JP4347649B2 - コンテンツ閲覧管理システム、プログラム、及びコンテンツサーバ - Google Patents

コンテンツ閲覧管理システム、プログラム、及びコンテンツサーバ Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ閲覧管理システム、及びプログラムに関し、特に、コンテンツ中のオブジェクト単位で閲覧状況を管理するのに好適なコンテンツ閲覧管理システム、及びプログラムに関する。
従来、旅行業界では同業他社の旅行商品を販売するという特殊な業態になっている。つまり、競合会社の代理店となって、競合会社の旅行商品を販売することで手数料を稼いでいる。旅行会社は、旅行商品を消費者に認知させるために、パンフレットを大量に印刷して各支店や代理店に配布している。代理店として旅行商品を販売する場合も、この旅行パンフレットを旅行商品発売元から大量に受け取り、その旅行パンフレットを店頭に置くなどして旅行商品を顧客に認知させている。
最近、この旅行パンフレットを電子化して、インターネットで公開して閲覧に供したり、必要に応じて店頭で印刷したりする等の方法も検討されている。
この旅行パンフレットやカタログ等の電子文書の閲覧箇所を記録する技術も実用化されつつあり、例えばWEBサイトの閲覧では、いわゆるクッキーを用いてページ間の遷移を記憶する方法は良く知られている。また、例えばアドビ社製のPDF(Portable Document Format File)等の電子文書を閲覧する場合には、選択したオブジェクトやページの遷移をJava(登録商標) Scriptを用いて記録する技術も知られている。
また、WEBページの閲覧時間をページ単位でリアルタイムに収集する技術も実現されている(特開2001−51925号公報)。この特開2001−51925号公報では、Java(登録商標)アプレットからなる閲覧情報収集プログラムを組み込んだHTMLファイルの情報をサーバに蓄積し、アクセスしてきたクライアントに送信し、クライアントのWEBブラウザは、受信した情報を表示画面に表示すると共に、閲覧情報収集プログラムをサーバから取り込んで実行する。この閲覧情報収集プログラムは、表示しているWEBページの遷移を終了イベントとして検知し、実行開始からページ遷移までの経過時間を閲覧時間としてサーバに送信する。
特開2001−51925号公報
旅行商品を紹介するサイトを閲覧する場合や、PDF等をパソコンにダウンロードしてから閲覧する場合に、どの閲覧者がどのページを辿ったかの履歴や、どのオブジェクト(写真画像や表等)を拡大表示したかの履歴は、従来技術でも記録可能である。
しかし、それだけではユーザがコンテンツ中のどの記事(オブジェクト)に関心を持っているのかを把握することができず、新しい商品の開発に結びつける等、いわゆるワンツーワンマーケティング用のツールとして充分に活用できないという問題があった。
そこで、本発明は、ユーザがコンテンツ中のどの記事(オブジェクト)に関心を持っているのかを把握することが可能なコンテンツ閲覧管理システム、プログラム、及びコンテンツサーバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1に端末とコンテンツサーバが通信回線を介して接続されたコンテンツ閲覧管理システムであって、
前記端末は、
前記コンテンツサーバから提供されるコンテンツを表示画面上で閲覧するための各種の閲覧操作を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記表示画面の大きさを示す座標の組とスクロール操作量とを含む閲覧操作と前記検知手段によって検出された前記各種の閲覧操作のなされた時刻とを示すデータを前記コンテンツサーバに送信するための送信情報生成手段とを有し、
前記コンテンツサーバは、
少なくとも前記コンテンツの特定情報及び前記コンテンツの各オブジェクトの特定情報及び前記コンテンツ内における前記各オブジェクトの配置位置を示すレイアウト情報を記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記端末より受信した前記閲覧操作を示すデータと前記コンテンツ記憶手段に記憶された前記レイアウト情報とを用いて、前記端末の前記表示画面に表示されていた前記コンテンツ内のオブジェクトを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定されたオブジェクトの閲覧時間を前記閲覧操作がなされた時刻に基づいて算出する閲覧時間算出手段と、該算出されたオブジェクトの閲覧時間を前記記憶手段に書き込む閲覧時間書込手段とを有し、
前記特定手段は、
前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記スクロール操作量とを含む前記閲覧操作を示すデータと前記レイアウト情報とを用いて前記表示画面に表示されていた前記コンテンツの絶対座標を算出し、該コンテンツの絶対座標と前記レイアウト情報に含まれる各オブジェクトの始点座標及び終点座標とを比較して前記端末の前記表示画面に表示されていた前記オブジェクトであって、かつ、前記閲覧時間算出手段により算出された閲覧時間を用いて特定されるオブジェクトを、前記コンテンツ内の着目する前記オブジェクトとして特定することを特徴とする。
また、本発明は、第2に、端末とコンテンツサーバが通信回線を介して接続されたコンテンツ閲覧管理システムであって、
