JP4365755B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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Description

本発明は車両用前照灯に関し、特に車両の走行状況等に応じて前照灯の配光を変化させることのできる可変配光機能を備えたプロジェクタ型の車両用前照灯に関する。
従来より、車両前後方向に延びる光軸上に配置された光源バルブからの光をリフレクタにより前方へ向けて光軸寄りに集光反射させ、この反射光をリフレクタの前方に設けられた投影レンズを介して灯具前方へ照射するように構成されたプロジェクタ型の灯具ユニットを備えた車両用前照灯が知られている。
この様なプロジェクタ型の灯具ユニットの場合、投影レンズとリフレクタとの間にリフレクタからの反射光の一部を遮蔽可能なシェードを設け、すれ違い配光パターン等の配光特性に合わせて不要部分を遮蔽することで、所望の配光パターンの上端部にカットオフラインを形成するのが一般的である。
この場合、シェードは固定されたものであるので、例えばシェードをすれ違い配光パターンに設定したときには、この灯具ユニットはすれ違いビーム専用としてのみ使用可能なものとなり、走行ビームとの切換え使用が不可能であった。
そこで、シェードをすれ違いビーム位置と走行ビーム位置とに移動可能とし、且つ、すれ違いビーム位置としたときには投影レンズの焦点に位置させ、走行ビーム位置としたときには投影レンズの焦点から適宜に外れるものとすることで、すれ違いビーム用としても走行ビーム用としても最適な配光特性が得られるものとした車両用前照灯が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−215201号公報
ところが、上記特許文献1の車両用前照灯は、すれ違いビーム用及び走行ビーム用の何れの配光パターンの場合も、予め設定した照射領域の全域をできるだけ明るく照射することを前提として、配光している。
そのため、例えば雨天走行時には、ベーシック配光パターンを形成する光が前方の濡れた路面に照射される結果、照射した光が路面で反射する現象が発生して、その反射のために車両前方の路面の視認性が低下したり、対向車にグレアを与えるという問題があった。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することであり、雨天走行時に路面反射の発生を防止して、車両前方の視認性向上を図ることができるプロジェクタ型の車両用前照灯を提供することである。
本発明の車両用前照灯は、ランプボディとカバーで形成された灯室内に、車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、前記投影レンズの後方側に配置された光源バルブと、この光源バルブからの光を前方に向けて前記光軸寄りに反射するリフレクタと、前記投影レンズと光源バルブとの間に配置されて前記リフレクタからの反射光の一部及び前記光源バルブからの直接光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成するシェードと、を備えた車両用前照灯であって、
前記配光パターンの中央下方領域に向かう光を遮光する遮光手段を備え、
前記遮光手段は、少なくとも前記リフレクタの中央上部領域で反射されて前記投影レンズに向かう反射光を遮蔽する遮光位置と、前記リフレクタの中央上部領域で反射されて前記投影レンズに向かう反射光を遮蔽しない非遮光位置とに移動可能に設けられ、前記投影レンズと前記シェードとの間の前記光軸よりも下方側で、前記投影レンズ寄りの位置に配置された補助シェードであり、
