JP2000293687A - 3次元形状データ処理装置および3次元形状データ処理方法 - Google Patents

3次元形状データ処理装置および3次元形状データ処理方法

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JP2000293687A
JP2000293687A JP11159707A JP15970799A JP2000293687A JP 2000293687 A JP2000293687 A JP 2000293687A JP 11159707 A JP11159707 A JP 11159707A JP 15970799 A JP15970799 A JP 15970799A JP 2000293687 A JP2000293687 A JP 2000293687A
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image data
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JP11159707A
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Shinichi Ban
慎一 伴
Koji Fujiwara
浩次 藤原
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Minolta Co Ltd
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    • GPHYSICS
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    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元形状データの生成を容易に行うことが
できる3次元形状データ処理装置を得る。 【解決手段】 カラー画像データと距離画像データとか
ら3次元形状データを生成する3次元形状データ処理装
置において、距離画像82の背後に仮想平面61を設定
し、仮想平面にカラー画像を投影する。そして、切断面
CP1〜CP10により距離画像82および仮想平面6
1を切断し、切断面上の最も端の測定点71aと人物矩
形領域62の端の点62cとを直線L11で結び、直線
L11上であって人物領域81の端に相当する点を基準
作成点72とする。さらに、基準作成点72と測定点7
1aとの間をデータ補完領域74として追加作成点73
を作成する。これにより、距離画像データの補完を容易
に行うことができ、距離画像データに基づく3次元形状
データの生成が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、実存する物体の
模型を作成するための3次元形状データ処理装置および
3次元形状データ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平9−145319号公報
に開示されるような可搬型の非接触式3次元計測装置
(いわゆる、3次元カメラ)が商品化され、CG(コン
ピュータグラフィック)システムやCADシステムへの
データ入力、身体計測、ロボットの視覚認識などに利用
されている。非接触の計測方法としては、スリット光投
影法(または、光切断法)が一般的であるが、他にもパ
ターン光投影法、ステレオ視法、干渉縞法などが知られ
ている。
【0003】また、パーソナルコンピュータで利用可能
な3次元CGソフトウェアやホビー用の小型の3次元切
削マシンが市販されている。これらを用いれば、一般家
庭でも模型や創作物を手軽に製作することができる。
【0004】一方、利用客の顔写真シールをその場で作
成する一種の自動販売機が人気を集めている。利用客は
料金分の硬貨を投入し、モニタ画面を見ながらカメラの
前で好みのポーズをとる。そして、所定の操作を行う
と、一定数のシールが並んだシートが作成されて取出口
に排出される。大半の機種では、顔写真の形状や写し込
み模様などについて複数の選択肢が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の3次元計測装置
によれば、写真をとるのと同程度の手軽さで人体を含む
各種人物の形状をデータ化することができる。非接触式
であるので、人体を計測する場合であっても、計測対象
者が煩わしさを感じることはない。そこで、この3次元
計測装置を顔写真ならぬ顔面模型の作成に利用すること
が考えられる。つまり、3次元加工機と組み合わせれ
ば、人物の顔を計測してその場で適当な倍率の模型を作
成することが可能である。
【0006】ところが、レンジファインダなどの上述し
た非接触の3次元計測装置で人物の顔を測定すると、顔
の輪郭近傍領域、黒髪や眉毛といった反射率の低い領域
や、測定光の届かない顎領域等の3次元形状データが取
得できずデータの欠落が生じる。特に、人物の周辺領域
が高い確率で欠落するため、実際よりも小さな人物領域
でしか3次元形状データを得ることができないという問
題がある。
【0007】上記問題を解決する方法の一つとして、特
開平6−185993号公報に開示された方法がある。
この方法は、2次元画像における背景の境界付近の輝度
に基づき、輝度の小さな領域では、境界領域のみに着目
して得られた3次元形状データを採用し、輝度の大きな
領域では、レーザ照射位置検出ユニットで得られた通常
の3次元形状データを採用することにより、実際に近い
人物領域の3次元形状データを得ていた。
【0008】しかしながら、上記方法は、通常の3次元
データの他に、境界領域のみに着目した3次元形状デー
タを得る必要があるため、境界検出ユニットと呼ばれる
特殊な装置を設けて境界領域のみに着目した3次元形状
データを作成する分、装置製作コストの増大につながる
問題を有する。
【0009】この発明は、物体模型を作成する際に必要
とされる領域における3次元形状データの生成処理をあ
る程度の精度を維持しつつ容易に行うことができる3次
元形状データ処理装置および3次元形状データ処理方法
を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、物体
の2次元画像データおよび計測基準点から前記物体の計
測点までの距離情報を含む3次元の距離画像データに基
づき前記物体に関する所望の3次元形状データを出力す
る3次元形状データ処理装置であって、前記2次元画像
データと前記距離画像データとは対応づけが可能であ
り、前記3次元形状データ処理装置は、前記2次元画像
データで規定される2次元画像から予め定められた基準
に基づいて物体領域を抽出する機能と、前記距離画像デ
ータで規定される距離画像と前記物体領域とに基づきデ
ータ補完領域を認識する機能と、前記データ補完領域内
において前記距離画像データの欠落部分をデータ補完す
るデータ補完処理を行い、補完済距離画像を規定する補
完済距離画像データを生成する機能とを有する。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の3次
元形状データ処理装置であって、前記データ補完領域を
認識する機能が、前記距離画像に対応して仮想面を設定
する機能と、前記仮想面上に前記物体領域を投影する機
能と、前記仮想面上に投影された前記物体領域および前
記距離画像に基づき、前記補完済距離画像の輪郭部とな
るべき推定輪郭部を推定し、前記推定輪郭部と前記距離
画像の周縁部との間を前記データ補完領域として認識す
る機能とを有する。
【0012】請求項3の発明は、請求項1に記載の3次
元形状データ処理装置であって、前記データ補完領域を
認識する機能が、前記距離画像の複数の部分領域に対応
して複数の部分仮想面を設定する機能と、前記複数の部
分仮想面に前記物体領域を投影する機能と、前記複数の
部分仮想面に投影された前記物体領域および前記複数の
部分領域に基づき、前記補完済距離画像の輪郭部となる
べき推定輪郭部を推定し、前記推定輪郭部と前記距離画
像の周縁部との間を前記データ補完領域として認識する
機能とを有する。
【0013】請求項4の発明は、請求項3に記載の3次
元形状データ処理装置であって、前記複数の部分仮想面
を設定する機能において、前記複数の部分仮想面のぞれ
ぞれを、対応する部分領域上の前記計測基準点から最も