前記特定手段は、前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記スクロール操作量とを含む前記閲覧操作を示すデータを用いて前記表示画面の中心座標を算出し、前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記表示画面の中心座標とを用いて該表示画面の中心座標のコンテンツ上の前記コンテンツの左上を原点とする絶対座標を算出し、該コンテンツ上の絶対座標と前記レイアウト情報に含まれる各オブジェクトの始点座標及び終点座標とを比較して前記表示画面の中心座標に表示されていたオブジェクトを特定することを特徴とする。
また、本発明は、第3に、端末とコンテンツサーバが通信回線を介して接続されたコンテンツ閲覧管理システムのコンテンツサーバにより実行されるプログラムであって、
前記コンテンツサーバを、
少なくとも前記コンテンツの特定情報及び前記コンテンツの各オブジェクトの特定情報及び前記コンテンツ内における前記各オブジェクトの配置位置を示すレイアウト情報を記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記端末より受信した前記閲覧操作を示すデータと前記コンテンツ記憶手段に記憶された前記レイアウト情報とを用いて、前記端末の前記表示画面に表示されていた前記コンテンツ内のオブジェクトを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定されたオブジェクトの閲覧時間を前記閲覧操作がなされた時刻に基づいて算出する閲覧時間算出手段と、
該算出されたオブジェクトの閲覧時間を前記記憶手段に書き込む閲覧時間書込手段として動作させ、
前記表示画面の大きさを示す座標の組とスクロール操作量と、前記端末によって検出された前記各種の閲覧操作のなされた時刻とを示すデータとを含み、
前記特定手段を、
前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記スクロール操作量とを含む前記閲覧操作を示すデータと前記レイアウト情報とを用いて前記表示画面に表示されていた前記コンテンツの絶対座標を算出し、該コンテンツの絶対座標と前記レイアウト情報に含まれる各オブジェクトの始点座標及び終点座標とを比較して前記端末の前記表示画面に表示されていた前記オブジェクトであって、かつ、前記閲覧時間算出手段により算出された閲覧時間を用いて特定されるオブジェクトを、前記コンテンツ内の着目する前記オブジェクトとして特定するよう動作させることを特徴する。
また、本発明は、第4に、端末とコンテンツサーバが通信回線を介して接続されたコンテンツ閲覧管理システムのコンテンツサーバであって、
前記コンテンツサーバは、
少なくとも前記コンテンツの特定情報及び前記コンテンツの各オブジェクトの特定情報及び前記コンテンツ内における前記各オブジェクトの配置位置を示すレイアウト情報を記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記端末より受信した前記閲覧操作を示すデータと前記コンテンツ記憶手段に記憶された前記レイアウト情報とを用いて、前記端末の前記表示画面に表示されていた前記コンテンツ内のオブジェクトを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定されたオブジェクトの閲覧時間を前記閲覧操作がなされた時刻に基づいて算出する閲覧時間算出手段と、
該算出されたオブジェクトの閲覧時間を前記記憶手段に書き込む閲覧時間書込手段とを有し、
前記閲覧操作に係るデータは、前記表示画面の大きさを示す座標の組とスクロール操作量と、前記端末によって検出された前記各種の閲覧操作のなされた時刻とを示すデータと、を含み、
前記特定手段は、
前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記スクロール操作量とを含む前記閲覧操作を示すデータと前記レイアウト情報とを用いて前記表示画面に表示されていた前記コンテンツの絶対座標を算出し、該コンテンツの絶対座標と前記レイアウト情報に含まれる各オブジェクトの始点座標及び終点座標とを比較して前記端末の前記表示画面に表示されていた前記オブジェクトであって、かつ、前記閲覧時間算出手段により算出された閲覧時間を用いて特定されるオブジェクトを、前記コンテンツ内の着目する前記オブジェクトとして特定することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザがコンテンツ中のどの記事(オブジェクト)に関心を持っているのかを把握することが可能なコンテンツ閲覧管理システム、プログラム、及びコンテンツサーバを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のコンテンツ閲覧管理システムのシステム構成図であり、通信回線100を介して相互に通信可能に、履歴管理サーバ110、コンテンツ用WEBサーバ120、印刷装置130、及びコンテンツ閲覧端末140が接続されている。なお、図1では、履歴管理サーバ110、コンテンツ用WEBサーバ120、印刷装置130、及びコンテンツ閲覧端末140は、1台ずつ示しているが、本実施形態では、少なくともコンテンツ閲覧端末140は、複数台設けられているものとする。ただし、コンテンツ用WEBサーバ120、印刷装置130、コンテンツ閲覧端末140も複数台ずつ設けることも可能である。
