制御信号を受けると、デコード部10は記録媒体9から読み出すフレームデータを記録されているフレームレート(120fps)の1/2倍速でレート変換部11へ出力する。
その後、フレームレート変換制御部36は、図10に示すアルゴリズムに従い、連続するフィールド間での映像の時間的な更新距離が一定になるようフレーム間引き数nを決定し、制御信号を出力する。この例では、記録レートが120fps、表示レートが50fpsと設定され、且つ再生速度倍率Sが1/2であり、記録レート(120fps)と再生速度倍率S(1/2)との乗算結果(60fps)が表示レート(50fps)よりも速いため、フレームレート変換制御部36は、分周値kを2に初期化する(ステップS20及びS21)。その後、表示レートが、k分周された乗算結果よりも速くなるまで、分周値kを1ずつ増やす(ステップS23及びS24)。この例では、分周値kが2のときに、「表示レート(50fps)≧記録レート(120fps)×再生速度倍率S(1/2)/2」となるため、分周値kは2となる。次いで、フレームレート変換制御部36は、フレーム間引き数nとして「k−1=1」を設定する(ステップS25)。この結果、フレームレート変換制御部36は、1枚ずつフレームを間引くように制御信号を出力することとなる。つまり、通常の再生速度(1倍速)のときには、第1の実施形態のように、1/3に間引く処理を行った後にフレームレート変換処理を行うのに対し、スロー再生(1/2倍速)のときには、1/2に間引く処理を行った後にフレームレート変換処理を行う。従って、スロー再生時には通常の再生速度時よりも、できるだけ多く記録された画像データがもつフレームデータを出力することで、より滑らかな変化で画像を表示することができる。
なお、スロー再生だけでなく、早送り再生の場合にも同様の動作が可能である。
次に、操作部7で設定される表示レート及び記録レート等の入力インターフェイスについて説明する。図14は、操作部7の構成を示すブロック図である。図14に示すように、操作部7には、表示部40、設定決定部41、操作入力部42及び制御信号発生部43が設けられている。
操作入力部42は、例えば記録レート、表示レート、表示言語等の設定を選択するスイッチにより構成されている。設定決定部41は、操作入力部42を構成するスイッチの操作内容に応じて、記録レート、表示レート、表示言語等の設定を決定する。表示部40は、設定決定部41から出力される設定情報に基づいて、例えば図15に示す選択画面を生成し、これを第2の表示装置14に表示する。制御信号発生部43は、設定決定部41から出力された設定情報から、記録時には、設定された記録レートに基づいて、センサ駆動タイミング生成部6へ制御信号を出力し、画像再生時には、設定された表示レートに基づいてデコード部10、レート変換部11及び画像再生部I/F部12に制御信号を出力する。
第2の表示装置14は、例えばタッチパネル方式のLCDであり、その画面51に、操作入力部42として、例えば、ビデオ出力方式(表示レート)としてNTSC(60fps)又はPAL(50fps)のいずれかを選択するためのスイッチ60及び61、記録レートとして120fps、100fps、60fps又は50fpsのいずれかを選択するためのスイッチ56〜59が表示される。更に、画面51には、操作入力部42として、LCDに表示する表示言語を設定する言語設定についても数種類の言語に対応したスイッチ52〜55が表示される。画面51において、選択された設定項目には、太枠62が付されて表示される。
次に、操作部7の動作について、図11のフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、使用者が、スイッチ60又は61のいずれかを押すことでビデオ出力方式(表示レート)を入力し(ステップS100)、スイッチ56、57、58又は59のいずれかを押すことで記録レートを入力する(ステップS101)。なお、記録レートの入力の後にビデオ出力方式を入力してもよい。但し、既に記録された画像データを再生する場合には、ステップS101では、デコード部10において読み出された記録レート情報に基づいて記録レートを設定する。
次に、入力されたビデオ出力方式と記録レートのフレームレートとが互いに等しいか比較し(ステップS102)、等しくない場合には、図17又は図19に示すように、ビデオ出力方式と記録レートとが相違していることをメッセージ表示し、使用者に知らせる(ステップS103)。
次いで、設定された記録レートが120fps又は60fpsであるかどうかを調べ(ステップS104)、120fps又は60fpsであれば、画像データを表示するLCD(第2の表示装置14)の駆動モードを60fpsに切り替える制御信号を制御信号発生部43が出力する(ステップS105)。一方、記録レートが120fps及び60fpsのいずれでもない場合には、LCD(第2の表示装置14)の駆動モードを50fpsに切り替える制御信号を制御信号発生部43が出力する(ステップS106)。
このように、操作部7では、操作入力部42を介して入力された設定に基づいて、設定決定部41がビデオ出力方式及び記録レートを決定し、ビデオ出力方式及び記録レートの設定情報を制御信号発生部43に出力する。また、設定された記録レート及びビデオ出力方式が相違する場合は、表示部40を介して第2の表示装置14にメッセージを表示する。
