JP4341133B2 - 生ゴミの化学的処理によるリサイクル方法並びにその方法で製せられた資材及びその方法を実施するための生ゴミ処理リサイクルシステム - Google Patents

生ゴミの化学的処理によるリサイクル方法並びにその方法で製せられた資材及びその方法を実施するための生ゴミ処理リサイクルシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、学校、ホテル、レストランなどにおいて厨房などから排出される生ゴミをリサイクル可能に処理するための化学的方法と、その方法により製せられた資材と、その方法を実施するための生ゴミ処理リサイクルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ホテルや学校などの殆どの大型施設では厨房が備わり、そこからは大量の生ゴミが発生する。
この生ゴミの処理については、排出口に籠などを置いて排水から固形物濾過し、その固形物は集めて焼却処理する方法があった。しかし、処理コストが大きく、受け入れる焼却処理場が殆どなくなってしまっている実情がある。
【0003】
そこで、現在、その生ゴミの処理は、通常、汚水浄化設備を設けて行われ、その浄化槽中で微生物による分解減量処理がなされている。
この処理方法では、微生物による分解を待たねばならず、それには大変に時間がかかり、処理効率が低い難点があった。また複数の汚水浄化槽など大掛かりな設備を必要としている。
さらに汚水浄化槽からは、付近へ悪臭が発散したり、処理しては移出された放流水による河川などの水質汚染などの虞が解消されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、学校、ホテル、レストランなどにおいて厨房などから排出される生ゴミを、素早く減量処理し、大気汚染や水質汚染などの環境悪化につながる排出を行わずに殆ど全部を処理可能し且つ各種資源として利用できるようにする、生ゴミの化学的リサイクル処理方法と、その方法により製せられた資材と、その方法を実施するための生ゴミ処理リサイクルシステムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、油脂類を鹸化させる性質のある水酸化物Aと生ゴミBとを混合してその反応熱で水分蒸発により減量処理されたゲル状混合物Cを得、このゲル状混合物Cに用途に応じた添加剤Dを混合して各種資材又はそれらの原料にリサイクルできるようにしたことを特徴とする生ゴミの化学的処理によるリサイクル方法である。
【0006】
また、上記構成において、前記水酸化物Aとして水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アルミニウムのうちのいずれか一つを用いるもののである。
【0007】
さらに、上記方法の構成において、前記ゲル状混合物Cに中和用の添加剤Dを添加混合し、得られた混合物をそのままゲル状肥料にするか又は攪拌しつつ加熱し水分を放出させて粉粒体肥料を得ることを特徴とするものである。
【0008】
そして、上記方法により製せられたゲル状肥料又は粉粒体肥料である。
【0009】
また、上記方法の構成において、前記添加剤Dが生石灰Eであり、ゲル状混合物Cに対して約同量加えて攪拌しつつ混合し、生石灰Eの水和反応熱で含まれる水分を蒸発除去し、粉粒状原料資材Fを得ることを特徴とするものである。
【0010】
そして、上記方法により製せられたコンクリート増強剤、土壌改良剤である。
【0011】
また、上記方法を実施するために、前記上部に生ゴミ投入口2を有し且つ内部に攪拌体3を備えた耐強アルカリ性のキャスター移動式金属製コンテナ1と、前記コンテナ1内の攪拌体3に駆動接続される伝達機構を備えたモータ7による攪拌駆動連結ユニット8とから成る。
そして、前記攪拌駆動連結ユニット8を、生ゴミ排出場所に設置し、そのユニット8に油脂類を鹸化させる性質のある水酸化物Aの固形物を入れたコンテナ1を横付けさせて前記伝達機構に前記攪拌体3を連結し、発生する生ゴミBを随時生ゴミ投入口2から投入してその生ゴミBと前記水酸化物Aとを攪拌混合してその反応熱で水分蒸発により減量処理されたゲル状混合物Cが得られるようにしたことを特徴とする生ゴミ処理リサイクルシステムである。
【0012】
さらに、上記方法を実施するために、上部に生ゴミ投入口2を有し且つ内部に攪拌体3を備えた耐強アルカリ性のキャスター移動式金属製コンテナ1と、前記コンテナ1内の攪拌体3に駆動接続される伝達機構を備えたモータ7による攪拌駆動連結ユニット8とから成る。
そして、前記攪拌駆動連結ユニット8を、生ゴミ排出場所に設置し、そのユニット8に油脂類を鹸化させる性質のある水酸化物Aの固形物を入れたコンテナ1を横付けさせて前記伝達機構に前記攪拌体3を連結し、発生する生ゴミBを随時生ゴミ投入口2から投入してその生ゴミBと前記水酸化物Aとを攪拌混合してその反応熱で水分蒸発により減量処理されたゲル状混合物Cが得られるようにする。
【0013】
また、ゲル状混合物Cの処理場所に、コンテナ1を跨いでその上方に増量分収納空間Sを介して下端部に落下口11からの分量調節ダンパー10を有する脚付き添加物収納槽4を配設し、その増量分収納空間Sの下端部にコンテナ1の生ゴミ投入口2に対して連結可能な位置に投入口閉鎖板9を有する添加物投入口5を備えた添加物投入機6と、攪拌駆動連結ユニット8とを設置して成る。
そして、ゲル状混合物Cが収納されたコンテナ1の生ゴミ投入口2を前記添加物投入口5に連結し、前記添加物収納槽4に入れられた添加剤Dを分量調節ダンパー10を開放してコンテナ1内に落下させてゲル状混合物Cと添加剤Dとをコンテナ1の攪拌体3で攪拌混合させ、粉粒状原料資材Fを得られるようにしたことを特徴とする生ゴミ処理リサイクルシステムである。
【0014】
【発明の実施の形態】
エステルがアルカリの作用で加水分解してアルコールと酸のアルカリ塩となる(一例、RCOOR’+NaOH→RCOONa+R’OH)ことが周知である。
この反応は水酸イオンによって接触的に高められとされている。その際、油脂類(動物、植物に多く含まれている)はその鹸化作用によってゲル状になるとともに高熱(約120℃)を発することも周知である。
【0015】
また、生石灰(CaO)は水に接すると水和反応により高熱(約70℃)を発することも周知である。
【0016】
本発明はその化学的性質に着眼し、生ゴミ即ち油脂を含む有機物と前記アルカリ物質を混合させてゲル化し、これをさらに各種資材に加工してリサイクル処理しようとするものである。
【0017】
本発明の実施の形態を、図の実施例で以下詳しく説明する。
まず、生ゴミの化学的処理によるリサイクル方法について説明する。
図1に示すように、ポリバケツ12やドラム缶などにいれた生ゴミBを、油脂類を鹸化させる性質のある水酸化物Aとコンテナ1内で混合してその反応熱で水分蒸発により減量処理された茶色のゲル化物とゲル化されない物質とが混合されたゲル状混合物Cを得られる。
そして、このゲル状混合物Cに用途に応じた添加剤Dを混合して各種資材又はそれらの原料にリサイクルできるように加工する。
【0018】
前記水酸化物Aとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アルミニウムのうちのいずれか一つが使用できる。それらの中でも水酸化ナトリウムは安価で、発熱量も多く生ゴミを速くゲル化できて最適である。
生ゴミのうち野菜は約95%が水分なので、その水分を100℃以上の高温で蒸発させると投入された量の1/10〜1/20に減量化することが可能である。
【0019】
図2に示すように、肥料を得るには前記ゲル状混合物Cは強アルカリなのでそのままでは肥料に適さず、そのため中和用の酸性添加剤Dを添加し混合する。
そして得られた混合物をそのままゲル状肥料でビニール袋詰めにするか又はさらに攪拌しつつ加熱し水分を放出させて粉粒体肥料にして袋詰めして製品とする。
【0020】
また、図3に示すように、前記添加剤Dに生石灰Eを使用し、ゲル状混合物Cに対して約同量加えて攪拌しつつ混合し、生石灰Eの水和反応熱で含まれる水分を蒸発除去し、コンクリート増強剤、土壌改良剤などの粉粒状原料資材Fを得ることができる。
【0021】
そして、上記方法を実施するために生ゴミ処理リサイクルシステムが必要となる。このシステムを以下説明する。
本発明のシステムにおける、ゲル状混合物Cを得るまでについては、図4に示すように、上部に生ゴミ投入口2を有し且つ内部に攪拌体3を備えたステンレス製の耐強アルカリ性のキャスター移動式金属製コンテナ1と、前記コンテナ1内の攪拌体3に駆動接続される伝達機構13を備えたモータ7による攪拌駆動連結ユニット8とで構成される。
【0022】
そして、前記攪拌駆動連結ユニット8を、生ゴミ排出場所に設置し、そのユニット8に油脂類を鹸化させる性質のある水酸化物Aの固形物を入れたコンテナ1を横付けさせて前記伝達機構13に前記攪拌体3を連結し、発生する生ゴミBを、ポリバケツ12などで発生する毎に運んで(自動的流れ込むようにしても良い)、随時前記生ゴミ投入口2から投入し、その生ゴミBと前記水酸化物Aとを攪拌混合してその反応熱で水分蒸発により減量処理されたゲル状混合物Cが得られるようにする。
【0023】
また、そうして得られたゲル状混合物Cは、図5に示すように、処分場など別の専用処理場所にトラックなどで移送する。
処理場所には、図6の(イ)に示すように、コンテナ1を跨いでその上方に増量分収納空間Sを介して下端部に落下口11からの分量調節ダンパー10を有する脚付きステンレス製の添加物収納槽4を配設し、その増量分収納空間Sの下端部にコンテナ1の生ゴミ投入口2に対して連結可能な位置に投入口閉鎖板9を有する添加物投入口5を備えた添加物投入機6の下に、図6の(ロ)に示すように、攪拌駆動連結ユニット8を設けて置く。
【0024】
そして、図7に示すように、ゲル状混合物Cが収納されたコンテナ1の生ゴミ投入口2を前記添加物投入口5に連結し、図8に示すように、前記添加物収納槽4に入れられた生石灰などの添加剤Dを、分量調節ダンパー10を開放してコンテナ1内に落下させて、ゲル状混合物Cと添加剤Dとをコンテナ1の攪拌体3で時間を掛けて充分に攪拌混合させると、白い粉粒状原料資材Fが得られる。
【0025】
その際、前記粉粒状原料資材Fは、図8に示すように、コンテナ1内のゲル状混合物Cに加わり増量されて、生ゴミ投入口2から増量分収納空間S内に溢れ出てくる。
20〜30分かけて攪拌し前記ゲル状混合物Cが混合されると水和反応の発熱により高温になり、水分が増量分収納空間Sの上部に設けた排気口14から排出される。
全て粉粒状原料資材Fとなって攪拌が終了したら、投入口閉鎖板9を閉めて添加物投入口5を塞ぎ、コンテナ1を分離する。そして、図9に示すように、コンテナ1を開けて粉粒状原料資材Fを袋などに移し替えて製品として出荷する。
増量分収納空間S内にのこった分も投入口閉鎖板9を開けて袋などに受けて、それを、コンクリート増強剤、土壌改良剤などの製品として出荷する。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したようであり、学校、ホテル、レストランなどにおいて厨房などから排出される大量の生ゴミを、微生物をよらずに簡単な設備で油脂類を鹸化させる性質のある水酸化物Aを使用することによって化学的に短時間で排出される量の1/10〜1/20に減量化処理することが可能になった。
例えば、1t用のコンテナ1を使用した場合には、フレーク状の固形水酸化ナトリウム約15kgを使用し、生ゴミBは発生したままの状態のもの約10t分を、一度に又は少しずつ発生する毎に全てを投入することができる。
【0027】
その投入された生ゴミBは攪拌されて次々にゲル化して行く。
そして約5〜9時間攪拌すると、反応熱で水分が蒸発して発散し、約1t分に減量された茶色のゲル化物とゲル化されない物質とが混合されたゲル状混合物Cがコンテナ1内に残る。そして満杯になったら、攪拌駆動連結ユニット8からそのコンテナ1を分離し、別のコンテナ1に固形水酸化ナトリウム約15kgを入れて交換設置する。そして満杯のコンテナ1は次の処理場所に移送する。
できたゲル状混合物Cは強アルカリなので腐敗細菌などの微生物が繁殖することもできず、腐敗が起こらないので悪臭の発生もない。
【0028】
ゲル状混合物Cは、添加剤Dを加えて混合するだけで、建設、土木資材や肥料など各種用途に再生利用することができる。
用いる装置のシステムはこれまでの微生物処理による汚水処理槽の大掛かりな設備に比べて大変簡単となる。
発生する生ゴミは全部処理され再利用されるので、これまでのような焼却による大気汚染や、処理水の放水による水質悪化などが引き起こされる虞はまったくなくなる。そして真のクリーン処理による全量が有用な肥料や土壌改良剤などとして再利用することがで可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ゴミ処理工程のフロー図。
【図2】別の生ゴミ処理工程のフロー図。
【図3】また別の生ゴミ処理工程のフロー図。
【図4】生ゴミ発生場所におけるシステムを示した斜視図。
【図5】コンテナの移送状態を示した斜視図。
【図6】処理場所におけるシステムを示した(イ)がその縦断側面図、(ロ)がその斜視図。
【図7】添加物投入機とコンテナの連結直後の状態を示す縦断側面図。
【図8】添加物投入機とコンテナの連結して混合途中の状態を示す縦断側面図。
【図9】添加物投入機からコンテナを分離してコンテナを開いた状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 金属製コンテナ
2 生ゴミ投入口
3 攪拌体
4 脚付き添加物収納槽
5 添加物投入口
6 添加物投入機
7 伝達機構
8 モータ攪拌駆動装置
9 投入口閉鎖板
10 分量調節ダンパー
11 添加物落下口
12 ポリバケツ
13 伝達機構
14 排気口
S 増量分収納空間
A 水酸化物
B 生ゴミ
C ゲル状混合物
D 添加剤
E 生石灰
F 粒粉状原料資材

Claims (8)

  1. 油脂類を鹸化させる性質のある水酸化物(A)と生ゴミ(B)とを混合してその反応熱で水分蒸発により減量処理されたゲル状混合物(C)を得、このゲル状混合物(C)に用途に応じた添加剤(D)を混合して各種資材又はそれらの原料にリサイクルできるようにしたことを特徴とする生ゴミの化学的処理によるリサイクル方法。
  2. 水酸化物(A)が、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アルミニウムのうちのいずれか一つである請求項1に記載の生ゴミの化学的処理によるリサイクル方法。
  3. ゲル状混合物(C)に中和用の添加剤(D)を添加混合し、得られた混合物をそのままゲル状肥料にするか又は攪拌しつつ加熱し水分を放出させて粉粒体肥料を得ることを特徴とする請求項1又は2に記載の生ゴミの化学的処理によるリサイクル方法。
  4. 請求項3の方法により製せられたゲル状肥料又は粉粒体肥料。
  5. 添加剤(D)が、生石灰(E)であり、ゲル状混合物(C)に対して約同量加えて攪拌しつつ混合し、生石灰(E)の水和反応熱で含まれる水分を蒸発除去し、粉粒状原料資材(F)を得ることを特徴とする請求項1又は2記載の生ゴミの化学的処理によるリサイクル方法。
  6. 請求項5の方法により製せられたコンクリート増強剤、土壌改良剤。
  7. 上部に生ゴミ投入口(2)を有し且つ内部に攪拌体(3)を備えた耐強アルカリ性のキャスター移動式金属製コンテナ(1)と、前記コンテナ(1)内の攪拌体(3)に駆動接続される伝達機構を備えたモータ(7)による攪拌駆動連結ユニット(8)とから成り、前記攪拌駆動連結ユニット(8)を、生ゴミ排出場所に設置し、そのユニット(8)に油脂類を鹸化させる性質のある水酸化物(A)の固形物を入れたコンテナ(1)を横付けさせて前記伝達機構に前記攪拌体(3)を連結し、発生する生ゴミ(B)を随時生ゴミ投入口(2)から投入してその生ゴミ(B)と前記水酸化物(A)とを攪拌混合してその反応熱で水分蒸発により減量処理されたゲル状混合物(C)が得られるようにしたことを特徴とする請求項5に記載のリサイクル方法を実施するための生ゴミ処理リサイクルシステム。
  8. 上部に生ゴミ投入口(2)を有し且つ内部に攪拌体(3)を備えた耐強アルカリ性のキャスター移動式金属製コンテナ(1)と、前記コンテナ(1)内の攪拌体(3)に駆動接続される伝達機構を備えたモータ(7)による攪拌駆動連結ユニット(8)とから成り、前記攪拌駆動連結ユニット(8)を、生ゴミ排出場所に設置し、そのユニット(8)に油脂類を鹸化させる性質のある水酸化物(A)の固形物を入れたコンテナ(1)を横付けさせて前記伝達機構に前記攪拌体(3)を連結し、発生する生ゴミ(B)を随時生ゴミ投入口(2)から投入してその生ゴミ(B)と前記水酸化物(A)とを攪拌混合してその反応熱で水分蒸発により減量処理されたゲル状混合物(C)が得られるようにし、また、ゲル状混合物(C)の処理場所に、コンテナ(1)を跨いでその上方に増量分収納空間(S)を介して下端部に落下口(11)からの分量調節ダンパー(10)を有する脚付き添加物収納槽(4)を配設し、その増量分収納空間(S)の下端部にコンテナ(1)の生ゴミ投入口(2)に対して連結可能な位置に投入口閉鎖板(9)を有する添加物投入口(5)を備えた添加物投入機(6)と、攪拌駆動連結ユニット(8)とを設置して成り、ゲル状混合物(C)が収納されたコンテナ(1)の生ゴミ投入口(2)を前記添加物投入口(5)に連結し、前記添加物収納槽(4)に入れられた添加剤(D)を分量調節ダンパー(10)を開放してコンテナ(1)内に落下させてゲル状混合物(C)と添加剤(D)とをコンテナ(1)の攪拌体(3)で攪拌混合させ、粉粒状原料資材(F)を得られるようにしたことを特徴とする請求項5に記載のリサイクル方法を実施するための生ゴミ処理リサイクルシステム。
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