通信回線100としては、基本的にはインターネットを使用するが、ATM(Asynchronous Transfer Mode)、専用回線、衛星回線等を使用することも可能である。履歴管理サーバ110は、コンテンツ閲覧端末140によるコンテンツの閲覧履歴を管理するサーバであり、そのハードディスクには、図8に示したデータ項目を持つ閲覧履歴DB101が記憶されている。
コンテンツ用WEBサーバ120は、各種のコンテンツを提供するサーバであり、コンテンツDB102、及び図9に示したコンテンツDB102に含まれているオブジェクト位置情報テーブル103をハードディスク28(図2参照)に記憶している。又、コンテンツDB102は少なくともコンテンツの特定情報及びコンテンツの各オブジェクトの特定情報及び各オブジェクトのレイアウト情報を記憶しているが、オブジェクトの実体を含めて記憶しても良い。オブジェクトの実体とは画像ファイルやHTMLファイル等を言う。各オブジェクトの特定情報だけを含む場合はコンテンツDBの容量を節約できる。特定情報とはコンテンツやオブジェクトを一意に特定するための情報であり、例えばコンテンツID、コンテンツ名称(カタログやパンフレット等を特定する一意の名称)や、オブジェクト名称、オブジェクトID(オブジェクトを特定する一意の英数字の記号)等が該当する。なお、コンテンツDB102には、各種の商品を紹介するWEBコンテンツが蓄積され、このWEBコンテンツには、例えばカタログ情報やパンフレットも含まれている。なお、オブジェクト位置情報テーブル103は、コンテンツDB102と別個にハードディスク28に記憶しても良い。又図8に示したデータ項目を持つ閲覧操作記憶テーブル104が少なくともセッションが終了するまでは、コンテンツ用WEBサーバ120のRAM22に記憶されている(図1には図示せず)。閲覧操作記憶テーブル104の操作情報は所定のタイミングで履歴管理サーバ110に送信され、閲覧履歴DB101に登録される。なお、閲覧操作記憶テーブル104の操作情報はハードディスク28に記憶しても良い。
印刷装置130は、ネットワーク対応(IPP対応)のプリンタであり、いわゆるMFP(ファクシミリ機能やスキャナ機能を備えた多機能プリンタ)でもよい。コンテンツ閲覧端末140は、コンテンツ用WEBサーバ120から提供されるコンテンツを閲覧可能な端末であり、WEBコンテンツを閲覧するためのブラウザを有している。このコンテンツ閲覧端末140は、基本的にはパーソナル・コンピュータにより構成されているが、携帯電話やPDA等のモバイル端末で構成してもよい。
ここで、図8に示した閲覧操作記憶テーブル104及び閲覧履歴DB101の各データ項目を説明しておく。図8に示したコンテンツIDは、コンテンツ閲覧端末140により閲覧を要求されたコンテンツのID、ユーザIDは、当該コンテンツにログインしているユーザのID、IPアドレスは、当該ユーザのコンテンツ端末140のIPアドレスである。
また、履歴区分は、当該コンテンツの閲覧履歴の区分、例えば、コンテンツ一覧画面のオープン、コンテンツのオープン(コン開)、オブジェクトのオープン、ページ遷移(頁)、画面スクロール(スクロ)、印刷、画面拡大縮小、コンテンツのクローズ、オブジェクトのクローズ、セッション終了等の区分を示し、これら区分の何れか1つを示す文字や記号が記憶される。時刻は、その閲覧履歴の区分で示される閲覧操作がなされた時刻を示している。
履歴名称としては、履歴区分に対応する表示画面名、コンテンツのファイル名やオブジェクトの名称、ページ遷移の具体的状況(次頁:次頁への遷移、前頁:前頁への遷移)、スクロールの方向(縦:縦方向へのスクロール、横:横方向へのスクロール)、印刷したファイルのファイル名の何れか1つを意味する文字や記号が記憶される。
数値1〜数値4としては、例えば、履歴区分に対応した表示画面の座標(X、Y)、コンテンツ表示座標(X、Y)、オブジェクト表示座標(X、Y)、画面スクロールの量(X、Y)、ページ遷移時の遷移元と遷移先のページNo.、画面の拡大縮小時の基準座標(X、Y)と拡大縮小率、印刷対象ページのページNo.の何れか1つを意味する数字が記憶される。
閲覧名称は、閲覧していたコンテンツの記事(オブジェクト)の名称であり、図5のフローチャートの説明の際に詳述する。閲覧時間は、そのオブジェクトやそのページを閲覧していた時間であり、そのオブジェクトやそのページの閲覧が要求されてから、次のオブジェクトやページの閲覧が要求されるまでの時間をいう。ただし、そのオブジェクトやそのページが表示されてから、次のオブジェクトやページが表示されるまでの時間を閲覧時間としてもよい。また、関心度は、ページやオブジェクト単位での関心度を示している。
このような閲覧履歴の管理は、一般にユーザの了解が前提であることは言うまでもないが、ユーザにポイント還元等のインセンティブを与えれば、ユーザの協力を得られる可能性は高い。また、閲覧履歴を分析することにより、ユーザのニーズをより緻密に把握することが可能となり、製品やサービスの一層の改良にも繋がる。
図2は、コンテンツWEBサーバ120、コンテンツ閲覧端末140のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図2では、符号20〜29はコンテンツWEBサーバ120のデバイスを示し、符号30〜39はコンテンツ閲覧端末140のデバイスを示している。
図2に示したように、コンテンツWEBサーバ120、コンテンツ閲覧端末140は、CPU21,31、RAM22,32、ROM23,33、LANアダプタ24,34、ビデオアダプタ25,35、キーボード26,36、マウス27,37、ハードディスク28,38、及びCD−ROMドライブ29,39を有し、これらデバイスは、システムバス20,30を介して相互に接続されている。
CPU21,31は、ROM22,32に格納されたブートプログラムに基づいて、ハードディスク28,38からシステムプログラムを読み込んでRAM22,32、に展開し、この展開したシステムプログラムと協動してNo.アプリケーションを実行し、キーボード26,36やマウス27,37の操作に応答して各種の処理を行う。例えば、或るアプリケーションを起動する操作が行われた場合は、CPU21,31は、ハードディスク28,38や、CD−ROMドライブ29,39に装着されたCD−ROM等から指定に係るアプリケーションを読み出してRAM22,32に展開し、その後のキーボード26,36やマウス27,37の操作に応答してRAM22,32上のアプリケーションをシステムプログラムと協動して実行することにより、当該アプリケーションに係る処理を遂行していく。
なお、コンテンツ用WEBサーバ120のハードディスク28や、CD−ROMドライブ29に装填されたCD−ROM等には、図3、図4のフローチャートにおけるステップS421〜S433、図5のフローチャートにおけるステップS501〜S505に対応するアプリケーションも格納されている。また、コンテンツ用WEBサーバ120のハードディスク28には、上記のように、コンテンツDB102、オブジェクト位置情報テーブル103も格納されている。
さらに、コンテンツ閲覧端末140のハードディスク38や、CD−ROMドライブ39に装填されたCD−ROM等には、図3、図4のフローチャートにおけるステップS401〜S415に対応するアプリケーションも格納されている。
ROM22,32には、上記ブートプログラムの他に、入出力制御を行うBIOSも格納されている。RAM22,32は、CPU21,31が各種のプログラムを実行する際のワークエリアとしても利用される。LANアダプタ24,34は、通信回線100の一部を構成する不図示のLANとのインタフェースを司る。ビデオアダプタ25,35は、不図示のディスプレイ装置に出力する画像信号を生成すると共に、ディスプレイ装置に表示されたUI画面に対する操作信号をCPU21,31に転送する。CD−ROMドライブ29,39は、CD−ROM、CD−R、CD−R/W等の記憶媒体を装着し、これら記憶媒体に格納されたアプリケーションをハードディスク28,38にインストールするのに利用される。
次に、コンテンツの閲覧処理及び閲覧履歴の収集処理を、図3、図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、本フローチャートにおいて、ステップS401乃至ステップS415は、コンテンツ閲覧端末140のCPU31の制御の下で実行される。また、ステップS421乃至ステップS433は、コンテンツ用WEBサーバ120のCPU21の制御の下で実行される。また、ステップS441乃至ステップS442は、印刷装置130の不図示のCPUの制御の下で実行され、ステップS451は、履歴管理サーバ110の不図示のCPUの制御の下で実行される。
なお、本実施形態では、コンテンツに対する各種の閲覧操作状況の検知処理と、その閲覧操作状況を示すデータの送信処理は、コンテンツに含まれるJava(登録商標) Scriptやコンテンツ用WEBサーバ120から送信されるHTMLに含まれるブラウザ用のJava(登録商標) Scriptに基づいて行うことを想定しているが、これに限らず、コンテンツ閲覧端末140で専用のクライアントアプリケーションを動作させて、コンテンツに対する各種の閲覧操作状況の検知処理と、その閲覧操作状況を示すデータの送信処理を行ってもよい。
また、ステップS401を実行する前に、ユーザIDやパスワードの入力等の認証処理やコンテンツの検索処理及び検索結果のコンテンツ一覧の表示処理がコンテンツ閲覧端末140とコンテンツ用WEBサーバ120の協働によって既に実行され、図6に示すコンテンツ一覧画面がコンテンツ閲覧端末140の表示部に表示されているものとする。図6ではコンテンツの最初のページの縮小画像が表示されるが、これに限らずコンテンツ名を含む(アイコンの形状がコンテンツの種類によって異なる)コンテンツアイコンでもよい。
コンテンツ閲覧端末140は、表示中のコンテンツ一覧中の特定コンテンツの選択情報(例えば図6の旅行パンフBが選択された等の情報)をコンテンツ用WEBサーバ120に送信する(ステップS401)。コンテンツ用WEBサーバ120は、コンテンツ閲覧端末140から受信した特定コンテンツの選択情報をRAM22の閲覧操作記憶テーブル104に記憶する(ステップS421)。この閲覧操作記憶テーブル104は、図8に示したコンテンツID、ユーザID、IPアドレス、時刻、履歴区分、履歴名称、数値1、数値2、数値3、数値4、閲覧名称、閲覧時間、関心度の各データ項目を備えている。
今回は、コンテンツ(旅行パンフB)のオープンが要求されたので、例えば、選択されたコンテンツIDとして図8に示すような「010683565」が記憶され、ログインしているユーザIDとして「AJN23745」、当該ユーザのコンテンツ閲覧端末140のIPアドレス「10.206.34.56」が記憶される。また、時刻として例えば、「2003.0904235401」が記憶される。履歴区分として、コンテンツオープンを意味する記号又は文字(図8では、コン開)、履歴名称として、オープンしたコンテンツの名称(図8では、旅行パンフB)が記憶される。また、数値1〜数値4としては、図6に示したコンテンツ一覧画面における「旅行パンフB」の表示位置座標が記憶される。なお、ステップS421の処理時点では、閲覧名称、閲覧時間、及び関心度の欄は、空欄となっている。