また、制御信号発生部43は、設定された記録レートに基づいて、センサ駆動タイミング生成部6へ制御信号を出力し、画像再生時には設定された表示レート(ビデオ出力方式)に基づいて、デコード部10、レート変換部11及び画像再生部I/F部12に制御信号を出力する。更に、制御信号発生部43は画像データを表示するための表示レートが切り替え可能なLCDに対しても、記録レートに適した駆動モードを切り替える制御信号を出力する。
また、操作部7を入力されたビデオ出力方式に基づいて記録レートを自動的に設定するような構成にすることもできる。図12は、操作部7が自動的に記録レートを設定する場合の動作を示すフローチャートである。
先ず、使用者が、スイッチ60又は61のいずれかを押すことでビデオ出力方式を入力する(ステップS200)。
次に、入力されたビデオ出力方式がNTSCであるかどうかを判定し(ステップS201)、NTSCであれば、例えば図16に示すように、選択画面51に、選択可能な記録レートとして、120fps及び60fpsのみを表示し、100fps及び50fpsを選択できなくする(ステップS202)。一方、入力されたビデオ出力方式がNTSCでなければ、例えばビデオ出力方式がPALであれば、例えば図18に示すように、選択画面51に、選択可能な記録レートとして、100fps及び50fpsのみを表示し、120fps及び60fpsを選択できなくする(ステップS203)。
次いで、使用者が、スイッチ56、57、58又は59のいずれかを押すことで記録レートを入力する(ステップS204)。但し、ステップS201におけるビデオ出力方式の判定によって選択画面に表示されていない記録レートのスイッチを操作しても、その設定を入力することはできない。
その後、設定された記録レートが120fps又は60fpsであるかどうかを調べ(ステップS205)、120fps又は60fpsであれば、画像データを表示するLCD(第2の表示装置14)の駆動モードを60fpsに切り替える制御信号を制御信号発生部43が出力する(ステップS206)。一方、記録レートが120fps及び60fpsのいずれでもない場合には、LCD(第2の表示装置14)の駆動モードを50fpsに切り替える制御信号を制御信号発生部43が出力する(ステップS207)。
このように、操作部7では、操作入力部42を介して入力されたビデオ出力方式の設定に基づいて、設定決定部41が選択可能な記録レートを制限し、表示部40に表示する記録レートのフレームレートが制限される。そして、操作入力部42を介して入力された記録レートに基づいて、設定決定部41が記録レートを決定し、ビデオ出力方式及び記録レートの設定情報を制御信号発生部43に出力する。
また、選択可能な言語に応じてその言語が主に使用されている地域において使われているビデオ出力方式を予め決めておき、操作部7を、入力された言語設定に基づいて記録レートを自動的に設定する構成にすることもできる。図13は、操作部7が言語に応じて自動的に記録レートを設定する場合の動作を示すフローチャートである。
先ず、使用者が、スイッチ52、53、54又は55を押すことで、選択画面51において表示される言語の設定を入力する(ステップS300)。
次に、入力された言語が日本語又は英語であるかどうかを判定し(ステップS301)、日本語又は英語であれば、ビデオ出力方式をNTSCに設定する(ステップS302)。一方、入力された言語が日本語及び英語のいずれでもない場合、例えばイタリア語又はドイツ語である場合には、ビデオ出力方式をPALに設定する(ステップS303)。
次に、入力されたビデオ出力方式がNTSCであるかどうかを判定し(ステップS304)、NTSCであれば、例えば図16に示すように、選択画面51に、選択可能な記録レートとして、120fps及び60fpsのみを表示し、100fps及び50fpsを選択できなくする(ステップS305)。一方、入力されたビデオ出力方式がNTSCでなければ、例えばビデオ出力方式がPALであれば、例えば図20に示すように、選択画面51に、選択可能な記録レートとして、100fps及び50fpsのみを表示し、120fps及び60fpsを選択できなくする(ステップS306)。
次いで、使用者が、スイッチ56、57、58又は59のいずれかを押すことで記録レートを入力する(ステップS307)。但し、ステップS304におけるビデオ出力方式の判定によって選択画面に表示されていない記録レートのスイッチを操作しても、その設定を入力することはできない。
その後、設定された記録レートが120fps又は60fpsであるかどうかを調べ(ステップS308)、120fps又は60fpsであれば、画像データを表示するLCD(第2の表示装置14)の駆動モードを60fpsに切り替える制御信号を制御信号発生部43が出力する(ステップS309)。一方、記録レートが120fps及び60fpsのいずれでもない場合には、LCD(第2の表示装置14)の駆動モードを50fpsに切り替える制御信号を制御信号発生部43が出力する(ステップS310)。
このように、操作部7では、操作入力部42で入力された言語設定に基づいて、設定決定部41がその言語が使われている地域におけるテレビの表示方式から設定可能なビデオ出力方式を決定する。また、設定決定部41は、自らが決定したビデオ出力方式に基づいて選択可能な記録レートを制限し、表示部40に表示する記録レートのフレームレートが制限される。そして、操作入力部42を介して入力された記録レートに基づいて、設定決定部41が記録レートを決定し、ビデオ出力方式及び記録レートの設定情報を制御信号発生部43に出力する。
