JP4358155B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる識別番号で割り当てられる複数の通信回線ユニットを具備し、同一周波数帯域での無線通信によって他の通信端末との間で少なくとも音声通話、パケット通信が可能であり、前記複数の通信回線ユニット機能に対して共通とされる操作制御ユニットと、通話制御ユニットと、表示制御ユニットを備えた携帯電話機に関するものである。
近年、携帯電話機は公私を問わず必需品となっており、その機能は、通話やメール送受信に留まらず、様々な付加機能を備えている。例えば、デジタルカメラやMP3等がその代表的なものであり、最近ではTVチューナを備えたものも存在する。
上記のような携帯電話機では、特殊な仕様を除き、割り当てられる識別番号(すなわち、電話番号)は、1回線である。このため、当該1回線の通信回線ユニットが通話中、あるいはパケット通信中の場合には、所謂話中となり他の通話やパケット通信を行うことができない。
なお、上記特殊な仕様とは、通信のための周波数帯域が異なる2種類の通信回線ユニットを備えた携帯電話機を指し、それぞれの利点を生かして使い分けることができる。
例えば、基地局のエリアの違いやパケット通信速度の違いによって使い分けるものである。
また、簡易型携帯電話機(PHS)では、その通信モードとして、公衆モード、事業所モード、家庭モードの設定を可能としており、所謂外線と内線との切り替えを可能としたものがある(特許文献1参照)。
上記特許文献1では、通信モードとして例えば公衆モード、事業所モード、家庭モードの複数の通信モードが設定可能に構成された制御手段を備え、使い勝手の向上を図るべく、優先順位格納手段に格納された優先順位にしたがって、所定条件を満たしていることを判定し、自動的に有効のモードを設定することが提案されている。
特開平11−262060号公報
しかしながら、従来の所謂マルチ機能(通信回線ユニットを2機以上もつもの、或いは複数のモードをもつもの)の携帯電話機では、特に使用者の生活スタイルに必ずしもマッチするものではなく、一方的に機能を提供しているに過ぎない。このため、ある点では優れているが、別の点では使い難いといった不具合が生じる場合がある。
特に、PHSと通常の携帯電話機との組合せの場合、基地局が全く異なるため、同一の状況での使い分けができない場合が多く、ある程度、通話は通常の携帯電話機、パケット通信はPHSといったような使い分けに限られることになり、前述のように一方的な機能の提供であることが明確である。
また、前記特許文献1のような優先度においても、当然、PHSを利用する場所が確定しているため、使用者がいちいち場所を移動するときに手動でモードを切り替えることの煩わしさを解消することができるのみであり、使用者の様々な生活スタイルに対応できるものではない。
本発明は上記事実を考慮し、使用者の生活スタイルに合わせて、最適な利用状況を確立することができる携帯電話機を得ることが目的である。
第1の発明は、自局番号として異なる識別番号がそれぞれ割り当てられる2つの通信回線ユニットを具備し、同一周波数帯域での無線通信によって他の通信端末との間で少なくとも音声通話、パケット通信が可能であり、前記2つの通信回線ユニットに対して共通とされる操作制御ユニットと、通話制御ユニットと、表示制御ユニットと、を備えた携帯電話機であって、無線通信基地局から周期的に発信しているビーコンを受信することで、受信強度を独立して判定する電波状態判定手段と、2つの通信回線ユニットにおける、発信及び着信の優先度、前記操作制御ユニットの操作部の操作による手動切り替え、或いは、タイマ設定による自動切り替えの少なくとも一方により決定する優先度決定手段と、前記電波状態判定手段による各通信回線ユニットの電波状態と、前記優先度決定手段で決定された前記優先度とを、前記表示制御ユニットの表示部に表示すると共に、優先度の低い通信回線ユニットへ着信があった場合、前記優先度の低い通信回線ユニットへの着信動作を行わず、前記優先度の低い通信回線ユニットに着信したことを前記表示制御ユニットの表示部に表示し、優先度の高い通信回線ユニットへ着信があった場合、前記優先度の高い通信回線ユニットに着信したことを前記表示制御ユニットの表示部に表示する表示制御手段と、音声通話をするために呼び出す他局番号である識別番号を、2つの通信回線ユニットの全てからアクセス可能、或いは特定の通信回線ユニットからアクセス可能に記憶するデータ記憶手段とを有し、前記データ記憶手段に記憶された識別番号は、発信時に2つの通信回線ユニットに共通利用され、発信時に識別番号が特定されると、それぞれに優先されている通信回線ユニットが自動的に起動することを特徴としている。
第1の発明によれば、電波状態判定手段では、無線通信基地局から周期的に発信しているビーコンを受信することで、それぞれの通信回線ユニットの現在位置の特定並びに受信強度を独立して判定する。