次に、コンテンツ用WEBサーバ120は、特定コンテンツの選択情報に基づいて、選択に係るコンテンツの表示情報をコンテンツDB102から読み出して、コンテンツ閲覧端末140に送信する(ステップS422)。
コンテンツ閲覧端末140は、受信した表示情報に基づいて、その表示部に図7に示すようなコンテンツの内容を表示する(ステップS402)。コンテンツの内容とは、例えば、カタログや旅行パンフレット等の電子文書の特定のページ(例えば最初のページ)を意味する。
次に、コンテンツ閲覧端末140は、ページ遷移操作、例えば「次ページ」ボタンや「前ページ」ボタンの押下がなされたか否かを判別し(ステップS403)、ページ遷移操作がなされなかった場合は、後述するステップS406に進む。
一方、ページ遷移操作がなされた場合は、そのページ遷移情報をコンテンツ用WEBサーバ120に送信する(ステップS404)。このページ遷移情報としては、例えば図8のデータ例部分の3行目に示すように、ページ遷移操作がなされた時刻を示す「20030904235405」と、閲覧区分としてページ遷移を示す「頁」、履歴名称として次ページへの遷移を示す「次頁」、数値1として遷移元のページを示す「12」、数値2として遷移先のページを示す「13」を送信する。
コンテンツ用WEBサーバ120は、受信したページ遷移情報をRAM22の閲覧操作記憶テーブル104に記憶し(ステップS423)、そのページ遷移情報中の遷移先のページを表示するための表示情報をコンテンツDB102から読み出し(ステップS425)、その読み出された遷移先のページ表示用の表示情報をコンテンツ閲覧端末140に送信し(ステップS424)、コンテンツ閲覧端末140の表示部に表示させる(ステップS405)。
次に、コンテンツ閲覧端末140は、画面のスクロール操作、例えば「縦スクロールバー」や「横スクロールバー」の操作がなされたか否かを判別し(ステップS406)、画面のスクロール操作がなされなかった場合は、後述するステップS408に進む。
一方、画面のスクロール操作がなされた場合は、コンテンツ閲覧端末140は、その画面スクロールの操作情報をコンテンツ用WEBサーバ120に送信する(ステップS407)。この画面スクロールの操作情報としては、例えば、図8のデータ例部分の3行目に示すように、その操作がなされた時刻と、閲覧区分として「スクロ」(スクロール)、履歴名称として「縦」、数値1として「0」、数値2として「−10」が送信される。この数値1、数値2は、Y座標で−10だけ縦方向にスクロールされたことを示す。
コンテンツ用WEBサーバ120は、受信した画面スクロール操作情報をRAM22の閲覧操作記憶テーブル104に記憶し(ステップS426)、その画面スクロール操作情報に応じた表示情報をコンテンツDB102から読み出し(ステップS425)、その読み出された表示情報をコンテンツ閲覧端末140に送信し(ステップS424)、コンテンツ閲覧端末140の表示部に表示させる(ステップS405)。
次に、コンテンツ閲覧端末140は、オブジェクト選択操作がなされたか否かを判別し(ステップS408)、オブジェクト選択操作がなされなかった場合は、後述するステップS411に進む。このオブジェクト選択操作とは、例えば、拡大画像を表示させるためのサムネイル、或いはリンクを選択する操作を言う。
オブジェクト選択操作がなされた場合は、コンテンツ閲覧端末140は、そのオブジェクトの選択情報をコンテンツ用WEBサーバ120に送信する(ステップS409)。この選択情報としては、オブジェクトの選択操作がなされた時刻と、閲覧区分として「オブ開」(オブジェクト・オープン)、履歴名称として選択されたオブジェクト名称が送信される。
コンテンツ用WEBサーバ120は、受信したオブジェクト選択情報をRAM22の閲覧操作記憶テーブル104に記憶し(ステップS427)、その選択に係るオブジェクトの情報(拡大画像を表示するための情報やリンク先を表示するための情報)をコンテンツDB102から読み出してコンテンツ閲覧端末140に送信し(ステップS428)、コンテンツ閲覧端末140の表示部に表示させる(ステップS410)。
次に、コンテンツ閲覧端末140は、印刷要求操作がなされたか否かを判別し(ステップS411)、印刷要求操作がなされなかった場合は、後述するステップS414に進む。一方、印刷要求操作がなされた場合は、その印刷要求に係るデータをコンテンツ用WEBサーバ120に送信する(ステップS412)。この印刷要求に係るデータとしては、印刷要求がなされた時刻と、履歴区分として「印刷」、履歴名称として印刷するコンテンツ名称、数値1乃至4として印刷するページのNo.が送信される。例えば、図8のデータ例部分の5行目のように、数値1,2,3として、それぞれ12,0,13の数値が送信された場合、12ページと13ページが印刷範囲とされたことを意味する。
コンテンツ用WEBサーバ120は、受信した印刷要求をRAM22の閲覧操作記憶テーブル104に記憶すると共に、コンテンツDB102から印刷指定されたページNo.に該当する部分を読み出して印刷情報として印刷装置130に送信する(ステップS429)。印刷装置130は、受信した印刷情報に基づいて印刷を実行し(ステップS441)、印刷が完了した旨をコンテンツ用WEBサーバ120に通知する(ステップS442)。この場合、印刷装置130は、印刷が正常に完了したか否かを示す情報を通知する。
