JP4339423B2 - バッテリパック、バッテリシステム及びバッテリシステムの充電制御方法 - Google Patents

バッテリパック、バッテリシステム及びバッテリシステムの充電制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリパック、このバッテリパックを使用したバッテリシステム及びバッテリシステムの充電制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
先に本出願人は図7〜図10に示す如き充電中のバッテリセルの使用電子機器の駆動可能時間及び現在の充電容量を表示できるようにした充電装置を提案した。
【0003】
この充電装置につき説明するに図7において、1はカメラ一体型ビデオテープレコーダ(以下ビデオカメラという)等の電子機器に組み込んだ充電装置を示す。また、図において、2は商用電源に接続し、ビデオカメラ及び充電装置1に電源を供給するACアダプタである。
【0004】
この充電装置1には充電回路3を有し、この充電回路3によりこのビデオカメラを携帯時に駆動するバッテリパック4のバッテリセル20を充電する如くする。この充電回路3は従来周知の如く構成されたものである。このバッテリパック4は少なくともバッテリセル電圧検出情報、充電電流積算量情報とを得るバッテリ計算処理手段4aとこの各情報を通信する通信処理手段4bとを有するものを使用する。
【0005】
このバッテリパック4の例を図8に示す。この図8につき説明するにバッテリパック4のバッテリセル20の正極は、このバッテリパック4のプラス端子TM1 に、またバッテリセル20の負極は電流検出抵抗R7 を介してこのバッテリパック4のマイナス端子TM2 に接続されている。このプラス端子TM1 及びマイナス端子TM2 は充電装置1の充電回路3の出力側のプラス端子及びマイナス端子に接続される如くなされている。
【0006】
当該バッテリパック4に内臓されるマイコン10には、シリーズレギュレータやリセット回路等を含むマイコン電源16からの電源が供給され、当該マイコン10はこのマイコン電源16から供給される電源により動作する。このマイコン10の充電電流検出入力端子D11は充電電流検出用に設けられているオペアンプ13の出力端子と接続され、放電電流検出入力端子D12は放電電流検出用に設けられているオペアンプ14の出力端子と接続されている。
【0007】
また、マイコン10の割り込み入力端子は、オペアンプ13と14の各出力端子が2つの入力端子に接続された2入力NANDゲート15の出力端子と接続され、さらにこの2入力NANDゲート15の出力端子は例えばプルアップ用の抵抗R8 を介して電源端子と接続されている。また、マイコン10の温度検出入力端子はバッテリセル20の周辺温度を検出する温度センサ19の出力端子と接続され、電圧検出入力端子はバッテリセル20の端子電圧を検出する電圧検出回路18の出力端子と接続され、グランド端子はバッテリセル20の負極と、ビデオカメラの充電装置1の後述する演算手段を構成する計算処理マイコン5との通信用の出入力端子TMCはバッファアンプ11,12と接続されている。
【0008】
なお、充電電流検出入力端子D11及び放電電流検出入力端子D12や温度検出入力端子、電圧検出入力端子等のアナログ入力がなされる端子は、全てA/D入力ポートであり、したがって、当該マイコン10内にはこれらアナログ入力をディジタル変換するA/Dコンバータが内蔵されている。
【0009】
電圧検出回路18は、抵抗R9 及びR10からなる分圧抵抗より成り、この分圧抵抗によりバッテリセル20の端子間電圧を検出する。この電圧検出回路18からの電圧検出値が、マイコン10の電圧検出入力端子に供給されている。したがって、当該マイコン10はこの電圧検出入力端子に供給された電圧検出回路18からの電圧検出値に基づいて、バッテリセル20の端子間電圧を知ることができる。
【0010】
