JP4364890B2 - 包装テープおよび表面実装用の電子部品 - Google Patents

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本発明は、エンボステープのポケット内に、リード線を面実装可能に折り曲げた固定抵抗器等の電子部品を収納して搬送する包装テープ、ならびに、包装テープに収納された表面実装用の電子部品に関するものである。
工場で生産されたリード線を表面実装可能に折り曲げた固定抵抗器は、一般に包装テープに包装されて生産工場から出荷される。生産工場から出荷された固定抵抗器は、需要先の工場にて、包装テープのカバーテープが剥がされ、固定抵抗器はマウンタ等によりエンボステープのポケットから取り出され、回路基板等に実装される。
ところで、エンボステープのポケットに電子部品を収納して搬送する包装テープについては、搬送中に電子部品がポケット内で位置ズレが生じることを防止するための種々の提案があり、例えば下記公報に記載のものが知られている。
特開平7−96966号公報 特開平5−213365号公報
リード線を表面実装可能に折り曲げた円柱状の電子部品においても、エンボステープのポケットに電子部品を収納して搬送する包装テープにおいては、搬送中に電子部品がポケット内で、回転し、傾き、あるいは反転してしまう等の問題がある。このような問題が生じると、需要先の工場にてエンボステープのポケットから電子部品をマウンタ等により取り出して、回路基板に実装する際に、電子部品が回転し、傾き、あるいは反転した状態で回路基板上に載置されることになり、実装に支障を生じることになる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、リード線を表面実装可能に折り曲げた電子部品をポケットに収容して搬送する包装テープにおいて、搬送中に電子部品がポケット内で、回転し、位置ずれを生じてしまう等の問題が生ぜず、かつ、ポケット内への挿入およびポケットからの取り出しがスムーズに行える新規なポケットの構造を有する包装テープ、ならびに、この包装テープに電子部品を収納した表面実装用の電子部品を提供することを目的とするものである。
本発明は、円柱状の電子部品本体部と、その両端面からそれぞれ前記電子部品本体部の軸方向に延伸し、斜め下方に折り曲げられた部分と前記軸方向に垂直な面内でさらに水平方向に折り曲げた折曲部と該折曲部から延伸した水平部分および端部を有するリード線を有し、前記水平部分における前記電子部品本体部の軸心をとおる軸線の射影の位置からの前記折曲部までの距離と前記射影の位置からの前記端部までの距離は、それぞれ前記電子部品本体部の半径より大きく、かつ、前者の距離が後者の距離より大きい電子部品を長手方向に複数のポケットを有するエンボステープのポケットに収納して、トップテープで封止する包装テープであって、前記ポケットは、前記包装テープの長手方向に直交する方向の両端部側にそれぞれ配置された第1の空間と、該第1の空間の内側にそれぞれ配置された第2の空間と、前記第2の空間の間に配置された第3の空間を有し、前記第1の空間は、前記長手方向側が第1の壁面および第2の壁面で囲まれており、前記第2の空間は、前記長手方向側が第3の壁面および第4の壁面で囲まれており、前記第3の空間は、前記長手方向側が第5の壁面および第6の壁面で囲まれており、前記第5の壁面および前記第6の壁面の前記長手方向位置は、前記第1の壁面および前記第2の壁面の前記長手方向位置と同一位置であり、前記第3の壁面および前記第4の壁面の前記長手方向位置は、それぞれ前記第1の壁面および前記第2の壁面の前記長手方向位置よりも内方に突出しているとともに、前記第3の壁面の前記第1の壁面に対する突出量が前記第4の壁面の前記第2の壁面に対する突出量よりも大きく、前記第1の空間が前記第1の壁面と前記第2の壁面とにより前記リード線の前記折曲部と前記端部とをそれぞれ僅かな隙間を隔てて挟み込まれるとともに、前記水平部分が底面に載置されるように前記リード線を収納し、前記第2の空間が前記電子部品本体部の端部の両側部をそれぞれ前記第3の壁面と前記第4の壁面とにより僅かな隙間を隔てて挟み込むように収納し、前記第3の空間が前記電子部品本体部の中央部を収納するように、前記第1の空間、前記第2の空間、および、前記第3の空間が配置され、前記ポケット内において収納される前記電子部品の動きが規制されるようにしたことを特徴とするものである。前記第1の空間、前記第2の空間、および、前記第3の空間の底面が同一の平面となるように構成することができる。
また、本発明は、円柱状の電子部品本体部と、その両端面からそれぞれ前記電子部品本体部の軸方向に延伸し、斜め下方に折り曲げられた部分と前記軸方向に垂直な面内でさらに水平方向に折り曲げた折曲部と該折曲部から延伸した水平部分および端部を有するリード線を有し、前記水平部分における前記電子部品本体部の軸心をとおる軸線の射影の位置からの前記折曲部までの距離と前記射影の位置からの前記端部までの距離は、それぞれ前記電子部品本体部の半径より大きく、かつ、前者の距離が後者の距離より大きい電子部品が長手方向に複数のポケットを有するエンボステープのポケットに収納されて、トップテープで封止されることによって包装テープに収納された表面実装用の電子部品であって、前記ポケットは、前記包装テープの長手方向に直交する方向の両端部側にそれぞれ配置された第1の空間と、該第1の空間の内側にそれぞれ配置された第2の空間と、前記第2の空間の間に配置された第3の空間を有し、前記第1の空間は、前記長手方向側が第1の壁面および第2の壁面で囲まれており、前記第2の空間は、前記長手方向側が第3の壁面および第4の壁面で囲まれており、前記第3の空間は、前記長手方向側が第5の壁面および第6の壁面で囲まれており、前記第5の壁面および前記第6の壁面の前記長手方向位置は、前記第1の壁面および前記第2の壁面の前記長手方向位置と同一位置であり、前記第3の壁面および前記第4の壁面の前記長手方向位置は、それぞれ前記第1の壁面および前記第2の壁面の前記長手方向位置よりも内方に突出しているとともに、前記第3の壁面の前記第1の壁面に対する突出量が前記第4の壁面の前記第2の壁面に対する突出量よりも大きく、前記第1の空間に、前記第1の壁面と前記第2の壁面とにより前記リード線の前記折曲部と前記端部とがそれぞれ僅かな隙間を隔てて挟み込まれるとともに、前記水平部分が底面に載置されるように前記リード線が収納され、前記第2の空間に前記電子部品本体部の端部の両側部がそれぞれ前記第3の壁面と前記第4の壁面とにより僅かな隙間を隔てて挟み込むように収納され、前記第3の空間に前記電子部品本体部の中央部を収納されて、前記ポケット内において前記電子部品の動きが規制されるよう収納されていることを特徴とするものである。前記第1の空間、前記第2の空間、および、前記第3の空間の底面が同一の平面となるように構成することができる。
リード線を面実装可能に折り曲げた電子部品は、リード線が第1の壁面と第2の壁面とに囲まれた第1の空間に収納され、電子部品本体部の端部を挟み込むように配置された第3の壁面と第4の壁面とに囲まれた第2の空間に収納される。したがって、電子部品がポケット内で回転しようとすると、電子部品本体部が第3の壁面と第4の壁面により動きが規制され、回転が防止される。
ポケット中央部の第3の空間は、第2の空間よりも包装テープの長手方向に沿って拡大された空間となっているので、マウンタの搭載部品吸着ノズルの挿入が容易であり、ポケット内への電子部品の挿入およびポケットからの取り出しがスムーズに行えるとともに、ポケット内において、回路基板等に実装される姿勢で収納されているから、取り出したままの姿勢で実装することができる。
また、第3の壁面の第1の壁面に対する突出量が第4の壁面の第2の壁面に対する突出量よりも大きくなるように形成されているので、ポケットの形状は包装テープの長手方向に直交する方向からみて、非対称となっていることから、電子部品がポケットに収納される方向が一義的に定まり、反対方向(図3(a)でいえば、固定抵抗器10が水平面内で180度回転して、折曲部が右側となる方向)に収納されることがない。したがって、マウンタの搭載部品吸着ノズルで吸着されたときの電子部品の姿勢が常に一定となり、実装の際の位置決めが正確にできる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、各図中、同一の機能を有する部材または要素には同一の符号を付して、その重複した説明を省略する。
まず、包装テープに収納して搬送するリード線を表面実装可能に折り曲げた固定抵抗器の形状について、図1を参照して説明する。固定抵抗器10は、例えば金属皮膜固定抵抗器、あるいは酸化金属皮膜固定抵抗器であり、円柱状の抵抗器本体部11とリード線12とから構成されている。リード線12は、表面実装可能に折り曲げられ、抵抗器本体部の端面から軸方向に延伸する部分12aと、軸方向に垂直な面内で斜め下方に折り曲げられた部分12bと、軸方向に垂直な面内で水平に折り曲げられた水平部分12cとから構成されている。
そして、リード線12の水平部分12cが実装基板のランドパターンにハンダにより固定される部分であり、水平部分12cをランドパターンに固定することで、固定抵抗器10が表面実装される。水平部分12cは、その両端に端部12eと折曲部12dとを備えている。水平部分12cの長さは抵抗器本体部11の直径よりも大きく、また、斜め下方に伸びる部分12bの長さよりも長くなっている。さらに、抵抗器本体部11の軸心C(図3(b)参照)をとおる軸線の射影からの折曲部12dの前方までの距離と前記射影からの水平部分12cの後方の端部12eまでの距離は、電子部品本体部の半径より大きく、かつ、前者の距離が後者の距離よりも大きい。すなわち、抵抗器本体部の軸心Cは、端部12e側へシフトしている。これにより、重量バランスが調整され、水平部分(実装領域)を短くして、リード線を表面実装可能に折り曲げた固定抵抗器10を安定に(座りが良く)表面実装できるようになっており、水平部分における電子部品本体部の軸心からの射影に対する折曲部までの距離と端部までの距離を等しくした電子部品に比べて、水平部分の長さを短くできるので、実装密度も大きくできる。
図2は、図1で説明した固定抵抗器を収納する包装テープを示す。この包装テープ20は、多数のポケット(エンボスパターン)23を有するボトムテープ21と、これに接着したトップテープ22とから構成されている。すなわち、ポケット23に、固定抵抗器本体部11と表面実装可能に折り曲げたリード線12からなる固定抵抗器10が挿入され、トップテープ22をボトムテープ21の上面に熱圧着等により接着して封止することで、固定抵抗器10が包装テープ20に収納される。
この包装テープ20では、後述するように、ポケット23に、抵抗器本体部11を挟み込むように、包装テープ20の長手方向(X方向)内方に突出する壁面28,29が設けられ、この壁面28,29により抵抗器本体部11のポケット23内での動きが規制され、搬送中に固定抵抗器10が回転し、位置ズレが生じることが防止される。なお、壁面28,29のそれぞれの突出量は、リード線12の折り曲げ形状に合わせて、壁面28の突出量を大きく、壁面29の突出量を小さくして、収納状態においてリード線の水平部分12cが底面に密着するようにする。この突出量は、幾何学的には、図3(C)から分かるように、リード線の水平部分12cの下部を含む水平面として、抵抗器本体部11の両側部からの射影がリード線の水平部分12cと交わるそれぞれの点からの、折曲部12dの先端までの距離と、端部12eまでの距離に等しい。実際には、後述するように、寸法公差を考慮して決定される。
ボトムテープ21には、多数の送り穴19が設けられ、送り穴19でボトムテープ21を送りつつ、固定抵抗器10をポケット23に挿入して、トップテープ22で封止する作業が、順次行われる。固定抵抗器10を収納した包装テープ20は、リールに巻き取られ、需要先の工場等に出荷される。需要先の工場では、トップテープ22を剥がし、ポケット23から固定抵抗器10をマウンタ等により取り出し、実装基板に固定抵抗器10を表面実装する作業が行われる。一般に、ボトムテープ21は、透明,半透明、あるいは、不透明のプラスチック材料で形成され、トップテープ22は、熱圧着可能な樹脂フィルムにより形成されている。トップテープ22は、内部が見易いので、透明な材料が好ましい。図2では、ボトムテープ21およびトップテープ22に透明な材料を用いたので、内部が透視でき、固定抵抗器10の状態を外部から見ることができる。
図3は、包装テープにおけるポケットの一例の構造の詳細を説明するためのもので、図3(A)は固定抵抗器を挿入していない状態を上から見た平面図、図3(B)は図3(A)のポケットに固定抵抗器を挿入した状態を上から見た平面図、図3(C)は図3(B)のC−C線断面図である。包装テープの短手方向(Y方向)に沿って、 ポケット23の両端部に、固定抵抗器10の表面実装可能に折り曲げられたリード線12,12を収納する第1の空間24,24が配置されている。第1の空間24は、X方向側が第1の壁面25と第2の壁面26に囲まれた空間である。第1の空間24における、収納するリード線の水平部分12cの両側の折曲部と端部と、第1の壁面25と第2の壁面26との間の隙間の合計が1.5mm以下と僅かな距離を隔てて配置されるようになっている。
Y方向に沿って、第1の空間24,24の内側に位置し、抵抗器本体部11の端部を収納する第2の空間27,27が配置されている。第2の空間27は、X方向側が第3の壁面28と第4の壁面29とに囲まれた空間である。第2の空間27における、抵抗器本体部11の両側の第3の壁面28と第4の壁面29との間の隙間の合計が1.5mm以下と僅かな距離を隔てて配置されるようになっている。
さらに、Y方向に沿って、第2の空間の内側(ポケットの中央部)には、抵抗器本体部11の中央部を収納する第3の空間30が配置されている。第3の空間30は、X方向側が第5の壁面31と第6の壁面32とに囲まれた空間である。第5の壁面31は、包装テープの長手方向(X方向)位置が第1の壁面25と同一位置となっている。また、第6の壁面32は、X方向位置が第2の壁面26と同一位置となっている。すなわち、第2の空間27よりもテープの長手方向(X方向)に沿って拡大された空間となっている。この拡大された空間は、マウンタの搭載部品吸着ノズルの挿入が容易な寸法となっていて、ポケット内への固定抵抗器の挿入およびポケットからの取り出しがスムーズに行える。これら第1,第2,第3の空間の底面は、図3(B),図3(C)に示すように同じ高さとなっており、段差はない。同一平面、すなわち、底面を同じ高さとして段差を設けないようにすると、図2(B)に示すように、包装テープの底面側の外表面が上面側と平行となる部分の面積が大きく、巻かれた状態において、巻き崩れを防止することができるという利点がある。
次に、ポケットの寸法例について説明する。第1の空間24のX方向長さは、6.5mmであり、収納するリード線の水平部分12cの長さは、6.0mmである。したがって、第1の空間24におけるリード線の水平部分12cの両側における壁面25,26との隙間の合計は、0.5mmであるが、この隙間の合計は、寸法公差等を考慮して、1.5mm以下であることが好ましい。また、第2の空間27のX方向長さは、4.75mmであり、収納する抵抗器本体部11の直径は4.0mmである。したがって、第2の空間27における抵抗器本体部11の両側における壁面28,29との隙間の合計は0.75mmであるが、隙間の合計は、寸法公差等を考慮して、1.5mm以下であることが好ましい。
このポケットの構造によれば、リード線12の水平部分12cはポケット23内の最下部(底面)に載置され、抵抗器本体部11の軸心Cは、ポケット23内の上半部に位置している。そして、高さの異なるリード線の水平部分12cと抵抗器本体部11とが、それぞれ僅かな隙間を隔ててポケット両側の壁面間に挟み込むように配置されようにして固定抵抗器10がポケット内に収納される。したがって、固定抵抗器10がポケット内で回転しようとすると、そのリード線の水平部分12cの端部のいずれかの動きが第1の壁面25または第2の壁面26に規制され、抵抗器本体部11の側面の動きが第3の壁面28または第4の壁面29に規制され、ポケット内での固定抵抗器10の回転が防止される。
これにより、包装テープ20に固定抵抗器10を収納し、搬送する際に、搬送中の振動、あるいは衝撃により、固定抵抗器が位置ズレを生じ、需要先の工場でマウンタによる実装時に支障をきたすという問題が完全に防止される。
なお、図3で説明したポケットでは、抵抗器本体部11の端面位置が第2の空間に位置するように配置されているが、抵抗器本体部11の端面位置を必ずしも第2の空間内に配置するようにポケットを構成する必要はなく、図2で説明したポケットのように、抵抗器本体部11の端面位置が第1の空間に入り込んでもよく、要は、抵抗器本体部11の端部の一部が第2の空間において位置規制され、かつ、抵抗器本体部11の中央部が、第2の空間よりも包装テープの長手方向に沿って拡大された空間となっている第3の空間に配置されればよい。
図4(A)は、比較例として、第3の壁面および第4の壁面がX方向の内方に突出していない場合を示す。この場合には、固定抵抗器10が回転して、位置ズレを生じる場合がある。すなわち、図4(A)は、固定抵抗器10をポケット23に挿入し、装填した状態を示す。しかしながら、抵抗器本体部11の外表面に当接し、その回転を拘束する壁面28,29が存在しないため、図4(B)(C)(D)に示すように、固定抵抗器10が回転し、位置ズレを生じる場合がある。
なお、上述した実施形態では、リード線を表面実装可能に折り曲げた固定抵抗器を包装テープに収納する例について説明したが、リード線を表面実装可能に折り曲げた、例えばインダクタ、コンデンサ等の抵抗器以外の電子部品についても、上述したポケットの構造により、回転、位置ズレを防止することができる。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
リード線を表面実装可能に折り曲げた固定抵抗器の斜視図である。 本発明の一実施形態の、(A)は包装テープの平面図であり、(B)は側面図である。 図2の包装テープのポケット構造の詳細を示す図であり、(A)は固定抵抗器を挿入していない状態の平面図、(B)は固定抵抗器を挿入した状態の平面図、(C)は(B)のC−C線断面図である。 比較例のポケット構造を示し、(A)は正規の装填状態を示し、(B)〜(D)は固定抵抗器が位置ズレを生じた状態を示す側面図である。
符号の説明
10…固定抵抗器、11…抵抗器本体部、12…リード線、12c…水平部分、12d…折曲部、12e…端部、20…包装テープ、21…ボトムテープ、22…トップテープ、23…ポケット、24…第1の空間、25…第1の壁面、26…第2の壁面、27…第2の空間、28…第3の壁面、29…第4の壁面、30…第3の空間、31…第5の壁面、32…第6の壁面、C…抵抗器本体部の軸心。

Claims (4)

  1. 円柱状の電子部品本体部と、その両端面からそれぞれ前記電子部品本体部の軸方向に延伸し、斜め下方に折り曲げられた部分と前記軸方向に垂直な面内でさらに水平方向に折り曲げた折曲部と該折曲部から延伸した水平部分および端部を有するリード線を有し、前記水平部分における前記電子部品本体部の軸心をとおる軸線の射影の位置からの前記折曲部までの距離と前記射影の位置からの前記端部までの距離は、それぞれ前記電子部品本体部の半径より大きく、かつ、前者の距離が後者の距離より大きい電子部品を長手方向に複数のポケットを有するエンボステープのポケットに収納して、トップテープで封止する包装テープであって、
    前記ポケットは、前記包装テープの長手方向に直交する方向の両端部側にそれぞれ配置された第1の空間と、該第1の空間の内側にそれぞれ配置された第2の空間と、前記第2の空間の間に配置された第3の空間を有し、
    前記第1の空間は、前記長手方向側が第1の壁面および第2の壁面で囲まれており、
    前記第2の空間は、前記長手方向側が第3の壁面および第4の壁面で囲まれており、
    前記第3の空間は、前記長手方向側が第5の壁面および第6の壁面で囲まれており、
    前記第5の壁面および前記第6の壁面の前記長手方向位置は、前記第1の壁面および前記第2の壁面の前記長手方向位置と同一位置であり、
    前記第3の壁面および前記第4の壁面の前記長手方向位置は、それぞれ前記第1の壁面および前記第2の壁面の前記長手方向位置よりも内方に突出しているとともに、前記第3の壁面の前記第1の壁面に対する突出量が前記第4の壁面の前記第2の壁面に対する突出量よりも大きく、
    前記第1の空間が前記第1の壁面と前記第2の壁面とにより前記リード線の前記折曲部と前記端部とをそれぞれ僅かな隙間を隔てて挟み込まれるとともに、前記水平部分が底面に載置されるように前記リード線を収納し、前記第2の空間が前記電子部品本体部の端部の両側部をそれぞれ前記第3の壁面と前記第4の壁面とにより僅かな隙間を隔てて挟み込むように収納し、前記第3の空間が前記電子部品本体部の中央部を収納するように、前記第1の空間、前記第2の空間、および、前記第3の空間が配置され、
    前記ポケット内において収納される前記電子部品の動きが規制されるようにしたことを特徴とする包装テープ。
  2. 前記第1の空間、前記第2の空間、および、前記第3の空間の底面が同一の平面であることを特徴とする請求項1に記載の包装テープ。
  3. 円柱状の電子部品本体部と、その両端面からそれぞれ前記電子部品本体部の軸方向に延伸し、斜め下方に折り曲げられた部分と前記軸方向に垂直な面内でさらに水平方向に折り曲げた折曲部と該折曲部から延伸した水平部分および端部を有するリード線を有し、前記水平部分における前記電子部品本体部の軸心をとおる軸線の射影の位置からの前記折曲部までの距離と前記射影の位置からの前記端部までの距離は、それぞれ前記電子部品本体部の半径より大きく、かつ、前者の距離が後者の距離より大きい電子部品が長手方向に複数のポケットを有するエンボステープのポケットに収納されて、トップテープで封止されることによって包装テープに収納された表面実装用の電子部品であって、
    前記ポケットは、前記包装テープの長手方向に直交する方向の両端部側にそれぞれ配置された第1の空間と、該第1の空間の内側にそれぞれ配置された第2の空間と、前記第2の空間の間に配置された第3の空間を有し、
    前記第1の空間は、前記長手方向側が第1の壁面および第2の壁面で囲まれており、
    前記第2の空間は、前記長手方向側が第3の壁面および第4の壁面で囲まれており、
    前記第3の空間は、前記長手方向側が第5の壁面および第6の壁面で囲まれており、
    前記第5の壁面および前記第6の壁面の前記長手方向位置は、前記第1の壁面および前記第2の壁面の前記長手方向位置と同一位置であり、
    前記第3の壁面および前記第4の壁面の前記長手方向位置は、それぞれ前記第1の壁面および前記第2の壁面の前記長手方向位置よりも内方に突出しているとともに、前記第3の壁面の前記第1の壁面に対する突出量が前記第4の壁面の前記第2の壁面に対する突出量よりも大きく、
    前記第1の空間に、前記第1の壁面と前記第2の壁面とにより前記リード線の前記折曲部と前記端部とがそれぞれ僅かな隙間を隔てて挟み込まれるとともに、前記水平部分が底面に載置されるように前記リード線が収納され、前記第2の空間に前記電子部品本体部の端部の両側部がそれぞれ前記第3の壁面と前記第4の壁面とにより僅かな隙間を隔てて挟み込むように収納され、前記第3の空間に前記電子部品本体部の中央部を収納されて、
    前記ポケット内において前記電子部品の動きが規制されるよう収納されていることを特徴とする表面実装用の電子部品。
  4. 前記第1の空間、前記第2の空間、および、前記第3の空間の底面が同一の平面であることを特徴とする請求項3に記載の表面実装用の電子部品。
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