JP4348397B2 - 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、移動体の移動状況に関する情報と併せて、移動体の移動経路周辺を運行する交通機関の運行状況に関する情報を表示する情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体に限られない。
従来、車両に設けられるナビゲーション装置では、道路交通情報システムによって配信される道路交通情報や特定区間の所要時間情報を、ほぼリアルタイムで得ることができる。これらの情報を用いることによって、実際の道路状況を反映した経路誘導をおこなうことができる。
このようなナビゲーション装置では、たとえば、制御装置が、道路地図画面を表示すると共に、VICS(登録商標)受信機を通じて交通障害情報を取得し、その受信内容から自車両の進行方向にかかる対向車線についての交通障害情報を抽出する。ついで、自車両の車幅情報を取得し、通過難易度判定処理ルーチンにおいて、取得した交通障害情報および地図データに基づいて、障害発生場所についての道幅情報を取得するとともに、その道幅情報および自車両の車幅情報に基づいて当該障害発生場所での自車両の通過難易度を判定する。さらに、その判定結果が設定レベル以上ある障害発生場所を記憶すると共に、その記憶した場所を、道路地図画面上に通過注意箇所として表示する(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2005−300209号公報
しかしながら、上述した従来技術によれば、道路上の車両の混雑状況は知ることができるものの、その他の交通機関の運行状況は知ることができないという問題点が一例として挙げられる。車両が通行する道路の状況は、事故の発生や気象条件、イベントの開催など、様々な要素に起因して変動するが、他の交通機関の運行状況も重要な要素の1つである。
特に、道路と交差する線路を運行する列車の運行状況は、周囲の道路の混雑状況と密接な関係があるにもかかわらず、ナビゲーション装置での経路誘導に反映されていないという問題点が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報表示装置は、車両の現在位置情報を取得する移動体情報取得手段と、前記車両の現在位置周辺の踏切を通過する列車の現在位置情報を取得する交通機関情報取得手段と、前記車両の現在位置とともに、前記列車の現在位置を地図上に表示する表示手段と、を備え、前記交通機関情報取得手段は、前記列車の過去の運行に伴う踏切の開閉状態に関する情報を取得し、前記表示手段は、前記列車の過去の運行に伴う踏切の開閉状態に関する情報と前記列車の現在位置情報とを用いて予測した前記踏切の開閉状態を表示することを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる情報表示方法は、移動体情報取得手段と、交通機関情報取得手段と、表示手段とを備え、移動体の移動状況に関する情報を表示する情報表示装置における情報表示方法であって、前記移動体情報取得手段が車両の現在位置情報を取得する移動体情報取得工程と、前記交通機関情報取得手段が前記車両の現在位置周辺の踏切を通過する列車の現在位置情報を取得する交通機関情報取得工程と、前記表示手段が前記車両の現在位置とともに、前記列車の現在位置を地図上に表示する表示工程と、を含み、前記交通機関情報取得工程は、前記列車の過去の運行に伴う踏切の開閉状態に関する情報を取得し、前記表示工程は、前記列車の過去の運行に伴う踏切の開閉状態に関する情報と前記列車の現在位置情報とを用いて予測した前記踏切の開閉状態を表示することを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる情報表示プログラムは、請求項2に記載の情報表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる記録媒体は、請求項3に記載の情報表示プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能なことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
はじめに、実施の形態にかかる情報表示装置100の機能的構成について説明する。図1は、情報表示装置の機能的構成を示すブロック図である。情報表示装置100は、移動体情報取得部101、交通機関情報取得部102、表示部103によって構成される。
移動体情報取得部101は、移動体の移動状況に関する情報を取得する。移動体とは、たとえば、道路を通行する車両である。移動体情報取得部101は、たとえば、GPS衛星から送信されるGPS情報を用いて、特定の車両の現在位置情報を取得する。また、移動体情報取得部101は、たとえば、VICS(登録商標)情報を受信して、車両が通行する道路の混雑状況、たとえば、所定の区間を通過するための所要時間を取得する。また、車両が走行する道路上で発生した事故の情報や、交通規制の情報などを取得することとしてもよい。