コンテンツ用WEBサーバ120は、受信した印刷完了通知の内容に応じた完了メッセージをコンテンツ閲覧端末140に送信し(ステップS430)、コンテンツ閲覧端末140の表示部に表示させる(ステップS413)。
次に、コンテンツ閲覧端末140は、終了操作(終了ボタンの押下)がなされたか否かを判別し(ステップS414)、終了操作がなされなかった場合は、ステップS402に戻る。一方、終了操作がなされた場合は、コンテンツ閲覧端末140は、終了情報をコンテンツ用WEBサーバ120に送信する(ステップS415)。
コンテンツ用WEBサーバ120は、終了情報を受信し、RAM22の閲覧操作記憶テーブル104に、終了情報を受信した時刻と履歴区分として「終了」を記憶する(ステップS431)。そして、コンテンツ用WEBサーバ120は、閲覧操作記憶テーブル104の情報と、コンテンツ用WEBサーバ120のハードディスク28に記憶されている図9に示すオブジェクト位置情報テーブル103とに基づいて、閲覧箇所の抽出処理、閲覧箇所毎の関心度の算出処理を行い(ステップS432)、算出した関心度等を含む閲覧履歴データを履歴管理サーバ110に送信して(ステップS433)、履歴管理サーバ110の閲覧履歴DB101に蓄積させる(ステップS451)。なお、上記ステップS432の処理は、図5のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
次に、図10は、閲覧履歴DB101の閲覧履歴を検索して明細ログを表示する画面であり、図8の閲覧履歴DB101の各項目のうち、例えばコンテンツIDの上5桁や閲覧時刻(From To)等を指定して検索して該当する履歴の一覧から、特定の明細を選択した場合に表示される、閲覧履歴DBの閲覧履歴(閲覧ログ)の明細分析表示画面を示す図である。この画面は、閲覧履歴DB101へのアクセス権限を有する旅行会社や旅行代理店の社員が利用できるものである。図10のユーザプロフィールは、図8のユーザIDをキーにして旅行会社の不図示のサーバのユーザマスタを参照して得られた情報を表示したものであり、「申込」欄は、図8のユーザIDをキーにして旅行会社の不図示サーバの売上DBを参照して得られた情報を表示したものである。
このようなログを表示することで、ユーザプロフィールとユーザが関心を持った商品、印刷・申込した商品を容易に把握することができる。
なお、終了操作として終了ボタンが押下されずに、×ボタンが押される場合も考えられる。そこで、コンテンツ用WEBサーバ120は、RAM22の閲覧履歴記憶用ワークエリアを監視し、所定時間(例えば1時間)以上に亘って新たな閲覧履歴情報の追加がない場合は、セッションが終了したものとして、ステップS432,S433の処理を実行し、ステップS433の処理が正常に終了した後、RAM22の閲覧操作記憶テーブル104の該当データ部分を初期化する。
また、図3,4のフローチャートでは説明しなかったが、コンテンツの一部をページ指定してファイルに保存する機能を実装してもよく、この場合も、どのコンテンツのどのページをファイルに保管したのかが閲覧履歴として残されることは言うまでもない。
次に、上記ステップS432の閲覧箇所の抽出処理、及び閲覧箇所毎の関心度の算出処理を、図5のフローチャートに基づいて詳細に説明する。なお、本フローチャートの各処理は、コンテンツ用WEBサーバ120のCPU21の制御の下で実行されるものである。
コンテンツ用WEBサーバ120は、表示画面オープンの履歴、及びコンテンツオープンの履歴に基づいて、コンテンツ閲覧端末140でコンテンツを閲覧したときの表示部分(表示画面)の大きさを算出し、その表示部分の中心位置をユーザが注視していたものと見なして、当該表示部分の中心座標を算出し、さらに、画面スクロール、ページ遷移、画面拡大縮小の閲覧履歴に基づいて、表示部分の中心座標(すなわち、ユーザの注視点)に対応するコンテンツ上の絶対座標を算出する(ステップS501)。この場合、例えば、A4用紙サイズの縦のコンテンツであれば、表示部分の中心座標は、A4用紙の左上を原点とし、原点から右方向をX座標プラス、原点から下方向をY座標プラスとする絶対座標に変換されることになる。
次に、コンテンツ用WEBサーバ120は、対応するコンテンツIDをキーとしてオブジェクト位置情報テーブル103を参照して、上記の変換した絶対座標と各オブジェクトの始点座標及び終点座標を比較して、表示部分の中心座標に表示されていたオブジェクトを特定し、そのオブジェクトの名称をオブジェクト位置情報テーブル103から抽出する(ステップS502)。
次に、コンテンツ用WEBサーバ120は、抽出したオブジェクト名をRAM22の閲覧操作記憶テーブル104の閲覧名称の欄に書き込み(ステップS503)、さらに、各オブジェクトやページの閲覧時刻に基づいて、それらオブジェクトやページの閲覧時間を算出し、閲覧操作記憶テーブル104の閲覧時間の欄に書き込む(ステップS504)。
次に、コンテンツ用WEBサーバ120は、各オブジェクトやページの閲覧時間、画面拡大縮小、印刷、ファイル保存等の閲覧操作状況を示すデータに基づいて、各オブジェクトやページに対するユーザの関心度を算出し、閲覧操作記憶テーブル104の関心度の欄に書き込む(ステップS505)。この場合、例えば、閲覧時間に対しては1秒当たり「1」、画面拡大に対しては「7」、印刷に対しては「10」、ファイル保存に対しては「13」等の重み付けをして、関心度を算出する。

このように、本実施形態では、カタログや電子パンフレット等のコンテンツのどのページやどの記事(オブジェクト)をじっくり見たのか単に飛ばし読みしたのか、どのページを印刷し或いはファイルとして保存したのか等を閲覧履歴として記憶し、この閲覧履歴に基づいて閲覧者の関心度を分析しており、効果的なワンツーワンマーケティングが可能になる。換言すれば、ユーザがコンテンツ中のどの記事(オブジェクト)に関心を持っているのかを把握することが可能となる。
また、本発明の目的は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体(コンテンツ用WEBサーバ、コンテンツ閲覧端末に係る記憶媒体)には、先に説明した(図3,4,5に示す)フローチャートに対応するプログラムコードのうち、対応する部分が格納されることになる。
本発明に係るコンテンツ閲覧システムのシステム構成図である。 コンテンツ用WEBサーバ、及びコンテンツ閲覧端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 コンテンツの閲覧処理、及び閲覧履歴の収集処理を示すフローチャートである。 コンテンツの閲覧処理、及び閲覧履歴の収集処理を示すフローチャートである(図3の続き)。 図4のステップS432における閲覧箇所の抽出処理、及び閲覧箇所毎の関心度算出処理の詳細を示すフローチャートである。 コンテンツ一覧表示例を示す図である。 図6のコンテンツ一覧表示の中から選択されたコンテンツ例を示す図である。 閲覧操作記憶テーブルと閲覧履歴DBのデータ項目を示す図である。 オブジェクト位置情報テーブルのデータ項目を示す図である。 閲覧履歴DBの閲覧履歴(閲覧ログ)の明細分析表示画面を示す図である。
符号の説明
21,31…CPU
22,32…RAM
23,33…ROM
24、34…LANアダプタ
25,35…ビデオアダプタ
26、36…キーボード
27,37…マウス
28,38…ハードディスク
29,39…CD−ROMドライブ
100…通信回線
101…印刷履歴DB
102…コンテンツDB
103…オブジェクト位置情報テーブル
110…履歴管理サーバ
120…コンテンツ用WEBサーバ
140…コンテンツ閲覧端末

Claims (7)

  1. 端末とコンテンツサーバが通信回線を介して接続されたコンテンツ閲覧管理システムであって、
    前記端末は、
    前記コンテンツサーバから提供されるコンテンツを表示画面上で閲覧するための各種の閲覧操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された前記表示画面の大きさを示す座標の組とスクロール操作量とを含む閲覧操作と前記検知手段によって検出された前記各種の閲覧操作のなされた時刻とを示すデータを前記コンテンツサーバに送信するための送信情報生成手段とを有し、
    前記コンテンツサーバは、
    少なくとも前記コンテンツの特定情報及び前記コンテンツの各オブジェクトの特定情報及び前記コンテンツ内における前記各オブジェクトの配置位置を示すレイアウト情報を記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記端末より受信した前記閲覧操作を示すデータと前記コンテンツ記憶手段に記憶された前記レイアウト情報とを用いて、前記端末の前記表示画面に表示されていた前記コンテンツ内のオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたオブジェクトの閲覧時間を前記閲覧操作がなされた時刻に基づいて算出する閲覧時間算出手段と、
    該算出されたオブジェクトの閲覧時間を前記記憶手段に書き込む閲覧時間書込手段とを有し、
    前記特定手段は、
    前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記スクロール操作量とを含む前記閲覧操作を示すデータと前記レイアウト情報とを用いて前記表示画面に表示されていた前記コンテンツの絶対座標を算出し、該コンテンツの絶対座標と前記レイアウト情報に含まれる各オブジェクトの始点座標及び終点座標とを比較して前記端末の前記表示画面に表示されていた前記オブジェクトであって、かつ、前記閲覧時間算出手段により算出された閲覧時間を用いて特定されるオブジェクトを、前記コンテンツ内の着目する前記オブジェクトとして特定することを特徴とするコンテンツ閲覧管理システム。
  2. 前記特定手段は、前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記スクロール操作量とを含む前記閲覧操作を示すデータを用いて前記表示画面の中心座標を算出し、前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記表示画面の中心座標とを用いて、該表示画面の中心座標のコンテンツ上の前記コンテンツの左上を原点とする絶対座標を算出し、該コンテンツ上の絶対座標と前記レイアウト情報に含まれる各オブジェクトの始点座標及び終点座標とを比較して前記表示画面の中心座標に表示されていたオブジェクトを特定することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ閲覧管理システム。
  3. 前記検知手段は、前記オブジェクトの拡大操作、ページ又はオブジェクトの印刷操作、保存指示操作を含む閲覧操作を検知し、前記コンテンツサーバは、前記特定手段により特定されたオブジェクトに対する関心度を前記検知された閲覧操作、及び前記閲覧時間に基づいて算出する関心度算出手段と、該算出されたオブジェクトに対する関心度を前記記憶手段に書き込む関心度書込手段とを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ閲覧管理システム。
  4. 前記検知手段、及び送信手段は、前記コンテンツに埋め込まれた命令コードに基づいて、それぞれ検知処理、送信処理を行うことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のコンテンツ閲覧管理システム。
  5. 端末とコンテンツサーバが通信回線を介して接続されたコンテンツ閲覧管理システムのコンテンツサーバにより実行されるプログラムであって、
    前記コンテンツサーバを、
    少なくとも前記コンテンツの特定情報及び前記コンテンツの各オブジェクトの特定情報及び前記コンテンツ内における前記各オブジェクトの配置位置を示すレイアウト情報を記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記端末より受信した前記閲覧操作を示すデータと前記コンテンツ記憶手段に記憶された前記レイアウト情報とを用いて、前記端末の前記表示画面に表示されていた前記コンテンツ内のオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたオブジェクトの閲覧時間を前記閲覧操作がなされた時刻に基づいて算出する閲覧時間算出手段と、
    該算出されたオブジェクトの閲覧時間を前記記憶手段に書き込む閲覧時間書込手段として動作させ、
    前記閲覧操作を示すデータは前記表示画面の大きさを示す座標の組とスクロール操作量と、前記端末によって検出された前記各種の閲覧操作のなされた時刻とを示すデータとを含み、
    前記特定手段を、
    前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記スクロール操作量とを含む前記閲覧操作を示すデータと前記レイアウト情報とを用いて前記表示画面に表示されていた前記コンテンツの絶対座標を算出し、該コンテンツの絶対座標と前記レイアウト情報に含まれる各オブジェクトの始点座標及び終点座標とを比較して前記端末の前記表示画面に表示されていた前記オブジェクトであって、かつ、前記閲覧時間算出手段により算出された閲覧時間を用いて特定されるオブジェクトを、前記コンテンツ内の着目する前記オブジェクトとして特定するよう動作させることを特徴するプログラム。
  6. 端末とコンテンツサーバが通信回線を介して接続されたコンテンツ閲覧管理システムのコンテンツサーバであって、
    前記コンテンツサーバは、
    少なくとも前記コンテンツの特定情報及び前記コンテンツの各オブジェクトの特定情報及び前記コンテンツ内における前記各オブジェクトの配置位置を示すレイアウト情報を記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記端末より受信した前記閲覧操作を示すデータと前記コンテンツ記憶手段に記憶された前記レイアウト情報とを用いて、前記端末の前記表示画面に表示されていた前記コンテンツ内のオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたオブジェクトの閲覧時間を前記閲覧操作がなされた時刻に基づいて算出する閲覧時間算出手段と、
    該算出されたオブジェクトの閲覧時間を前記記憶手段に書き込む閲覧時間書込手段とを有し、
    前記閲覧操作に係るデータは、前記表示画面の大きさを示す座標の組とスクロール操作量と、前記端末によって検出された前記各種の閲覧操作のなされた時刻とを示すデータと、を含み、
    前記特定手段は、
    前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記スクロール操作量とを含む前記閲覧操作を示すデータと前記レイアウト情報とを用いて前記表示画面に表示されていた前記コンテンツの絶対座標を算出し、該コンテンツの絶対座標と前記レイアウト情報に含まれる各オブジェクトの始点座標及び終点座標とを比較して前記端末の前記表示画面に表示されていた前記オブジェクトであって、かつ、前記閲覧時間算出手段により算出された閲覧時間を用いて特定されるオブジェクトを、前記コンテンツ内の着目する前記オブジェクトとして特定することを特徴とするコンテンツサーバ。
  7. 前記特定手段は、
    前記閲覧操作に係るデータに含まれる表示画面の大きさを示す座標の組と前記スクロール操作量とを含む前記閲覧操作を示すデータを用いて表示画面の中心座標を算出し、前記表示画面の大きさを示す座標の組と前記表示画面の中心座標とを用いて、該表示画面の中心座標のコンテンツ上の前記コンテンツの左上を原点とする絶対座標を算出し、該コンテンツ上の絶対座標と前記レイアウト情報に含まれる各オブジェクトの始点座標及び終点座標とを比較して前記表示画面の中心座標に表示されていたオブジェクトを特定する
    ことを特徴とする請求項6記載のコンテンツサーバ。
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