JP4362489B2 - 3次元顔データ登録システム、3次元顔データ登録方法、及び登録処理プログラム - Google Patents

3次元顔データ登録システム、3次元顔データ登録方法、及び登録処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、バイオメトリクス認証分野における顔データを使用した人物特定技術に関するもので、特に、顔認証にて障害となっている顔向きや光源等の変動による認証精度低下の改善を目指した3次元顔データ登録システム、3次元顔データ登録方法、及び登録処理プログラムに関する。
バイオメトリクス等を用いた個人認証方式では、認証対象者の情報をデータベースに予め登録しておく「登録プロセス」と、照合対象者を先のデータベースに登録されている情報と一件ずつ照合して本人か否かのもっともらしさ(「尤度」と呼ばれる)を求める「照合プロセス」に分かれる。
顔認証では、上記登録及び照合の際の情報に顔の特徴データを用いるものであり、この顔の特徴データを抽出する方式として、非特許文献1に記載されている2次元の正面顔画像を用いた手法が主流である。具体的な手法としては、非特許文献1の2.2節に記載されているように、2次元顔画像から目,鼻,口といった顔造作を検出し、これらの幾何学的特徴を元に顔特徴を認識し照合する「造作ベース法」、2次元顔画像の濃淡値をベクトル集合とみなしてその主成分分析により固有顔を算出することにより顔の特徴を認識し照合する「パターン整合法」などがある。これらの手法はいずれも、2次元画像から特徴量を抽出して、比較し照合することで尤度を算出するものである。
しかしながら、これら2次元顔画像からの特徴量抽出手法では、登録時と異なる顔の向き,照明,表情などの要因や、登録時からの経年変化の影響を受けやすい。これに対処するため、特許文献1〜2にあるように、顔の3次元データを用いることで、これら変動要素の影響を少なくした顔認証システムがある。これとは別に、非特許文献2のような3次元顔計測器を用いず、正面顔や横顔等の2次元画像から顔の3次元形状を復元する手法が研究されている。
特開2004−086929 特開平09−259271 赤松 茂著「コンピュータによる顔の認識−サーベイ−」電子情報通信学会論文誌 A Vol.J 80-A No.8、1997年8月、pp.1215−1230 Volker Blanz, Thomas Vetter,"A Morphable Model For The SynthesisOf 3D Faces",SIGGRAPH99, 1999
上記従来例における顔認証システムでは、登録プロセス又は照合プロセスに必ず顔の3次元データを入力する必要があり、これには高価な3次元顔計測器が必要であり、又、計測にはスチルカメラより長い数百ミリ秒の撮影時間が必要であるなど種々の問題点があり、実運用を目指す際の妨げになっている。
更に、顔認証システムの導入用途として、犯罪捜査における被疑者の特定/選別等が考えられるが、これには3次元顔計測器を用いた犯罪者の登録データベース構築が必要となり、改めて3次元顔計測を行う必要があるなど膨大なリソースが必要となる。このため、システム導入時から登録データベースが十分蓄積される長期間の間、システムとして有用な運用ができないという不都合があった。
又、非特許文献2に示すような3次元顔計測機を用いず、正面顔や横顔等の2次元画像から顔の3次元形状を復元する手法にあっては、犯罪捜査にて蓄積してある犯罪者の顔写真から3次元顔形状を復元し、データベースに登録することで、3次元顔計測機が不要と考えられる。しかしながら、この手法は他人の3次元顔計測形状を参照することで復元を行い、参照する3次元顔計測形状の数が少ない場合、十分な復元精度が得られないため、いかに参照する3次元顔計測形状を増やすかが重要な課題となっている。
このように、上記各従来例にあって第1の問題点は、犯罪捜査等における3次元データを使用した顔認証システムで、システム導入時から長期間、有効に運営できないという不都合がある。その理由は、3次元顔計測機を用いた測定データの登録データベースが十分蓄積されないと、システムとして有効に機能しないためである。特に、犯罪捜査ではシステムが有用となるには相当数の登録データが必要であり、非常に長期間のロスタイムが発生する。
又、第2の問題点は、登録データベース構築に際し、3次元顔計測機を使用せずに正面顔や横顔等の2次元顔画像から顔の3次元形状復元技術を用いて登録データベースを構築した場合には、復元精度が低下するということである。その理由は、3次元顔形状復元技術における復元精度は、参照すべき他人の3次元顔計測形状の数に依存し、数が少ない場合には十分な復元精度を得られないためである。
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、顔向きや照明などの変動要因があっても、効率良く個人認証を可能とする3次元顔データ登録システム、3次元顔データ登録方法、及び登録処理プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる3次元顔データ登録システムでは、個人認証用として撮影された複数の顔写真を記憶する2次元顔画像記憶部と、この記憶された2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元する3次元顔形状復元手段と、この復元された3次元の顔形状を登録データとして記憶する3次元顔復元形状記憶部とを備えている。
更に、前述した3次元顔形状復元手段に、3次元で顔の形状を計測する3次元顔形状計測手段と、この3次元顔形状計測手段で計測される3次元顔計測形状データを保存する3次元顔計測形状記憶部とを併設する。又、前述した3次元顔形状復元手段が、前記2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元するに際しては、前記3次元顔形状計測手段で得られる3次元顔計測形状データを参照しこれに合わせて復元する3次元形状参照復元機能を備えている
このため、これによると、2次元顔画像データから3次元顔復元形状データの構築に際し、登録時と異なる顔の向きや証明の相違或いは表情などの相違があっても、登録時から径年変化の影響を受けにくい3次元顔計測形状データを参照して復元を実行するようにしたので、短時間に然も高精度に3次元顔復元形状データを構築することができ、信頼性の高い3次元顔復元形状データを得ることができる。
特に、請求項1記載の発明にあっては、前述した3次元顔復元形状記憶部と前記3次元顔計測形状記憶部とに、同一人物にかかるデータが重複して記憶されないように監視する登録データ整合手段併設されている。そして、この登録データ整合手段が、前記計測形状にかかるデータと復元形状にかかるデータとが重複して記憶されている場合に機能して復元形状にかかるデータを削除する復元形状データ削除制御機能を備えている
このようにすると、常に精度の高い前記計測形状にかかるデータを優先使用するようにしたので、復元形状の精度を高めることができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、前述した3次元顔形状復元手段に、前記3次元顔計測形状記憶部および3次元顔復元形状記憶部にそれぞれ記憶される記憶内容の蓄積数を監視する再復元用監視制御手段を併設する。そして、この再復元用監視制御手段は、前記3次元顔復元形状記憶部に記憶されている一の顔復元形状について当該顔復元形状が復元された時の前記3次元顔計測形状の蓄積数が現在の3次元顔計測形状の蓄積数より小さい場合に、前記3次元顔形状復元手段に対して再度当該一の顔復元形状について顔形状復元を指令する再復元実行指令機能を備え
このようにすると、径年的に3次元顔計測回数数が増えることから情報量の多くなった3次元顔計測形状データを使用することができ、かかる点において3次元顔復元形状記憶部に記憶される3次元顔復元形状データの精度をより一層高いものとすることが可能となる。
又、上記目的を達成するため、本発明にかかる3次元顔データ登録方法では、個人認証用として撮影された複数の顔写真を記憶する2次元顔写真記憶工程と、この記憶された2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元する3次元顔形状復元工程と、この復元された3次元の顔形状を登録データとして3次元顔復元形状記憶部に記憶する3次元顔復元形状記憶工程とを備えた3次元顔データ登録方法において、前記3次元顔形状復元工程の前に、3次元で顔の形状を計測すると共にその計測データを3次元顔形状計測記憶部に記憶する3次元顔形状計測工程を設ける。そして、前述した3次元顔形状復元工程では、前記2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元するに際し、前記3次元顔形状計測手段で得られる3次元顔計測形状データを参照しこれに合わせて復元するようにその実行内容が設定されている
このため、これによると、登録時から径年変化の影響を受けにくい3次元顔計測形状データを参照して復元を実行するようにしたので、短時間に然も高精度に3次元顔復元形状データを構築することができ、個人認証時に先の登録時と異なる顔の向きや証明の相違或いは表情などの相違があっても、信頼性の高い3次元顔復元形状データを得ることができる。
特に、請求項3記載の発明にあっては、前述した3次元顔形状復元工程の実行前に、前記3次元顔復元形状記憶部と前記3次元顔計測形状記憶部とに同一人物にかかるデータが重複して記憶されないように監視すると共に、重複して記憶されている場合に機能して前記3次元顔復元形状記憶部の対応する復元形状にかかるデータを削除する復元形状データ削除制御工程を設けた構成としている