前記シェードが移動可能に設けられ、前記補助シェードが前記シェードの移動動作に連動して、非遮光位置から遮光位置に移動可能に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の車両用前照灯は、ランプボディとカバーで形成された灯室内に、車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、前記投影レンズの後方側に配置された光源バルブと、この光源バルブからの光を前方に向けて前記光軸寄りに反射するリフレクタと、前記投影レンズと光源バルブとの間に配置されて前記リフレクタからの反射光の一部及び前記光源バルブからの直接光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成するシェードと、を備えた車両用前照灯であって、
前記配光パターンの中央下方領域に向かう光を遮光する遮光手段を備え、
前記遮光手段は、少なくとも前記リフレクタの中央上部領域で反射されて前記投影レンズに向かう反射光を遮蔽する遮光位置と、前記リフレクタの中央上部領域で反射されて前記投影レンズに向かう反射光を遮蔽しない非遮光位置とに移動可能に設けられ、前記光源バルブと前記シェードとの間の前記光軸よりも上方側で、前記リフレクタ内面に取り付けられた補助シェードであり、
前記シェードが移動可能に設けられ、前記補助シェードが前記シェードの移動動作に連動して、非遮光位置から遮光位置に移動可能に設けられていることを特徴とする。
以上に説明した本発明の車両用前照灯によれば、遮光手段を遮光位置に移動させることで、予め設定した通常走行時における配光パターンのホットゾーンの光をカットすることなく、中央下方領域に周辺よりも暗い部分(暗部)を有する配光パターンを形成することができる。
この配光パターンでは、高速走行時に車両前方路面の近距離領域を周辺よりも暗くすることにより、相対的に遠方を明るくしてスムーズな視線誘導を可能とし、遠方視認性を高めることができる。
また、配光パターンの中央下方領域に周辺よりも暗い部分を形成しているため、例えば雨天走行時には、照射域の手前側の路面に照射される光が減少され、照射した光が路面で反射する現象の発生を防止して、車両前方の視認性向上を図ることができると同時に、対向車にグレアを与えることも回避できる。
また、遮光手段は非遮光位置に移動させることで、配光パターンの中央下方領域に向かう光を遮光せずに明るい照射面にすることができ、例えば低速走行時等に、照射面全域を明るく照射して視認性を向上させることもできる。
また、遮光手段が、前記投影レンズと前記シェードとの間の前記光軸よりも下方側で、前記投影レンズ寄りの位置に配置された補助シェードの場合には、リフレクタによる反射光の拡散が進んだ投影レンズ寄りの位置で遮光手段による遮光動作がなされる結果、中央下方領域に形成する周辺よりも暗い部分とその周囲の明るい領域との境界をぼかした配光にすることができ、照度が急激に変化することによる視認性の低下を防止して、良好な視認性を確保することが可能になる。
また、遮光手段が、前記光源バルブと前記シェードとの間の前記光軸よりも上方側で、前記リフレクタ内面に取り付けられた補助シェードの場合も、リフレクタによる反射光の拡散が進んだ位置で遮光手段による遮光動作を行うことになるため、中央下方領域に形成する周辺よりも暗い部分とその周囲の明るい領域との境界をぼかした配光にすることができ、照度が急激に変化することによる視認性の低下を防止して、良好な視認性を確保することが可能になる。
また、遮光手段が、前記光源バルブと前記シェードとの間に配置された補助リフレクタで、前記遮光位置にあるときに、前記光源バルブから入射する光を前記リフレクタに反射する構成の場合は、配光パターンの中央下方領域に周辺よりも暗い部分を形成するために遮光手段が遮光する光は、リフレクタに反射されて、リフレクタによる再反射によって配光パターンの中央下方領域以外の範囲の照明に有効利用されるため、例えば、配光パターン上のホットゾーンへの出射光量を高めて、遠方視認性を向上させることも可能になる。
また、前記シェードが移動可能に設けられ、前記補助シェードが前記シェードの移動動作に連動して、非遮光位置から遮光位置に移動可能に設けられた構成の場合には、シェードの移動によって、カットオフラインの位置が異なるすれ違いビーム用の複数の配光パターンを選択切換することが可能になる。
