JP4345695B2 - シート処理装置、シート処理装置のシート処理方法、プログラム - Google Patents

シート処理装置、シート処理装置のシート処理方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4345695B2
JP4345695B2 JP2005076059A JP2005076059A JP4345695B2 JP 4345695 B2 JP4345695 B2 JP 4345695B2 JP 2005076059 A JP2005076059 A JP 2005076059A JP 2005076059 A JP2005076059 A JP 2005076059A JP 4345695 B2 JP4345695 B2 JP 4345695B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
character
sheet
printing
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005076059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006256073A (ja
Inventor
弘康 倉科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005076059A priority Critical patent/JP4345695B2/ja
Priority to US11/354,323 priority patent/US20060210347A1/en
Priority to CNB2006100650132A priority patent/CN100457468C/zh
Publication of JP2006256073A publication Critical patent/JP2006256073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4345695B2 publication Critical patent/JP4345695B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4075Tape printers; Label printers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/66Applications of cutting devices
    • B41J11/663Controlling cutting, cutting resulting in special shapes of the cutting line, e.g. controlling cutting positions, e.g. for cutting in the immediate vicinity of a printed image

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Description

本発明は、切り文字用シートに対し、所望のキャラクタを切り抜きカットするシート処理装置、シート処理装置のシート処理方法、プログラムに関するものである。
従来、処理シートとその裏面に貼着した剥離シートとから構成される切り文字用シートに対して、処理シート表面に対して印刷を行うとともに、処理シートを所望の形状に合わせて切り抜きカットするシート処理装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このシート処理装置は、印刷機構と切り抜きカット機構との2つの機構を備えているので、例えば処理シートの印刷部分を所望の形状に切り抜くといった処理を処理シートに対して行うことができる。
特開2004−114210号公報
ところで、上記のシート処理装置において、処理シートの切り抜き領域に対して地紋印刷といった装飾印刷を施すことが想定できる。しかし、印刷機構と切り抜きカット機構とは別個のモータで制御されるため、印刷機構による切り抜き領域に対する印刷処理と、切り抜きカット機構による切り抜き処理において、微細な位置ずれが発生する虞がある。すなわち、特に切り抜き領域と非切り抜き領域の境界部付近において、印刷機構により非切り抜き領域とみなされ印刷が行われなかった領域が、切り抜きカット機構によって切り抜き領域内とみなされ切り抜かれてしまうことがある。従って、切り抜かれた成果物は地紋印刷部と非地紋印刷部とが混在する見栄えの悪いものとなってしまう。
上記の問題に鑑み、本発明は、処理シートの切り抜き領域に対して、切り抜き領域全体に隙間なく地紋を印刷することができるシート処理装置、シート処理装置のシート処理方法、プログラムを提供することをその課題とする。
本発明のシート処理装置は、処理シートと処理シートの裏面に貼着した剥離シートとから成る切り文字用シートの処理シートに対し、所望のキャラクタを切り抜きカットする切り抜き処理および切り抜きカットの切り抜き領域に地紋を印刷する印刷処理行うシート処理装置において、入力したキャラクタに基づいて、切り文字用シートを正逆送りしながら、切り文字用シートの処理シートに対しキャラクタを切り抜きカットする切り抜きカット手段と、地紋の印刷がキャラクタのカットラインを越えて外側にはみ出すように、切り抜きカットのためのカットラインデータを拡幅処理して、地紋の印刷領域を設定する印刷領域設定手段と、設定した印刷領域に地紋の印刷を行う印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
同様に、本発明のシート処理装置のシート処理方法は、処理シートと処理シートの裏面に貼着した剥離シートとから成る切り文字用シートの処理シートに対し、所望のキャラクタを切り抜きカットする切り抜き処理および切り抜きカットの切り抜き領域に地紋を印刷する印刷処理を行うシート処理装置のシート処理方法において、入力したキャラクタに基づいて、切り文字用シートを正逆送りしながら、切り文字用シートの処理シートに対しキャラクタを切り抜きカットする切り抜きカット工程と、地紋の印刷がキャラクタのカットラインを越えて外側にはみ出すように、切り抜きカットのためのカットラインデータを拡幅処理して、地紋の印刷領域を設定する印刷領域設定工程と、設定した印刷領域に地紋を印刷する地紋印刷工程と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明のシート処理装置は、処理シートと処理シートの裏面に貼着した剥離シートとから成る切り文字用シートの処理シートに対し、所望のキャラクタを切り抜きカットする切り抜き処理および切り抜きカットの切り抜き領域に地紋を印刷する印刷処理を行うシート処理装置において、入力したキャラクタに基づいて、切り文字用シートを正逆送りしながら、切り文字用シートの処理シートに対しキャラクタを切り抜きカットする切り抜きカット手段と、地紋の印刷がキャラクタのカットラインを越えて外側にはみ出すように、キャラクタの上下の余白およびキャラクタの前後の余白を含んだ1つの領域を地紋の印刷領域として設定する印刷領域設定手段と、設定した印刷領域に地紋の印刷を行う印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
同様に、本発明のシート処理装置のシート処理方法は、処理シートと処理シートの裏面に貼着した剥離シートとから成る切り文字用シートの処理シートに対し、所望のキャラクタを切り抜きカットする切り抜き処理および切り抜きカットの切り抜き領域に地紋を印刷する印刷処理と、を行うシート処理装置のシート処理方法において、入力したキャラクタに基づいて、切り文字用シートを正逆送りしながら、切り文字用シートの処理シートに対しキャラクタを切り抜きカットする切り抜きカット工程と、地紋の印刷がキャラクタのカットラインを越えて外側にはみ出すように、キャラクタの上下の余白およびキャラクタの前後の余白を含んだ1つの領域を地紋の印刷領域として設定する印刷領域設定工程と、設定した印刷領域に地紋を印刷する地紋印刷工程と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、切り抜き領域に地紋を印刷する処理において、切り抜きカットのカットラインを越えて外側にはみ出すように地紋を印刷するので、切り抜き領域全体に加え、切り抜き領域付近に位置する非切り抜き領域に亘って地紋が印刷される。従って、印刷手段と切り抜きカット手段との間に多少の位置ずれが発生しても、切り抜きカットされた領域全体に隙間なく地紋を印刷することが可能となる。
この場合、印刷手段は、複数種の地紋を印刷可能であり、印刷する地紋の種別を指定する地紋種別指定手段をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、ユーザの所望に応じた、より一層バラエティに富んだ地紋を処理シートの切り抜き領域に印刷することができる。
また、この場合、地紋種別指定手段は、1のキャラクタ毎に指定可能であることが好ましい。
この構成によれば、複数のキャラクタを切り抜きカットする際に、ユーザの所望に応じてキャラクタ毎に異なる種別の地紋を印刷することができる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記のいずれか1に記載のシート処理装置における各手段として機能させることを特徴とする。
この構成によれば、処理シートの切り抜き領域に対して、切り抜き領域全体に隙間なく地紋を印刷するためのプログラムを提供することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係るシート処理装置、シート処理方法、プログラムの一実施形態について、テープカートリッジに収容した切り文字用テープを処理するテープ処理装置に適用した実施形態について説明する。このテープ処理装置は、処理テープおよび剥離テープから成る切り文字用テープをカートリッジから繰出して印刷処理を行った後、印刷済み部分をフルカット処理によりこれを切り離すと共に、切り離したテープ片に対してカッティング処理をさらに行うことにより、いわゆる切り文字(記号および図形を含む)を形成したテープ片を作成するものである。
図1は、テープ処理装置1の外観斜視図である。同図に示すように、このテープ処理装置1は、上部ケース2および下部ケース3から成る装置ケース4により外郭を構成されている。上部ケース2の上面前方には、複数のキーを有し、各種データ入力用のキーボード5が配設されている。上部ケース2の上面後方には、その右部にディスプレイ6が組み込まれていると共に、ディスプレイ6の図示左側に隣接して、カートリッジ用開閉蓋7が開閉自在に設けられている。カートリッジ用開閉蓋7の内部には、カートリッジCを着脱自在に装着するカートリッジ装着部8が形成されている。また、上部ケース2の左側面には、処理済みの切り文字用テープTが排出されるテープ排出口9が形成されている。
なお、図中の符号10は、カッティング処理で用いられるカッティングバイト64を交換するためのバイト交換蓋であり、符号11は、カッティング処理でテープバッファとして用いられるテープ収容部61(後述する)を開放するための収容部開閉蓋である。
図2に示すように、装置ケース4の内部には、ユニット化された装置アッセンブリ15が収容されている。装置アッセンブリ15は、装置ケース4に固定された支持フレーム16と、支持フレーム16に組み込まれた内部装置17と、で構成されている。支持フレーム16は、カートリッジ装着部8を構成するカートリッジフレーム18と、これに添設された共通支持フレーム19と、を備えている。
なお、支持フレーム16および装置ケース4により、カートリッジCから繰出された切り文字用テープTを送るためのテープ送り経路20が形成されている。テープ送り経路20は、カートリッジCのテープ繰出し口(後述する)からテープ排出口9にかけて直線的に形成された第1送り経路20aと、第1送り経路20aから略直角に分岐し、テープ収容部61に連通する第2送り経路20bと、で構成されている(図2参照)。
図2に示すように、内部装置17は、カートリッジフレーム18内に組み込まれ、切り文字用テープTに印刷処理を行う印刷ユニット21と、テープ送り経路20に臨むように共通支持フレーム19に支持され、切り文字用テープTにフルカット処理を行うフルカットユニット22と、共通支持フレーム19のフルカットユニット22下流側に支持され、切り文字用テープT(テープ片)にカッティング処理を行うカッティングユニット23と、これら各ユニットを統括制御する図外の制御手段24と、を備えている。
そして、このテープ処理装置1では、切り文字用テープTに対して、制御手段24の制御に基づいて、印刷ユニット21を用いて印刷処理を行った後、フルカットユニット22およびカッティングユニット23を用いて、フルカット処理、カッティング処理を順次行うことにより、所望のキャラクタが印刷され、かつ所望の形状に切抜きカットされたテープ片T1を作成できるようになっている。
なお、図2に示すように、このテープ処理装置1に用いられるカートリッジCは、カートリッジケース30により全体をカバーリングされており、切り文字用テープTをロール状に巻回したテープリール31と、インクリボンRをロール状に巻回したリボン繰出しリール32と、繰り出したインクリボンRを巻き取るリボン巻取りリール33と、を備えている。また、カートリッジCには、後述する印刷ユニット21の印刷ヘッド40を遊挿する貫通開口34が形成されており、この貫通開口34に臨むように回転自在のプラテンローラ35が立設されている。
切り文字用テープTは、貫通開口34に臨んでおり、その先端は、貫通開口34の近傍に形成されたテープ繰出し口(図示省略)からカートリッジCの外部(テープ送り経路20)に引き出されている。インクリボンRは、貫通開口34の位置で切り文字用テープTと相互に重なり合った後、貫通開口34を周回して、リボン巻取りリール33に巻き取られる。
この場合、切り文字用テープTは、粘着面を有し、印刷および切り抜き加工が為される処理テープTcに剥離テープTpを積層した切り文字用のものであり、処理後に切り抜きカットした切り文字を貼付できるようになっている。カートリッジCには、切り文字用テープTの地色や幅の異なる複数種のものが用意されており、カートリッジCの裏面には、これらを識別するための識別孔(図示省略)が複数設けられている。
一方、カートリッジ装着部8(の底板)には、テープ識別センサ36(図示省略)が配設されており、カートリッジCをカートリッジ装着部8にセットすると、カートリッジCの裏面に設けられた識別孔の配列(ビットパターン)から、切り文字用テープTの種類を識別できるようになっている。
なお、カートリッジ装着部8には、ラベル用テープを収容したカートリッジもセット可能に構成されており、テープ処理装置1により、ラベル用テープに印刷を行った後これを切断して、ラベルとして貼付可能なテープ片を得ることができる。そして、テープ識別センサ36は、切り文字用のカートリッジCが装着されたのか、ラベル作成用のカートリッジが装着されたのか、すなわちカートリッジに収容されたテープの種類も検出できるようになっている。
次に、内部装置17の各手段について説明する。図2に示すように、印刷ユニット21は、カートリッジCから切り文字用テープTを繰り出して、印刷送りしながら印刷を行うものであり、印刷ヘッド(サーマルヘッド)40と、カートリッジCから切り文字用テープTを繰出しながら、テープ送り経路20に沿ってこれを送っていく印刷送り機構41と、を備えている。
印刷ヘッド40は、ヘッドカバーに覆われた状態で、カートリッジ装着部8に立設されており、カートリッジ装着部8にカートリッジCをセットすると、カートリッジCの貫通開口34に印刷ヘッド40が遊挿される。これにより、貫通開口34に位置する切り文字用テープTおよびインクリボンRを挟んで、印刷ヘッド40がプラテンローラ35に対峙する。
なお、上記したカートリッジ用開閉蓋7の開閉と連動して、切り文字用テープTおよびインクリボンRを介して印刷ヘッド40は、ヘッドリリース機構(図示省略)によりプラテンローラ35に離接される。カートリッジ用開閉蓋7を閉じると、ヘッドリリース機構により、切り文字用テープTおよびインクリボンRを介して印刷ヘッド40がプラテンローラ35に当接し、切り文字用テープT(処理テープTc)に熱転写が可能な状態となる。
印刷送り機構41は、カートリッジCに配設されたプラテンローラ35と、プラテンローラ35を回転させるプラテン駆動軸43と、プラテン駆動軸43を回転させるための印刷送りモータ44と、減速歯車列を介して、印刷送りモータ44の動力をプラテン駆動軸43に減速して伝達する動力伝達機構(図示省略)と、を備えている。プラテン駆動軸43は、カートリッジ装着部8に立設され、カートリッジ装着部8にセットされたカートリッジCのプラテンローラ35に係合する。印刷送りモータ44を駆動すると、プラテン駆動軸43を介してプラテンローラ35が回転し、切り文字用テープTの繰出し送りが為されると共に、上記したテープ送り経路20に沿って、(印刷済みの)切り文字用テープTが順次フルカットユニット22、カッティングユニット23側へ送り出されてゆく。
なお、カートリッジ装着部8には、プラテン駆動軸43と共に、上記したリボン巻取りリール33に係合するリボン巻取り駆動軸45が立設されている。印刷送りモータ44の動力は、動力伝達機構を介してリボン巻取り駆動軸45にも伝達されており、プラテン駆動軸43およびリボン巻取り駆動軸45は、互いに同期して回転する。すなわち、切り文字用テープTの送りとインクリボンRの巻取りが同期して行われるようになっている。
次に、フルカットユニット22について説明する。図2に示すように、フルカットユニット22は、テープ送り経路20に臨み、印刷ユニット21から送られてきた切り文字用テープTをハサミ形式で切断するフルカッタ50と、フルカットモータ51と、フルカットモータ51の動力をフルカッタ50に伝達する動力伝達機構(図示省略)と、から成り、フルカッタ50に動力を供給して、これに切断動作(フルカット処理)させるフルカット駆動機構52と、を備えている。
フルカットユニット22(フルカッタ50)は、カートリッジ装着部8に隣接し、印刷ユニット21のテープ送り方向下流側に配設されている。そして、フルカット駆動機構52を駆動させてフルカッタ50を切り文字用テープTに切り込ませるフルカット処理により、印刷ユニット21から送られてきた切り文字用テープTを所定長で切断(フルカット)する。