なお、本発明の実施形態は、例えばコンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 レート変換部11の構成を示すブロック図である。 従来のレート変換処理を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるレート変換処理を示す図である。 本発明の第1の実施形態における他のレート変換処理を示す図である。 本発明の第1の実施形態における更に他のレート変換処理を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるレート変換処理を示す図である。 本発明の第2の実施形態における他のレート変換処理を示す図である。 第1の実施形態におけるフレームレート変換制御部36の動作(アルゴリズム)を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるフレームレート変換制御部36の動作を示すフローチャートである。 操作部7の動作を示すフローチャートである。 操作部7が自動的に記録レートを設定する場合の動作を示すフローチャートである。 操作部7が言語に応じて自動的に記録レートを設定する場合の動作を示すフローチャートである。 操作部7の構成を示すブロック図である。 第2の表示装置14に表示される選択画面の例を示す図である。 日本語及びNTSCが選択された場合の選択画面の例を示す図である。 日本語及びNTSCが選択されている場合のメッセージ表示の例を示す図である。 日本語及びPALが選択された場合の選択画面の例を示す図である。 日本語及びPALが選択されている場合のメッセージ表示の例を示す図である。 イタリア語及びPALが選択された場合の選択画面の例を示す図である。
符号の説明
1:光学系
2:センサ
3:A/D変換部
4:信号処理部
5:エンコード部
6:センサ駆動タイミング生成部
7:操作部
8:メモリI/F部
9:記録媒体
10:デコード部
11:レート変換部
12:画像再生I/F部
13:第1の表示装置
14:第2の表示装置

Claims (12)

  1. 被写体画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られた画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記撮像手段によって得られた画像データに係る画像及び前記記録媒体に記録された画像データに係る画像を選択的に表示装置に表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示される画像の撮影時のレート及び前記表示装置における表示レートを比較して、前記撮影時のレートが前記表示レートよりも速い場合に、前記表示手段により表示される画像を所定の間隔で間引いてレートを低下させ、前記表示レートよりも遅いレートとなる表示用画像を生成する画像間引き手段と、
    前記画像間引き手段によって生成された前記表示用画像に繰り返し出力される画像を挿入することによって、前記表示用画像のレートを上げて前記表示レートに合わせるレート変換手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像間引き手段は、
    前記撮影時のレートと前記表示レートとを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づいて、画像を1枚表示した後にk−1枚を間引くことに相当する分周値kを算出する分周値算出手段と、
    前記分周値kに従って画像の間引き処理を行う間引き処理手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記分周値算出手段は、
    前記比較手段による比較の結果、前記撮影時のレートが前記表示レート以下である場合に、前記分周値kを1に初期化して前記画像間引き手段に提供する第1の初期化手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記撮影時のレートが前記表示レートより速い場合に、前記分周値kを2に初期化する第2の初期化手段と、
    前記第2の初期化手段により初期化された前記分周値kに対し、前記撮影時のレートをk分周したときのフレームレートが前記表示レート以下となるまで前記分周値kを1ずつ増加させ、当該フレームレートが前記表示レート以下となる分周値kを前記画像間引き手段に提供する分周値インクリメント手段と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記記録手段は、
    前記撮像手段によって得られた画像データを圧縮符号化し、圧縮画像データを生成する圧縮手段と、
    前記圧縮画像データに前記撮影時のレートに係る情報を付加するレート情報付加手段と、
    前記圧縮画像データを前記記録媒体に記録する圧縮画像データ記録手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記記録媒体に記録された前記圧縮画像データを読み出して伸長する伸長手段と、
    前記圧縮画像データに付加されている前記撮影時のレートに係る情報を読み出すレート情報読み出し手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記表示手段により前記記録媒体の再生画像を前記表示装置に表示する場合、前記画像間引き手段は、前記圧縮画像データに付加されている前記撮影時のレートに係る情報及び前記表示装置における表示レートを比較することによって、画像の間引き率を決定することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 撮影動作時における記録レートを設定可能な操作手段をさらに有し、
    前記撮像手段による被写体画像の撮像と並行して、前記表示手段により前記撮像手段により撮像された被写体画像を前記表示装置に表示する場合、前記画像間引き手段は、前記操作手段により設定された記録レート及び前記表示装置における表示レートを比較することによって、画像の間引き率を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記画像間引き手段は、前記撮影時のレートに前記記録媒体から画像データを再生するときの再生速度倍率を乗算して得られる値と前記表示レートとを比較することによって、画像の間引き率を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記画像間引き手段は、
    再生速度の撮像速度に対する倍率を前記撮影時のレートに乗算して乗算フレームレートを求める乗算手段と、
    前記乗算フレームレートと前記表示レートとを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づいて、フレーム画像を1枚表示した後にk−1枚を間引くことに相当する分周値kを算出する分周値算出手段と、
    前記分周値kに従ってフレーム画像の間引き処理を行う間引き処理手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記分周値算出手段は、
    前記比較手段による比較の結果、前記乗算フレームレートが前記表示レート以下である場合に、前記分周値kを1に初期化して前記画像間引き手段に提供する第1の初期化手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記乗算フレームレートが前記表示レートより速い場合に、前記分周値kを2に初期化する第2の初期化手段と、
    前記第2の初期化手段により初期化された前記分周値kに対し、前記乗算フレームレートをk分周したときのフレームレートが前記表示レート以下となるまで前記分周値kを1ずつ増加させ、当該フレームレートが前記表示レート以下となる分周値kを前記画像間引き手段に提供する分周値インクリメント手段と、
    を有することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 被写体画像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって得られた画像データを記録媒体に記録する記録手段、及び前記撮像手段からの撮像画像及び前記記録媒体に記録された記録画像を選択的に表示装置に表示する表示手段を備えた撮像装置を制御する方法であって、
    前記表示手段により表示される画像の撮影時のレート及び前記表示装置における表示レートを比較して、前記撮影時のレートが前記表示レートよりも速い場合に、前記表示手段により表示される画像を所定の間隔で間引いてレートを低下させ、前記表示レートよりも遅いレートとなる表示用画像を生成する画像間引きステップと、
    前記画像間引きステップにおいて生成された前記表示用画像に繰り返し出力される画像を挿入することによって、前記表示用画像のレートを上げて前記表示レートに合わせるレート変換ステップと、
    前記レート変換ステップにおいてレート変換された画像を前記表示装置に表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 被写体画像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって得られた画像データを記録媒体に記録する記録手段、及び前記撮像手段からの撮像画像及び前記記録媒体に記録された記録画像を選択的に表示装置に表示する表示手段を備えた撮像装置を制御するためのプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記表示手段により表示される画像の撮影時のレート及び前記表示装置における表示レートを比較して、前記撮影時のレートが前記表示レートよりも速い場合に、前記表示手段により表示される画像を所定の間隔で間引いてレートを低下させ、前記表示レートよりも遅いレートとなる表示用画像を生成する画像間引き手順と、
    前記画像間引き手順において生成された前記表示用画像に繰り返し出力される画像を挿入することによって、前記表示用画像のレートを上げて前記表示レートに合わせるレート変換手順と、
    前記レート変換手順においてレート変換された画像を前記表示装置に表示する表示手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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