JP4356942B2 - 集積回路及びそのテスト方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ASIC等の集積回路のテストに関し、特にクロック・ドメイン間のパスに対するテストを実現するための回路構成およびそのテスト方法に関するものである。
特定の用途のために設計・製造されるASIC(Application Specific Integrated Circuit)では、その製造時に、チップの良品・不良品を判別する手法として、LSSD(Level-Sensitive Scan Design)ラッチを使用するLSSDスキャン・テスト(LSSD Scan test 以下、LSSDテストと記す)が広く行われている。
図7は、LSSDテストを行うための回路構成の概略図である。
図7に示すように、LSSDテストを行うためには、チップ(集積回路)内の各組み合わせ回路(被テスト回路)の入力側と出力側にそれぞれLSSDラッチ(フリップ・フロップ)200が設けられる。そして、チップ内の全てのLSSDラッチ200が複数のスキャン・チェーン(Scan Chain)で接続される。
LSSDラッチ200は、マスタ・ラッチ201とスレイブ・ラッチ202という2つのDラッチを組み合わせて構成される。マスタ・ラッチ201には、Aクロックの入力及びこのAクロックにより制御されるスキャンイン(Scan input)とCクロックの入力及びこのCクロックにより制御されるデータイン(Data input)がある。スレイブ・ラッチ202には、Bクロックが接続され、このBクロックがハイレベルのとき、マスタ・ラッチ201のデータがスレイブ・ラッチ202に入力される。
通常の動作では、Aクロックはローレベルに固定されており、Bクロック及びCクロックを使ってデータが保持される。一方、LSSDテストの実行時は、テスト・パターン(テスト・データ)の入力及びテスト結果の出力にAクロック、Bクロックが使われる。
図7の回路に対する静的なLSSDテストのシーケンスは次のようになる。
まず、AクロックおよびBクロックにより、スキャン・チェーンを介して入力側のLSSDラッチ200にテスト・パターンをセットする(以下、スキャン・ロード)。スキャン・ロードが終わったならば、Cクロックをヒットして組み合わせ回路の出力を出力側のLSSDラッチ200に取り込む。次に、再びAクロックおよびBクロックにより、LSSDラッチ200に取り込まれた値をスキャンアウトから観測する(以下、スキャン・アンロード)。このスキャン・アンロードで得られた値と予め求めた期待値とを比較することで、各組み合わせ回路における論理の正否を判別することができる。
さて、今日、ASIC等の集積回路は、大規模化、高密度化だけでなく高速化も進んでいる。特に生産プロセスが複雑化し工程が増えたため、半導体のスピードのばらつきが大変大きくなってきている。そのため、LSSDテストにおいても、論理の正否を確認するだけでなく、運用時のクロック周波数でも正常に動作するか否かを確認する必要がある。そこで、上記のような静的なテストではなく、実動作状態(アットスピード)でのテスト(実動作テスト、At speed test)を実施することが重要となる。ところが、図7に示した構成で、LSSDテストにおける動作クロック(A/B/Cクロック)を外部装置であるLSI(Large Scale Integration)テスタから直接供給すると、実動作テストを行うことは困難である。これは、LSIテスタから供給される動作クロックが集積回路(チップ)の本来の動作クロック(内部周波数)よりも遅いためである。
したがって、実動作テストを行うためには、LSIの実際の動作時と同じ動作クロック(例えば、LSI内部のPLL回路で生成されるクロック)を使用してテストを行う必要がある。しかし、LSI内部のクロック・ドメイン内(すなわち、同じクロックで動作する回路部分)のラッチ−ラッチ・パスでは、実動作テストすることが実現されているが、異なるクロック・ドメイン間のラッチ−ラッチ・パス(以下、クロス・ドメイン・パス)に対しては、実動作テストは実現されていない。そして、異種のインターフェイス間でのデータ転送速度という観点から、異なるクロック・ドメイン間の転送スピードをテストすることが、今日、非常に重要になっている。
異なるクロック・ドメイン間にまたがる回路部分に対するテストを行う従来技術としては、ACディレイ・テストと呼ばれるテスト方法がある。これは、テスタから50MHz程度のリリース・クロックおよびキャプチャー・クロックを与えて、クロス・ドメイン・パスをテストする方法である。また、他の従来技術として、テスト用のクロック(以下、テスト・クロック)によりテストを行う方法および装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この文献記載の従来技術では、テスト・クロックをキャプチャー・クロックとして用い、各ドメインのローカル・クロック(PLL回路により生成される、実動作時のクロック)をリリース・クロックとして用いる。そして、キャプチャー・クロックに対してリリース・クロックをどの程度早く叩くかを調整して、実動作時に近い状態でテストを行うことができる。
特表2003−513286号公報
上述したように、性能が向上し高速化が進んだ今日の集積回路では、論理の正否を調べる静的なテストだけでなく、AC(alternating-current)動作の保証をおこなうためのテストが非常に重要になっている。LSIテスタから動作クロック(テスト・クロック)を入力して行うテストでは、動作クロックが遅いため、テスト精度が上がらず、出荷不良率の悪化をきたすこととなる。そのため、LSIの実際の動作時と同じクロックでテストを行う実動作テストを行う必要があるが、クロス・ドメイン・パスに対する実動作テストは未だ実現されていない。
従来行われているACディレイ・テストは、図7に示したLSSDテストにおける動作クロックであるBクロックおよびCクロックを用いてリリース・キャプチャー動作を実行する。しかし、これらのクロックは実動作には使われないため、タイミングを正確に設定すること(いわゆるタイミングの作り込み)が行われないこと、およびクロックがテスター・チャネルから供給されることにより、ラッチへの到着時間のコントロールに大きな誤差を伴うという問題があった。
また、特許文献1に記載された従来技術は、テストを実行するためにLSI内部に複雑なテスト制御回路を設けている。そのため、実動作テストに近い状態でテストを実行できるものの、LSIの回路規模が大きくなり、またLSIのタイミングクローズが困難になる事態が起こり得るという問題があった。
本発明は、上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、クロス・ドメイン・パスに対する実動作テストを実現することにある。
上記の目的を達成する本発明は、次のような回路構成により実現される。この集積回路は、第1のクロック信号で動作するフラッシュ動作可能な第1のフリップ・フロップと、第2のクロック信号で動作し、第1のフリップ・フロップの出力に接続されている組み合わせ回路に接続されたフラッシュ動作可能な第2のフリップ・フロップと、第2のクロック信号で動作し、第1のフリップ・フロップの入力に接続された第3のフリップ・フロップと、第1のクロック信号で動作し、第2のフリップ・フロップの出力に接続された第4のフリップ・フロップとを備える。そして、第2のクロック信号により、第3のフリップ・フロップからテスト・データをリリースし、第1のフリップ・フロップをフラッシュして第2のフリップ・フロップでテスト・データをキャプチャーするテスト・モードと、第1のクロック信号により、第1のフリップ・フロップからテスト・データをリリースし、第2のフリップ・フロップをフラッシュして第4のフリップ・フロップでテスト・データをキャプチャーするテスト・モードとにより、第1のフリップ・フロップと第2のフリップ・フロップとの間のパスとそれらに関わるクロックのテストを実行する。ここで、この第1のフリップ・フロップと第2のフリップ・フロップとの間のパスは、クロス・ドメイン・パスである。
より詳細には、第1、第2のフリップ・フロップを、MUXSCANフリップ・フロップ、またはLSSDスキャン・テストに用いられるLSSDラッチで構成することができる。さらに、第3のフリップ・フロップを、第1のフリップ・フロップの近傍に位置し、第2のクロック信号で動作するドメインに含まれ、ファンクションで使われるフリップ・フロップとすることができる。そのようなフリップ・フロップがシステムに存在しないときは、第3のフリップ・フロップとして、テスト・データをリリースまたはキャプチャーするための専用のフリップ・フロップを設けることもできる。第4のフリップ・フロップについても同様に、第2のフリップ・フロップの近傍に位置し、第1のクロック信号で動作するドメインに含まれ、ファンクションで使われるフリップ・フロップとすることができる。そのようなフリップ・フロップがシステムに存在しないときは、第4のフリップ・フロップとして、テスト・データをリリースまたはキャプチャーするための専用のフリップ・フロップを設けることもできる。
なお、第1のフリップ・フロップのキャプチャー実動作テストは、これが属するクロック・ドメイン内の実動作テストで実施される。また、第2のフリップ・フロップのリリースの実動作テストは、これが属するクロック・ドメイン内の実動作テストで実施される。
また本発明は、上記のように構成された集積回路におけるテスト方法としても把握される。
以上のように構成された本発明によれば、クロス・ドメイン・パスに対して、実動作テスト、すなわちアットスピードでのデータのリリースおよびキャプチャーの動作をテストすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。
まず、概要を説明する。LSIの実動作テストを行うためには、集積回路(チップ)の動作クロックを発信するチップ内部のPLL回路(クロック生成回路)から出力されるパルスに基づいて、チップの内部周波数に相当する間隔のリリース・クロックとキャプチャー・クロックを生成する必要がある。ところが、異なるクロック・ドメイン間にまたがるクロス・ドメイン・パスに対してテストを行う場合、このクロス・ドメイン・パスの両端のフリップ・フロップは異なるPLL回路で生成されるクロックにしたがって動作する。このため、リリース・クロックとキャプチャー・クロックの間隔をコントロールすることは極めて困難である。
そこで、本実施形態は、次の考え方によりクロス・ドメイン・パスの実動作テストを実現する。

(1)テスト時はドメイン間のパスを“ドメイン内のパス”とする。
(2)テスト時は1つのPLLでこのパスのリリース・クロックおよびキャプチャー・クロックを作る。
(3)(1)および(2)を達成するために、クロック・ラインにマルチプレクサを挿入しない。すなわち、クロック・ラインのゲーティングは行わない。
図1は、本実施形態によるテスト方法の概念を説明する回路図である。
図1において、DFF(フリップ・フロップ)1はクロック信号CLK1にしたがって動作し、DFF3およびDFF2はクロック信号CLK2にしたがって動作する。クロックCLK1とクロックCLK2とは異なるPLL(Phase Locked Loop)回路により発生する。また、DFF1は組み合わせ回路を介してDFF2と接続されている。
図1を参照してわかるように、この回路では、CLK1ドメインのフリップ・フロップであるDFF1が、CLK2ドメインのフリップ・フロップであるDFF3およびDFF2に挟まれている。そこで、DFF3からDFF2へのパスに着目し(DFF1はフラッシュ(flush)する)、クロック信号CLK2でリリースおよびキャプチャー動作を行う(図1で、矢印で示した経路)。
すなわち本実施形態では、クロス・ドメイン・パスのリリース・フリップ・フロップの手前(上流側)に、キャプチャー・フリップ・フロップのクロック信号と同じクロック信号で駆動するフリップ・フロップを置き、ここからテスト・データをリリースする。
なお、図1の回路において、DFF3は、DFF1の近傍に配置されており、かつクロック信号CLK2で駆動するユーザ・ラッチ(ファンクションで使われるフリップ・フロップ)から任意に選択して良い。さらに、そのような適当なユーザ・ラッチが見つからない場合は、テスト専用のDFF3を特に設けても良い。
図2は、本実施形態でテストに用いられるMUXSCANフリップ・フロップの構成を示す図である。
図2において、FLUSH=1にすると、論理和回路OR1およびOR2の出力は、共に「1」となる。これにより、2つのラッチM、Sは、フラッシュ状態となる。この状態で、マルチプレクサM1でSGN=0とすれば、図2に示す回路のSIからQまでデータがフラッシュする。
なお、図示のフリップ・フロップは、フラッシュ・モードを持つMUXSCANフリップ・フロップの構成例を示したに過ぎない。本実施形態において、クロス・ドメイン・パスの両端に置かれるフリップ・フロップは、データインプットからアウトプットまで、フラッシュ(あるいはスルー)となるモードを持つことが必須であるが、その構成は、図2に示すものに限定されない。例えば、LSSDテストに用いられるLSSDラッチは、元々フラッシュ動作できるようになっているので、本実施形態のテスト用として、図2に示すMUXSCANフリップ・フロップの代わりにLSSDラッチを流用しても構わない。
図3は、ASICのチップ上での図1に示した回路の位置関係のイメージを示した図である。
図3には、CLK1ドメインとCLK2ドメインのクロック・ツリーが示されている。図3において、CLK1ドメインのDFF1とCLK2ドメインのDFF2とをつなぐパスP0がテスト対象のターゲット・パスである。また、CLK2ドメインのDFF3がDFF1の近くに置かれているのがわかる。このような回路構成において、DFF3からテスト・データをリリースし、DFF2でキャプチャーすることにより、パスP0の実動作テストを行う。
図4は、本実施形態によるテストを実現する回路構成の例を示す図である。
図4において、DFF1、DFF4は、クロック信号CLK1で駆動するフリップ・フロップである。また、DFF2、DFF3は、クロック信号CLK2で駆動するフリップ・フロップである。そして、DFF1とDFF2の間のパスP0がターゲット・パスである。DFF3は、上述したようにCLK2で駆動するCLK2ドメインの回路であるが、本実施形態のテスト方法を説明する都合上、CLK1ドメイン側に記載されている。
図1、3に示した回路図では、本テストの概念を説明するため、DFF1の上流側にのみテスト用のフリップ・フロップDFF3を記載したが、この構成ではターゲット・パスに対してCLK2での実動作テストしかできない。実際には、CLK1での実動作テストを実行するための構成も必要である。そこで、図4に示す構成では、DFF2の下流側にDFF3と同様のテスト用のフリップ・フロップDFF4が配置される。このDFF4は、上述したようにCLK1で駆動するCLK1ドメインの回路であるが、本実施形態のテスト方法を説明する都合上、CLK2ドメイン側に記載されている。
さらに図4を参照すると、CLK1ドメイン側において、DFF3のQ出力がDFF1のSIに接続されている。また、CLK2ドメイン側において、DFF2のQ出力がDFF4のSIに接続されている。そして、CLK1ドメインとCLK2ドメインの境界をまたぐパスP0により、DFF1のQ出力がDFF2のSYSINに接続されている。
さて、上述したように本実施形態では、図4に示すパスP0がテスト対象となる。ただし、テスト対象は、実際にはクロック・ラインを含めて考える必要があり、これは、図中、破線の矢印で示した信号伝播経路と、一点鎖線の矢印で示した信号伝播経路からなる。すなわち、パスP0における信号伝播を考える場合、次のような動作が行われている。パルス(クロック信号)CLK1が、破線で示した経路を辿って、DFF1のCLKピンに到達する。これによって、DFF1のQからデータが発射され、パスP0を伝播してDFF2のSYSINに到着する。一方で、パルス(クロック信号)CLK2が、一点鎖線で示した経路を辿って、DFF2のCLKに到達する。これによって、DFF2がSYSINに到着しているデータをラッチする。
以上のことを踏まえると、DFF1、DFF2間の実動作テストを行うとは、以下の4つをテストすることに他ならない。

(A)DFF1がアットスピードでデータをキャプチャーする。
(B)DFF1がアットスピードでデータをリリースする。
(C)DFF2がアットスピードでデータをキャプチャーする。
(D)DFF2がアットスピードでデータをリリースする。

上の4つのテストを一度に行うことはできないため、複数のモードに分けてテストを行う。ただし、(A)のテストはCLK1ドメイン内の実動作テストにおいて、(D)のテストはCLK2ドメイン内の実動作テストにおいて、それぞれアットスピードでテストされる。したがって、以下では、(B)および(C)のテストについて、順番に説明する。
<第1のテスト・モード>
第1のテスト・モードでは、DFF2におけるデータのキャプチャーをテストする。
図5は、図4に示した回路構成で第1のテスト・モードを説明する図である。
図5において、DFF1はFLUSH=1、DFF2はFLUSH=0である。したがって、DFF1は入力データをフラッシュするが、DFF2は入力データをフラッシュせずにキャプチャーする。
本モードでは、まず、DFF3にテスト・データがセットされる。そして、DFF3に入力されたCLK2によりDFF3のテスト・データがリリースされる。このとき、DFF1はSIからQまでフラッシュなので、テスト・データはそのままパスP0へ伝播する。そして、DFF2に入力されたCLK2によりDFF2がテスト・データをキャプチャーする。
以上の手順によって、DFF2によるデータのキャプチャーがアットスピード(CLK2)でテストされる。すなわち、上述した(C)のテストが実行された。なお、本モードでテストを行うときの周波数は、システム設計者が想定したスピードから導き出した周波数を与えることになるであろう。
<第2のテスト・モード>
第2のテスト・モードでは、DFF1におけるデータのリリースをテストする。
図6は、図4に示した回路構成で第2のテスト・モードを説明する図である。
図6において、DFF1はFLUSH=0、DFF2はFLUSH=1である。したがって、DFF1は入力データをフラッシュせずに保持するが、DFF2は入力データをフラッシュする。
本モードでは、まず、DFF1にテスト・データがセットされる。そして、DFF1に入力されたCLK1によりDFF1のテスト・データがリリースされる。このとき、DFF2はSYSINからQまでフラッシュする。そして、DFF4に入力されたCLK1によりDFF4がテスト・データをキャプチャーする。
以上の手順によって、DFF1によるデータのリリースがアットスピード(CLK1)でテストされる。すなわち、上述した(B)のテストが実行された。なお、本モードでテストを行うときの周波数は、第1のテスト・モードの場合と同様に、システム設計者が想定したスピードから導き出した周波数を与えることになるであろう。
また、上述のように、第2のテスト・モードでは、テスト用のフリップ・フロップDFF4が用いられる。このDFF4は、DFF3(図1に示したDFF3)と同様に、DFF2の近傍に配置されており、かつクロック信号CLK1で駆動するユーザ・ラッチ(ファンクションで使われるフリップ・フロップ)を用いることができる。そのような適当なユーザ・ラッチがない場合は、テスト専用のDFF4を特に設けても良い。
以上説明した第1、第2のテスト・モードにより、クロス・ドメイン・パスを対象とした実動作テストが実現された。
なお、上述した回路構成およびテスト方法は、スキュード・ロード・テスト(Skewed load test)を前提として説明したが、ブロード・サイド・バンド・テスト(Broad side band test)に適用することも可能である。
本実施形態によるテスト方法の概念を説明する回路図である。 本実施形態でテストに用いられるフリップ・フロップの構成を示す図である。 ASICのチップ上での図1に示した回路の位置関係のイメージを示した図である。 本実施形態によるテストを実現する回路構成の例を示す図である。 図4に示した回路構成で第1のテスト・モードを説明する図である。 図4に示した回路構成で第2のテスト・モードを説明する図である。 LSSDテストを行うための回路構成を示す概略図である。
符号の説明
DFF1、DFF2、DFF3、DFF4…フリップ・フロップ

Claims (8)

  1. 第1のクロック信号で動作するフラッシュ(flush)可能な第1のフリップ・フロップと、
    第2のクロック信号で動作し、前記第1のフリップ・フロップに接続されたフラッシュ可能な第2のフリップ・フロップと、
    前記第2のクロック信号で動作し、前記第1のフリップ・フロップに接続された第3のフリップ・フロップと、
    前記第1のクロック信号で動作し、前記第2のフリップ・フロップに接続された第4のフリップ・フロップとを備え、
    前記第2のクロック信号により、前記第3のフリップ・フロップからテスト・データをリリースし、前記第1のフリップ・フロップをフラッシュして前記第2のフリップ・フロップで当該テスト・データをキャプチャーするテスト・モードと、
    前記第1のクロック信号により、前記第1のフリップ・フロップからテスト・データをリリースし、前記第2のフリップ・フロップをフラッシュして前記第4のフリップ・フロップで当該テスト・データをキャプチャーするテスト・モードとにより、当該第1のフリップ・フロップと当該第2のフリップ・フロップとの間のテストを実行する、集積回路。
  2. 前記第1、第2のフリップ・フロップが、MUXSCANフリップ・フロップである、請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記第1、第2のフリップ・フロップが、LSSDスキャン・テストに用いられるLSSDラッチである、請求項1に記載の集積回路。
  4. 前記第3のフリップ・フロップが、前記第1のフリップ・フロップの近傍に位置し、前記第2のクロック信号で動作するドメインに含まれ、ファンクションで使われるフリップ・フロップである、請求項1に記載の集積回路。
  5. 前記第3のフリップ・フロップが、前記テスト・データをリリースまたはキャプチャーするために設けられたテスト専用のフリップ・フロップである、請求項1に記載の集積回路。
  6. 前記第4のフリップ・フロップが、前記第2のフリップ・フロップの近傍に位置し、前記第1のクロック信号で動作するドメインに含まれ、ファンクションで使われるフリップ・フロップである、請求項1に記載の集積回路。
  7. 前記第4のフリップ・フロップが、前記テスト・データをリリースまたはキャプチャーするために設けられたテスト専用のフリップ・フロップである、請求項1に記載の集積回路。
  8. 第1のクロック信号で動作するフラッシュ(flush)可能な第1のフリップ・フロップと、
    第2のクロック信号で動作し、前記第1のフリップ・フロップに接続されたフラッシュ可能な第2のフリップ・フロップと、
    前記第2のクロック信号で動作し、前記第1のフリップ・フロップに接続された第3のフリップ・フロップと、
    前記第1のクロック信号で動作し、前記第2のフリップ・フロップに接続された第4のフリップ・フロップとを備えた集積回路のテスト方法であって、
    前記第2のクロック信号により、前記第3のフリップ・フロップからテスト・データをリリースし、前記第1のフリップ・フロップをフラッシュして前記第2のフリップ・フロップで当該テスト・データをキャプチャーするステップと、
    前記第1のクロック信号により、前記第1のフリップ・フロップからテスト・データをリリースし、前記第2のフリップ・フロップをフラッシュして前記第4のフリップ・フロップで当該テスト・データをキャプチャーするステップと
    を含む、テスト方法。
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