JP4340380B2 - データ再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ記録再生装置に関し、さらに詳しくは、記録媒体のデータ記録効率を改善可能とするデータ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
データ記録再生装置として一般的な磁気ディスク装置を例にとって従来技術を説明する。
【0003】
磁気ディスク装置は、磁気ディスクと、その磁気ディスクへのデータの記録動作を行う記録回路と、磁気ディスクからのデータの再生動作を行う再生回路と、記録再生動作を制御する制御回路とによって構成される。
【0004】
図13に、磁気ディスクの構成を示す。
【0005】
磁気ディスク2には、同心円状のトラックtが形成されている。そのトラックt上には、磁気ディスクの回転変動を吸収するためのギャップgで区切られたセクタcが設けられている。また、円周上に間欠的にサーボ領域sが配置されている。1つのセクタcがサーボ領域sで分割されているとき、そのセクタcをスプリットセクタという。また、サーボ領域sで分割されていないセクタcをノンスプリットセクタという。
【0006】
図14に、トラック上の情報配置と記録タイミング及び再生タイミングを制御するインデックスパルス信号IDX,サーボゲート信号SG及びセクタパルス信号SPの説明図である。
【0007】
インデックスパルス信号IDXは、トラックの起点を示す信号であり、磁気ディスク2の1回転に1回発生する。
【0008】
サーボゲート信号SGは、サーボ領域を示す信号であり、インデックスパルス信号IDXから一定間隔ごとに発生する。
【0009】
セクタパルス信号SPは、セクタの起点を示す信号であって、インデックスパルス信号IDXを基準に生成される。
【0010】
{データ記録時}
データ記録時は、次のように動作する。
【0011】
制御回路は、セクタパルス信号SPを基準にして、記録するセクタに対してライトゲート信号WGをアクティブにする。これと同時に、データバスNRZに、一連のセクタ情報、すなわち、ビット同期情報PLO,シンボル同期情報SYNC,データDATA,エラー検出訂正を行うためのエラーチェックコードECC,再生遅延を吸収するためのパッド情報PADを出力する。一連のセクタ情報を出力すると、ライトゲート信号WGをインアクティブにする。
【0012】
記録回路は、データバスNRZに出力された一連のセクタ情報を記録遅延と呼ばれる遅延を経た後、磁気ディスク2のトラックt上に記録する。記録遅延に相当する時間は、あらかじめ、一連のセクタ情報に含まれており、実際にトラックt上に記録されるデータ長は、一連のセクタ情報長より少なくなる。
【0013】
{データ再生時}
データ再生時は、次のように動作する。
【0014】
制御回路は、セクタパルス信号SPを基準にして、再生するセクタに対してリードゲート信号RGをアクティブにする。
【0015】
再生回路は、リードゲート信号RGがアクティブになると、ビット同期情報PLOを出力し、磁気ディスク上のビット同期情報PLOに続くシンボル同期情報SYNC,データDATA,エラーチェックコードECC及びパッド情報PADを再生し、データバスNRZ上に出力する。
【0016】
ここで、データバスNRZ上に出力されるシンボル同期情報SYNC,データDATA,エラーチェックコードECC及びパッド情報PADは、磁気ディスク上のシンボル同期情報SYNC,データDATA,エラーチェックコードECC及びパッド領域PADから、再生処理に要する時間だけ遅延したタイミングになっている。この遅延時間を再生遅延時間という。
【0017】
制御回路は、データバスNRZ上のシンボル同期情報SYNCを検出することで、データDATAの開始を検知し、データDATA及びエラーチェックコードECCを処理する。また、シンボル同期情報SYNCを検出してからデータの転送バイト数に相当する時間後に、リードゲート信号RGをインアクティブにする。
【0018】
再生回路は、リードゲート信号RGがインアクティブになると、磁気ディスクから再生したデータの出力を停止する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の磁気ディスク装置では、あるセクタの開始でリードゲート信号RGがアクティブにされてからインアクティブにされるまでの間は磁気ディスクから当該セクタの情報が読み出されることを保証するため、再生遅延時間よりも長いパッド領域PADを磁気ディスクに設けておく必要があった。
【0020】
そして、再生回路には、低S/N信号の再生が可能となるPRML(Partial Response Maximum Likelihood)信号処理方式が一般的に採用されるが、PRML信号処理方式では再生遅延時間が増大する傾向にあるため、パッド領域PADも増大する傾向にあった。
【0021】
しかし、パッド領域PADが増大すると、有効に使用できるデータ記憶領域が減少し、データ記録効率が低下してしまう問題点があった。
【0022】
そこで、本発明の目的は、パッド領域PADの増大を抑制できるようにし、記録媒体のデータ記録効率を改善可能としたデータ再生装置を提供することにある。
【0023】
さらに、記録時にも、あるセクタの記録開始位置に対し、ライトゲート信号WGがアクティブにされてからインアクティブにされるまでの間は、記録遅延時間分のPADを設けておく必要があった。
【0024】
そこで、本発明の他の目的は、パッド領域PADの増大を抑制できるようにし、記録媒体のデータ記録効率を改善可能としたデータ記録再生装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、同期情報を付加した一連のデータ列をブロックとして記録した媒体から再生対象のブロックの同期情報を検出し同期情報検出信号を出力する同期情報検出手段と、同期情報検出信号を基準にして記録媒体上のブロックの終了位置を算出するブロック終了位置算出手段と、検出した同期情報から算出したブロックの終了位置までのデータを記録媒体から読み出してデータを再生するデータ再生回路とを備えたデータ再生装置とする。
【0026】
或いは、ビット同期を行うためのビット同期情報とシンボル同期を行うためのシンボル同期情報とデータとこのデータの訂正を行うための訂正情報と付加領域とを有するデータ列ををブロック単位として、複数のブロックを記録した記録媒体上の再生対象のブロックを読み出すことを指令する読出指令信号をアクティブにすると共に同期情報検出信号を基準にして記録媒体上のブロックの終了位置を算出し読出指令信号をインアクティブにするフォーマット制御回路と、読出指令信号がアクティブの期間に記録媒体上のブロックを読み出してシンボル同期情報を検出し同期情報検出信号を出力する同期情報検出回路と、読出指令信号がアクティブの期間に記録媒体から読み出されたブロックのデータ及び訂正情報を同期情報検出信号を基準として再生し出力するデータ再生回路と、同期情報検出信号を基準にして再生遅延時間経過後にデータ再生回路から出力されるデータ及び訂正情報を処理するデータ処理回路とを備えたデータ再生装置とする。
【0027】