そして、例えば、シェードの移動によってハイウェイモード用の配光パターンを選択した時に、シェードに連動する遮光手段が遮光位置に配置される構成としておけば、遮光手段が配光パターンの中央下方領域に形成する周辺より暗い部分は、高速走行時に車両前方路面の近距離領域を周辺よりも暗くすることにより、相対的に遠方を明るくしてスムーズな視線誘導を可能とし、遠方視認性を高めることに貢献する。また、配光パターンの中央下方領域に形成する周辺よりも暗い部分が、雨天走行時における路面反射の防止にも有効であるため、ハイウェイモード用の配光パターンが、雨天走行用の配光パターンとしても有効になり、高機能な車両用前照灯を得ることができる。
以下、本発明に係る車両用前照灯の好ましい実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図3は本発明に係る車両用前照灯の第1の実施形態を示したもので、図1は本発明に係る車両用前照灯の第1の実施形態において遮光手段が非遮光位置にあるときの状態を示した側断面図、図2は遮光手段が遮光位置にあるときの状態を示した側断面図、図3は図1及び図2のそれぞれの状態の時に形成する配光パターンの説明図である。
この第1の実施形態の車両用前照灯1は、素通し状の透明カバー(カバー)2とランプボディ4とで形成された灯室内に、灯具ユニット5が収容されている。
灯具ユニット5は、図示せぬエイミング機構を介して、ランプボディ4に支持されている。エイミング機構は、灯具ユニット5の取付位置及び取付角度を微調整するための機構で、エイミング調整した段階では、灯具ユニット5の光軸Axは、車両前後方向に対して0.5〜0.6度程度下向きの方向に延びるようになっている。
灯具ユニット5は、プロジェクタ型の灯具ユニットであり、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ8と、バルブ軸を光軸Axに一致させて投影レンズ8の後方側焦点Fよりも後方に配置された放電バルブやハロゲンバルブ等の光源バルブ10と、この光源バルブ10が挿入固定されて、光源バルブ10から放射された光B1,B2を前方に向けて光軸Ax寄りに反射させるリフレクタ13と、後方側焦点F近傍において光軸Ax近傍に上端縁が位置するように配置されてリフレクタ13からの反射光の一部及び光源バルブ10からの直接光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成するシェード15と、投影レンズ8とリフレクタ13の前端開口縁との間に介在して両者の連結手段となる略円筒状のホルダ17と、を備えている。
投影レンズ8は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズからなり、その後方側焦点Fを含む焦点面上の像を反転像として前方へ投影するようになっている。
本実施形態の場合、光源バルブ10は、放電により発光する発光部10aをバルブ軸(中心軸)上に有するメタルハライドバルブであって、バルブ軸を前記光軸Axに一致させた状態で、光軸Axの車両後方側からリフレクタ13に挿入固定されている。
リフレクタ13は、図2に示すように、発光部10aを通る光軸Axを中心軸とする略楕円球面状の反射面13aを有している。
この反射面13aは、光軸Axを含む断面形状が発光部10aの中心位置を第1焦点(F1)とすると共に投影レンズ8の後方側焦点F近傍を第2焦点とする略楕円形に設定されており、発光部10aからの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに集光反射させるようになっている。また、この反射面13aの離心率は、鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。
シェード15は、ホルダ17に支持された支持軸31によって垂直面内で回転可能に支持されると共に、位置調整機構19によって回動操作されて、第1の位置から第2の位置まで移動可能にされている。
本実施形態の場合、位置調整機構19は、電動式の往復動型アクチュエータ19aの伸縮ロッド19bの先端をシェード15に連結した構成で、伸縮ロッド19bの伸縮動作によって、シェード15を支持軸31回りに回動させる。
図1は、シェード15が第1の位置に位置決めされている状態を示している。
この第1の位置では、シェード15は、ホルダ17の内部空間における略下半分に位置すると共に、配光パターン上にカットオフラインを形成する上端縁15aが投影レンズ8の後方側焦点Fの近傍に位置して、リフレクタ13の反射面からの反射光の一部を遮蔽して投影レンズ8から前方へ出射する上向き光の大半を除去するようになっている。従って、図3(a)に示すように、低中車速(例えば60km/h未満)で走行する通常走行時に最適な左側通行用のすれ違い配光パターンPOのカットオフラインCLOを形成する。
図2は、シェード15が第2の位置に位置決めされている状態を示している。
この第2の位置では、シェード15の上端縁15aが下がって、投影レンズ8の後方側焦点Fの近傍を通る上向きの反射光が通過可能になり、図3(b)に示すように、高車速(例えば60km/h以上)で走行する高速走行時に最適な左側通行用のハイウェイモード用配光パターンPhのカットオフラインCLhを形成する。
本実施形態において、ホルダ17には、シェード15を第1の位置及び第2の位置に位置決めするストッパ33が設けられている。
ストッパ33は、シェード15が第1の位置に移動した時にシェード15の上部付近に当接してシェード15を位置決めする上部係止部33aと、シェード15が第2の位置に移動した時にシェード15の下部付近に当接してシェード15を位置決めする下部係止部33bとを備えている。
本実施形態の場合、シェード15によって形成する配光パターンの中央下方領域に向かう光を遮光する遮光手段37が、備えられている。
この遮光手段37は、図2に示すように少なくともリフレクタ13の中央上部領域で反射されて投影レンズ8に向かう反射光C1を遮蔽する遮光位置と、図1に示すようにリフレクタ13の中央上部領域で反射されて前記投影レンズ8に向かう反射光C1を遮蔽しない非遮光位置とに移動可能に設けられている。
本実施形態の場合、遮光手段37は、投影レンズ8とシェード15との間の光軸Axよりも下方側で、投影レンズ8寄りの位置に配置された補助シェードである。
また、補助シェードとしての遮光手段37は、シェード15の一端側に取り付けられていて、シェード15の移動動作に連動して、非遮光位置から遮光位置に移動可能に構成されている。
以上説明した車両用前照灯1によれば、遮光手段37を図2に示した遮光位置に移動させることで、図3(b)に示すように、予め設定した通常走行時における配光パターンのホットゾーンの光をカットすることなく、中央下方領域に暗部(周辺よりも暗い部分)DZhを有するハイウェイモード用配光パターンPhを形成することができる。
このハイウェイモード用配光パターンPhでは、高速走行時に車両前方路面の近距離領域を周辺よりも暗くすることにより、相対的に遠方を明るくしてスムーズな視線誘導を可能とし、遠方視認性を高めることができる。
また、ハイウェイモード用配光パターンPhの中央下方領域に暗部DZhを形成しているため、例えば雨天走行時には、照射域の手前側の路面に照射される光が減少され、照射した光が路面で反射する現象の発生を防止して、車両前方の視認性向上を図ることができると同時に、対向車にグレアを与えることも回避できる。
また、遮光手段37は非遮光位置に移動させることで、図3(a)に示すように配光パターンの中央下方領域に向かう光を遮光せずに明るい照射面にすることができ、例えば低速走行時等に、照射面全域を明るく照射して視認性を向上させることもできる。
また、遮光手段37が、投影レンズ8とシェード15との間の光軸Axよりも下方側で、投影レンズ8寄りの位置に配置された補助シェードであり、リフレクタ13による反射光の拡散が進んだ投影レンズ8寄りの位置で遮光手段37による遮光動作がなされる結果、中央下方領域に形成される周辺よりも暗い暗部DZhとその周囲の明るい領域との境界をぼかした配光にすることができ、照度が急激に変化することによる視認性の低下を防止して、良好な視認性を確保することが可能になる。
