JP4347372B2 - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4347372B2
JP4347372B2 JP2007209580A JP2007209580A JP4347372B2 JP 4347372 B2 JP4347372 B2 JP 4347372B2 JP 2007209580 A JP2007209580 A JP 2007209580A JP 2007209580 A JP2007209580 A JP 2007209580A JP 4347372 B2 JP4347372 B2 JP 4347372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulation distance
atomizing head
electric motor
rotary atomizing
electrostatic coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007209580A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009039684A (ja
Inventor
正人 榊原
尚範 中村
陽一 花井
秀樹 斎藤
三千雄 三井
俊男 細田
清人 小林
毅 市川
佳典 會田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harmonic Drive Systems Inc
Carlisle Fluid Technologies Ransburg Japan KK
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Harmonic Drive Systems Inc
Carlisle Fluid Technologies Ransburg Japan KK
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harmonic Drive Systems Inc, Carlisle Fluid Technologies Ransburg Japan KK, Toyota Motor Corp filed Critical Harmonic Drive Systems Inc
Priority to JP2007209580A priority Critical patent/JP4347372B2/ja
Priority to PCT/JP2008/064188 priority patent/WO2009022618A1/ja
Priority to DE112008002095.7T priority patent/DE112008002095B8/de
Priority to US12/672,790 priority patent/US8430058B2/en
Publication of JP2009039684A publication Critical patent/JP2009039684A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4347372B2 publication Critical patent/JP4347372B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/04Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
    • B05B5/0415Driving means; Parts thereof, e.g. turbine, shaft, bearings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/001Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means incorporating means for heating or cooling, e.g. the material to be sprayed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/04Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
    • B05B5/0426Means for supplying shaping gas

Landscapes

  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

本発明は、被塗物に静電塗装を行う静電塗装装置に関し、特に、回転して塗料を霧化する回転霧化頭を備える静電塗装装置に関する。
従来より、回転して塗料を霧化する回転霧化頭を備え、自動車のボディ等の被塗物に対して静電塗装を行う静電塗装装置が知られている。このような静電塗装装置は、静電的な高電圧を印加した回転霧化頭を回転駆動し、この回転霧化頭に供給された流体塗料を遠心力で微粒化させると共に、回転霧化頭に印加された静電的な高電圧で微粒化した塗料粒子を帯電させて、外部に噴出する。一般的には、被塗物を陽極とし、静電塗装装置側を陰極として、両極間に静電界を構成し、負側に帯電した霧化塗料を静電力により被塗物に吸着させることで静電塗装を行う。
このような静電塗装装置が、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1の静電塗装装置は、回転霧化頭を回転駆動するための動力源として、電動モータを用いている。電動モータを利用すれば、立ち上がりや立ち下がりの制御応答性が良くなり、短時間のうちに(例えば0.5秒程度で)回転霧化頭を所望の回転数にすることができる。従って、エアモータの場合よりも効率よく塗装を行うことが可能となる。また、モータの回転数の安定性が良好になるので、塗装品質を向上させることができる。
特開2007−98382号公報
回転霧化頭には、静電的な高電圧が印加されるので、この高電圧が電動モータにも印加されると、その高電圧が電動モータの電源回路にも掛かり、該電源回路に負担が掛かる。このため、電動モータを回転霧化頭やこれと同電位とされる高電圧部材から、電気的に絶縁するのが好ましい。