交通機関情報取得部102は、移動体の移動経路周辺を運行する交通機関の運行状況に関する情報を取得する。交通機関情報取得部102は、たとえば、車両の現在位置周辺の踏切を通過する列車の現在位置情報を取得する。交通機関情報取得部102は、たとえば、VICS(登録商標)情報を受信するモジュールを用いて、車両の現在位置周辺の踏切を通過する列車の現在位置情報、乗車率情報、遅延情報などを受信する。
また、交通機関情報取得部102は、列車の過去の運行状況に関する情報を取得する。過去の運行状況に関する情報とは、たとえば、列車の運行に伴う踏切の開閉状態の統計情報や、過去の遅延状況、乗車率情報などである。
表示部103は、移動体情報取得部101によって取得された移動状況に関する情報と併せて、交通機関情報取得部102によって取得された運行状況に関する情報を実時間表示する。表示部103は、たとえば、移動体の現在位置周辺を運行する列車の現在位置を、車両の現在位置とともに、地図情報上にリアルタイムで表示する。
また、表示部103は、列車の現在位置情報に基づいて、踏切の開閉状態を表示することとしてもよい。表示部103は、たとえば、列車の現在位置が踏切から所定距離以内となった場合、踏切が閉じていると表示する。さらに、交通機関情報取得部102によって、列車の過去の運行状況に関する情報を取得した場合、表示部103は、過去の運行状況に関する情報と列車の現在位置情報とを用いて予測した踏切の開閉状態を表示することとしてもよい。具体的には、列車の運行に伴う踏切の開閉状態を、列車の現在位置と比較することによって、現在の踏切の開閉状態を予測する。
つぎに、情報表示装置100による情報表示処理について説明する。図2は、情報表示装置による情報表示処理の手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、情報表示装置100は、移動体情報取得部101によって、車両の現在位置情報を取得する(ステップS201)。また、交通機関情報取得部102によって、列車の現在位置情報を取得する(ステップS202)。そして、表示部103によって、ステップS201およびステップS202で取得したそれぞれの現在位置を実時間表示する(ステップS203)。
つづいて、交通機関情報取得部102によって、列車の過去の運行状況に関する情報を取得する(ステップS204)。表示部103は、列車の現在位置情報と、過去の運行状況に関する情報とを用いて、踏切の開閉状態を予測して(ステップS205)、予測した踏切の開閉状態を表示して(ステップS206)、本フローチャートによる処理を終了する。
以上説明したように、情報表示装置100によれば、移動体の移動状況に関する情報と併せて、移動体の移動経路周辺を運行する交通機関の運行状況に関する情報を実時間表示する。これにより、移動体の移動状況とともに交通機関の運行状況をリアルタイムで表示することができ、周囲を運行する交通機関の運行状況を参照して移動体の移動をおこなうことができる。
また、情報表示装置100によれば、車両の現在位置とともに、車両の現在位置周辺の踏切を通過する列車の現在位置を表示する。これにより、車両の現在位置周辺の列車の現在位置に基づいて、踏切のある経路を選択するか否かなどの判断をおこなうなど、より走行しやすい経路を選択することができる。また、列車に乗車している乗客の送迎やタクシーの客待ちなどの待ち時間を軽減させることができる。
また、情報表示装置100によれば、列車の現在位置から予測した踏切の開閉状態を表示する。これにより、周囲の道路の状況をより詳細に知ることができ、走行経路の選択を容易におこなうことができる。さらに、列車の過去の運行状況に関する情報を用いて踏切の開閉状態を予測することによって、踏切の開閉状態の予測精度を向上させることができる。
つぎに、上述した実施の形態にかかる情報表示装置100の実施例について説明する。以下の実施例においては、情報表示装置100を、車両に搭載されたナビゲーション装置300に適用した場合について説明する。
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
つぎに、ナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM(メモリ)303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、カメラ313と、ディスプレイ314と、通信I/F315と、GPSユニット316と、各種センサ317と、外部接続用I/F318とを備えている。また、各構成部301〜318はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラムなどのプログラムを記録している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従って磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御に従って光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御に従ってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305または光ディスク307に記録される情報の一例として、経路探索・経路誘導などに用いる地図データが挙げられる。地図データは、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)を表す背景データと、道路の形状を表す道路形状データとを有しており、ディスプレイ314の表示画面において2次元または3次元に描画される。ナビゲーション装置300が経路誘導中の場合は、地図データと後述するGPSユニット316によって取得された自車の現在地点とが重ねて表示されることとなる。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。また、スピーカ310からは音声が出力される。なお、マイク309から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。さらに、入力デバイス311は、デジタルカメラや携帯電話端末などの他の情報処理端末を接続し、データの入出力をおこなうことができる。
映像I/F312は、映像入力用のカメラ313および映像出力用のディスプレイ314と接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ314全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ314を表示制御する制御ICなどによって構成される。
カメラ313は、車両内外の映像を撮像し、画像データとして出力する。カメラ313で撮像された画像は、画像データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。ディスプレイ314には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ314は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F315は、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。また、通信I/F315は、FMチューナー、ビーコンレシーバによって構成され、VICS(登録商標)センターから配信される道路交通情報を受信する。道路交通情報によれば、各道路の混雑状況や、所定区間を通過するのに要する所要時間、交通規制の有無などの情報をほぼリアルタイムで得ることができる。ナビゲーション装置300は、受信した道路交通情報をディスプレイ314に表示したり、目的地点までの経路誘導に用いたりする。
また、通信I/F315は、車両の現在位置周辺や設定経路上を運行する列車の列車運行情報を受信する。列車運行情報によれば、列車の現在位置や遅延状況、駅への到達時刻、列車への乗車率などの情報をほぼリアルタイムで得ることができる。ナビゲーション装置300は、受信した列車運行情報をディスプレイ314に表示したり、目的地点までの経路誘導に用いたりする。
GPSユニット316は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点(ナビゲーション装置300の現在地点)を示す情報を算出する。GPSユニット316の出力情報は、後述する各種センサ317の出力値とともに、CPU301による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
各種センサ317は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ317の出力値は、CPU301による現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定に用いられる。
外部接続用I/F318は、他の外部機器や自車のセンサなどとCPU301とのインターフェースとして機能する。外部接続用I/F318を介して、CPU301は、ハンドルやブレーキ、アクセルなどの操作情報を取得する。また、外部接続用I/F318は、オーディオ装置や車内空調装置など、外部の機器と接続するためのインターフェースとして機能する。外部接続用I/F318は、たとえば、専用の接続ケーブルのポートや赤外線通信ポートなどによって構成される。
また、実施の形態にかかる情報表示装置100の構成のうち、移動体情報取得部101は通信I/F315、GPSユニット316、各種センサ317によって、交通機関情報取得部102は通信I/F315によって、表示部103はCPU301、映像I/F312、ディスプレイ314によって、それぞれの機能を実現する。
(ナビゲーション装置300による経路誘導処理)
つぎに、ナビゲーション装置300による経路誘導処理について説明する。前述のように、ナビゲーション装置300は、通信I/F315によって、ほぼリアルタイムの道路交通情報および列車運行情報を受信している。ナビゲーション装置300は、これらの情報を用いることによって、実際の道路状況を反映した経路誘導をおこなうことができる。特に、列車運行情報を用いることによって、踏切での渋滞を回避して、より走行しやすい経路を選択することができる。
図4および図5は、ナビゲーション装置による経路誘導処理の手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、ナビゲーション装置300のCPU301は、まず、ユーザによって設定された目的地点までの経路を探索し、走行経路を決定する(ステップS401)。走行経路の決定は、たとえば、CPU301によって目的地点までの経路を複数探索し、いずれかの経路を走行経路としてユーザに選択させる。
つぎに、CPU301は、ユーザが車両の走行を開始するまで待機して(ステップS402:Noのループ)、走行を開始すると(ステップS402:Yes)、CPU301は、GPSユニット316によって受信したGPS情報や、各種センサ317から出力される出力値などを用いて、車両の現在位置を算出し、算出した現在位置をディスプレイ314に表示された地図データ上に表示する(ステップS403)。
つぎに、CPU301は、通信I/F315によって受信した道路交通情報などを用いて、走行経路に沿った誘導情報を生成し、出力する(ステップS404)。誘導情報とは、走行経路に沿った進行方向の指示などである。また、誘導情報の出力は、スピーカ310からの音声出力やディスプレイ314での表示出力などによっておこなう。
つづいて、CPU301は、通信I/F315によって現在の列車運行情報を受信したか否かを判断する(ステップS405)。現在の列車運行情報を受信すると(ステップS405:Yes)、ディスプレイ314に表示された地図データ上に列車の現在位置を表示する(ステップS406)。一方、現在の列車運行情報を受信しない場合は(ステップS405:No)、ステップS407に移行する。
さらに、CPU301は、過去の列車運行情報を取得できるか否かを判断する(ステップS407)。過去の列車運行情報を取得できる場合は(ステップS407:Yes)、過去の列車運行情報を取得して(ステップS408)、図5のステップS409に移行する。一方、過去の列車運行情報を取得できない場合は(ステップS407:No)、そのまま図5のステップS409に移行する。過去の列車運行情報は、たとえば、列車運行情報の配信元である配信サーバに蓄積されたものを受信してもよいし、ナビゲーション装置300の磁気ディスク305、光ディスク307に過去の列車運行情報を記録しておいてもよい。
図5の説明に移り、CPU301は、ステップS405で受信した現在の列車運行情報やステップS408で取得した過去の列車運行情報を用いて、走行経路上の踏切の開閉状態を予測する(ステップS409)。そして、ディスプレイ314に表示された地図データ上に、踏切の開閉状態を表示する(ステップS410)。
このとき開閉状態を予想および表示する踏切は、車両の走行経路上のすべての踏切であってもよいし、車両の現在位置から所定距離以内にある踏切であってもよい。また、ステップS405で受信した現在の列車運行情報に、各踏切の開閉状態の情報が含まれている場合には、ステップS409で予測はおこなわず、受信した情報に含まれる開閉状態を表示する。
また、現在の列車運行情報および過去の列車運行情報のいずれも取得できた場合には、両方の情報を用いて踏切の開閉状態を予測してもよいし、どちらか一方のみを用いて予測してもよい。さらに、現在の列車運行情報および過去の列車運行情報のいずれも取得できなかった場合には、ステップS409およびステップS410を省略する。
つづいて、CPU301は、ステップS409で予測した踏切の開閉状態に基づいて、別経路を探索するか否かを判断する(ステップS411)。CPU301は、たとえば、経路上にある踏切が所定時間以上閉まっているか否かなどを判断する。また、ステップS410で表示された踏切の開閉状態を見て、別経路を探索するか否かをユーザが判断してもよい。
別経路を探索する場合は(ステップS411:Yes)、CPU301は、別経路を探索し、ディスプレイ314に表示する(ステップS412)。そして、CPU301は、別経路を走行するか否かを判断する(ステップS413)。具体的には、ステップS412で表示された別経路を見て、別経路を走行するか否かをユーザが判断する。なお、現在の走行経路と比較して、時間短縮などのメリットがある経路を探索できなかった場合は、経路の表示をおこなわなくてもよい。経路を表示するか否かの判断は、ユーザによって設定された、経路探索にあたっての優先項目(料金優先、料金優先、幹線優先など)を考慮してもよい。
別経路で走行する場合は(ステップS413:Yes)、別経路に沿って経路誘導を開始する(ステップS414)。一方、別経路で走行しない場合は(ステップS413:No)、現在の走行経路に沿っての経路誘導を継続する(ステップS415)。
そして、走行が終了するまでは(ステップS416:No)、ステップS403に戻り、以降の処理を継続する。走行が終了した場合は(ステップS416:Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。
図6は、列車運行情報の表示画面の一例を示す説明図である。図6において、ナビゲーション装置300のディスプレイ314には、車両の現在位置を示す現在位置表示Pが表示されている。車両が走行する道路Rには、2本の線路L1およびL2が交差しており、それぞれの交差地点には、踏切C1およびC2が設けられている。
線路L1およびL2には、それぞれ、列車T1およびT2が移動している。列車T1およびT2の現在位置は、ほぼリアルタイムで表示され、経路上にある踏切C1,C2に列車が近づいているか否かを知ることができる。また、ディスプレイ314には、踏切C1,C2の開閉状態も表示される。図示の例では、踏切C1には列車T1が近づいており、踏切C1は閉じた状態である。一方、踏切C2は列車T2が通過し、踏切C2は開いた状態である。
それぞれの列車T1,T2には、それぞれの運行情報M1,M2が表示される。運行情報M1,M2には、次駅や主要駅への到着予定時刻や乗客数などが表示される。この他、たとえば、各踏切への到達予想時刻や、累計走行時間、通常ダイヤからの遅延状況などを表示してもよい。
ナビゲーション装置300は、たとえば、踏切C1,C2の開閉状態の情報を得ることによって、踏切の開閉に起因する渋滞を避け、よりストレスなく目的地点に到達できる経路を探索することができる。また、列車T1,T2の現在位置をほぼリアルタイムで表示することによって、駅への送迎をおこなう場合や、列車愛好家などが列車の写真撮影をおこなう場合などに、時間の無駄や行き違いを防止することができる。
さらに、たとえば、列車T1,T2の乗客数や乗客率を表示することによって、駅での乗降者数の概算を把握することができる。これにより、タクシー会社などの顧客獲得見込み数を把握することができ、タクシー車両の配車などに活用することができる。
なお、本実施例では、列車の運行状況を交通機関の運行状況としたが、これに限らず、たとえば、飛行機やフェリー、バスなどの運行状況を用いて同様の処理をおこなうこととしてもよい。
以上説明したように、ナビゲーション装置300によれば、車両の現在位置情報や道路交通情報と併せて、車両の走行経路周辺を運行する交通機関、具体的には列車の運行状況に関する情報を実時間表示する。これにより、車両の移動状況とともに周囲を運行する列車の運行状況をリアルタイムで表示することができ、列車の運行状況を参照して車両の走行経路を決定することができる。
具体的には、たとえば、車両の現在位置周辺の列車の現在位置に基づいて、踏切のある経路を選択するか否かなどの判断をおこなうなど、より走行しやすい経路を選択することができる。また、列車に乗車している乗客の送迎やタクシーの客待ちなどの待ち時間を軽減させることができる。
また、ナビゲーション装置300によれば、列車の現在位置から予測した踏切の開閉状態を表示する。これにより、周囲の道路の状況をより詳細に知ることができ、走行経路の選択を容易におこなうことができる。さらに、列車の過去の運行状況に関する情報を用いて踏切の開閉状態を予測することによって、踏切の開閉状態の予測精度を向上させることができる。
なお、本実施の形態で説明した情報表示方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
情報表示装置の機能的構成を示すブロック図である。 情報表示装置による情報表示処理の手順を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 ナビゲーション装置による経路誘導処理の手順を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置による経路誘導処理の手順を示すフローチャートである。 列車運行情報の表示画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 情報表示装置
101 移動体情報取得部
102 交通機関情報取得部
103 表示部

Claims (4)

  1. 車両の現在位置情報を取得する移動体情報取得手段と、
    前記車両の現在位置周辺の踏切を通過する列車の現在位置情報を取得する交通機関情報取得手段と、
    前記車両の現在位置とともに、前記列車の現在位置を地図上に表示する表示手段と、
    を備え、
    前記交通機関情報取得手段は、前記列車の過去の運行に伴う踏切の開閉状態に関する情報を取得し、
    前記表示手段は、前記列車の過去の運行に伴う踏切の開閉状態に関する情報と前記列車の現在位置情報とを用いて予測した前記踏切の開閉状態を表示することを特徴とする情報表示装置。
  2. 移動体情報取得手段と、交通機関情報取得手段と、表示手段とを備え、移動体の移動状況に関する情報を表示する情報表示装置における情報表示方法であって、
    前記移動体情報取得手段が車両の現在位置情報を取得する移動体情報取得工程と、
    前記交通機関情報取得手段が前記車両の現在位置周辺の踏切を通過する列車の現在位置情報を取得する交通機関情報取得工程と、
    前記表示手段が前記車両の現在位置とともに、前記列車の現在位置を地図上に表示する表示工程と、
    を含み、
    前記交通機関情報取得工程は、前記列車の過去の運行に伴う踏切の開閉状態に関する情報を取得し、
    前記表示工程は、前記列車の過去の運行に伴う踏切の開閉状態に関する情報と前記列車の現在位置情報とを用いて予測した前記踏切の開閉状態を表示することを特徴とする情報表示方法。
  3. 請求項2に記載の情報表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報表示プログラム。
  4. 請求項3に記載の情報表示プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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