また、本実施形態では、シェード15が移動可能に設けられており、遮光手段37がシェード15の移動動作に連動して、非遮光位置から遮光位置に移動可能に設けられているため、シェード15の移動によって、カットオフラインの位置が異なるすれ違いビーム用の複数の配光パターンを選択切換することが可能になる。
そして、例えば、シェード15の移動によってハイウェイモード用の配光パターンを選択した時に、シェード15に連動する遮光手段37が遮光位置に配置させられることで、遮光手段37が配光パターンの中央下方領域に形成する周辺よりも暗い暗部DZhは、高速走行時に車両前方路面の近距離領域が明るくなりすぎるのを防止してスムーズな視線誘導を可能とし、遠方視認性を高めることに貢献する。また、配光パターンの中央下方領域に形成する暗部DZhが、雨天走行時における路面反射の防止にも有効であるため、ハイウェイモード用の配光パターンが、雨天走行用の配光パターンとしても有効になり、高機能な車両用前照灯を得ることができる。
なお、遮光手段37としての補助シェードの具体的な取り付け構造は、上記の第1の実施形態に限らない。
図4及び図5は、遮光手段としての補助シェード37の取り付け構造を改善した車両用前照灯の第2の実施形態を示している。
この第2の実施形態の車両用前照灯41では、遮光手段としての補助シェード37は、シェード15と投影レンズ8との略中間の位置に配置されており、シェード15の移動に連動するリンク42を介して、シェード15に取り付けれて、シェード15の移動に連動するリンク42の上下動によって、図4に示す非遮光位置と、図5に示す遮光位置に位置切替される。
なお、この第2の実施形態の車両用前照灯41の構成は、遮光手段としての補助シェード37の取付構造を上記の如く改善した点以外は、第1の実施形態と同様の構成であるので、同様の構成については、同符号を付して説明を省略する。
この第2の実施形態のように補助シェード37を装備した場合も、第1の実施形態の場合と同様に、ハイウェイモード用の配光パターンの中央下方領域に周辺よりも暗い暗部DZhを形成して、雨天走行時又は高速走行時の前方視認性を向上させることができる。
図6及び図7は、遮光手段としての補助シェード37の取付構造を改善した車両用前照灯の第3の実施形態を示している。
この第3の実施形態の車両用前照灯43では、遮光手段としての補助シェード37は、シェード15と投影レンズ8との略中間の位置で、シェード15の移動に連動して前後に移動するリンク44に取り付けれており、リンク44の前後動によって、図6に示す非遮光位置と、図7に示す遮光位置に位置切替される。
なお、この第3の実施形態の車両用前照灯43の構成は、遮光手段としての補助シェード37の取付構造を上記の如く改善した点以外は、第1の実施形態と同様の構成であるので、同様の構成については、同符号を付して説明を省略する。
この第3の実施形態のように補助シェード37を装備した場合も、第1の実施形態の場合と同様に、ハイウェイモード用の配光パターンの中央下方領域に周辺よりも暗い暗部DZhを形成して、雨天走行時又は高速走行時の前方視認性を向上させることができる。
図8及び図9は、遮光手段としての補助シェード37の取付構造を改善した車両用前照灯の第4の実施形態を示している。
この第4の実施形態の車両用前照灯45では、遮光手段としての補助シェード37は、シェード15と投影レンズ8との略中間の位置に、支持軸46回りに回動自在に設けられると共に、リンク47によってシェード15に連結されていて、シェード15の移動に伴うリンク47の揺動によって、支持軸46回りに回動して、図8に示す非遮光位置と、9に示す遮光位置に位置切替される。
なお、この第4の実施形態の車両用前照灯45の構成は、遮光手段としての補助シェード37の取付構造を上記の如く改善した点以外は、第1の実施形態と同様の構成であるので、同様の構成については、同符号を付して説明を省略する。
この第4の実施形態のように補助シェード37を装備した場合も、第1の実施形態の場合と同様に、ハイウェイモード用の配光パターンの中央下方領域に周辺よりも暗い暗部DZhを形成して、雨天走行時又は高速走行時の前方視認性を向上させることができる。
図10乃至図12は、遮光手段の取付構造を改善した車両用前照灯の第5の実施形態を示している。
この第5の実施形態の車両用前照灯48では、遮光手段は、投影レンズ8の光軸Axを中心に回転可能に設けられたシャッター板49である。
シャッター板49は、図11に示すように、投影レンズ8の光軸Axの位置を中心として対向する二つの位置に、補助シェードとなる遮光板49a,49bを配置したもので、シェード15の移動動作に連動して、図示せぬ回転駆動機構によって90度ずつ回転駆動される。
シャッター板49は、回転によって遮光板49a,49bが上下に対向する位置にあるときが遮光位置で、光軸Axの下方に位置する遮光板がリフレクタ13からの反射光の一部を遮光して、図12に示すように、例えば左側通行用のウェット用配光パターンPwの中央下方領域に周辺よりも暗い暗部DZwを形成して、雨天走行時の前方視認性を向上させることができる。シャッター板49の回転によって、遮光板49a,49bが水平方向に対向する位置にあるときが非遮光位置で、これらの遮光板49a,49bはリフレクタ13からの反射光を遮蔽することはなく、暗部DZwは形成されない。
なお、この第5の実施形態の車両用前照灯48の構成は、遮光手段の取付構造を上記の如く改善した点以外は、第1の実施形態と同様の構成であるので、同様の構成については、同符号を付して説明を省略する。
この第5の実施形態のように遮光手段としてシャッター板49を装備した場合も、第1の実施形態の場合と同様に、配光パターンの中央下方領域に周辺よりも暗い暗部DZhを形成して、雨天走行時の前方視認性を向上させることができる。
図13乃至図15は、遮光手段の取付構造を改善した車両用前照灯の第6の実施形態を示している。
この第6の実施形態の車両用前照灯51では、遮光手段は、光源バルブ10とシェード15との間の光軸Axよりも上方側で、リフレクタ13内面に取り付けられた補助シェード53である。
この補助シェード53は、回転支持軸54によって前後方向に回転自在に設けられていて、図示せぬ回転駆動機構によって、シェード15の移動動作に連動して、回転操作される。
図13に実線で示すように、リフレクタ13に沿う状態に位置している時が、リフレクタ13からの反射光を遮光しない非遮光位置で、図13に破線で示すように、リフレクタ13から下方に垂れ下がる状態になる位置が、遮光位置で、リフレクタ13からの反射光の一部を遮光して、図15に示すように、例えば左側通行用のウェット用配光パターンPwの中央下方領域に周辺よりも暗い暗部DZwを形成して、雨天走行時の前方視認性を向上させることができる。
このように遮光手段としての補助シェード53が、光源バルブ10とシェード15との間の光軸Axよりも上方側で、リフレクタ13内面に取り付けられている場合は、リフレクタ13による反射光の拡散が進んだ位置で遮光手段37による遮光動作を行うことになるため、中央下方領域に形成する周辺よりも暗い暗部とその周囲の明るい領域との境界をぼかした配光にすることができ、照度が急激に変化することによる視認性の低下を防止して、良好な視認性を確保することが可能になる。
図16乃至図18は、遮光手段の取付構造を改善した車両用前照灯の第7の実施形態を示している。
この第7の実施形態の車両用前照灯55では、遮光手段は、光源バルブ10とシェード15との間の光軸Axよりも上方側で、リフレクタ13内面に取り付けられた補助シェード56である。
この補助シェード56は、リフレクタ13の外部に位置する回転支持軸57によって光軸Axに直交する面内で回転可能に支持された円板状で、図示せぬ回転駆動機構によって、シェード15の移動動作に連動して、回転操作される。
図13に実線で示すように、リフレクタ13から下方に垂れ下がる状態になる位置が、遮光位置で、リフレクタ13からの反射光の一部を遮光して、図18に示すように、例えば左側通行用のウェット用配光パターンPwの中央下方領域に周辺よりも暗い暗部DZwを形成して、雨天走行時の前方視認性を向上させることができる。
図17に示す状態から180度回転すると、補助シェード56の大半はリフレクタ13の外部に移動して、リフレクタ13からの反射光を遮光しない非遮光位置となる。