この複数の通信回線ユニットにおいて、発信及び着信の少なくとも一方の優先度を決定する。決定された優先度は、表示部に表示され、現在の動作状態を使用者は認識することができる。
ここで、使用者が、当該使用者の状況に応じて、優先度を決定することで、当該状況の下で、必要な通信回線ユニットと不要な通信回線ユニットとを分類したり、一方を通常の待ち受け状態、他方を所謂留守電状態としておくといった処理が、単一の携帯電話で可能となる。
この場合、データ記憶手段に、それぞれの通信回線ユニットに共通となる音声通話の呼び出し識別番号(所謂電話番号)や、パケット通信(例えば、メール送受信)に必要な通信用アドレスが記憶されているため、1台の同一周波数帯域で無線通信可能な携帯電話で、複数台の携帯電話を利用しているのと同等のサービスを受けることができる。
この場合、通信用アドレスは、複数の通信回線ユニットの全てからアクセス可能なもの、或いは特定の通信回線ユニットからアクセス可能なものに分類することができる。
なお、本発明で言う「優先度」とは、発信又は着信の双方、或いは何れか一方に適用されるものであり、具体的には、時刻管理による電源のオン・オフ状態や、表示部上に表示される待ち受けの状態等を指す。例えば、発信ボタンを操作したときには優先度の高い通信回線ユニットが起動したり(発信優先度)、待ち受けの状態で、優先度の高い方に着信があった場合は鈴動等によって呼出しを実行し、優先度の低い方に着信があった場合は所謂留守録とする(着信優先度)ことが可能である。
また、自局番号として異なる識別番号がそれぞれ割り当てられる2つの通信回線ユニットを具備し、同一周波数帯域での無線通信によって他の通信端末との間で少なくとも音声通話、パケット通信が可能であり、前記2つの通信回線ユニットに対して共通とされる操作制御ユニットと、通話制御ユニットと、表示制御ユニットと、を備えた携帯電話機であって、無線通信基地局から周期的に発信しているビーコンを受信することで、受信強度を独立して判定する電波状態判定手段と、2つの通信回線ユニットにおける、発信及び着信の優先度、前記操作制御ユニットの操作部の操作による手動切り替え、或いは、タイマ設定による自動切り替えの少なくとも一方により決定する優先度決定手段と、前記電波状態判定手段による各通信回線ユニットの電波状態と、前記優先度決定手段で決定された前記優先度とを、前記表示制御ユニットの表示部に表示すると共に、優先度の低い通信回線ユニットへ着信があった場合、前記優先度の低い通信回線ユニットへの着信動作を行わず、前記優先度の低い通信回線ユニットに着信したことを前記表示制御ユニットの表示部に表示し、優先度の高い通信回線ユニットへ着信があった場合、前記優先度の高い通信回線ユニットに着信したことを前記表示制御ユニットの表示部に表示する表示制御手段と、音声通話をするために呼び出す他局番号である識別番号を、2つの通信回線ユニットの全てからアクセス可能、或いは特定の通信回線ユニットからアクセス可能に記憶するデータ記憶手段と、前記2つの通信回線ユニット毎に、稼働又は非稼働の選択を含み、共通の表示制御ユニット及び表示端末に対して、独立して、通常鳴動モード着信、マナーモード着信、留守電モード着信を含む待ち受けモードを設定する対応モード設定手段と、を有することを特徴としている。
また、第1の発明において、前記複数の通信回線ユニットが、ビジネスとして利用するオンタイム用通信回線ユニットと、余暇として利用するオフタイム用通信回線ユニットと、に分類されることを特徴としている。
課金請求先が、オフタイム用の通信回線ユニットと、オンタイム用の通信回線ユニットとで分類されることで、1台の携帯電話を、使用者の使用目的によって分類することが容易となる。
さらに、第1の発明において、前記優先度決定手段による通信回線ユニットの優先度の選択が、前記操作制御ユニットの操作部の操作による手動切り替え、或いは、タイマ設定による自動切り替えの少なくとも一方により実行されることを特徴としている。
優先度は、手動切り替えによって決定してもよいし、例えば、前記オンタイム/オフタイムの分類であれば、終業時間中(通常、午前9時から午後5時)とそれ以外でタイマ設定によって自動切り替えさせて決定するようにしてもよい。
これにより、使用者の生活スタイルが携帯電話によって荒らされるようなことがなく、使い勝手のよい携帯電話を実現することができる。
また、第1の発明において、前記表示制御手段が、それぞれの通信回線ユニットの状況を表示する表示領域に区画され、同時に表示され、かつ優先度の高い通信回線ユニットに対応する表示領域を強調することを特徴としている。
表示制御手段による通信回線ユニットの状況の表示としては、全ての通信回線ユニットの状況がわかり、かつ優先度を認識できるようにすることが好ましい。このため、それぞれの通信回線ユニットの状況を表示する表示領域に区画され、同時に表示され、かつ優先度の高い通信回線ユニットに対応する表示領域を強調する。