カッティングユニット23は、フルカットユニット22を経て切断された切り文字用テープT(テープ片)に対して、処理テープTcのみ(厳密には剥離テープの一部も含む)を切断するカッティング処理を行うものである。なお、この場合、カッティング処理には、切り文字用テープTのテープ幅方向を横断するように処理テープTcのみを切断する、いわゆるハーフカット処理を含む概念である。
図2に示すように、カッティングユニット23は、テープ送り経路20(第1送り経路20a)に臨んで配設され、テープ送り経路20に沿って正逆送りしながら、処理テープTcのみをカッティングするカッティング処理を行うカッティング機構60と、第2送り経路20bに連なるテープ収容部61を有し、カッティング処理により正逆送りされる切り文字用テープTの尾端側を出し入れ自在に収容するテープ収容機構62と、カッティング処理のために、フルカットされた切り文字用テープTの尾端を第2送り経路20bに導くための経路変更機構63と、を備えている。
すなわち、カッティングユニット23では、先ずフルカットされた切り文字用テープTの尾端を経路変更機構63により第2送り経路20bに導くと共に、切り文字用テープTの尾端側を一旦テープ収容機構62に収容させた後、カッティング機構60により、テープ収容機構62からテープ排出口9に至るテープ送り経路20の間で切り文字用テープTを正逆送させて、カッティング処理を行うようになっている。
カッティング機構60は、第1送り経路20aに臨みかつ第2送り経路20bの下流側に配設され、処理テープTcに切り込みを行うカッティングバイト64と、カッティングバイト64を、カッティングバイト64をテープ幅方向に対して移動自在に支持するバイトキャリッジ65と、テープ送り方向と直交したテープ幅方向に往復動させるためのバイト移動機構66と、カッティングバイト64を上下方向にアップダウンさせることにより、処理テープTcからカッティングバイト64を離接させるバイトアップダウン機構67と、フルカットユニット22から送られてきた切り文字用テープTをテープ送り経路20に沿って正逆送りさせるカッティング送り機構68と、を備えている。
カッティングバイト64は、バイト70と、これを先端に保持するバイトホルダ71と、で構成されている。バイドキャリッジ65は、バイトホルダ71を着脱可能に支持している。装置ケース4には、カッティングバイト64の収容位置に対応させて、バイト交換蓋10が開閉自在に設けられており、ここからカッティングバイト64を適宜交換できるようになっている。
バイト移動機構66は、バイトキャリッジ65を介してカッティングバイト64を移動させるための動力源となるキャリッジ移動モータ72と、減速歯車列およびタイミングベルト(いずれも図示省略)を介して、キャリッジ移動モータ72の動力をバイトキャリッジ65に伝達する動力伝達機構(図示省略)と、を有している。
バイトアップダウン機構67は、アップダウンモータ73を有し、モータ駆動で(バイトキャリッジ65を介して)処理テープTcに対する切込み位置となるカッティング位置と処理テープTcから離間する待機位置との間でカッティングバイド64を移動させている。
カッティング送り機構68は、第1送り経路20aのテープ送り方向において、カッティングバイト64を挟むように設けられた一対の送りローラ74と、正逆回転可能に構成されたカッティング送りモータ75と、カッティング送りモータ75の動力を一対の送りローラ74に伝達する図外の動力伝達機構と、を有している。
一対の送りローラ74はいずれも、カッティング送りモータ75に接続された駆動ローラ76と、切り文字用テープTを介して駆動ローラ76に当接し、駆動ローラ76の回転に従って回転する従動ローラ(フリーローラ)77と、から成るグリップローラで構成されている。そして、従動ローラ77は、当該従動ローラ77を駆動ローラ76とのグリップ位置と非グリップ状態となる退避位置との間で移動させる退避機構(図示省略)が組み込まれた従動ローラ支持フレーム78に回転自在に軸支されている。したがって、印刷処理時には、退避機構を駆動して従動ローラ77を退避位置に移動させることにより、印刷中の切り文字用テープTの走行経路を適切に確保することが可能である。なお、本実施形態では、上記したアップダウンモータ73が退避機構を駆動させるための動力源として兼用になっている。
カッティング機構60では、バイト移動機構66、バイトアップダウン機構67、およびカッティング送り機構68をそれぞれ同期して駆動させることによりカッティング処理を行っている。すなわち、カッティング処理において、バイトアップダウン機構67によりカッティングバイト64を適宜アップダウンさせると共に、カッティング送り機構68による切り文字用テープTの正逆送りとバイト移動機構66によるカッティングバイト64のテープ幅方向への(往復)移動と、を同期させて行うことで、切り文字用テープT(の処理テープTr)に対し、所望の形状の切抜きカットを行うことができる。
テープ収容機構62は、カッティング処理により正逆送りされる切り文字用テープTの尾端が、印刷ユニット21(およびフルカットユニット22)に干渉することを防止するために、切り文字用テープTの尾端側を出し入れ自在に収容するものであり、第1送り経路20aを挟んで、カッティング機構60に対向した位置に設けられ、第2送り経路20bに連なるテープ収容部61と、テープ収容部61に配設され、第2送り経路20bを送られてきた切り文字用テープT(の尾端側)を順次巻き取ってゆく巻取りドラム80と、テープ収容部61に送られた切り文字用テープTを巻取りドラム80に付勢するテープ付勢機構81と、カッティング送りモータ75の動力を用いて、巻取りドラム80を切り文字用テープTの巻取り方向に回転させるための動力機構(図示省略)と、を備えている。
経路変更機構63は、第1送り経路20aの、第2送り経路20bとの分岐部分を遮断するための経路変更部材82と、第1送り経路20aを遮断する経路変更位置と第1送り経路20aを開放する待機位置との間で、経路変更部材82を移動可能に構成したモータ駆動の経路変更部材移動機構(図示省略)と、を備えている。そして、カッティング処理の開始に先立って、切り文字用テープTの尾端をテープ収容機構62に向かって送る際には、経路変更部材移動機構を駆動して、待機位置に臨む経路変更部材82を経路変更位置に移動させて第1送り経路20aの分岐部分を遮断することにより、第1送り経路20aからテープ収容機構62に向かって送られる切り文字用テープTの尾端を第2送り経路20bに導くようになっている。なお、アップダウンモータ73の動力は、動力伝達機構を介して経路変更部材移動機構にも伝達されており、経路変更部材移動機構は、退避機構と同期して経路変更部材82を移動させている。すなわち、退避機構により、送りローラ74が非グリップ状態になると、経路変更部材82が待機位置に臨み、送りローラ74がグリップ状態になると経路変更部材82が経路変更位置に臨むように構成されている。
制御手段24は、テープ処理装置1の各手段に接続されており、テープ処理装置1全体を統括的に制御している。
次に、テープ処理装置1の主制御系について説明する。図3に示すように、を参照して、テープ処理装置1は、キーボード5やディスプレイ6等を有し、印刷処理およびカッティング処理のための各種情報や各種指令を入出力するためのデータ入出力部90と、印刷ヘッド40および印刷送りモータ44を有し、印刷ヘッド40および印刷送りモータ44を同期させて駆動することにより、切り文字用テープTに印刷処理を行う印刷部91と、フルカットモータ51を有し、印刷済みの切り文字用テープTにフルカット処理を行うフルカット部92と、アップダウンモータ73、カッティング送りモータ75、キャリッジ移動モータ72を有し、これらを同期させて駆動することにより、フルカットされた切り文字用テープTにカッティング処理を行うカッティング部93と、テープ識別センサ36等の各種センサを有し、各種検出を行う検出部94と、印刷ヘッド40を駆動するヘッドドライバ95や各モータを駆動するモータドライバ等の各種ドライバを有し、各部を駆動する駆動部96と、これら各部に接続され、テープ処理装置1全体の制御を行う制御部97と、を備えている。
制御部97は、一時的に記憶可能な記憶領域を有する他、制御処理のための作業領域として使用されるRAM100と、各種記憶領域を有し、制御プログラムや制御データ(色変換テーブルや文字修飾テーブル等)を記憶するROM101と、各種データを演算処理するCPU102、周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が組み込まれると共に、時間制御を行うためのタイマー103が組み込まれた周辺制御回路(P−CON)104、これらを互いに接続するバス105、が備えられている。
そして、制御部97では、P−CON104を介して各部から入力された各種データやRAM100内の各種データを、ROM101に記憶された制御プログラム等に従ってCPU102に演算処理させ、その処理結果(制御信号)をP−CON104を介して各種ドライバに出力することにより、各部を制御している。
ところで、本実施形態に係るテープ処理装置1では、上述のように切り文字用テープTに対して、キャラクタを印刷する印刷処理とキャラクタのアウトラインを切り抜く切り抜きカット処理とを行うことが可能であり、キャラクタ入力として、印刷処理対象のキャラクタ入力を行う「印刷入力モード」および切り抜きカット処理対象のキャラクタ入力を行う「切り抜き入力モード」の2つの入力モードを備えている。ここで、切り抜きカット処理対象となるキャラクタの入力手順について説明する。
図4に示すように、ユーザは、キーボード5を用いた所定のキー操作により入力モード選択画面D10を表示させる。そして、表示された入力モード選択画面D10において「切り抜き入力モード」に設定する。次に、切り抜き文字入力画面D20において、例えば「切り抜き文字」と入力する。その後、ユーザによるキーボード5を用いた所定のキー操作をトリガとして、テープ処理装置1(カッティング部93)による「切り抜き文字」の各キャラクタのアウトラインを切り抜きカットする切り抜きカット処理が実行され、最終的に処理テープTcおよび剥離テープTpの双方がフルカットされた後テープ排出口9から排出される。排出されたフルカット済みテープ片Taを同図下部に示す。このテープ片Taには、キャラクタのアウトラインに沿って切り抜きカット線CLが形成している。この後ユーザは、切り抜きカットされた切り抜き領域CEを剥離テープTpから引き剥がしガラス等に貼着することで、装飾やPOPとして活用することができる。
ところで、本実施形態に係るテープ処理装置1では、切り抜きカットされるキャラクタの切り抜き領域CEに、装飾として地紋を印刷することが可能である。ここで、切り抜き領域CEに地紋を印刷するための操作手順について説明する。図5に示すように、まずユーザは、切り抜き文字入力画面D20において、例えば「切り抜き文字」と入力する。そして、ユーザによるキーボード5のキー操作により文字モードメニュー画面D30を表示する。この文字モードメニューでは、ユーザが入力したキャラクタの印刷(切り抜き)方向、書体、飾り字、伸縮、文字間等の設定を行い得る。
なお、入力モードを切り抜きモードに設定している場合、文字モードメニュー画面D30で設定した値は、切り抜き対象として入力されたキャラクタに対する設定となる。文字モードメニュー画面D30において「飾り字」を選択すると、さらに飾り字メニュー画面D40が表示される。ユーザは、切り抜きカットされるキャラクタの切り抜き領域CEに地紋の印刷を行いたい場合、この飾り字メニュー画面D40で設定を行う。また、本実施形態のテープ処理装置1は、複数種の地紋パターンをROM101に記憶しており、これを印刷することができる。従って、飾り字メニュー画面D40では、印刷する地紋の種別候補が表示される(図では「パターン1」「パターン2」「パターン3」)。
さらに、飾り字メニュー画面D40では、選択されている地紋のイメージをキャラクタに重畳して画面左部にイメージ表示する。従って、ユーザは地紋の種別を把握していなくても、飾り字メニュー画面D40のイメージ表示を見ながら所望の地紋の種別を選択することができる。地紋の種別がユーザにより選択されると(図では「パターン2」)、次に地紋を印刷する範囲を指定する範囲指定画面D50が表示される。範囲指定画面D50では、入力されたキャラクタ全ての切り抜き領域CEに対して地紋を印刷する「この文章」と、ユーザが直接範囲を指定する「直接指定」の2つの選択肢が表示され、ユーザは所望の範囲指定方法を選択する(図では「この文章」)。