しかしながら、回転霧化頭などに印加される電圧は、非常に高い電圧であるため、電動モータを回転霧化頭等から確実に絶縁するためには、回転霧化頭等と電動モータとの絶縁距離、特に沿面絶縁距離を十分に長くしなければならない。そうすると、絶縁距離を長く確保する分だけ、静電塗装装置が大型化してしまう。静電塗装装置は、例えばロボットに搭載して使用する場合があるため、小型化及び軽量化が望まれる。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、電動モータを静電的な高電圧が掛かる部材から電気的に確実に絶縁できると共に、静電塗装装置を小型化及び軽量化することができる静電塗装装置を提供することを目的とする。
その解決手段は、被塗物に静電塗装を行う回転霧化式の静電塗装装置であって、回転して塗料を霧化する回転霧化頭であって、静電的に高電圧が印加される回転霧化頭と、前記回転霧化頭を回転駆動する電動モータであって、静電的に接地されてなる電動モータと、電気絶縁材により形成されてなり、前記回転霧化頭及びこれに機械的に接続されてこれと同電位とされる増速機から、前記電動モータを電気的に絶縁すると共に、前記電動モータに挿通され、前記増速機に機械的に接続された回転軸であって、前記回転霧化頭又は前記増速機から前記電動モータに至る沿面絶縁距離を大きくする形態の絶縁距離長大化部を一又は複数有する回転軸と、前記増速機と前記電動モータとの間に固設され、前記回転霧化頭及び前記増速機から、前記電動モータを電気的に絶縁する固設絶縁部材であって、前記回転霧化頭又は前記増速機から前記電動モータに至る沿面絶縁距離を大きくする形態の絶縁距離長大化部を一又は複数有する固設絶縁部材と、を備え、前記回転軸は、その前記絶縁距離長大化部として、前記沿面絶縁距離を大きくするジグザグ状をなすジグザグ部を有すると共に、前記固設絶縁部材は、その前記絶縁距離長大化部として、前記沿面絶縁距離を大きくするジグザグ状をなすジグザグ部を有する静電塗装装置である。
本発明の静電塗装装置は、回転霧化頭及び増速機から電動モータを電気的に絶縁する回転軸及び固設絶縁部材を備える。このため、回転霧化頭や増速機に印加された静電的な高電圧が、電動モータを通じてその電源回路へ掛かることがなくなり、該電源回路に負担が掛からない。
その上、回転軸及び固設絶縁部材は、それぞれ、沿面絶縁距離を大きくする形態の絶縁距離長大化部を有するので、回転霧化頭又は増速機から電動モータに至る沿面絶縁距離を十分に大きくすることができる。このため、回転霧化頭又は増速機から電動モータまでの距離を小さくした状態で、これらを静電塗装装置に配置できる。また、回転軸及び固設絶縁部材にそれぞれ絶縁距離長大化部を設けて沿面絶縁距離を稼ぐことで、回転軸及び固設絶縁部材も小型化及び軽量化できる。従って、電動モータを静電的な高電圧が掛かる部材から電気的に確実に絶縁できると共に、静電塗装装置を小型化及び軽量化することができる。
なお、「回転軸」及び「固設絶縁部材」は、それぞれ、上記沿面絶縁距離を大きくする形態の「絶縁距離長大化部」を有するものである。「絶縁距離長大化部」としては、例えば、後述するように、上記沿面絶縁距離を大きくするジグザグ状をなすジグザグ部や、上記沿面絶縁距離を大きくする延出形状をなす延出部などが挙げられる。
更に、本発明の静電塗装装置は、回転軸の絶縁距離長大化部として、回転霧化頭又は増速機から電動モータに至る沿面絶縁距離を大きくするジグザグ状をなすジグザグ部を有する。また、固設絶縁部材の絶縁距離長大化部として、回転霧化頭又は増速機から電動モータに至る沿面絶縁距離を大きくするジグザグ状をなすジグザグ部を有する。このようなジグザグ部を設けることにより、上記沿面絶縁距離を容易に大きくすることができるので、回転霧化頭又は増速機から電動モータを確実に絶縁できる。
更に、上記の静電塗装装置であって、前記回転軸は、その前記絶縁距離長大化部として、前記沿面絶縁距離を大きくする延出形状をなす延出部を有すると共に、前記固設絶縁部材は、その前記絶縁距離長大化部として、前記沿面絶縁距離を大きくする延出形状をなす延出部を有する静電塗装装置とすると良い。
本発明の静電塗装装置は、回転軸の絶縁距離長大化部として、回転霧化頭又は増速機から電動モータに至る沿面絶縁距離を大きくする延出形状をなす延出部を有する。また、固設絶縁部材の絶縁距離長大化部として、回転霧化頭又は増速機から電動モータに至る沿面絶縁距離を大きくする延出形状をなす延出部を有する。このような延出部を設けることにより、上記沿面絶縁距離を容易に大きくすることができるので、回転霧化頭又は増速機から電動モータを確実に絶縁できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1に本実施形態に係る静電塗装装置100を示す。また、図2に図1におけるA−A断面図を示す。また、図3にこの静電塗装装置100の先端側部分を拡大して示す。また、図4に静電塗装装置100を構成する回転軸(第1絶縁部材)140を示し、図5に固設絶縁部材(第2絶縁部材)150を示す。
この静電塗装装置100は、図1中に一部を破線で示すロボットのアームAMに搭載して、被塗物である自動車のボディ(図示しない)に対して静電塗装を行う装置である。なお、図1,図3〜図5においては、図中の左側が先端側、図中の右側が後端側、図中の上側が上側、図中の下側が下側となる。
この静電塗装装置100は、図1に示すように、ハウジング110と、このハウジング110よりも先端側に取り付けられた回転霧化頭120と、回転霧化頭120に機械的に接続された増速機(高電圧部材)125とを備える。また、静電塗装装置100は、回転霧化頭120の駆動源となるACサーボモータ(電動モータ)130と、このACサーボモータ130に挿通され、増速機125に機械的に接続された回転軸140とを備える。更に、静電塗装装置100は、増速機125とACサーボモータ130との間に固設した固設絶縁部材150と、塗料が充填される塗料カートリッジ160と、塗料を汲み出す塗料バルブ165とを備える。
このうち、ハウジング110は、絶縁性樹脂から形成されてなり、図1及び図3に示すように、その先端側の開口110cには、これを閉塞するようにして金属製の先端部材115が固設されている。この先端部材115には、その内外間を貫通するエア噴出部116が設けられている。このエア噴出部116は、シェーピングエアSAを外部(図1中、左側)に噴射するエア噴出口116cを有する。また、このエア噴出部116は、その後端側において後述するエア通路180に連通している。このため、エア通路180からエア噴出部116に圧縮空気(本実施形態では後述する空冷エアKA)が供給されると、その圧縮空気(空冷エアKA)の全量をシェーピングエアSAの全量として、エア噴出口116cから噴射する。
また、この先端部材115には、ハウジング110内の下方側に配設された高電圧カスケード(高電圧発生器)119が、ハウジング110内に配置した高電圧ケーブル118を介して、電気的に接続されている。この高電圧カスケード119は、静電的な高電圧を発生させて、これを先端部材115に印加する。これにより、先端部材115は、使用時に−90kV程度の電位となる。
先端部材115の先端側には、金属製の回転霧化頭120が回転自在に取り付けられ、一方、先端部材115の後端側には、回転霧化頭120と機械的に接続する増速機125が配設されている。
回転霧化頭120は、上記のように増速機125と機械的に接続しており、増速機125は、後端側において後述するACサーボモータ130に挿通された回転軸140と機械的に接続している。このため、回転霧化頭120は、増速機125及び回転軸140を介して、ACサーボモータ130の回転駆動力により回転駆動する。
また、前述したように、先端部材115には、高電圧カスケード119により静電的な高電圧が印加される。先端部材115に固設された増速機125とこれに接続した回転霧化頭120も金属から形成されているので、増速機125及び回転霧化頭120にも同様に静電的な高電圧が印加されて、いずれも−90kV程度の電位となる。
また、回転霧化頭120には、その径方向中央にSUSチューブからなる塗料供給管170(図1及び図3の他、図2も参照)が接続されている。回転霧化頭120は、ACサーボモータ130及び増速機125により高速回転(本実施形態では約3万回転)し、塗料供給管170からこの回転霧化頭120に供給された流体塗料をその遠心力で微粒子化させて、外部に噴射する。その際、回転霧化頭120には、静電的な高電圧が印加されるので、回転霧化頭120に供給された塗料は負に帯電する。従って、被塗物である自動車のボディを相対的に正電圧(具体的には接地電圧)として塗装を行えば、回転霧化頭120と自動車のボディとの間に静電界が形成されて、負に帯電した霧化塗料を自動車のボディに効率よく塗着させることができる。
増速機125は、公知の構成を有する。即ち、この増速機125は、図示しない前段遊星歯車機構と後段遊星歯車機構との2段の増速機構を有する。このうち、前段遊星歯車機構側の入力軸には、後述する回転軸140が機械的に接続されており、一方、後段遊星歯車機構側の出力軸には、回転霧化頭120が機械的に接続されている。これにより、ACサーボモータ130の回転駆動力が、増速機125の前段遊星歯車機構と後段遊星歯車機構とで2段に増速された後、回転霧化頭120に伝達される。本実施形態の増速機125は、6倍に増速するので、ACサーボモータ130の回転数を5千回転とすることにより、回転霧化頭120の回転数を、塗料の噴霧に必要となる3万回転とすることができる。
ACサーボモータ130は、ハウジング110内のうち、増速機125よりも後端側の所定位置に配設されている。このACサーボモータ130は、その外周面130gが、周方向に延びる凸部と凹部が軸線方向に交互に並んで形成されたジグザグ状の凹凸形状とされている(図3参照)。従って、この外周面130gは、凹凸がない場合に比して、表面積が大幅に大きくなっている。なお、図1では、記載の都合上、凹凸を省略してある。このACサーボモータ130は、電源ケーブル133等を介して、図示外の電源回路と電気的に接続されており、その電源回路から供給される電力により回転駆動する。ACサーボモータ130は、電源ケーブル133等を介して外部に繋がり、静電的に接地されている。
ACサーボモータ130には、その径方向中央に回転軸140が挿通されている。この回転軸140は、絶縁性樹脂により一体成形されている。この回転軸140は、図4に別途示すように、先端側から後端側に円筒状をなして延びる筒状部141を有する。この筒状部141は、その軸線方向中央よりも後端側に位置し、肉薄に形成された後端側肉薄部141kuと、軸線方向中央よりも先端側に位置し、肉厚に形成された肉厚部141wと、この肉厚部141wよりも更に先端側に位置し、肉薄に小さく形成された先端側肉薄部141suとからなる。
後端側肉薄部141kuのうち、自身の中央よりも先端側に位置する先端側部141kusは、ACサーボモータ130内に挿通されており、一方、自身の中央よりも後端側に位置する後端側部(第1延出部(絶縁距離長大化部))141kukは、ACサーボモータ130から後端側に向かって延出している。また、肉厚部141wのうち、自身の中央よりも後端側に位置する後端側部141wkは、ACサーボモータ130内に挿通されており、一方、自身の中央よりも先端側に位置する先端側部141wsは、ACサーボモータ130から先端側に向かって延出している。この肉厚部141wの先端近傍は、増速機125に機械的に接続されている。
また、筒状部141の径方向内側には、間隙を介して、絶縁性樹脂からなる円筒状の樹脂管173が配設されている(図1〜図3参照)。この樹脂管173は、回転霧化頭120に塗料を供給する塗料供給管170を隙間なく覆っている。この樹脂管173は、回転軸140の筒状部141と共に、ACサーボモータ130を静電的な高電圧から電気的に絶縁するためのものである。即ち、前述したように、先端部材115には、高電圧カスケード119により静電的な高電圧が印加され、増速機125及び回転霧化頭120にも静電的な高電圧が印加されるので、回転霧化頭120に供給される塗料にも、静電的な高電圧が印加される。このため、ACサーボモータ130の内部に挿通された金属製の塗料供給管170も、塗料から静電的な高電圧が印加されて、−90kV程度の電位となる。従って、この高電圧とされる塗料供給管170からACサーボモータ130を電気的に絶縁するために、塗料供給管170とACサーボモータ130との間に、樹脂管173と樹脂製の回転軸140(筒状部141)とを配置している。