このように、光源バルブ10とシェード15との間の光軸Axよりも上方側で、リフレクタ13内面に、回転式に補助シェード56を装備した場合も、第6の実施形態の場合と同様に、配光パターンの中央下方領域に形成する周辺よりも暗い暗部とその周囲の明るい領域との境界をぼかした配光にすることができ、照度が急激に変化することによる視認性の低下を防止して、良好な視認性を確保することが可能になる。
図19乃至図22は、遮光手段の取付構造を改善した車両用前照灯の参考例を示している。
この参考例の車両用前照灯61では、配光パターンの中央下方領域に向かう光を遮光する遮光手段が、光源バルブ10とシェード15との間に配置された補助リフレクタ63で、光源バルブ10の発光部10aの中心を中心位置とする球面状の反射面63aを有していて、図19及び図21に示すように、遮光位置では、光源バルブ10から入射する光B4を、入射する光路を逆進させてリフレクタ13に反射する。
この補助リフレクタ63は、外周縁がヒンジ65によってリフレクタ13に連結されていて、ヒンジ65を回転中心とする回動によって、図19及び図21に破線で示した非遮光位置と、図19及び図21に実線で示した遮光位置とに切り換え可能になっている。
補助リフレクタ63の遮光位置又は非遮光位置への位置切替は、図示略の駆動機構によって、シェード15の移動動作に連動して行われる。
補助リフレクタ63は、図19及び図21に示すように、リフレクタ13の内周で、光軸Axの下方側の左右及び上部の領域にそれぞれ設けられている。
リフレクタ13の左右に設けられている補助リフレクタ63は、遮光位置にある時に、リフレクタ13の両側部からの反射光C4の一部を遮光して、図20に示すように、配光パターンPh上の左右に周辺よりも暗い暗部DZsを作る。
また、フレクタ13の上部に設けられている補助リフレクタ63は、遮光位置にある時に、リフレクタ13の上部からの反射光C5の一部を遮光して、図22に示すように、配光パターンPh上の中央下部から両側に延びる周辺よりも暗い暗部DZeを作る。
この参考例の構成では、遮光手段が光源バルブ10とシェード15との間に配置された補助リフレクタ63で、遮光位置にあるとき、光源バルブ10から入射する光をリフレクタ13に反射する構成であるため、配光パターンに周辺よりも暗い暗部を形成するために補助リフレクタ63が遮光する光は、リフレクタ13に反射されて、リフレクタ13による再反射によって配光パターンの中央下方領域以外の範囲の照明に有効利用されるため、例えば、配光パターンPh上のホットゾーンHへの出射光量を高めて、遠方視認性を向上させることも可能になる。
なお、本参考例の場合、補助リフレクタ63は、回動によってリフレクタ13内への突出量を調整することで、図20及び図22に矢印66,67に示す方向に暗部の大きさを増減することができる。
本発明に係る車両用前照灯の第1の実施形態の概略縦断面図で、遮光手段が非遮光位置にあるときの動作説明図である。 図1の車両用前照灯において、遮光手段が遮光位置にあるときの動作説明図である。 図1に示した車両用前照灯における配光パターンの説明図で、(a)は遮光手段が非遮光位置にあるときの配光パターン図、(b)は遮光手段が遮光位置にあるときの配光パターン図である。 本発明に係る車両用前照灯の第2の実施形態の概略縦断面図で、遮光手段が非遮光位置にあるときの動作説明図である。 図4の車両用前照灯において、遮光手段が遮光位置にあるときの動作説明図である。 本発明に係る車両用前照灯の第3の実施形態の概略縦断面図で、遮光手段が非遮光位置にあるときの動作説明図である。 図6の車両用前照灯において、遮光手段が遮光位置にあるときの動作説明図である。 本発明に係る車両用前照灯の第4の実施形態の概略縦断面図で、遮光手段が非遮光位置にあるときの動作説明図である。 図8の車両用前照灯において、遮光手段が遮光位置にあるときの動作説明図である。 本発明に係る車両用前照灯の第5の実施形態の概略縦断面図である。 図10に示した車両用前照灯における遮光手段の遮光位置及び非遮光位置への位置切替の説明図である。 図10に示した車両用前照灯における配光パターンの説明図である。 本発明に係る車両用前照灯の第6の実施形態の概略縦断面図である。 図13のA−A線に沿う断面図である。 図13に示した車両用前照灯の配光パターンの説明図である。 本発明に係る車両用前照灯の第7の実施形態の概略縦断面図である。 図16に示した車両用前照灯における遮光手段の遮光位置及び非遮光位置への位置切替の説明図である。 図16に示した車両用前照灯の配光パターンの説明図である。 本発明に係る車両用前照灯の参考例の概略水平断面図である。 図19に示した車両用前照灯において、左右の遮光手段を操作した場合の配光パターンの変化の説明図である。 図19に示した車両用前照灯の概略縦断面図である。 図21に示した車両用前照灯の上部の遮光手段を操作した場合の配光パターンの変化の説明図である。
符号の説明
1 車両用前照灯
2 透明カバー(カバー)
4 ランプボディ
5 灯具ユニット
8 投影レンズ
10 光源バルブ
10a 発光部
13 リフレクタ
15 シェード
17 ホルダ
19 位置調整機構
31 支持軸
33 ストッパ
37 補助シェード(遮光手段)
41 車両用前照灯
42 リンク
43 車両用前照灯
44 リンク
45 車両用前照灯
46 支持軸
47 リンク
48 車両用前照灯
49 シャッター板(遮光手段)
61 車両用前照灯
63 補助リフレクタ(遮光手段)
65 ヒンジ

Claims (2)

  1. ランプボディとカバーで形成された灯室内に、車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、前記投影レンズの後方側に配置された光源バルブと、この光源バルブからの光を前方に向けて前記光軸寄りに反射するリフレクタと、前記投影レンズと光源バルブとの間に配置されて前記リフレクタからの反射光の一部及び前記光源バルブからの直接光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成するシェードと、を備えた車両用前照灯であって、
    前記配光パターンの中央下方領域に向かう光を遮光する遮光手段を備え、
    前記遮光手段は、少なくとも前記リフレクタの中央上部領域で反射されて前記投影レンズに向かう反射光を遮蔽する遮光位置と、前記リフレクタの中央上部領域で反射されて前記投影レンズに向かう反射光を遮蔽しない非遮光位置とに移動可能に設けられ、前記投影レンズと前記シェードとの間の前記光軸よりも下方側で、前記投影レンズ寄りの位置に配置された補助シェードであり、
    前記シェードが移動可能に設けられ、前記補助シェードが前記シェードの移動動作に連動して、非遮光位置から遮光位置に移動可能に設けられていることを特徴とする車両用前照灯。
  2. ランプボディとカバーで形成された灯室内に、車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、前記投影レンズの後方側に配置された光源バルブと、この光源バルブからの光を前方に向けて前記光軸寄りに反射するリフレクタと、前記投影レンズと光源バルブとの間に配置されて前記リフレクタからの反射光の一部及び前記光源バルブからの直接光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成するシェードと、を備えた車両用前照灯であって、
    前記配光パターンの中央下方領域に向かう光を遮光する遮光手段を備え、
    前記遮光手段は、少なくとも前記リフレクタの中央上部領域で反射されて前記投影レンズに向かう反射光を遮蔽する遮光位置と、前記リフレクタの中央上部領域で反射されて前記投影レンズに向かう反射光を遮蔽しない非遮光位置とに移動可能に設けられ、前記光源バルブと前記シェードとの間の前記光軸よりも上方側で、前記リフレクタ内面に取り付けられた補助シェードであり、
    前記シェードが移動可能に設けられ、前記補助シェードが前記シェードの移動動作に連動して、非遮光位置から遮光位置に移動可能に設けられていることを特徴とする車両用前照灯。
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