地紋を印刷する範囲指定が完了すると、再び切り抜き文字入力画面D20が表示される。その後、ユーザによるキーボード5を用いた所定のキー操作をトリガとして、テープ処理装置1(印刷部91)による切り抜き領域CEに対する地紋印刷処理、および「切り抜き文字」の各キャラクタを切り抜きカットする切り抜きカット処理が実行され、最後に処理テープTpおよび剥離テープTrの双方がフルカットされた後テープ排出口8から排出される。排出されたフルカット済みテープ片Taを同図右部に示す。
ここで、地紋が印刷される印刷領域PEについて、図6を参照して説明する。同図に示すように、本実施形態のテープ処理装置1は、切り抜き対象として入力されたキャラクタに基づいて切り抜き領域CEを設定し、さらに設定された切り抜き領域CEに基づいて印刷領域PEを設定する。ここで印刷領域PEは、切り抜き領域CEと全く同一の領域ではなく、印刷領域PEが切り抜き領域CEから外側にはみ出すように設定される。すなわち、入力されたキャラクタのカットラインCLからはみ出すように地紋が印刷される。
この場合、印刷領域PEは、同図(a)に示すように、入力されたキャラクタの上下余白や前後余白を含むようにして、1つの領域にまとめて設定する構成でもよいし、同図(b)に示すように、各キャラクタのカットラインCLに沿うようにして配置し、キャラクタ毎に設定する構成でもよい。例えば、キャラクタのカットラインデータを拡幅処理し、キャラクタのカットラインCLよりひと回り大きな領域を印刷領域PEとして地紋の印刷を実行する。このように、入力されたキャラクタのカットラインCLからはみ出すように地紋が印刷されるので、印刷部91とカッティング部93との間に多少の位置ずれが発生しても、切り抜き領域CE全体に隙間なく地紋を印刷することが可能となる。
さらに、切り抜き対象として入力されたキャラクタ毎に地紋の種別を指定することも可能である。図7に示すように、まずユーザは、切り抜き文字入力画面D20において、例えば「切り抜き文字」と入力する。そして、ユーザによるキーボード5のキー操作により文字モードメニュー画面D30を表示する。文字モードメニュー画面D30において「飾り字」を選択すると、さらに飾り字メニュー画面D40が表示される。飾り字メニュー画面D40において、地紋の種別がユーザにより選択される(図では「パターン1」)と、次に地紋を印刷する範囲を指定する範囲指定画面D50が表示される。この範囲指定画面D50において、「直接指定」を選択する。
範囲指定画面D50において「直接指定」を選択すると、さらに地紋を印刷する範囲を直接指定する直接指定画面D60が表示される。ユーザは、この直接指定画面D60において、飾り字メニュー画面D40で選択した地紋(パターン1)を印刷する範囲を所定のキー操作で指定する。なお、指定された範囲に該当するキャラクタは白黒反転した状態で画面上に表示される(図では「切」および「り」のキャラクタが印刷範囲として指定されている)。範囲指定を完了すると再度切り抜き文字入力画面D20が表示される。同様にして、文字モードメニュー画面D30から飾り字メニュー画面D40を表示し、ここでは「パターン2」を選択する。
そして範囲指定画面D50において、「直接指定」を選択し、直接指定画面D60において、地紋(パターン2)を印刷する範囲を所定のキー操作で指定する(図では「抜」および「き」のキャラクタが印刷範囲として指定されている)。さらに同様の操作で、入力されたキャラクタ(「文」および「字」)に対して印刷する地紋の種別として「パターン3」を選択する(図示省略)。このような手順で、入力されたキャラクタ毎に地紋の種別を指定することによって、図8(a)に示すようなテープ片Taが作成できる。すなわち、同一のテープ片Ta上に配置している切り抜き領域CEに対して、複数種の地紋を印刷することができるので、よりバラエティに富んだ成果物を得ることができる。
なお、切り抜き対象として入力するキャラクタは文字に限らず記号および図形であってもよい。さらに、印刷されたキャラクタに重畳して地紋を印刷するようにしてもよい。例えば図8に示すように、印刷対象として入力されたキャラクタ「ABC」を「ハート」の形状に切り抜く場合、「ハート」キャラクタに囲まれる範囲が切り抜き領域CEとなり、さらに切り抜き領域CEに地紋印刷を行う場合、「ハート」形状のカットラインCLからはみ出すように印刷領域PEが設定され地紋が印刷される。
また、本実施形態では、「切り抜き入力モード」において切り抜きカット処理対象のキャラクタ入力を行う構成で説明を行ったがこの構成に限るものではない。例えば、印刷処理対象のキャラクタ入力を行う「印刷入力モード」において、特殊印刷の一つとして切り抜きカット機能を位置づける構成でもよい。
また、上記の例に示した、テープ処理装置1の各部(各機能)をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、テープ処理装置1の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
テープ処理装置の閉蓋状態の外観斜視図である。 テープ処理装置の断面図である。 テープ処理装置の制御ブロック図である。 切り抜きカット処理の操作手順を示す説明図である。 切り抜き領域に地紋を印刷する操作手順を示す説明図である。 地紋が印刷される印刷領域を示す図である。 地紋を印刷する操作手順の他の例を示す説明図である。 テープ処理装置によって作成されたテープ片を例示する図である。
符号の説明
1 テープ処理装置 22 フルカットユニット
23 カッティングユニット 64 カッティングバイト
40 印刷ヘッド CE 切り抜き領域
CL カット線 PE 印刷領域
T 切り文字用テープ Ta テープ片
Tc 処理テープ Tp 剥離テープ
R インクリボン C カートリッジ

Claims (7)

  1. 処理シートと前記処理シートの裏面に貼着した剥離シートとから成る切り文字用シートの前記処理シートに対し、所望のキャラクタを切り抜きカットする切り抜き処理および前記切り抜きカットの切り抜き領域に地紋を印刷する印刷処理行うシート処理装置において、
    入力した前記キャラクタに基づいて、前記切り文字用シートを正逆送りしながら、前記切り文字用シートの前記処理シートに対し前記キャラクタを切り抜きカットする切り抜きカット手段と、
    前記地紋の印刷が前記キャラクタのカットラインを越えて外側にはみ出すように、前記切り抜きカットのためのカットラインデータを拡幅処理して、前記地紋の印刷領域を設定する印刷領域設定手段と、
    設定した前記印刷領域に前記地紋の印刷を行う印刷手段と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 処理シートと前記処理シートの裏面に貼着した剥離シートとから成る切り文字用シートの前記処理シートに対し、所望のキャラクタを切り抜きカットする切り抜き処理および前記切り抜きカットの切り抜き領域に地紋を印刷する印刷処理を行うシート処理装置において、
    入力した前記キャラクタに基づいて、前記切り文字用シートを正逆送りしながら、前記切り文字用シートの前記処理シートに対し前記キャラクタを切り抜きカットする切り抜きカット手段と、
    前記地紋の印刷が前記キャラクタのカットラインを越えて外側にはみ出すように、前記キャラクタの上下の余白および前記キャラクタの前後の余白を含んだ1つの領域を前記地紋の印刷領域として設定する印刷領域設定手段と、
    設定した前記印刷領域に前記地紋の印刷を行う印刷手段と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  3. 前記印刷手段は、複数種の前記地紋を印刷可能であり、
    印刷する前記地紋の種別を指定する地紋種別指定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のシート処理装置。
  4. 前記地紋種別指定手段は、1の前記キャラクタ毎に指定可能であることを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  5. 処理シートと前記処理シートの裏面に貼着した剥離シートとから成る切り文字用シートの前記処理シートに対し、所望のキャラクタを切り抜きカットする切り抜き処理および前記切り抜きカットの切り抜き領域に地紋を印刷する印刷処理を行うシート処理装置のシート処理方法において、
    入力した前記キャラクタに基づいて、前記切り文字用シートを正逆送りしながら、前記切り文字用シートの前記処理シートに対し前記キャラクタを切り抜きカットする切り抜きカット工程と、
    前記地紋の印刷が前記キャラクタのカットラインを越えて外側にはみ出すように、前記切り抜きカットのためのカットラインデータを拡幅処理して、前記地紋の印刷領域を設定する印刷領域設定工程と、
    設定した前記印刷領域に地紋を印刷する地紋印刷工程と、を備えたことを特徴とするシート処理装置のシート処理方法。
  6. 処理シートと前記処理シートの裏面に貼着した剥離シートとから成る切り文字用シートの前記処理シートに対し、所望のキャラクタを切り抜きカットする切り抜き処理および前記切り抜きカットの切り抜き領域に地紋を印刷する印刷処理を行うシート処理装置のシート処理方法において、
    入力した前記キャラクタに基づいて、前記切り文字用シートを正逆送りしながら、前記切り文字用シートの前記処理シートに対し前記キャラクタを切り抜きカットする切り抜きカット工程と、
    前記地紋の印刷が前記キャラクタのカットラインを越えて外側にはみ出すように、前記キャラクタの上下の余白および前記キャラクタの前後の余白を含んだ1つの領域を前記地紋の印刷領域として設定する印刷領域設定工程と、
    設定した前記印刷領域に地紋を印刷する地紋印刷工程と、を備えたことを特徴とするシート処理装置のシート処理方法。
  7. コンピュータに、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート処理装置における各手段として機能させるためのプログラム。
JP2005076059A 2005-03-16 2005-03-16 シート処理装置、シート処理装置のシート処理方法、プログラム Expired - Fee Related JP4345695B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005076059A JP4345695B2 (ja) 2005-03-16 2005-03-16 シート処理装置、シート処理装置のシート処理方法、プログラム
US11/354,323 US20060210347A1 (en) 2005-03-16 2006-02-14 Sheet processing apparatus, sheet processing method for implementing the apparatus, and program
CNB2006100650132A CN100457468C (zh) 2005-03-16 2006-03-15 片处理装置、片处理装置的片处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005076059A JP4345695B2 (ja) 2005-03-16 2005-03-16 シート処理装置、シート処理装置のシート処理方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006256073A JP2006256073A (ja) 2006-09-28
JP4345695B2 true JP4345695B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=37001828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005076059A Expired - Fee Related JP4345695B2 (ja) 2005-03-16 2005-03-16 シート処理装置、シート処理装置のシート処理方法、プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20060210347A1 (ja)