離れた位置を基準にして設定する。
【0014】請求項5の発明は、請求項3または4に記
載の3次元形状データ処理装置であって、前記データ補
完処理が、前記複数の部分仮想面の設定位置に応じて行
われる。
【0015】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかに記載の3次元形状データ処理装置であって、前
記物体領域を抽出する機能において、予め設定された背
景基準データに基づき、前記2次元画像から予備物体領
域と背景領域とを識別した後、前記予備物体領域の周縁
部を除去して前記物体領域を抽出する。
【0016】請求項7の発明は、物体の2次元画像デー
タおよび計測基準点から前記物体の計測点までの距離情
報を含む3次元の距離画像データに基づき前記物体に関
する所望の3次元形状データを出力する3次元形状デー
タ処理装置であって、前記2次元画像データと前記距離
画像データとは対応づけが可能であり、前記3次元形状
データ処理装置は、前記2次元画像データで規定される
2次元画像から、予め設定された基準に基づき予備物体
領域と背景領域とを識別する機能と、前記予備物体領域
の周縁部を除去して物体領域を得る機能とを有する。
【0017】請求項8の発明は、請求項7に記載の3次
元形状データ処理装置であって、前記物体領域を得る機
能において、前記2次元画像のうち、前記物体領域以外
の領域を所定の背景色で上塗りして得られる表示用画像
を生成する。
【0018】請求項9の発明は、物体の2次元画像デー
タおよび計測基準点から前記物体の計測点までの距離情
報を含む3次元の距離画像データに基づき前記物体に関
する所望の3次元形状データを生成する3次元形状デー
タ処理方法であって、前記2次元画像データと前記距離
画像データとは対応づけが可能であり、前記2次元画像
データで規定される2次元画像から予め定められた基準
に基づいて物体領域を抽出する工程と、前記距離画像デ
ータで規定される距離画像と前記物体領域とに基づきデ
ータ補完領域を認識する工程と、前記データ補完領域内
において前記距離画像データの欠落部分をデータ補完す
るデータ補完処理を行い、補完済距離画像を規定する補
完済距離画像データを生成する工程とを有する。
【0019】
【発明の実施の形態】<1. 立体模型作成装置の構成
>図1はこの発明に係る立体模型作成装置1の外観図で
ある。
【0020】立体模型作成装置1は、物体形状を計測
し、その計測データに基づいて素材をその場で加工する
機能を有しており、利用客の顔をかたどった小物品の自
動販売機として使用される。作成される物品は、所定形
状(例えば四角形)の板面から顔面の模型が突き出た立
体である。板面(背景部分)に特定の起伏模様を付加す
ることも可能である。このような物品に適当な金具を取
り付ければ、ペンダント、ブローチ、キーホルダなどの
アクセサリーとなる。予め素材に金具を取り付けておい
てもよい。
【0021】ほぼ等身大の筐体10の上半部の前面に、
利用客がポーズを確認するためのディスプレイ16とと
もに、光学式3次元計測のための投光窓12および受光
窓14が設けられている。受光窓14は2次元のカラー
撮影にも用いられる。筐体10の下半部は上半部よりも
前方側に張り出しており、その上面が操作パネル18と
なっている。商品の取出口20は下半部の前面に設けら
れている。
【0022】図2は操作パネル18の平面図である。
【0023】操作パネル18には、スタートボタン18
1、確認ボタン182、キャンセルボタン183、ジョ
イスティック184および硬貨の投入口185が設けら
れている。スタートボタン181はスタート操作手段で
あり、確認ボタン182は確認操作手段である。ジョイ
スティック184は模型の構図の変更指示に用いられ
る。左右に傾けるパーン操作、上下に傾けるチルト操
作、および、ノブを回転させるロール操作に呼応して3
次元形状モデルの回転処理が行われ、処理結果が逐次表
示される。また、キャンセルボタン183は、利用客が
表示された3次元形状モデルが気に入らないときなどに
再計測を指示するための操作手段である。ただし、キャ
ンセルボタン183には有効回数が設定されており、無
制限に再計測を指示することはできない。
【0024】図3は立体模型作成装置1の機能ブロック
図である。
【0025】立体模型作成装置1は、模型サイズの3次
元形状モデルを生成するモデリングシステム1Aと、3
次元形状モデルを顕在化する加工システム1Bとから構
成されている。
【0026】モデリングシステム1Aは、オリジナル物
体である利用客の外観情報をデジタルデータに変換(す
なわち、データ化)する撮影システム30を含んでい
る。撮影システム30は、スリット光投影法で形状情報
をデータ化して、3次元の距離画像データ(いわゆる、
3次元画像データ)DSを出力する3次元計測装置3
4、色情報をデータ化して2次元のカラー画像データD
Cを出力するする2次元撮影装置36、および、コント
ローラ38より構成されている。
【0027】ここで、距離画像データDSはXYZの直
交座標系における座標値として与えられるデータであ
り、3次元計測装置34内の計測基準点から対象物の当
該計測点までの距離情報を与えるものである。距離画像
データDSには、対象物からの反射光の計測データが得
られたか否かを示す有効フラグの情報も含まれる。
【0028】他方、カラー画像データDCは、各画素の
3原色データ、すなわち、R(レッド)、G(グリー
ン)、B(ブルー)より成るデータである。例えば、撮
影システム30を特開平9−145319号公報に開示
されている3次元カメラを用いて構成するときには、3
次元計測と2次元撮影とを同一視点から行うことができ
るため、距離画像データDSとカラー画像データDCと
の対応付けを極めて容易に行うことができる。なお、カ
ラー画像データDCは400×400の画素データから
構成され、距離画像データDSは200×200の画素
データから構成される。
【0029】もちろん、3次元計測と2次元撮影とをそ
れぞれ異なる視点で行った場合でも、距離画像データD
Sおよびカラー画像データDCにはそれぞれ視点情報が
付加されており、かつ、3次元計測結果と2次元撮影結
果との座標の相対関係は既知であるため、距離画像デー
タDSおよびカラー画像データDCとの対応付けを支障
なく行うことができる。このような距離画像データDS
およびカラー画像データDCは、後述する3次元形状デ
ータ処理装置40に入力される。
【0030】なお、3次元計測法として、スリット光投
影法に代えて他の手法を用いてもよい。
【0031】3次元形状データ処理装置40は図示しな
い画像処理回路を備えており、本発明に特有のデータ修
正を含む各種のデータ処理を行い、本発明の中核部分で
ある。3次元形状データ処理装置40のコントローラ4
2は、立体模型作成装置1の全体的な制御をも担い、撮
影システム30のコントローラ38および加工システム
1Bのコントローラ176に適切な指示を与える。この
コントローラ42には、ディスプレイ16および操作入
力システム44が接続されている。操作入力システム4
4は、上述の操作パネル18と料金受領機構とからな
る。
【0032】一方、加工システム1Bは、樹脂ブロック
などの材料を切削する加工装置172、材料の加工位置
への供給と加工品の取出口20への搬送を行う材料供給
装置174、コントローラ176、および、取出口セン
サ178を備えている。取出口センサ178の検出信号
はコントローラ42に入力される。
【0033】なお、撮影システム30および加工システ
ム1Bの制御をコントローラ42に受け持たせ、コント
ローラ38およびコントローラ176を省略した回路構
成を採用してもよい。
【0034】<2. 立体模型作成装置の概略動作>図
4は立体模型作成装置1の概略の動作を示すフローチャ
ートである。以下、同図を参照してその概略動作の処理
手順を説明する。
【0035】電源が投入された後、利用客による操作を
待つ待機期間において、2次元撮影と撮影結果の表示と
を繰り返す(ステップST10,ST12,ST1
4)。また、定期的に案内メッセージを表示する。料金
が投入されてスタートボタン181が押されると、改め
て2次元撮影を行うとともに3次元計測を行う(ステッ
プST16,ST18)。所定のデータ処理を行い(ス
テップST20)、得られた3次元形状モデルを表示す
る(ステップST22)。このとき、影を付すといった
