JP4364158B2 - データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明はデータ処理装置に係り、特に、記録媒体に記録された映像データ等を他の記録媒体に転送するためのデータ処理装置に関する。
近年、CS放送やBS放送等のデジタル放送信号を記録する記録媒体として、従来のビデオテープに代わって、記録容量が大きいハードディスクや、DVD(Digital Versatile Disk)や、BD(Blu−Ray Disk)等の光ディスクが開発されており、また、このような記録媒体を使用する映像録画再生装置が提供されている。
このような映像録画再生装置は、DVDの急速な普及の高まりを受け、DVD単体録画再生装置、若しくはHDD等の複数の記録媒体制御装置を加えたDVD複合録画再生装置が相次いで商品化されている。また、DVDだけでなく、より大容量のBD単体録画再生装置、またはHDD等の複数の記録媒体制御装置を加えたBD複合録画再生装置の商品化も進んでいる。
例えば、HDD、BD、DVDの3つの記録媒体を1つの装置で扱えるレコーダといった商品が、既に商品化されている。
このような大容量記録媒体に、デジタル放送信号のような映像データを記録(以下、「録画」と称する)する場合、従来のビデオテープに録画する場合に比べてはるかに多くの映像データを録画することができる。しかしながら、CS放送やBS放送等のデジタル放送におけるハイビジョン画質のコンテンツなどにおいて、ハイビジョン画質を保ったまま録画する場合には、これら大容量記録媒体を用いて録画可能であったとしても、その一方では録画時間からの制限がある。
このため、媒体間でのコピーまたはムーブといった作業、つまり、ダビング(以下では「データ転送」と統一して呼称する)を行うことで、必要なコンテンツを必要な画質で各媒体に保存するといった使い方が一般的になされている。
このようなデータ転送動作には、動画ファイルそのものをコピーする方法と、再生した映像を再エンコーディングする方法とがある。
前者は、元となる映像の画質を保ったままで、書き込み/読み取りドライブの性能に応じた転送速度でデータ転送が可能な方法であり、後者は、データ転送後の画質をある程度自由に調整することなどが可能な方法である。
また、データ転送の方向に応じて、ボタンを設けるなどして、このボタンの操作によってデータ転送を開始する機器なども存在している。
なお、録画データの転送に関する分野では、例えば、特許文献1(特開2004−326953号公報)では、タイトル情報などから、予約録画されたタイトルを自動的にデータ転送することが可能な方法、即ち、予約録画→編集→データ転送という一連の流れを、利用者が1回1回手動設定しなくて済む方法を開示している。
特開2004−326953号公報
しかしながら、上記背景技術で述べた従来のデータ処理装置及びデータ処理方法にあっては、録画データの転送に際して手動でデータ転送の設定項目などを決定する方法であるため、データ転送を行わせる度に、利用者は、最初から手動で設定を決めていかなくてはならず、操作が煩雑かつ面倒であるという問題点があった。
例えば、HDD、BD、DVDの3つの記録媒体を扱えるレコーダの場合、いずれの媒体についても双方向のデータ転送が可能であるため、データ転送の方向を決めるだけでも6パターンが存在し、これに外部機器との接続(iLINK)による接続も含めると、iLINK接続先が変化する場合も含めて、データ転送の方向パターンはかなり多くなり、その上で、その方向によって、録画レートや録画時刻などをその都度設定しなければならないため、操作上はかなり複雑なものになっていた。
また、データ転送用のボタンを設けている機器、例えば、データ転送の方向毎にワンタッチデータ転送ボタンを設けている機器などでも、データ転送の方向毎にデータ転送の細かい設定ができる訳ではなく、動画ファイルそのものをコピーする方法にデータ転送方法が固定されているという不備があった。
なお、前述の特許文献1に開示された技術の場合、予約時に編集やデータ転送の動作も自動的に行うようには構成されているが、データ転送の詳細な設定方法については触れられておらず、録画後の転送の設定は不十分なものとなり、これを回避するためには、データ転送の詳細を決めるための複雑な操作をしなければならない。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、データ転送の際に必要な設定項目の事前登録処理、及びデータ転送実行時の選択処理を簡易化することができるデータ処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記した従来のデータ処理装置の課題に鑑みてなされたものであり、複数の記録媒体を有するデータ処理装置であって、第1の記録媒体に記録されているデータを第2の記録媒体へ移すデータ処理の実行方法を定める設定情報を前記実行前に予め登録する登録手段と、前記データ処理の実行の際に、前記予め登録されている設定情報を選択する選択手段と、前記選択された設定情報を読み込む手段と、前記読み込まれた設定情報に基づいて前記データ処理を実行する実行手段とを備え、前記複数のデータ処理の実行方法を定める設定情報を、次回のデータ転送に再利用できることを特徴とするデータ処理装置を提供するものである。
また、本発明は、1つ以上の記録媒体と、外部装置との接続手段とを有するデータ処理装置であって、前記記録媒体に記録されたデータを前記外部装置へ移すデータ処理の実行方法を定める設定情報を前記実行前に予め登録する登録手段と、前記データ処理の実行の際に、前記予め登録されている設定情報を選択する選択手段と、前記選択された設定情報を読み込む手段と、前記読み込まれた設定情報に基づいて前記データ処理を実行する実行手段とを備え、前記複数のデータ処理の実行方法を定める設定情報を、次回のデータ転送に再利用できることを特徴とするデータ処理装置を提供するものである。
また、本発明は、1つ以上の記録媒体と、外部装置との接続手段とを有するデータ処理装置であって、前記外部装置に記録されたデータを前記記録媒体へ移すデータ処理の実行方法を定める設定情報を前記実行前に予め登録する登録手段と、前記データ処理の実行の際に、前記予め登録されている設定情報を選択する選択手段と、前記選択された設定情報を読み込む手段と、前記読み込まれた設定情報に基づいて前記データ処理を実行する実行手段とを備え、前記複数のデータ処理の実行方法を定める設定情報を、次回のデータ転送に再利用できることを特徴とするデータ処理装置を提供するものである。
さらに、本発明は、1つ以上の記録媒体と、複数の外部装置との接続手段とを有するデータ処理装置であって、前記外部装置の任意の1つに記録されたデータを前記外部装置の他の1つへ移すデータ処理の実行方法を定める設定情報を前記実行前に予め登録する登録手段と、前記データ処理の実行の際に、前記予め登録されている設定情報を選択する選択手段と、前記選択された設定情報を読み込む手段と、前記読み込まれた設定情報に基づいて前記データ処理を実行する実行手段とを備え、前記複数のデータ処理の実行方法を定める設定情報を、次回のデータ転送に再利用できることを特徴とするデータ処理装置を提供するものである。
ここで、前記データ処理装置において、前記選択手段は、既登録の設定情報が存在しない場合、若しくは利用者が既登録の設定情報を使用しない決定を行った場合に、設定情報選択入力画面を表示して、利用者に前記実行時の設定情報を入力させる手段を与え、既登録の設定情報が存在し、かつ利用者が前記既登録の設定情報を使用する決定を行った場合に、前記既登録の設定情報を前記データ処理実行時の設定情報として使用することを特徴とする。
また、前記データ処理装置において、前記選択手段は、前記利用者が前記既登録の設定情報を使用する決定を行った時に、前記既登録の設定情報の利用頻度を検証し、利用頻度の多いものを前記データ処理実行時の設定情報として使用することを特徴とする。
また、前記データ処理装置において、前記登録手段は、既登録の設定情報が存在しない場合、若しくは利用者が既登録の設定情報を使用しない決定を行った場合に、設定情報選択入力画面を表示して、利用者に前記登録時の設定情報を入力させる手段を与え、既登録の設定情報が存在し、かつ利用者が前記既登録の設定情報を使用する決定を行った場合に、前記既登録の設定情報を前記登録時の設定情報として使用することを特徴とする。
また、前記データ処理装置において、前記登録手段は、前記利用者からの前記設定情報を入力するに際して、前記既登録の設定情報を削除する必要がある場合に、前記既登録の設定情報の利用頻度を検証し、前記利用頻度の少ない設定情報から優先的に削除することを特徴とする。
また、前記データ処理装置において、前記設定情報の構成項目として、動画ファイルそのものをコピーする方法か、それとも再生した映像を再エンコーディングする方法かの、いずれか一方を示すデータ処理種別を含むことを特徴とする。
また、前記データ処理装置は、前記設定情報の構成項目として、すぐにデータ処理を開始する(即時)か、データ処理の開始時間を決めたデータ処理予約をしておく(予約)かの、いずれか一方を指定するデータ処理時刻を含むことを特徴とする。
また、前記データ処理装置は、前記設定情報の構成項目として、データ処理における転送速度(ビットレート)を含むことを特徴とする。
また、前記データ処理装置は、前記設定情報の構成項目として、転送元コンテンツに、特定のシーンなどで区切られた区間がある場合に、その区切られた区間情報を転送先に引き継ぐか否かを指定する項目を含むことを特徴とする。
また、前記データ処理装置は、特定のシーンなどで区切られた区間を検出または作成する手段を具備し、前記設定情報の構成項目として、転送先コンテンツに対して区間情報を作成することを指定する項目を含むことを特徴とする。
また、前記データ処理装置は、転送元のコンテンツに含まれる情報や、事前に設定されている情報から、新たな名称情報を作成する手段を備え、前記設定情報の構成項目として、転送先コンテンツに対して作成した名称情報を付与することを指定する項目を含むことを特徴とする。
また、前記データ処理装置は、転送先の記録媒体独自の転送後の処理を行う手段を備え、前記設定情報の構成項目として、転送後の処理を行うことを指定する項目を含むことを特徴とする。
また、前記データ処理装置は、転送先または転送元の記録媒体が外部接続装置である場合に、前記設定情報の構成項目として、外部接続装置の種類,及び外部接続装置の設定情報を含むことを特徴とする。
また、前記データ処理装置は、前記設定情報の構成項目として、転送先の音声記録方式、または多重音声設定を含むことを特徴とする。
また、前記データ処理装置は、前記設定情報の構成項目として、画質や映像効果に影響を及ぼす映像加工設定を含むことを特徴とする。
また、前記データ処理装置は、前記記録媒体に記録されているデータを再生する手段を備えたことを特徴とする。
さらに、前記データ処理装置は、受信手段と、前記受信手段により受信されたデータを前記記録媒体に記録する手段とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明のデータ処理装置によれば、記録媒体間のデータ転送時に使用された設定情報を保存しておいて、次のデータ転送時に、この保存された設定情報を使用できる選択肢を与えたので、データ転送をする際に必要な設定の手間を省き、データ転送を快適に行うことが可能になる効果がある。
また、本装置が備える記録媒体の数が増え、これらの記憶装置間でデータ転送を定期的に行う場合などに、特に、設定情報を登録したり、選択したりする手間を減らすことができる効果がある。
以下、本発明に係るデータ処理装置の最良の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
従来の録画再生機器における記録媒体間のデータ転送は、手動でデータ転送の設定項目などを決定していくため、データ転送の度に最初から設定情報を利用者が決定して手動で入力していかなくてはならず、操作が煩雑かつ面倒であった。よって、本発明のデータ処理装置は、この点を改善するものである。
図1は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置を含むシステムのシステム概念を示す構成図である。
同図において、装置Aは、本発明の実施形態に係るデータ処理装置であり、装置Bは、外部装置を示す。
図1において、装置Aは、記録媒体1501と、記録媒体1502と、転送制御部1504と、転送情報制御部1505と、を備え、外部接続ケーブル1506により装置Bと接続されている。装置Bは、記録媒体1503を備えている。
なお、図1は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置を含むシステムのシステム概念を、転送処理されるデータの経路を主体にして示したものであり、よって、装置Aは本発明の実施形態に係るデータ処理装置のハードウェア構成を具体的に示すものではなく、論理的なデータ処理単位の構成を示すものである。
データ転送の際には、転送制御部1504によって、記録媒体1501から転送するデータが読み込まれ、同時に、そのデータを転送するための設定情報が転送情報制御部1505によって読み込まれ、その設定情報に従って、記録媒体1502や記録媒体1503にデータ転送される。また、その転送のための設定情報は、事前に記録媒体1501に書き込まれ、保存される。
また、データ転送に関しては、記録媒体1501〜1503の任意の記録媒体間で転送を行ってもよい。また、外部接続ケーブル1506は、どのような接続方法であっても構わない(例えば、IEEE1394方式の接続や、LANケーブルを用いたネットワーク通信、また、無線通信等が可能である)。
これらの記録媒体単位の転送設定や、外部接続ケーブル1506の接続方法も含めて転送情報制御部1505で認識した上で情報の読み書き指令を送出し、実際の転送の制御は、この指令を受けた転送制御部1504で行っている。
図2は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置の構成を示す構成図である。
同図に示す本発明の実施形態に係るデータ処理装置は、図1に示すデータ処理装置とは符号を変えている。
同図に示すデータ処理装置は、後述するように、放送波を受信するための受信部や、その放送波を記録再生するための記録再生部を具備している。また、以下の説明では、このデータ転送装置で録画再生するコンテンツの例として、BSデジタル放送のストリームデータを用いて説明を行うが、CSデジタル放送や地上波で放送される地上波デジタル放送等、いわゆるデジタル放送においても、この発明は実施可能である。また、放送などのストリームデータに限定されるものでもない。さらに、受信部や記録再生部は必ずしも具備していなくてはならないものではない。
図2において、本発明の実施形態に係るデータ処理装置は、選局されている番組の放送を受信する受信部101と、本装置全体の制御を行うシステム制御部102と、データ転送における設定情報の登録を行う設定情報制御部103と、ストリームデータの媒体間転送を制御するデータ転送制御部104と、ストリームデータの記録/再生を行う記録再生部105と、ストリームデータ等を記録するための記録媒体106,107と、利用者からの命令を受けて、装置に命令を与えるユーザインタフェース部108と、ストリームデータの映像などを出力する出力部109と、を備えて構成される。
この実施形態では、記録媒体として記録媒体106,107を示したが、一般に、本発明では、具備することが可能な記録媒体の個数は任意である。
また、この実施形態では、記録媒体106を固定ハードディスクとし、記録媒体107をDVD−RWとしているが、一般に、本発明に係るデータ処理装置では、使用する記録媒体は、これらの機器で構成すべきものとは限らず、例えば、CD−RW、DVD−RAM、DVD+RW、Blu−ray disk等のディスク形状のリムーバブル記録媒体や、リムーバブルハードディスク、フラッシュメモリ、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック、SDカード等のリムーバブル記録媒体が使用可能である。
以下、本実施形態に係るデータ処理装置が有する各構成要素について説明する。
受信部101で受信されたBS放送のストリームデータ(コンテンツ)は、記録再生部105の記録処理により記録媒体106に記録される。記録媒体106に記録される前記ストリームデータ(コンテンツ)は、同じく記録再生部105による再生処理を受けて出力部109から出力される。このように構成したので、受信部101で受信されたBS放送のストリームデータ(コンテンツ)を、記録媒体106に記録すると共に、モニタなどの外部出力装置に出力させ、視聴することができる。
記録媒体106に記録されているコンテンツを、記録媒体107にデータ転送する際には、利用者が手動で、若しくは機器が自動的に、このデータ転送に必要な設定を行う。
データ転送制御部104は、データ転送に必要な前記設定を読み込み、この読み込まれた設定に従って、記録媒体106に記録されている該当コンテンツを記録媒体107へ転送(データ転送)する。
また、設定情報制御部103は、データ転送を行う際に、従来であれば主に利用者が手動で設定していたデータ転送における設定情報を登録する処理を行う。ここで、設定情報の登録は、管理テーブルを作成し、保存しておく。このデータ転送時の設定管理テーブルの1例を図3に示す。
図3は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置のデータ転送時の設定項目を登録する設定管理テーブルの1例を示す説明図である。
同図において、まず、符号201〜203で示す設定項目(基本設定項目)は、データ転送を行うに際して、設定することが必須である項目である。以下、この設定項目について、箇条書きで説明する。
まず、基本設定項目について説明する。
(1)「データ転送方向」を示す設定項目201は、データ転送元とデータ転送先とを指定する設定項目であり、この実施形態では、記録媒体106から記録媒体107への方向と、その逆の、記録媒体107から記録媒体106への方向との2通りの方向だけであるが、一般に、本装置が備える記録媒体の数が増えたり、外部機器まで含める場合には、多様なデータ転送方向が発生することになる。
図3に示す例では、記録媒体106を「A」、記録媒体106を「B」として、転送元をA、転送先をBとする時には、「A⇒B」という記号表現で登録している。但し、このような記号表現のみとは限らず、「データ転送の転送元」、「データ転送の転送先」といったように、それぞれ小項目に分けて登録するようにしてもよい。
(2)「データ転送種別」を示す設定項目202は、動画ファイルそのものをコピーする方法か、若しくは再生した映像を再エンコーディングする方法かで種別が分かれている場合に、その区別を指定する設定項目である。前者は、元となる映像の画質を保ったまま、書き込み/読み取りドライブの性能に応じた転送速度でデータ転送することが可能な方法であり、後者は、データ転送後の画質をある程度自由に調整することなどが可能な方法である。この実施形態では、前者のコピーする方法を「高速」、後者の再エンコーディングする方法を「等速」というように定め、図3に示す例では「等速」という設定を登録している。
(3)「データ転送時刻」を示す設定項目203は、データ転送を開始する時刻を指定する設定項目であり、直ぐにデータ転送を開始する(即時)か、時間を決めてデータ転送予約をしておく(予約)かの区別を指定する設定項目である。図3に示す例では、「即時」という設定を登録している。
予約の場合の予約時刻については、更に予約時刻などを小項目として設定するような管理テーブルにしてもよいし、若しくは以下で説明する詳細設定項目に予約時刻を登録しておいてもよい。
次に、詳細設定項目について説明する。この詳細設定項目は、データ転送にあたって必要に応じて登録するものとする。
(4)「ビットレート」を示す設定項目204は、コンテンツのビットレートを指定する設定項目であり、データ転送時に、この項目を設定することで、転送先媒体の容量に合わせてデータ転送することができる。設定可能なビットレートの数値などは機器のLSI性能などで決定されるため、ここでは特に限定しないが、一般的なHDDレコーダの場合を例にとると、4段階程度の設定が可能であり、例えば、ビットレートの高い(画質が高い)順に20M〔Bps〕、8M〔Bps〕、3M〔Bps〕、1M〔Bps〕というように設定することが可能である。
図3に示す例では、上記の表記に従って8M〔Bps〕のビットレートが登録されている。但し、一般に、本発明に係るデータ処理装置では、設定可能なビットレートの段階は、前記の4段階だけとは限らず、任意の段階であってもよい。
(5)「チャプタ引継ぎ」を示す設定項目205は、例えば、DVDなどのコンテンツにおいて、チャプタという特定のシーンなどで区切られた区間を示す単位があり、転送元で既に設定されているチャプタを転送先に引き継ぐか否かを指定するための設定である。図3に示す例では、チャプタを転送先に引き継ぐ設定が登録されている。
(6)「自動チャプタ」を示す設定項目206は、転送元のチャプタの設定に依存せず、自動でチャプタの区切れを作成するか否かを指定する設定項目である。自動でチャプタの区切れを作成する方法には、例えば、時間を設定して(例えば10分おきに)、チャプタの区切れを作成する方法、CMを検出(ステレオ・モノラル・2重音声などの音声情報の区切れを検知)した時にチャプタの区切れを作成する方法、及び画像のシーン検出(映像の動きや変化の度合いから、シーンの区切れを検知)することによってチャプタの区切れを作成する方法などがある。
メディアやファイルシステムによっては、内部的にコンテンツの区切れを有する場合があるので、その内部的な区切れをチャプタとしてもよい。例えば、BDでは、コンテンツ中の時間的な区切れを内部的にSTCシーケンス、ATCシーケンスと呼ばれる単位で区切っているので、BDからHDDにデータ転送する場合など、その区切れ目をチャプタとして扱い、自動的にチャプタを打つように指定する設定にしてもよい。
図3に示す例では、自動でチャプタを作成することを指定する登録をしている(この実施形態では、自動チャプタの方法として、この場合は、10分おきにチャプタ作成される)。但し、この自動チャプタ作成方法については、上記の方法のいずれか1つ、若しくは、それらの組み合わせであってもよい。その場合、この自動チャプタ作成方法を小項目または詳細設定項目に含めて細かく設定することができる。
(7)「タイトル名自動設定」を示す設定項目207は、BSデジタル放送などのデジタル放送の場合、ストリームデータとは別に、ストリームデータに付随する情報が存在する。これらの付随情報から、コンテンツに付されているタイトル名を自動的に分かり易いものに変更することができる。例えば、ドラマなどにおいて、第何話目かの情報を検出し、タイトルに、第何話であるかを示す表記を付け足したり、EPG(電子番組情報)のキーワードを付加したり、利用者が任意に設定した語句を付加することなどが可能である。図3に示す例では、このようなコンテンツの自動更新処理を行うことを指定する登録をしている。
(8)「ファイナライズ設定」を示す設定項目208は、ファイナライズ(DVD等において、ディスクの書き込みを閉じることで互換性を高めるモード)を有する時に、例えば、DVD−VIDEOの場合、メニュー画面パターンなどを設定できるようにしておく。この設定されるメニュー画面パターンなどは、本装置で特定のものを用意しておいてもよいし、利用者がカスタマイズできるように構成してもよい。
図3に例示する設定情報管理テーブルは、設定情報制御部103で作成、記録する。記録する媒体に関しては、機器に別途内蔵されている不揮発性メモリなどに記録してもよいし、記録媒体106または記録媒体107に記録してもよい。
図3に例示する設定情報管理テーブルの設定項目は、あくまで一例であり、一般に、本発明に係るデータ処理装置では、これらの項目に限定されるものではなく、データ転送の際に設定すべき項目、若しくは設定可能な項目であれば、どのようなもの項目であっても構わない。
図4は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置のデータ転送時の動作を示すフローチャートである。
以下、図1〜3を参照しながら、図4に示すフローチャートを使用して、本実施形態に係るデータ処理装置のデータ転送時の動作を説明する。
まず、システム制御部102は、データ転送開始時に既に登録された設定情報が存在しているか否かを検証し、既に登録された設定情報が存在する場合(ステップS301;YES)はステップS302に進み、登録された設定情報が未だ存在しない場合(ステップS301;NO)はステップS306に移る(ステップS301)。
ステップS302では、システム制御部102が、既に登録されている設定情報を読み込んで、データ転送制御部104と出力部109とを介してモニタにその設定情報の内容を表示する。この表示は、例えば、後述する図5(a)に示すような設定情報選択画面を構成するが、この表示は、特に図5に示す例に限定されるものではない。
次に、システム制御部102は、既に登録されている設定情報に基づいてデータ転送を行うのか否かを検証し、既に登録されている設定情報に基づいてデータ転送を行う場合はステップS304に進み、既に登録されている設定情報以外の設定情報に基づいてデータ転送を行う場合はステップS306に移る(ステップS303)。
ステップS304では、システム制御部102が、データ転送を行うコンテンツを選択する。
次に、システム制御部102は、設定情報制御部103と、データ転送制御部104とを介してデータ転送を開始し(ステップS305)、処理を終了する。
ステップS306では、システム制御部102が、ユーザインタフェース部108を介して設定情報を取得し、設定情報制御部103に設定情報を登録かつ設定させた後、ステップS305に移る。
なお、ステップS304の処理で、設定情報の使用頻度を参照し、使用頻度の多いものを優先的に選択するなどしてもよい。
このように構成することにより、データ転送の際に必要な設定情報の選択処理を簡易化することができる。
図5は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置における設定情報選択/確認入力画面の1例を示す説明図であり、図5(a)は設定情報選択画面、図5(b)はその確認入力画面を示すものである。
図5(a)の符号401で示す表示は、データ転送方向がHDDからBDであり、データ転送種別が高速であり、データ転送時刻が即時であることを示している。
また、符号402で示す表示は、データ転送方向がHDDからDVDであり、データ転送種別が等速であり、データ転送時刻が即時であることを示しており、また、転送後のビットレートが8MBpsであることを示している。符号403についても同様に、データ転送方向等を示している。
利用者は、これらの表示されている箇所にフォーカスを合わせるなどの方法により設定情報を選択する。設定情報が選択されると、図5(b)に示すような確認入力画面に遷移し、設定情報を実際に反映したり、更に詳細な設定画面に遷移することなどが可能となる。
図6は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置における設定情報選択画面の他の1例を示す説明図であり、図6(a)はデータ転送方向の選択画面、図6(b)はチャプタ設定方法の選択画面、図6(c)はタイトル設定方法の選択画面を示すものである。
図5(a)は、データ転送元をHDDとし、データ転送先をBDとするデータ転送方向が選択された状態を示している。
また、図5(b)は、一定時間ごとにチャプタを設定する自動チャプタが選択され、CM部分を検出してチャプタ分けをするCMチャプタを使用するか否かの設定では、CMチャプタを使用する方の選択肢が選択された画面を示している。
さらに、図5(c)は、自動で、タイトル名をEPGから作成して登録する設定が選択されたことを示している。
図4や、図5で示した設定情報選択画面は、あくまで1例であり、一般に、本発明に係るデータ処理装置では、上記の例に限定されるものではなく、設定が可能なものでありさえすれば、どのような設定項目の選択画面であってもよい。
図7は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録時の登録すべき設定情報の選択処理の動作を示すフローチャートである。
以下、図1〜3を参照しながら、図7に示すフローチャートを使用して、本実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録時の登録すべき設定情報の選択処理の動作を説明する。
まず、システム制御部102は、設定項目登録時に既に登録された設定情報が存在しているか否かを検証し、既に登録された設定情報が存在する場合(ステップS601;YES)はステップS602に進み、登録された設定情報が未だ存在しない場合(ステップS601;NO)はステップS606に移る(ステップS601)。
ステップS602では、システム制御部102が、既に登録されている設定情報を読み込んで、データ転送制御部104と出力部109とを介してモニタにその設定情報の内容を表示する。この表示は、例えば、図5(a)に例示する設定情報選択画面を構成するが、この表示は、特に図5に示す例に限定されるものではない。
次に、システム制御部102は、既に登録されている設定情報に基づいて設定項目の登録を行うのか否かを検証し、既に登録されている設定情報に基づいて設定項目の登録を行う場合(ステップS603;YES)はステップS604に進み、既に登録されている設定情報以外の設定情報に基づいて設定項目の登録を行う場合(ステップS603;NO)はステップS606に移る(ステップS603)。
ステップS604では、システム制御部102が、既に登録されている設定情報のタイトルを選択する。
次に、システム制御部102は、設定情報制御部103と、データ転送制御部104とを介してデータ(設定情報)の転送を開始する(ステップS605)。
最後に、ステップS605で、データ転送終了後に、ステップS607に処理を移し,設定情報登録処理を行い、処理を終了する。図8は、この登録情報設定処理の一例である。
ステップS606において、システム制御部102が、ユーザインタフェース部108を介して新規の設定情報を取得し、設定情報制御部103を介して設定情報の登録処理(図8で説明する)を行った後、ステップS604に移る。
なお、ステップS604の処理で、設定情報の使用頻度を参照し、使用頻度の多いものを優先的に選択するなどしてもよい。
このように構成することにより、データ転送に先立って必要な設定情報の登録処理を簡易化することができる。
図8は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録処理時の動作を示すフローチャートである。
以下、図1〜3を参照しながら、図8に示すフローチャートを使用して、本実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録処理時の動作を説明する。
まず、システム制御部102は、登録する設定情報(図6においてデータ転送する際に設定した設定情報)が、前述のステップS606の処理で新規に作成された設定情報であるか否かを判定し、前述のステップS606の処理で新規に設定された設定情報であれば、ステップS702に移り、前述のステップS606の処理で新規に設定された設定情報ではない場合には、新たに登録する必要はないので、何もせずに処理を終了する(ステップS701)。
ステップS702では、システム制御部102が、既に登録されているデータが有るか否かを検証し、既に登録されているデータが有る場合はステップS703に移り、登録されているデータが未だ無い場合はステップS706に移る。
ステップS703では、システム制御部102が、登録数の限界について検証する。
次に、システム制御部102は、前記検証結果として、登録数の限界を越えている場合は、ステップS705に進み、登録数の限界を越えていなければステップS706に移る(ステップS704)。
ステップS705では、システム制御部102が、現在登録されている設定情報のうち、最も古い設定情報を削除する(例えば、登録数の上限を3とし、それぞれ同じ年の1月1日、2月2日、3月3日に登録された設定情報であれば、新たに設定情報を登録する際に1月1日に登録された設定情報を削除する)した後、ステップS706に移る。ここで、登録されている設定情報が1つも無い場合や、登録上限に達していない場合には、上記の設定情報削除は行わず、直ちに、ステップS706に移る。なお、設定情報登録数の上限は3でなくてもよいし、また、このような上限は設けなくとも構わない。
ステップS706では、システム制御部102が、新しい設定情報を登録(つまり、記録媒体などに記録する)。
なお、このように自動で設定せずに、ステップS705の削除処理において、利用者に、どの設定情報を削除するかを選択させるような表示を出力して、利用者が残したいものは登録を継続するようにしてもよい。
図9は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録処理時の他の動作を示すフローチャートである。
同図に示す設定情報登録処理時の動作は、ステップ801〜ステップ807の処理が、図7に示すステップ601〜ステップ607の処理と同じである。
但し、ここでは、ステップS801の処理開始に先立って、ステップS807のデータ登録処理を実行して設定情報を登録している。
図10は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録処理時のデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
まず、システム制御部102は、現在設定されている登録情報が有るか否かを検証し、既に設定情報が存在していればステップS902に進み、設定情報が未だ存在していなければステップS905に移る(ステップS901)。
ステップS902では、システム制御部102が、登録限界まで設定情報が登録されているか否かを検証し、登録限界まで設定情報が登録されている場合はステップS903に進み、設定情報の登録数が登録限界に達していない場合はステップS905に移る。
ステップS903では、システム制御部102が、データ転送制御部104と出力部109とを介して、古い情報を削除して新しい設定情報を登録するか否かを利用者に選択させる表示を出力して、利用者が古い情報を削除することに同意すればステップS904に進み、利用者が古い情報を削除しない選択を示した場合は直ちに処理を終了する。
ステップS904では、システム制御部102が、設定情報制御部103を介して、古い情報の削除を行い、新規設定情報の登録が可能になったら次のステップS905に進む。なお、この古い情報の削除処理は、図8に示す処理動作の場合と同様に、古いものを自動的に消去してもよいし、利用者に任意選択させてから、選択されたものを削除するようにしてもよい。
次に、システム制御部102は、データ転送設定を行うための表示をし、利用者に画面に沿ってデータ転送設定を入力するよう促す。利用者から設定を終えたことを示す入力を受け付けたら、ステップS906に進み、設定情報を記録し、処理を終了する。
設定情報の登録方法については、上記の方法以外にも可能であり、例えば、図7に示すステップS607の登録処理は、データ転送後に行っているが、設定情報を登録した段階で行っても構わない。
図11は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録処理時の他の動作を示すフローチャートである。
同図に示す設定情報登録処理時の動作は、図8に示す設定情報登録処理時の動作の削除処理にプライオリティを設け、即ち、データ(設定項目)の利用頻度を考慮して、利用頻度の少ない順から設定項目を削除するものである。この点を除き、図8に示す設定情報登録処理時の動作の削除処理の動作と同じであるので、ステップ毎の説明は省略する。
図12は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置の他の構成例を示す構成図である。
同図に示すデータ処理装置は、図2に示すデータ処理装置と比べると、新たに記録媒体3(110)と、記録媒体4(111)とが追加された構成を有する。その他の主要な構成要素については、その処理内容が、この追加に対応したものとなるが、ハードウェア構成としては同じであるので、図2に示すデータ処理装置と同じ符号を付している。
本実施形態に係るデータ処理装置では、前述のとおり、2つの内部媒体、即ち、記録媒体1(106)と記録媒体2(107)とを備え、この2つの記録媒体間でのデータ転送を例に挙げて説明をしたが、記録媒体を3つ以上備えている場合にも、前述の処理と同様の処理が可能である。例えば、図12に例示するデータ処理装置は、記録媒体を4つ備えているが、前述の処理と同様の処理をすることが可能である。
図13は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置の他の構成例を示す構成図である。
同図に示すデータ処理装置は、図12に示すデータ処理装置と比べると、新たに外部入出力部112が追加された構成を有する(符号113は外部機器)。その他の主要な構成要素については、その処理内容が、この追加に対応したものとなるが、ハードウェア構成としては同じであるので、図12に示すデータ処理装置と同じ符号を付している。
外部機器へのデータ転送の場合、どの外部機器が接続されているかが検出できるのであれば、設定情報にどの外部機器が接続されていたかの情報を加えるなどしてもよい(図14参照)。
図14は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置のデータ転送時の設定項目を登録する設定管理テーブルの他の1例を示す説明図である。
同図に示す設定管理テーブルでは、図3に示す管理テーブルに、外部機器を特定するための設定項目として、符号1304〜1306で示す外部機器設定項目が追加されている。
なお、直接には外部接続機器とは関係しないが、詳細設定の例として、符号1310,1311で示すように、2重音声や、音声記録方式(AC−3/LPCM/MPEG−A、etc…)などの音声に関する設定や、記録画質設定等(例えば、録画生映像に各種フィルタを掛ける設定や、MPEG設定等)の、映像に関する設定、及びiLINKに代表される外部機器接続インタフェースに関する設定等を、この詳細設定項目に含めることができる。
以下、図14に示す設定管理テーブルの外部機器に関する設定項目について箇条書きで説明する。
(1)「データ転送機器」を示す設定項目1304は、データ転送する転送先の外部機器の種類を示すものであり、ここではカメラを登録している。なお、転送先の外部機器が録画再生機器であれば、「レコーダ」などと表記することになる。なお、この設定項目には、本装置で認識可能でありさえすれば、データ転送する転送先の実際の機種名などを登録することができる。
(2)「データ転送規格」を示す設定項目1305は、例えば、ハイビジョン画質でDVテープにカメラで録画をする際の規格として、HDV規格が存在し、この規格は、通常のDV規格とは異なるし、また、MPEG2規格などとも異なるため、どのような規格のストリームが入ってくるかといった情報が登録される。ここではHDV規格を登録している。
(3)「接続方法」を示す設定項目1306は、外部機器との入出力インタフェースなどの設定を登録する。登録可能な外部機器としては、例えば、録画再生装置やビデオカメラに代表される撮影装置、PCなどが例に挙げられ、また、これらの機器との接続インタフェースについては、コンポジット入出力、IEEE1394規格の入出力などを挙げることができるが、特に限定されるものではない。
このような設定項目を登録可能にすることで、特定の外部機器へのデータ転送を行う設定を保存することができるので、間違えて他の外部機器にデータ転送してしまう可能性を減らすことができる。
また、外部媒体から、本装置が備える記録媒体へのデータ転送を行う際の設定項目を登録することも可能である。
図15は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置の他の構成例を示す構成図である。
本発明の実施形態に係るデータ処理装置の他の構成例では、記録媒体を備えず、外部機器を2つ以上接続する構成として、これら外部機器間のデータ転送を行うことも可能である。
図15に示すデータ処理装置は、記録媒体を備えず、外部機器1407,1408と接続して、これら外部機器間のデータ転送の制御を行う。
また、どのような実施態様においても、同一媒体内でのデータ転送を行う処理も可能であり、外部機器や記録媒体についての、個数や転送元/転送先に関する限定は特に存在するものではない。
本実施形態では、前述のとおり、データ転送に際しての設定情報について説明しているが、一般に、本発明では、予約録画等の他の機能を使用する際にも、同様に、既に登録されている設定を使用することにより設定情報登録の手間を軽減することができる。
なお、本発明に係るデータ処理装置の各構成要素の処理の少なくとも一部をコンピュータ制御により実行するものとし、かつ、上記処理を、図4、図7〜11のフローチャートで示した手順によりコンピュータに実行せしめるプログラムは、半導体メモリを始め、CD−ROMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュータ、パーソナルコンピュータ、汎用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、上記の記録媒体から上記プログラムを読み出して、実行するものとしてもよい。
本発明の実施形態に係るデータ処理装置を含むシステムのシステム概念を示す構成図である。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置のデータ転送時の設定項目を登録する設定管理テーブルの1例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置のデータ転送時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置における設定情報選択/確認入力画面の1例を示す説明図であり、図5(a)は設定情報選択画面、図5(b)はその確認入力画面を示すものである。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置における設定情報選択画面の他の1例を示す説明図であり、図6(a)はデータ転送方向の選択画面、図6(b)はチャプタ設定方法の選択画面、図6(c)はタイトル設定方法の選択画面を示すものである。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録時の登録すべき設定情報の選択処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録処理時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録処理時の他の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録処理時のデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置の設定情報登録処理時の他の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置の他の構成例を示す構成図である。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置の他の構成例を示す構成図である。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置のデータ転送時の設定項目を登録する設定管理テーブルの他の1例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置の他の構成例を示す構成図である。
符号の説明
101 受信部
102 システム制御部
103 設定情報制御部
104 データ転送制御部
105 記録再生部
106 記録媒体1
107 記録媒体2
108 ユーザインタフェース部
109 出力部
110 記録媒体3
111 記録媒体4
112 外部入出力部
113 外部機器
201 データ転送方向
202 データ転送種別
203 データ転送時刻
204 ビットレート
205 チャプタ引継ぎ
206 自動チャプタ
207 タイトル設定
208 ファイナライズ設定
1301 データ転送方向
1302 データ転送種別
1303 データ転送時刻
1304 データ転送機器
1305 データ転送規格
1306 接続方法
1307 ビットレート
1308 チャプタ引継ぎ
1309 自動チャプタ
1310 音声記録方式
1311 映像設定
1312 タイトル設定
1313 ファイナライズ設定
1407 外部機器
1408 外部機器

Claims (20)

  1. 複数の記録媒体を有するデータ処理装置であって、
    第1の記録媒体に記録されているデータを第2の記録媒体へ転送の際に、データ処理の実行方法を定める設定情報を前記実行前に予め登録する登録手段と、
    前記データ処理の実行の際に、前記予め登録されている設定情報を選択する選択手段と、
    前記選択された設定情報を読み込む手段と、
    前記読み込まれた設定情報に基づいて前記データ処理を実行する実行手段と、
    を備え、
    前記複数のデータ処理の実行方法を定める設定情報を、次回のデータ転送に再利用できることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 1つ以上の記録媒体と、外部装置との接続手段とを有するデータ処理装置であって、
    前記記録媒体に記録されたデータを前記外部装置へ転送する際に、データ処理の実行方法を定める設定情報を前記実行前に予め登録する登録手段と、
    前記データ処理の実行の際に、前記予め登録されている設定情報を選択する選択手段と、
    前記選択された設定情報を読み込む手段と、
    前記読み込まれた設定情報に基づいて前記データ処理を実行する実行手段と、
    を備え、
    前記複数のデータ処理の実行方法を定める設定情報を、次回のデータ転送に再利用できることを特徴とするデータ処理装置。
  3. 1つ以上の記録媒体と、外部装置との接続手段とを有するデータ処理装置であって、
    前記外部装置に記録されたデータを前記記録媒体へ転送する際に、データ処理の実行方法を定める設定情報を前記実行前に予め登録する登録手段と、
    前記データ処理の実行の際に、前記予め登録されている設定情報を選択する選択手段と、
    前記選択された設定情報を読み込む手段と、
    前記読み込まれた設定情報に基づいて前記データ処理を実行する実行手段と、
    を備え、
    前記複数のデータ処理の実行方法を定める設定情報を、次回のデータ転送に再利用できることを特徴とするデータ処理装置。
  4. 複数の外部装置との接続手段とを有するデータ処理装置であって、
    前記外部装置の任意の1つに記録されたデータを前記外部装置の他の1つへ転送する際に、データ処理の実行方法を定める設定情報を前記実行前に予め登録する登録手段と、
    前記データ処理の実行の際に、前記予め登録されている設定情報を選択する選択手段と、
    前記選択された設定情報を読み込む手段と、
    前記読み込まれた設定情報に基づいて前記データ処理を実行する実行手段と、
    を備え、
    前記複数のデータ処理の実行方法を定める設定情報を、次回のデータ転送に再利用できることを特徴とするデータ処理装置。
  5. 前記選択手段は、既登録の設定情報が存在しない場合、若しくは利用者が既登録の設定情報を使用しない決定を行った場合に、設定情報選択入力画面を表示して、利用者に前記実行時の設定情報を入力させる手段を与え、既登録の設定情報が存在し、かつ利用者が前記既登録の設定情報を使用する決定を行った場合に、前記既登録の設定情報を前記データ処理実行時の設定情報として使用することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  6. 前記選択手段は、前記利用者が前記既登録の設定情報を使用する決定を行った時に、前記既登録の設定情報の利用頻度を検証し、利用頻度の多いものを前記データ処理実行時の設定情報として使用することを特徴とする請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 前記登録手段は、既登録の設定情報が存在しない場合、若しくは利用者が既登録の設定情報を使用しない決定を行った場合に、設定情報選択入力画面を表示して、利用者に前記登録時の設定情報を入力させる手段を与え、既登録の設定情報が存在し、かつ利用者が前記既登録の設定情報を使用する決定を行った場合に、前記既登録の設定情報を前記登録時の設定情報として使用することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  8. 前記登録手段は、前記利用者からの前記設定情報を入力するに際して、前記既登録の設定情報を削除する必要がある場合に、前記既登録の設定情報の利用頻度を検証し、前記利用頻度の少ない設定情報から優先的に削除することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記設定情報の構成項目として、動画ファイルそのものをコピーする方法か、それとも再生した映像を再エンコーディングする方法かの、いずれか一方を示すデータ処理種別を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  10. 前記設定情報の構成項目として、すぐにデータ処理を開始する(即時)か、データ処理の開始時間を決めたデータ処理予約をしておく(予約)かの、いずれか一方を指定するデータ処理時刻を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  11. 前記設定情報の構成項目として、データ処理における転送速度(ビットレート)を含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  12. 前記設定情報の構成項目として、転送元コンテンツに、特定のシーンなどで区切られた区間がある場合に、その区切られた区間情報を転送先に引き継ぐか否かを指定する項目を含むことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  13. 特定のシーンなどで区切られた区間を検出または作成する手段を具備し、前記設定情報の構成項目として、転送先コンテンツに対して区間情報を作成することを指定する項目を含むことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  14. 転送元のコンテンツに含まれる情報や、事前に設定されている情報から、新たな名称情報を作成する手段を備え、前記設定情報の構成項目として、転送先コンテンツに対して作成した名称情報を付与することを指定する項目を含むことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  15. 転送先の記録媒体独自の転送後の処理を行う手段を備え、前記設定情報の構成項目として、転送後の処理を行うことを指定する項目を含むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  16. 転送先または転送元の記録媒体が外部接続装置である場合に、前記設定情報の構成項目として、外部接続装置の種類,及び外部接続装置の設定情報を含むことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  17. 前記設定情報の構成項目として、転送先の音声記録方式、または多重音声設定を含むことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  18. 前記設定情報の構成項目として、画質や映像効果に影響を及ぼす映像加工設定を含むことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  19. 前記記録媒体に記録されているデータを再生する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  20. 受信手段と、前記受信手段により受信されたデータを前記記録媒体に記録する手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
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