また或いは、同期情報を付加した一連のデータ列をブロックとして記録した記録媒体から再生対象のブロックの同期情報を検出し同期情報検出信号を出力する同期情報検出回路と、同期情報検出信号を基準にして符号列を再生し出力する符号再生回路と、同期情報検出信号を基準にして符号再生回路から出力される符号列を復号する復号回路とを備え、同期情報検出信号が出力された後、符号列を復号回路で処理するデータ再生装置とする。
【0028】
また或いは、データを送出するデータ発生回路と、データに対し符号化を行う符号回路と、符号化されたデータに対し同期情報を付加しデータ列を発生するデータ列発生回路と、データ列を記録データ列として記録する記録回路と、データ列発生回路と記録回路とを独立に制御するフォーマット制御回路とを備え、制御回路は、データ列発生回路のデータ列が出力された後、記録回路を制御し、記録データ列を出力するデータ再生装置とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施形態を説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0030】
−第1の実施形態−
図1は、本発明の第1の実施形態に係る磁気ディスク装置の構成図である。
【0031】
この磁気ディスク装置1は、磁気ディスク2と、その磁気ディスク2に記録された磁気情報を電気信号に変換する記録再生ヘッド3と、その記録再生ヘッド3の位置決めを制御するサーボ制御回路4と、記録再生信号のインターフェースを行うR/Wアンプ5と、デジタルデータを信号処理する記録再生処理回路6と、データの記録再生を制御するデータ制御回路7とを具備している。
【0032】
記録再生処理回路6は、データ記録経路である符号回路10及びデータ記録回路11と、データ再生経路である波形処理回路12,データ判定回路14,データ訂正回路15及び復号回路16と、サーボ制御経路であるサーボ復調回路13と、データ制御回路7に同期情報検出信号SBDを出力するSYNC検出回路17とを具備している。
【0033】
データ制御回路7は、マイコン20と、サーボパルス信号SS及び同期情報検出信号SBDに基づいて各種の制御信号を生成するフォーマット制御回路21と、そのフォーマット制御回路21の制御下でデータバスNRZ上のデータを制御するデータフロー制御回路22と、バッファ制御回路23と、バッファ24と、ECC訂正回路25と、外部処理装置との接続部であるインターフェース制御回路26とを具備している。
【0034】
{非記録再生動作}
非記録再生動作時には、サーボ制御回路4によって、サーボ領域のサーボ情報を用いた制御が行われており、記録再生ヘッド3は任意のトラック上に位置付けられている。
【0035】
サーボ情報のタイミングは、フォーマット制御回路21のフォーマット制御信号のうち、サーボゲート信号SGによって示される。
【0036】
サーボ復調回路13は、サーボゲート信号SGがアクティブになると、記録再生ヘッド3,R/Wアンプ5及び波形処理回路12を介して得られたサーボ情報を用いて、サーボ領域を示すサーボパルス信号SSをフォーマット制御回路21へ出力する。また、サーボ復調回路13は、記録再生ヘッド3のトラック位置ずれ量をサーボ制御回路4へ出力する。
【0037】
サーボ制御回路4は、位置ずれ量をフィードバックし、記録再生ヘッド3をトラック上に追従させる。
【0038】
{記録動作}
記録動作は、外部処理装置の記録命令であるライトコマンドの送出によって起動される。
【0039】
外部処理装置は、ライトコマンドに続き、記録すべきデータを、インターフェース制御回路26に送出する。
【0040】
インターフェース制御回路26は、外部処理装置からのライトコマンドを受信し、マイコン20に対しライトコマンドとこれに含まれる論理アドレスを送出する。
【0041】
マイコン20は、論理アドレスを物理アドレスに変換し、サーボ制御回路4に対して記録再生ヘッド3のシーク命令を与える。
【0042】
サーボ制御回路4は、物理アドレスに対応したトラックに記録再生ヘッド3を移動する。これと並行して、記録するデータは、インターフェース制御回路26及びバッファ制御回路23を介して、バッファ24に一時的に蓄えられる。
【0043】
フォーマット制御回路21は、サーボパルス信号SSを基にサーボゲート信号SGとインデックスパルス信号IDXとセクタパルス信号SPを生成する。
【0044】
フォーマット制御回路21は、セクタパルス信号SPに対応したセクタ番号と物理アドレスで与えられる当該記録セクタ番号とが一致すると、ライトゲート信号WGをアクティブとし、データフロー制御回路22を制御して一連のセクタ情報、すなわち、ビット同期情報PLO、シンボル同期情報SYNC、バッファ24に一時記憶されていたデータDATA、ECC訂正回路25で生成されたエラーチェックコードECC、及びパッド情報PADを、順にデータバスNRZへ出力する。
【0045】
なお、エラーチェックコードECCとパッド情報PADの間に、エラーチェックコードECCのデータ処理を確実に行うための数バイトのPOST情報を設けるが、本発明とは直接の関係がないため、説明上無視する。
【0046】
出力されたセクタ情報は、符号回路10によって特定の符号に符号化され、データ記録回路11に渡される。
【0047】
データ記録回路11は、符号化されたパラレルのデータ列にデータ訂正コードを付加して、シリアルのデータ列として、R/Wアンプ5へ出力する。
【0048】
R/Wアンプ5は、シリアルのデータ列を、記録再生ヘッド3から該当するトラック上のセクタ情報として記録する。
【0049】
{再生動作}
再生動作は、外部処理装置の再生命令であるリードコマンドの送出によって起動される。制御信号のタイミングは後述する。
【0050】
インターフェース制御回路26は、リードコマンドの受信とこれに含まれる論理アドレスをマイコン20へ出力する。
【0051】
マイコン20は、論理アドレスを物理アドレスへ変換するとともに、再生するトラック上に記録再生ヘッド3を移動するようサーボ制御回路4にシーク命令を与える。
【0052】
フォーマット制御回路21は、記録再生ヘッド3,R/Wアンプ5,波形処理回路12及びサーボ復調回路13によって処理されたサーボパルス信号SSを基にセクタパルス信号SPを生成する。ここで、セクタパルス信号SPは、記録時のセクタパルス信号SPに対して位相が進んでいる。
【0053】
フォーマット制御回路21は、セクタパルス信号SPに対応したセクタ番号と物理アドレスで与えられる再生セクタ番号とが一致すると、リードゲート信号RGをアクティブにする。
【0054】
当該セクタ情報は、R/Wアンプ5,波形処理回路12,データ判定回路14によって、シリアルのデジタルデータとして再生される。
【0055】
SYNC検出回路17は、セクタ情報のうちシンボル同期情報SYNCを検出し、同期情報検出信号SBDをアクティブにする。
【0056】
データ訂正回路15は、同期情報検出信号SBDがアクティブになった以降、データ訂正コード(CRC,ECCなど)を用いてデータの訂正を行う。
【0057】
復号回路16は、シリアルのデータ列をパラレルのデータとしてデータバスNRZ上へ出力する。
【0058】
フォーマット制御回路21は、同期情報検出信号SBDを基準にデータの転送バイト数をカウントし、セクタの終了位置に到達した時点でリードゲート信号RGをインアクティブにする。つまり、リードゲート信号RGがインアクティブになるタイミングは、再生遅延時間の入らないタイミングとなる。よって、再生遅延時間にかかわらず、最小限のパッド領域PADで済むこととなる。
【0059】
データフロー制御回路22へのデータの到着は、同期情報検出信号SBDよりもデータ訂正回路15と復号回路16での処理時間すなわち再生遅延時間だけ遅延する。従って、データフロー制御回路22は、同期情報検出信号SBDがアクティブになった以降、再生遅延時間に相当するバイト数をカウントした後、バッファ制御回路23を介して、バッファ24にデータを格納する。
【0060】
ECC訂正回路25は、エラーチェックコードECCを基にして、バッファ24に格納されたデータのエラー検証を行い、誤りがある場合には訂正する。
【0061】
バッファ24に格納されたデータは、データ訂正が完了した場合もしくはデータに誤りがない場合には、マイコン20の制御によって、バッファ制御回路23及びインターフェース制御回路26を介して、外部処理装置に送出される。
【0062】
図2は、フォーマット制御回路21及びデータフロー制御回路22の内部構成説明図である。
【0063】
フォーマット制御回路21は、サーボ制御信号生成回路30と、インデックスパルス生成回路31と、セクタパルス生成回路32と、シーケンサ33とを具備している。
【0064】
サーボ制御信号生成回路30は、サーボパルス信号SSを基準にして、サーボゲート信号SGを生成する。
【0065】
インデックスパルス生成回路31は、サーボゲート信号SGがアクティブな期間のサーボパルス信号SSを判別して、インデックスパルス信号IDXを生成する。
【0066】
セクタパルス生成回路32は、インデックスパルス信号IDXを基準として、再生動作時と記録動作時によって位相の異なるセクタパルス信号SPを生成する。
【0067】
シーケンサ33は、セクタフォーマットを制御するものであって、セクタの記録期間を示すライトゲート信号WG、セクタの再生期間を示すリードゲート信号RG、さらに、データフロー制御回路22を制御する選択信号SEL及びロード信号LDをそれぞれ生成する。
【0068】
データフロー制御回路22は、固定データ生成回路34と、FIFO38と、選択回路35と、再生遅延カウンタ36と、データ転送カウンタ37とを具備している。
【0069】
固定データ生成回路34は、ビット同期情報PLO,シンボル同期情報SYNC,パッド情報PADのコード列を出力する回路であり、選択回路35の第1端に接続されている。
【0070】
FIFO38は、バッファ制御回路23からのデータDATA及びエラーチェックコードECCのコード列を出力する回路であり、選択回路35の第2端に接続されている。
【0071】
選択回路35は、シーケンサ33からの選択信号SELが“1”のときに固定データ生成回路34を選択し、選択信号SELが“0”のときにFIFO38を選択して、データバスNRZへ出力する。
【0072】
図3に、サーボゲート信号SGとインデックスパルス信号IDXとセクタパルス信号SPと磁気ディスク2上のデータ配列のタイミングを示す。
【0073】
図3では、磁気ディスク2の1回転期間中に3つのサーボ領域と、8つのセクタを配置した例を示している。
【0074】
サーボゲート信号SGは、各サーボ領域でアクティブになる。
【0075】
インデックスパルス信号IDXは、3サーボ期間に1回アクティブになる。
【0076】
セクタパルス信号SPは、セクタの開始位置でアクティブになる。
【0077】
セクタ間には、若干のギャップ領域GAPが形成されている。
【0078】
一つのセクタは、ビット同期情報PLO,シンボル同期情報SYNC,データDATA,エラーチェックコードECC及びパッド領域PADで構成される。
【0079】
{記録動作時}
記録動作時には、図3の(A)に示すように、セクタパルス信号SPは、セクタ開始位置でアクティブとなる、また、ライトゲート信号WGは、当該セクタのデータを記録するため、セクタパルス信号SPに同期してアクティブとなる。
【0080】
記録するビット同期情報PLO,シンボル同期情報SYNC,データDATA,エラーチェックコードECC及びパッド情報PADの一連のセクタ情報は、シーケンサ33が出力する選択信号SELに基づき、固定データ生成回路34,FIFO38及び選択回路35によって生成される。すなわち、シーケンサ33は、最初に選択信号SELを“1”として固定データ生成回路34の出力を選択し、ビット同期情報PLO及びシンボル同期情報SYNCをデータバスNRZへ出力する。続いて、シーケンサ33は、選択信号SELを“0”としてFIFO38の出力を選択し、データDATA及びエラーチェックコードECCをデータバスNRZへ出力する。次いで、シーケンサ33は、選択信号SELを“1”として固定データ生成回路34の出力を選択し、パッド情報PADをデータバスNRZへ出力する。最後に、シーケンサ33は、ライトゲート信号WGをインアクティブにし、記録動作を終了する。
【0081】
{再生動作時}
再生動作時には、図3の(B)に示すように、セクタパルス信号SPは、データ記録動作に対し位相の進んだ信号になる。これは、回転変動によるセクタ開始位置の変動に対し、リードゲート信号RGを確実にセクタの先頭位置でアクティブにするよう制御を行うためである。すなわち、セクタパルス生成回路32は、リード/ライト信号が再生動作を示す状態であった場合、記録動作を示す状態であった場合よりもセクタパルス信号SPの位相を進める。
【0082】
シーケンサ33は、セクタパルス信号SPを基準にリードゲート信号RGをセクタ開始位置でアクティブとする。そして、シンボル同期情報SYNCを検出してから規定のバイト数経過後、インアクティブとする。
【0083】
シーケンサ33は、SYNC検出回路17からの同期情報検出信号SBDを検出すると、ロード信号LDにより再生遅延カウンタ36のカウント動作を開始させる。再生遅延カウンタ36は、データ訂正回路15及び復号回路16の再生遅延時間に相当するバイト数だけカウントすると、ST信号を出力する。データ転送カウンタ37は、ST信号でトリガされた後、規定のバイト数のデータをカウントする。このカウントの間、データバスNRZ上のデータDATA及びエラーチェックコードECCが、FIFO38を介して、バッファ制御回路23へ送出される。
【0084】
なお、規定のバイト数は、基本的にはデータDATA及びエラーチェックコードECCに相当するバイト数であるが、サーボ領域で分割されないノンスプリットセクタの場合とサーボ領域で分割されるスプリットセクタの場合とで異なる。
【0085】
図4に、単一のデータセクタの再生動作における制御信号の出力タイミングを示す。
【0086】
図4の(1)は、ノンスプリットセクタ(セクタ#2)に対する制御信号の出力タイミングである。
【0087】
リードゲート信号RGは、磁気ディスク上のセクタ開始位置からパッド領域PADの中間までアクティブとなる。
【0088】
同期情報検出信号SBDは、シンボル同期情報SYNCがSYNC検出回路17で検出されるとアクティブになり、リードゲート信号RGがインアクティブとなるとインアクティブになる。
【0089】
復号回路16のデータバスNRZは、再生動作開始時にはハイインピーダンス状態(Hi-Z)にあり、同期情報検出信号SBDが出力されてから再生遅延時間経過した後、データDATA,エラーチェックコードECC及びパッド領域PADのデータが出力される。
【0090】
以上のようなタイミング関係にある同期情報検出信号SBDとデータバスNRZのデータは、フォーマット制御回路21及びデータフロー制御回路22によって上述のように制御される。
【0091】
図4の(2)は、スプリットセクタ(セクタ#3)に対する制御信号の出力タイミングである。
【0092】
サーボ領域より前にある前半セクタ(セクタ#3(a)と呼ぶ)に対するリードゲート信号RGは、セクタ#3(a)のビット同期情報PLOの開始位置からパッド領域PADの中間までアクティブとなる。また、サーボ領域より後にある後半セクタ(セクタ#3(b)と呼ぶ)に対するリードゲート信号RGは、セクタ#3(b)のビット同期情報PLOの開始位置からパッド領域PADの中間までアクティブとなる。
【0093】
同期情報検出信号SBDは、セクタ#3(a)のシンボル同期情報SYNCがSYNC検出回路17によって検出されるとアクティブになり、リードゲート信号RGがインアクティブとなるとインアクティブになる。また、セクタ#3(b)のシンボル同期情報SYNCがSYNC検出回路17によって検出されるとアクティブになり、リードゲート信号RGがインアクティブとなるとインアクティブになる。
【0094】
データバスNRZは、セクタ#3(a)で検出された同期情報検出信号SBDから再生遅延時間経過した後、データDATA(1)とパッド情報PADを出力し、その後、ハイインピーダンス状態になる。さらに、セクタ#3(b)で検出された同期情報検出信号SBDから再生遅延時間経過した後、データDATA(2)とエラーチェックコードECCとパッド情報PADを出力し、その後、ハイインピーダンス状態になる。ここで、再生遅延時間は、セクタ#3(a)とセクタ#3(b)とで同一時間であり、また、サーボ期間がゼロではないので、セクタ#3(a)とセクタ#3(b)のデータバスNRZが衝突することはない。
【0095】
以上のようなタイミング関係にある同期情報検出信号SBDとデータバスNRZのデータは、フォーマット制御回路21及びデータフロー制御回路22によって上述のように制御される。
【0096】
図5に、連続するデータセクタの再生動作における制御信号の出力タイミングを示す。
【0097】
図5の(1)は、ノンスプリットセクタ(セクタ#4,#5)の連続再生に対する制御信号の出力タイミングである。
【0098】
リードゲート信号RGと同期情報検出信号SBDとデータバスNRZは、単一のセクタの再生動作時と同様のタイミングで発生する。
【0099】
同期情報検出信号SBDは、セクタ#4に対するリードゲート信号RGがインアクティブとなると同時にインアクティブとなる。このため、同期情報検出信号SBDにより、フォーマット制御回路21で、次のセクタ#5のシンボル同期情報SYNCの開始位置を検知することが可能となる。
【0100】
また、セクタ#4とセクタ#5の期間のデータバスNRZは、ギャップ領域GAPとセクタ#5のビット同期情報PLO及びシンボル同期情報SYNCがゼロとはならないため、オーバーラップすることはない。
【0101】
従って、各セクタのデータは、フォーマット制御回路21及びデータフロー制御回路22によって、対応するバッファ24に格納可能となる。
【0102】
図5の(2)は、スプリットセクタ(セクタ#3)とノンスプリットセクタ(セクタ#4)の連続再生に対する制御信号の出力タイミングである。
【0103】
リードゲート信号RGと同期情報検出信号SBDとデータバスNRZは、単一のスプリットセクタの再生動作時のタイミングと単一のノンスプリットセクタの再生動作時のタイミングとを組み合わせたタイミングで発生する。
【0104】
同期情報検出信号SBDは、図5の(1)と同様になる。このため、同期情報検出信号SBDにより、フォーマット制御回路21で、それぞれ対応するシンボル同期情報SYNCの開始位置を検知することが可能となる。
【0105】
また、同様に、各セクタの期間のデータバスNRZもオーバーラップすることはない。
【0106】
従って、各セクタのデータを、対応するバッファ24に格納可能となる。
【0107】
次に、図6を用いて、データ判定回路14の判定誤り等によって、シンボル同期情報SYNCを正しく検出できなかった場合について説明する。
【0108】
図6の(1)は、ノンスプリットセクタ(セクタ#4,#5)の連続再生動作時に、セクタ#5のシンボル同期情報SYNCを正しく検出できなかった場合を示している。
【0109】
セクタ#4に対する再生動作は、図5の(1)と同じである。
【0110】
セクタ#5のリードゲート信号RGは、ビット同期情報PLOの開始位置でアクティブとなったが、予め決められた期間内に同期情報検出信号SBDがアクティブにならないため、シーケンサ33は、リードゲート信号RGをインアクティブにする。予め決められた期間とは、セクタ開始位置からシンボル同期情報SYNCまでの期間より若干長い期間とする。データ訂正回路15及び復号回路16は、同期情報検出信号SBDがアクティブとならなかったため、セクタ#5のデータDATA(DATA#5)をデータバスNRZへ出力しない。従って、セクタ#4のデータDATA(DATA#4)は正常にバッファ24に格納されるが、セクタ#5のデータDATA(DATA#5)はバッファ24に格納されない。このため、セクタ#5に対しては、リトライ等の処理によって再び再生動作が行われる。
【0111】
図6の(2)は、スプリットセクタ(セクタ#3)とノンスプリットセクタ(セクタ#4)の連続再生動作時に、スプリットセクタ#3のサーボ領域より後のセクタ(セクタ#3(2))のシンボル同期情報SYNCを正しく検出できなかった場合を示している。
【0112】
スプリットセクタ#3のサーボ領域より前のセクタ(セクタ#3(1))に対する再生動作は、図5の(2)と同じである。
【0113】
スプリットセクタ#3のサーボ領域より後のセクタ(セクタ#3(2))のリードゲート信号RGは、ビット同期情報PLOの開始位置でアクティブとなったが、予め決められた期間内に同期情報検出信号SBDがアクティブにならないため、シーケンサ33は、リードゲート信号RGをインアクティブにする。データ訂正回路15及び復号回路16は、同期情報検出信号SBDがアクティブとならなかったため、セクタ#3(2)のデータDATA(DATA#3(2))をデータバスNRZへ出力しない。
【0114】
ノンスプリットセクタ#4に対する再生動作は、図5の(2)と同じである。
【0115】
従って、スプリットセクタ#3のデータについては、リトライ等の処理によって再び再生動作が行われる。
【0116】
図7に、シーケンサ33とデータフロー制御回路22の制御手順を示す。
【0117】
この制御手順には、ノンスプリットセクタとスプリットセクタを処理する通常処理(1)と、シンボル同期情報SYNCが規定時間内に検出されなかった場合の例外処理(2)とがある。
【0118】
図7の(1)に示す通常処理は、step1〜step9により処理される。
【0119】
シーケンサ33は、step1でリードゲート信号RGをアクティブする。step2で一定期間内に同期情報検出信号SBDが検出されるか確認し、検出されればstep3に制御を移す。一定期間内に同期情報検出信号SBDがアクティブとならない場合、例外処理に移行する。step3でデータDATA,エラーチェックコードECC及びパッド領域PADの間のリードゲート信号RGのアクティブ状態を確保するため、規定バイト数カウントするまでウェイトする。ここで、規定バイト数とは、ノンスプリットセクタの場合はデータDATA,エラーチェックコードECC及びパッド領域PADを合計したバイト数であり、スプリットセクタの場合はサーボ領域までのデータDATA及びパッド領域PADを合計したバイト数(図4の(2)の例ではDATA(1)とその後のパッド領域PADの合計バイト数)である。
【0120】
step4でリードゲート信号RGをインアクティブにする。
【0121】
ノンスプリットセクタに対しては、規定バイト数のデータを処理したため、step4でその動作を終了する。
【0122】
スプリットセクタに対しては、step5でサーボ期間の通過を待ち、サーボ領域より後のスプリットセクタを処理する。step6で再びリードゲート信号RGをアクティブとし、step7で同期情報検出信号SBDの検出を行う。一定期間内に同期情報検出信号SBDが検出されない場合、例外処理に移行する。step8で規定バイト数(図4の(2)の例では、DATA(2)とECCとパッド領域PADの合計バイト数)ウェイトした後、step9でリードゲート信号RGをインアクティブとする。
【0123】
データフロー制御回路22は、基本的に、step3,step8以外は、データ転送中であれば、データ転送を継続処理する。step3,step8では、シーケンサ33から与えられるロード信号LDによって再生遅延バイト数分だけウェイトし、規定バイト数のデータ転送を行う。
【0124】
図7の(2)に示す例外処理は、step1,step2により処理される。
【0125】
シーケンサ33は、step1でリードゲート信号RGをインアクティブにし、step2でデータエラー発生をマイコン20に通知し、リトライ処理等を行う。
【0126】
データフロー制御回路22は、データ転送中であればそのデータ転送の継続処理を行う。
【0127】
上記第1の実施形態の磁気ディスク装置1によれば、出力が再生遅延時間だけ遅延するデータ訂正回路15及び復号回路16から同期情報検出信号を出力するのではなく、実質的に遅延がないSYNC検出回路17から同期情報検出信号SBDを出力する。このため、フォーマット制御回路21は、再生遅延時間に左右されずに、同期情報検出信号BSDを基準にして磁気ディスク上のセクタの終了位置でリードゲート信号RGを的確にインアクティブにできる。従って、記録再生処理回路6が磁気ディスクから当該セクタの情報を読み出すことを保証するために、再生遅延時間よりも長いパッド領域PADを当該セクタの末尾に設けておく必要がなくなる。よって、パッド領域PADは最小限で済み、有効に使用できるデータ記憶領域を増大でき、データ記録効率を向上できる。なお、データは再生遅延時間だけ遅延してデータバスNRZに出力されるため、データフロー制御回路22は再生遅延時間だけ遅延してデータを処理するようになっている。
【0128】
換言すると、本発明では、フォーマット制御とデータ制御とを分離して制御可能な構成にした。これにより、パッド領域PADを最小限に抑えることができ、有効なデータ記録領域を拡大でき、データ記録効率を改善できる。
【0129】
具体的には、従来は8バイト程度のパッド領域PADが必要であったものを、2バイト程度に抑制できる。さらに、再生遅延が1セクタ(512バイト程度)にまで及ぶ場合、従来は512バイト以上のパッド領域PADが必要であったが、この場合でも2バイト程度に抑制できる(データ記録効率は、512バイト以上のパッド領域PADでは40%程度に低下するが、2バイト程度のパッド領域PADでは75%程度を確保することが可能になる)。
【0130】
−第2の実施形態−
第2の実施形態では、図1に示す記録再生処理回路6とデータ制御回路7とを接続する信号のうち、同期情報検出信号SBDを削減する。
【0131】
図8は、本発明の第2の実施形態に係る磁気ディスク装置の要部構成図である。なお、図1に示す記録再生処理回路6及びデータ制御回路7と区別するため、図8では、記録再生処理回路6’及びデータ制御回路7’とする。
【0132】
記録再生処理回路6’は、データ記録経路である符号回路10及びデータ記録回路11と、データ再生経路である波形処理回路12,データ判定回路14,データ訂正回路15及び復号回路16と、サーボ制御経路であるサーボ復調回路13と、データ制御回路7’にデータバスNRZを介してSYNC情報を伝達するSYNC検出回路17及びSYNCコード生成回路40とを具備して構成される。
【0133】
データ制御回路7’は、図示しないインターフェース制御回路26と、マイコン20と、バッファ24と、バッファ制御回路23と、ECC訂正回路25と、データバスNRZの情報からフォーマット制御及びデータ処理を行うフォーマット制御回路41及びデータフロー制御回路42とを具備して構成される。
【0134】
図9は、再生動作時の記録再生処理回路6’とデータ制御回路7’の間のデータバスNRZでのデータの授受の説明図である。なお、説明の都合上、リードゲート信号RGがアクティブになる前のセクタ再生動作は完了しているものとする。
【0135】
図9の(1)に、ノンスプリットセクタの連続再生動作を示す。
【0136】
リードゲート信号RGがセクタ#4の開始位置でアクティブになると、波形処理回路12及びデータ判定回路14は、当該セクタのデータ判定動作を開始する。
【0137】
SYNC検出回路17は、シンボル同期情報SYNCを検出すると、同期情報検出信号SBDをアクティブにする。SYNCコード生成回路40は、データバスNRZ上にデータの転送がないため、同期情報検出信号SBDがアクティブになると、特別なシンボル同期情報SYNCをデータバスNRZ上へ出力する。
【0138】
データ訂正回路15及び復号回路16は、同期情報検出信号SBDがアクティブになると、データの訂正及び復号を開始し、再生遅延時間経過した後、データバスNRZ上にデータ(DATA#4)を出力する。
【0139】
データバスNRZは、特別なシンボル同期情報SYNCからデータ(DATA#4)の開始までの間は、ハイインピーダンス(Hi-Z)となる。
【0140】
フォーマット制御回路41は、特別なシンボル同期情報SYNCを検出すると、ロード信号LDをアクティブにする。
【0141】
データフロー制御回路42は、ロード信号LDがアクティブになると、再生遅延時間経過した後のデータバスNRZ上のデータ(DATA#4)をバッファ制御回路23へ転送する。
【0142】
セクタ#4に対応するリードゲート信号RGは、セクタ#4の最終位置でインアクティブとなるが、データ(DATA#4)とそれに続くエラーチェックコードECC及びパッド情報PADのデータは、既にデータ訂正回路15及び復号回路16の内部記憶回路に取り込まれているため、データ訂正回路15及び復号回路16から引き続いてデータバスNRZへ出力される。
【0143】
セクタ#5に対応するリードゲート信号RGがアクティブになると、データ訂正回路15及び復号回路16は、データバスNRZへの出力を一時中断する。
【0144】
このため、データバスNRZは、ハイインピーダンス(Hi-Z)になる。
【0145】
SYNC検出回路17がセクタ#5のシンボル同期情報SYNCを検出すると、同期情報検出信号SBDはアクティブとなり、SYNCコード生成回路40はデータバスNRZに特別なシンボル同期情報SYNCを出力する。
【0146】
これに続いて、データ訂正回路15及び復号回路16は、内部記憶回路に蓄積していたデータ(DATA#4)とそれに続くエラーチェックコードECC及びパッド情報PADのデータバスNRZへの出力を再開する。
【0147】
同時にデータ訂正回路15及び復号回路16は、セクタ#5のデータの訂正及び復号処理を内部記憶回路を用いて行うが、再生遅延時間に達しないため、データバスNRZには出力されない。セクタ#4のパッド情報PADの出力が完了すると、データバスNRZはハイインピーダンス(Hi-Z)になる。
【0148】
その後、再生遅延時間経過すると、データ訂正回路15及び復号回路16からセクタ#5のデータ(DATA#5)とそれに続くエラーチェックコードECC及びパッド情報PADデータが、データバスNRZ上へ出力される。
【0149】
図9の(2)に、スプリットセクタとノンスプリットセクタの連続再生動作を示す。
【0150】
図9の(1)と同様に、リードゲート信号RGがセクタ#3の開始位置でアクティブになり、シンボル同期情報SYNCが検出されると、データバスNRZ上に特別なシンボル同期情報SYNCが出力される。再生遅延時間経過後、サーボ領域より前のデータ(DATA#3(1))がデータバスNRZへ出力される。
【0151】
サーボ領域の通過後、サーボ領域より後のデータ(DATA#3(2))の開始でリードゲート信号RGが再びアクティブになると、サーボ領域より前のデータ(DATA#3(1))の出力は一時中断され、データバスNRZはハイインピーダンス(Hi-Z)となる。
【0152】
サーボ領域より後のデータ(DATA#3(2))のシンボル同期情報SYNCを検出すると、データバスNRZに特別なシンボル同期情報SYNCが出力される。
【0153】
これに続いて、サーボ領域より前のデータ(DATA#3(1))の出力が再開される。
【0154】
その後、再生遅延時間経過すると、データ訂正回路15及び復号回路16からサーボ領域より後のデータ(DATA#3(2))がデータバスNRZ上へ出力されるが、この例では、セクタ#4に対応するリードゲート信号RGが先にアクティブとなったため、出力は一時中断され、データバスNRZはハイインピーダンス(Hi-Z)となる。
【0155】
セクタ#4のシンボル同期情報SYNCを検出すると、データバスNRZに特別なシンボル同期情報SYNCが出力される。
【0156】
これに続いて、サーボ領域より後のデータ(DATA#3(2))の出力が再開される。
【0157】
その後、再生遅延時間経過すると、データ訂正回路15及び復号回路16からセクタ#4のデータ(DATA#4)がデータバスNRZ上へ出力される。
【0158】
次に、シンボル同期情報SYNCが検出されなかった場合の制御方法について説明する。
【0159】
図10の(1)は、ノンスプリットセクタの連続再生動作でセクタ#5のシンボル同期情報SYNCが検出されなかった場合を示す。
【0160】
データバスNRZには、セクタ#4の特別なシンボル同期情報SYNCが出力され、再生遅延時間経過後にデータ(DATA#4)の一部が出力される。セクタ#5のリードゲート信号RGがアクティブとなると、データ(DATA#4)の出力は一時中断される。この後、セクタ#5のシンボル同期情報SYNCが検出されないため、セクタ#5の特別なシンボル同期情報SYNCも出力されない。よって、データ(DATA#4)の出力も再開されない。しかし、予め決められた期間内に同期情報検出信号SBDがアクティブにならないため、セクタ#5のリードゲート信号RGがインアクティブになる。すると、データ(DATA#4)の出力が再開される。これにより、セクタ#4のデータの出力は完了する。
【0161】
図10の(2)は、スプリットセクタとノンスプリットセクタの連続再生動作でスプリットセクタ#3のサーボ領域より後のシンボル同期情報SYNCが検出されなかった場合を示す。
【0162】
スプリットセクタ#3のサーボ領域より前のデータ(DATA#3(1))がデータバスNRZに出力されているときに、スプリットセクタ#3のサーボ領域より後のデータDATA#3(2)のためのリードゲート信号RGがアクティブとなるため、出力が一時中断される。スプリットセクタ#3のサーボ領域より後のデータDATA#3(2)のシンボル同期情報SYNCが検出されなかったため、リードゲート信号RGがインアクティブとなると、スプリットセクタ#3のサーボ領域より前のデータ(DATA#3(1))の出力が再開される。しかし、シンボル同期情報SYNCが検出されないため、スプリットセクタ#3のサーボ領域より後のデータDATA#3(2)の訂正及び復号処理が行われず、データバスNRZ上にデータは出力されない。この場合、セクタ#3のデータは一部消失するため、リトライ等のデータリカバリ処理を行なう。
【0163】
図11は、フォーマット制御回路41及びデータフロー制御回路42の内部構成説明図である。
【0164】
図2と比較すると、図2のシーケンサ33の代わりにシーケンサ50を備えている点、図2で同期情報検出信号SBDがシーケンサ33に入力されている代わりにデータバスNRZがシーケンサ50に入力されている点及びシーケンサ50からデータ転送カウンタ51へホールド信号HDが出力されている点が異なっている。
【0165】
記録動作時のシーケンサ50は、図2のシーケンサ33と全く同じ動作を行う。
【0166】
再生動作時のシーケンサ50は、リードゲート信号RGをアクティブし、データ転送カウンタ51のカウント動作を一時保留するホールド信号HDをアクティブにする。さらに、シーケンサ50は、データバスNRZ上の特別なシンボル同期情報SYNCを検出すると、ロード信号LDをアクティブにし、ホールド信号HDをインアクティブにする。
【0167】
再生遅延カウンタ36は、ロード信号LDを基準に再生遅延分のバイト数だけ遅延してST信号をアクティブとする。
【0168】
データ転送カウンタ51は、バッファ制御回路23に転送するデータ数をカウントするが、ホールド信号HDがアクティブになっていると、リードゲート信号RGがアクティブになった時にデータ転送を一時中断する。そして、ホールド信号HDがインアクティブになると、データ転送を再開する。
【0169】
図12に、シーケンサ50とデータフロー制御回路42の制御手順を示す。
【0170】
この制御手順には、ノンスプリットセクタとスプリットセクタを処理する通常処理(1)と、シンボル同期情報SYNCが規定時間内に検出されなかった場合の例外処理(2)とがある。
【0171】
図12の(1)に示す通常処理は、step1〜step9により処理される。
【0172】
シーケンサ50は、step1でリードゲート信号RGをアクティブし、step2で一定期間内にデータバスNRZ上に特別なシンボル同期情報SYNCが検出されればstep3に制御を移し、検出されなければ例外処理に移行する。step3では規定バイト数カウントするまでウェイトする。step4ではリードゲート信号RGをインアクティブにする。ノンスプリットセクタに対しては、規定バイト数のデータ処理が完了しているため、step4で処理を終了する。スプリットセクタに対しては、step5でサーボ領域の通過を待ち、step6で再びリードゲート信号RGをアクティブとする。step7では一定期間内に特別なシンボル同期情報SYNCが検出されればstep8に制御を移し、検出されなければ例外処理に移行する。step8では規定バイト数ウェイトする。step9ではリードゲート信号RGをインアクティブとする。
【0173】
データフロー制御回路42は、リードゲート信号RGがアクティブとなるstep1ではデータ転送中ならデータ転送を一時停止する。step2ではデータ転送の一時停止を継続し、特別なシンボル同期情報SYNCが検出されてstep3に移行すると、データ転送を一時停止中なら再開し、データ転送を一時停止中でなければシーケンサ50から与えられるロード信号LDによって再生遅延バイト数分だけウェイトし、規定バイト数のデータ転送を行う。step4,5ではデータ転送中なら継続する。step6〜9は、step1〜5と同じである。
【0174】
図12の(2)に示す例外処理は、step1,step2により処理される。
【0175】
シーケンサ50は、step1でリードゲート信号RGをインアクティブにし、step2でデータエラー発生をマイコン20に通知し、リトライ処理等を行う。
【0176】
データフロー制御回路42は、step1でデータ転送が一時停止状態であれば再開する。step2でデータ転送を停止する。
【0177】
上記第2の実施形態によれば、同期情報検出信号SBDの代わりにデータバスNRZ上の特別なシンボル同期情報SYNCを用いてSYNC情報を記録再生処理回路6’からデータ制御回路7へ通知することが可能となる。よって、LSI化した時のピン数や配線領域の低減が可能となる。
【0178】
−第3の実施形態−
第3の実施形態では、データ出力期間を示す制御信号を新たに設け、制御の簡略化を図る。図15が制御の簡略化を図る第3の実施形態の磁気記録再生装置の構成図である。図1と比較すると、フォーマット制御回路21がデータフロー制御回路22を制御するためのLD信号は、新たに設けたVALID信号に変更する。ここで、VALID信号は、NRZ上のデータが確定されたことを示す双方向の信号であって、復号回路16と符号回路10とデータフロー制御回路22とに接続される。VALID信号は、記録動作、及び、再生動作によって異なるが、NRZデータの出力期間を示している。VALID信号の双方向の切り替え動作は、記録動作時は、データフロー制御回路22が、再生動作時は、復号回路16がそれぞれ行う。
【0179】
<記録動作>
記録動作時、データフロー制御回路22は、図16の一構成例に示すごとく、記録動作時のvalid信号を生成するwrite valid生成回路60を図2に対し新たに設けた。固定データ生成回路34、選択回路35は、符号回路10内に含むものとする。バッファ制御回路から送出されるデータ列は、FIFO38にいったん記憶された後、write valid生成回路60の出力するVALID信号がアクティブになると、FIFO38の出力データをNRZデータとして符号回路10に出力する。符号回路10は、固定データ生成回路34と同様の機能を有し、PLO、SYNC等のデータを、変換したNRZデータとともに記録する。
【0180】
これらの動作タイミングは、図17に示される。VALID信号は、サーボ領域がセクタ領域を分割しない場合と、サーボ領域がセクタ領域を分割する場合とで同じタイミングであって、NRZデータ上のデータが確定している場合にのみ、VALID信号がアクティブとなる。記録遅延経た後生成されるWG信号が立ち上がると、PLO信号を、SBD信号が立ち上がるとSYNC信号を、それぞれ、データ記録回路11から出力される。VALID信号がアクティブとなっている期間のNRZデータを処理すると、SBD信号は立ち下がり、POST信号を記録する。その後、WG信号が立ち下がり、一連の記録動作を完了する。
【0181】
<再生動作>
再生動作時、復号回路16は、NRZデータが送出されるのと同時に、VALID信号をアクティブとする。VALID信号とNRZデータは、図16に示すごとく、データフロー制御回路22のFIFO38に接続されている。FIFO38は、VALID信号がアクティブの場合、NRZデータを取り込み、その後、バッファ制御回路にデータを送出する。
【0182】
VALID信号の詳細のタイミングは、図18に示すように、NRZデータに出力されるデータのタイミングに対応して発生する。この際、SBD信号の立ち上がりエッジは、記録媒体上のSYNC領域を検出して出力されるが、NRZデータ及び、VALID信号は、SYNC検出後再生遅延時間経て出力されるため、SBD信号はNRZデータ、VALID信号に対し早いタイミングでアサートされる。フォーマット制御回路21は、SBD信号のアサート位置から、記録媒体上のPOST領域でRG信号の立ち下がりエッジを発生する。SBD信号は、RG信号の立ち下がりエッジに対応してネゲートされる。記録再生処理回路6は、SBDアサート位置からRG信号立ち下がりエッジまでの期間を検出し、データを転送するデータ数として認識する。認識したデータ転送数に基づいて、記録再生回路6は、再生遅延経た後、NRZデータとしてデータフロー制御回路22に出力する。
【0183】
上記実施例によれば、データ出力期間を示す制御信号(VALID信号)に基づいて磁気記録再生装置を構成することで、制御信号は増加するが、制御回路の簡略化が可能である。
【0184】
本実施例の記録動作例では、記録遅延の大きな場合について示したため、NRZデータの出力タイミングがWG信号のアサートタイミングより記録遅延分だけ早くなっている。しかし、記録遅延は、符号回路10、あるいは、データ記録回路11の変換遅延であり、符号回路の構成により大きく異なるため、従来例で示したとおり記録遅延が小さい場合もある。この場合、従来例で示したようなWG信号とNRZデータとの出力タイミングが同時であってもよく、すなわち、VALID信号とWG信号の共通化が可能である。
【0185】
また、本実施例では図示しなかったが、NRZデータを遅延させるため、符号回路10、もしくは、記録再生処理回路6の中に、記録データを一時蓄積するメモリが必要な場合もある。
【0186】
−他の実施形態−
第4の実施形態の磁気記録再生装置の構成例を示す。図19に示すように、符号回路10、復号回路16は、データフロー制御回路22とバッファ制御回路23との間に配置されており、データフロー制御回路22は、符号化されたデータを記録再生処理することを可能にした磁気記録再生装置の一構成図である。
【0187】
<記録動作>
記録動作時、符号回路10は、バッファ制御回路23から送出されてくるデータ列を符号化し、上記構成例とは異なり、符号化されたデータ列をデータフロー制御回路22に送出する。フロー制御回路22は、図20に示すごとく、固定データ生成回路34と選択回路35、write valid生成回路60と、FIFO38とから構成される。FIFO38は、シーケンサ33で示される範囲で、固定データ生成回路34から出力されるデータと、符号回路10から送出されるデータとを記憶し、write valid生成回路60の生成するvalid信号に基づいてNRZデータとして、データ記録回路11に出力する。
【0188】
VALID信号、及び、NRZデータのタイミングは、図21に示される。FIFO38から送出されるNRZデータは、PLO,SYNC,DATA,ECC,POSTの一連のデータ列であって、データ記録回路11を介して直接記録可能なデータ列である。WG信号が立ち上がるとNRZデータは、記録媒体に直接記録されるため、上述のようなSBD信号で記録位置を示す必要がなく、タイミングの制御が簡単になる。
【0189】
<再生動作>
再生動作時、データ訂正回路15は、NRZデータが送出されるのと同時に、VALID信号がアクティブにする。VALID信号とNRZデータは、図20に示すごとく、データフロー制御回路22のFIFO38に接続されている。FIFO38は、VALID信号がアクティブの場合、NRZデータを取り込み、その後、復号回路16にデータを送出する。
【0190】
VALID信号の詳細のタイミングは、NRZデータが復号回路16で復号される前のデータである点を除いて、上述の図18と同様であって、NRZデータに出力されるデータのタイミングに対応して発生する。SBD信号の立ち上がりエッジは、記録媒体上のSYNC領域を検出して出力しており、NRZデータ及び、VALID信号は、SYNC検出後再生遅延時間経て出力される。データフロー制御回路22は、NRZデータを復号回路16を介してバッファ制御回路23に出力する。
【0191】
上記実施例によれば、異なる構成のデータ記録再生装置でもデータ出力期間を示す制御信号(VALID信号)に基づいて磁気記録再生装置を構成することで、同様に制御回路の簡略化が可能である。
【0192】
−他の実施形態−
上記第1、第2、第3及び第4-の実施形態では、磁気ディスク装置を例にとって説明したが、それ以外の光磁気ディスク装置や磁気テープ装置のようなデータ記録再生装置に対しても本発明を適用できる。さらに、磁気ディスク装置や光磁気ディスク装置や磁気テープ装置のようなデータ記録再生装置を構成する部品であるLSIレベルのデータ再生装置に対しても本発明を適用できる。
【0193】
【発明の効果】
本発明のデータ再生装置によれば、出力が再生遅延時間だけ遅延するデータ再生手段から同期情報検出信号を出力するのではなく、実質的に遅延がない同期情報検出手段から同期情報検出信号を出力するため、再生遅延時間に左右されずに、同期情報検出信号を基準にして記録媒体上のブロックの終了位置を的確に算出できる。従って、データ再生手段が記録媒体から当該ブロックの情報を読み出すことを保証するために、再生遅延時間よりも長い付加領域(磁気ディスクではパッド領域PAD)を当該ブロックの末尾に設けておく必要がなくなる。よって、付加領域は最小限で済み、有効に使用できるデータ記憶領域を増大でき、データ記録効率を向上できる。
【0194】
同様に、記録動作においても記録遅延によるデータ記録効率の低下を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る磁気ディスク装置を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係るフォーマット制御回路とデータフロー制御回路の内部ブロック図である。
【図3】第1の実施形態に係るトラック上の情報とフォーマット制御信号との関係を示すタイミング図である。
【図4】第1の実施形態に係る単一セクタ再生動作タイミング図である。
【図5】第1の実施形態に係る連続セクタ再生動作タイミング図である。
【図6】第1の実施形態に係るシンボル同期情報SYNC未検出時の再生動作タイミング図である。
【図7】第1の実施形態に係るシーケンサとデータフロー制御回路の制御手順を示す説明図である。
【図8】第2の実施形態に係る磁気ディスク装置の要部を示すブロック図である。
【図9】第2の実施形態に係る連続セクタ再生動作タイミング図である。
【図10】第2の実施形態に係るシンボル同期情報SYNC未検出時の再生動作タイミング図である。
【図11】第2の実施形態に係るフォーマット制御回路とデータフロー制御回路の内部ブロック図である。
【図12】第2の実施形態に係るシーケンサとデータフロー制御回路の制御手順を示す説明図である。
【図13】磁気ディスクの一般的なトラックフォーマットの説明図である。
【図14】従来の磁気ディスク装置におけるトラック上の情報とフォーマット制御信号との関係を示すタイミング図である。
【図15】第3の実施形態に係る磁気記録再生装置を示すブロック図である。
【図16】第3の実施形態に係るフォーマット制御回路とデータフロー制御回路の内部ブロック図である。
【図17】第3の実施形態に係る単一セクタ記録動作タイミング図である。
【図18】第3の実施形態に係る単一セクタ再生動作タイミング図である。
【図19】第4の実施形態に係る磁気記録再生装置を示すブロック図である。
【図20】第4の実施形態に係るフォーマット制御回路とデータフロー制御回路の内部ブロック図である。
【図21】第4の実施形態に係る単一セクタ記録動作タイミング図である。
【符号の説明】
1…磁気ディスク装置、2…磁気ディスク、6,6’…記録再生処理回路、7,7’…データ制御回路、21,41…フォーマット制御回路、22,42…データフロー制御回路、33,50…シーケンサ、40…SYNCコード生成回路、SBD…同期情報検出信号、RG…リードゲート信号。

Claims (3)

  1. ビット同期を行うためのビット同期情報と、シンボル同期を行うためのシンボル同期情報と、データと、このデータの訂正を行うための訂正情報と、付加領域とを有するデータ列をブロックとして記録した記録媒体から再生対象のブロックのシンボル同期情報を検出し同期情報検出信号を出力する同期情報検出手段と、
    前記同期情報検出信号を基準にして前記記録媒体上の前記ブロックの終了位置を算出するブロック終了位置算出手段と、
    前記ブロックの終了位置までの前記データ及び前記訂正情報を記録媒体から再生するデータ再生手段と、
    前記同期情報検出信号を基準にして、再生された前記データ及び前記訂正情報を再生遅延時間経過後に処理し、出力するデータ処理手段を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
  2. 前記同期情報検出手段及び前記データ再生手段を含む第1のユニットと、
    前記ブロック終了位置算出手段及び前記データ処理手段を含む第2のユニットとを備え、
    前記第1のユニットから前記第2のユニットに前記同期情報検出信号が送られ、同期情報検出信号が送られた後、前記第1のユニットから前記第2のユニットに前記データが送られることを特徴とする請求項1に記載のデータ再生装置。
  3. 前記データ再生手段から出力されるデータの範囲を示すデータ確定信号を出力するデータ範囲規定手段と、前記同期情報検出手段及び前記データ再生手段を含む第1のユニットと、
    前記ブロック終了位置算出手段及び前記データ処理手段を含む第2のユニットとを備え、
    前記第1のユニットから前記第2のユニットに前記同期情報検出信号が送られ、同期情報検出信号が送られた後、前記第1のユニットから前記第2のユニットに前記データ、前記データ確定信号が送られることを特徴とする請求項1に記載のデータ再生装置。
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