JP (1) JP4345695B2 (ja)
CN (1) CN100457468C (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4192918B2 (ja) * 2005-05-27 2008-12-10 セイコーエプソン株式会社 カッティング装置およびシート処理装置
US20100119282A1 (en) * 2008-07-16 2010-05-13 Provo Craft And Novelty, Inc. System and Method for Printing and Cutting
JP5309974B2 (ja) 2008-12-25 2013-10-09 セイコーエプソン株式会社 画像記録装置、および、画像記録装置の制御方法
JP2012081535A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Mimaki Engineering Co Ltd カッティングプログラム、カッティングシステム及びカッティング方法
JP2013144342A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Brother Industries Ltd 切断装置
JP2013144343A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Brother Industries Ltd 切断装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69535836D1 (de) * 1994-11-29 2008-10-23 Seiko Epson Corp Banddruckvorrichtung
WO1996016813A1 (fr) * 1994-12-02 1996-06-06 Seiko Epson Corporation Processeur d'informations de caracteres a fonction d'affichage de presentation
US5890820A (en) * 1995-09-21 1999-04-06 Casio Computer Co., Ltd. Printers
JP3520773B2 (ja) * 1998-07-16 2004-04-19 マックス株式会社 カッティングプロッタ
JP4196626B2 (ja) * 2002-09-25 2008-12-17 セイコーエプソン株式会社 カッティング装置およびこれを備えたテープ処理装置
JP4154586B2 (ja) * 2003-02-17 2008-09-24 マックス株式会社 印字及びカッティング装置
KR20050010472A (ko) * 2003-07-16 2005-01-27 세이코 엡슨 가부시키가이샤 테이프 인쇄장치, 라벨 작성방법, 테이프 인쇄장치의데이터 처리방법, 인쇄 시스템, 인쇄 시스템의 라벨작성방법 및 기억매체

Also Published As

Publication number Publication date
CN1833873A (zh) 2006-09-20
CN100457468C (zh) 2009-02-04
JP2006256073A (ja) 2006-09-28
US20060210347A1 (en) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100400306C (zh) 打印带、带盒以及带打印装置
JP4337760B2 (ja) 印刷/加工システム、印刷装置、加工装置、印刷/加工装置、印刷/加工システムの制御方法およびプログラム
US8534941B2 (en) Expanding a sheet to be cut when an ink dot is present in a cut position
JP4345695B2 (ja) シート処理装置、シート処理装置のシート処理方法、プログラム
KR100756758B1 (ko) 정보 처리 장치, 정보 처리 방법 및 프로그램
JP2007176052A (ja) ラベル作成装置およびテープ印刷装置のラベル作成方法
JP2003085161A (ja) キャラクタ入力装置およびこれを備えたテープ印刷装置並びにキャラクタ入力方法
CN107554088B (zh) 印刷装置及印刷方法
JP2003285486A (ja) テープ印刷装置およびそのラベル作成方法
US9090096B2 (en) Printer and recording medium
JP2007021597A (ja) カッティング処理装置、カッティング処理装置のカッティング処理方法およびプログラム
JP2007253404A (ja) テープ印刷装置
JP2009255334A (ja) 印字装置
JP2007216598A (ja) テープ印刷装置
JP5739697B2 (ja) 印刷装置および印刷装置の制御方法
JP5552965B2 (ja) テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法
US10176847B2 (en) Printer
JP2006272760A (ja) 印刷/加工システム、印刷装置、加工装置、印刷/加工装置、印刷/加工システムの制御方法、プログラムおよび記録媒体
JP3873162B2 (ja) 印字装置
JP4702168B2 (ja) 印字装置
KR100469216B1 (ko) 문서 표시 방법 및 장치
JP5636830B2 (ja) テープ印刷装置
JP2006256074A (ja) シート処理装置およびシート処理装置のシート処理方法
JP2009012360A (ja) ラベル作製装置及びタグ作製装置
JP3094812B2 (ja) 複数行印刷できるテープ印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4345695

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees