JP4362392B2 - 上型移動式低圧鋳造機 - Google Patents

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本発明は、上型移動式の低圧鋳造機に関するものである。
従来、上型移動式の低圧鋳造機として、例えば特許文献1に開示されているような構成のものがあり、図6の概略図で、また図7で要部を拡大して示すように、上型移動式低圧鋳造機51は、柱52に天井フレーム53とレール54が横設され、この天井フレーム53とレール54間を横方向に走行台車55が移動できるように構成され、走行台車55に上型56が設けられており、この上型56は下型58の上方に移動した状態で、4個の位置決めシリンダ57を介して位置決めされるように構成されている。
特開平6−114528号公報
従来の上型移動式低圧鋳造機においては、上型56を保持する走行台車55が、天井フレーム53に沿う走行のため、設備全体が大掛かりなものとなるという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、設備全体をコンパクト化することができ、しかも上型の位置決めが確実なものとなる上型移動式低圧鋳造機を提供せんとするものであり、その請求項1は、固定された下型に対し、上型が横方向へ移動できるように構成した上型移動式低圧鋳造機において、前記上型を保持する走行台車の後部には、垂設された壁掛け式の上型移動フレームに設けられたガイドレールに移動可能に係合するレール係合部材が設けられているとともに、該走行台車の前部左右側には、前記下型の前方に立つ作業者の左右側に配置されている支柱に固定された反力受けバーに係合される反力受けローラーが前方側へ突出して設けられて、該走行台車は、前記レール係合部材と前記反力受けローラーを介して前後両側で支持されることである。
また、請求項2は、溶湯を入れた保持加圧炉の上面に、ボルトを介し下ダイベースが固定状に設けられ、該下ダイベース上に前記下型が固設され、該下型の上方には、前記走行台車に立設された昇降シリンダにより上下方向に昇降動可能に前記上型が配設され、該上型に設けられたキーを前記下型の凹み状のキー溝内に嵌め込んで、下型と上型を一体化させることができるように構成されているとともに、前記下ダイベースは脚が無い形状に形成されて、別置きの炉上昇ジャッキで該下ダイベースを押し上げて、前記保持加圧炉をメンテナンスできるように構成されていることである。
本発明の上型移動式低圧鋳造機は、固定された下型に対し、上型が横方向へ移動できるように構成した上型移動式低圧鋳造機において、前記上型を保持する走行台車の後部には、垂設された壁掛け式の上型移動フレームに設けられたガイドレールに移動可能に係合するレール係合部材が設けられているとともに、該走行台車の前部左右側には、前記下型の前方に立つ作業者の左右側に配置されている支柱に固定された反力受けバーに係合される反力受けローラーが前方側へ突出して設けられて、該走行台車は、前記レール係合部材と前記反力受けローラーを介して前後両側で支持されることにより、天井フレームが存在しないため、装置全体の高さを従来の半分以下にすることができ、装置のコンパクト化を図ることができるものとなる。
また、作業時には頭上に何も存在しないため、安全性が向上され、圧迫感がなくなるものとなる。
また、上型が強く下型に押圧されても、走行台車は前後側で両持ち支持されているため、曲げ力が作用することがなく、隙間なく上型と下型を一体に整合させることができるものとなる。さらに、上型が開く際にも曲げ反力が作用することがないため、製品に傷が付くことがない。
また、溶湯を入れた保持加圧炉の上面に、ボルトを介し下ダイベースが固定状に設けられ、該下ダイベース上に前記下型が固設され、該下型の上方には、前記走行台車に立設された昇降シリンダにより上下方向に昇降動可能に前記上型が配設され、該上型に設けられたキーを前記下型の凹み状のキー溝内に嵌め込んで、下型と上型を一体化させることができるように構成されているとともに、前記下ダイベースは脚が無い形状に形成されて、別置きの炉上昇ジャッキで該下ダイベースを押し上げて、前記保持加圧炉をメンテナンスできるように構成されていることにより、装置のコンパクト化を図ることができ、隙間なく上型と下型を一体に整合させることができるものとなる。
また、保持加圧炉のメンテナンス時には、別置きの炉上昇ジャッキを配置させて、炉上昇ジャッキで下ダイベースを押し上げて、保持加圧炉をメンテナンスできるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、上型移動式低圧鋳造機の正面構成図であり、図2は、その側面構成図であり、また図3は、平面構成図である。また図4は、上型移動式低圧鋳造機の概略斜視構成図である。
図において、上型移動式低圧鋳造機1は、溶湯を入れた保持加圧炉2の上面に、ボルトを介し下ダイベース3が固定状に設けられており、この下ダイベース3上に下型4が固設されており、この下型4から垂設されたストーク5を介し、保持加圧炉2内の溶湯を下型4内に供給できるように構成されている。
また、下型4の左右の下ダイベース3上には、左右の横型6,6が設けられており、左右の横型6,6は、それぞれ開閉シリンダ6aにより横方向へ開閉できるものである。
また、下型4の上方には、上型7が配設されており、この上型7は、上ダイベース8に取り付けられており、上ダイベース8は、走行台車9に立設された昇降シリンダ10により上下方向に昇降動できるように構成されている。
走行台車9は、その後方側に機枠11に垂直に壁掛け式で設けられている上型移動フレーム12の前面に設けられた、2本のガイドレール13,13に沿って、油圧シリンダー21(モーターの場合もある。)で横方向へ移動できるように構成されている。
即ち、2本のガイドレール13,13にそれぞれ移動可能に係合するレール係合部材14,14(THK社製の商品名LMガイド)が、走行台車9の後部に一体化されている。
また、走行台車9の前部左右側には、前方側へ突出してそれぞれ反力受けローラー15,15が設けられており、この反力受けローラー15,15は、図5の側面構成図、及び図2の側面図で示すように、反力受けバー16に係合されている。この反力受けバー16は、例えば断面コの字状に形成されており、反力受けバー16は支柱17,17に固定されている。
従って、走行台車9は、後部がレール係合部材14を介して上型移動フレーム12のガイドレール13に係合されており、また、走行台車9の前部側は反力受けローラー15,15を介して反力受けバー16に係合されて、走行台車9の前後が両側で支持されたものとなっている。
走行台車9は2本のガイドレール13,13に沿って横方向へ移動でき、しかもガイドレール13,13により正確に位置決めできるものであり(THK社製の商品名LMガイドでは、ガイドレール13とレール係合部材14,14がガタツキなく係合されており、内部のボールの転動で、正確な位置に停止させることができる。)、下型4の上方で正確な位置に止めて、昇降シリンダ10を介して上型7を、下型4に対し整合させることができ、この場合、上型に設けられたキー7aを下型の凹み状のキー溝4a内に嵌め込んで、下型4と上型7を一体化させることができ、上型7が強く下型4に押圧されても、走行台車9は前後側で両持ち支持されているため、曲げ力が作用することがなく、隙間なく上型7と下型4を一体に整合させることができるものとなる。
この状態で、ストーク5を介し型内に溶湯を注入して鋳造を行うことができ、その後、左右の横型6,6を開いて、上型7を昇降シリンダ10を介し上昇させて開くことができ、この上型7が開く際にも曲げ反力が作用することがないため、製品に傷が付くことがない。
上型7が開かれた後に、走行台車9がガイドレール13に沿って横方向に移動し、右側に設けられている製品受け取りリフター20が上昇して、上型7内の製品Wが製品受け取りリフター20上に押し出されて取り出されるものである。その後、製品受け取りリフター20が下降して、製品Wが所定位置に搬送されるものである。
なお、再び上型7がガイドレール13に沿って下型4の上方へ移動される際に、機枠の左端側に設けられているストッパー18に走行台車9が当接した位置で正確に位置決めされることとなる。
なお、本例では、下ダイベース3は脚が無いコンパクトな形状となっており、3年か5年に一度の保持加圧炉2のメンテナンス時には、別置きの炉上昇ジャッキ19,19を図1のように配置させて、4本の炉上昇ジャッキ19,19で下ダイベース3を押し上げて、保持加圧炉2をメンテナンスできるように構成されている。
本例では、従来のような天井フレームは存在せず、従来は10m程度の高さの装置であったものが、本例では4m位の高さにコンパクト化することができ、しかも、上型移動フレーム12は作業者の立つ位置の後方側に壁掛け式で垂設されたものであり、作業者の左右側には支柱17のみが配置されており、作業者から見て、上方に存在するものがないため、解放感が得られて、安全性を高めて作業できるものとなっている。
また、従来に比べて全体高さを低くできるため、保持加圧炉2をピットを掘り下げて配置させる等の必要がなく、しかも、従来のような柱とか位置決めシリンダ等を省略することができ、部品点数を半減させて、コストの低減化も図ることができるものとなる。
上型移動式低圧鋳造機の正面構成図である。 図1の側面構成図である。 図1の平面構成図である。 上型移動式低圧鋳造機の概略斜視構成図である。 図4の側面概略構成図である。 従来の上型移動式低圧鋳造機の正面側から見た概略構成図である。 従来の上型移動式低圧鋳造機の要部の概略斜視構成図である。
1 上型移動式低圧鋳造機
2 保持加圧炉
3 下ダイベース
4 下型
5 ストーク
6 横型
7 上型
8 上ダイベース
9 走行台車
10 昇降シリンダ
11 機枠
12 上型移動フレーム
13 ガイドレール
14 レール係合部材
15 反力受けローラー
16 反力受けバー
17 支柱
18 ストッパー
19 炉上昇ジャッキ
20 製品受け取りリフター

Claims (2)

  1. 固定された下型に対し、上型が横方向へ移動できるように構成した上型移動式低圧鋳造機において、
    前記上型を保持する走行台車の後部には、垂設された壁掛け式の上型移動フレームに設けられたガイドレールに移動可能に係合するレール係合部材が設けられているとともに、該走行台車の前部左右側には、前記下型の前方に立つ作業者の左右側に配置されている支柱に固定された反力受けバーに係合される反力受けローラーが前方側へ突出して設けられて、該走行台車は、前記レール係合部材と前記反力受けローラーを介して前後両側で支持されることを特徴とする上型移動式低圧鋳造機。
  2. 溶湯を入れた保持加圧炉の上面に、ボルトを介し下ダイベースが固定状に設けられ、該下ダイベース上に前記下型が固設され、該下型の上方には、前記走行台車に立設された昇降シリンダにより上下方向に昇降動可能に前記上型が配設され、該上型に設けられたキーを前記下型の凹み状のキー溝内に嵌め込んで、下型と上型を一体化させることができるように構成されているとともに、前記下ダイベースは脚が無い形状に形成されて、別置きの炉上昇ジャッキで該下ダイベースを押し上げて、前記保持加圧炉をメンテナンスできるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の上型移動式低圧鋳造機。
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