また、回転軸140の筒状部141のうち、肉厚部141wの先端側部141wsの径方向外側には、図4に示すように、ジグザグ状で断面櫛歯状をなす第1ジグザグ部(絶縁距離長大化部)143が設けられている。この第1ジグザグ部143は、肉厚部141wの先端側部141wsから径方向外側に円板状に延出する円板部143aを有する。また、第1ジグザグ部143は、円板部143aの径方向内側寄りの所定位置から先端側に延出し、肉厚部141wの先端側部141wsの外側を同心円状に取り囲む円筒状の第1−1円筒部143bを有する。また、第1ジグザグ部143は、円板部143aの所定位置から先端側に延出し、第1−1円筒部143bの外側を同心円状に取り囲む円筒状の第1−2円筒部143cを有する。更に、第1ジグザグ部143は、円板部143aの径方向外側の所定位置から先端側に延出し、第1−2円筒部143cの外側を同心円状に取り囲む円筒状の第1−3円筒部143dを有する。
このように本実施形態では、回転軸140が第1ジグザグ部143を有しているので、静電的な高電圧が印加される増速機125からACサーボモータ130までの沿面絶縁距離が十分に長くなっている。具体的に説明すると、増速機125のうちの後端側に位置する部位Aから、ACサーボモータ130のうちの先端側に位置する部位Bまでの沿面絶縁距離ABが、第1ジグザグ部143が存在することにより、大幅に長くなっている。従って、増速機125からACサーボモータ130まで届く沿面放電を確実に防止できるので、ACサーボモータ130を増速機125から確実に絶縁できる。なお、本実施形態では、回転霧化頭120は、増速機125よりも更に先端側に離れて配置されているので、ACサーボモータ130は、回転霧化頭120からも確実に絶縁されている。
また、回転軸140は、後端側肉薄部141kuの後端側部(第1延出部)141kukを有しているので、これによっても静電的な高電圧が印加される増速機125からACサーボモータ130までの沿面絶縁距離が十分に長くなっている。具体的には、増速機125のうちの後端側に位置する部位Cから、ACサーボモータ130のうちの後端側に位置する部位Dまでの、ACサーボモータ130の内部を通る沿面絶縁距離CDが、後端側部141kukが存在することにより、大幅に長くなっている。従って、増速機125からACサーボモータ130まで届く沿面放電を確実に防止できるので、ACサーボモータ130を増速機125から確実に絶縁できる。
また、ACサーボモータ130と増速機125との間には、固設絶縁部材150が介在している。この固設絶縁部材150は、絶縁性樹脂から一体成形されている。この固設絶縁部材150は、図5に別途示すように、その大部分がACサーボモータ130と増速機125との間に位置して、先端側で増速機125に当接すると共に、後端側でACサーボモータ130に当接する概略筒状の本体部151を有する。
本体部151の径方向内側には、ジグザグ状で断面櫛歯状をなす第2ジグザグ部(絶縁距離長大化部)153が設けられている。この第2ジグザグ部153は、本体部151の所定位置から後端側に延出し、回転軸140のうち肉厚部141wの先端側部141wsの外側を同心円状に取り囲む円筒状の第2−1円筒部153bを有する。また、第2ジグザグ部153は、本体部151の所定位置から後端側に延出し、第2−1円筒部153bの外側を同心円状に取り囲む円筒状の第2−2円筒部153cを有する。更に、第2ジグザグ部153は、本体部151の所定位置から後端側に延出し、第2−2円筒部153cの外側を同心円状に取り囲む円筒状の第2−3円筒部153dを有する。
第2ジグザグ部153の第2−1円筒部153bは、回転軸140の肉厚部141wの径方向外側であり、かつ、回転軸140における第1ジグザグ部143の第1−1円筒部143bの径方向内側に配置されている(図5の他、図4も参照)。また、第2ジグザグ部153の第2−2円筒部153cは、第1ジグザグ部143の第1−1円筒部143bの径方向外側であり、かつ、第1ジグザグ部143の第1−2円筒部143cの径方向内側に配置されている。また、第2ジグザグ部153の第2−3円筒部153dは、第1ジグザグ部143の第1−2円筒部143cの径方向外側であり、かつ、第1ジグザグ部143の第1−3円筒部143dの径方向内側に配置されている。
また、本体部151の後端側には、本体部151から後端側に向かって延出する円筒状の第2延出部(絶縁距離長大化部)155が設けられている。この第2延出部155は、ACサーボモータ130の外周面130gよりも径方向外側に配置されている。
このように本実施形態では、固設絶縁部材150が第2ジグザグ部153を有しているので、静電的な高電圧が印加される増速機125からACサーボモータ130までの沿面絶縁距離が十分に長くなっている。具体的に説明すると、増速機125のうちの後端側に位置する部位Eから、ACサーボモータ130のうちの先端側に位置する部位Fまでの沿面絶縁距離EFが、第2ジグザグ部153が存在することにより、大幅に長くなっている。従って、ACサーボモータ130を増速機125から確実に絶縁できる。なお、本実施形態では、回転霧化頭120は、増速機125よりも更に先端側に離れて配置されているので、ACサーボモータ130は、回転霧化頭120からも確実に絶縁されている。
また、固設絶縁部材150は、第2延出部155を有しているので、これによっても静電的な高電圧が印加される増速機125からACサーボモータ130までの沿面絶縁距離が十分に長くなっている。具体的には、増速機125の部位GからACサーボモータ130の部位Hまでの沿面絶縁距離GHが、第2延出部155が存在することにより、大幅に長くなっている。従って、ACサーボモータ130を増速機125から確実に絶縁できる。
次に、空冷エアKAが流通するエア通路180について説明する(図1及び図3参照)。このエア通路180は、ACサーボモータ130の外周面130gの後端近傍からこの外周面130gに沿って先端側に延びる第1通路部181を有する。この第1通路部181は、ハウジング110のうち、ACサーボモータ130の外周面130gを取り囲む円筒状のハウジング筒部111の内周面111fによって構成されており、第1通路部181内には、ACサーボモータ130の外周面130gが露出している。
また、この第1通路部181の後端部181kは、図示しない通路部を介して、静電塗装装置100の外部に通じており、外部に設置された図示外の加圧エア源に接続されている。このため、加圧エア源から空冷エア(圧縮空気)KAがエア通路180に供給されると、空冷エアKAは第1通路部181をその後端部181kから先端部181sに向かって流れる。その際、この第1通路部181内には、ACサーボモータ130の凹凸状をなす表面積の大きい外周面130gが露出しているので、ACサーボモータ130が空冷エアKAにより効率よく冷却される。
また、エア通路180は、第1通路部181の先端部181sと繋がり、第1通路部181の径方向外側を後端側に延びる第2通路部183を有する。この第2通路部183は、ハウジング110のハウジング筒部111の外周面111gと、固設絶縁部材150の第2延出部155の内周面115fによって構成されている。ACサーボモータ130を冷却しながら第1通路部181を流れてきた空冷エアKAは、この第2通路部183をその先端部183sから後端部183kへと流れる。
また、エア通路180は、第2通路部183よりも径方向外側に配置され、一方で第2通路部183の後端部183kに繋がると共に、他方でエア噴出部116に繋がる第3通路部185を有する。この第3通路部185は、ハウジング110の内周面111fと固設絶縁部材150の外周面150g、及び、先端部材115の内面115fと増速機125の外周面125gによって構成される。第2通路部183を流れてきた空冷エアKAは、この第3通路部185をその後端部185kから先端部185sへと流れる。そして、空冷エアKAはエア噴出部116に供給される。その後は、この空冷エアKAの全量が、シェーピングエアSAの全量として、エア噴出口116cから外部に噴射される。
また、静電塗装装置100は、図1に示すように、樹脂製の塗料カートリッジ160を備える。この塗料カートリッジ160は、ハウジング110の後端側に装着されている。この塗料カートリッジ160には、塗装に用いる水性塗料が充填されている。また、この塗料カートリッジ160の先端側には、ハウジング110内のうち、ACサーボモータ130よりも後端側に配設された金属製の塗料バルブ165が接続されている。この塗料バルブ165は、塗料カートリッジ160から塗料を汲み出し、塗料供給管170を通じて、回転霧化頭120に塗料を供給する。
前述したように、高電圧カスケード119により、先端部材115、増速機125及び回転霧化頭120には、静電的な高電圧が印加されるので、回転霧化頭120に供給される塗料にも、静電的な高電圧が印加される。また、この塗料は、上記のように、塗料カートリッジ160から塗料バルブ165、塗料供給管170を通じて回転霧化頭120に供給される。このため、塗料に静電的な高電圧が印加されると、金属製の塗料バルブ165や塗料供給管170にも、静電的な高電圧が印加されて、いずれも−90kV程度の電位となる。しかしながら、塗料バルブ165とACサーボモータと130との間には、絶縁性樹脂からなるハウジング110の一部が介在するので、ACサーボモータ130は、静電的な高電圧が掛かる塗料バルブ165からも確実に電気的に絶縁されている。
以上で説明したように、本実施形態の静電塗装措置100は、回転霧化頭120及び増速機125からACサーボモータ130を電気的に絶縁する回転軸140及び固設絶縁部材150を備えるので、回転霧化頭120や増速機125に印加された静電的な高電圧が、ACサーボモータ130を通じてその電源回路へ掛かることがなくなり、該電気回路に負担が掛からない。
その上、回転軸140は、絶縁距離長大化部として、第1ジグザグ部143と後端側肉薄部141kuの後端側部(第1延出部)141kukを有するので、増速機125からACサーボモータ130に至る沿面絶縁距離AB,CDを大きくすることができる。このため、増速機125とACサーボモータ130との距離を小さくして、これらを静電塗装装置100内に配置できる。また、回転軸140も、特にその軸線方向について小型化して、軽量化できる。従って、ACサーボモータ130を静電的な高電圧が掛かる増速機125から電気的に確実に絶縁しつつ、静電塗装装置100を小型化及び軽量化することができる。
また、固設絶縁部材150は、絶縁距離長大化部として、第2ジグザグ部153と第2延出部155を有するので、増速機125からACサーボモータ130に至る沿面絶縁距離EF,GHを大きくすることができる。このため、増速機125とACサーボモータ130との距離を小さくして、これらを静電塗装装置100内に配置できる。また、固設絶縁部材150も、特にその軸線方向について小型化して、軽量化できる。従って、ACサーボモータ130を静電的な高電圧が掛かる増速機125から電気的に確実に絶縁しつつ、静電塗装装置100を小型化及び軽量化することができる。
更に、本実施形態では、回転軸140及び固設絶縁部材150に、絶縁距離長大化部として、第1ジグザグ部143、後端側部(第1延出部)141kuk、第2ジグザグ部153、及び、第2延出部155を有するので、上記沿面絶縁距離AB,CD,EF,GHを、容易に大きくすることができ、増速機125からACサーボモータ130を確実に絶縁できる。
更に、本実施形態では、増速機125を備えるので、増速機125で増速する分だけ、ACサーボモータ130の回転数を小さくできる。具体的には、ACサーボモータ130の回転数を回転霧化頭120の回転数の6分の1である5千回転に小さくできる。このため、回転軸140を金属等に比して剛性の低い絶縁性樹脂により形成しているにも拘わらず、回転軸140に遠心力等に起因する破損が生じにくい。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
実施形態に係る静電塗装装置の側面断面図である。 実施形態に係る静電塗装装置のうち、図1におけるA−A断面図である。 実施形態に係る静電塗装装置のうち、図1の先端側の部分を拡大して示す部分断面図である。 実施形態に係る静電塗装装置のうち、回転軸を示す説明図である。 実施形態に係る静電塗装装置のうち、固設絶縁部材を示す説明図である。
符号の説明
100 静電塗装装置
110 ハウジング
116c エア噴出口
116 エア噴出部
120 回転霧化頭
125 増速機(高電圧部材)
130 ACサーボモータ(電動モータ)
130g 外周面
140 回転軸(第1絶縁部材)
141 筒状部
141kuk (後端側肉薄部の)後端側部(第1延出部)(絶縁距離長大化部)
143 第1ジグザグ部(絶縁距離長大化部)
150 固設絶縁部材(第2絶縁部材)
151 本体部
153 第2ジグザグ部(絶縁距離長大化部)
155 第2延出部(絶縁距離長大化部)
160 塗料カートリッジ
165 塗料バルブ
170 塗料供給管
180 エア通路
KA 空冷エア
SA シェーピングエア

Claims (2)

  1. 被塗物に静電塗装を行う回転霧化式の静電塗装装置であって、
    回転して塗料を霧化する回転霧化頭であって、静電的に高電圧が印加される回転霧化頭と、
    前記回転霧化頭を回転駆動する電動モータであって、静電的に接地されてなる電動モータと、
    電気絶縁材により形成されてなり、前記回転霧化頭及びこれに機械的に接続されてこれと同電位とされる増速機から、前記電動モータを電気的に絶縁すると共に、前記電動モータに挿通され、前記増速機に機械的に接続された回転軸であって、前記回転霧化頭又は前記増速機から前記電動モータに至る沿面絶縁距離を大きくする形態の絶縁距離長大化部を一又は複数有する回転軸と、
    前記増速機と前記電動モータとの間に固設され、前記回転霧化頭及び前記増速機から、前記電動モータを電気的に絶縁する固設絶縁部材であって、前記回転霧化頭又は前記増速機から前記電動モータに至る沿面絶縁距離を大きくする形態の絶縁距離長大化部を一又は複数有する固設絶縁部材と、を備え、
    前記回転軸は、その前記絶縁距離長大化部として、前記沿面絶縁距離を大きくするジグザグ状をなすジグザグ部を有すると共に、
    前記固設絶縁部材は、その前記絶縁距離長大化部として、前記沿面絶縁距離を大きくするジグザグ状をなすジグザグ部を有する
    静電塗装装置。
  2. 請求項1に記載の静電塗装装置であって、
    前記回転軸は、その前記絶縁距離長大化部として、前記沿面絶縁距離を大きくする延出形状をなす延出部を有すると共に、
    前記固設絶縁部材は、その前記絶縁距離長大化部として、前記沿面絶縁距離を大きくする延出形状をなす延出部を有する
    静電塗装装置。
JP2007209580A 2007-08-10 2007-08-10 静電塗装装置 Expired - Fee Related JP4347372B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007209580A JP4347372B2 (ja) 2007-08-10 2007-08-10 静電塗装装置
PCT/JP2008/064188 WO2009022618A1 (ja) 2007-08-10 2008-08-07 静電塗装装置
DE112008002095.7T DE112008002095B8 (de) 2007-08-10 2008-08-07 Elektrostatische Beschichtungsvorrichtung
US12/672,790 US8430058B2 (en) 2007-08-10 2008-08-07 Electrostatic coating apparatus with insulation enlarging portions

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007209580A JP4347372B2 (ja) 2007-08-10 2007-08-10 静電塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009039684A JP2009039684A (ja) 2009-02-26
JP4347372B2 true JP4347372B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=40350671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007209580A Expired - Fee Related JP4347372B2 (ja) 2007-08-10 2007-08-10 静電塗装装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8430058B2 (ja)
JP (1) JP4347372B2 (ja)
DE (1) DE112008002095B8 (ja)
WO (1) WO2009022618A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2009147172A (ru) * 2007-06-12 2011-07-20 Тгс Технологи Бетайлигунгсгезелльшафт Мбх (De) Устройство и установка для нанесения покрытия, а также способ нанесения покрытия на изделие
KR100865475B1 (ko) * 2007-08-30 2008-10-27 세메스 주식회사 노즐 어셈블리, 이를 갖는 처리액 공급 장치 및 이를이용하는 처리액 공급 방법
US10155233B2 (en) * 2008-04-09 2018-12-18 Carlisle Fluid Technologies, Inc. Splash plate retention method and apparatus
DE102008056411A1 (de) * 2008-11-07 2010-05-20 Dürr Systems GmbH Beschichtungsanlagenbauteil, insbesondere Glockenteller, und entsprechendes Herstellungsverfahren
US20100145516A1 (en) * 2008-12-08 2010-06-10 Illinois Tool Works Inc. High voltage monitoring system and method for spray coating systems
CA2691712A1 (en) * 2009-02-16 2010-08-16 Honda Motor Co., Ltd. Electrostatic coating method and electrostatic coating apparatus
DE102009013979A1 (de) * 2009-03-19 2010-09-23 Dürr Systems GmbH Elektrodenanordnung für einen elektrostatischen Zerstäuber
DE102011011777A1 (de) * 2011-03-01 2012-09-06 Trw Automotive Gmbh Reversibler Schlossstraffer für Fahrzeuginsassen-Rückhaltesysteme
JP5935303B2 (ja) * 2011-11-28 2016-06-15 旭サナック株式会社 スプレーノズルおよびレジスト成膜装置
FR3008328B1 (fr) * 2013-07-09 2015-07-24 Sames Technologies Pulverisateur de projection electrostatique de produit de revetement et installation de projection de produit de revetement comprenant un tel pulverisateur
WO2018181917A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 本田技研工業株式会社 静電塗装装置
FR3103717B1 (fr) * 2019-12-02 2022-07-01 Exel Ind Projecteur électrostatique rotatif de produit de revêtement, installation de projection comprenant un tel projecteur et procédé de revêtement au moyen d’un tel projecteur
CN111302413A (zh) * 2020-03-07 2020-06-19 彭子君 一种利用行星齿轮传动原理的污水搅拌处理装置
CN114713467B (zh) * 2022-04-25 2024-01-12 联伟汽车零部件(重庆)有限公司 一种自转动定心挤胶枪

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2784351A (en) * 1952-09-15 1957-03-05 Licentia Gmbh Electrostatic high voltage generators
US4020866A (en) * 1973-12-03 1977-05-03 The Gyromat Corporation Pressure vessel for voltage block material supply system
US4042991A (en) * 1976-06-21 1977-08-23 Suntech, Inc. Parallelogram structure
US4887770A (en) * 1986-04-18 1989-12-19 Nordson Corporation Electrostatic rotary atomizing liquid spray coating apparatus
US5433387A (en) * 1992-12-03 1995-07-18 Ransburg Corporation Nonincendive rotary atomizer
DE4340441A1 (de) * 1992-12-03 1994-06-09 Nordson Corp Rotationszerstäuber
JP3308398B2 (ja) * 1994-06-22 2002-07-29 エービービー株式会社 静電塗装機
JPH0889853A (ja) * 1994-07-29 1996-04-09 Nissan Motor Co Ltd コロナ放電方法および静電塗装装置
JPH08173856A (ja) * 1994-12-21 1996-07-09 Trinity Ind Corp 静電塗装機
EP0780159B1 (en) * 1995-12-19 1999-08-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Rotary atomizing electrostatic coating apparatus
US5853126A (en) * 1997-02-05 1998-12-29 Illinois Tool Works, Inc. Quick disconnect for powder coating apparatus
US5947377A (en) * 1997-07-11 1999-09-07 Nordson Corporation Electrostatic rotary atomizing spray device with improved atomizer cup
DE19756488A1 (de) * 1997-12-18 1999-07-01 Lactec Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Isolieren eines elektrisch leitenden Strömungsmediums
JP2000117155A (ja) * 1998-10-13 2000-04-25 Abb Kk 回転霧化頭型塗装装置
JP2001137745A (ja) * 1999-11-15 2001-05-22 Honda Motor Co Ltd 静電塗装装置
JP3803034B2 (ja) * 2000-03-15 2006-08-02 株式会社大気社 塗装装置
US6581857B2 (en) * 2000-09-29 2003-06-24 Ntn Corporation Externally pressurized gas bearing spindle
DE10053295C2 (de) * 2000-10-27 2002-10-31 Eisenmann Lacktechnik Kg Hochrotationszerstäuber zur Aufbringung von Pulverlack
US6945483B2 (en) * 2000-12-07 2005-09-20 Fanuc Robotics North America, Inc. Electrostatic painting apparatus with paint filling station and method for operating same
US6848828B2 (en) * 2002-03-08 2005-02-01 Ntn Corporation Foil bearing and spindle device using the same
DE10233197A1 (de) * 2002-07-22 2004-02-05 Dürr Systems GmbH Potentialausgleichsanordnung für einen elektrostatischen Rotationszerstäuber
US7552882B2 (en) * 2002-10-31 2009-06-30 Anest Iwata Corporation Spray gun for electrostatic painting
WO2005014178A1 (en) * 2003-08-12 2005-02-17 Ransburg Industrial Finishing K.K. A voltage block device and an electrostatic coating system with the voltage block device
SE528095C2 (sv) * 2004-05-18 2006-09-05 Lind Finance & Dev Ab Axiallager
KR101258552B1 (ko) * 2005-04-13 2013-05-02 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 분사 코팅제 도포구 시스템
JP4622881B2 (ja) * 2005-09-07 2011-02-02 トヨタ自動車株式会社 回転霧化静電塗装装置
JP4410749B2 (ja) 2005-10-06 2010-02-03 日精樹脂工業株式会社 トグル式型締装置の型厚調整方法
US20070260474A1 (en) * 2006-01-06 2007-11-08 Arlton Paul E Commercialization center
RU2441709C2 (ru) * 2006-09-27 2012-02-10 Дюрр Системз Гмбх Электростатическое распылительное устройство
GB0625583D0 (en) * 2006-12-21 2007-01-31 Itw Ltd Paint spray apparatus
RU2009147172A (ru) * 2007-06-12 2011-07-20 Тгс Технологи Бетайлигунгсгезелльшафт Мбх (De) Устройство и установка для нанесения покрытия, а также способ нанесения покрытия на изделие
US20100145516A1 (en) * 2008-12-08 2010-06-10 Illinois Tool Works Inc. High voltage monitoring system and method for spray coating systems
CA2691712A1 (en) * 2009-02-16 2010-08-16 Honda Motor Co., Ltd. Electrostatic coating method and electrostatic coating apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
DE112008002095T5 (de) 2010-07-15
DE112008002095B8 (de) 2016-02-04
DE112008002095B4 (de) 2015-11-26
US20120031329A1 (en) 2012-02-09
US8430058B2 (en) 2013-04-30
WO2009022618A1 (ja) 2009-02-19
JP2009039684A (ja) 2009-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4347372B2 (ja) 静電塗装装置
CN100522382C (zh) 静电涂敷装置
KR101224099B1 (ko) 정전 도장 장치
JP3291503B2 (ja) 静電噴霧装置
CN110743719B (zh) 静电微粒化式涂装装置以及静电微粒化式涂装方法
WO2013183417A1 (ja) 静電塗装装置
CN105709954B (zh) 喷头和具有这种喷头的旋转式喷雾器
WO2013183416A1 (ja) 静電塗装装置
US20180185859A1 (en) Painting method and device for same
WO2000021681A1 (fr) Applicateur de revetements a tete d'atomisation rotative
US10343179B2 (en) Painting device
CN108136420B (zh) 静电涂装机
JP6434676B2 (ja) 回転霧化頭型塗装機
CN110049821B (zh) 静电涂装机
JP2009039682A (ja) 静電塗装装置
JP6765007B2 (ja) 静電塗装機
JPH0450908Y2 (ja)
JP3566579B2 (ja) 回転霧化頭型塗装装置
JP2005066410A (ja) 静電塗装装置
JP2022190904A (ja) 静電霧化用ヘッドおよび静電霧化用塗装装置
CN114950764A (zh) 手持静电涂装枪及静电涂装方法
JP2011041893A (ja) 回転霧化式塗装装置
JPS6154249A (ja) 回転霧化静電塗装装置
JPH11123349A (ja) 回転霧化静電塗装機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090715

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees