JP4347178B2 - ゲイン切り替えアンプおよびそれを用いた受光アンプ素子ならびに光ピックアップ素子 - Google Patents

ゲイン切り替えアンプおよびそれを用いた受光アンプ素子ならびに光ピックアップ素子 Download PDF

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Description

本発明は、飽和スイッチによってゲインを切り替えるゲイン切り替えアンプに係り、特に、光ディスクを再生および/または記録可能な装置の受光アンプ素子および光ピックアップ素子に用いられるゲイン切り替えアンプに関するものである。
パソコン機器として主に使用される書き込み可能なCDまたはDVDドライブにおいては書き込み時には再生時に比べて大きなレーザー(LD)パワーの光量がディスクに照射されるため、ディスクからの反射光が入力される受光アンプ素子においても大きな光入力となる。書き込み時と再生時との光入力レベルの差に対応するため,受光アンプ素子では書き込み/再生それぞれに対応したゲインを切り替える方式が採用されている(例えば特許文献1)。従来、複数の後段アンプ(大/小ゲイン)のゲイン比は小さいものであり、前段アンプの回路構成は図5に示すようなものである。
図5の前段アンプの構成について説明する。この前段アンプは、受光した光の光電変換を行う光電変換素子であるフォトダイオードPDを備えており、その光電変換信号を増幅して出力する。基準電圧の入力経路上と帰還ループ上とにそれぞれ設けられた飽和スイッチによって、大小2通りにゲインを切り替えることができるようになっている。演算増幅器101の非反転入力端子には基準電圧Vrefが、ゲイン抵抗RfHと、飽和スイッチとしてのトランジスタQ1およびゲイン抵抗RfLの直列回路との並列回路を介して入力される。反転入力端子には、フォトダイオードPDのカソードが接続されるとともに、アンプの出力電圧のフィードバック回路が接続される。フォトダイオードのアノードは接地されている。該フィードバック回路はゲイン抵抗RfHと、飽和スイッチとしてのトランジスタQ2およびゲイン抵抗RfLの直列回路との並列回路で構成される。大ゲインを設定するときにはトランジスタQ1・Q2はOFF状態であり、ゲイン抵抗RfHのみがゲイン抵抗として用いられる。一方、小ゲインを設定するときにはトランジスタQ1・Q2はON状態となり、ゲイン抵抗RfHとゲイン抵抗RfLとの並列接続抵抗がゲイン抵抗として用いられる。飽和スイッチとしてのトランジスタQ1・Q2は、ON状態のときには飽和領域で動作するため、その僅かなON抵抗がゲイン抵抗RfLと直列に挿入される。トランジスタQ1・Q2はPNP型トランジスタである。トランジスタQ1のエミッタには基準電圧Vrefが印加され、トランジスタQ2のエミッタには後述の帰還電圧Vout2が印加される。
トランジスタQ1・Q2のON/OFFは、定電流源I1、スイッチSW、およびトランジスタQ3・Q4・Q5により構成される回路で制御される。トランジスタQ3、トランジスタQ4、およびトランジスタQ5はNPN型トランジスタであってカレントミラー回路を構成している。定電流源I1はスイッチSWを介して直列にトランジスタQ3のコレクタに接続されている。トランジスタQ4のコレクタはトランジスタQ1のベースに接続されており、トランジスタQ5のエミッタはトランジスタQ2のベースに接続されている。また、トランジスタQ3・Q4・Q5のエミッタは接地されている。
トランジスタQ1・Q2をOFF状態とするときにはスイッチSWをOFF状態とする。このとき、トランジスタQ1・Q2にはベース電流が流れない。トランジスタQ1・Q2をON状態とするときにはスイッチSWをON状態とする。このとき、トランジスタQ1・Q2のベースにはそれぞれ、定電流源I1の電流が上記カレントミラーを介して流れる。
当該前段アンプの出力段21は、トランジスタQ23を有する帰還ループ部21aとトランジスタQ24を有する間接出力部21bとを備えている。演算増幅器101の出力端子はPNP型のトランジスタQ21のベースと、NPN型のトランジスタQ22のベースとに接続されている。トランジスタQ21の能動負荷には定電流源I2がエミッタ側に設けられ、トランジスタQ22の能動負荷にはエミッタ側に定電流源I3が設けられる。トランジスタQ21のコレクタは接地されており、トランジスタQ22のコレクタは電源VCCに接続されている。当該前段アンプが小ゲインで動作するときには、トランジスタQ21が動作し、そのエミッタフォロワ出力がNPN型のトランジスタQ23・Q24のベースに入力される。トランジスタQ23およびトランジスタQ24のコレクタは電源VCCに接続されており、トランジスタQ24のエミッタは当該前段アンプの出力端子OUTに接続されている。そして、トランジスタQ24のエミッタフォロワ出力が出力電圧Vout1として出力端子OUTから後段アンプに出力されるとともに、トランジスタQ23のエミッタフォロワ出力が帰還電圧Vout2として、前記フィードバック回路に印加される。また、当該前段アンプが大ゲインで動作するときには、低出力電圧側でトランジスタQ21が動作し、高出力電圧側でトランジスタQ22が動作する。トランジスタQ21の動作は小ゲインのときと同じである。トランジスタQ22が動作するときには、トランジスタQ22のエミッタフォロワ出力がPNP型のトランジスタQ25・Q26のベースに入力される。トランジスタQ25のエミッタはトランジスタQ23のエミッタに接続されており、トランジスタQ26のエミッタは出力端子OUTに接続されている。トランジスタQ25・Q26のコレクタは接地されている。そして、トランジスタQ26のエミッタフォロワ出力が出力電圧Vout1として出力端子から後段アンプに出力されるとともに、トランジスタQ25のエミッタフォロワ出力が帰還電圧Vout2として前記フィードバック回路に印加される。
特開平8−154023号公報(平成8(1996)年6月11日公開)
書き込みスピードの高速化に対応するためには更なるレーザーパワーの増大は不可欠であり、書き込み時において、ゲインの異なる複数の受光アンプの飽和をさけるため、複数の後段アンプ(大/小ゲイン)のゲイン比は大きくなる。後段アンプのゲインが大きくなると、飽和スイッチによってゲインを切り替える前段アンプのスイッチ電流による出力のオフセットが問題となる。
具体的には、図5で説明した前段アンプでは理想的には出力電圧Vout1=帰還電圧Vout2であるが、小ゲイン動作時にはトランジスタQ1・Q2をON状態とするために、トランジスタQ2のベース電流すなわち制御電流を帰還ループの電流から分流させて得るようにしている。これにより、トランジスタQ2のベース電流はトランジスタQ23のエミッタから引き抜かれることとなる。従って、出力端子OUTに負荷として後段アンプが接続されておらず、かつ、フォトダイオードに入力される光信号がない無負荷・無信号時でも、トランジスタQ23のエミッタ電流とトランジスタQ24のエミッタ電流とが等しくならない。その結果、出力電圧Vout1は帰還電圧Vout2と等しくならず、出力オフセットが発生する。従って、前段アンプの小ゲイン動作時には、後段アンプによる大きなゲインでの増幅を行うときに、前段アンプの出力オフセットが後段アンプの飽和問題を引き起こしやすい。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、飽和スイッチによってゲインを切り替える構成において出力オフセットを補償することのできるゲイン切り替えアンプ、およびそれを用いた受光アンプ素子ならびに光ピックアップ装置を提供することである。
本発明のゲイン切り替えアンプは、上記課題を解決するために、演算増幅器の基準電圧の入力経路上と帰還ループ上とにそれぞれ設けられた飽和スイッチによってゲインを切り替え、出力段の間接出力部から出力電圧を出力し、前記出力段の帰還ループ部からの前記帰還ループ上の前記飽和スイッチの制御電流に用いる電流を前記帰還ループの電流から分流させるゲイン切り替えアンプにおいて、前記制御電流に用いる前記電流と同じ電流を前記間接出力部から引き抜くための電流源を備えていることを特徴としている。
上記の発明によれば、帰還ループ部から制御電流のために供給していた電流と同じ電流を、電流源によって間接出力部から引き抜くことができる。従って、無負荷・無信号時に、出力段の間接出力部に出力段の帰還ループ部と同じ電流が流れるため、出力電圧と帰還電圧とのオフセットを補償することができる。
この結果、飽和スイッチによってゲインを切り替える構成において出力オフセットを補償することのできるゲイン切り替えアンプを提供することができるという効果を奏する。
本発明のゲイン切り替えアンプは、上記課題を解決するために、前記制御電流を流す第1の電流制御素子を備え、前記電流源は、前記第1の電流制御素子とカレントミラーを構成する第2の電流制御素子であることを特徴としている。
上記の発明によれば、第1の電流制御素子と第2の電流制御素子とから構成されるカレントミラー構成により第2の電流制御素子を電流源とするので、電流源が帰還ループ上の飽和スイッチの制御電流と等しい電流を流すことができるという効果を奏する。
本発明のゲイン切り替えアンプは、上記課題を解決するために、前記飽和スイッチは前記制御電流の一部として前記制御電流に合流する電流を流す寄生素子を備え、前記電流源の電流に対して、前記制御電流から前記寄生素子によって流れる前記電流を差し引いた差分電流を、前記制御電流に用いる前記電流と同じ電流として前記間接出力部から引き抜くことを特徴としている。
上記の発明によれば、差分電流を間接出力部から引き抜くので、帰還ループ部から引き抜かれる電流と等しい電流を引き抜くことができるという効果を奏する。
本発明のゲイン切り替えアンプは、上記課題を解決するために、飽和スイッチによってゲインを切り替え、出力段の間接出力部から出力電圧を出力し、前記出力段の帰還ループ部からの帰還ループ上の前記飽和スイッチの制御電流に用いる電流を前記帰還ループの電流から分流させるゲイン切り替えアンプにおいて、前記制御電流を流す第1の電流制御素子と、前記第1の電流制御素子とカレントミラーを構成する第2の電流制御素子とを備え、前記第2の電流制御素子によって流れる電流を、前記出力段の帰還ループ部の帰還電圧を出力する点よりも帰還先側で、かつ、前記帰還ループ上の前記飽和スイッチよりも帰還元側となる特定点に流し込むことを特徴としている。
上記の発明によれば、特定点に流し込む電流が、従来、帰還ループ部から引き抜かれていた電流と等しくなるので、無負荷・無信号時に、帰還ループ部を流れる電流と間接出力部を流れる電流とがゼロで等しくなる。これにより、出力電圧と帰還電圧とのオフセットを補償することができる。
この結果、飽和スイッチによってゲインを切り替える構成において出力オフセットを補償することのできるゲイン切り替えアンプを提供することができるという効果を奏する。
本発明のゲイン切り替えアンプは、上記課題を解決するために、前記第2の電流制御素子によって流れる電流が流れる第3の電流制御素子と、前記第3の電流制御素子とカレントミラーを構成する第4の電流制御素子とを備え、前記第2の電流制御素子によって流れる電流を前記第4の電流制御素子から前記特定点に流し込むことを特徴としている。
上記の発明によれば、第3の電流制御素子と第4の電流制御素子とから構成されるカレントミラーによって特定点に差分電流を流し込むので、特定点に、従来、帰還ループ部から引き抜かれていた電流と等しい電流を流し込むことができるという効果を奏する。
本発明のゲイン切り替えアンプは、上記課題を解決するために、飽和スイッチによってゲインを切り替え、出力段の間接出力部から出力電圧を出力し、前記出力段の帰還ループ部からの帰還ループ上の前記飽和スイッチの制御電流に用いる電流を前記帰還ループの電流から分流させるゲイン切り替えアンプにおいて、前記制御電流を流す第1の電流制御素子と、前記第1の電流制御素子とカレントミラーを構成する第2の電流制御素子とを備え、前記飽和スイッチは前記制御電流の一部として前記制御電流に合流する電流を流す寄生素子を備え、前記第2の電流制御素子によって流れる電流から、前記寄生素子によって流れる前記電流を差し引いた差分電流を、前記出力段の帰還ループ部の帰還電圧を出力する点よりも帰還先側で、かつ、前記帰還ループ上の前記飽和スイッチよりも帰還元側となる特定点に流し込むことを特徴としている。
上記の発明によれば、前記飽和スイッチが寄生素子を備えている場合に、特定点に流し込む電流が、従来、帰還ループ部から引き抜かれていた電流と等しくなるので、無負荷・無信号時に、帰還ループ部を流れる電流と間接出力部を流れる電流とがゼロで等しくなる。これにより、出力電圧と帰還電圧とのオフセットを補償することができる。
この結果、飽和スイッチによってゲインを切り替える構成において出力オフセットを補償することのできるゲイン切り替えアンプを提供することができるという効果を奏する。
本発明のゲイン切り替えアンプは、上記課題を解決するために、前記差分電流を流す第3の電流制御素子と、前記第3の電流制御素子とカレントミラーを構成する第4の電流制御素子とを備え、前記差分電流を前記第4の電流制御素子から前記特定点に流し込むことを特徴としている。
上記の発明によれば、第3の電流制御素子と第4の電流制御素子とから構成されるカレントミラーによって特定点に差分電流を流し込むので、特定点に、従来、帰還ループ部から引き抜かれていた電流と等しい電流を流し込むことができるという効果を奏する。
本発明のゲイン切り替えアンプは、上記課題を解決するために、基準電圧の入力経路上の前記飽和スイッチは帰還ループ上の前記飽和スイッチと等しい制御電流で制御され、基準電圧の入力経路上の前記飽和スイッチは、当該飽和スイッチの制御電流の一部として当該制御電流に合流する電流を流す寄生素子を備え、基準電圧の入力経路上の前記飽和スイッチが備える前記寄生素子によって流れる電流をカレントミラーにより得て、帰還ループ上の前記飽和スイッチの前記寄生素子によって流れる前記電流として用いることにより、前記差分電流を生成することを特徴としている。
上記の発明によれば、基準電圧の入力経路上の飽和スイッチが備える寄生素子によって流れる電流をカレントミラーにより得て、差分電流を生成することができるという効果を奏する。
本発明の受光アンプ素子は、上記課題を解決するために、前記ゲイン切り替えアンプを、光電変換素子の光電変換信号を増幅するアンプとして備えていることを特徴としている。
上記の発明によれば、飽和スイッチによってゲインを切り替える構成を用いた、出力オフセットを補償することのできる受光アンプ素子を提供することができるという効果を奏する。
本発明の受光アンプ素子は、上記課題を解決するために、前記ゲイン切り替えアンプを前段アンプとして備え、さらに後段アンプを備えていることを特徴としている。
上記の発明によれば、後段アンプのゲイン比が大きいものとなっても、小さいゲインの前段アンプの出力オフセットが補償されているため、後段アンプで飽和することが無くなるという効果を奏する。
本発明の光ピックアップ素子は、上記課題を解決するために、前記受光アンプ素子からなり、光記録再生媒体の記録再生用光源の光を受光することを特徴としている。
上記の発明によれば、飽和スイッチによってゲインを切り替える構成を用いた、出力オフセットを補償することのできる光ピックアップ素子を提供することができるという効果を奏する。
本発明のゲイン切り替えアンプは、以上のように、前記制御電流に用いる前記電流と同じ電流を前記間接出力部から引き抜くための電流源を備えている。
また、本発明のゲイン切り替えアンプは、以上のように、前記制御電流を流す第1の電流制御素子と、前記第1の電流制御素子とカレントミラーを構成する第2の電流制御素子とを備え、前記第2の電流制御素子によって流れる電流を、前記出力段の帰還ループ部の帰還電圧を出力する点よりも帰還先側で、かつ、前記帰還ループ上の前記飽和スイッチよりも帰還元側となる特定点に流し込む。
この結果、飽和スイッチによってゲインを切り替える構成において出力オフセットを補償することのできるゲイン切り替えアンプを提供することができるという効果を奏する。
(実施の形態1)
本発明の一実施の形態について、図1および図2を用いて説明すれば以下の通りである。なお、特に断らないかぎり、前述の図5と同じ機能を有する部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図1に、本実施の形態に係るゲイン切り替えアンプ31の回路構成を示す。このゲイン切り替えアンプ31はこれを前段アンプとしてさらに後段に複数のアンプが接続されて受光アンプ素子として構成されること想定しているが、ゲイン切り替えアンプ31単独で受光アンプ素子としても成立する。
ゲイン切り替えアンプ31は、図5の構成にさらにトランジスタQ6・Q7・Q8を備えている。トランジスタQ6はNPN型のトランジスタであり、そのベースはトランジスタQ3〜Q5のベースと接続されていて、トランジスタQ3〜Q5とカレントミラーを構成している。従って、トランジスタQ6は、トランジスタQ2の制御電流と等しい電流を流す電流源として動作する。
トランジスタQ6のコレクタは出力端子OUTおよびトランジスタQ8のコレクタと接続されている。トランジスタQ7とトランジスタQ8とはPNP型のトランジスタであってカレントミラーを構成している。ここで、基準電圧Vrefの入力経路上の飽和スイッチであるトランジスタQ1は垂直トランジスタであり、その内部には図2に示すように寄生トランジスタ(寄生素子)Q1’が形成されている。寄生トランジスタQ1’はNPN型のトランジスタであり、ベースがトランジスタQ1のコレクタに接続されており、エミッタがトランジスタQ1のベースに接続されている。寄生トランジスタQ1’のコレクタ電位はエピ電位と呼ばれる。前記トランジスタQ7のコレクタは、この寄生トランジスタQ1’のコレクタに接続されている。トランジスタQ7のベースは自身のコレクタに接続されるとともに、トランジスタQ8のベースに接続されている。トランジスタQ7およびトランジスタQ8のエミッタは電源VCCに接続されている。
トランジスタQ1がON状態であるとき、トランジスタQ1は飽和しているため、コレクタ電位とエミッタ電位とはほぼ等しい。従って、トランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧は、トランジスタQ1’の略ベース・エミッタ間電圧としてトランジスタQ1’をON状態にする。この場合、トランジスタQ1の制御電流(ベース電流)は、トランジスタQ1のエミッタからだけでなく、エピ電位によって寄生トランジスタQ1’を通しても供給される。
また、トランジスタQ1と同様、トランジスタQ2も垂直トランジスタであって図2と同様の寄生トランジスタ(寄生素子)を有する。トランジスタQ2の寄生トランジスタのコレクタは電源VCCに接続されている。
前記トランジスタQ1においては、そのベース電流は制御電流となるが、この制御電流は、エミッタからベースに流れ込む電流、すなわち帰還ループの電流から分流させて制御電流に用いる電流に、エピ電位によって寄生トランジスタQ1’のエミッタ電流(コレクタ電流に略等しい)が合流した電流となる。このように、寄生トランジスタQ1’により流れる電流はトランジスタQ1の制御電流の一部となる。また、同様に、前記トランジスタQ2においては、そのベース電流は制御電流となるが、この制御電流はエミッタからベースに流れ込む電流に、エピ電位によって寄生トランジスタのエミッタ電流(コレクタ電流に略等しい)が合流した電流となる。このように、寄生トランジスタQ1’により流れる電流はトランジスタQ2の制御電流の一部となる。また、トランジスタQ1の寄生トランジスタQ1’により流れる電流と、トランジスタQ2の寄生トランジスタにより流れる電流とは等しい。
次に、上記の構成のゲイン切り替えアンプ31の動作について説明する。
アンプのゲイン切り替えはスイッチSWによって行われ、大ゲイン時はスイッチSWがOFF状態となっている。スイッチSWがOFF状態になると、トランジスタQ3には電流が流れない。従って、トランジスタQ3とカレントミラーを構成するトランジスタQ4・Q5・Q6も電流が流れず、ゲイン抵抗値はゲイン抵抗RfHの値となる。小ゲイン時はスイッチSWがON状態となり、トランジスタQ3に電流が流れ、トランジスタQ3とカレントミラーを構成しているトランジスタQ4・Q5・Q6にも同等の電流が流れる。するとトランジスタQ1・Q2がON状態となることによって、ゲイン抵抗値はゲイン抵抗RfHと、ゲイン抵抗RfLおよびトランジスタQ1・Q2のON抵抗からなる直列抵抗との並列合成抵抗となる。この時、トランジスタQ5の電流すなわちトランジスタQ2の制御電流は、トランジスタQ23およびトランジスタQ2の寄生トランジスタから供給される。
アンプの出力段21はトランジスタQ23を備える帰還ループ部21aと、トランジスタQ24を備える間接出力部21bとを備えており、従来はトランジスタQ6が存在しなかったので、無負荷・無信号時にもトランジスタQ23のエミッタ電流の値とトランジスタQ24のエミッタ電流の値は異なることとなり、トランジスタQ23のベース・エミッタ間電圧VbeとトランジスタQ24のベース・エミッタ間電圧Vbeとが異なっていた。従ってトランジスタQ23のエミッタ電位とトランジスタQ24のエミッタ電位とは異なり、オフセットを生じていた。
そこで、本実施の形態ではこのようなオフセットを補正するため、トランジスタQ6を備えることによって、トランジスタQ5の電流と同等の電流をトランジスタQ24のエミッタから引き抜くようにしている。トランジスタ(第1の電流制御素子)Q5はトランジスタQ2の制御電流を制御し、トランジスタ(第2の電流制御素子)Q6はトランジスタQ5とカレントミラーを構成していることによって、間接出力部21bから引き抜く電流に用いる電流を、上記制御電流と等しい電流に制御する。トランジスタQ5とトランジスタQ6とはこのようなカレントミラーを構成しているため、トランジスタQ7・Q8から構成されるカレントミラーが存在しない場合、出力端子OUTからトランジスタQ6のコレクタに向かって流れる電流はトランジスタQ5の電流と等しくなる。従って、トランジスタQ23と、トランジスタQ24のエミッタ電流すなわち間接出力部21bに流れる電流とは略等しくなり、トランジスタQ23のエミッタ電位とトランジスタQ24のエミッタ電位とは等しくなってオフセットは補償される。
また、図1の構成の場合、トランジスタQ2の制御電流はトランジスタQ23から供給されるだけでなく、エピ電位によってトランジスタQ2の寄生トランジスタからも供給されているため、トランジスタQ5の電流と同等の電流をトランジスタQ24から引き抜くと、トランジスタQ23から供給される電流よりもトランジスタQ2の寄生トランジスタから供給されている分だけ多く引き抜くこととなる。そこで、本実施の形態では、さらに、この電流値を補正するため、エピ電位に基づきトランジスタQ1の寄生トランジスタQ1’によって流れる電流をトランジスタQ7・Q8で構成されるカレントミラーによって返し、トランジスタQ6に供給している。これにより、間接出力部21bに流れる電流は、トランジスタQ6に流れる電流から寄生トランジスタQ1’により流れる電流すなわちトランジスタQ2の寄生トランジスタにより流れる電流を差し引いた差分電流となる。これによって、トランジスタQ2のエピ電位からトランジスタQ5によって引き抜かれる電流分を補正している。
なお、トランジスタQ2に寄生トランジスタが形成されていない場合には、トランジスタQ7・Q8から構成されるカレントミラーを備えなくても、トランジスタQ6がトランジスタQ22からトランジスタQ2の制御電流と同じ電流を引き抜くことで、トランジスタQ23のエミッタ電位とトランジスタQ24のエミッタ電位とが等しくなってオフセットは補償される。
また、本実施の形態のゲイン切り替えアンプ31を前段アンプに用いるとともに、さらに後段アンプを接続して構成した受光アンプ素子では、後段アンプのゲイン比が大きいものとなっても、小さいゲインの前段アンプの出力オフセットが補償されているため、後段アンプで飽和することが無くなる。
(実施の形態2)
本発明の他の実施の形態について、図3を用いて説明すれば以下の通りである。なお、特に断らないかぎり、前述の図1、図2、および図5と同じ機能を有する部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図3に、本実施の形態に係るゲイン切り替えアンプ32の回路構成を示す。このゲイン切り替えアンプ31はこれを前段アンプとしてさらに後段に複数のアンプが接続されて受光アンプ素子として構成されること想定しているが、ゲイン切り替えアンプ31単独で受光アンプ素子としても成立する。
ゲイン切り替えアンプ32は、図5の構成にさらにトランジスタQ7・Q8・Q9・Q10を備えている。トランジスタQ9・Q10はPNP型のトランジスタであり、それらのベースは互いに接続されていて、カレントミラーを構成している。トランジスタQ9・Q10のエミッタは電源VCCに接続されている。トランジスタQ9のコレクタは自身のベースに接続されているとともに、トランジスタQ6・Q8のコレクタに接続されている。トランジスタQ10のコレクタは、帰還ループ上において、帰還電圧Vout2を出力する点よりも帰還先側で、かつ、トランジスタQ2よりも帰還元側となる特定点Mに接続されている。
次に、上記の構成のゲイン切り替えアンプ31の動作について説明する。
アンプのゲイン切り替えについては、図1や図5で説明した通りである。小ゲイン時、従来は、前述したようにトランジスタQ23のエミッタ電位とトランジスタQ24のエミッタ電位とが異なり、オフセットを生じる。このようなオフセットを補正するため、本実施の形態では、トランジスタQ5の電流と同等の電流をトランジスタQ23以外から供給するために、前記トランジスタQ9・Q10を備える。トランジスタ(第3の電流制御素子)Q9とトランジスタ(第4の電流制御素子)Q10とはカレントミラーを構成しており、トランジスタQ9はトランジスタQ10に伝達する電流を制御し、トランジスタQ10は後述する特定点Mに流し込む電流を制御する。また、トランジスタ(第1の電流制御素子)Q5とトランジスタ(第2の電流制御素子)Q6とはカレントミラーを構成しており、トランジスタQ5はトランジスタQ2の制御電流を制御し、トランジスタQ6はトランジスタQ9に流す電流に用いる電流を、上記制御電流と等しい電流に制御する。このようなトランジスタQ1・Q2から構成されるカレントミラーおよびトランジスタQ9・Q10から構成されるカレントミラーを備えていることにより、トランジスタQ7・Q8から構成されるカレントミラーが存在しない場合、トランジスタQ5の電流と同等の電流がトランジスタQ10に流れ、特定点Mに流し込まれる。よってこの電流がトランジスタQ2のベース電流となるため、無負荷・無信号時にはトランジスタQ23にはエミッタ電流が流れない。従って、トランジスタQ23のエミッタ電流とトランジスタQ24のエミッタ電流はゼロで等しくなるため、トランジスタQ23とトランジスタQ24のエミッタ電位とは等しくなり、オフセットは補償される。
また、図2の構成の場合、トランジスタQ2の制御電流はトランジスタQ10から供給されるだけでなく、トランジスタQ2の寄生トランジスタからも供給されているため、トランジスタQ5の電流と同等の電流をトランジスタQ10から引き抜くと、従来の構成においてトランジスタQ23から引き抜いていた電流よりも、トランジスタQ2の寄生トランジスタから供給されている分だけ、多く引き抜くこととなる。この電流値を補正するため、トランジスタQ1の寄生トランジスタQ1’によって流れる電流をトランジスタQ7・Q8のカレントミラーによって返し、トランジスタQ6に供給するようにしている。これにより、特定点Mに流し込まれる電流は、トランジスタQ6に流れる電流から寄生トランジスタQ1’により流れる電流すなわちトランジスタQ2の寄生トランジスタにより流れる電流を差し引いた差分電流となる。これによって、トランジスタQ2のエピ電位からトランジスタQ5によって引き抜かれる電流分を補正している。
なお、トランジスタQ2に寄生トランジスタが形成されていない場合には、トランジスタQ7・Q8から構成されるカレントミラーを備えなくても、トランジスタQ9がトランジスタQ6によって流れる電流、すなわちトランジスタQ2の制御電流をトランジスタQ10に流すことで、トランジスタQ23のエミッタ電位とトランジスタQ24のエミッタ電位とが等しくなってオフセットは補償される。
また、本実施の形態のゲイン切り替えアンプ32を前段アンプに用いるとともに、さらに後段アンプを接続して構成した受光アンプ素子では、後段アンプのゲイン比が大きいものとなっても、小さいゲインの前段アンプの出力オフセットが補償されているため、後段アンプで飽和することが無くなる。
(実施の形態3)
本発明のさらに他の実施の形態について、図4に基づいて説明すれば以下の通りである。
図4は、光記録再生媒体の記録/再生装置1の光学系を説明するための図である。記録/再生装置1は、レーザダイオード3、コリメータレンズ4・6、ビームスプリッタ5、対物レンズ7、スポットレンズ8、受光素子9、および、光ピックアップ素子10および/または11を備えている。これらは光ピックアップ装置の中に組み込まれている。当該光ピックアップ装置の光ピックアップ素子10・11は、前記実施の形態1や2で述べたゲイン切り替えアンプ31・32を備える受光アンプ素子で構成されている。
ここで、記録再生用光源としての発光素子であるレーザダイオード3より出射されたレーザ光は、コリメータレンズ4において平行光とされ、ビームスプリッタ5において光路が90°曲げられた後、コリメータレンズ6及び対物レンズ7を介して、光ディスク2に照射される。そして、光ディスク2からの反射光は、上記対物レンズ7及びコリメータレンズ6からビームスプリッタ5を通過し、スポットレンズ8で集光されて、受光素子9に入射される。受光素子9は、入射した光信号から、情報信号を再生するとともに、トラッキングやフォーカシングサーボ用の信号を作成し、図示しない信号処理回路や制御回路などへ出力する。記録時には、レーザダイオード3からの出射光が、書き込むべきデータに対応して変調される。
このように構成される光学系において、光ピックアップ素子10はレーザダイオード3の近傍の位置に設けられ、光ピックアップ素子11はビームスプリッタ5を介してレーザダイオード3と反対側の位置に設けられる。この光ピックアップ素子10・11によって、レーザダイオード3からの出射光の一部がモニタされ、該光ピックアップ素子10・11の出力をレーザダイオード3にフィードバックすることによって、レーザ光強度が最適な強度に調整される。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、光記録媒体の光ピックアップ素子に好適に使用することができる。
本発明の第1の実施形態を示すものであり、ゲイン切り替えアンプの構成を示す回路図である。 飽和スイッチに形成される寄生トランジスタの構成を示す等価回路図である。 本発明の第2の実施形態を示すものであり、ゲイン切り替えアンプの構成を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態を示すものであり、光記録媒体の記録/再生装置の光学系の構成を示す図である。 従来の飽和スイッチによってゲインを切り替えるゲイン切り替えアンプの構成を示す回路図である。
符号の説明
31、32 ゲイン切り替えアンプ(受光アンプ素子)
10、11 光ピックアップ素子
21 出力段
21a 帰還ループ部
21b 間接出力部
Q1 トランジスタ(飽和スイッチ)
Q2 トランジスタ(飽和スイッチ)
Q5 トランジスタ(第1の電流制御素子)
Q6 トランジスタ(第2の電流制御素子)
Q9 トランジスタ(第3の電流制御素子)
Q10 トランジスタ(第4の電流制御素子)
Q1’ 寄生トランジスタ
Vout1 出力電圧
Vout2 帰還電圧

Claims (8)

  1. 演算増幅器の基準電圧の入力経路上と帰還ループ上とにそれぞれ設けられた飽和スイッチによってゲインを切り替え、出力段の間接出力部から出力電圧を出力し、前記出力段の帰還ループ部からの前記帰還ループ上の前記飽和スイッチの制御電流に用いる電流を前記帰還ループの電流から分流させるゲイン切り替えアンプにおいて、
    前記制御電流に用いる前記電流と同じ電流を前記間接出力部から引き抜くための電流源を備えていることを特徴とするゲイン切り替えアンプ。
  2. 前記制御電流を流す第1の電流制御素子を備え、
    前記電流源は、前記第1の電流制御素子とカレントミラーを構成する第2の電流制御素子であることを特徴とする請求項1に記載のゲイン切り替えアンプ。
  3. 前記飽和スイッチは前記制御電流の一部として前記制御電流に合流する電流を流す寄生素子を備え、
    前記電流源の電流に対して、前記制御電流から前記寄生素子によって流れる前記電流を差し引いた差分電流を、前記制御電流に用いる前記電流と同じ電流として前記間接出力部から引き抜くことを特徴とする請求項1または2に記載のゲイン切り替えアンプ。
  4. 飽和スイッチによってゲインを切り替え、出力段の間接出力部から出力電圧を出力し、前記出力段の帰還ループ部からの帰還ループ上の前記飽和スイッチの制御電流に用いる電流を前記帰還ループの電流から分流させるゲイン切り替えアンプにおいて、
    前記制御電流を流す第1の電流制御素子と、前記第1の電流制御素子とカレントミラーを構成する第2の電流制御素子とを備え、
    前記飽和スイッチは前記制御電流の一部として前記制御電流に合流する電流を流す寄生素子を備え、
    前記第2の電流制御素子によって流れる電流から、前記寄生素子によって流れる前記電流を差し引いた差分電流を、前記出力段の帰還ループ部の帰還電圧を出力する点よりも帰還先側で、かつ、前記帰還ループ上の前記飽和スイッチよりも帰還元側となる特定点に流し込むことを特徴とするゲイン切り替えアンプ。
  5. 前記差分電流を流す第3の電流制御素子と、
    前記第3の電流制御素子とカレントミラーを構成する第4の電流制御素子とを備え、
    前記差分電流を前記第4の電流制御素子から前記特定点に流し込むことを特徴とする請求項に記載のゲイン切り替えアンプ。
  6. 基準電圧の入力経路上の前記飽和スイッチは帰還ループ上の前記飽和スイッチと等しい制御電流で制御され、
    基準電圧の入力経路上の前記飽和スイッチは、当該飽和スイッチの制御電流の一部として当該制御電流に合流する電流を流す寄生素子を備え、
    基準電圧の入力経路上の前記飽和スイッチが備える前記寄生素子によって流れる電流をカレントミラーにより得て、帰還ループ上の前記飽和スイッチの前記寄生素子によって流れる前記電流として用いることにより、前記差分電流を生成することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載のゲイン切り替えアンプ。
  7. 請求項1ないしのいずれか1項に記載のゲイン切り替えアンプを、光電変換素子の光電変換信号を増幅するアンプとして備えていることを特徴とする受光アンプ素子。
  8. 請求項に記載の受光アンプ素子からなり、光記録再生媒体の記録再生用光源の光を受光することを特徴とする光ピックアップ素子。
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