JP4340207B2 - デバイス製造方法、方位決定方法およびリソグラフィ装置 - Google Patents

デバイス製造方法、方位決定方法およびリソグラフィ装置 Download PDF

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Description

本発明は、デバイス製造方法に関し、この方法は、
少なくとも部分的に放射線感応材料の層で覆われた基板を用意する工程、
放射線システムを使って放射線の投影ビームを用意する工程、
この投影ビームの断面にパターンを付けるためにパターニング手段を使う工程、
この基板の方位を決める工程、
この基板とパターニング手段をこの基板の方位に従って整列する工程、および
この放射線のパターン化したビームをこの放射線感応材料の層の目標部分上に投影する工程を含む。
上述のデバイス製造方法は、放射線の投影ビームを用意するための放射線システム;所望のパターンに従ってこの投影ビームをパターン化するのに役立つパターニング手段を保持するための支持構造体;基板を保持するるための基板テーブル;および、このパターン化したビームを基板の目標部分上に投影するための投影システムを含むリソグラフィ投影装置を使って採用してもよい。後に、このリソグラフィ装置を詳しく説明する。
ここで使う“パターニング手段”という用語は、入射放射線ビームに、この基板の目標部分に創成すべきパターンに対応する、パターン化した断面を与えるために使うことができる手段を指すと広く解釈すべきであり;“光バルブ”という用語もこのような関係で使うことができる。一般的に、上記パターンは、集積回路またはその他のデバイス(以下参照)のような、この目標部分に創るデバイスの特定の機能層に対応するだろう。そのようなパターニング手段の例には次のようなものがある:
マスク。マスクの概念は、リソグラフィでよく知られ、それには、二値、交互位相並進、および減衰位相並進のようなマスク型、並びに種々のハイブリッドマスク型がある。そのようなマスクを放射線ビーム中に置くと、このマスク上のパターンに従って、このマスクに入射する放射線の選択透過(透過性マスクの場合)または選択反射(反射性マスクの場合)を生ずる。マスクの場合、この支持構造体は、一般的にマスクテーブルであり、それがこのマスクを入射放射線ビームの中の所望の位置に保持できること、およびもし望むなら、それをこのビームに対して動かせることを保証する。
プログラム可能ミラーアレイ。そのような装置の一例は、粘弾性制御層および反射面を有するマトリックスアドレス可能面である。そのような装置の背後の基本原理は、例えば、この反射面のアドレス指定された領域が入射光を回折光として反射し、一方アドレス指定されない領域が入射光を未回折光として反射するということである。適当なフィルタを使って、上記未回折光を反射ビームから濾過して取除き、回折光だけを後に残すことができ、この様にして、このビームがマトリックスアドレス可能面のアドレス指定パターンに従ってパターン化されるようになる。プログラム可能ミラーアレイの代替実施例は、極小ミラーのマトリックス配置を使用し、適当な局部電界を印加することにより、または圧電作動手段を使うことにより、それらの各々を軸線周りに個々に傾斜することができる。やはり、これらのミラーは、マトリックスアドレス可能で、アドレス指定したミラーおよびアドレス指定されないミラーが入射放射線ビームを異なる方向に反射し;この様にして、反射ビームをこれらのマトリックスアドレス可能ミラーのアドレス指定パターンに従ってパターン化する。必要なアドレス指定は、適当な電子手段を使って行える。上に説明した両方の場合に、パターニング手段は、一つ以上のプログラム可能ミラーアレイを含むことができる。ここで言及したようなミラーアレイについての更なる情報は、例えば、米国特許第5,296,891号および同第5,523,193号、および国際特許公開第WO98/38597号および同第WO98/33096号から集めることができ、それらを参考までにここに援用する。プログラム可能ミラーアレイの場合、上記支持構造体は、例えば、必要に応じて固定または可動でもよい、フレームまたはテーブルとして具体化してもよい。
プログラム可能液晶ディスプレイ(LCD)パネル。そのような装置の例は、米国特許第5,229,872号で与えられ、それを参考までにここに援用する。上記同様、この場合の支持構造体は、例えば、必要に応じて固定または可動でもよい、フレームまたはテーブルとして具体化してもよい。
簡単のために、この本文の残りは、或る場所で、マスクおよびマスクテーブルを伴う例を具体的に指向するかも知れないが;しかし、そのような場合に議論する一般原理は、上に示したようなパターニング手段の広い文脈で見るべきである。
リソグラフィ投影装置は、例えば、集積回路(IC)の製造に使うことができる。そのような場合、パターニング手段がこのICの個々の層に対応する回路パターンを創成してもよく、このパターンを、放射線感応性材料(レジスト)の層で塗被した基板(シリコンウエハ)の目標部分(例えば、一つ以上のダイを含む)上に結像することができる。一般的に、単一ウエハが隣接する目標部分の全ネットワークを含み、それらをこの投影システムを介して、一度に一つずつ、順次照射する。マスクテーブル上のマスクによるパターニングを使う現在の装置では、機械の二つの異なる種類を区別することができる。一つの種類のリソグラフィ投影装置では、全マスクパターンをこの目標部分上に一度に露光することによって各目標部分を照射し;そのような装置を普通ウエハステッパまたはステップアンドリピート装置と呼ぶ。代替装置 ― 普通ステップアンドスキャン装置と呼ぶ ― では、マスクパターンを投影ビームの下で与えられた基準方向(“走査”方向)に順次走査することによって各目標部分を照射し、一方、一般的に、この投影システムが倍率M(一般的に<1)であり、この基板テーブルを走査する速度Vが、倍率M掛けるマスクテーブルを走査する速度であるので、この基板テーブルをこの方向に平行または逆平行に同期して走査する。ここに説明したようなリソグラフィ装置に関する更なる情報は、例えば、米国特許第6,046,792号から収集することができ、それを参考までにここに援用する。
リソグラフィ投影装置を使うデバイス製造プロセスでは、(例えば、マスクの中の)パターンを、少なくとも部分的に放射線感応材料(レジスト)の層で覆われた基板上に結像する。この結像工程の前に、基板は、例えば、下塗り、レジスト塗布およびソフトベークのような、種々の処理を受けるかも知れない。露光後、基板は、例えば、露光後ベーク(PEB)、現像、ハードベークおよび結像形態の測定/検査のような、他の処理を受けるかも知れない。この一連の処理は、デバイス、例えばICの個々の層をパターン化するための基礎として使用する。そのようにパターン化した層は、次に、エッチング、イオン注入(ドーピング)、金属化処理、酸化処理、化学・機械的研磨等のような、全て個々の層の仕上げを意図した種々の処理を受けるかも知れない。もし、幾つかの層が必要ならば、全処理またはその変形を各新しい層に反復しなければならないだろう。結局、デバイスのアレイが基板(ウエハ)上にできる。次に、これらのデバイスをダイシングまたは鋸引のような手法によって互いから分離し、そこから個々のデバイスをキャリヤに取付け、ピンに接続し等できる。そのようなプロセスに関する更なる情報は、例えば、ピータ・バン・ザントの“マイクロチップの製作:半導体加工の実用ガイド”、第3版、マグロウヒル出版社、1997年、ISBN0-07-067250-4という本から得ることができ、それを参考までにここに援用する。
簡単のために、この投影システムを、以後“レンズ”と呼ぶかも知れないが;この用語は、例えば、屈折性光学素子、反射性光学素子、および反射屈折性光学素子を含む、種々の型式の投影システムを包含するように広く解釈すべきであり、それで投影システムのこれらの種類のどれも従来の結像に適するか、または浸漬液のある結像に適するかである。。この放射線システムも放射線の投影ビームを指向し、成形しまたは制御するためにこれらの設計形式の何れかに従って作用する部品を含んでもよく、そのような部品も以下で集合的または単独に“レンズ”と呼ぶかも知れない。更に、このリソグラフィ装置は、二つ以上の基板テーブル(および/または二つ以上のマスクテーブル)を有する型式でもよい。そのような“多段”機械では、追加のテーブルを並列に使ってもよく、または準備工程を一つ以上のテーブルで行い、一方他の一つ以上のテーブルを露光に使ってもよい。二段階リソグラフィ装置は、例えば、米国特許第5,969,441号および国際特許公開第WO98/40791号に記載してあり、その両方を参考までにここに援用する。
デバイス製造プロセスでは、パターンの投影とこのパターンを投影する基板とは正確に整列すべきである。例えば、第2以上の層を基板上に投影するときは、この第2以上の層を先に投影した層に従って整列すべきである。
必要な精度のために、この整列は、二段階:即ち、予備整列と実整列で行ってもよい。予備整列段階では、基板を大まかに、即ちある程度の精度であるが、最終的に要求される精度より低い精度で配置する。予備整列後の位置で、整列システムが基板上の何らかの整列マークを追跡し、この基板を要求される精度に従って整列できてもよい。しかし、この方法は、予備整列の精度が粗く、この整列システムのキャプチャレンジ、即ち、視界が狭いとき、遅い。この整列を迅速化するためには、予備整列精度を改善するか、キャプチャレンジを拡げるか、またはその両方でもよい。
基板の重要な整列方向は、その回転である。正確な(予備)整列方法が、例えば米国特許第6,544,805号から知られているが、これらの方法は、整列すべき物体上の所定のマークを使用する。しかし、この基板上には、どんなマークに対してもスペースが殆どない。
従って、本発明の目的は、物体の方位に対する正確な(予備)整列方法を提供することである。
本発明の更なる目的は、何も所定のマークを要しない、物体の方位に対する整列方法を提供することである。
これらおよびその他の目的は、この発明によれば、冒頭の段落に記載するデバイス製造法に於いて、基板の方位を決める工程が基板の回転を決める工程を含み、この工程が、
測定座標系で、対応する形態を有し且つパターン座標系に関する相対位置が分っている少なくとも二つの構造体の間に距離ベクトルを決める工程、
この距離ベクトルをこの測定座標系の第1軸および第2軸に沿う第1距離および第2距離に分解する工程、および
この第1および第2距離を使って測定座標系に関するパターン座標系の回転を計算する工程を含むことを特徴とする方法で達成される。
本発明による回転決定法を使うデバイス製造方法では、基板上の任意の構造体を使って基板上にあるパターンの回転を決めてもよい。この構造体は、先に投影したパターンの一部、例えば、目標部分でもよく、またはそれは、事によるとこの回転を決めるために意図的に存在する、何か他の構造体でもよい。
パターンを投影すべき基板は、ある程度の精度でリソグラフィ装置に知られている、ある方位、即ち、位置および回転を有してもよいが、この方位は、その上にパターンを投影する前に高精度で決める必要があるかも知れない。それで、このリソグラフィ装置は、基板の位置および回転を決めるべきである。
基板上に先に投影したパターンがなければ、基板の回転を高精度で知る必要はないかも知れない。しかし、パターンを持った一つ以上の層が基板上にあれば、回転を高精度で決めるべきである。この回転を決めるために、基板上にあるパターンを都合よく使ってもよい。通常、基板は、循環格子に配置した複数の目標部分を含む。各目標部分にパターンを投影すべきである。この循環格子は、それに加えてリソグラフィ装置に知られていて、それでリソグラフィ装置は、基板を投影ビームに関して変位してもよい。既知の循環格子に同じパターンの複数の目標部分を有することは、例えば、これらの目標部分を使って、基板、特に基板上の格子の回転を決めることを可能にする。従って、この回転を決めるために所定のマークは何も必要ない。
基板の回転は、リソグラフィ装置、特に投影ビームに対して相対的である。従って、基板に関連するパターン座標系およびリソグラフィ装置に関連する測定座標系がある。それでこの相対回転を測定座標系に関するパターン座標系の回転として決めてもよい。
このパターンおよび測定座標系は、直交軸を有する周知のデカルト座標系でもよく、またはこの相対回転が測定座標系に関するパターン座標系の回転として決められる限り、どんな他の座標系でもよい。
少なくとも二つの構造体、例えば、パターンを備える目標部分が基板上に存在すべきで、上記パターン座標系でのこれらの構造体の位置を互いに対して知るべきである。これらの構造体は、所定のマークである必要はないが ― それらが所定のマークであるかも知れないことに注意されたい ― 、回転を計算できるためにそれらの位置を互いに対して知るべきである。この回転は、基板がある既知の回転を有する、即ち、回転をある理論的位置からのこれらの構造体の相対位置の偏差から決める場合、これらの構造体の相対位置と比較したこれらの構造体の実際の相対位置から決めてもよい。
これらの構造体の実際の相対位置は、距離ベクトルによって示してもよい。距離ベクトルは、構造体間の距離と方向を示し、測定座標系で表される。それで、構造体の相対位置を測定座標系で距離ベクトルとして決める。
距離ベクトルを導出するために、構造体が対応する形態を有してもよい。対応する形態は、構造体の比較を可能にし、構造体の基準位置を決めるかも知れない。この基準位置は、対応する形態の位置でもよく、または、例えば、複数の対応する形態の間の重心でもよく、または何か他の所定の基準位置でもよい。これらの構造体の指示した基準位置間のベクトルは、距離ベクトルでもよい。また構造体間の距離ベクトルを得るための他の方法を採用してもよい。
これらの構造体は、例えば、パターン座標系の軸上にあってもよく、またはパターン座標系の任意に位置にあってもよい。しかし、軸上または軸に平行な任意の直線上にあることが回転の計算を単純化する。
距離ベクトルを測定座標系の軸に沿って第1および第2距離に分解してもよい。これら二つの距離から回転を計算してもよい。角度測定を使って、当業者はこれらの距離から回転を計算できるだろう。例えば、デカルト座標系を使って、構造体の相対位置がパターン座標系の軸に平行であるならば、回転は、これら二つの距離の比の逆タンジェントに等しい。しかし、構造体の二つのサンプルの位置がパターン座標系で互いに対して知られている任意の場合、回転角は、周知の角度測定を使って計算してもよい。
これらの構造体は、都合よく任意の形状寸法および対応する形態を有してもよい。目標部分に投影したパターンは、循環格子と違ってリソグラフィ装置に知られていないかも知れない。それで、基板上に設けたパターンを測定座標系に関する回転を決めるための構造体として使うならば、これらのパターンは、リソグラフィ装置に未知かも知れず、従って任意の形状寸法を有するかもしれず、即ち、それらは、対応する形態を有する限り、任意の形状寸法を有するかも知れない。しかし、上述のように、循環格子は既知である。二つの目標部分またはパターンの相対位置、従ってそれらの間の位置ベクトルは、従って循環格子から導き出せる。
都合よく、この距離ベクトルは、少なくとも二つの構造体の少なくとも一つの像から決め、この少なくとも一つの像は、結像装置によって取得する。構造体間の距離ベクトルを導出するためには、構造体の対応する形態を検出する必要がある。本リソグラフィ装置には、結像装置があるかも知れない。CCDカメラ等のような、そのような結像装置で、少なくとも二つの構造体の一つの像を得てもよく、または構造体の各々の像を得てもよい。構造体の一つの像の場合、この像に存在する各構造体のサブ像をそれから切出してもよい。この様に、各構造体の像を得ることができる。これらの像で、対応する形態を検出してもよく、またはこれらの像を比較して、対応する形態の位置に基づいて構造体間の距離ベクトルを決めてもよい。
しかし、都合よく、少なくとも二つの構造体の各々の像を別々に取得してもよい。二つの別々の像を取得する方法の利点は、精度の向上である。取得した像で識別可能な最小細部の大きさを決める結像システムの解像度は、基板の小さい部分しか結像しないときに高い。小さい細部を見せる、高い解像度は、二つのサンプル間の距離ベクトルの測定精度を向上する。
これらの像は、測定座標系に関して分っている位置で測定システムによって取得する。第1像の取得後、結像装置および基板は、互いに対して動かし、即ち、並進、回転または両方に組合せをしてもよい。結像装置、基板または両方の移動後、第2を取得してもよい。その後、例えば、測定結果、例えば、回転角の精度を改善するために、対応する形態を有する更なる像を得るために、更なる像を取得してもよい。結像位置間の距離は分っている。これらの結像位置に関する構造体間の距離ベクトルを少なくとも二つの像の比較から導出する。結像位置間の距離および結像位置に関する距離ベクトルのベクトル和が少なくとも二つの構造体間の距離ベクトルをもたらす。
基板上の二つの構造体を比較すべきであるので、これらの構造体は、結像装置の視界内にあるべきである。従って、本発明による方法によって決められ回転は、この視界の大きさ、比較のために必要な対応する形態の数、および事によるとその他の特性によって制限されるかも知れない。この制限は、結像装置の種類、使用する対応形態のサイズ、循環格子のピッチ等のような、特定の実施例の特性に関連するので、この制限を更に詳しくは説明しない。
距離ベクトルを得るために二つの像を比較することは、当業者に周知の手法によって行ってもよい。二つの像は、互いに関して多数の距離および多数の方向に亘って並進してもよい。それで、二つの像の重複部分は、各並進のために差引く。これらの像の重複部分の差分値は、最小化してもよい。また、相関手法のような、他の周知の、より精巧な方法もある。そのような手法は、像間に最大相関を見出す。相関とは、幅広い用語で、そのように解釈すべきであることに注意されたい。例えば、相関関数を使って相関を見付ける。そのような相関関数は、多種多様にある。本発明による回転決定および整列方法では、構造体間の距離を決めるために適したどんな比較法を採用してもよい。
本発明のある実施の形態では、各構造体の別々の像を得るために、基板を回転してもよく、且つ結像装置を本質的に基板の半径に沿って変位してもよい。既存のリソグラフィ装置では、基板が回転可能パッドの上に配置してあり、結像装置は、このパッドの回転に関して半径方向に動いてもよいように取付けてある。そのような組立体、即ち、回転可能基板と回転円の半径に沿って可動の結像装置で、基板のあらゆる部分を結像できる。各構造体を別々に結像するためにこの組立体を使えば、追加のハードウェアなしに本発明を使うことができる。
本発明による回転決定および整列方法では、パターン座標系を循環パターンの循環格子によって定義してもよい。リソグラフィ装置では、投影したパターンが通常複数の目標部分を含む。これらの目標部分は長方形であり、長方形の格子即ち直交循環格子に配置してもよい。この循環格子は、それで二つの直交軸を形成する。これら二つの直交軸は、都合よくパターン座標系として使える座標系を形成する。ICの製造のために必要な、基板の第2以上の層への第2以上の投影は、先の投影と実質的に同じ方位を有すべきである。循環格子は各投影に対して同じであるので、循環格子が形成するパターン座標系は、各投影に対して同じであり、従って曖昧でない。
構造体の対称性は、特に循環パターンを使うとき、間違った結果に繋がるかも知れない。従って、これら少なくとも二つの構造体は、非対称でもよい。循環パターンで、これら少なくとも二つの構造体は、対応する形態を有する多数の構造体からの二つでもよい。二つの像を比較するとき、このシステムは、このシステムが比較を意図する構造体より一つ以上の他の構造体を比較し、間違った結果に繋がるかも知れない。非対称に配置した対応する形態を有する非対称構造体を使えば、意図しない構造体の対応する形態を見付け且つ比較する可能性を無視できる。
リソグラフィ装置での投影の場合、別々の目標部分の間のスペース、即ち、格子線またはスクライブラインを構造体の一部として結像するかも知れない。構造体の形状寸法は、リソグラフィ装置に未知かも知れないが、構造体の位置は、循環格子に関して既知である。結像位置は、スクライブラインを像に含めることが期待されるように選んでもよい。目標部分およびスクライブラインの像は、特にこの像が循環パターン、即ち、目標部分より小さいとき、非対称構造体として解釈してもよい。
基板の回転が必要なだけでなく、測定座標系に関するパターン座標系のオフセット、即ち、並進も必要かも知れない。従って、本発明の更なる実施の形態では、測定座標系に関するパターン座標系の並進をもう一つの基板の方位の決定で決め得るものであり、それは:
位置測定システムを使って第1基板の位置を決める工程、
この第1基板の回転を決めるために使ったのと同じ、対応する形態を有する構造体を使って他の基板の回転を決める工程、
この第1基板と他の基板の少なくとも二つの構造体の間の相対的構造体並進ベクトルを決める工程、および
この第1基板の実測位置を基準位置としておよびこの第1基板と他の基板の構造体の間の構造体並進ベクトルを基準位置からの変位として使って他の基板の位置を決める工程を含む。
基板とパターニング手段の整列は、同じ回転を要するだけでなく、基板上のパターンがパターニング手段のパターンと同じ位置であることも必要かも知れない。従って、回転および位置の両方に同じ決定法を使えることは有利である。しかし、上に説明した回転決定方では、少なくとも二つの構造体の位置が互いに関しておよびパターン座標系に関してだけ既知である。従って、測定座標系に関するパターン座標系の位置を直接決めることは不可能である。
しかし、実際には、もう一つの測定システムである位置測定システムが、回転決定後に、基板、従ってパターン座標系の位置を決める。それで、同じパターンを投影すべき且つ同じ構造体を有する第2またはその他の基板をこの回転測定システムへ供給するとき、第1または少なくとも先に測定した基板のパターンの位置は、この位置測定システムによる位置測定の後に分るだろう。この第1基板の実測位置を後続基板に基準位置として使ってもよい。
この回転決定方は、同じ基板の一つのバッチ中の各後続基板上の同じ構造体を使うかも知れない。従って、この回転測定システムは、先に測定した基板の構造体に関する後続基板の構造体の並進を決めるかも知れない。先の基板の実測位置を基準位置として使えば、この基準位置に関する後続基板の並進の組合せが測定座標系に関する後続基板の位置の推定値をもたらす。現在のリソグラフィ装置では位置測定が比較的永く掛るので、位置の推定値を予備測定値として使ってもよく、従って迅速な位置測定という結果になるかも知れない。
基板上のパターンの位置は、最初のパターンを空の基板上に置くことから生ずる変動のために、変動を免れない。基板上のパターンのこれらの位置変動および、例えば、測定の不正確性から生ずるその他の誤差のために、この基準位置は、各パターンおよび基板に対し変動を免れないかも知れない。この基準位置を位置測定システムによる各基板の位置決定後毎に更新するのが有利である。この基準位置は、それで、例えば、先のまたは第1基板からの一つの測定値からだけでは決めず、位置測定後毎に平均によって、または何か他の関数を使って更新し、基準位置を複数位置測定から決める結果となり、推定値の精度を増す。
当業者は、本発明による方位決定方法を、物体がパターン座標系に関する装置位置が分っている対応する形態を有する複数の構造体を含むどんな場合にも採用してよいことが容易に分るだろう。
本発明のもう一つの態様では、上に説明した方位決定方法を実行するようになっているリソグラフィ装置が提供される。
この本文では、ICの製造でこの発明による方法を使用することを具体的に参照するかも知れないが、そのような方法は、他の多くの可能な用途があることを明確に理解すべきである。例えば、それを集積光学システム、磁区メモリ用誘導検出パターン、LCDパネル、薄膜磁気ヘッド等の製造で採用してもよい。当業者は、そのような代替用途の関係で、この本文で使う“レチクル”、“ウエハ”または“ダイ”という用語のどれも、それぞれ、より一般的な用語“マスク”、“基板”および“目標部分”で置換えられると考えるべきであることが分るだろう。
本明細書では、“放射線”および“ビーム”という用語を紫外(UV)放射線(例えば、波長365、248、193、157または126nmの)および超紫外(EUV)放射線(例えば、5〜20nmの範囲の)、並びにイオンビームまたは電子ビームのような、粒子ビームを含むあらゆる種類の電磁放射線を包含するために使用する。
次に、この発明の実施例を、例としてだけ、添付の概略図を参照して説明し、それらの図面で対応する参照記号は対応する部品を指す。
図1は、この発明の特定の実施例によるリソグラフィ投影装置1を概略的に描く。この装置は、
放射線(例えば、UV放射線)の投影ビームPBを供給するための、この特別な場合放射線源LAも含む、放射線システムEx、IL、
マスクMA(例えば、レチクル)を保持するためのマスクホルダを備え、且つこのマスクを部材PLに関して正確に位置決めするために第1位置決め手段PMに結合された第1物体テーブル(マスクテーブル)MT、
基板W(例えば、レジストを塗被したシリコンウエハ)を保持するための基板ホルダを備え、且つこの基板を部材PLに関して正確に位置決めするために第2位置決め手段PWに結合された第2物体テーブル(基板テーブル)WT、および
マスクMAの被照射部分を基板Wの目標部分C(例えば、一つ以上のダイを含む)上に結像するための投影システム(“レンズ”)PLを含む。
ここに描くように、この装置は、反射型である(即ち、反射性のマスクを有する)。しかし、一般的に、それは、例えば、(透過性マスクを備える)透過型でもよい。その代りに、この装置は、上に言及した種類のプログラム可能ミラーアレイのような、他の種類のパターニング手段を使ってもよい。
この線源LAは、放射線のビームを作る。このビームを直接か、または、例えば、ビーム拡大器Exのような、状態調節手段を通してから、照明システム(照明器)ILの中へ送る。この照明器ILは、このビームの強度分布の外側および/または内側半径方向範囲(普通、それぞれ、σ外側および/またはσ内側と呼ぶ)を設定するための調整手段AMを含んでもよい。その上、それは、一般的に、積分器INおよびコンデンサCOのような、種々の他の部品を含む。この様にして、マスクMAに入射するビームPBは、その断面に所望の均一性および強度分布を有する。
図1に関して、線源LAは、(この線源LAが、例えば、水銀灯である場合によくあることだが)このリソグラフィ投影装置のハウジング内にあってもよいが、このリソグラフィ投影装置から遠く離れていて、それが作る放射線ビームをこの装置に(例えば、適当な指向ミラーを使って)導いてもよいことに注目すべきで;この後者のシナリオは、線源LAがエキシマレーザである場合によくあることである。本発明および請求項は、これらのシナリオの両方を包含する。
ビームPBは、次に、マスクテーブルMT上に保持されたマスクMAで反射される。マスクMAで反射されてから、ビームPBは、レンズPLを通過し、それがこのビームPBを基板Wの目標部分C上に集束する。第2位置決め手段PW(および干渉計測定手段IF)を使って、基板テーブルWTを、例えば、異なる目標部分CをビームPBの経路に配置するように、正確に動かすことができる。同様に、例えば、マスクMAをマスクライブラリから機械的に検索してから、または走査中に、第1位置決め手段PMを使ってマスクMAをビームPBの経路に関して正確に配置することができる。一般的に、物体テーブルMT、WTの移動は、図1にはっきりは示さないが、長ストロークモジュール(粗位置決め)および短ストロークモジュール(精密位置決め)を使って実現する。しかし、ウエハステッパの場合は(ステップアンドスキャン装置と違って)、マスクテーブルMTを短ストロークアクチュエータに結合するだけでもよく、または固定してもよい。マスクMAおよび基板Wは、マスク整列マークM1、M2および基板整列マークP1、P2を使って整列してもよい。
図示する装置は、二つの異なるモードで使うことができる。
1.ステップモードでは、マスクテーブルMTを本質的に固定して保持し、全マスク像を目標部分C上に一度に(即ち、単一“フラッシュ”で)投影する。次に基板テーブルWTをxおよび/またはy方向に並進して異なる目標部分CをビームPBで照射できるようにする。そして、
2.走査モードでは、与えられた目標部分Cを単一“フラッシュ”では露光しないことを除いて、本質的に同じシナリオを適用する。その代りに、マスクテーブルMTが与えられた方向(所謂“走査方向”、例えば、y方向)に速度vで可動で、それで投影ビームPBがマスク像の上を走査させられ、同時に、基板テーブルWTがそれと共に同じまたは反対方向に速度V=Mvで動かされ、このMはレンズPLの倍率(典型的には、M=1/4または1/5)である。この様にして、比較的大きい目標部分Cを、解像度について妥協する必要なく、露光することができる。
図2Aおよび2Bは、目標部分4の長方形、直交循環格子6を含む基板2を示す。実質的に円形の基板2は、目標部分4の循環格子6に影響せずにどんな角度に回転してもよい。従って、基板2の方位それ自体は、この場合重要でない。
循環格子6に対応して、パターン座標系の二つの軸を示す。第1軸はx軸8、第2軸はy軸10である。図2Aの循環格子6と図2Bの循環格子6は同じであるので、図2Aおよび2Bのパターン座標系は同じである。
一つの基板2上のあらゆる目標部分4がこの実施例では実質的に同じであり、即ち、それらは少なくとも対応する形態を有する。目標部分4の構造体は、この目標部分4を投影するリソグラフィ装置には知られていないかも知れず、それで任意の形状寸法を有してもよい。しかし、循環格子6、即ち、目標部分4の構成は、各目標部分4を投影するためにこの装置が循環格子6を通って進む(走査する)必要があるので、それに知られている。従って、投影後、リソグラフィ装置は、この目標部分の構成が同じであるので、目標部分4の中央に‘’がある図2Aの基板2と、目標部分4の左上隅に‘’がある図2Bの基板2を区別できない。更に、循環格子6を‘’に関して並進し、それでリソグラフィ装置が対応する形態を有する任意の二つの循環格子6の位置を決めることはできないが、回転は、以下に説明するように決めてもよい。
図3は、一つの基板上にある二つの目標部分4(‘’によって表す)を示す。目標部分4の中心を通る直線がパターン座標系のx軸8に平行であり且つそのy軸10と直角にある。それで、このパターン座標系の方位は、これらの目標部分および基板の方位と関連している。測定座標系がu軸12とv軸14を有し、それらの軸は直交する。この測定座標系は、リソグラフィ装置の照明システムと、従ってこの照明システムが投影すべき構造体の方位と関連している。
例えば、整列目的で、測定座標系に関するパターン座標系の回転を知るべきである。回転角Rzをu軸12とx軸8の間の角度と定義してもよい。二つの直交座標系を示すこの例で、回転角Rzは、基本角度測定を使って計算してもよい。しかし、他の座標系の場合も、回転角Rzを計算してもよい。
図3で、x軸8に沿う目標部分4間の距離Txは、このリソグラフィ投影装置に知られている。この測定システムは、これらの目標部分4がu軸12と平行であるように二つの検出位置を選択する。しかし、この例では基板が角度Rzに亘って回転し、従って目標部分4を通る線がu軸12に平行ではない。それで、u軸12に平行な目標部分4の位置を検出するための二つの像の取得は、目標部分がこれらの像に関して変位した像をもたらす。しかし、この測定システムは、これらの像にどんな構造体があるかを知らないかも知れず、従ってこれらの像に関する変位を決めることができない。これらの像は、これらの構造体の対応する形態に関して同じだろうから、構造体間の変位は、これらの像にある対応する形態を比較することによって二つの像から導出してもよい。この変位を使って、これらの構造体を通る線とu軸12の回転を決めてもよい。
二つの別々の像の取得または一つの像の取得とそれからのサブ像の切抜きの後に、この測定システムは、二つの像16と18を比較し、v軸14方向の並進Tvを見付ける(v2−v1)。基本角度測定を使えば、v軸14方向の並進Tv割る距離Txの逆サインが回転角Rzをもたらす。この距離Txは、循環格子の目標部分4間の距離であるので、リソグラフィ装置が循環格子を通って進むまたは走査するために知っている。
その上、二つの取得した像16および18から、u軸12に沿う距離Tuを決めてもよい。TuおよびTvを使えば、並進Tv割る距離Tuの逆タンジェントも回転角Rzをもたらすだろう。また、他の距離を決め且つ他の計算を使うことが回転角Rzをもたらすかも知れない。
図4Aおよび4Bは、結像装置が回転可能パッドの半径方向に沿って可動であってもよく、およびこの回転可能パッド上の基板は、この結像装置が対応する形態を有する少なくとも二つの構造体の各々の像を取得してもよいように、この結像装置に関して回転してもよい方法を示す。回転可能パッドと半径方向に沿って可動の結像装置のそのような組立体は、既存のリソグラフィ装置にあるかも知れない。従って、構造体の像を得るためにこの組立体を使うのが有利である。しかし、以下に示すように、それは構造体間の距離ベクトルの導出を複雑にする。
パターン座標系の位置は、知られていないかも知れない。従って、この回転可能パッドが回転するとき、パターン座標系が回転する中心点が分っていないかも知れない。この回転可能パッドの中心を測定座標系の原点として選ぶことによって、この測定座標系の原点を回転中心と定義する。パターン座標系は、測定座標系に関して並進するかも知れないので、回転は、第2構造体を結像するとき、第1構造体の位置に関する第2構造体の未知の相対変位という結果となる。更に、結像するとき、第2構造体は、以下に説明するように、第1構造体に関して回転するだろう。
図4Aは、原点O、x軸8およびy軸10を有するパターン座標系、並びに原点N、u軸12およびv軸14を有する測定座標系を示す。パターン座標系の原点Oは、基板2の中心にあるように選んである。このパターン座標系は、測定座標系に関して並進および回転してある。この並進を原点OとNの間の並進ベクトル20によって示す。x軸8上にある二つの同じ構造体S1およびS2を先端が上向きの三角形で示す。更に、像フレーム22は、結像装置がどの範囲を結像するかを示す。
図4Bは、図4Aで説明した二つの座標系を示す。しかし、パターン座標系は、測定座標系の原点Nの周りに、回転ベクトル24によって示す180度に亘って回転してある。破線で、図4Aの位置での基板およびパターン座標系を示す。図4Bから、パターン座標系は、回転しただけでなく、原点Nの周りの回転によって図4Aのパターン座標系に関して並進したことも明らかである。回転並進ベクトル26は、図4Bで分るように、並進ベクトル20の長さの二倍の長さを有する。並進ベクトル20は未知であるので、構造体S2が基板2の原点N周りの回転後に現れる場所が不確実である。回転を決めるためには、回転並進ベクトル26を二つの像から導出すべきである。
更に、構造体S2は、図4Bで分るように、回転してあるので、三角形の先端が下方を指す。構造体S1およびS2の対応する形態を比較するためには、それらの方位が同じである必要がある。この回転を補償するために、第2像、即ち、構造体S2の像をこの像の中心周りに、基板2の原点N周りの先の回転と同じ角度に亘って、しかし反対方向に回転する。
測定座標系に関するパターン座標系の回転を計算するためには、並進ベクトル20または回転並進ベクトル26を上述のように決めるべきである。これらのベクトル20および26の導出方法は、図4Cおよび4Dを参照して説明する。
図4Cは、像フレーム22を示し、その中にx軸8aを伴う構造体S1をその回転前の図4Aによる位置に破線で示す。構造体S2およびx軸8bも示し、回転並進ベクトル26が構造体S1から構造体S2に及ぶ。像フレーム22の中心を像原点Mとして示す。原点Mの位置は、測定座標系に関して、従ってu軸12、v軸14および原点Nに関して分っている。回転並進ベクトル26は、この像から導出してもよい。この像は、結像装置によって取得した第1像と第2像の組合せであるから、仮想像であることを注記する。
図4Dで、構造体S2は、上述のように、回転ベクトル24と同じであるが反対方向の像回転ベクトル28によって示すように、像原点Mの周りに回転してある。構造体S2は、この像回転により並進してある(像回転並進ベクトル30)。この第1像と回転した第2像を比較することにより、比較ベクトル32を決める。
回転並進ベクトル26の長さは、当業者には分るように、今度は像回転並進ベクトル30および比較ベクトル32からベクトル和によって計算してもよい。回転並進ベクトル26の長さおよび方向を知って、測定座標系に関するパターン座標系の回転を計算してもよい。
図4Eは、図4Aに類似するが、一つの位置ベクトルPが加えてある。位置ベクトルPは、測定座標系の原点Nからこの測定座標系の構造体S1の仮想位置を指す。この仮想位置は、実際の位置および、回転並進ベクトル26の半分である並進ベクトル20から決る。構造体S1は、パターン座標系の回転のためだけでu軸12上にない。従って、位置ベクトルPは、x軸8に平行で、位置ベクトルPとu軸12の間の角度が回転角Rzである。当業者は、如何にしてこの角度を決めたらよいかが分るだろう。
上に回転決定法に関連して説明し、少なくとも二つの同じ構造体を別々に取得し、基板を測定座標系の原点の周りに回転し、且つ結像装置を実質的に静止したままにするこの方法は、何か他の数学公式を使ってまたは何か他の適当な順序で行ってもよい。更に、二つ以上の像を取得するための他の方法、例えば、結像装置または基板の並進または回転、またはそれらの任意の組合せも本発明の範囲内で採用してもよい。
図5は、構造体S1、S2の位置を使って基板の位置を決める方法を示す。そのような決定は、第1基板2の回転および並進を決めてから、もう一つの基板2Aのために行うだけでよい。図5は、第1基板2ともう一つの基板2Aを示す。この第1基板の回転は、本発明の方法に従って決めてある。更に、位置測定システムが第1基板2の並進、即ち、照明システムに関する位置を決めた。上に同じ構造体S1、S2を有するもう一つの基板2Aをこの回転測定システムに供給する。構造体S1、S2の位置を決めて回転を決める。更に、構造体S1、S2の位置を使って他の基板2Aの並進を推定してもよい。
第1基板2および他方の基板2Aの構造体S1、S2の位置を比較して、二つの構造体並進ベクトル34A、34Bを決める。平均並進ベクトル34を二つの構造体並進ベクトル34Aおよび34Bから決めてもよい。図5で、並進ベクトル34は、二つの構造体並進ベクトル34Aおよび34Bの平均である。この並進ベクトル34を第1基板2の実測位置に加えれば、他方の基板2Aの位置の推定値である。
この発明の特定の実施例を上に説明したが、この発明を説明したのと別の方法で実施してもよいことが分るだろう。この説明は、この発明を制限することを意図しない。
更に、座標系の回転をもう一つの座標系に対して決める方法をリソグラフィ投影装置に関して提示したが、この方法は、他の技術分野でも採用してよいことが分るだろう。
この発明の実施例によるリソグラフィ装置を描く。 ウエハパターンを有する基板を示す。 ウエハパターンを有する基板を示す。 本発明による回転決定の原理を示すグラフである。 結像装置に関して基板を回転することによってパターンから二つの像を取得し、それから本発明に従ってこのパターンの回転を決めるための方法を示す概略図である。 結像装置に関して基板を回転することによってパターンから二つの像を取得し、それから本発明に従ってこのパターンの回転を決めるための方法を示す概略図である。 結像装置に関して基板を回転することによってパターンから二つの像を取得し、それから本発明に従ってこのパターンの回転を決めるための方法を示す概略図である。 結像装置に関して基板を回転することによってパターンから二つの像を取得し、それから本発明に従ってこのパターンの回転を決めるための方法を示す概略図である。 結像装置に関して基板を回転することによってパターンから二つの像を取得し、それから本発明に従ってこのパターンの回転を決めるための方法を示す概略図である。 本発明による並進決定の原理を示す概略図である。
符号の説明
2 基板
2A 基板
12 第1軸
14 第2軸
34A 構造体並進ベクトル
34B 構造体並進ベクトル
C 目標部分
IL 照明システム
MA マスク(パターニング手段)
MT 支持構造体
PM 投影手段
S1 構造体
S2 構造体
Tu 第1距離
Tv 第2距離
Tx 距離ベクトル
W 基板
WT 基板テーブル

Claims (11)

  1. 少なくとも部分的に放射線感応材料の層で覆われた第1基板(2)を用意する工程、
    照明システムを使って放射線の投影ビームを用意する工程、
    前記投影ビームの断面にパターンを付けるためにパターニング手段を使う工程、
    前記第1基板(2)の方位を決める工程、
    前記第1基板(2)とパターニング手段を前記第1基板(2)の方位に従って整列する工程、および
    前記放射線のパターン化したビームを前記放射線感応材料の層の目標部分上に投影する工程、を含むデバイス製造方法に於いて、
    前記第1基板(2)の方位を決める工程が第1基板(2)の回転を決める工程を含み、
    前記第1基板(2)の回転を決める工程が、
    測定座標系で、対応する形態を有し且つパターン座標系に関する相対位置が分っている少なくとも二つの構造体(S1、S2)の間に距離ベクトル(Tx)を決める工程、
    前記距離ベクトル(Tx)を前記測定座標系の第1軸(12)および第2軸(14)に沿う第1距離および第2距離(Tu、Tv)に分解する工程、および
    前記第1および第2距離(Tu、Tv)を使って前記測定座標系に関する前記パターン座標系の回転を計算する工程、を含み、さらに、
    位置測定システムを使って前記第1基板(2)の位置を実測する工程、
    前記第1基板(2)の回転を決めるために使ったのと同じ、対応する形態を有する構造体(S1、S2)を使って他の基板(2A)の回転を決める工程、
    前記第1基板(2)と前記他の基板(2A)の前記少なくとも二つの構造体(S1、S2)の間の相対的構造体並進ベクトル(34A、34B)を決める工程、および
    前記第1基板(2)の前記実測位置を基準位置として使用し、前記第1基板(2)と前記他の基板(2A)の前記構造体(S1、S2)の間の構造体並進ベクトル(34A、34B)を前記基準位置からの変位として使用して、前記他の基板(2A)の方位を決めることで、前記測定座標系に関する前記パターン座標系の並進を決める工程、
    を含むことを特徴とするデバイス製造方法。
  2. 前記少なくとも二つの構造体(S1、S2)が任意の形状寸法を有する請求項1に記載された方法。
  3. 前記距離ベクトル(Tx)を前記少なくとも二つの構造体(S1、S2)の少なくとも一つの像から決め、前記少なくとも一つの像を結像装置によって取得する請求項1または請求項2に記載された方法。
  4. 前記少なくとも二つの構造体(S1、S2)の各々の像を別々に取得する請求項3に記載された方法。
  5. 各構造体(S1、S2)の別々の像を得るために、前記第1基板(2)を回転してもよく、且つ前記結像装置を本質的に前記基板(2)の半径に沿って変位してもよい請求項4に記載された方法。
  6. 前記少なくとも二つの構造体(S1、S2)の像の間の相関が最大となるように、二つの像を互いに関して変位させることによって、前記少なくとも二つの構造体の像の間の距離ベクトル(Tx)を求める請求項3から請求項5までの何れか1項に記載された方法。
  7. 前記パターン座標系を循環パターンの循環格子によって定義する請求項1から請求項6までの何れか1項に記載された方法。
  8. 前記少なくとも二つの構造体(S1、S2)が互いに非対称の形態を有するか、または非対称に配置されている請求項1から請求項7までの何れか1項に記載された方法。
  9. 前記位置測定システムによる各他の基板(2A)の位置決定後毎に前記基準位置を修正する請求項1に記載された方法。
  10. 測定座標系で、対応する形態を有し且つパターン座標系に関する相対位置が分っている少なくとも二つの構造体(S1、S2)の間に距離ベクトル(Tx)を決める工程、
    前記距離ベクトル(Tx)を前記測定座標系の第1軸(12)および第2軸(14)に沿う第1距離および第2距離(Tu、Tv)に分解する工程、および
    前記第1および第2距離(Tu、Tv)を使って上記測定座標系に関する前記パターン座標系の回転を計算する工程、
    を含む、第1基板(2)の回転を決める工程と、
    位置測定システムを使って前記第1基板(2)の位置を実測する工程、
    前記第1基板(2)の回転を決めるために使ったのと同じ、対応する形態を有する構造体(S1、S2)を使って他の基板(2A)の回転を決める工程、
    前記第1基板(2)と前記他の基板(2A)の前記少なくとも二つの構造体(S1、S2)の間の相対的構造体並進ベクトル(34A、34B)を決める工程、および
    前記第1基板(2)の前記実測位置を基準位置として使用し、前記第1基板(2)と前記他の基板(2A)の前記構造体(S1、S2)の間の構造体並進ベクトル(34A、34B)を前記基準位置からの変位として使用して、前記他の基板(2A)の方位を決めることで、前記測定座標系に関する前記パターン座標系の並進を決める工程、
    を含む、基板の方位を決める方法。
  11. 放射線の投影ビームを用意するための照明システム、
    上記投影ビームの断面にパターンを付けるのに役立つパターニング手段を支持するための支持構造体、および
    基板(W)を保持するための基板テーブル(WT)、
    前記パターン化したビームを上記基板の目標部分上に投影するための投影システムを含むリソグラフィ装置に於いて、
    請求項1から請求項10までの何れか1項に記載された方法を実行するようにされていることを特徴とするリソグラフィ装置。
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