さらに、第1の発明において、前記表示制御手段が、優先度の最も高い通信回線ユニットの状況を表示するように、自動的に切り替えることを特徴としている。
優先度の優先の定義を、例えば、一方の通信回線ユニットを稼働、他方の通信回線ユニットを非稼働とするのであれば、稼働している通信回線ユニットのみの状況を知り得れば足りるため、優先度の最も高い通信回線ユニットの状況を表示する。
この複数の通信回線ユニットでは、発信及び着信の少なくとも一方の優先度が決定され、この決定された優先度は、例えば、表示制御ユニットに表示することで、現在の動作状態を使用者は認識することができる。
ここで、使用者が、当該使用者の状況に応じて、優先度を決定することで、当該状況の下で、必要な通信回線ユニットと不要な通信回線ユニットとを分類したり、一方を通常の待ち受け状態、他方を所謂留守電状態としておくといった処理が、単一の携帯電話で可能となる。
すなわち、発信及び着信の少なくとも一方の優先度を、手動で固定的に設定、或いはタイマによる時間割で何れかの通信回線ユニットを選択的に設定しておくことで、通信回線ユニット毎に異なるモードの待ち受け状態(例えば、通常鳴動モード着信、マナーモード着信、留守番モード着信等)を確保し、それぞれの通信回線ユニットが占有する識別符号の受信によって、着信している通信回線ユニットを特定し、当該特定された通信回線ユニットの対応モードに基づいて応答する。
これにより、使用者のおかれた状況によって、複数の通信回線ユニットを1台の端末で使い分けることが可能となる。
このように、複数の通信回線ユニットに対して、それぞれ優先度を設定しておき、識別符号の受信によって特定された通信回線ユニットの優先度に基づいて、応答時の対応モードを設定することで、1台の携帯電話に複数の通信回線ユニットを搭載することによる運用形態(例えば、複数同時の着信時の対応、不要な時期(時刻)での着信の対応、課金の振り分け対応等)を確立することができる。
以上説明した如く本発明は、使用者の生活スタイルに合わせて、最適な利用状況を確立することができるという優れた効果を有する。
図1には、本実施の形態に係る携帯電話10が示されている。外観的には、市場に出回っている携帯電話と基本構成が同一である。すなわち、携帯電話10は、上下に分割された一対のケーシング12、14(以下、上ケーシング12、下ケーシング14という)を備えている。例えば、上ケーシング12、下ケーシング14が軸部(1軸や2軸)16を介して連結されており、当該軸部16を中心に上ケーシング12と下ケーシング14とを重ねることで、コンパクト化される構造となっている。
上ケーシング12には、主として表示制御ユニット18が搭載されている。上ケーシング12には、その表面に矩形孔20が設けられ、表示制御ユニット18の一部を構成する表示部(LCD)22がはめ込まれている。
一方、下ケーシング14には、主として複数の通信回線ユニットとしての電話回線ユニット(本実施の形態では、2つの電話回線ユニット24、26)と、通話制御ユニット28と、操作制御ユニット30が搭載されている。下ケーシング14の表面には、操作制御ユニット30の一部を構成する操作部32が配設されている。
図2は、上記携帯電話10の各ユニットの制御システム系を機能的に示した制御ブロック図である。
電話回線ユニット24(図2では、電話回線Aユニット)、26(図2では、電話回線Bユニット)、操作制御ユニット30、通話制御ユニット28並びに表示制御ユニット22は、それぞれ、I/F34、36、38、40、42を介して、バス44に接続されている。このバス44を介して、それぞれのユニットは互いに信号の送受信が可能となっている。
また、バス44には、起動制御部(例えば、ブートROM等)46、動作状態管理部48、共通メモリ50が接続されている。
起動制御部46は、電源のオン時に起動し、システムのそれぞれを起動させるプログラムが記憶されている。
動作状態管理部48は、主として電話回線ユニット24、26の動作状態を管理しており、現在の状態(待ち受け、着信、発信、通話、パケット通信、回線毎の通信利用料金等)を監視し、認識するようになっている。
共通メモリ50は、一般の携帯電話における電話帳の役目を有しており、電話回線ユニット24、26に対して、共通に利用することができる構成となっている。なお、設定により、一方の電話回線ユニットでのみ使用できるように制限することも可能である。
(電話回線ユニット24、26の構成)
電話回線ユニット24、26は、同一の構成であるため、一方(ここでは、電話回線ユニット24)の構成を説明し、他方(ここでは、電話回線ユニット26)については、同一の符号を付して、その構成の説明を省略する。
電話回線ユニット24のI/F34には、CPU52が接続されている。このCPU52には、バス54を介してROM56及びRAM58が接続され、マイクロコンピュータを構成している。
また、CPU52には、バス60を介してI/O62が接続されている。このI/O62には、電波管理部64、受信部66、送信部68、が接続されている。
電波管理部64では、それぞれ所定範囲の通信可能エリアRAを有する基地局BS(図1参照)からのビーコンを受信して、現在地の登録を要求し、当該電話回線ユニット24を呼び出すための識別番号を受信することで、電波強度を認識する。
受信部66では、通話制御ユニット28のスピーカ70により音声を出力するための音声信号を無線により受信し、或いは表示制御ユニット18の表示部22に文字や画像を表示するためのパケット通信信号を無線により受信する役目を有している。
一方、送信部68では、通話制御ユニット28のマイク72により入力された音声信号を無線により送信し、或いは操作部制御ユニット30の操作部32により入力されたパケット通信情報を無線により送信する役目を有している。
(操作制御ユニット30の構成)
操作制御ユニット30の一部を構成する操作部32(図1に示される10キーや機能キーで構成される操作ボタン群)は、当該操作部32の操作状態を解析する操作状態解析部74に接続されている。操作状態解析部74では、各操作ボタンにおける操作状態(例えば、短押し(1秒未満)、長押し(1秒以上)等)を解析し、その解析結果をコマンド生成部76へ送出する。コマンド生成部76では、現状のモードにおける操作ボタンの操作に相当するコマンドを生成し、コマンド先選択部78へ送出することで、コマンド先選択部78では、I/F38を介して何れかのユニットへコマンドを送出する。
例えば、電源オフ状態で電源キーを長押しすることで起動制御部46を起動するためのコマンドが生成され、起動制御部46へ送出する。発信状態では、10キーの数字が電話番号として登録されるように電話回線ユニット24又は26へ送出される。
(通話制御ユニット28の構成)
通話制御ユニット28には、音声信号入力部80及び音声信号出力部82が、前記I/F40に接続されている。
I/F40を介して音声信号(電気信号)が音声信号入力部80に入力されると、当該音声信号は、音声信号処理部84を開始して受話制御部86へ送出される。受話制御部86では、音声信号に基づいて、スピーカ70を駆動し、音声を出力させる。
一方、受話制御部86には、マイク72が接続されており、マイク72から入力された音声を音声信号に変換し、音声信号処理部84を介して音声信号出力部82へ出力する。
音声信号出力部82では、I/F40を介して、音声信号を電話回線ユニット24又は26へ送出する。上記音声信号の入出力により、電話回線ユニット24又は26による通過が可能となる。
(表示制御ユニット18の構成)
表示制御ユニット18には、前記I/F42に表示画像情報取込部88が接続され、表示部(LCD)22に表示するための文字や画像の情報(以下、総称して画像情報という)が取り込まれる。
取り込まれた画像情報は、表示制御部90において、例えば、圧縮された画像であれば、解凍が実行されたり、画素数の調整(間引きや補間)等の処理が実行され、表示ドライバ92を介して表示部22に表示される。
上記構成の携帯電話10において、最大の特徴は、2機の電話回線ユニット24、26を備えている点にある。それぞれの電話回線ユニット24、26には、異なる識別番号(電話番号)が割り当てられており、それぞれ独立して機能するようになっている。
ところで、2機を含む複数の電話回線ユニットを1台の携帯電話10に搭載することは、物理的に可能であり、従来から存在する携帯電話機能とPHS機能を兼ね備えた電話機等(以下、総称して多機能携帯電話機という)と構造的に特徴があるものではない。
しかしながら、従来の多機能携帯電話機では、複数の通話に対して、異なる電話番号を備え、互いに切り替えることができたとしても、全て手動による切り替え動作であり、使用者の使い勝手の面から運用システムが確立されていなかった。
これに対して、本実施の形態では、2機の電話回線ユニット24、26を備えた携帯電話10を用いて使用者の立場に即した運用システムを確立したものである。
本実施の携帯の携帯電話運用システムの、最大のコンセプトは、「公私混同」「プライバシーの侵害」を解決する新運用システムである。言い換えれば、従来の1人に1携帯(1つの電話番号)から1生活スタイルに1つの電話番号を確立した。
表1は、従来の「1端末1電話番号」と、1端末2電話番号」との比較が示されている。
Figure 0004358155
本実施の形態に係る携帯電話10には、その操作部22に、電話回線ユニット24から電話回線ユニット26へ切り替え、或いは電話回線ユニット26から電話回線ユニット24へ切り替えるための切り替えボタン94が設けられている(図3参照)。
切り替えボタン94は、1回押す(長押しが好ましい)毎に回線の切り替えが実行されるようになっており、この切り替えに連動するように、表示部22における表示形態が切り替わるようになっている。
すなわち、図4に示される如く、電源オン状態の携帯電話10の表示部22には、電池寿命や電波強度等の共通情報を表示する共通情報領域22Kと、それぞれの電話回線ユニット24、26の状態情報を表示する領域22SA、222SBが互いに上下の関係で設けられている。電源オン時では、予めデフォルト回線として設定された電話回線に対応する領域(ここでは、上側の領域22SAが通常の明るい(バックライト点灯)状態で表示され、下側の領域22SBが通常よりも暗い(バックライト消灯)状態で表示されている。
この表示部22の各領域22SA、22SBの明るさは、上側の領域22SAは、仕事用として設定された電話回線ユニット24に対応しており、下側の領域22SBは、プライベート(私用)として設定された電話回線ユニット26に対応しており、電源オン時は、仕事用として設定された電話回線ユニット24が優先度が高いことを意味している(デフォルト設定)。なお、電源オン時にプライベートとして設定された電話回線ユニット26となるようにしてもよい。
この状態で、前記切り替えボタン94が操作(長押し)されると、優先される電話回線が切り替わり、表示部22の表示も、下側の領域22SBが通常の明るい状態となり、上側の領域22SAが通常よりも暗い状態となり、電話回線が切り替わったことを目視によって判断することが可能となっている。
(電話帳登録)
図5は、共通メモリ50に記憶されている電話帳に管理された内容を表示部22に表示した状態が示されており、図5の最も左欄からメモリNo.登録名、優先使用電話回線情報が表示されるようになっている。優先使用電話回線は、図5では、「A」と「B」とで分類されており、「A」が一方の電話回線ユニット24(仕事用)を示し、「B」が他方の電話回線ユニット26(プライベート用)を示している。
このような分類された電話帳は、それぞれの電話回線ユニット24、26での発信時等に共通利用され、メモリNo.又は登録名が指定されると、それぞれに優先されている電話回線ユニット24又は26が自動的に起動して発信動作を実行するようになっている。
なお、電話回線ユニット24、26が非登録の場合には、予め設定されたデフォルトの電話回線が適用されるようになっている。
なお、表示部22の表示形態は、上記の如く上下に領域分割せず、切り替えボタン50(図6(B)参照)を操作する毎に、表示部22のほぼ全体として電話回線の優先度に関わらず、それぞれ好みの待ち受け画面に切り替わりとし、かつ共通情報領域22Kの中央に、小さいアイコン表示で優先されている電話回線を表示するようにしてもよい(図6(A)では、仕事用であることを示す仕事アイコン96が表示され、図6(C)では、がプライベート用であることを示すプライベートアイコン98が表示されている)。
また、図4では、電話回線ユニット24、26を示す表示部22の表示形態として、アイコン(イラスト)で表現し、その優先度を明るさ(色)で表現したが、図7に示される如く、アイコンのみならず、数字、文字で表現したり、明るさ(色)のみならず他の表示形態でもよい。図7では、合計9種類の組み合わせを示す。
また、図8に示される如く、文字で表現する場合は、英数字、漢数字、英文字(小文字)であってもよい。さらに、図9には、接続回線や電波強度を示す表示として、接続回線に「電波」を示すアイコンを表示したり、○印を表示したり、接続回線は「太陽」「笑顔」、非接続回線は「月」「困顔」のそれぞれのアイコンで区別して表示するようにしてもよい。
また、アイコンとして、図10に示される如く、アンテナ、人型、電波、影、センター、携帯&センター等が適用可能である。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
まず、図11乃至図14のフローチャートに従い、電源オン時、待ち受け時(着信時を含む)、発信時における制御の流れについて説明する。
(電源オン時制御)
図11は、電源オン時の制御フローチャートであり、ステップ100では、基地局BSから周期的に発信している信号(ビーコン)を受信したか否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ102へ移行して圏外であることを表示部22の共通情報領域22Kに表示し、このルーチンは終了する(待ち受け時制御ルーチンへ移行)。
また、ステップ100において肯定判定(受信あり)と判定された場合には、ステップ104へ移行して一方の電話回線ユニット24の現在地の登録を基地局BSに要求し、次いでステップ106へ移行して基地局BSから一方の電話回線ユニット24を読み出すための識別番号(電話番号)を受信して、ステップ108へ移行する。
ステップ108では、他方の電話回線ユニット26の現在地の登録を基地局BSに要求し、次いでステップ110へ移行して基地局BSから他方の電話回線ユニットを読み出すための識別番号(電話番号)を受信して、ステップ112へ移行する。
ステップ112では、それぞれの電話回線ユニット24、26のビーコン受信強度(通常は、同一無線通信周波数帯域であるので同一の強度となる)を表示部22の共通情報領域22Kに表示し、このルーチンは終了する(待ち受け時制御ルーチンへ移行)。
(待ち受け時制御)
図12及び図13は、待ち受け時の制御フローチャートを示しており、図12に示すステップ150では、基地局BSから信号の受信があったか否かが判断され、否定判定(受信がない)された場合には、ステップ152へ移行して、圏外であることを表示部22の共通情報領域22Kに表示し、ステップ150へ戻る。
また、ステップ150で肯定判定、すなわち受信ありと判定されると、ステップ154へ移行し、当該受信した信号の種類を判定する。すなわち、受信信号は、ビーコンであるか識別呼び出し(着信)であるかを判定し、着信である場合は、図13(着信時制御)のステップ200へ移行する。
また、ステップ154で受信信号がビーコンであると判定された場合には、ステップ156へ移行して、ビーコンの基地局BSが前回と同一か変更されたかを判断する。
ステップ156で変更されたと判断された場合には、ステップ158へ移行して、一方の電話回線24の現在地の登録を基地局BSに要求し、次いでステップ160へ移行して基地局BSから一方の電話回線ユニット24を読み出すための識別番号(電話番号)を受信して、ステップ162へ移行する。
ステップ162では、他方の電話回線ユニット26の現在地の登録を基地局BSに要求し、次いでステップ164へ移行して基地局BSから他方の電話回線ユニットを読み出すための識別番号(電話番号)を受信して、ステップ166へ移行する。
ステップ166では、それぞれの電話回線ユニット24、26のビーコン受信強度(通常は、同一無線通信周波数帯域であるので同一の強度となる)を表示部22の共通情報領域22Kに表示し、ステップ150へ戻る。
また、ステップ156で基地局BSが同一であると判断された場合には、ステップ166へ移行して、現在のビーコンの受信強度を表示部22の共通情報領域22Kに表示し、ステップ150へ戻る。
図13に示される如く、ステップ200には、前述のステップ154(図12参照)で、受信信号が識別呼び出し(着信)であると判断されたときに移行され、一方の電話回線ユニット24と識別番号が同一か否かが判断される(一方の電話回線ユニット24への着信か否か)。
このステップ200で肯定判定、すなわち、同一であると判定されると、ステップ202へ移行して、一方の電話回線ユニット24の着信が可能か(オン状態か)が判断される。このステップ202で否定判定された場合には着信の動作は行わず、ステップ204へ移行して一方の電話回線ユニット24に着信したことと、着信時刻とを表示部22に表示(例えば、「○×回線に着信あり○○時××分」という文字表示)し、図12のステップ150へ戻る。
また、ステップ202で肯定判定された場合には、ステップ206へ移行して基地局BSへ応答し、次いでステップ208で基地局BSと一方の電話回線ユニット24とを接続し、ステップ210へ移行して、発信元の電話番号を取得(非通知の場合は、非通知として取得)し、ステップ212へ移行する。
ステップ212では、一方の電話回線ユニット24で着信している旨と、着信情報とを表示部22に表示してステップ214へ移行する。
前記ステップ200で否定判定、すなわち、受信した識別呼び出し(着信)が一方の電話回線ユニット24とは異なると判定されると、ステップ216へ移行して、他方の電話回線ユニット26と識別番号が同一か否かが判断される(他方の電話回線ユニット26への着信か否か)。このステップ216で否定判定された場合には、本携帯電話10には無関係であるため、図12のステップ150へ戻る。
また、ステップ216で肯定判定、すなわち、同一であると判定されると、ステップ218へ移行して、他方の電話回線ユニット26の着信が可能か(オン状態か)が判断される。このステップ218で否定判定された場合には着信の動作は行わず、ステップ220へ移行して他方の電話回線ユニット26に着信したことと、着信時刻とを表示部22に表示(例えば、「着信あり△△時□□分」という文字表示)し、図12のステップ150へ戻る。
また、ステップ218で肯定判定された場合には、ステップ222へ移行して基地局BSへ応答し、次いでステップ224で基地局BSと他方の電話回線ユニット26とを接続し、ステップ226へ移行して、発信元の電話番号を取得(非通知の場合は、非通知として取得)し、ステップ228へ移行する。
ステップ228では、他方の電話回線ユニット26で着信している旨と、着信情報とを表示部22に表示してステップ214へ移行する。
ステップ214では、着信した電話回線ユニット24又は26における呼び出し(鳴動)並びに通話が実行され、終了すると図11のステップ150へ戻る。
(発信時制御)
図14は、発信時の制御フローチャートが示されている。この制御フローチャートでは、まず、ステップ250、252、254の内の何れか(3種類(以下の(1)乃至(3)の何れか)の発信形態の何れかが実行される。
(1) 履歴より発信先電話番号を選択(ステップ250)
(2) 直接、発信先電話番号を入力(ステップ252)
(3) アドレス登録から発信先電話番号を読出し(ステップ254)
前記ステップ250、252、254の何れかが実行されると、ステップ256、258において、発信ボタンが操作される。この後、ステップ250、252からの実行(上記(1)又は(2))では、ステップ260へ移行し、ステップ254からの実行(上記(3))では、ステップ262へ移行する。
ステップ260では、電話番号が共通メモリ50に記憶されているか(電話番号がアドレス登録されているか)否かが判断され、肯定判定(アドレス登録されていると判定)された場合ステップ262へ移行する。また、ステップ260で否定判定(アドレス登録されていないと判定)された場合はステップ264へ移行する。
ステップ262では、ステップ250、252、254の何れかで指定されたアドレスに電話回線ユニット24又は26が登録されているか否かが判断される。このステップ262で登録されていないと判定された場合は、ステップ264へ移行する。
また、ステップ262で登録されていると判定された場合はステップ266へ移行する。
ステップ264では、デフォルトとして優先度が高く設定された電話回線ユニット24又は26を選択し、例えば、選択された電話回線ユニット24又は26に対応する領域22SA又は22SBを強調(明るく)して回線選択画面を表示し、ステップ268へ移行する。これにより、電話回線ユニット24又は26の何れかが選択されていることを使用者に報知することができる。
また、ステップ266では、電話帳に登録されている電話回線ユニット24又は26を選択し、例えば、選択された電話回線ユニット24又は26に対応する領域22SA又は22SBを強調(明るく)して改選選択画面を表示し、ステップ268へ移行する。これにより、電話回線ユニット24又は26の何れかが選択されていることを使用者に報知することができる。
ステップ268では、発信する電話回線ユニット24又は26を選択し、次いでステップ270で発信ボタンを再度操作することで、選択された電話回線ユニット24又は26からの発信が開始される(ステップ272)。
以上説明したように本実施の形態では、1台の携帯電話10に2つの電話回線ユニット24、26を具備し、それぞれの電話回線ユニット24、26に対して、使用者の生活スタイル(例えば、公用/私用)にあわせて使い分けがし易いように、予め優先度を設定したり、共通メモリ50に記憶されているアドレスに電話回線ユニット24又は26を指定したり、手動による電話回線の切り替えに加え、時刻タイマにより自動的に優先される電話回線ユニット24、26を切り替えるといった、使い勝手のよい運用システムを確立した。
また、それぞれの電話回線ユニット24、26の使用料金を別々の請求先とすることで、特に、公私混同を回避することができる。
言い換えれば、単に1台の携帯電話10に複数の電話回線を設けたのではなく、その運用として使用者の立場にたった携帯電話サービスを提供することができる。
以下、使用状況に応じた携帯電話10の操作の流れ(手順)を表2乃至表6に示す。
Figure 0004358155
Figure 0004358155
Figure 0004358155
Figure 0004358155
Figure 0004358155
本実施の形態に係る携帯電話の外観図である。 携帯電話の各ユニットの制御システム系を機能的に示した制御ブロック図である。 操作部の一部を示す拡大正面図である。 表示部の拡大正面図である。 共通メモリに記憶されている電話帳に管理された内容を表示部に表示した状態示す正面図である。 (A)は仕事用に切り替っている携帯電話の正面図、(B)は操作部の拡大図、(C)はプライベート用に切り替っている携帯電話の正面図である。 表示部の電話回線を識別するアイコンとその状態との組合せを表形式で示した図である。 表示部の電話回線を識別するアイコンの表示形態を表形式で示した図である。 表示部の接続回線を指標するためのマークを表形式で示した図である。 報知するべき情報をアイコン化して表示部に表示するためのバリエーションを表形式で示した図である。 電源オン時の制御フローチャートである。 待ち受け時の制御フローチャートである。 図11の待ち受け時につながる着信時制御フローチャートである。 発信時の制御フローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話
12 上ケーシング
14 下ケーシング
16 軸部
18 表示制御ユニット
20 矩形孔
22 表示部
22K 共通情報領域
22SA、222SB 領域
24、26 電話回線ユニット
28 通話制御ユニット
30 操作制御ユニット
32 操作部
34、36、38、40、42 I/F
44 バス
46 起動制御部
48 動作状態管理部
50 共通メモリ(データ記憶手段)
52 CPU
54 バス
56 ROM
58 RAM
60 バス
62 I/O
64 電波管理部(電波状態判定手段)
66 受信部
68 送信部
70 スピーカ
72 マイク
74 操作状態解析部(優先度決定手段)
76 コマンド生成部
78 コマンド先選択部
80 音声信号入力部
84 音声信号処理部
86 受話制御部
88 表示画像情報取込部
90 表示制御部(表示制御手段)
92 表示ドライバ
94 切り替えボタン

Claims (5)

  1. 自局番号として異なる識別番号がそれぞれ割り当てられる2つの通信回線ユニットを具備し、同一周波数帯域での無線通信によって他の通信端末との間で少なくとも音声通話、パケット通信が可能であり、前記2つの通信回線ユニットに対して共通とされる操作制御ユニットと、通話制御ユニットと、表示制御ユニットと、を備えた携帯電話機であって、
    無線通信基地局から周期的に発信しているビーコンを受信することで、受信強度を独立して判定する電波状態判定手段と、
    2つの通信回線ユニットにおける、発信及び着信の優先度、前記操作制御ユニットの操作部の操作による手動切り替え、或いは、タイマ設定による自動切り替えの少なくとも一方により決定する優先度決定手段と、
    前記電波状態判定手段による各通信回線ユニットの電波状態と、前記優先度決定手段で決定された前記優先度とを、前記表示制御ユニットの表示部に表示すると共に、優先度の低い通信回線ユニットへ着信があった場合、前記優先度の低い通信回線ユニットへの着信動作を行わず、前記優先度の低い通信回線ユニットに着信したことを前記表示制御ユニットの表示部に表示し、優先度の高い通信回線ユニットへ着信があった場合、前記優先度の高い通信回線ユニットに着信したことを前記表示制御ユニットの表示部に表示する表示制御手段と、
    音声通話をするために呼び出す他局番号である識別番号を、2つの通信回線ユニットの全てからアクセス可能、或いは特定の通信回線ユニットからアクセス可能に記憶するデータ記憶手段とを有し、
    前記データ記憶手段に記憶された識別番号は、発信時に2つの通信回線ユニットに共通利用され、発信時に識別番号が特定されると、それぞれに優先されている通信回線ユニットが自動的に起動することを特徴とする携帯電話機。
  2. 自局番号として異なる識別番号がそれぞれ割り当てられる2つの通信回線ユニットを具備し、同一周波数帯域での無線通信によって他の通信端末との間で少なくとも音声通話、パケット通信が可能であり、前記2つの通信回線ユニットに対して共通とされる操作制御ユニットと、通話制御ユニットと、表示制御ユニットと、を備えた携帯電話機であって、
    無線通信基地局から周期的に発信しているビーコンを受信することで、受信強度を独立して判定する電波状態判定手段と、
    2つの通信回線ユニットにおける、発信及び着信の優先度、前記操作制御ユニットの操作部の操作による手動切り替え、或いは、タイマ設定による自動切り替えの少なくとも一方により決定する優先度決定手段と、
    前記電波状態判定手段による各通信回線ユニットの電波状態と、前記優先度決定手段で決定された前記優先度とを、前記表示制御ユニットの表示部に表示すると共に、優先度の低い通信回線ユニットへ着信があった場合、前記優先度の低い通信回線ユニットへの着信動作を行わず、前記優先度の低い通信回線ユニットに着信したことを前記表示制御ユニットの表示部に表示し、優先度の高い通信回線ユニットへ着信があった場合、前記優先度の高い通信回線ユニットに着信したことを前記表示制御ユニットの表示部に表示する表示制御手段と、
    音声通話をするために呼び出す他局番号である識別番号を、2つの通信回線ユニットの全てからアクセス可能、或いは特定の通信回線ユニットからアクセス可能に記憶するデータ記憶手段と、
    前記2つの通信回線ユニット毎に、稼働又は非稼働の選択を含み、共通の表示制御ユニット及び表示端末に対して、独立して、通常鳴動モード着信、マナーモード着信、留守電モード着信を含む待ち受けモードを設定する対応モード設定手段と、
    を有することを特徴とする携帯電話機。
  3. 前記2つの通信回線ユニットが、ビジネスとして利用するオンタイム用通信回線ユニットと、余暇として利用するオフタイム用通信回線ユニットと、に分類されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の携帯電話機。
  4. 前記表示制御手段が、それぞれの通信回線ユニットの状況を表示する表示領域に区画され、同時に表示され、かつ優先度の高い通信回線ユニットに対応する表示領域を強調することを特徴とする請求項1乃至請求3の何れか1項記載の携帯電話機。
  5. 前記表示制御手段が、優先度の最も高い通信回線ユニットの状況を表示するように、自動的に切り替えることを特徴とする請求項1乃至請求3の何れか1項記載の携帯電話機。
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