JP4356949B2 - 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 - Google Patents
溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4356949B2 JP4356949B2 JP2006307081A JP2006307081A JP4356949B2 JP 4356949 B2 JP4356949 B2 JP 4356949B2 JP 2006307081 A JP2006307081 A JP 2006307081A JP 2006307081 A JP2006307081 A JP 2006307081A JP 4356949 B2 JP4356949 B2 JP 4356949B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- toughness
- steel plate
- haz
- tin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
[Ti]×16[Si]×(12−40[C])<0.38(%)…(1)
但し、[Ti],[Si]および[C]は、夫々Ti,SiおよびCの含有量(質量%)を示す。
但し、[Ti],[Si]および[C]は、夫々Ti,SiおよびCの含有量(質量%)を示す。
Cは、鋼板の強度を確保するために欠くことのできない元素であり、また前述のごとく鋼の状態図におけるδ域の温度範囲を縮小させるのに有効な元素である。C含有量が0.03%未満では、鋼板の強度が確保できないばかりか、δ域の縮小効果が発揮されず、Ti含有窒化物が粗大化することになる。好ましくは0.04%以上であり、より好ましくは0.05%以上である。しかしながら、0.10%を超えると、溶接時にHAZに島状マルテンサイト相(MA相)が多く生成してHAZの靭性劣化を招くことになる。従ってCは0.10%以下、好ましくは0.09%以下に抑える必要がある。
Siは、固溶強化によって鋼板の強度を確保するのに有用な元素であるが、過剰に含有すると、上記(1)式を満足していてもTiの活量を高めることによってTi含有窒化物の粗大化を招くことになる。こうした観点から、Si含有量は0.2%以下にする必要があり、好ましくは0.15%以下に抑える。尚、HAZに更なる高靭性が求められる場合には、Siは0.3%以下に抑えるのがよい。またHAZ靭性を確保するという観点からすれば、Si含有量は0%であっても良い。
Mnは、鋼板の強度を確保する上で有用な元素であり、こうした効果を有効に発揮させるには、1.0%以上含有させる必要がある。好ましくは1.2%以上である。しかし、2.0%を超えて過剰に含有させるとHAZの強度が上昇し過ぎて靭性が劣化するので、Mn含有量は2.0%以下とする。好ましくは1.8%以下である。
不純物元素であるPは、粒界破壊を起こし易くHAZ靭性に悪影響を及ぼすので、その量ができるだけ少ないことが好ましい。HAZ靭性を確保するという観点からして、P含有量は0.03%以下に抑制する必要があり、好ましくは0.02%以下とする。しかし、工業的に、鋼中のPを0%にすることは困難である。
Sは、HAZの高温割れを助長する不純物であり、その量ができるだけ少ないことが好ましい。HAZ靭性を確保するという観点からして、S含有量は0.01%以下に抑制する必要があり、好ましくは0.008%以下とする。しかし、工業的に、鋼中のSを0%にすることは困難である。
Alは、脱酸元素として有用である。こうした効果を発揮させるためには、0.01%以上含有させる必要があり、好ましくは0.01%以上である。しかしながら、Al含有量が過剰になると、HAZ靭性が劣化するので、0.10%以下に抑える必要があり、好ましくは0.05以下とする。
Nbは、HAZおよび母材の両方の靭性向上に寄与する元素である。こうした効果を有効に発揮させるには、Nbは0.005%以上含有させることが必要であり、好ましくは
0.007%以上とする。しかし過剰に含有させると、HAZのベイナイト組織を粗大化させて靭性を劣化させるため、0.020%以下に抑えるべきである。好ましくは0.015%以下とする。
Tiは、Nと微細な窒化物を形成してHAZの靭性向上に寄与する元素である。こうした効果を有効に発揮させるには、Tiは0.015%以上含有させることが必要であり、好ましくは0.018%以上とする。しかし過剰に添加すると、Ti含有窒化物が粗大になってHAZの靭性を劣化させるため、0.040%以下に抑えるべきである。好ましくは0.035%以下とする。
Nは、高温で溶け残る窒化物(Ti含有窒化物)を形成することによって、HAZ靭性を確保する上で有用な元素である。N含有量を0.0060%以上とすることによって、高温で溶け残るTi含有窒化物が増加することになる。しかしN含有量が過剰になると、固溶N量が増大してHAZ靭性が劣化する。従ってNは0.012%以下に抑える必要があり、好ましくは0.0110%以下とする。
Bは、溶接時に加熱されたHAZが冷却される過程において鋼中のNと結合してBNを析出しHAZ靭性を改善させる。こうした効果を有効に発揮させるには、0.0010%以上含有させる必要がある。好ましくは0.0015%以上である。しかし、B含有量が過剰になると、HAZのベイナイト組織を粗大化させて靭性が劣化するので、0.005%以下とする必要がある。好ましくは0.0040%以下とするのがよい。
Cu,NiおよびCrは、いずれも焼入れ性を高めて鋼板の強度を高めるのに有効に作用する元素である。こうした効果を発揮させるには、これらを1種または2種以上(合計)で0.1%以上含有させることが好ましい。より好ましくは0.15%以上とする。しかしこれらの元素の含有量が過剰になると、HAZにおけるMA相増加によってHAZ靭性が劣化するため、1.5%以下に抑えることが好ましい。より好ましくは1.0%以下である。
MoおよびVは、上記Cu,Ni,Crと同様に、焼入れ性を高めて鋼板の強度を高めるのに有効に作用する元素である。こうした効果は、その含有量が増加するにつれて増大するが、これらの元素の含有量が過剰になると、HAZにおけるMA相増加によってHAZ靭性が劣化するため、0.5%以下に抑えることが好ましい。より好ましくは0.4%以下である。
Zrは、Tiと同様に、Nと微細な窒化物を形成してHAZの靭性向上に寄与する元素である。こうした効果を有効に発揮させるには、Zrは0.005%以上含有させることが好ましく、より好ましくは0.008%以上とする。しかし過剰に添加すると、窒化物が粗大になってHAZの靭性を劣化させるため、0.050%以下に抑えるべきである。好ましくは0.030%以下とする。
Ca,MgおよびREMは、鋼材中に不可避的に混入してくる介在物(酸化物や硫化物等)の形状を微細化・球状化することによって、HAZの靭性向上に寄与する元素である。こうした効果を有効に発揮させるには、これらを1種または2種以上(合計)で0.0005%以上含有させることが好ましい。より好ましくは0.0008%以上とする。しかしこれらの元素の含有量が過剰になると、介在物が粗大化してHAZ靭性が劣化するため、0.0050%以下に抑えることが好ましい。より好ましくは0.0030%以下である。
200mm×250mm)とした後、1100℃に加熱して熱間圧延を行い、板厚:50mmの熱間圧延板とし、圧延後に空冷をして試験板とした。尚、表1において、REMはLaを50%程度とCeを25%程度含有するミッシュメタルの形態で添加した。また表1中「−」は元素を添加していないことを示している。
各鋼板のt(板厚)/4部位を、透過型電子顕微鏡(TEM)で、観察倍率6万倍、観察視野2×2(μm)、観察箇所5箇所の条件で観察した。そして画像解析によって、その視野中の各Ti含有窒化物の面積を測定し、この面積から各窒化物の円相当直径を算出した。尚、Ti含有窒化物であることは、EDX(エネルギー分散型X線検出器)によって判別した。
各鋼板のt(板厚)/4部位から、圧延方向に対して直角の方向にJIS Z 2201の4号試験片を採取し、JIS Z 2241の要領で引張試験を行ない、0.2%降伏応力(YS)を測定した。そして、YSが400MPa以上のものを合格と評価した。
各鋼板のt(板厚)/4部位から、圧延方向に対して直角の方向にJIS Z 2201の4号試験片を採取し、大入熱溶接を模擬した熱サイクル試験を行い、HAZ靭性を評価した。このとき熱サイクル試験は、上記試験片を1400℃に加熱して60秒間保持した後、800〜500℃の温度範囲を約500秒かけて冷却することにより、溶接入熱量が65kJに相当する熱サイクルを与えた。JIS Z 2242に準拠して、−40℃でシャルピー衝撃試験を行い、吸収エネルギー(vE-40)を測定した。このとき5本の試験片について吸収エネルギー(vE-40)を測定し、その平均値と最低値を求めた。そして、vE-40の平均値が200J以上のものをHAZ靭性に優れると評価し、vE-40の最小値が120以上のものを安定化が改善されていると評価した。
Claims (5)
- C:0.03〜0.10%(「質量%」の意味。以下同じ)、Si:0.2%以下(0%を含む)、Mn:1.0〜2.0%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.01%以下(0%を含まない)、Al:0.01〜0.10%、Nb:0.005〜0.020%、Ti:0.015〜0.040%、N:0.0060〜0.0120%、B:0.0010〜0.0050%を夫々含有し、残部鉄および不可避的不純物からなると共に、下記(1)式の関係を満足し、且つ円相当直径で0.05μm以下のTi含有窒化物が1mm2当り5.0×106個以上存在し、このうち円相当直径で0.01〜0.03μmのTi含有窒化物個数が全Ti含有窒化物に対して75%以上を占めるものであることを特徴とする溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板。
[Ti]×16[Si]×(12−40[C])<0.38(%)…(1)
但し、[Ti],[Si]および[C]は、夫々Ti,SiおよびCの含有量(質量%)を示す。 - 更に、Cu,NiおよびCrよりなる群から選ばれる1種以上の元素:合計で0.1〜1.5%を含むものである請求項1に記載の厚鋼板。
- 更に、Moおよび/またはV:合計で0.5%以下(0%を含まない)を含むものである請求項1または2に記載の厚鋼板。
- 更に、Zr:0.005〜0.050%を含むものである請求項1〜3のいずれかに記載の厚鋼板。
- 更に、Ca,MgおよびREMよりなる群から選ばれる1種以上の元素:合計で0.0005〜0.0050%を含むものである請求項1〜4のいずれかに記載の厚鋼板。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006307081A JP4356949B2 (ja) | 2006-11-13 | 2006-11-13 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
CN2007101626968A CN101182618B (zh) | 2006-11-13 | 2007-10-16 | 焊接热影响区的韧性优异的厚钢板 |
KR1020070114612A KR100944850B1 (ko) | 2006-11-13 | 2007-11-12 | 용접 열영향부의 인성이 우수한 후강판 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006307081A JP4356949B2 (ja) | 2006-11-13 | 2006-11-13 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008121074A JP2008121074A (ja) | 2008-05-29 |
JP4356949B2 true JP4356949B2 (ja) | 2009-11-04 |
Family
ID=39448043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006307081A Expired - Fee Related JP4356949B2 (ja) | 2006-11-13 | 2006-11-13 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4356949B2 (ja) |
CN (1) | CN101182618B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102251175A (zh) * | 2010-05-20 | 2011-11-23 | 株式会社神户制钢所 | 厚钢板 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5297692B2 (ja) * | 2008-05-20 | 2013-09-25 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性および疲労亀裂進展抑制に優れた高張力鋼板およびその製造方法 |
JP2010031309A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Kobe Steel Ltd | 厚肉鋼板およびその製造方法 |
JP5207914B2 (ja) * | 2008-10-20 | 2013-06-12 | 株式会社神戸製鋼所 | 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
KR101119378B1 (ko) * | 2008-10-20 | 2012-03-06 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 후강판 |
JP5883369B2 (ja) * | 2012-09-19 | 2016-03-15 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
CN106906414A (zh) * | 2015-12-22 | 2017-06-30 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种大线能量焊接热影响区韧性优异的厚钢板及其制造方法 |
JP6753204B2 (ja) * | 2016-08-09 | 2020-09-09 | 日本製鉄株式会社 | 鋼板および鋼板の製造方法 |
CN115161548B (zh) * | 2022-05-25 | 2023-03-24 | 昆明理工大学 | 一种Ti-Zr复合微合金化700MPa级高强度高韧性钢板及制备方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE60132302T2 (de) * | 2000-12-14 | 2008-07-24 | Posco, Pohang | Tin- und zrn-ausscheidendes stahlblech für schweissstrukturen, hertsellungsverfahren dafür und diese verwendende schweissgefüge |
-
2006
- 2006-11-13 JP JP2006307081A patent/JP4356949B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-10-16 CN CN2007101626968A patent/CN101182618B/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102251175A (zh) * | 2010-05-20 | 2011-11-23 | 株式会社神户制钢所 | 厚钢板 |
CN102251175B (zh) * | 2010-05-20 | 2013-07-10 | 株式会社神户制钢所 | 厚钢板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008121074A (ja) | 2008-05-29 |
CN101182618B (zh) | 2011-03-16 |
CN101182618A (zh) | 2008-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4356949B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP5207914B2 (ja) | 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP4660250B2 (ja) | 大入熱溶接による溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚手高強度鋼板 | |
JP4825057B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた鋼材およびその製法 | |
JP4969275B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた高張力厚鋼板 | |
JP5172391B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性と均一伸びに優れた鋼板 | |
JP2011080156A (ja) | 大入熱溶接による溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚手高強度鋼板 | |
JP5729803B2 (ja) | 高張力鋼板およびその製造方法 | |
JP2008255458A (ja) | Haz靭性および母材靭性に優れた厚鋼板 | |
JP5394785B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性および低温母材靱性に優れた厚鋼板 | |
JP2008255459A (ja) | Haz靭性、母材靭性、伸び、及び強度−伸びバランスに優れた厚鋼板 | |
JP5824434B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP5276871B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた低降伏比厚鋼板 | |
JP5394849B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP5320274B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性および強度の均一性に優れた厚鋼板 | |
JP4279231B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた高強度鋼材 | |
JP5103037B2 (ja) | 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
WO2016059997A1 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れたタンク用厚鋼板 | |
JP5520105B2 (ja) | 溶接熱影響部の靱性に優れた鋼材およびその製造方法 | |
JP4768526B2 (ja) | 超大入熱haz靱性および低温母材靱性に優れた厚鋼板 | |
JP5297692B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性および疲労亀裂進展抑制に優れた高張力鋼板およびその製造方法 | |
JP2005307261A (ja) | 大入熱溶接熱影響部靭性に優れた厚手高強度鋼板 | |
JP2009179868A (ja) | 溶接性に優れた高張力鋼板 | |
KR100944850B1 (ko) | 용접 열영향부의 인성이 우수한 후강판 | |
JP2005336602A (ja) | 入熱20〜100kJ/mmの大入熱溶接用高HAZ靭性鋼材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090303 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090728 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090731 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4356949 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |