JP4349111B2 - Avシステム及びその携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、オーディオ再生装置などのAV機器、該AV機器にオーディオデータを配信するサーバ装置、及び、それらを制御する携帯端末を有するAVシステム及び該AVシステム用の携帯端末に関する。
テレビジョン受像機、CDプレイヤ、DVDプレイヤ、オーディオ再生装置などの各種AV(Audio Visual)機器は、通常、リモートコントロール装置を用いて制御できるようになされている。
このようなAV機器に個々のユーザに対応した動作を行わせるために、個人を判別する機能を持たせたリモートコントロール装置が提案されている(特許文献1)。
この提案されているリモートコントロール装置によれば、指紋認証器などを用いてユーザを判別することができ、判別したユーザに応じた制御を行なうことができる。
また、曲データを格納したサーバ装置と、該サーバ装置にLANや無線LANなどのネットワークを介して接続され、サーバ装置から配信される曲データを再生するオーディオ再生装置(クライアント装置)とからなるオーディオ配信システムが知られている。
このようなオーディオ配信システムによれば、建物内の複数の部屋にクライアント装置を設け、サーバ装置から各クライアント装置にそれぞれストリーミング配信される楽曲を各部屋のクライアント装置を用いて聴取することができる。
このようなオーディオ配信システムにおいて、ユーザが部屋を移動した場合には、何の操作も無く、前の部屋で聴いていた音楽を連続して楽しむことはできなかった。そのためには、各部屋で同時に同じ音楽を流す手段しかなかった。
そこで、空白期間は生じても、前の部屋の音楽を連続して楽しむ機能(リコール機能)が開発されている。
このリコール機能について図18及び図19を参照して説明する。図18はオーディオ配信システムの構成例を示すブロック図、図19はサーバ装置に記憶されている状態管理テーブルの一例を示す図である。
図18において、51は複数の楽曲データを記憶しているサーバ装置、52はネットワーク、53〜55は前記ネットワーク52を介して前記サーバ装置51に接続された第1〜第3のクライアント装置(クライアント1,2,3)である。ここで、図示するように、各クライアント装置は、それぞれ異なる部屋、ROOM1〜ROOM3に設置されている。また、56は、前記クライアント装置を制御するためのリモートコントロール装置(以下、「リモコン」という。)である。図示するように、リモコン56には赤外線(IR)送信部57が設けられており、各クライアント装置53〜55に内蔵されている赤外線(IR)受信部に対して制御信号を送信することができるようになされている。ユーザは前記リモコン56を操作してクライアント装置53〜55を制御することにより、前記サーバ装置51から所望の楽曲の曲データを配信させ、再生させることができる。
前記サーバ装置51には、各クライアント装置53〜55の状態を記憶している管理テーブルが設けられている。各クライアント装置53〜55は、それぞれの状態に変更があったとき、又は所定の一定時間毎に、その状態情報を前記ネットワーク52を介して前記サーバ装置51に通知するようになされており、これにより前記管理テーブルの内容は常に最新の状態に保たれている。
図19は、この管理テーブルの一例を示す図である。
この図に示す管理テーブルの例は、各クライアントが次の状態にあることを示している。すなわち、クライアント1は、アルバムAの3曲目を再生している。現在は1:30(1分30秒)の地点を再生中であり、この値は再生が続く限り、1秒ごとに+1される。また、再生のリピートモードとランダムモードは共にオフに設定されている。なお、このまま操作を行わずにいると、アルバムAの4曲目、5曲目と順次再生が行われ、アルバムAの最後の曲を最後まで再生してから、停止状態へ移行することとなる。
クライアント2は現在停止中である。その前はアルバムBの2曲目を2:10の地点まで再生してから再生停止したことがサーバに保存されている。リピートモードは「Full Repeat」に、ランダムモードは「オフ」に設定されている。
クライアント3は現在停止中で、その前に再生していた曲の情報は保存されていない。購入後まだ一度も再生を行っていないクライアントは、この状態にある。
ここで、今までROOM2に設置されているクライアント2で音楽を聴いていたユーザが、クライアント3の置かれているROOM3へ移動する場合を考える。
すなわち、クライアント2で「アルバムBの2曲目」を再生していたユーザが、クライアント3の置かれているROOM3に移動することにしたとする。まずユーザはクライアント2の再生を停止する。そしておそらくは、クライアント2の電源を切る。このときの再生地点は「2:10」であったため、サーバ装置51はクライアント2が「アルバムBの2曲目」を「2:10」の地点まで再生してから停止したことを、図19のテーブルに示すように保存しておく。
その後ユーザはクライアント3が置かれているROOM3まで移動し、クライアント3を操作して、「クライアント2のリコール」という操作を行う。具体的には「クライアント2のリコール」というリモコン56のボタンを押すか、リモコンのメニューから「リコール」「クライアント2」を順に選択する。
クライアント3でそのような操作が行われたことは直ちにサーバ装置51に伝えられる。サーバ装置51はクライアント2が直前まで「アルバムBの2曲目」を「2:10」の地点まで再生していたことを知っているため、クライアント3に対して「アルバムBの2曲目」を「2:10」の地点から再生するように指示する。また、クライアント2のときと同様に、リピートモードを「Full Repeat」に、ランダムモードを「オフ」に設定するように指示する。
このようにして、クライアント3にクライアント2の状態が引き継がれることとなる。
なお、ユーザがクライアント2の再生を停止せずに移動した場合は、ユーザがクライアント3でリコール操作を行った時のクライアント2の状態が引き継がれる。例えば、クライアント2が「アルバムBの2曲目」の「2:10」の地点を再生している時に、ユーザがクライアント2を停止することなく移動を開始したとする。その30秒後にユーザはクライアント3の置かれているROOM3へ到着してクライアント3でクライアント2のリコール操作を行ったとすると、その時クライアント2は「アルバムBの2曲目」の「2:40」の地点を再生しているため、クライアント3も「アルバムBの2曲目」を「2:40」の地点から再生開始することとなる。
また、図19のテーブルにおけるクライアント3のような、停止状態で以前の再生情報を持っていないクライアントをリコールすることはできない。
なお、デジタルコンテンツなどの視聴環境をユーザの移動に追随させることに関する特許文献としては、次の特許文献2及び特許文献3がある。
特開2001−128253号公報 特開2002−328949号公報 特開平11−146426号公報
上述のように、個人を判別する機能を有するリモートコントロール装置によれば、個々のユーザに対応した機器制御を実現することができるが、ユーザが誰であるかを判別することができるだけで、ユーザがどの部屋にいるのかといったユーザの位置情報までは管理することができない。
また、機器の制御は手動で行う必要があり、例えば、電源の消し忘れなどが起こる可能性がある。
さらに、曲の再生途中で一時的に退室するときには、ユーザは意識的に一時停止か停止の操作をする必要があり、それらの操作をし忘れた場合、次にその部屋に戻ってきたときには、曲の再生が進んでしまっており、聴いていた場所まで巻き戻す必要がある。
さらにまた、ユーザが部屋を移動した場合に、前の部屋で聴いていた曲を連続して楽しむためには、ユーザが在室しているいないに関わらず、各部屋で同時に同じ音楽を流し続けなければならなかった。ただし、この場合でも、移動中の時間分、音楽の空白期間ができる。
さらにまた、前述したリコール機能を用いる場合であっても、ユーザは、部屋を移動したときに、移動先の部屋のオーディオ装置を操作して同じ曲を呼び出す操作をしなければならなかった。
さらにまた、同時再生数の制限がなされた楽曲については、部屋を移動することで聴けなくなることがあった。
そこで本発明は、ユーザの位置に応じて、機器の電源の制御や曲の再生の制御を自動的に行うことができるAVシステム及び該AVシステム用の携帯端末を提供することを目的としている。
また、ユーザが部屋を移動した場合、又は同じ部屋に再度入室した場合に、何らの操作をすることなく、直前に楽しんでいた音楽の続きを楽しむことのできるAVシステムを提供することを目的としている。
さらに、再生していた楽曲が同時再生数が制限されたものである場合であっても、ユーザが部屋を移動したときに、その楽曲を楽しむことができるAVシステムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のAVシステムは、複数の部屋に設置されたAV機器を用いてコンテンツを再生するAVシステムであって、前記AV機器を管理するAV機器管理手段と、各々の部屋における人の入退室を検出する入退室検出手段と、個人を認証する個人認証手段とを備え、前記AV機器管理手段は、各ユーザの個人情報と位置情報を記憶する手段を有し、前記入退室検出手段がユーザの入室を検出したときに、その部屋に設置されているAV機器の電源をオン状態としてそのユーザに対応するコンテンツを再生させ、ユーザの退室を検出したときに、その部屋に設置されているAV機器がコンテンツを再生中であるときには、その再生を一時停止状態とし、該一時停止状態が所定時間継続したときに、そのAV機器をスタンバイ状態とするようになされているものである。
また、本発明の他のAVシステムは、AV機器と、前記AV機器を管理するAV機器管理装置と、携帯端末とを有するAVシステムであって、前記携帯端末は、個人認証部と位置検出部を備え、前記AV機器管理装置は、各ユーザの個人情報と位置情報を記憶する手段を有し、前記携帯端末から通知される個人認証情報及び位置検出情報に基づいて、ユーザの入室を検出したときに、その部屋に設置されているAV機器の電源をオン状態としてそのユーザに対応する楽曲を再生させ、ユーザの退室を検出した場合に、その部屋に設置されているAV機器が楽曲を再生中であるときには、その楽曲の再生を一時停止状態とし、該一時停止状態が所定時間継続したときに、そのAV機器をスタンバイ状態とするようになされているものである。
さらに、前記AV機器管理装置は、前記AV機器が一時停止状態であるときに、その部屋から退室したユーザが再度入室したことを検出したときに、該再生が一時停止中であった楽曲の再生を再開させるもの、前記ユーザの退室を検出して楽曲の再生を一時停止状態とするときに、フェードアウト処理を行って、そのAV機器をスタンバイ状態とするもの、あるいはまた、前記ユーザの入室を検出してそのユーザに対応する楽曲の再生を開始するときに、フェードイン再生を行うように制御するものである。
さらにまた、本発明の携帯端末は、上述したAVシステムにおける携帯端末であって、前記AV機器が設置されている部屋に設けられ、その部屋の識別信号を送信する赤外線発信機からの信号を受信する手段と、指紋センサーと、該指紋センサーにより取得したユーザの認証に関する情報と前記受信する手段により取得した部屋に関する情報とを前記AV機器管理装置に送信する手段とを備えているものである。
本発明のAVシステム及びAVシステム用の携帯端末によれば、該携帯端末でユーザの個人認証と位置検出を行うことができ、ユーザがAV機器の置かれている部屋に入室すると、自動的にそのAV機器の電源をオンにすることができ、ユーザがその部屋から退室すると自動的にそのAV機器をスタンバイ状態とすることができる。したがって、ユーザはAV機器の電源をオンとする操作を行う必要がなく、また、AV機器がパワーオン状態のまま放置されることもない。
また、ユーザが曲を再生中に退室した場合は、曲の再生を自動的に一時停止し、所定時間内にそのユーザが再度入室すると、自動的に曲の続きを再生することができる。一時停止状態が所定時間以上続くと、自動的にスタンバイ状態とされる。したがって、音が出たままの状態が放置されることがない。また、ユーザが再度入室したときに、退室したときの状態に戻すために、何らかの操作をする必要がない。
さらに、ユーザが曲を再生中に部屋を移動した場合には、自動的にあるいは最小限の操作をするだけで、前の部屋で再生していた曲の続きを移動先の部屋のAV機器で再生することができる。このときに、部屋間で継続されるのは、再生している曲だけでなく、再生モード設定(ランダム再生、リピート再生の態様など)も引き継がれる。したがって、ユーザは、何らの操作をすることなくあるいは非常に簡単な操作をするだけで、前にいた部屋と同じ状態とすることができる。
さらにまた、ユーザが退室したときは曲をフェードアウト処理して一時停止状態に移行し、入室したときはフェードインしながら音を立ち上げるようにしているため、スムーズな消音及び発音をすることができる。
さらにまた、ユーザが部屋を移動したときに、移動先の部屋におけるフェードインにおける通常再生レベルに復帰する時点は、前の部屋におけるフェードアウトにおける減衰開始時点よりも遡る時点とされているので、空白無く、自然に音楽をつなげることができる。
さらにまた、AV機器間で再生権利の委譲を自動的に行うことができるので、同時再生数が制限された楽曲の再生も格別の操作をすることなく行うことができる。
[実施例1]
図1は、本発明のAVシステムの第1の実施例の全体構成を示すブロック図である。この図において、1はAV機器を制御するAV機器管理マネージャ、2は前記AV機器管理マネージャと該AV機器管理マネージャにより管理される複数のAV機器とを接続するLANや無線LANなどのネットワーク、3,4,5は前記ネットワーク2に接続され前記AV機器管理マネージャにより管理されるAV機器である。ここで、前記AV機器3〜5は、それぞれ対応する部屋(ROOM 1,ROOM 2,ROOM 3)内に設置されている。このAV機器とてしては、テレビジョン受像機、CDプレイヤ、DVDプレイヤ、オーディオ再生装置、あるいは、前述したオーディオ配信システムにおけるクライアント装置など各種のものであってよいが、いずれも、楽曲などのオーディオ信号を再生する機能を有しているものとする。
また、6,7,8は、ROOM 1,ROOM 2,ROOM 3の各部屋内にそれぞれ設けられ、それぞれの部屋に対応する部屋識別コードにより変調された赤外線信号を発信する赤外線(IR)発信機である。
10は、前記AV機器を制御するための携帯端末(モバイルコントローラ)であり、図示するように、前記IR発信機6〜8からの各部屋を識別する部屋識別コードを含む赤外線信号を受信する位置検出部12、その携帯端末を操作しているユーザを識別する個人認証部13、及び、前記位置検出部12や前記個人認証部13による検出結果などを前記AV機器管理マネージャ1に送信する無線通信部などを有している。
図2は、前記携帯端末10の構成を示すブロック図である。この図において、11はこの携帯端末を制御する中央制御部,12はこの携帯端末の位置を検出する位置検出部であり、例えば、前記IR発信機6〜8から送信される部屋識別コードを受信する赤外線受信部である。また、13はこの携帯端末を操作しているユーザが誰であるかを検出する個人認証部であり、例えば、指紋センサーである。14は前記中央制御部11の制御プログラムや検出されたユーザの個人情報などの各種データの記憶領域や作業領域となるメモリ、15は表示部、16は入力部、17は起動音を発生する音楽再生部、18は前記AV機器管理マネージャ1に個人認証データや位置検出出力を送信するとともに、前記AV機器管理マネージャ1からの制御信号などを受信する無線通信部、19は前記AV機器3〜5に対し各種制御信号を送信するための赤外線(IR)送信部、20は各構成要素間のデータ伝送を行うバスである。
本発明のシステムは、例えば家庭で使用されるものであり、前記携帯端末10は、複数台備えられる。そして、前述のように個人認証部13を有しており各機器で個人認証が可能なため、特にどの携帯端末が誰のものと決められていない。後述するように、ユーザが携帯端末10を手に持ち、個人認証部13(指紋センサー)により個人認証を行うと、そのユーザがあらかじめ設定しておいたスキン(アプリケーションソフトの外見に関する情報を格納したファイル)が選択され、そのユーザ専用のGUI(グラフィカルユーザインターフェース)が表示部15に表示される。また、そのユーザが予め登録しておいた起動音が前記音楽再生部17から発せられる。
図3は、前記AV機器管理マネージャ1の要部構成を示すブロック図である。この図において、21はこのAV機器管理マネージャ全体の制御を行う中央制御部、22はメモリ、23は前記AV機器3,4,5と接続するためのネットワークインターフェース部、24は前記携帯端末10と接続するための無線通信部、25は前記各構成要素間のデータ伝送を行うためのバスである。
ここで、前記メモリ22には、前記中央制御部21のための制御プログラムや各種データのほかに、(a)登録されているユーザに関する情報を記録した管理テーブル(個人情報)、(b)ユーザとAV機器の状態を記録する管理テーブル(AV機器情報)、及び、(c)ユーザが各部屋に入退室したときの処理を記録する管理テーブル(AV機器制御・入室/退室時処理)からなる管理テーブルが格納されている。
図4に各管理テーブルの例を示す。図の(a)に示すように、管理テーブル(個人情報)は、各ユーザごとに、その個人認証用データ、楽曲の好み、選択されたGUIの番号、及び、選択された起動音の番号が記憶されている。ユーザが最初に携帯端末10を使用する初期登録時などに、そのユーザの個人認証用データ、楽曲の好み、好みのGUI、及び、好みの起動音を登録することができる。また、ユーザは、いつでも、その登録内容を変更することができる。
また、(b)に示すように、管理テーブル(AV機器情報)は、各ユーザの位置と各部屋のAV機器の状態を記録している。前述のように、位置検出部12により各携帯端末10はその存在位置(どの部屋内に位置しているのか、どの部屋にも属していないのかといった情報)を検出して、前記AV機器管理マネージャ1に無線で通知しており、また、各AV機器はその動作状態をネットワークを通じて前記AV機器管理マネージャ1に通知している。この管理テーブル(AV機器情報)は、個人認証済みの携帯端末を持ったユーザが入室・退室を行ったときなど状態の変化があったときに、随時更新される。なお、ここでは、各部屋(ROOM1〜3)に1台ずつAV機器が設置されているものとする。
さらに、(c)管理テーブル(AV機器制御・入室/退室時処理)は、各ユーザ及び各部屋ごとに、ユーザがその部屋に入室したとき及び退室したときに実行されるべきAV機器の処理を格納したテーブルである。このテーブルは、初期登録時に設定されるが、任意のタイミングで変更することができる。
このように構成されたシステムにおいて、ユーザは、携帯端末10を持って、AV機器3〜5が設置されている部屋(ROOM1〜3)に入室し、携帯端末10を操作することにより、その部屋に設置されているAV機器から所望の楽曲を再生させることができる。このとき、前述のように、携帯端末10には位置検出部12、個人認証部13及び無線通信部が設けられているため、前記AV機器管理マネージャ1は、どのユーザがどの部屋に入室したかといった情報を知ることができ、対応するAV機器の電源投入などの処理、そのユーザに対応する楽曲の再生、そのユーザに応じた携帯端末の環境設定などを自動的に行うことができる。
図5は、ユーザが任意の前記携帯端末10を手に取り、その操作を開始したときに、まず実行される個人認証処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザは携帯端末10を手に持ち、その指紋センサー部13に指をあてて、指紋を読み取らせると、指紋データが取得され(ステップS1)、該指紋データに基づいて認証データ(特徴データ)が生成されて前記AV機器管理マネージャ1に送信される(S2)。
前記AV機器管理マネージャ1は、この認証データを受信し(S11)、前記管理テーブル(個人情報)(図4(a))に記録されている個人認証データと照合する(S12)。その結果、一致するものがあったとき(S13の結果がYES)には、「認証結果」(認証OK)、そのユーザの「個人ID」、そのユーザが設定したGUIの番号である「個人用GUI」及び登録した起動音の番号を示す「起動音」の各情報を前記携帯端末10に無線で送信する(S14)。一方、前記管理データ(個人情報)中に一致する認証データがなかったとき(S13がNO)は、認証NGを示す「認証結果」情報を送信する(S15)。
携帯端末10は、この認証結果情報を受信し(S3)、認証結果がOKであるとき(S4がYES)は、受信した「個人用GUI」及び「起動音」を用いて携帯端末10の操作プログラムを起動するとともに、受信した「個人ID」のユーザが使用していることを記憶する。
また、認証結果がNGであるとき(S4がNO)は、携帯端末10に予め記憶されているゲスト用のGUIを用いて起動し、使用しているユーザがゲストであることを記憶する(S6)。その後、ユーザは、再認証の処理や新規登録を行うことができる(S7)。
このように、携帯端末10を使用しているユーザを認識して、そのユーザに対応する設定情報を用いて動作することができる。
次に、個人認証を済ませたユーザが携帯端末10を持って入室したときの処理(入室シーケンス)について、図6を参照して説明する。
ユーザがIR発信機が設置された部屋に入室すると、その携帯端末10に内蔵されている位置検出部12でその部屋に設置されているIR発信機6〜8からの赤外線信号を受信することによりどの部屋に入室したのかが検出され(S21)、「入室」を示す情報、その携帯端末の現在のユーザを示す「個人ID」、前記位置検出部12で検出した部屋を示す「部屋ID」の各情報が前記AV機器管理マネージャ1に送信される(S22)。
AV機器管理マネージャ1では、前記「入室」、「個人ID」及び「部屋ID」からなる誰がどの部屋に入室したのかを示す情報を受信すると(S31)、前記管理テーブル(AV機器制御・入室/退室時処理)(図4(c))のユーザのその部屋に入室したときの処理を参照し、入室時の処理が再生開始(ユーザが入室したときに、そのユーザの好みの曲を自動的に再生する)であるか否かを判定する(S32)。その結果、再生開始ではないときは、ステップS39に進み、そのユーザがその部屋に入室したことを前記管理テーブル(AV機器情報)に反映させる。
一方、入室時の処理が再生開始であるときは、その部屋のAV機器の状態がスタンバイ状態であるか否かを前記管理テーブル(AV機器情報)を参照して判定する(S33)。そして、スタンバイ状態のときはそのAV機器の電源をオンとして(S34)、スタンバイ状態でないとき(すなわち、オン状態のとき)はそのままステップS35に進む。
ステップS35において、その部屋のAV機器は停止中であるのか否かを判定し、停止中であるときは、前記管理テーブル(AV機器情報)に記憶されているそのユーザの好みの曲を自動再生して(S36)、ステップS39に進む。停止中でないとき(S35がNO)は、その部屋のAV機器が入室したユーザが退出して自動的に一時停止状態とされた一時停止中であるか否かを判定する(S37)。その判定結果がNOのとき(再生中又はユーザの操作による一時停止状態など)は、そのままステップS39に進み、入室情報を管理テーブル(AV機器情報)に反映する。一方、ユーザが退出することによる一時停止状態であるときは、その一時停止中であった曲をフェードイン再生して(S38)、ステップS39に進み、入室情報を管理テーブル(AV機器情報)に反映する。
次に、携帯端末10を持ったユーザが退室したときの処理(退室シーケンス)について、図7を参照して説明する。
いずれかの部屋に在室していたユーザが携帯端末10を持って退室すると、前記位置検出部12で受信していたその部屋のIR発信機からの信号が受信できなくなり、携帯端末10はユーザがその部屋から退出したことを検出する(S41)。そして、「退室」を示す情報、ユーザを示す「個人ID」及び今まで在室していた部屋の「部屋ID」を前記AV機器管理マネージャ1に送信する(S42)。
前記AV機器管理マネージャ1は、前記携帯端末10からの「退室」、「個人ID」及び「部屋ID」の各情報を受信する(S51)と、前記管理テーブル(AV機器制御・入室/退室時処理)(図4(c))のそのユーザ及びその部屋についての退室処理の項を参照し、退室処理がスタンンバイに設定されているか否かを判定する(S52)。その結果、退室処理がスタンバイ以外であるときは、ステップS59に進み、その退室に関する情報を前記管理テーブル(AV機器情報)に反映する。また、そのユーザのその部屋の退室処理がスタンバイとされていたときには、今まで在室していた部屋のAV機器の電源がオン状態であるか否かを判定し(S53)、電源がオンでないときは前記ステップS59に進み、前記管理テーブル(AV機器情報)を更新する。一方、AV機器の電源がオン状態であるときは、そのAV機器が曲を再生中であるか否かを判定する(S54)。
退出した部屋のAV機器が曲を再生中のときは、その再生曲をフェードアウトした後、一時停止状態として(S55)、そのユーザがその部屋を退室したことを前記管理テーブル(AV機器情報)に記録する(S56)。
そして、その後、あらかじめ設定した一定時間(例えば、5分間)内に前記携帯端末10から入室情報を受信したか否かを判定する(S57)。誰もその部屋に入室することなく、前記一定時間が経過したときは、ステップS58に進み、その部屋のAV機器に対してスタンバイモードとする制御信号を送信し、そのAV機器をスタンバイ状態とし(S58)、前記ステップS59に進む。なお、このS59はスキップしてもよい。
一方、前記所定時間内に、携帯端末からその部屋にユーザが入室したことを示す情報の受信があったときは、前記図6に示した入室シーケンスに移行する。そして、携帯端末から受信した「個人ID」の情報から、入室したのが直前に退出したユーザと同一である場合には、前記図6のステップS37の判定結果がYESとなり、一時停止中であった曲をフェードインして再生する(図6のステップS38)。
このように、この実施例によれば、ユーザがAV機器が設置されている部屋に入室するだけで、自動的にAV機器の電源を投入したり、ユーザの好みの曲の再生を開始するようにすることができる。
また、ユーザがAV機器が設置されている部屋から退出すると、自動的にその部屋に設置されているAV機器をスタンバイ状態とし、曲が再生されていた場合には、一時停止状態とすることができる。
さらに、退室したユーザがあらかじめ設定した時間内に再入室すると、中断されていた曲の再生を自動的に再開することができる。
したがって、ユーザは電源のオンオフの操作をする必要がなく、また、ユーザが電源のオンオフ操作をし忘れても、無駄な電力消費をなくすことができる。
さらに、再生中の曲を一時停止状態とするとき、及び、一時停止中の曲を再開するときに、フェードアウト及びフェードイン処理を行うことにより、聴感上自然なものとすることができる。
参考例]
次に、本発明の参考例について説明する。この参考例においては、前記AV機器が複数の曲データを蓄積しているサーバ装置から曲データの配信を受けて曲を再生するクライアント装置とされている。前述した実施例1においては、各AV機器がコンテンツを保有していたため各AV機器で再生できるコンテンツが異なり、同じ部屋での曲再生の中断(一時停止)/再開処理は可能であったが、部屋をまたいだ中断/再生処理はできなかった。これに対し、この参考例においては、コンテンツをAV機器管理マネージャが管理しているため全てのAV機器で同じコンテンツを再生することができ、部屋をまたいだ中断/再生処理が可能となる。
この参考例においては、前記AV機器管理マネージャ1はクライアント装置である各AV機器3〜5で再生するコンテンツ(曲)の管理も行うものであり、前記図3に示した構成に加え、複数の楽曲の曲データを格納している楽曲データ格納部を備えている。また、AV機器3〜5は、自身ではコンテンツを保有せず、前記AV機器管理マネージャ1からストリーミング配信される曲データを再生するようになされている。なお、ここでは、各部屋に1台ずつAV機器が設置されているものとして説明する。
また、前記AV機器管理マネージャ1は、同時に再生しているストリーム数をモニタリングし、同時再生数が管理された楽曲に対しては、所定以上の部屋数で新たな再生を許可しないように制御している。
そして、前記AV機器管理マネージャ1には、管理データとして、前記図4に示した(a)管理テーブル(個人情報)と(c)管理テーブル(AV機器制御・入室/退室時処理)を記憶しており、さらに、図8に示すAV機器管理テーブルとユーザー管理テーブルを記憶している。なお、(c)管理テーブル(AV機器制御・入室/退室時処理)については、個々の部屋ごと、各個人ごとに個別に処理を設定しないのであれば、設ける必要はない。
図8の(a)は、AV機器管理テーブルの例を示す図である。AV機器管理テーブルは、各部屋に設置されているAV機器が何を行っているかを記録したテーブルであり、図示するように、各部屋すなわち各AV機器ごとに、その状態、再生中の又は再生されていた曲を識別する情報(図示する例では、アルバム名とその中の順番)、その再生位置(曲の先頭からの経過時間)、及び、再生モード(リピート再生、ランダム再生の態様)が記録されている。
図8の(b)は、ユーザー管理テーブルの例を示す図である。ユーザー管理テーブルは、各ユーザがどの部屋でどのような曲を再生しているかを記録したテーブルであり、図示するように、ユーザごとに、その現在位置、現在いる部屋又は直前までいた部屋のAV機器の状態、その曲を識別する情報、その再生位置、及び、再生モードの各情報が記録されている。
各管理テーブルの情報は、各AV機器及び各携帯端末から定期的又は状態変化時に通知される情報により更新される。
このように構成された参考例においてユーザが部屋を移動したときの動作について、退室シーケンスを示す図9、及び、入室シーケンスを示す図10を参照して説明する。なお、個人認証は、前記図5に示した手順と同一の手順で済んでいるものとする。また、説明を簡略にするため、各ユーザの入室/退室時の処理は、どの部屋においても、「何もしない」に設定されているものとし、ユーザが曲の再生中に退室したときに一時停止状態を経由せずに停止状態になるものとして説明する。
図9に示す退室シーケンスにおいて、前記図7の場合と同様にユーザが退室したことを検出すると、「退室」、そのユーザの「個人ID」及び退室した部屋の「部屋ID」が前記携帯端末10から前記AV機器管理マネージャ1に送信される(S61,S62)。
AV機器管理マネージャ1は、これらの情報を受信すると(S71)、前記ユーザー管理テーブル(図8(b))を参照して、ユーザが退出した部屋は再生中であったか否かを判定する(S72)。その結果、再生中でなかったときは、ユーザがその部屋から退室したことを前記ユーザー管理テーブルに反映させる(S74)。
一方、再生中であったときは、その曲をフェードアウトし、そのAV機器を停止状態として(S73)、前記AV機器管理テーブルと前記ユーザー管理テーブルを更新する(S74)。すなわち、AV機器管理テーブルにおけるその部屋の状態を「停止中」とし、ユーザー管理テーブルにおけるそのユーザの現在位置を「OUT」、状態を「退室した部屋のIDと中断中」に設定する。
ユーザがいずれかの部屋に入室したときは、図10に示す入室シーケンスが実行される。
前述と同様にして、前記携帯端末10がユーザがIR発信機が設置されている部屋に入室したことを検出すると(S81)、「入室」、「個人ID」及び「部屋ID」を前記AV機器管理マネージャ1に送信する(S82)。
AV機器管理マネージャ1は、これらの情報を受信すると(S91)、前記ユーザー管理テーブルにおけるそのユーザの状態を参照して、中断中であるか否かを判定する(S92)。その結果、中断中でないときは、ユーザがその部屋に入室したことを前記ユーザー管理テーブルに反映させる(S97)。一方、中断中であるときには、入室した部屋のAV機器がスタンバイ状態であれば電源オン状態とし(S93,S94)、そのAV機器が停止中であるか否かを判定する(S95)。
その結果、AV機器が停止中のときは、中断中であった曲の再生を再開する処理を行なう。具体的には、前記ユーザー管理テーブルを参照して、そのユーザの再生モード(リピート/ランダム)を入室した部屋のAV機器にセットし、中断されていた曲を記録されていた再生位置からフェードインしながら再生する。そして、ステップS97に進み、管理テーブルを更新する。
一方、AV機器が停止中でないとき(すなわち、再生中のとき)は、すでに別の誰かがその部屋のAV機器を使用していると判断し、再生再開処理を行うことなく、管理テーブルの更新(S97)を行う。
以下、管理テーブル(すなわちAV管理テーブルと前記ユーザー管理テーブル)の状態を示す図11〜図14を参照しつつより詳細に説明する。
(A)まず、ユーザAはROOM1にいて、ROOM1のAV機器はスタンバイ状態であるとする。このときの管理テーブルは図11に示すようになる。すなわち、AV機器管理テーブルのROOM1の欄は、スタンバイ状態であることのみが記録され、ユーザー管理テーブルのユーザAの欄は現在位置がROOM1であることだけが記録されている。
(B)次に、ユーザAはROOM1のAV機器の電源を入れ、アルバムAの再生を始めたとする。しばらくしてアルバムAの1曲目の1:00の地点を再生している時の管理テーブルは図12に示すようになる。すなわち、AV機器管理テーブルのROOM1の欄とユーザー管理テーブルのユーザAの欄には、アルバムAの1曲目の1:00の地点を再生中であること、および、リピート再生とランダム再生がともに「OFF」に設定されていることが記録されている。
(C)アルバムAの2曲目の1:30の地点でユーザAがROOM1を出て、いずれの部屋でもない場所に移動したとする。前記図9の退室シーケンスで説明したように、前記AV機器管理マネージャ1はユーザAがROOM1を出たことを認識すると、ROOM1の再生をフェードアウト後に停止し、管理テーブルを図13のように更新する。すなわち、AV機器管理テーブルのROOM1の欄は停止中とされ、ユーザー管理テーブルのユーザAの欄には、現在位置が「OUT」、状態が「ROOM1中断中」であることが記録される。
(D)次に、ユーザAがROOM3に移動したとする。前記図10の入室シーケンスで説明したように、AV機器管理マネージャ1はユーザ管理テーブルを参照してユーザAが先ほどまでROOM1で曲の再生を行っていたことと、今ROOM3では再生が行われていないことを確認し、ROOM1での再生の続きをROOM3で再開することを決め、再生再開処理を実行する。まず、ROOM3のリピート/ランダムを、前記ROOM1におけるリピート/ランダム設定と同じ、オフ/オフに設定する。そして、ROOM3で、アルバムAの2曲目を1:30の地点から、フェードインしながら再生を開始する。管理テーブルは図14のように更新される。
なお、(C)においてROOM3が再生中であった場合は、すでに別の誰かがROOM3を使用中であると判断し、再生再開処理を行わない。
ここで、移動後の部屋で中断していた曲をフェードインしながら再生するときに、通常再生レベルに復帰する時点を、前記移動前の部屋でフェードアウトしたときの減衰開始時点よりも遡る時点となるように設定することで、空白期間がなく、聴感上より自然な再生をすることができる。例えば、図13,図14に示した例のように中断時点が1分30秒であるときには、それより前の例えば1分27秒の時点が通常再生レベルに復帰する時点となるようにROOM3での再生を制御する。
また、前記フェードインとフェードアウトのパラメータを、ユーザの移動速度や楽曲のジャンルなどに応じて可変とすることにより、聴感上自然なつながりを保つことができる。
なお、前述した第1の実施例の場合においても、ここで説明したのと同様にフェードインとフェードアウトを制御するようにしてもよい。
このように、この参考例によれば、ユーザの退出により自動的に再生を一時停止することができる。そして、ユーザが別の部屋に入室することで、空白期間をつくることなく、前の部屋での再生を後の部屋に自動的に引き継ぐことができる。このとき、曲だけではなく、再生モードも自動的に引き継がれることとなる。なお、同じ部屋に再入室したときも、中断していた再生が同様に再開される。
また、ユーザの退室に対してはフェードアウト処理を行い、入室に対してはフェードイン処理を行っている。これにより、自然な聴感を与えることができる。さらに、フェードインの終了時点をフェードアウトの開始時点よりも遡った時点とすることで、より自然なつながりを持たせることができる。
さらに、同時再生数が管理された楽曲の再生の場合であっても、ユーザの退室により自動的に再生は停止され、別の部屋への入室後、新たな部屋で再生されることとなるため、前後の部屋で同時に再生されることはなく、再生する権利は自動的に受け渡されることとなる。
[実施例
次に、本発明の第の実施例について説明する。前述した実施例においては、指紋センサーなどの個人認証部と位置検出部を有する携帯端末10を使用し、携帯端末10が直接AV機器管理マネージャ1と通信していたが、この実施例では、従来技術と同様に、AV機器を制御するための赤外線送信機能を有するリモコンを用いる。そして、指紋センサーを設けるかわりに、リモコンからユーザを特定する情報をAV機器に送信することで、ユーザを特定し、AV機器からAV機器管理マネージャにユーザの「個人ID」と入退室情報などの情報を送信するようにしている。この実施例によれば、指紋センサーや位置検出部を有する特別な装置を使用する必要がない。ただし、ユーザは必要最小限の操作を行うことが求められる。
図15は、本発明の第の実施例の構成を示すブロック図である。この図において、前記図1と同一の構成要素には同一の番号を付して説明を省略する。なお、ここでは、各部屋にAV機器が1台ずつ設置されており、部屋とAV機器とは1対1に対応しているものとする。
図中、30はAV機器3〜5を制御するリモコンであり、赤外線(IR)送信部31を内蔵している。また、このリモコン30には、ユーザがそのIDを送信するための手段と、入室又は退室を通知するための手段が設けられている。
ここで、ユーザの個人IDを送信するための手段としては、(1)各リモコンごとに、ユーザの個人IDを固定して割り当てておき、各ユーザは自分のリモコンを使用する方法と、(2)リモコンにユーザ選択スイッチを設け、各ユーザは、該ユーザ選択スイッチにより自己のIDを選択する方法がある。リモコンからAV機器に送信される制御信号にそのユーザの個人IDが付加されて送信されるようになされており、AV機器はこれにより、ユーザを特定することができる。
また、ユーザの入室又は退室をAV機器に判断させるためには、(1)前記リモコン30に「入室」,「退室」ボタンを設け、ユーザは入退室時に対応するボタンを操作する方法と、(2)ユーザは部屋に入退室するときに「オン/スタンバイ」ボタンを操作する方法がある。
(1)の方法の場合、ユーザが「入室」ボタンを操作すると、「入室」のコードとユーザの個人IDが前記IR送信部31からAV機器に送信される。「入室」コードを受信したAV機器は、コードの付加されている「個人ID」、「入室」及び自己の「機器ID(部屋ID)」を前記AV機器管理マネージャ1にネットワーク2を介して送信する。同様に、「退室」コードを受信したときには、「個人ID」、「退室」及び「機器ID(部屋ID)」を送信する。
(2)における「オン/スタンバイ」ボタンは、リモコンに通常設けられている、AV機器の電源オン状態とスタンバイ状態とを切り替えるスイッチである。AV機器は、スタンバイ中に「オン/スタンバイ」のリモコンコードを受信すると「入室」と判断し、電源オン中に受信すると「退室」と判断する。そして、(1)の場合と同様に、「入室/退室」、「個人ID」及び「機器ID(部屋ID)」をAV機器管理マネージャ1に送信する。
このように、AV機器3〜5がユーザの入退室を検出すると、該検出された入退室情報は前記ネットワーク2を介して前記AV機器管理マネージャ1に通知される。AV機器管理マネージャ1は、入退室情報を受信し、前述した第1実施例又は参考例と同様の処理を行う。
図16と図17は、前記携帯端末10の代わりにリモコン30を用いて前述した第1の実施例と同様の処理を行わせる場合の処理の流れを示すフローチャートであり、図16は入室シーケンス、図17は退室シーケンスである。
図16と前記第1の実施例における入室シーケンス(図6)とを比較すると、図16の破線で囲んだ部分(ステップS101,S102)に示すように、AV機器から「入室」、「個人ID」及び「部屋ID」がAV機器管理マネージャに送信されている点で異なっているのみである。
また、図17と前記第1の実施例における退室シーケンス(図7)とを比較すると、図17の破線で囲んだ部分(ステップS121,S122)に示すように、AV機器から「退室」、「個人ID」及び「部屋ID」がAV機器管理マネージャ1に送信されている点で異なっているのみである。
このように、ユーザの個人IDを送信する機能を有するリモコンを用いることでも、前述した第1の実施例と同様の処理を行わせることができる。
また、AV機器が複数の曲データを蓄積しているサーバ装置から曲データの配信を受けて曲を再生するクライアント装置である場合には、AV機器からユーザの個人IDと入退室情報をAV機器管理マネージャに送信させるようにすることで、前述した参考例と同様の処理を行わせることができる。この場合には、前記図9の退室シーケンスのステップS61とS62を前記図17におけるAV機器によるステップS121とS122とし、前記図10の入室シーケンスのステップS81とS82を前記図16におけるステップS101とS102に置き換えれば良い。
このように、この実施例によれば、IR送信機能を有するリモコンを用い、ユーザに必要最小限の操作をさせるのみで前述した第1の実施例及び参考例と同様の動作をさせることができる。
なお、上述した各実施例においては、オーディオデータの再生の一時停止/再開について説明したが、映像情報をストリーミング配信する場合にも、適用することができる。
本発明のAVシステムの全体構成を示すブロック図である。 携帯端末10の構成を示すブロック図である。 AV機器管理マネージャ1の要部構成を示すブロック図である。 管理テーブルの例を示す図であり、(a)は個人情報、(b)はAV機器情報、(c)はAV機器制御・入室/退室時処理の各管理テーブルを示す図である。 個人認証シーケンスを示す図である。 第1の実施例における入室シーケンスを示す図である。 第1の実施例における退室シーケンスを示す図である。 参考例における管理テーブルの例を示す図であり、(a)はAV機器管理テーブル、(b)はユーザー管理テーブルを示す図である。 参考例における退室シーケンスを示す図である。 参考例における入室シーケンスを示す図である。 管理テーブルの例を示す図である。 図11の後に更新された管理テーブルを示す図である。 図12の後に更新された管理テーブルを示す図である。 図13の後に更新された管理テーブルを示す図である。 本発明の第の実施例の構成を示すブロック図である。 の実施例における入室シーケンスを示す図である。 の実施例における退室シーケンスを示す図である。 従来のオーディオ配信システムの構成例を示すブロック図である。 図18のシステムにおける状態管理テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1:AV機器管理マネージャ、2:ネットワーク、3,4,5:AV機器、6,7,8:赤外線発振器、10:携帯端末、11:中央制御部、12:位置検出部、13:個人認証部、14:メモリ、15:表示部、16:入力部、17:音楽再生部、18:無線通信部。19:赤外線送信部、21:中央制御部、22:メモリ、23:ネットワークインターフェース部、24:無線通信部、30:リモコン、31:赤外線送信部

Claims (8)

  1. 複数の部屋に設置されたAV機器を用いてコンテンツを再生するAVシステムであって、
    前記AV機器を管理するAV機器管理手段と、各々の部屋における人の入退室を検出する入退室検出手段と、個人を認証する個人認証手段とを備え、
    前記AV機器管理手段は、各ユーザの個人情報と位置情報を記憶する手段を有し、前記入退室検出手段がユーザの入室を検出したときに、その部屋に設置されているAV機器の電源をオン状態としてそのユーザに対応するコンテンツを再生させ、ユーザの退室を検出したときに、その部屋に設置されているAV機器がコンテンツを再生中であるときには、その再生を一時停止状態とし、該一時停止状態が所定時間継続したときに、そのAV機器をスタンバイ状態とすることを特徴とするAVシステム。
  2. AV機器と、前記AV機器を管理するAV機器管理装置と、携帯端末とを有するAVシステムであって、
    前記携帯端末は、個人認証部と位置検出部を備え、
    前記AV機器管理装置は、各ユーザの個人情報と位置情報を記憶する手段を有し、前記携帯端末から通知される個人認証情報及び位置検出情報に基づいて、ユーザの入室を検出したときに、その部屋に設置されているAV機器の電源をオン状態としてそのユーザに対応する楽曲を再生させ、ユーザの退室を検出した場合に、その部屋に設置されているAV機器が楽曲を再生中であるときには、その楽曲の再生を一時停止状態とし、該一時停止状態が所定時間継続したときに、そのAV機器をスタンバイ状態とすることを特徴とするAVシステム。
  3. 前記AV機器管理装置は、前記AV機器が一時停止状態であるときに、その部屋から退室したユーザが再度入室したことを検出したときに、該再生が一時停止中であった楽曲の再生を再開させることを特徴とする請求項2記載のAVシステム。
  4. 前記AV機器管理装置は、前記ユーザの退室を検出して楽曲の再生を一時停止状態とするときに、フェードアウト処理を行って、そのAV機器をスタンバイ状態とすることを特徴とする請求項2記載のAVシステム。
  5. 前記AV機器管理装置は、前記ユーザの入室を検出してそのユーザに対応する楽曲の再生を開始するときに、フェードイン再生を行うことを特徴とする請求項2記載のAVシステム。
  6. 前記携帯端末は、ユーザの認証に関する情報を取得する指紋センサーを有する個人認証部と、前記AV機器が設置された部屋に設けられた部屋を識別する信号を送信する発信機からの信号を受信する位置検出部と、前記個人認証部で取得した個人認証情報と前記位置検出部で取得した位置検出情報とを前記AV機器管理装置に送信する手段とを有することを特徴とする請求項2〜のいずれかに記載のAVシステム。
  7. 前記携帯端末は、ユーザの個人IDを設定する手段と、ユーザがAV機器が設置された部屋に入室又は退室したときに操作される操作ボタンと、前記操作ボタンが操作されたことを示す情報と前記個人IDとを前記AV機器に送信する手段を有するものであり、前記個人認証情報と前記位置検出情報は、前記AV機器を介して前記AV機器管理装置に通知されることを特徴とする請求項2〜のいずれかに記載のAVシステム。
  8. 請求項2〜のいずれかに記載のAVシステムにおける携帯端末であって、
    前記AV機器が設置されている部屋に設けられ、その部屋の識別信号を送信する赤外線発信機からの信号を受信する手段と、指紋センサーと、該指紋センサーにより取得したユーザの認証に関する情報と前記受信する手段により取得した部屋に関する情報とを前記AV機器管理装置に送信する手段とを備えていることを特徴とする携帯端末。
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