公知のグラフィック手法を適用して見栄えを高める。そ
して、指示操作を待つ。ただし、待ち時間は有限であ
り、時限を過ぎれば確認操作が行われたものとみなされ
る。
【0036】ジョイスティック184が操作されると、
上述のように3次元形状モデルを操作に応じて回転させ
て表示する(ステップST24,ST38)。キャンセ
ルボタン183が押されると、待機期間の動作に戻る
(ステップST40,ST10)。ただし、この場合、
利用客が料金を改めて投入する必要はなく、スタートボ
タン181を押せば、再計測が行われる。
【0037】確認ボタン182が押されると(ステップ
ST26)、3次元形状モデルに基づいて加工条件デー
タベースを参照して加工制御用のデータを生成し(ステ
ップST28)。材料の加工を行う(ステップST3
0)。加工が終わると、商品を排出し(ステップST3
2)、取出口センサ178によって商品が取り出された
のを確認して待機動作に戻る(ステップST34,ST
10)。
【0038】<3. 顔面形状処理機能>図5は、図4
のステップST20のデータ処理をデータの流れを示す
データフロー図である。図5において、ハッチング付の
太矢印線はカラー画像データDCに基づくデータの流れ
を示しており、実線矢印は距離画像データDSに基づく
データの流れを示しており、破線矢印は2値画像データ
の流れを示している。
【0039】また、各機能F1,F2,F4〜F9,S
F1およびSF2は加工済の3次元形状データを生成す
るために、図3で示した3次元形状データ処理装置40
で行われるデータ処理機能を示している。特に、機能S
F1およびSF2は、加工済の3次元形状データ中、顔
面の両眼形状モデルのデータを生成するための機能に該
当している。以下、各機能SF1,F1,F2,SF
2,F4〜F9をこの順で説明することにするが、本発
明の中核をなす機能は機能F2である。
【0040】<3.1 カラー平滑化機能SF1>カラー
平滑化機能SF1は、図3の2次元撮影装置36が出力
する未加工のカラー画像データDCに対してノイズを除
去してノイズ除去済みのカラー画像データDC1を得
る。
【0041】<3.2 距離平滑化機能F1>距離平滑化
機能F1は、図3の3次元計測装置34が出力する未加
工の3次元形状データである距離画像データDSに対し
てノイズを除去してノイズ除去済みの距離画像データD
S1を得る。
【0042】<3.3 距離画像データ補完機能F2>距
離画像データ補完機能F2は、距離平滑化機能F1によ
ってノイズ除去された距離画像データDS1とカラー平
滑化機能SF1によってノイズ除去されたカラー画像デ
ータDC1とに基づき、データ欠落画素部分を補完した
距離画像データDS3を生成する。なお、距離画像デー
タ補完機能F2については後に詳述する。
【0043】<3.4 両眼領域推定機能SF2>両眼領
域推定機能SF2は、カラー平滑化機能SF1によって
ノイズ除去されたカラー画像データDC1から、カラー
画像データDC1における両眼領域を規定した両眼領域
2値画像データDB2を生成する。また、カラー画像デ
ータDC1がそのままカラー画像データDC2して出力
される。
【0044】<3.5 CF(Camera Face)座標変換機
能F4>CF座標変換機能F4は、距離画像データ補完
機能F2によって欠落データが補完された距離画像デー
タDS3および両眼領域推定機能SF2によって推定さ
れた両眼領域2値画像データDB2とに基づき、眼の領
域を基準として決定される顔形状の向きが、丁度カメラ
に対して真正面に位置する状態になるように、距離画像
データDS3に対する座標変換を行って距離画像データ
DS4を生成する。
【0045】すなわち、カメラ中心の座標系で表現され
ていた距離画像データDS3が顔中心の座標系で表現さ
れる距離画像データDS4に変換される。なお、カラー
画像データDC2はそのままカラー画像データDC4と
して出力される。
【0046】<3.6 再標本化機能F5>再標本化機能
F5は、CF座標変換機能F4でCF座標変換された距
離画像データDS4に対して再標本化あるいは均等化と
いうデータの座標変換処理を行う。3次元計測装置34
が透視投影変換により得た距離画像データDSを元デー
タとする距離画像データDS4は不規則に画素が並んだ
データとなっている。そこで、距離画像データDS4を
新たな視点から見たときに均等に画素が並んでいる距離
画像データに投影変換するのが再標本化処理である。
【0047】再標本化機能F5の再標本化処理によって
距離画像データDS4は3つの部分距離画像データに変
換される。すなわち、人の顔形状モデルを与えるための
第1の形状データDS51、疑似両眼形状モデルを生成
するための第2の形状データDS52、および、顔輪郭
近傍形状モデルを生成するための第3の形状データDS
53に変換される。
【0048】また、メダルなどの厚板上の材料にレリー
フとして人物像を形成する場合には、この再標本化処理
以降のいずれかの段階で距離画像データの撮影方向(す
なわち、立体模型作成装置1に向かう方向)に対する圧
縮処理が行われる。これにより、レリーフ状の3次元形
状モデルを規定する距離画像データとなる。
【0049】<3.7 疑似両眼形状設定機能F6>疑似
両眼形状設定機能F6は、CF座標変換機能F4をスル
ーしたカラー画像データDC4および両眼領域推定機能
SF2で生成された両眼領域2値画像データDB2と、
再標本化機能F5で再標本化された疑似両眼形状モデル
の第2の形状データDS52とに基づき、第2の形状デ
ータDS52における両眼対応領域の奥行き(すなわ
ち、加工時の切削深さ)を与えるように、第2の形状デ
ータDS52を加工して疑似両眼形状データDS6を生
成する。
【0050】<3.8 顔輪郭形状設定機能F7>顔輪郭
形状設定機能F7は、再標本化機能F5で再標本化され
た人の顔形状モデルを与えるための第1の形状データD
S51、および、顔輪郭近傍形状モデルを生成するため
の第3の形状データDS53に基づき、第3の形状デー
タDS53が与える形状モデルから、第1の形状データ
DS51が与える形状モデルと重複した部分のデータ削
除(すなわち、差分処理)を行い、顔輪郭形状データD
S7を生成する。
【0051】<3.9 外周平滑化機能F8>外周平滑化
機能F8は、顔輪郭形状設定機能F7で生成された顔輪
郭形状データDS7、および、再標本化機能F5で再標
本化された第1の形状データDS51に対して外周平滑
化を行う。すなわち、顔面中、傾斜のある部分では距離
画像データの変化が大きいため、かかる傾斜面を顔面模
型に顕出させる際に切削位置がバラツキやすいという問
題が生じる。そこで、横方向から顔面模型を眺めても傾
斜面の切削位置が平滑化するように、両データDS5
1,DS7をそれぞれ修正して第1の形状データDS8
1および顔輪郭形状データDS83とする。
【0052】<3.10 FW(Face Work)座標変換機
能F9>FW座標変換機能F9は、外周平滑化機能F8
で外周平滑化処理された第1の形状データDS81、顔
輪郭形状データDS83、および、疑似両眼形状設定機
能F6で生成された疑似両眼形状データDS6に対し
て、これらのデータが顔面を加工するワークの大きさに
応じた形状データとなるように座標変換を施す。
【0053】これにより、顔形状モデルを与える顔形状
データDS91、疑似両眼形状モデルを与える疑似両眼
形状データDS92、および、顔輪郭近傍形状モデルを
与える顔輪郭近傍形状データDS93が最終的に得られ
る。これらの形状データDS91,DS92,DS93
が加工済の3次元形状データとなる。
【0054】<4. 距離画像データ補完機能F2の詳
細> <4.1 機能の概略>図6は図5の距離画像データ補完
機能F2の概略を示す機能ブロック図である。なお、機
能ブロック図に示す各機能は3次元形状データ処理装置
40の動作ステップに相当し、機能ブロック図における
データの流れは各機能が実行される時系列順序に対応す
る。他の機能ブロック図においても同様である。
【0055】図6に示すように、まず、機能F11によ
りカラー画像データD11(図5中のカラー画像データ
DC1に相当)から人物領域の抽出を行い、最終的に背
景2値画像データDB11および人物2値画像データD
B12を得る。
【0056】そして、機能F12により、機能F11で
得た背景2値画像データDB11、カラー画像データD
11および距離画像データD14(図5中の距離画像デ
ータDS1に相当)に基づき、プレビューカラー画像デ
ータD17を得るプレビュー画像の作成を行う。
【0057】また、機能F12と並行して機能F13に
より、機能F11で得た人物2値画像データDB12を
利用して、距離画像データD14を加工して最終的にデ
ータ補完済み距離画像データD18(図5中の距離画像
データDS3に相当)を作成する補完データ作成を行
う。
【0058】<4.2 人物領域の抽出機能F11の詳細
>図7は図6の人物領域の抽出機能F11を構成する各
機能をデータフローとともに示した機能ブロック図であ
る。
【0059】同図を参照して、機能F21は、カラー画
像データD11(図5中のカラー画像データDC1に相
当)、背景幕の色の統計データD12およびマハラノビ
ス距離データD13を受ける。なお、背景幕の色の統計
データD12は背景幕の色の平均値および共分散行列の
逆行列などを含むデータであり、マハラノビス距離デー
タD13は背景幕の領域とする色分布空間(すなわち、
RGB空間)において、画素を背景幕領域と判断するた
めの色の範囲を示すデータである。背景幕の色の統計デ
ータD12およびマハラノビス距離データD13は人物
領域設定処理用のファイルのデータとして予め設定され
ている。
【0060】機能F21は、背景幕の色の統計データD
12およびマハラノビス距離データD13を参照して、
カラー画像データD11から読み込んだ各画素(ピクセ
ル)のRGB値が背景幕の色のマハラノビス距離で規定
された範囲内であるか否かを判定して、範囲内にある画
素(正確には、画素の画素値)を“1”(白)に設定
し、それ以外の画素を“0”(黒)に設定した2値画像
を作成する。
【0061】次に、機能F22は、機能F21より得た
2値画像の画素の白の収縮・膨張処理を行い、2値画像
の白のノイズ成分を除去する。
【0062】そして、機能F23は、機能F22より得
たノイズ除去済み2値画像から、黒の画素で分離された
白の画素の固まりを構成する画素群であるクラスタのラ
ベリングを行い、クラスタ分類を行った2値画像データ
DB31を得る。
【0063】図8は2値画像データDB31の一例を示
す説明図である。同図に示すように、ラベリングにより
2つの背景幕クラスタCL1,CL2に分類される。そ
して、背景幕クラスタCL1,CL2間の黒領域が予備
人物領域となる。なお、画面の左上隅および右上隅には
それぞれ背景幕判定用領域BA1,BA2が仮想的に設
定されている。以降の機能F24〜機能F28の説明
は、図8で示した2値画像データDB31の加工例を示
しながら行う。
【0064】機能F24で、2値画像データDB31に
おける背景幕クラスタのうち、左上隅の背景幕判定用領
域にかかる背景幕クラスタを選択し、選択した背景幕ク
ラスタ以外の領域(正確には、領域中の画素の画素値)
をすべて“0”にした2値画像データDB32を作成す
る。これにより、2値画像データDB31は、図9に示
すように、背景幕判定用領域BA1にかかる背景幕クラ
スタCL1以外の領域をすべて“0”にした2値画像デ
ータDB32に加工される。
【0065】機能F24に並行して行う機能F25で、
2値画像データDB31における背景幕クラスタのう
ち、右上隅の背景幕判定用領域にかかる背景幕クラスタ
を選択し、選択した背景幕クラスタ以外の領域をすべて
“0”にした2値画像データDB33を作成する。これ
により、2値画像データDB31は、図10に示すよう
に、背景幕判定用領域BA2にかかる背景幕クラスタC
L2以外の領域をすべて“0”にした2値画像データD
B33に加工される。
【0066】そして、機能F26で、2値画像データD
B32と2値画像データDB33との対応画素のOR演
算処理を行って2値画像データDB34を得る。これに
より、2値画像データDB32,DB33は、図11に
示す2値画像データDB34に加工される。その結果、
背景幕クラスタCL1およびCL2以外の領域は強制的
に“0”(黒)に加工されるため、2値画像データDB
31の段階で、背景幕クラスタ以外の領域、すなわち、
予備人物領域に白成分であるノイズ成分が存在していて
も、2値画像データDB34の段階では確実にノイズ成
分が除去される。
【0067】次に、機能F27で、白成分について画素
の膨張処理を行って、白成分が背景領域を示す背景2値
画像データDB11を得る。機能F27により図12に
示すように、2値画像データDB34の背景領域と人物
領域との境界線がB11からB12に移動され、図13
に示すように、背景幕クラスタCL1およびCL2から
膨張した背景幕クラスタCL11およびCL12を背景
領域とした背景2値画像データDB11に加工される。
言い換えれば、図12の黒領域である予備人物領域の周
縁部を画素単位に除去することにより、図13の黒領域
である人物領域を得ていることになる。
【0068】その後、機能F28で、背景2値画像デー
タDB11の各画素の“1”と“0”とを反転した後、
新たにクラスタをラベリングし、図14に示すように画
面中央の人物判定用領域MAにかかる人物クラスタ以外
の領域をすべて“0”にすることにより、人物2値画像
データDB12を得る。これにより、背景2値画像デー
タDB11は人物2値画像データDB12に加工され
る。その結果、人物クラスタCL3以外の領域は強制的
に“0”(黒)に加工されるため、背景2値画像データ
DB11の段階で、人物クラスタ以外の領域、すなわ
ち、背景領域にノイズ成分(背景2値画像データDB1
1の段階では黒成分)が存在していても、人物2値画像
データDB12の段階では確実にノイズ成分が除去され
る。
【0069】また、機能F27で、背景領域の画素の膨
張処理を行って予備人物領域の周縁部を画素単位に除去
して人物領域を得ることにより、カラー画像データD1
1で規定されたカラー画像における人物の輪郭付近に背
景色が混在してにじみが生じる現象を確実に除去するこ
とができる。
【0070】機能F27による膨張処理を行わない場
合、図15に示すように、人物2値画像データDB12
で決定する人物領域50は本来の人物領域51と輪郭部
に背景色が混ざったにじみ領域52とからなり、人物2
値画像データDB12より特定される人物のカラー画像
は不鮮明な画像となるが、機能F27による膨張処理を
行う場合、図16に示すように、人物領域50はほぼ本
来の人物領域60のみとなる可能性が高く、人物2値画
像データDB12より特定される人物のカラー画像は背
景色の混ざらない鮮明な画像となる。すなわち、人物2
値画像データDB12はほぼ正確に人物の領域を特定し
たデータとなる。
【0071】参考までに、膨張処理を行わなかった場合
および行った場合それぞれの実際の画像例を図17およ
び図18に示す。これらの図を比較してわかるように、
図18の方が人物領域輪郭付近(特に肩の辺り)のにじ
みが消えていることがわかる。
【0072】なお、図8では背景幕判定用領域BA1,
BA2をそれぞれ画像の左上隅および右上隅に設定して
いるが、背景幕判定用領域は背景に相当するクラスタを
的確に抽出することができるのであるならばどのように
設定されてもよい。例えば、図19に示すように、画像
の右隅および左隅において上下に伸びる領域をそれぞれ
背景幕判定用領域BA1,BA2としてもよい。これに
より、仮に左上隅や右上隅が背景以外の物体により覆わ
れても背景領域を的確に抽出することができる。
【0073】<4.3 プレビュー画像の作成機能F12
の詳細>図20はプレビュー画像の作成機能F12を構
成する各機能をデータフローとともに示した機能ブロッ
ク図である。
【0074】機能F31は、距離画像データD14(図
5中の距離画像データDS1に相当)を受け、距離画像
データD14で規定された距離画像の存在する画素を
“1”(白)とした2次元2値画像データを作成する。
【0075】機能F32は、機能F31で作成された2
値画像データから、白の固まりであるクラスタに空いた
黒領域である穴領域を示す穴領域2値画像データを作成
する。
【0076】機能F33は、機能F32で作成された穴
領域2値画像データおよび外部より得た穴面積下限値デ
ータD15を受け、各穴領域の面積を計算し、穴領域2
値画像データから得られる穴領域のうち、穴面積下限値
データD15で規定された下限値以下の穴領域を削除し
て(すなわち、白にして)、下限値を上回る穴領域のみ
を残した穴領域2値画像データDB13を作成する。
【0077】一方、機能F34は、機能F31〜F33
に並行して、カラー画像データD11(図5中のカラー
画像データDC1に相当)、背景2値画像データDB1
1および背景色データD16を外部より受け、カラー画
像データD11で規定されたカラー画像において、背景
2値画像データDB11で規定された画像の背景領域に
対応する領域に対し、背景色データD16で規定された
背景色で上塗りしてカラー画像データD11を加工す
る。
【0078】機能F35は、機能F33で作成された穴
領域2値画像データDB13、機能F34で加工された
カラー画像データD11、および、外部からの背景色デ
ータD16を受け、機能F34により加工されたカラー
画像データD11で規定されたカラー画像において、穴
領域2値画像データDB13で規定された画像の穴領域
に対応する領域に対し、背景色データD16で規定され
た背景色で上塗りしてカラー画像データD11をさらに
加工することにより、プレビューカラー画像データD1
7を作成する。
【0079】図21および図22は機能F34および機
能F35の処理を説明するための図である。図21にお
いて、カラー画像データD11で規定される画像(同図
(a))の領域63が、背景2値画像データDB11で規
定された画像(同図(b))の背景領域53に対応する領
域となり、領域64が穴領域2値画像データDB13で
規定された画像(同図(c))の穴領域54に対応する領
域となる。
【0080】したがって、図22に示すように、領域6
3および領域64が背景色データD16で規定された背
景色で上塗りされたカラー画像データが、プレビューカ
ラー画像データD17となる。
【0081】なお、領域64はエラー領域であり、エラ
ー領域に色を上塗りするのは、プレビューカラー画像デ
ータD17に基づくプレビュー画像表示の際に、ユーザ
にエラー領域の存在を確実に認知させるためである。し
たがって、領域64に塗る色はプレビューカラー画像デ
ータD17で規定された画像表示の際、目立たつ色であ
れば背景色以外の色でもよい。例えば、髪の毛や目玉の
色に近い色等で領域64を塗ることも考えられる。
【0082】また、穴領域を分類して色分けしてもよ
い。本実施の形態のように、スリット光の反射光を受光
することにより3次元測定を行う場合、目や眉のように
黒い部分ではスリット光の反射光が得られないため測定
不能であり、穴領域となる。また、通常、この測定装置
では、所定の距離範囲外については測定できない。鼻の
先など突き出た部分はその距離範囲外になることがあ
り、この場合、鼻の先が穴領域となる。前者の穴領域は
目立たない色で表示し、後者の穴領域は目立つ色で表示
する。このように構成することにより、以下のような効
果がある。
【0083】前者の穴領域は、参照光の物体での反射光
を受光する測定の原理上、対策不能である。したがっ
て、この領域をユーザーに知らせてもあまり意味がな
い。一方、後者の穴領域に対しては、ユーザーの位置を
変更(すなわち、後退)させることにより測定可能領域
に入り、測定可能となる。したがって、目立つ色で表示
してユーザーに知らせるのである。また、前者の穴領域
は目や眉の部分のように平坦な領域があるので、補間に
より修正してもあまり目立たない。したがって、補間に
よる回復が可能であり、ユーザーに知らせる必要はな
い。一方、後者の穴領域は、鼻の先部分のように傾斜の
変化が大きく補間により修正を行うと違和感のある形状
となってしまう。したがって、ユーザーに知らせる必要
があるのである。
【0084】<4.4 補完データ作成機能F13の詳細
>図23は補完データ作成機能F13を構成する各機能
をデータフローとともに示した機能ブロック図である。
【0085】同図を参照して、機能F41は、距離画像
が形成される3次元空間上における仮想平面を作成す
る。仮想平面として、例えば、図24に示すように、距
離画像データD14(図5中の距離画像データDS1に
相当)のZ座標が最小(すなわち、人物の最後方)の画
素に接すると推定されるXY平面となる仮想平面61や
Z座標が最小の画素からZ方向に所定のオフセット距離
だけ離された仮想平面61が考えられる。
【0086】機能F42は、機能F41で作成された仮
想平面61上に人物2値画像データDB12で規定され
る人物領域を投影する。
【0087】機能F43は、機能F42で仮想平面上に
投影された人物領域を囲む領域を算出して人物領域矩形
を作成する。例えば、図25(a)に示すように、仮想平
面61上に人物領域81が投影された場合に、人物領域
矩形62が作成される。
【0088】機能F44は、距離画像データD14で規
定される距離画像および仮想平面61上に投影された人
物領域を切断するための、XZ平面で構成される複数の
切断面を作成する。例えば、図25(a) に示すように、
切断面CP1〜CP10のうち、いずれかの切断面が作
成される。
【0089】機能F45は、距離画像データD14を受
け、距離画像データD14で規定される距離画像と仮想
平面上に投影された人物領域とを、機能F44で作成し
た切断面で切断して補完用の新たなデータを作成する。
【0090】以下、機能F45で行う補完用の新たなデ
ータ作成処理の詳細を説明する。なお、距離画像データ
D14には従来技術の問題点として述べたように、その
周辺領域に欠落データが生じ、距離画像データD14で
規定される距離画像は人物領域より狭い領域でしか存在
しないため、図25(a)に示すように、XY平面におい
て距離画像82は人物領域81内に収まる。なお、図2
5(a)では距離画像については顔の部分のみを示してお
り、他の部分については省略している(後述の図27,
図29においても同様)。
【0091】例えば、図25(b)に示すように、切断面
CP5で切断する場合、切断面CP5上の距離画像82
の画素を測定点71として抽出する。そして、最も外側
の測定点71である測定点71aと切断面CP5上の人
物領域矩形62の点62cとを結ぶ線を仮想延長線L1
1として設定する。
【0092】次に、最も外側にある人物領域81の点8
1b(人物領域81の周縁部の点)からZ方向に降ろし
た補助線L21と仮想延長線L11との交点を基準作成
点72とする。この基準作成点72が補完後の距離画像
における輪郭部と判断される推定輪郭部を形成する点と
なり、基準作成点72と最外の測定点71aとの間が補
完すべきデータ補完領域74となる。
【0093】そして、基準作成点72と最外の測定点7
1aとの間であるデータ補完領域74を直線補間してデ
ータ補完処理を行い追加作成点73を作成する。
【0094】このように、機能F45は、切断面上に当
初存在した測定点71に、新たに作成した基準作成点7
2(すなわち、補完後の距離画像の輪郭を推定する
点)、および、基準作成点72に基づきさらに作成され
る追加作成点73を追加することにより、距離画像デー
タD14の欠落部分のデータ補完を行っている。
【0095】なお、最も外側の測定点71aと最も外側
にある人物領域81の点81bとの間をデータ補完領域
として作成点を追加することも可能である。この場合、
補完された距離画像データD14で規定される距離画像
は、仮想平面61に密着するような3次元形状となる。
【0096】以上のように、図23に示す機能F45は
機能F41〜F44とともにデータ補完領域74を認識
する機能とデータ補完領域74に対してデータ補完処理
を行う機能とを有する。
【0097】機能F46は、想定した全ての切断面につ
いて機能F45のデータ補完処理が終了したか否かを検
証し、終了(YES)している場合は以後の処理を機能
F47に移し、終了していない場合(NO)は機能F4
4に新たな切断面を生成させ、新たな切断面上のデータ
補完を機能F45に行わせる。
【0098】機能F47は、データ補完された距離画像
データD14のスムージング処理を行い、距離画像の段
差を取り除く。
【0099】機能F48は、機能F47でスムージング
処理が施された距離画像データD14で規定される距離
画像の頭髪領域(例えば、図25(a)において距離画像
82の上方(y方向)で人物領域81内に存在し、かつ
人物領域81に対応するカラー画像が黒領域となる領
域)に毛髪ラインを付加して、最終的にデータ補完済み
距離画像データD18(図5中の距離画像データDS3
に相当)を生成する。なお、毛髪ラインの付加方法とし
て、例えば、特願平9−358861号に開示された方
法がある。
【0100】以上のように、この3次元形状データ処理
装置40における補完データ作成機能は、カラー画像デ
ータD11から人物領域を抽出した人物2値画像データ
DB12を利用して、補完後の距離画像の輪郭部となる
推定輪郭部を推定し、推定輪郭部と距離画像の周縁部と
の間のデータ補完領域(一つの切断面においては一線
分)上でデータ補完を行うことにより、曲面や曲線の式
を当てはめることなく比較的手間のかからない手法(直
線補間等)で距離画像データD14を補完してデータ補
完済み距離画像データD18を得ている。
【0101】したがって、このような簡単なデータ補完
処理を高速に実行することにより、リアルタイムに近い
レスポンスが要求されるベンディングマシンである立体
模型作成装置1上においても支障なく使用することがで
きる。なお、要求されるレスポンスに余裕がある場合
は、基準作成点72を作成後に曲面あるいは曲線補間し
て追加作成点73を作成してもよい。
【0102】また、距離画像データD14をZ方向に圧
縮してレリーフ状の3次元形状モデルを作成する場合に
は、Z方向の形状誤差は余り問題とはならない。したが
って、このような場合には上述の直線補間により距離画
像データD14を補完する方法は高速かつ適切に3次元
形状モデルを作成することができる好ましい手法である
といえる。
【0103】加えて、3次元形状データ処理装置40に
入力される未加工の3次元形状データとしては、1種類
の距離画像データD14(図3および図5中の距離画像
データDS1に相当)しか用いないため、装置製作コス
トが増大することもない。
【0104】また、人物2値画像データDB12は、背
景領域を膨張させ予備人物領域の周縁部を画素単位に除
去する絞り込みを行った後に人物領域を生成したため、
人物領域に対応するカラー画像に背景色が混ざる可能性
を抑えて、距離画像データD14の加工用の人物2値画
像データDB12で規定する人物領域の精度を上げるこ
とにより、上記補完データ作成処理のデータ補完精度の
向上を図っている。
【0105】<5. 補完データ作成機能F13の他の
例1>図24および図25では、仮想平面61を距離画
像の後方(Z方向の値が距離画像の最小値より小さいか
または同じ)に設定するようにしているが、仮想平面6
1は必ずしも距離画像の後方に設定する必要はなく、距
離画像の前方に設けてもよい。この場合、機能F45の
データ補完処理として仮想平面のZ方向の位置に依存し
ない手法が考えられる。
【0106】例えば、図26に示すように、距離画像8
2の前方に仮想平面61が設定されて所定の切断面で切
断する場合、切断面上の距離画像82の画素を測定点7
1として抽出する。そして、抽出した測定点71に基づ
き最も外側の測定点71aから延長された仮想延長線L
12を設定する。
【0107】そして、仮想平面61上で最も外側にある
人物領域81の点81bからZ方向に降ろした補助線L
22と仮想延長線L12との交点を基準作成点72(す
なわち、補完後の距離画像の輪郭を推定する点)とす
る。そして、基準作成点72と最外の測定点71aとの
間をデータ補完領域74として直線補間して追加作成点
73を作成する。
【0108】このように、仮想平面61を距離画像82
の前方に設定した場合であっても、機能F45は、切断
面上に当初存在した測定点71に、新たに作成した基準
作成点72および追加作成点73を追加することによ
り、距離画像データD14のデータ補完を行うことがで
きる。
【0109】図26に示す手法の場合、仮想平面61は
基準作成点72を決定するために便宜上設けられるもの
であり、基準作成点72の決定後において仮想平面61
の位置は距離画像データD14の補完結果には影響を与
えるものではない。
【0110】また、以上の説明は仮想平面61の存在を
前提としているが、仮想平面61は補完領域を決定する
過程を理解容易とするために便宜上設けられるものであ
り、平面として明確に存在するものである必要はない。
例えば、人物2値画像データDB12中の注目すべき位
置のXY座標と距離画像データD14中の注目すべき位
置のXY座標とを用いて補完領域を特定することはもち
ろん可能であり、この場合には仮想平面61という概念
は不要となる。
【0111】このように、仮想平面はデータ補完領域の
決定およびデータ補完処理の上で便宜上設けられるもの
であり、仮想平面という概念を用いない場合であって
も、データ補完領域の決定およびデータ補完処理を行う
ことは可能である。
【0112】<6. 補完データ作成機能F13の他の
例2>図24では、補完データ作成の際に1つの仮想平
面61を設定するようにしているが、仮想平面61は1
つに限定されるものではなく、複数設定されてもよい。
図27(a)および(b)は補完データ作成の際に、複数の部
分仮想平面611を設定する様子の一例を示す図であ
り、図28は複数の部分仮想平面611が設定される場
合の補完データ作成機能F13(図6参照)を構成する
機能を示す機能ブロック図である。
【0113】図28に示す機能F51は、補完データ作
成の際に最初に実行される機能であり、距離画像が形成
される3次元空間上における部分仮想平面を作成する。
例えば、図27(a)に示すように、XY平面をY方向に
高さhごとに分割した部分仮想平面611を想定し、そ
れぞれの部分仮想平面611を距離画像データD14の
対応する部分領域上のZ座標が最小の画素に接するZ方
向の位置、あるいは、この位置からZ方向に所定のオフ
セット距離だけ離された位置に配置される。すなわち、
各部分仮想平面611は距離画像データD14の対応す
る部分領域上の計測基準点から最も離れた位置を基準に
して設定される。なお、図27(b)の符号81および符
号82は、図25における人物領域81および距離画像
82に相当する領域を示している。
【0114】また、図27(a)および(b)に例示する最上
段の部分仮想平面611のように、距離画像データD1
4に対応する部分領域がない場合には、隣接する部分仮
想平面611のZ方向の位置を用いて部分仮想平面61
1の設定が行われる。
【0115】機能F51により1つの部分仮想平面61
1が作成されると、図23に示した機能F42〜F46
と同様の機能F52〜F56により、この部分仮想平面
611に関する補完データの作成が行われる。
【0116】すなわち、機能F52により機能F51で
作成された部分仮想平面611上に人物2値画像データ
DB12で規定される人物領域が投影され、機能F53
により投影された人物領域を囲む領域を算出して人物領
域矩形を作成する。例えば、図29(a)に示すように、
部分仮想平面611上に人物領域811が投影された場
合に、人物領域矩形621が作成される。そして、機能
F54により、図29(a)に示すようにXZ平面で構成
される複数の切断面CP101〜CP104を作成す
る。
【0117】さらに、機能F55により距離画像データ
D14を受け、距離画像データD14で規定される距離
画像と部分仮想平面611上に投影された人物領域とを
切断面で切断して補完用の新たなデータを作成する。具
体的には、図29(b)に示すように切断面CP103で
切断する場合、切断面CP103上の距離画像82の画
素を測定点71として抽出し、最も外側の測定点71で
ある測定点71aと切断面CP103上の人物領域矩形
621の点621cとを直線で結び、この直線上の人物
領域811の境界に相当する位置に基準作成点72を設
け、基準作成点72と測定点71aとの間に適当な間隔
で追加作成点73を作成する。
【0118】なお、基準作成点72が補完後の距離画像
の輪郭部と判断される推定輪郭部を形成する点となり、
基準作成点72と最外の測定点71aとの間が補完すべ
きデータ補完領域74となる。
【0119】以上の機能による処理を機能F56によ
り、想定した全ての切断面について実行し、1つの部分
仮想平面611に関する補完データの作成処理を終え
る。
【0120】続いて、機能F57により部分仮想平面6
11に関する補完データの作成が全ての部分仮想平面6
11について行われ、距離画像データD14の全体に渡
る補完データ作成が行われる。これにより、元の距離画
像データD14の測定点71に新たに作成された基準作
成点72および追加作成点73を追加して、補完された
距離画像データD14とされる。すなわち、機能F51
〜機能F57により全ての部分仮想平面に関するデータ
補完領域の認定機能およびデータ補完処理機能が実現さ
れる。
【0121】その後、図23に示した機能F47および
機能F48と同様に、機能F58により移動平均法など
を用いてデータ補完された距離画像データD14が規定
する距離画像にスムージング処理が行われ、さらに機能
F59により距離画像に毛髪ラインを付加して、最終的
にデータ補完済み距離画像を生成する。
【0122】なお、部分仮想平面611はX方向に伸び
る帯状の平面に限定されるものではなく、どのような形
状であってもよい。例えば、人物の頭部の上側について
はY方向に伸びる部分仮想平面を設定し、YZ面に平行
な切断面を作成するようにしてもよい。また、図30に
示すように、顔の頭髪部領域において部分仮想平面61
2、顔の肌領域において部分仮想平面613という具合
に設定してもよい。このように、部分仮想平面は距離画
像やカラー画像の特性に合わせて設定されてもよい。
【0123】以上のように、図28に示した補完データ
作成機能においても、カラー画像データの人物領域と距
離画像データとから簡単に補完領域を決定することがで
き、図23に示した補完データ作成機能と同様に簡易か
つある程度の精度で距離画像データの補完を行うことが
できる。
【0124】また、部分仮想平面を複数設けることによ
り、距離画像データD14が表す距離画像の形状やカラ
ー画像や距離画像の特性に合わせて部分仮想平面を設定
することができ、データ補完領域の決定およびデータ補
完処理をさらに適切に行うことができる。
【0125】例えば、上記説明では部分仮想平面に人物
2値画像を投影することにより補完領域を決定すると説
明したが、投影手法として透視投影を用いる場合には、
距離画像と仮想平面との間の距離のばらつきが仮想平面
上の人物領域の大きさに影響を与える。このような場合
であっても、部分仮想平面を距離画像の形状に合わせて
複数設定することにより、適切に補完領域を認識するこ
とができる。
【0126】また、補完領域の決定後のデータ補完処理
において補完の際に作成される追加作成点73の位置が
仮想平面の位置に依存する場合(例えば、図29(b)に
示した補完手法を用いる場合)であっても、部分仮想平
面を距離画像の形状に応じて設定することにより、誤差
の少ない適切なデータ補完処理を行うことができる。
【0127】<7. 変形例>以上、この発明の実施の
形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形
態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0128】例えば、上記実施の形態では仮想平面61
や部分仮想平面611を仮想的に設定しているが、設定
される仮想面は平面に限定されるものではなく曲面であ
ってもよい。具体的には、図24に示した仮想平面61
に代えて図31に示すように顔の距離画像の周縁部にそ
った曲線を含む(あるいは、所定のオフセット距離だけ
離れた)仮想曲面614を設定し、仮想曲面614に人
物領域を投影し、上述した切断面上における作成点を追
加して距離画像データD14のデータ補完を行ってもよ
い。
【0129】また、同様に、図27(a)や図30に示し
た部分仮想平面611〜613に代えて図32に示すよ
うに曲面を含む部分仮想面615〜617を用いてもよ
い。なお、図32では部分仮想面616としてX方向に
伸びる円筒面が用いられ、データ補完処理を簡易に行う
ことができる。このように仮想面として曲面を利用する
ことにより、距離画像の形状に合った仮想面とすること
ができ、補完をより精度よく行うことができる。
【0130】また、上記実施の形態では2次元のカラー
画像データD11から背景幕の色の統計データD12や
マハラノビス距離データD13を用いて人物領域の抽出
を行っているが(図6:機能F11)、元となる2次元
画像データはカラー画像データに限定されるものではな
く、モノクロ画像データであってもよい。この場合に
は、例えば、画像中の各微小領域の空間周波数が背景と
すべき空間周波数の範囲内であるか否かにより背景とす
べき領域を抽出することができ、その結果、人物2値画
像データDB12を生成することができる。
【0131】また、上記実施の形態では3次元形状デー
タ処理装置40が有する機能を中心に説明してきたが、
各機能は専用の電気的回路により構成されていてもよ
く、全機能あるいは一部の機能が一般のコンピュータシ
ステムにより構築されていてもよい。
【0132】
【発明の効果】請求項1および9に記載の発明は、2次
元画像データで規定される2次元画像から予め定められ
た基準に基づいて物体領域を抽出し、距離画像データで
規定される距離画像と物体領域とに基づきデータ補完領
域を認識し、該データ補完領域内において距離画像デー
タの欠落部分をデータ補完するデータ補完処理を行い、
補完済距離画像データを生成することができる。
【0133】一般に距離画像データで規定される距離画
像は周辺領域が欠落してしまう性格を有しており、欠落
した周辺領域を精度良く補完するには、その周辺領域を
正確に認識する必要がある。一方、2次元画像データで
規定される2次元画像は周辺領域が欠落されることはな
い。
【0134】以上の距離画像データおよび2次元画像デ
ータの性格を考慮して、この発明は、距離画像データを
補完する際に2次元画像データから得られる物体領域を
用いることにより、上記データ補完領域として、欠落し
た距離画像の周辺領域に相当する領域を正確にかつ簡単
に認識することができる。
【0135】その結果、精度よくデータ補完領域を簡単
に認識することができるため、補完済距離画像データに
基づく3次元形状データを容易に得ることができる。
【0136】また、請求項2に記載の発明は、仮想面上
に物体領域を投影し、仮想面上に投影された物体領域お
よび距離画像とに基づき補完済距離画像の輪郭部となる
べき推定輪郭部を推定し、推定輪郭部と距離画像領域の
周縁部との間をデータ補完領域として認識するので、推
定輪郭部を基準に比較的簡単な演算処理を適用すること
により適切なデータ補完処理を高速に行うことができ
る。
【0137】また、請求項3に記載の発明は、複数の部
分仮想面を設定するので、距離画像の形状または距離画
像や2次元画像の特性などに応じて適切なデータ補完処
理を行うことができる。
【0138】また、請求項4に記載の発明は、距離画像
の形状に合わせて適切なデータ補完処理を行うことがで
きる。
【0139】また、請求項5に記載の発明は、複数の部
分仮想面の設定位置により適切なデータ補完処理を行う
ことができる。
【0140】さらに、請求項6に記載の発明は、予め設
定された背景基準データに基づき、2次元画像から予備
物体領域と背景領域とを識別した後、予備物体領域の周
縁部を除去して物体領域を抽出する。その結果、物体領
域に背景領域が混在する可能性を低減させることがで
き、より精度の高い物体領域を得ることができるため、
データ補完領域の精度の向上につながり、最終的に精度
の高い補完済距離画像データを得ることができる。
【0141】請求項7に記載の発明は、2次元画像から
予め設定された基準に基づき予備物体領域と背景領域と
を識別した後、予備物体領域の周縁部を除去して物体領
域を得るので、物体領域ににじみ領域が混在する可能性
を低減させることができる。
【0142】また、請求項8に記載の発明は、2次元画
像のうち、物体領域以外の領域を所定の背景色で上塗り
して得られる表示用画像を生成するので、物体領域の周
縁部ににじみが生じない鮮明な表示用画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施の形態である立体模型作成
装置の外観図である。
【図2】操作パネルの平面図である。
【図3】立体模型作成装置の機能ブロック図である。
【図4】立体模型作成装の概略の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】3次元形状データ処理機能を示すブロック図で
ある。
【図6】距離画像データ補完機能を示すブロック図であ
る。
【図7】図6の人物領域の抽出機能を示すブロック図で
ある。
【図8】人物領域の抽出処理を説明するための図であ
る。
【図9】人物領域の抽出処理を説明するための図であ
る。
【図10】人物領域の抽出処理を説明するための図であ
る。
【図11】人物領域の抽出処理を説明するための図であ
る。
【図12】人物領域の抽出処理を説明するための図であ
る。
【図13】人物領域の抽出処理を説明するための図であ
る。
【図14】人物領域の抽出処理を説明するための図であ
る。
【図15】人物領域の抽出処理を説明するための図であ
る。
【図16】人物領域の抽出処理の効果説明用の画像例を
示す図である。
【図17】人物領域の抽出処理の効果説明用の実画像例
を示す図である。
【図18】人物領域の抽出処理の効果説明用の実画像例
を示す図である。
【図19】背景幕判定用領域の他の例を説明するための
図である。
【図20】図6のプレビュー画像の作成機能を示すブロ
ック図である。
【図21】プレビュー画像の作成処理を説明するための
図である。
【図22】プレビュー画像の作成処理を説明するための
図である。
【図23】図6の補完データ作成機能を示すブロック図
である。
【図24】仮想平面の設定例を示す図である。
【図25】補完データ作成処理を説明するための図であ
る。
【図26】補完データ作成処理の他の例を説明するため
の図である。
【図27】部分仮想平面の設定例を示す図である。
【図28】部分仮想平面を用いる場合の図6の補完デー
タ作成機能を示すブロック図である。
【図29】部分仮想平面を用いる場合の補完データ作成
処理を説明するための図である。
【図30】部分仮想平面の他の設定例を示す説明図であ
る。
【図31】仮想曲面の設定例を示す説明図である。
【図32】曲面を含む部分仮想面の設定例を示す説明図
である。
【符号の説明】
40 3次元形状データ処理装置 50 人物領域 61 仮想平面 72 基準作成点 74 データ補完領域 81 人物領域 611〜613 部分仮想平面 614 仮想曲面 615〜617 部分仮想面 811 人物領域 D11,DC1 カラー画像データ D12 背景幕の色の統計データ D13 マハラノビス距離データ D14,DS1 距離画像データ D17 プレビューカラー画像データ D18,DS3 データ補完済み距離画像データ F11 人物領域抽出機能 F12 プレビュー画像の作成機能 F21,F27,F28 機能 F41〜F46,F51〜F57 機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA06 AA53 AA58 BB05 CC16 EE00 FF01 FF02 FF04 FF09 HH05 JJ03 NN20 QQ00 QQ03 QQ04 QQ21 QQ23 QQ24 QQ32 QQ34 QQ41 QQ42 SS02 SS13 5B057 AA20 BA02 CA01 CA08 CA12 CB01 CB06 CB13 CD20 CE02 CE05 CE12 DA07 DA16 DA20 DB03 DC16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の2次元画像データおよび計測基準
    点から前記物体の計測点までの距離情報を含む3次元の
    距離画像データに基づき前記物体に関する所望の3次元
    形状データを出力する3次元形状データ処理装置であっ
    て、前記2次元画像データと前記距離画像データとは対
    応づけが可能であり、 前記3次元形状データ処理装置は、 前記2次元画像データで規定される2次元画像から予め
    定められた基準に基づいて物体領域を抽出する機能と、 前記距離画像データで規定される距離画像と前記物体領
    域とに基づきデータ補完領域を認識する機能と、 前記データ補完領域内において前記距離画像データの欠
    落部分をデータ補完するデータ補完処理を行い、補完済
    距離画像を規定する補完済距離画像データを生成する機
    能と、を有することを特徴とする3次元形状データ処理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の3次元形状データ処理
    装置であって、 前記データ補完領域を認識する機能が、 前記距離画像に対応して仮想面を設定する機能と、 前記仮想面上に前記物体領域を投影する機能と、 前記仮想面上に投影された前記物体領域および前記距離
    画像に基づき、前記補完済距離画像の輪郭部となるべき
    推定輪郭部を推定し、前記推定輪郭部と前記距離画像の
    周縁部との間を前記データ補完領域として認識する機能
    と、を有することを特徴とする3次元形状データ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の3次元形状データ処理
    装置であって、 前記データ補完領域を認識する機能が、 前記距離画像の複数の部分領域に対応して複数の部分仮
    想面を設定する機能と、 前記複数の部分仮想面に前記物体領域を投影する機能
    と、 前記複数の部分仮想面に投影された前記物体領域および
    前記複数の部分領域に基づき、前記補完済距離画像の輪
    郭部となるべき推定輪郭部を推定し、前記推定輪郭部と
    前記距離画像の周縁部との間を前記データ補完領域とし
    て認識する機能と、を有することを特徴とする3次元形
    状データ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の3次元形状データ処理
    装置であって、 前記複数の部分仮想面を設定する機能において、前記複
    数の部分仮想面のぞれぞれを、対応する部分領域上の前
    記計測基準点から最も離れた位置を基準にして設定する
    ことを特徴とする3次元形状データ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の3次元形状デ
    ータ処理装置であって、 前記データ補完処理が、前記複数の部分仮想面の設定位
    置に応じて行われることを特徴とする3次元形状データ
    処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の3
    次元形状データ処理装置であって、 前記物体領域を抽出する機能において、予め設定された
    背景基準データに基づき、前記2次元画像から予備物体
    領域と背景領域とを識別した後、前記予備物体領域の周
    縁部を除去して前記物体領域を抽出することを特徴とす
    る3次元形状データ処理装置。
  7. 【請求項7】 物体の2次元画像データおよび計測基準
    点から前記物体の計測点までの距離情報を含む3次元の
    距離画像データに基づき前記物体に関する所望の3次元
    形状データを出力する3次元形状データ処理装置であっ
    て、前記2次元画像データと前記距離画像データとは対
    応づけが可能であり、 前記3次元形状データ処理装置は、 前記2次元画像データで規定される2次元画像から、予
    め設定された基準に基づき予備物体領域と背景領域とを
    識別する機能と、 前記予備物体領域の周縁部を除去して物体領域を得る機
    能と、を有することを特徴とする3次元形状データ処理
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の3次元形状データ処理
    装置であって、 前記物体領域を得る機能において、前記2次元画像のう
    ち、前記物体領域以外の領域を所定の背景色で上塗りし
    て得られる表示用画像を生成することを特徴とする3次
    元形状データ処理装置。
  9. 【請求項9】 物体の2次元画像データおよび計測基準
    点から前記物体の計測点までの距離情報を含む3次元の
    距離画像データに基づき前記物体に関する所望の3次元
    形状データを生成する3次元形状データ処理方法であっ
    て、前記2次元画像データと前記距離画像データとは対
    応づけが可能であり、 前記2次元画像データで規定される2次元画像から予め
    定められた基準に基づいて物体領域を抽出する工程と、 前記距離画像データで規定される距離画像と前記物体領
    域とに基づきデータ補完領域を認識する工程と、 前記データ補完領域内において前記距離画像データの欠
    落部分をデータ補完するデータ補完処理を行い、補完済
    距離画像を規定する補完済距離画像データを生成する工
    程と、を有することを特徴とする3次元形状データ処理
    方法。
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