JP4342760B2 - たて型帯鋸盤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大型平鋼材などのワークを、上下方向に走行する帯鋸刃で切断するたて型帯鋸盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
長方形の大型平鋼材の短冊切りや二つ切りなどに使用されるたて型帯鋸盤は、大型平鋼材のワークを載置して水平に送るためのテーブルと、このテーブルに対して移動してテーブル上のワークを直線切りするたて型のC字形鋸フレームとで主要部を構成する。C字形鋸フレームは、一対のテーブル間の帯鋸刃進行線上において帯鋸刃を下方向に走行させながら前進することにより帯鋸刃進行線上に固定されたワークを切断する。テーブルは、鋸フレームの帯鋸刃が通過する帯鋸刃進行線を挟んで対向させた一対のテーブルで構成し、C字形鋸フレームの懐部分より外側に配置されるテーブル(メインテーブル)と、C字形鋸フレームの懐部分(内側)に配置されるテーブル(サブテーブル)からなり、以下、鋸フレームの外側に配置されるテーブルを外テーブル、内側に配置されるテーブルを中テーブルと称する。
【0003】
外テーブルに載置されて中テーブル側に送られるワークの被切断箇所が両テーブル間の帯鋸刃進行線に到達したところで、ワークの送り込みを止め、ワークをクランプし、切断するが、大型平鋼材のワークを短冊切りする場合には、テーブル上のワークを送材ヘッドで把持して自動送りすることが一部に行われている。このような送材ヘッドは、外テーブル又は中テーブルのいずれかに設置することができる。
【0004】
送材ヘッドを中テーブルに設けたたて型帯鋸盤は、C字形鋸フレームの懐部分に中テーブルとその奥に送材ヘッドを設けるだけの大きなスペースを必要とするので、特に大型平鋼材用のたて型帯鋸盤には構造上に無理がある。そこで、例えば図13に示すように、送材ヘッド10は、外テーブル9上にを設けるのが普通である。
【0005】
図13のたて型帯鋸盤に示す鋸フレーム1は、一般的なC字形フレームで、上下両端部に設けられた従動鋸ホイール2、3と中間部に設けられた駆動鋸ホイール4に無端の帯鋸刃5を張架して、上下の鋸ホイール2、3の間で帯鋸刃5をたて方向に走行させる。鋸フレーム1は、水平な基礎面6上に案内装置7を介して図13の紙面に垂直な前後方向に移動可能に設置される。鋸フレーム1の上下両端部間の懐部分に中テーブル8が水平に設置され、鋸フレーム1の懐部分の外側に外テーブル9が水平に設置され、外テーブル9上に送材ヘッド10が図13の左右方向に移動可能に設けられる。中テーブル8と外テーブル9の上面は同一高さで、両テーブル8、9の間に、鉛直な帯鋸刃5が前後方向に移動する帯鋸刃進行線Gのための空隙が設けられる。
【0006】
外テーブル9上に長方形の大型平鋼材であるワークWが載置されると、送材ヘッド10に設けられたクランプ(図示せず)でワークWを把持して中テーブル8側に手動で送り込み、ワークWの所望箇所を帯鋸刃進行線Gに位置決めし、帯鋸刃5を上から下に走行させながら鋸フレーム1を帯鋸刃進行線Gに沿って前進させてワークWを切断する。切断が終了すると、帯鋸刃5を原位置に後退させるためにワークの切り口を拡げる。すなわち、送材ヘッド10がワークWを押し出してワークWから分離された切断済みワークW’を中テーブル8上の左方へ少し変位させてから、外テーブル9上のワークWを送材ヘッド10で元の切断位置より少し右方に後退させて帯鋸刃の進行通路を開ける。次いで、鋸フレーム1をワーク切断前の原位置に復帰させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
送材ヘッド10によるワークの手動送りは、図14(A)に示すような長方形の大型平鋼材のワークWをその長辺方向に短冊切りする場合に有用である。しかし、同じ長方形のワークWを短辺方向に短冊切りしたり、図14(B)に示すように中ほどで二つ切りする場合、ワークWを外テーブル9上に載置しようとすると、外テーブル9上の送材ヘッド10が邪魔になり、短辺方向の短冊切りや二つ切りができるワークのサイズが制限される。また、重いワークWをクレーンなどで吊って外テーブル9上に降ろしたり水平移動したりする際、送材ヘッド10にワークWをぶっつけて破損させるという危険性がある。
【0008】
さらに、長方形のワークの長辺の複数箇所を送材ヘッドに把持させるためにワークをセッティングしなくてはならないが、従来、重いワークの正しいセッティングは容易でなく、相当な手間と時間を要している。
【0009】
さらにまた、長方形のワークの一方の長辺を送材ヘッドに把持させ、送材ヘッドでワークを短辺方向に送ってワークの他方の長辺から短冊切りする場合、ワークを切断したあと、送材ヘッドで外テーブル上のワークを左動させて切断済みワークを中テーブル上へと押し出してから外テーブル上のワークを元の位置を越えて右動させるときに、右動するワークに切断済みワークが残留磁気などにより切り口で密着して一緒に右動し、中テーブルと外テーブル間の帯鋸刃進行線上を塞いで、ワーク切断後の帯鋸刃の原位置復帰動作の邪魔をすることがある。
【0010】
本発明の目的とするところは、大型平鋼材の短冊切り、二つ切りなどの多様な切断形態におけるワークの寸法や形状の制限が少なく、テーブルへの載置が容易で、送材ヘッド破損の危険性がなく、かつ、ワーク切断の作業性を改善した送材ヘッド付たて型帯鋸盤を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、帯鋸刃進行線上において帯鋸刃を上下に走行させながら前進後退するC字形鋸フレームと、前記C字形鋸フレームの上下両端部間の懐部分内外に配置されて前記帯鋸刃進行線を挟んで対向する一対の中テーブルおよび外テーブルと、一対のテーブルのうち前記C字形鋸フレームの外方に位置する外テーブルの、前記帯鋸刃進行線から離れた前記帯鋸刃進行線と反対側の端部に配設されて外テーブル上に載置したワークの一端部を着脱自在に把持するクランプ装置を備え前記帯鋸刃に向かってワークを送出するためのワーク送出用送材ヘッドと、前記外テーブル上に複数条設けられ、前記外テーブル上に載置したワークの下面を支持して移動をスムーズにする多数のローラと、を有するたて型帯鋸盤であって、前記外テーブルの上面に対して前記送材ヘッドと前記ローラを出没可能に配設し、前記送材ヘッドを前記テーブルの上面より下に没入させた状態で前記ワークを外テーブル上に載置し、前記ローラを外テーブル上に突出させてワークを支持することを特徴とする。
【0012】
ここで、C字形鋸フレームは、少なくとも上下に一対の鋸ホイールを備え、この上下の鋸ホイール間に張架した無端の帯鋸刃をたて方向に走行させながら、一対のテーブル間の帯鋸刃進行線を前進することにより、テーブル上で送材ヘッドにより送り込まれ位置決めされたワークを切断する。また、送材ヘッドは、ワークを短冊切りする際に有効使用されるもので、ワーク切断の形態が変更されるなどして送材ヘッドでワークを把持する必要がない場合には、テーブルの上面より下方位置へと没入させて、テーブルの上面とその周辺空間を解放し、テーブル上にワークを自由に、多様な形態で載置できるようにする。このようにすることで、ワークが長大な鋼材であってもワーク切断の形態が自由に、多様に選択できるようになる。
【0013】
請求項2の発明は、前記送材ヘッドを有するテーブル上の複数箇所に設置され、テーブル上面から突出した状態で送材ヘッドに向けて移動させることにより、テーブル上に前記ローラで支持されたワークの端面を押してワークをテーブル上で移動させ、ワークの反対端面を前記送材ヘッドに向けて移動させて送材ヘッドの前記クランプ装置に押し付け、ワークの端部を前記クランプ装置が把持するとテーブル上から没入するプッシュ手段を、前記テーブルの上面に対して出没可能に配設したことを特徴とする。
【0014】
このプッシュ手段は、送材ヘッドを有するテーブル上の複数箇所に設置された起倒爪のような爪部からなり、テーブル上面から突出した状態で送材ヘッドに向けて油圧シリンダなどで移動させることにより、テーブル上に載置されたワークの端面を押してワークをテーブル上で移動させ、ワークの反対端面を送材ヘッドのストッパに押し付ける。この押し付けられた端部を送材ヘッドが把持すると、次いでプッシュ手段はテーブル上面から没入し、送材ヘッドによるワーク自動送りの邪魔をしない。このプッシュ手段は、油圧シリンダなどの駆動を制御することにより送材ヘッドへのワークのセッティングの自動化を容易にする。プッシュ手段の構造は、本願出願人の実公平5−8007号公報に開示されている構造を適用すればよい。
【0015】
請求項3の発明は、前記帯鋸刃進行線上を前進する前記鋸フレームの帯鋸刃で切断され、前記テーブル上に存在する切断済みワークの、送材ヘッド方向へのバック変位を規制するバックストップ手段を、前記テーブル上面に対して出没可能に配設したことを特徴とする。
【0016】
このバックストップ手段は、一対のテーブル間の帯鋸刃進行線を通過するワークで押し倒されてワークの通過を許容し、ワークが通過すると自重で起立し、切断済みワークがバック変位すると切断された直後の切り口に当接して、切断済みワークのバック変位を規制する起倒爪からなる。このように切断済みワークのバック変位を規制することで、切断済みワークが一対のテーブル間の帯鋸刃進行線までバック変位して帯鋸刃の後退を妨げることがなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を図1ないし図11を参照して説明する。図1の正面図と図2の平面図に示されるたて型帯鋸盤は、大きくはC字形の鋸フレーム21と、鋸フレーム21の内外に位置する一対のテーブル31、41と、外側のテーブル31に設けられた送材ヘッド51からなる。
【0018】
C字形鋸フレーム21は、上下両端部に設けられた従動鋸ホイール22、23と中間部に設けられた駆動鋸ホイール24に無端の帯鋸刃25を張架し、駆動鋸ホイール24を、図示しないモータで回転させることにより上下の鋸ホイール22、23間で帯鋸刃25を上から下に走行させる。鋸フレーム21は、水平な基礎面6上に案内装置27を介して図1の紙面と垂直な前後方向に移動可能に載置される。図2の平面図においては図2下側が前方向、図2上側が後方向で、鋸フレーム21はこの前後方向と直交する方向にC字形を形成して配置される。
【0019】
図1に示すように、C字形鋸フレーム21の上下両端部間の懐部分内外に一対の矩形のテーブル31、41が配置される。以下、鋸フレーム21の懐部分外側に配置されたテーブルを外テーブル31、懐部分に配置されたテーブルを中テーブル41と称する。
【0020】
外テーブル31と中テーブル41の上面にはそれぞれワークWの下面を支持する複数の外ローラユニット81と中ローラユニット121が設けられる。外ローラユニット81の外枠84の上面と中ローラユニット121のローラの上面は同一高さである。外ローラユニット81の詳細は後述するが、以後、テーブルといえばこれらローラユニット81、121を含めてのものとする。両テーブル31、41間には、鋸フレーム21の鉛直な帯鋸刃25が前後方向に移動する帯鋸刃進行線Gのための十分な空隙が形成される。外テーブル31は基礎面6上に外テーブル台32を介して設置され、中テーブル41は基礎面6上に前後の中テーブル脚42を介して設置される。
【0021】
中テーブル脚42の両側方の基礎面6上に一対の案内装置27が前後方向に設置される。案内装置27は、レール台27a上にレール27bを固定したもので、鋸フレーム21が前後方向に往復移動する際に鋸フレーム21の車輪28がレール27b上を転動する。
【0022】
外テーブル31の帯鋸刃進行線Gと反対側(図1で右側)の端部に送材ヘッド51が図1の左右方向に移動可能に設置される。外テーブル31上に載置されたワークWは、必要に応じて送材ヘッド51に把持されて外テーブル31上を自動送りされる。送材ヘッド51は、矩形の外テーブル31の前後方向の幅より少し長く、その主体は、図6に示すような断面矩形の直管部材で、左面の複数箇所にワークWの一端部を着脱自在に自動的に把持するクランプ装置52を有する。各クランプ装置52は、上部クランプジョー52a及び下部クランプジョー52bと、下部クランプジョー52bの近傍に配置されたワークストッパ52cを有し、上部クランプジョー52aに内蔵した油圧シリンダ52dにより上部クランプジョー52aは大きく、下部クランプジョー52bは小さく上下移動する。図6に示すように送材ヘッド51左面のワークストッパ52cにワークWの端面が押し当てられると、図示しないセンサにより油圧シリンダ52dが作動して各クランプジョー52a、52bが自動でそれぞれ下方及び上方に移動し、上部クランプジョー52aから突出させたクランプ爪52eと下部クランプジョー52bでワークWの端部を上下からクランプする。
【0023】
矩形の外テーブル31の前後両側近傍には、図4に示すように外テーブル台32上に一対の送材レール台53が固定される。そして、各送材レール台53上に一対の送材ブラケット54が図1の左右方向に移動可能に設けられ、これら一対の送材ブラケット54に送材ヘッド51の両端部が、リニアガイド装置76を介して上下動可能に連結される。一対の送材レール台53の図1で右端部間の基礎面6上に連結台55が設置され、この連結台55と一対の送材レール台53上に送材ヘッド送り機構61が設けられる。送材ヘッド送り機構61は、一対の送材レール台53上に回転可能に設けられたねじ軸62と、一対のねじ軸62の図2で右端部に連結された一対のベベルギヤユニット63と、連結台55の上方で一対のベベルギヤユニット63を連結する連結軸64と、連結軸64を介して一対のねじ軸62を同時同速同方向に回転させる1台のモータ65で構成される。各ねじ軸62は送材ブラケット54に螺合され、モータ65で一対のねじ軸62を正回転させると送材ブラケット54が図1で左方向に前進して送材ヘッド51を外テーブル31上で前進させ、ねじ軸62を逆回転させると送材ヘッド51は右方向へ後退する。
【0024】
ここで、本発明においては、外テーブル31の上面に対して送材ヘッド51を出没可能な構造とする。具体的には、図4に示すように、送材ヘッド51と、その両端部を支持する一対の送材ブラケット54の間に送材ヘッド昇降機構70を設ける。送材ヘッド昇降機構70は、一対の送材ブラケット54の内面側下部に座板71を突設し、座板71上に油圧シリンダ72を垂直に固定し、油圧シリンダ72の上端から突出するピストンロッド73の上端部を、送材ヘッド51の背面に固定した筒体74の天板75に連結して構成される。また、送材ヘッド51の前後両端面と送材ブラケット54の内面の間に上下方向のリニアガイド装置76を設ける。図5(A)に示す送材ヘッド51の位置は、外テーブル31の右端から少し離れた右限位置であり、この位置は外テーブル31上に載置されたワークWの右端部を、後述するようにクランプするワーク把持位置である。送材ヘッド51が図5(A)の位置にあるとき、一対の油圧シリンダ72でピストンロッド73を最下限まで下降させると、図5(B)に示すように、送材ヘッド51が外テーブル31の右端面近傍を下降して、外テーブル31の上面の高さ以下に没入する最下位位置に移動する。図5(B)の状態から油圧シリンダ72でピストンロッド73を定ストロークだけ上昇させると、送材ヘッド51が上昇して図5(A)のワーク把持位置に戻る。このような送材ヘッド51の上下動は、外テーブル31上に載置されるワークWの種類、切断形態の変更などのときに必要に応じて行われる。
【0025】
外テーブル31上に載置されたワークWを左右動する際には、図12に示す外ローラユニット81の多数のローラ83を有する内枠85が、図示しない油圧機構により外枠84内において若干持ち上げられる。これによりワークWは多数のローラ83で支持され、スムーズに左右動できるようになる。この状態で送材ヘッド51に把持され左方へと自動(又は、必要に応じて手動)で送られ、ワークWの所定の被切断位置が帯鋸刃進行線G上に到達したところで停止し、後述するバイス装置101によってクランプされ、帯鋸刃進行線Gを前進する帯鋸刃25で切断される。外テーブル31上のワークWから切断分離された切断済みワークW’は中テーブル41上に残され、後述する手順に従って鋸フレーム21が原位置に復帰し、以後、同様のワーク切断が繰り返し行われる。
【0026】
外テーブル31の上面には、ワーク送りをスムーズにする外ローラユニット81のほか、ワークWを送材ヘッド51に押し付けて正しくセッティングするプッシュ手段91が設けられ、また、帯鋸刃進行線Gの近傍には、ワークWを前後方向から挟着するバイス装置101が設けられる。
【0027】
さらに、中テーブル41上には中ローラユニット121が複数条設けられると共に、中テーブル41の帯鋸刃進行線G側の近傍には、切断済みワークW’のバック変位量を規制するバックストップ手段111が複数個設けられる。
【0028】
外テーブル31の外ローラユニット81は、図12の側面概略図に示す構成をなす。この外ローラユニット81は、長手方向を左右に向けて外テーブル31上に複数条設けられ、ワークWの切断時にワークWの下面を支持する基準面となる高さを有する外枠84と、ワークWの左右動をスムーズにするための多数のローラ83を軸支すると共に外枠84に案内されて、図示しない油圧機構で持ち上げられる内枠85とで構成される。内枠85は、ワークWの左右動の際には各ローラ83が外枠84上に若干突出するように持ち上げられるが、通常は外枠84内に没入している。各ローラ83は図示しない回転駆動源とチェーンスプロケットで回転駆動され、或いは、回転駆動源との連係が外されて自由回転するようにしてある。
【0029】
外テーブル31上のプッシュ手段91は、送材ヘッド51との協働でワークWを外テーブル31上に自動でセッティングする本発明構成要素の1つである。プッシュ手段91の具体例を図7及び図8(A)、(B)で説明する。プッシュ手段91は、外テーブル31の上面に対して出没可能かつ図7の左右方向に移動可能な複数の起倒爪92と、複数の各起倒爪92を回動及び左右移動させる爪駆動機構93で構成される。起倒爪92は図7の左右方向に複数個が所定間隔で一列に配列され、この一列の各起倒爪92が共通の爪駆動機構93に連結される。
【0030】
爪駆動機構93は本願出願人の実公平5−8007号公報に開示されているバイス装置を応用したもので、例えば図7の左右方向に長尺な外枠94と、外枠94内に左右方向に摺動自在にして直列に収納された複数の中枠95と、複数の中枠95を直列方向に摺動自在に貫通する内枠96と、内枠96を軸方向に移動させる油圧シリンダ97を有する。外枠94は有底の長箱形で、底板の一部にスリット94aを有する。中枠95は2枚の平行平板の両端部を連結板95bで連結した横長枠である。内枠96は2枚の平行平板の端部同士を当り部材96bで連結した横長枠で、中枠95の連結板95bを摺動自在に貫通する。油圧シリンダ97は外枠94の下面に平行に連結され、先端からピストンロッド97aを突出退入させる。ピストンロッド97aの先端部と内枠96の一部を連結する連結ブラケット97bが外枠94の底板のスリット94aに左右方向に移動可能に挿通される。中枠95に起倒爪92の重心を外れた定箇所を回転自在に支持する軸95aが設けられ、内枠96に起倒爪92を回動させると共に回動した姿勢を規制する軸状のストッパ96aが設けられる。
【0031】
外枠94は、外テーブル31上の外ローラユニット81の外枠84の上面と同一高さになるよう埋設される。そして、図8(A)に示すように、平常時は油圧シリンダ97がピストンロッド97aを左限まで退入させて、一列に並ぶ複数全ての起倒爪92を外テーブル31の上面から没入させる。図8(A)は、内枠96が左動してストッパ96aで起倒爪92の軸95aより下部を押し、起倒爪92を軸95aを支点に時計方向に所定角度回動させ、これにより起倒爪92の上辺が外枠94の上面より若干没入し、この起倒爪92の没入姿勢がストッパ96aで保持されている状態を示す。このとき、内枠96の当て部材96bが中枠95の連結板95bの右面を押して中枠95を左動させている。
【0032】
図8(A)の状態で、外テーブル31上の任意の位置にワークWが載置される。次いで、油圧シリンダ97でピストンロッド97aを突出させ、連結ブラケット97bを介して内枠96を右動させると、まず内枠96が、静止した中枠95に対して右方向に移動し、この移動でストッパ96aが起倒爪92の下部から離れる方向に移動して、起倒爪92が軸95aを支点に自重で反時計方向に回動しようとする。図8(B)に示すように、外テーブル31上に載置されたワークWの真下にある起倒爪を92aとし、他の起倒爪を92bとすると、反時計方向に回動しようとする起倒爪のうち、ワークW下の起倒爪92aは少し回動したところで爪の尖端部Sの頂上部がワークWの下面に当接してそれ以上回動せず没入姿勢が継続され、この起倒爪92aの下部からストッパ96aが離れる。他の起倒爪92bはストッパ96aの右動に従動して反時計方向に回動し、この回動で爪の尖端部Sが外テーブル31上に突出を始める。油圧シリンダ97が内枠96を図8(B)に示す状態まで移動させると、内枠96の当て部材96bが中枠95の連結板95bに係止して、これ以後の内枠96の右動で中枠95も一体的に右動する。それと共に、図8(B)において、起倒爪92bの尖端部Sの右面が外テーブル31上に垂直に起立して、送材ヘッド51のワークストッパ52cと対向する。
【0033】
図8(B)の状態で油圧シリンダ97でピストンロッド97aをさらに突出させると、内枠96と中枠95が一体的に右動して、ワークWに最も近い起立状態の起倒爪92bの尖端部Sの右面がワークWの一端面に当接する。このワークWに当接した起倒爪92bはその下部がストッパ96aで反時計方向に回動しないように規制されているので、起倒爪92bはワークWを送材ヘッド51に向けて押し出し、ワークWの他端面が送材ヘッド51のワークストッパ52cに当接した時点でワークWと起倒爪92bの移動が停止して図7の状態になる。この状態で送材ヘッド51の各クランプジョー52a、52bが作動してワークWの一端部を上下からクランプする。このクランプにより外テーブル31上において、ワークWが送材ヘッド51に正しくセッティングされたことになる。上記起倒爪92の移動と各クランプジョー52a、52bの動作の各々は複数箇所で同時に自動で行われることから、ワークWが大型平鋼材であっても1回に要するセッティング時間は短時間で済み、また、作業員の労力もきわめて軽く済むことになる。
【0034】
図7の状態でワークWのセッティングが完了すると、油圧シリンダ97がピストンロッド97aを退入させて起倒爪92などを図8(B)から図8(A)の原位置に戻し、外テーブル31から全ての起倒爪92を没入させる。この後、ワークWを支持した送材ヘッド51を図1の左方向に自動で前進させ、以下、前述のようにワークWの短冊切りなどの切断を開始する。
【0035】
外テーブル31と中テーブル41の間に設置されたバイス装置101は、帯鋸刃進行線Gまで送られてきたワークWの被切断箇所の近傍を把持するもので、図2に示すように、前後方向に直列に配置された複数の起倒爪102と、定位置に固定された固定ジョー103を備える。このバイス装置101は、前述した本願出願人の実公平5−8007号公報に開示されているバイス装置をそのまま適用すればよく、起倒爪102の動作はワークWを固定ジョー103に押し付けて固定する点を除けば上記プッシュ手段91とほぼ同一であるから、ここでの詳細説明は省略する。
【0036】
帯鋸刃進行線Gの中テーブル41側に設置されるバックストップ手段111(本発明の構成要素の1つ)の具体例を図9ないし図11に示し説明する。なお、図9及び図10の鎖線矢印は帯鋸刃進行線Gである。同図に示されるバックストップ手段111は、中テーブル41の帯鋸刃進行線G側の端部に固定されたブラケット112と、ブラケット112の二股状端部に嵌挿されて重心から偏心した位置を軸113で枢着された起倒爪114で構成される。起倒爪114は、常時は、図10に示すように、側面に突出したストッパ片115がその重みでブラケット112の端面に当接した状態の起立位置に保たれる。この起立位置の起倒爪114は、尖端の爪部が中テーブル41の中ローラユニット121の上面より上位に突出し、突出した爪の右上部は右下がり傾斜面nに形成されており、左動するワークWの端部に押されると反時計方向に回動する。
【0037】
図10の状態でワークWの切断が終わると、切断済みワークW’は中テーブル41の中ローラユニット121に支持される。一方、ワークWは外テーブル31の外テーブルユニット81により持ち上げられ、送材ヘッド51により図11(A)のようにワークW’を押しながら左動し、被切断箇所が起倒爪114の若干左方に達したところで停止する。次いで、ワークWは送材ヘッド51により右動するが、このとき、材料の残留磁気などの働きによりワークW’がワークWの切断面に密着して同様に右動しても、図11(B)のように、すでに起立している起倒爪114の左面に阻まれ、それ以上のバック変位は規制される。
【0038】
次に、以上のたて型帯鋸盤によるワーク切断動作を説明する。
【0039】
図14(A)に示す長方形の大型平鋼材であるワークWを長辺に沿って短冊切りする場合、まず、送材ヘッド51を最右端位置で外テーブル31の上面より下に没入させた状態とし、ワークWを外テーブル31上にワークWの長辺方向を図2の前後方向に合わせてクレーンなどを使って載置した後、送材ヘッド51を使用位置に持ち上げる。次に、外テーブル31の複数の外ローラユニット81の内枠85を持ち上げ、多数のローラ83でワークWの下面を支持し、複数のプッシュ手段91を自動で同時に作動させて、ワークWの右端の長辺部分を送材ヘッド51に突き当ててセッティングする。このとき、外テーブル31上でワークWの長辺が送材ヘッド51に対して平行でなく少々角度のついた状態にあっても、その長辺がプッシュ手段91の起倒爪92で押されてその角度が修正され、最終的に送材ヘッド51に正しく当接してクランプされる。ワークWが送材ヘッド51にセッティングされると、プッシュ手段91を元の位置に戻し、送材ヘッド51によるワークWの自動送りを開始する。このとき、外テーブル31の外ローラユニット81のローラ83は自由回転状態にあって、ワークWはローラ83を回転させながら左動する。
【0040】
ワークWの所定の被切断箇所が帯鋸刃進行線Gに達すると、ワークWを停止させ、外ローラユニット81の内枠85を下げてワークWを外ローラユニット81の外枠84上に降ろす。次いで、被切断箇所の近傍をバイス装置101で挟着し、帯鋸刃25を走行させ、鋸フレーム21を前進させてワークWを切断する。
【0041】
切断が終了するとバイス装置101をゆるめ、外ローラユニット81のローラ83を持ち上げ、送材ユニット51を左動させ、ワークWで、切断済みのワークW’を中テーブル41上に押し出した後、帯鋸刃25が進行するための空隙を作るために、送材ヘッド51を右動させてワークWの左端面を帯鋸刃進行線Gより右に寄せる。このとき、ワークW’がワークWの切断面に密着して右動してもバックストップ手段111によって阻止されるので、空隙がワークW’で塞がれることはない。次いで、鋸フレーム21が後退し、切断前の原位置に復帰して1サイクルが終了する。これらのサイクルを繰り返すことにより、短冊状の複数の切断済みワークW’が中テーブル41の中ローラユニット121上に送られて整列する。
【0042】
長方形大型平鋼材のワークWの長辺方向の短冊切りは多数箇所で繰り返し行われるので、このワークWを送材ヘッド51で自動送りすることにより作業能率が上がる。また、図14(B)に示すように、同じワークWを短辺方向で二つ切りする場合は、外テーブル31の送材ヘッド51と送材ブラケット54を最右方位置に移動させてから、送材ブラケット54に対して送材ヘッド51を油圧シリンダ72で下降させて外テーブル31の上面高さより低く没入させる。このようにすることで外テーブル31の上面とその周辺空間が解放されて、外テーブル上に様々な大型サイズのワークが任意の方向で載置できるようになる。次に、外テーブル31上にワークWをその長辺方向が帯鋸刃進行線Gと直交するように載置し、外テーブル31上に載らないワーク後端部は図1の鎖線で示すように外テーブル31からはみ出させる。ワークWの送り込みは、送材ヘッド51の代わりに外テーブル31の外ローラユニット81を使用する。外ローラユニット81のローラ83を専用の回転駆動源で回転させてワークWを手動送りしてもよく、また、ローラ83を自由回転させてワークWをてこなどで送ることも可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、ワーク送り用送材ヘッドを有するテーブルの上面に対して送材ヘッドを出没可能に配設することで、ワークを送材ヘッドで自動送りして短冊切りできるほか、テーブルに載置するワークの形状や方向性が変更されて送材ヘッドが邪魔になる場合には送材ヘッドをテーブル下に没入させることで、ワークのテーブル上への載置の際に送材ヘッドにワークを衝突させるなどの作業ミスが防止され、形状やサイズ、切断形態の異なる広い範囲のワークの切断が可能な、作業性と汎用性に優れたたて型帯鋸盤が提供できる。
【0044】
また、送材ヘッドを有するテーブルに、このテーブル上に載置されたワークを送材ヘッドに押し付けるプッシュ手段をテーブル上面に対して出没可能に配設することで、送材ヘッドへのワークのセッティングが自動かつ短時間で確実に行え、ワーク切断作業の能率改善が図られる。また、プッシュ手段をテーブルに対して出没可能とし、送材ヘッドにワークをセッティングした後でプッシュ手段をテーブルから没入させるので、プッシュ手段がテーブル上でのワーク送りの邪魔になることがない。
【0045】
さらに、鋸フレームの内側に位置するテーブルの帯鋸刃進行線の近傍に、切断済みワークのバック変位を規制するバックストップ手段を出没可能に配設することにより、切断済みワークが帯鋸刃進行線上にバック変位することが防止され、帯鋸刃進行線上での帯鋸刃の前後移動が常に障害なく行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を示すたて型帯鋸盤の正面図である。
【図2】図1のたて型帯鋸盤の平面図である。
【図3】図1のたて型帯鋸盤の右側面図である。
【図4】図2のT−T線からの側面図である。
【図5】(A)は図1のたて型帯鋸盤における送材ヘッドの拡大正面図、
(B)は送材ヘッドを下げたときの拡大正面図である。
【図6】図1のたて型帯鋸盤における送材ヘッドの縦断面図である。
【図7】図1のたて型帯鋸盤におけるテーブルに設置されたプッシュ手段の断面図である。
【図8】(A)は図7のプッシュ手段の動作時の断面図、
(B)は別の動作時の断面図である。
【図9】図1のたて型帯鋸盤におけるテーブルに設置されたバックストップ手段の平面図である。
【図10】図9のバックストップ手段の正面図である。
【図11】(A)はバックストップ手段の動作時の正面図、
(B)はバックストップ手段によるワークのバックストップ動作時の正面図である。
【図12】図1のたて型帯鋸盤におけるテーブルに設置されたローラユニットの概略を示す正面図である。
【図13】一般的なたて型帯鋸盤の概要を示す正面図である。
【図14】(A)は大型平鋼材などのワークの短冊切りを説明するための平面図、
(B)はワークの二つ切りを説明するための平面図である。
【符号の説明】
W ワーク
G 帯鋸刃進行線
21 鋸フレーム
22〜24 鋸ホイール
25 帯鋸刃
27 案内装置
31 テーブル(外テーブル)
32 外テーブル台
41 テーブル(中テーブル)
42 中テーブル脚
51 送材ヘッド
52 クランプ装置
52a 上部クランプジョー
52b 下部クランプジョー
52c ワークストッパ
52d 油圧シリンダ
53 送材レール台
54 送材ブラケット
55 連結台
61 送材ヘッド送り機構
63 ベベルギヤユニット
64 連結軸
65 モータ
70 送材ヘッド昇降機構
72 油圧シリンダ
76 リニアガイド装置
81 外ローラユニット
83 ローラ
84 外枠
85 内枠
91 プッシュ手段
92 起倒爪
93 爪駆動機構
94 外枠
95a 軸
95 中枠
96a ストッパ
96 内枠
97 油圧シリンダ
101 バイス装置
102 起倒爪
103 固定ジョー
111 バックストップ手段
112 ブラケット
113 軸
114 起倒爪
115 ストッパ片
121 中ローラユニット

Claims (3)

  1. 帯鋸刃進行線上において帯鋸刃を上下に走行させながら前進後退するC字形鋸フレームと、前記C字形鋸フレームの上下両端部間の懐部分内外に配置されて前記帯鋸刃進行線を挟んで対向する一対の中テーブルおよび外テーブルと、一対のテーブルのうち前記C字形鋸フレームの外方に位置する外テーブルの、前記帯鋸刃進行線から離れた前記帯鋸刃進行線と反対側の端部に配設されて外テーブル上に載置したワークの一端部を着脱自在に把持するクランプ装置を備え前記帯鋸刃に向かってワークを送出するためのワーク送出用送材ヘッドと、前記外テーブル上に複数条設けられ、前記外テーブル上に載置したワークの下面を支持して移動をスムーズにする多数のローラと、を有するたて型帯鋸盤であって、
    前記外テーブルの上面に対して前記送材ヘッドと前記ローラを出没可能に配設し、前記送材ヘッドを前記テーブルの上面より下に没入させた状態で前記ワークを外テーブル上に載置し、前記ローラを外テーブル上に突出させてワークを支持することを特徴とするたて型帯鋸盤。
  2. 前記送材ヘッドを有する外テーブル上の複数箇所に設置され、外テーブル上面から突出した状態で送材ヘッドに向けて移動させることにより、外テーブル上に前記ローラで支持されたワークの端面を押してワークを外テーブル上で移動させ、ワークの反対端面を前記送材ヘッドに向けて移動させて送材ヘッドの前記クランプ装置に押し付け、ワークの端部を前記クランプ装置が把持すると外テーブル上から没入するプッシュ手段を、前記外テーブルの上面に対して出没可能に配設した請求項1記載のたて型帯鋸盤。
  3. 前記帯鋸刃進行線上を前進する前記鋸フレームの帯鋸刃で切断され、前記中テーブル上に存在する切断済みワークの、送材ヘッド方向へのバック変位を規制するバックストップ手段を、前記中テーブル上面に対して出没可能に配設した請求項1又は2記載のたて型帯鋸盤。
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