このようにすると、常に精度の高い前記計測形状にかかるデータが使用されるので、復元形状の精度を高めることができる。
又、請求項4記載の発明にあっては、前述した3次元顔形状復元工程の後に、前記3次元顔計測形状記憶部および3次元顔復元形状記憶部にそれぞれ記憶される記憶内容の蓄積数を監視する再復元用監視制御工程および3次元顔形状再復元工程を設定する。そして、前述した再復元用監視制御工程では、前記3次元顔復元形状記憶部に記憶されている一の顔復元形状について当該顔復元形状が復元された時の前記3次元顔計測形状の蓄積数が現在の3次元顔計測形状の蓄積数より小さい場合に、前記3次元顔形状復元工程に対して再度当該一の顔復元形状について顔形状復元指令すると共に、当該指令に基づいて前記3次元顔形状再復元工程が前記3次元顔形状復元工程と同一内容で実行されるように構成している
このようにすると、径年的に情報量の多くなった3次元顔計測形状データを使用することができ、かかる点において3次元顔復元形状データの精度をより一層高いものとすることができる。
更に、上記目的を達成するため、本発明にかかる3次元顔データ登録プログラムでは、前述した3次元顔データ登録方法の各工程での実行内容をプログラム化してコンピュータに実行させるように構成した。
この3次元顔データ登録プログラムにあっては、前述した各構成手段で得られた顔形状計測データの記憶処理や3次元顔形状復元処理等の演算処理を主に実行するものであり、かかる点において、前述した3次元顔データ登録方法の場合とほぼ同等の作用効果を有し、更に、当該処理内容を迅速に且つ高精度に実行し得るという利点を兼ね備えたものとなっている。
本発明は以上のように構成され機能するので、これによると、2次元顔画像データから3次元顔復元形状データの構築に際し、登録時と異なる顔の向きや証明の相違或いは表情などの相違があっても、登録時から径年変化の影響を受けにくい3次元顔計測形状データを参照して復元を実行するようにしたので、短時間に然も高精度に3次元顔復元形状データを復元することができるという従来にない優れた3次元顔データ登録システム,3次元顔データ登録方法,及び登録処理プログラムを提供することができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1乃至図2にこれを示す。この図1乃至図2に示す第1の実施形態は、個人認証用として予め撮影された複数の顔写真を記憶する2次元顔画像記憶部102と、この記憶された2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元する3次元顔形状復元手段303と、この復元された3次元の顔形状を登録データとして記憶する3次元顔復元形状記憶部306とを備えている。ここで、前述した複数の顔写真は、顔画像撮影装置101によって個人認証用として予め撮影されるようになっている。
前述した3次元顔形状復元手段303には、3次元で顔の形状を計測する3次元顔形状計測手段としての3次元顔形状計測装置104と、この3次元顔形状計測装置104で計測される3次元顔計測形状データを保存する3次元顔計測形状記憶部105とが併設されている。そして、前述した3次元顔形状復元手段303は、2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元するに際しては、前記3次元顔形状計測装置104で得られる3次元顔計測形状データを参照しこれに合わせて復元する3次元形状参照復元機能を備えている。又、前記3次元顔復元形状記憶部306と3次元顔計測形状記憶部105とによって、個人認証時の照合プロセスに際して機能する登録データ記憶部307が構成されている。
ここで、上述した本第1実施形態の各構成要素における動作機能について説明する。
まず、顔画像撮影装置101は、一般的なスチルカメラであり、この装置により人物の顔を撮影する。又、撮影された顔画像写真をスキャナで読取る動作も、本顔画像撮影装置101では成し得る機能を備えている。
2次元顔画像記憶部102は、顔画像撮影装置101で撮影された顔画像を蓄積する機能を備えている。3次元顔形状復元手段303は、2次元顔画像記憶部102に蓄積された顔画像を基にして3次元顔形状計測記憶部105を参照しつつ3次元顔形状に復元するように機能する。
更に、3次元顔形状計測装置104は、レーザー光線やステレオ撮影機器により顔の表面形状を立体的・3次元的に計測する機能を備えている。又、3次元顔計測形状記憶部105は3次元顔形状計測装置104によって計測された3次元顔形状を蓄積する機能を備えている。同時に、3次元顔復元形状記憶部306は3次元顔形状復元手段303によって復元された3次元顔形状を蓄積する機能を備えている。
そして、登録データ記憶部307は、前述したように、実計測された3次元顔計測形状記憶部105と復元された3次元顔復元形状記憶部306を備えており、照合プロセスにおいて参照される記憶部として機能する。
前述した3次元顔復元形状記憶部303及び3次元顔計測形状記憶部103には、同一人物にかかるデータが重複して記憶されないように監視する機能を備えた登録データ整合手段308が併設されている。そして、この登録データ整合手段308が、前記計測形状にかかるデータと復元形状にかかるデータとが重複して記憶されている場合に機能して復元形状にかかるデータを削除する復元形状データ削除制御機能を備えている。
登録データ整合手段308は、同一人物が3次元顔計測形状記憶部105と3次元顔復元形状記憶部306の両方に重複して記録されないよう監視する機能を備え、もし重複している場合は、復元形状データ削除制御機能が作動して形状精度の高い3次元顔計測形状記憶部105の顔計測データを優先して残し、3次元顔復元形状記憶部306のデータを削除する。
次に、第実施形態の全体的な動作を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
まず、図の(A)に示す2次元顔画像撮影フローでは、顔画像撮影装置101で顔画像を撮影し(S801)、その顔画像を2次元顔画像記憶部102に蓄積する(S802) 。また、図の(B)に示す3次元顔形状計測フローでは、顔の3次元顔形状を計測し(S803)、その3次元顔形状を3次元顔形状計測記憶部105に蓄積する(S804) 。
の(C)に示す3次元顔形状復元フローでは、始めに3次元顔計測形状記憶部105に記憶された3次元顔計測形状データの全てを参照可能にする(S805) 。その後、2次元顔形状記憶部102より2次元顔画像を1枚読み込み(S806) 、ステップS805で参照可能にした3次元顔計測形状データの全てに基づいて顔画像に合致するよう3次元顔形状復元を行う(S807)。そして、復元された3次元顔復元形状データを3次元顔復元形状記憶部306に蓄積する(S808)。これを復元対象となる顔画像が無くなるまで実施する(S809) 。
の(D)に示す登録データ整合フローでは、上述した登録データ整合手段308が機能し、まず、3次元顔計測形状記憶部105と3次元顔復元形状記憶部306とに記憶されたデータが更新されたか否かを確認する(S810) 。更新されていない場合(S811) は、一定時間待機(S815) する。更新された場合(S811) は、3次元顔計測形状記憶部105と3次元顔復元形状記憶部306に同一人物が登録されていないか確認する(S812) 。同一人物が登録されていない場合(S813) は、一定時間待機(S815) する。同一人物が登録されている場合は(S813) 、3次元顔復元形状記憶部306のデータを削除し(S814:復元形状データ削除制御工程)、その後、待機する(S815) 。
ここで、上述した復元形状データ削除制御工程で実行される登録データ整合手段308の復元形状データ削除制御機能については、その実行内容をプログラム化しコンピュータに実行させるように構成してもよい。
上述したように、この第実施形態では、2次元顔画像データから3次元顔復元形状データの構築に際し、登録時と異なる顔の向きや証明の相違或いは表情などの相違があっても、登録時から径年変化の影響を受けにくい3次元顔計測形状データを参照して復元を実行するようにしたので、短時間に然も高精度に3次元顔復元形状データを構築することができ、信頼性の高い3次元顔復元形状データを得ることができる。更に、3次元顔計測形状記憶部105と3次元顔復元形状記憶部306との両方に登録データ整合手段308を接続するよう構成したので、同一人物が3次元顔復元形状記憶部306と3次元顔計測形状記憶部105の両方に重複して存在することがなく、且つ重複データについては計測精度の高い3次元顔計測形状記憶部105を優先してそのデータの記憶を継続させ、これによって復元精度の向上を図っている。
又、この第1実施形態では、3次元顔形状計測フローと3次元顔形状復元フローとが図2(B)(C)に示すように分離しており、各々並行に実行することが可能な構成になっている。このため、本実施形態実施形態にあっては、日々増加する3次元顔計測形状データの蓄積によって、日々形状復元する3次元顔形状の精度が経時的に高められるという効果を合わせ備えた構成となっている
〔第の実施形態〕
次に、本発明の第実施形態を図乃至図に基づいて説明する。
ここで、前述した第1実施形態と同一の構成部材については同一の符号を用いるものとする。
この第の実施形態は、前述した第1の実施形態における3次元顔形状復元手段303と同等に機能する3次元顔形状復元手段503を備え、この3次元顔形状復元手段503に再復元監視・通知手段508を併設し、先に復元された時に使用した3次元顔計測形状数と現時点で存在する3次元顔計測形状数とを比較し、十分後者の方が大きい場合に、3次元顔形状復元手段503にて再び3次元顔形状復元を行うようにし、これによって3次元顔形状復元データの精度向上を図った点に特徴を有する。
以下、これを更に詳述する。
において、本第の実施形態は、顔画像撮影装置101と、2次元顔画像記憶部102と、3次元顔形状復元手段503と、3次元顔形状計測装置104と、登録データ記憶部507と、再復元監視・通知手段508とから構成されている。登録データ記憶部507は、3次元顔計測形状記憶部105と,3次元顔復元形状記憶部506とを備えた構成となっている。
ここで、前述した3次元顔形状復元手段503に、前記3次元顔計測形状記憶部105および3次元顔復元形状記憶部506にそれぞれ記憶される記憶内容の蓄積数を監視する上述した再復元用監視・通知手段508が併設されている。この再復元用監視・通知手段508は、前記3次元顔復元形状記憶部506に記憶されている一の顔復元形状について当該顔復元形状が復元された時の前述した3次元顔計測形状の蓄積数が、現在の3次元顔計測形状の蓄積数より小さい場合に、前記3次元顔形状復元手段503に対して再度当該一の顔復元形状について顔形状復元を指令する再復元実行指令機能を備えている。
上記各構成部材は、それぞれ次のような動作,機能を備えている。
まず、2次元顔画像記憶部102は、顔画像撮影装置101で撮影された顔画像を蓄積する。3次元顔形状復元手段503は、2次元顔画像記憶部102に蓄積された顔画像を3次元顔形状計測記憶部105等に記憶された形状計測データに基づいて3次元顔形状を復元する機能を備えている。3次元顔復元形状記憶部506は、3次元顔形状復元手段503によって復元された3次元顔形状を蓄積する。
登録データ記憶部507は、前述したように、実計測された3次元顔計測形状記憶部105と復元された3次元顔復元形状記憶部506を持ち、照合プロセスにおいて参照される記憶部となる。
そして、前述した再復元監視・通知手段508は、3次元顔計測形状記憶部105と3次元顔復元形状記憶部506とを同時に監視し、3次元顔復元形状記憶部506に蓄積された個々の3次元顔復元形状が、復元された時に使用した3次元顔計測形状記憶部105の3次元顔計測形状数と、現時点で存在する3次元顔計測形状記憶部105の3次元顔計測形状数とを比較し、十分後者の方が大きい場合、3次元顔形状復元手段503にて3次元顔形状復元を行う機能を備えている。
その他の構成は前述した第1実施形態の場合と同一となっている。
次に、上記第の実施形態における全体的な動作を、図のフローチャートを参照して説明する。
まず、図の(A)に示す2次元顔画像撮影フローでは、顔画像撮影装置101で顔画像を撮影し(S1001)、その顔画像を2次元顔画像記憶部102に蓄積する(S1002:2次元顔画像記憶工程)。又、図の(B)に示す3次元顔形状計測フローでは、3次元顔形状を3次元顔形状計測装置104で計測し(S1003:3次元顔形状計測工程)、その3次元顔形状計測データを3次元顔計測形状記憶部105に蓄積する(S1004:3次元顔形状計測記憶工程)。
の(C)に示す3次元顔形状復元フローでは、始めに3次元顔計測形状記憶部105に格納された3次元顔計測形状データを全て参照可能にする(S1005) 。
その後、2次元顔形状記憶部102から2次元顔画像を1枚読み込み(S1006) 、ステップS1005で参照可能にした3次元顔計測形状データの全てに基づいて顔画像に合致するように3次元顔形状復元手段103によって3次元顔形状の復元を行う(S1007:3次元顔形状復元工程)。そして、復元された3次元顔形状を3次元顔復元形状記憶部106に蓄積する(S1008:3次元顔形状記憶工程) 。更に、かかる動作を復元対象となる顔画像が無くなるまで実施する(S1009) 。
更に、図の(D)に示す3次元顔形状再復元フローでは、まず、前述した再復元監視・通知手段508は、3次元顔計測形状記憶部105に蓄積された3次元顔計測形状の蓄積数(この蓄積数をAとする) を参照する(S1010:再復元監視・通知工程)。その後、3次元顔復元形状記憶部105から1つの復元形状を参照し、復元形状された時の3次元顔計測形状の数(この数をBとする) を参照する(S1011) 。そして、AとBを比較し(S1012) 、Aが十分Bより大きくない場合は次の復元形状について処理をし(S1011) 、Aが十分Bより大きい場合は、再度3次元顔形状復元を行う(S1013:3次元顔形状再復元工程)。
そして、復元された3次元顔形状データは、3次元顔復元形状記憶部105に上書きして蓄積される(S1014) 。未参照の3次元顔形状があれば、再度1011を行い、無ければ3次元顔計測形状が蓄積されるまで一定時間待機し(S1016) 、その後1010の処理を開始する。
ここで、上述した再復元監視・通知手段508による再復元監視・通知工程および3次元顔形状復元手段103による3次元顔形状再復元工程の各実行内容をプログラム化しコンピュータで実行するように構成してもよい。
上述したように、この第の実施形態では、再復元監視・通知手段508を備え、3次元顔形状復元を実施した際に使用した3次元顔計測形状と,現在存在する3次元顔計測形状数とを比較できる構成になっているため、3次元顔形状の再復元の時期を自動的に検出し、再復元を実行することで、3次元顔復元形状記憶部105をより高精度にすることが可能となる。
次に、具体的な実施例を説明する。
にこれを示す。この図に示す実施形態では、2次元顔データ撮影・蓄積部1113と、3次元顔データ撮影・蓄積部1114と、3次元顔データ復元部1115と、統合管理部1116とを備えている。これらはルータ1104を介してネットワーク接続されている。2次元顔データ撮影・蓄積部1113では、人物の顔1100をスチルカメラ1101で撮影し、コンピュータ1102でデジタルデータとして読取った後、名前,性別等の人物情報(属性データ)を入力し、データベース1103に蓄積する。
また、3次元顔データ撮影・蓄積部1114では、人物の顔1105を2台のカメラ1106,1107から構成されるステレオカメラを用いて撮影し、コンピュータ1108に取り込む。コンピュータ1108ではステレオカメラの画像から立体形状を導出し、名前,性別等の人物情報(属性データ)と共にデータベース1109に蓄積する。
3次元顔データ復元部1115では、コンピュータ1110を用いてデータベース1103から復元対象となる人物の2次元顔データを読取り、その後データベース1109より順次3次元顔データを読取る。そして、それら3次元顔データから3次元顔形状の復元を行う。
復元された3次元顔形状はデータベース1111に蓄積される。統合管理部1116では、コンピュータ1112が2次元顔データを持つデータベース1103と3次元顔データを持つデータベース1109をネットワーク経由で常に監視し、両データベースで重複する人物が蓄積されていないかを監視し、もし重複人物が蓄積されているようであれば、2次元顔データベースを削除するようコンピュータ1102に通知する。
このように具体的に構成することにより、2次元顔画像データから3次元顔復元形状データの構築に際し、登録時と異なる顔の向きや証明の相違或いは表情などの相違があっても、登録時から径年変化の影響を受けにくい3次元顔計測形状データを参照して復元を実行するようにしたので、前述した各実施形態の場合と同様に、短時間に然も高精度に3次元顔復元形状データを復元することができる。
以上のように、上述した各実施形態および実施例により、3次元顔認証システムで必要とする本発明にかかる3次元顔登録システムは、顔画像の撮影を行う手段101と、2次元顔画像を保存する手段102と、3次元顔形状を復元する手段103と、3次元で顔形状を計測する手段104と、3次元の顔形状を保存する手段303または503を備え、3次元顔形状復元手段において3次元顔計測形状データを参照することで2次元顔画像を3次元に復元するよう動作する。このような構成を採用し、3次元顔形状計測装置で3次元顔データを逐次計測を行い3次元顔計測形状のデータ数が増加するに伴い、3次元顔形状復元精度が逐次向上する。これにより、本発明の目的を達成することができる。
このように、本発明にあっては、第1に、3次元顔認証システムがシステム導入当初から有用な運用ができるという効果が得られる。その理由は、3次元形状復元装置を導入することで既存の2次元顔画像から3次元顔形状を復元でき、登録データベースに十分なデータが蓄積できるためである。
第2に、システム運用を続ける程、3次元顔形状復元の精度が向上する、という効果が得られる。その理由は、3次元顔形状復元では既存の3次元顔計測形状データを参照に復元を行うが、このとき復元精度がデータ量に比例して向上することから、3次元顔形状計測装置で3次元顔計測形状データを逐次計測することで、データ量を逐次増加することができるからである。
本発明にかかる3次元顔登録システムは、犯罪現場を撮影したビデオ映像から顔照合技術を使用して犯人を特定するといった用途にも適用できる。特に、照明条件や顔向きのような顔照合精度に影響する要素に対して、ロバストな3次元顔照合システムにおける3次元顔登録データベース構築に適用できる。又、セキュリティが厳重な建物への入出管理や自動車での運転者確認等の顔認証システムにおける3次元顔登録データベース構築にも適用できる。
本発明にかかる第1実施形態を示すブロック図である。 図1に開示した第1実施形態の動作を示す図で、図2(A)は2次元顔画像撮影フローを示すフローチャート、図2(B)は3次元顔形状計測フローを示すフローチャート、図2(C)は3次元顔形状復元フローを示すフローチャート、図2(D)は登録データ整合フローを示すフローチャートである。 本発明にかかる第2実施形態を示すブロック図である。 図3に開示した第2実施形態の動作を示す図で、図4(A)は2次元顔画像撮影フローを示すフローチャート、図4(B)は3次元顔形状計測フローを示すフローチャート、図4(C)は3次元顔形状復元フローを示すフローチャート、図4(D)は3次元顔形状再復元フローを示すフローチャートである。3次元顔形状再復元フローを示すフローチャートである。 本発明の具体例としての実施例を示す説明図である。
符号の説明
101……顔画像撮影装置
102……2次元顔画像記憶部
303,503……3次元顔形状復元手段
104……3次元顔形状計測装置
105……3次元顔計測形状記憶部
306,506……3次元顔復元形状記憶部
307,507……登録データ記憶部
308……登録データ整合手段
503……3次元顔形状復元手段

Claims (6)

  1. 個人認証用として撮影された複数の顔写真を記憶する2次元顔画像記憶部と、この記憶された2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元する3次元顔形状復元手段と、この復元された3次元の顔形状を登録データとして記憶する3次元顔復元形状記憶部とを備えた3次元顔データ登録システムにおいて
    前記3次元顔形状復元手段に、3次元で顔の形状を計測する3次元顔形状計測手段と、この計測された3次元顔計測形状データを保存する3次元顔計測形状記憶部とを併設すると共に
    前記3次元顔形状復元手段が、前記2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元するに際しては、前記3次元顔形状計測手段で得られる3次元顔計測形状データを参照しこれに基づいて復元する3次元形状参照復元機能を備え
    前記3次元顔復元形状記憶部と前記3次元顔計測形状記憶部とに、同一人物にかかるデータが重複して記憶されないように監視する登録データ整合手段を併設し、
    この登録データ整合手段が、前記計測形状にかかるデータと復元形状にかかるデータとが重複して記憶されている場合に機能して復元形状にかかるデータを削除する復元形状データ削除制御機能を備えていることを特徴とする3次元顔データ登録システム。
  2. 個人認証用として撮影された複数の顔写真を記憶する2次元顔画像記憶部と、この記憶された2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元する3次元顔形状復元手段と、この復元された3次元の顔形状を登録データとして記憶する3次元顔復元形状記憶部とを備えた3次元顔データ登録システムにおいて
    前記3次元顔形状復元手段に、3次元で顔の形状を計測する3次元顔形状計測手段と、この計測された3次元顔計測形状データを保存する3次元顔計測形状記憶部とを併設すると共に
    前記3次元顔形状復元手段が、前記2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元するに際しては、前記3次元顔形状計測手段で得られる3次元顔計測形状データを参照しこれに基づいて復元する3次元形状参照復元機能を備え
    前記3次元顔形状復元手段に、前記3次元顔計測形状記憶部および3次元顔復元形状記憶部にそれぞれ記憶される記憶内容の蓄積数を監視する再復元用監視・通知手段を併設すると共に、
    この再復元用監視・通知手段は、前記3次元顔復元形状記憶部に記憶されている一の顔復元形状について当該顔復元形状が復元された時の前記3次元顔計測形状の蓄積数が現在の3次元顔計測形状の蓄積数より小さい場合に、前記3次元顔形状復元手段に対して再度当該一の顔復元形状について顔形状復元を指令する再復元実行指令機能を備えていることを特徴とする3次元顔データ登録システム。
  3. 個人認証用として撮影された複数の顔写真を記憶する2次元顔写真記憶工程と、この記憶された2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元する3次元顔形状復元工程と、この復元された3次元の顔形状を登録データとして3次元顔復元形状記憶部に記憶する3次元顔復元形状記憶工程とを備えた3次元顔データ登録方法において
    前記3次元顔形状復元工程の前に、3次元で顔の形状を計測すると共にその計測データを3次元顔形状計測記憶部に記憶する3次元顔形状計測工程を設け
    前記3次元顔形状復元工程では、前記2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元するに際し、前記3次元顔形状計測手段で得られる3次元顔計測形状データを参照しこれに合わせて復元するようにその実行内容が設定され
    前記3次元顔形状復元工程の実行前に、前記3次元顔復元形状記憶部と前記3次元顔計測形状記憶部とに同一人物にかかるデータが重複して記憶されないように監視すると共に、重複して記憶されている場合に機能して前記3次元顔復元形状記憶部の対応する復元形状にかかるデータを削除する復元形状データ削除制御工程を設けたことを特徴とする3次元顔データ登録方法。
  4. 個人認証用として撮影された複数の顔写真を記憶する2次元顔写真記憶工程と、この記憶された2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元する3次元顔形状復元工程と、この復元された3次元の顔形状を登録データとして3次元顔復元形状記憶部に記憶する3次元顔復元形状記憶工程とを備えた3次元顔データ登録方法において
    前記3次元顔形状復元工程の前に、3次元で顔の形状を計測すると共にその計測データを3次元顔形状計測記憶部に記憶する3次元顔形状計測工程を設け
    前記3次元顔形状復元工程では、前記2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元するに際し、前記3次元顔形状計測手段で得られる3次元顔計測形状データを参照しこれに合わせて復元するようにその実行内容が設定され
    前記3次元顔形状復元工程の後に、前記3次元顔計測形状記憶部および3次元顔復元形状記憶部にそれぞれ記憶される記憶内容の蓄積数を監視する再復元用監視・通知工程および3次元顔形状再復元工程を設定し、
    前記再復元用監視・通知工程では、前記3次元顔復元形状記憶部に記憶されている一の顔復元形状について当該顔復元形状が復元された時の前記3次元顔計測形状の蓄積数が現在の3次元顔計測形状の蓄積数より小さい場合に、前記3次元顔形状復元工程に対して再度当該一の顔復元形状について顔形状復元の指令すると共に、当該指令に基づいて前記3次元顔形状再復元工程が前記3次元顔形状復元工程と同一内容で実行されることを特徴とした3次元顔データ登録方法。
  5. 個人認証用として撮影された複数の顔写真を2次元顔画像記憶部に記憶させる2次元顔データ記憶処理機能
    前記復元処理機能の実行に先立って、予め計測された3次元の顔形状の計測データを3次元顔形状計測記憶部に記憶する計測形状データ記憶処理機能
    この記憶された2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元するに際し,前記3次元顔形状計測で得られた3次元顔計測形状データを参照しこれに合わせて復元させる3次元顔形状復元機能
    この復元された3次元の顔形状を登録データとして記憶する3次元顔復元形状記憶処理機能
    前記3次元顔形状復元機能の実行前に、前記3次元顔復元形状記憶部と前記3次元顔計測形状記憶部とに同一人物にかかるデータが重複して記憶されないように監視すると共に、重複して記憶されている場合に機能して前記3次元顔復元形状記憶部の対応する復元形状にかかるデータを削除する復元形状データ削除処理機能、
    をコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とした3次元顔データ登録プログラム。
  6. 個人認証用として撮影された複数の顔写真を2次元顔画像記憶部に記憶させる2次元顔データ記憶処理機能
    前記復元処理機能の実行に先立って、予め計測された3次元の顔形状の計測データを3次元顔形状計測記憶部に記憶する計測形状データ記憶処理機能
    この記憶された2次元の顔写真から3次元の顔形状を復元するに際し,前記3次元顔形状計測で得られた3次元顔計測形状データを参照しこれに合わせて復元させる3次元顔形状復元機能
    この復元された3次元の顔形状を登録データとして記憶する3次元顔復元形状記憶処理機能
    3次元顔形状復元機能の作動完了後に、前記3次元顔計測形状記憶部および3次元顔復元形状記憶部にそれぞれ記憶される記憶内容の蓄積数を監視し計数し前記3次元顔復元形状記憶部に記憶されている一の顔復元形状について当該顔復元形状が復元された時の前記3次元顔計測形状の蓄積数が現在の3次元顔計測形状の蓄積数より小さい場合に、再度当該一の顔復元形状について3次元顔形状復元機能を作動させ再度当該一の顔復元形状について顔形状再復元を実行させる再復元用監視処理機能
    をコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とした3次元顔データ登録プログラム。
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