また、温度センサ19は、例えば温度検出用サーミスタ等からなり、バッテリセル20に近傍或いは接して配置されており、この温度センサ19の温度検出値がマイコン10の温度検出入力端子に供給されるようになっている。したがって、当該マイコン10は、この温度検出入力端子に供給された温度検出値に基づいて、バッテリセル20の温度を知ることができる。
【0011】
次に、オペアンプ13の非反転入力端子は、抵抗R を介してバッテリセル20の負極と接続され、反転入力端子は、増幅率設定用の負帰還抵抗R を介してオペアンプ13の出力端子に接続されると共にこの反転入力端子は、抵抗R 及び電流電圧検出用の抵抗R を介してバッテリセル20の負極と接続されている。したがって、当該オペアンプ13の出力端子からは、当該バッテリパック4内に流れる電流値(充電時に流れる電流値)を抵抗RとRの抵抗値の比(R/R)に応じて増幅した電圧値を出力されることになる。
【0012】
一方、オペアンプ14の非反転入力端子は抵抗R及びと電流電圧検出用の抵抗Rを介してバッテリセル20の負極と接続され、反転入力端子は、負帰還抵抗R を介してオペアンプ14の出力端子に接続されると共にこの反転入力端子は、抵抗R を介してバッテリセル20の負極と接続されている。したがって、当該オペアンプ14の出力端子からは、当該バッテリパック4内に流れる電流値(放電時に流れる電流値)を抵抗RとRの抵抗値の比(R/R)に応じて増幅した電圧値を出力されることになる。
【0013】
トランジスタスイッチTr1は例えば電界効果トランジスタからなり、ゲートがマイコン10のスイッチング制御出力端子SW1と接続され、ドレインとソース間に抵抗R1 が接続されている。したがって、マイコン10のスイッチング制御出力端子SW1からの信号レベルが例えばハイ(H)レベルとなったときには、トランジスタスイッチTr1がONし、これによりこの抵抗R1 による抵抗値は略々0(トランジスタスイッチTr1の内部抵抗のみとなる)となり、この抵抗R1 とR2 の抵抗値の比(R2 /R1 )に応じて増幅率が設定されるオペアンプ13の当該増幅率(アンプゲイン)は大となる。
【0014】
一方、マイコン10のスイッチング制御出力端子SW1からの信号レベルが例えばロー(L)レベルとなったときには、トランジスタスイッチTr1はOFFし、これによりこのオペアンプ13の増幅率はこの抵抗R1 とR2 の抵抗値の比(R2 /R1 )に応じた増幅率、すなわちトランジスタスイッチTr1がONしているときよりも小さい増幅率(アンプゲイン)となる。同様に、トランジスタスイッチTr2 も例えば電界効果トランジスタからなり、ゲートがマイコン10のスイッチング制御出力端子SW2と接続され、ドレインとソース間に抵抗R4 が接続されている。
【0015】
したがって、マイコン10のスイッチング制御出力端子SW2からの信号レベルが例えばハイ(H)レベルとなったときにはトランジスタスイッチTr2がONし、これによりこの抵抗R4 による抵抗値は略々0(トランジスタスイッチTr2の内部抵抗のみとなる)となり、オペアンプ14の増幅率(アンプゲイン)は大となる。一方、マイコン10のスイッチング制御出力端子SW2からの信号レベルが例えばロー(L)レベルになったときには上記トランジスタスイッチTr2はOFFし、これによりオペアンプ14の増幅率(アンプゲイン)は小となる。
【0016】
ここで、このマイコン10は、通常動作モード時(Run時)には常に充電電流検出入力端子D11と放電電流検出入力端子D12のレベルを監視しており、これら端子D11,D12のレベルが一定レベル以上になっているときには、スイッチング制御出力端子SW1及びSW2の信号レベルを共にローレベルとなす。これにより、このトランジスタスイッチTr1及びTr2は共にOFFとなり、オペアンプ13及び14のアンプゲインは小となる。したがって、通常動作モード時(Run時)のマイコン10は、アンプゲインが小となされたオペアンプ13及び14からの出力値を用いて、当該バッテリパック4内に流れる電流値(充電時に流れる電流値又は放電時に流れる電流値)を測定可能となる。したがって、例えば充放電時に流れる電流値がわかれば、充放電電流積算値が計算できる。
【0017】
また本例においては、このバッテリパック4よりのバッテリセル電圧V、充電電流I、充電電流積算量Q、温度依存計数h1(T)及びh2(T)のデータをこの充電装置1の演算手段を構成する計算処理マイコン5に供給する。
【0018】
また、この計算処理マイコン5にこのバッテリパック4を使用するビデオカメラの消費電力Wのデータを供給する如くする。
【0019】
この計算処理マイコン5は図10に示す如きフローチャートに従って動作して充電中のバッテリパック4のバッテリセル20の充電容量を算出して後述する表示装置6に表示すると共に現在の充電容量でこのバッテリパック4を使用するビデオカメラの使用可能時間を算出して、これを表示装置6に表示する如くする。
【0020】
この表示装置6の現在の充電容量の表示30としては図9に示す如く5段階表示a,b,c,d,eとし、この表示の充電中の最上部が点滅する如くする。例えば充電容量が0〜20%のときは表示aが点滅し、また充電容量が20〜40%のときは表示aが点灯すると共に表示bが点滅し、充電容量が40〜60%のときは表示a,bが点灯すると共に表示cが点滅し、充電容量が60〜80%のときは表示a,b,cが点灯すると共に表示dが点滅し、充電容量が80〜100%のときは表示a,b,c,dが点灯すると共に表示eが点滅し、充電容量が100%以上のときは表示a,b,c,d,eが点灯する如くする。
【0021】
また表示装置6の現在の充電容量で、この充電しているバッテリパック4を使用するビデオカメラの使用可能時間の表示31としては図9に示す如く数字例えば229minによる時間表示とする如くする。
【0022】
次に本例による充電装置1によりバッテリパック4のバッテリセル20を充電する例につき図10のフローチャートに従って、説明する。
【0023】
先ず、ビデオカメラの充電装置1にACアダプタ2より電源を供給すると共にビデオカメラの所定位置に充電しようとするバッテリパック4を装着する。このとき、計算処理マイコン5によりこの装着されているバッテリパックは充電可能なバッテリパックかどうかを判断し(ステップS1)、例えば乾電池等充電が不可のものならば充電を終了する。
【0024】
この装着されているバッテリパック4が充電可能なときはバッテリパック4のバッテリセル20に充電装置1の充電回路3から充電電流を供給すると共にステップS2に移行する。このステップS2においては充電装置1の計算処理マイコン5はバッテリパック4から送信されてくるバッテリセル電圧Vのデータ、充電電流Iのデータ、充電電流積算量Qのデータ、温度依存計数h1(T)、h2(T)のデータを受信する。また、ビデオカメラの消費電力Wのデータもこの計算処理マイコン5に設けられたメモリに保存する如くする。
【0025】
次にステップS3に移行し、このステップS3で充電容量及び現在の充電容量で撮影可能時間を算出する。
この充電容量は、以下の計算式に求まる充電電流積算残量Sと、バッテリセル20の全容量との割合により求めることができる。
【0026】
充電電流積算残量S=Q−g(W)×h2(T)
ここでg(W)はバッテリセル20のビデオカメラの動作可能最低電圧から完全放電までの放電積算量であり、消費電力Wに依存している。
この場合温度依存を考慮しないときはこの充電電流積算残量Sは
S=Q−g(W)
である。
充電容量=S/バッテリセルの全容量
【0027】
また充電中の現在の充電容量で撮影可能時間は以下に示す計算式によって充電電流積算残量Sにf(W)と温度係数h1(T)をかけたものから求めることができる。即ち撮影可能時間R=S×f(W)×h1(T)であり、ここでf(W)は充電電流積算量Qを撮影可能時間に変換する係数であり、このビデオカメラの消費電力Wに依存している。
【0028】
この場合温度依存を考慮しないときはこの撮影可能時間Rは
R=S×f(W)
となる。
【0029】
次に、この算出された充電容量と撮影可能時間とが表示可能かどうかを判断し(ステップS4)、表示が可能なときは充電装置1の表示装置6にこのときの充電容量を表示30及び撮影可能時間を表示31する如くする。上述を充電終了まで繰り返す如くする。
【0030】
斯る本例によれば充電装置1の計算処理マイコン5により、バッテリセル20の充電中の現在の充電容量を算出して表示装置6に表示すると共に現在の充電容量でこのバッテリパック4を使用するビデオカメラの撮影可能時間を算出して表示装置6に表示するようにしたので、充電中のバッテリセル20の現在の充電容量を容易に知ることができると共に現在の充電容量で充電中のバッテリパック4を使用するビデオカメラの撮影可能時間を容易に知ることができ、ユーザの使い勝手が良くなる利益がある。
【0031】
上述充電装置において、この充電装置がビデオカメラ等の電子機器と別体にあるときには、充電装置はバッテリパック4が駆動する電子機器の消費電力を知る必要があり、従来この電子機器の消費電力を充電装置が知るのに、この充電装置とこの電子機器とを信号線で接続して、この電子機器の消費電力を充電装置に入力する方法が知られている。
【0032】
一方、一般的にはビデオカメラ等の電子機器の場合、この電子機器を駆動するバッテリパック(放電状態)4と、このバッテリパック4を充電する充電装置とは、安全性等を確保するためそれぞれ別体となされていることが多い。
【0033】
仮に上述例の如くこの電子機器とこの充電装置とが一体に構成された場合、この充電装置に急速充電、個々のバッテリパックに適した充電等高付加価値の機能を具備することは製品としてのコスト、実装スペース等の理由により困難であった。
【0034】
このような状況のもとで次のようなことが一般に要求されている。
(1)充電装置でバッテリパックのバッテリセルを充電するときに、このバッテリパックが駆動する電子機器の将来にわたる消費電力の変化に対応した、電子機器の使用可能時間表示の誤差を補正すること。
(2)充電時に判明したバッテリパックの性能低下レベルの度合を、このバッテリパックが駆動する電子機器が把握して、電子機器使用中の使用可能時間表示における誤差を補正すること。
(3)充電終了から放電開始まで、または放電終了から充電開始まで等、バッテリパック内のバッテリセルの暗電流量を、充電装置またはバッテリパックが駆動する電子機器で補正すること。
【0035】
之等のことを充電装置またはバッテリパックが駆動する電子機器が行おうとした場合、充電装置は電子機器で発生した状況(情報)を知る必要があり、電子機器は充電装置で発生した状況(情報)を知る必要がある。
【0036】
従来、このような状況(情報)を知る方法としてはこの充電装置とこの電子機器とを信号線で接続し、充電装置と電子機器と間で状況(情報)の交換、共有するようにしている。
【0037】
然しながら、この方法ではこの電子機器と充電装置とを接続する信号線を別に用意する必要があると共にこの信号線を接続したときには利便性、携帯性等で不具合を生じることがあった。
【0038】
本発明は斯る点に鑑み電子機器と充電装置との間で信号線を接続することなく必要な情報を得るようにし、充電装置、電子機器の利便性、携帯性を損なうことなく、高付加価値の機能を提供できるようにすることを目的とする。
【0039】
【課題を解決するための手段】
本発明バッテリパックは、バッテリセルと、このバッテリセルの電圧、充電電流、放電電流、充電電流による充電電流積算量、又は放電電流による放電電流積算量を計算するデータ計算処理手段と、所定の情報を記憶するメモリと、他の装置との通信を行なう通信手段とを備えるバッテリパックにおいて、このバッテリパックにより駆動される電子機器が、駆動時に電子機器本体の消費電力情報をこのバッテリパックのメモリに書き込み、このバッテリパックのバッテリセルを充電する充電装置が、充電時にこのバッテリパックのメモリよりこの充電電流積算量、この放電電流積算量及びこの消費電力情報を読み出し、この充電装置がこの充電電流積算量、この放電電流積算量及びこの消費電力情報に基づいて、この電子機器の使用可能時間を算出するようにしたものである。
【0040】
また、本発明バッテリシステムは、バッテリセルと、このバッテリセルの電圧、充電電流、放電電流、充電電流による充電電流積算量、又は放電電流による放電電流積算量を計算するデータ計算処理手段と、所定の情報を記憶するメモリと、他の装置との通信を行なう通信手段とを備えるバッテリパックと、このバッテリパックにより駆動されると共にこのバッテリパックと通信する通信手段、このバッテリパックが接続される電子機器本体の消費電力情報をこのバッテリパックのメモリに書き込む書込み手段及びこのメモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段とを有する電子機器と、このバッテリパックのバッテリセルを充電すると共にこのバッテリパックと通信する通信手段及び充電時に必要な情報と充電中の充電情報とをこのバッテリパックのメモリに書き込む書込み手段又はこのメモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段を有する充電装置とから構成され、この充電装置は、この充電電流積算量、この放電電流積算量及びこの消費電力情報に基づいて、この電子機器の使用可能時間を算出するようにしたものである。
【0041】
斯る本発明によればバッテリパック、電子機器及び充電装置で夫々行うデータ計算処理に必要な情報をバッテリパックのメモリを介して得るようにしたので、電子機器と充電装置との間で信号線を接続することなく必要な情報を得ることができ、充電装置、電子機器の利便性、携帯性を損なうことなく、高付加価値の機能を提供できる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図6を参照して本発明の実施の形態の例につき説明しよう。
【0043】
図1〜図6において、40は本例によるバッテリパックを示し、このバッテリパック40は例えばリチウムイオン2次電池より成るバッテリセル41と、このバッテリセル41の電圧、充放電電流、充放電による電流の積算量を得る計算処理等を行うマイクロコンピュータ42と、このマイクロコンピュータ42の指令に従って所定の情報が書き込まれ、また所定情報が読み出されるメモリ43とを有する。
【0044】
このバッテリパック40においては、バッテリセル41の充放電端子をこのバッテリパック40の充放電端子44に接続すると共にマイクロコンピュータ42の出入力端子を通信インターフェイス45を介して、このバッテリパック40の通信端子46に接続する如くする。
【0045】
図4及び図5において、50はビデオカメラ等の電子機器を示し、この電子機器50においては、電子機器本体51を計算処理等を行うマイクロコンピュータ52により制御するようにするようにし、この電子機器本体51の電源端子を電子機器50の電源端子53に接続する如くすると共にこのマイクロコンピュータ52の出入力端子を通信インターフェイス54を介して電子機器50の通信端子55に接続する如くする。
【0046】
また、この電子機器50においてはマイクロコンピュータ52の指令に従って、所定の情報が書き込まれ、また所定情報が読み出されるメモリ56を設けると共にこのマイクロコンピュータ52の指令に従って例えば映像画面(撮像画面)を表示する液晶表示装置57を設け、更にこのマイクロコンピュータ52の指令に従って種々の制御状態の表示を行う表示装置58を設ける如くする。
【0047】
図2、図3及び図6において、60は充電装置を示し、この充電装置60は充電回路61を有し、この充電回路61に商用電源が供給されると共にこの充電回路61は計算処理等を行うマイクロコンピュータ62により充電制御するようにし、この充電回路61の出力端子に得られる充電電流をこの充電装置60の充電端子63に供給する如くする。
【0048】
このマイクロコンピュータ62の出入力端子を通信インターフェイス64を介して充電装置60の通信端子65に接続する如くする。この充電装置60においては、マイクロコンピュータ62の指令に従って、所定の情報が書き込まれ、また所定情報が読み出されるメモリ66を設ける。
【0049】
また、この充電装置60においては、計算処理等を行うマイクロコンピュータ62の指令に従って充電中のバッテリパック40のバッテリセル41の充電容量を表示すると共に現在の充電容量で、このバッテリパック40を使用するビデオカメラ等の電子機器50の使用可能時間を表示する図9に示す如き表示装置67を設ける如くする。
【0050】
また、図1において、50aは、図7例同様のビデオカメラ等の電子機器に充電装置を組込んだ装置例を示し、この電子機器に充電装置を組込んだ装置50aにおいては、商用電源が供給され所定の直流電圧を得るようにしたACアダプタ59よりの電源を電子機器本体51及び充電回路61に供給する如くし、この充電回路61の出力側に得られる充電電流を充電端子63に供給する如くする。
【0051】
また、この装置50aは上述計算処理をするマイクロコンピュータ52及び62の機能を加算した機能を有するマイクロコンピュータ52aを有し、このマイクロコンピュータ52aにより電子機器本体51及び充電回路61を制御する如くする。
【0052】
また、この装置50aにおいては、表示装置67aを設け、この表示装置67aにマイクロコンピュータ52aの指令に従って、充電中のバッテリパック40のバッテリセル41の充電容量を表示すると共に現在の充電容量で、このバッテリパック40を使用するビデオカメラ等の電子機器の使用可能時間を例えば図9に示す如く表示する如くする。その他は図4、図5に示す如き電子機器と同様に構成する如くする。
【0053】
次に、本例によるバッテリシステムの動作につき説明する。
先ず図1を参照してビデオカメラ等の電子機器内に充電装置を組込んだ装置50aによりバッテリパック40のバッテリセル41を充電するときの充電中のこのバッテリパック40による電子機器本体51の使用可能時間を表示する場合につき説明する。
【0054】
このときは、図1に示す如く、装置50aの通信端子55とバッテリパック40の通信端子46とを接続し、データの通信ができるようにすると共にこの装置50aの充電端子63をバッテリパック40の充放電端子44に接続し、充電回路61よりの充電電流をバッテリパック40のバッテリセル41に供給してこのバッテリセル41を充電する如くする。
【0055】
この場合、通信によりバッテリパック40よりバッテリセル41の電池電圧V、充電電流I、充電電流積算値Q、温度依存係数h1(T)、h2(T)のデータがこの装置50aに送信される。この装置50aのマイクロコンピュータ52aはこれらのデータ値よりこの電子機器本体51の使用可能時間を次式に従って計算する。
【0056】
充電電流積算残量S=Q−g(W)×h2(T)
使用可能時間R=S×f(W)×h1(T)
【0057】
この電子機器本体51の消費電力Wがメモリ56に格納されているか、またはマイクロコンピュータ52aにより、この消費電力が計算されれば、この充電中のバッテリパック40のバッテリセル41による電子機器本体51の使用可能時間が計算でき、これが表示装置67aに供給され、表示装置67aにより、この使用可能時間が表示される。
【0058】
ところで、図2に示す如く、充電装置60を、ビデオカメラ等の電子機器50とは別体としたときには、この場合、充電装置60は単独なため、この電子機器50の消費電力Wはわからない。
【0059】
そこで、図1のように、バッテリパック40が装置50aに接続された時に、この装置50aは電子機器本体51の消費電力WのデータDWを通信によりバッテリパック40に送信し、バッテリパック40は送信された電子機器本体51の消費電力WのデータDWをこのバッテリパック40のメモリ43に格納しておく。
【0060】
次に図2を参照して、単独の充電装置60での充電中のバッテリパック40のバッテリセル41による電子機器50の使用可能時間の表示について説明する。このときは図2に示す如く、充電装置60の通信端子65とバッテリパック40の通信端子46とを接続し、データの通信ができるようにすると共にこの充電装置60の充電端子63をバッテリパック40の充放電端子44に接続し、充電回路61よりの充電電流をバッテリパック40のバッテリセル41に供給して、バッテリセル41を充電する如くする。
【0061】
この場合、通信によりバッテリパック40のメモリ43に格納(記憶)されている電子機器50の消費電力WのデータDWが充電装置60に送信され、これをメモリ66に記憶する如くする。充電装置60のマイクロコンピュータ62は、このメモリ66に記憶した電子機器50の消費電力WのデータDWを使用し、充電中のバッテリパック40を使用する電子機器の使用可能時間を上述式により計算し、この計算結果を表示装置67で表示する。
【0062】
即ち、この場合、充電装置60は充電しようとするバッテリパック40のメモリ43よりマイクロコンピュータ62は計算処理に必要な電子機器50の消費電力WのデータDWを得ることができ電子機器50と充電装置60との間に信号線は必要としない。
【0063】
仮に電子機器50の消費電力Wが常に一定であれば消費電力Wに依存する係数f(W)も一定であるが、この消費電力Wが変化すれば、この係数f(W)も変化する。これは、例えば映像画面を表示する液晶表示装置57のオン/オフだけでなく、ビデオカメラ等の電子機器の種類、機種等により変化する。
【0064】
このような係数f(W)の将来的な変化を充電装置60で対応するのは不可能である(係数f(W)には、このビデオカメラ等の電子機器の消費電力の増減により個別に設定するバッテリセル41の終止電圧補正値も含む。)。つまり、充電装置60でこの係数f(W)を1種類だけ、格納(記憶)したときは将来的な面も含めて、この電子機器50の消費電力の変化に対応できず、この使用可能時間の表示に誤差を生じることとなる。
【0065】
そこで本例においては例えば図1に示す如く装置50aをバッテリパック40と接続する毎にこの装置50aの電子機器本体51の変化した消費電力WのデータDWと共にこの消費電力Wの変化に対応する係数f(W)のデータもバッテリパック40のメモリ43に送信し、記憶(格納)する如くする。
【0066】
これにより充電装置60はバッテリパック40に格納された係数f(W)も利用でき、電子機器の将来的にわたる変化にも対応できることで、使用可能時間の表示の誤差の発生を低減できる。
【0067】
なお、この場合、バッテリパック40のメモリ43に格納(記憶)する消費電力WのデータDW、係数f(W)のデータはバッテリパック40の接続時に1回だけでなく複数回更新して格納(記憶)するようにしても良い。
【0068】
また、一般にバッテリパック40のバッテリセル41の充放電容量は、このバッテリセル41の充放電回数、使用年月、使用環境温度等により性能低下することが知られている(バッテリ寿命)。
【0069】
先ず、充電時におけるバッテリ寿命の確認方法を説明する。バッテリパック40のバッテリセル41の寿命を確認する方法として、ある充電時間経過後の充電電流積算値Qと初期値(ある充電時間経過後に本来設定されるべき充電電流積算値)を比較することにより確認することができる。
【0070】
つまり、充電電流積算値Qが初期値より低下していればバッテリセル41の充放電容量が低下していることを意味する。従って、初期値から充電電流積算値Qを減算した値をQcとすれば、下式によりバッテリセル41の寿命を確認することができる。
バッテリ寿命レベル値B=Qc×X
ここで、Xはバッテリ寿命係数である。
【0071】
電子機器50がこのバッテリ寿命レベル値Bを知るためには、前述したように充電装置60と電子機器50とを信号線で接続する必要があるが本例においては、図3に示す如く、充電装置60でバッテリパック40のバッテリセル41を充電するときにこのバッテリ寿命レベル値BのデータDBを通信によりバッテリパック40に送信し、このバッテリパック40のメモリ43に格納(書き込む)する。
【0072】
この場合、充電装置60によりバッテリパック40のバッテリセル41を充電するときには、図3に示す如く充電装置60の充電端子63をバッテリパック40の充放電端子44に接続すると共に充電装置60の通信端子65とバッテリパック40の通信端子46とを接続する如くする。
【0073】
また、電子機器50はこのバッテリパック40により駆動されるときに、図4に示す如くバッテリパック40のメモリ43に格納したバッテリ寿命レベル値BのデータDBを読み出して通信により受け取る如くする。即ち電子機器50は充電装置60と信号線で接続しなくとも、このバッテリパック40のメモリ43を介して、このバッテリ寿命レベル値Bを知ることができる。
【0074】
この場合、電子機器50をバッテリパック40で駆動するときはバッテリパック40の充放電端子44を電子機器50の電源端子53に接続すると共に電子機器50の通信端子55とバッテリパック40の通信端子46とを接続する如くする。
【0075】
次に電子機器50でのバッテリ寿命の確認方法について説明する。
図5(図4)に示す如くバッテリパック40を電子機器50に接続して使用すると、放電電流に応じて充電電流積算値(放電電流積算値)Qが減じ充電電流積算値Qが0まで放電が可能となる。
【0076】
ところがバッテリセル41の性能が低下してくると、充電電流積算値Qが0になる前にバッテリセル電圧Vが電子機器50のバッテリ終止電圧に達し、電子機器50の使用が停止することがある。
【0077】
従って、バッテリ終止電圧での充電電流積算値Qの残量をQD とすれば上述式
B=QD ×X
により、バッテリ寿命レベル値Bを確認することができる。
【0078】
充電装置60がこのバッテリ寿命レベル値Bを知るためには、前述したようにこの充電装置60と電子機器50とを信号線で接続する必要があるが、本例においては図5に示す如く、電子機器50をバッテリパック40で駆動するときに、このバッテリ寿命レベル値BのデータDBを通信によりバッテリパック40に送信し、このバッテリパック40のメモリ43に格納する。
【0079】
次に、図6(図3)に示す如く、充電装置60でバッテリパック40のバッテリセル41を充電するときに、このバッテリパック40のメモリ43に格納したバッテリ寿命レベル値BのデータDBを読み出して通信により受け取る如くする。即ち充電装置60は電子機器50と信号線で接続しなくとも、このバッテリパック40のメモリ43を介して、このバッテリ寿命レベル値Bを知ることができる。
【0080】
上述により、充電装置60はバッテリ寿命レベル値Bに応じた充電、例えばバッテリパック40のバッテリセル41の性能が低下している場合は、充電電流を小さくしてバッテリセル41の寿命を延ばすようにする。
【0081】
この場合、バッテリパック40のメモリ43に格納するバッテリ寿命レベル値BのデータDBは充電毎に更新するようにしても良い。
【0082】
本例の説明では充電時及び電子機器50での使用時において、バッテリ寿命レベル値Bを用いたがこの充電時及び電子機器50での使用時で夫々独立して、このバッテリ寿命レベル値を求めても良い。この充電時及び電子機器50での使用時に夫々求めたバッテリ寿命レベル値を比較処理する等して、より正確な値を求めることができる。
【0083】
また、一般にバッテリパック40のバッテリセル41の充電が終了、又は電子機器50のバッテリパック40を使用しての駆動が終了した直後にそれぞれ放電、充電が開始するとは限らず、この直後にそれぞれ充電、放電を開始しないときはバッテリパック40のバッテリセル41は、わずかづつであるが、このバッテリセル41の内部の暗電流及び電池保護回路の消費電流(以下暗電流という。)により放電が進行し、バッテリセル41の充放電容量が低下する。
【0084】
この暗電流の値は、数μA〜数十μAと非常に少ないため、この暗電流を検知することは非常に困難である。
【0085】
然しながら、電子機器50の使用中にこの電子機器50に対するバッテリパック40の使用可能時間の表示を正しく行うためには、この暗電流による影響を考慮(補正)する必要がある。
【0086】
そこで本例においては、図3に示す如く接続して、充電装置60でバッテリパック40のバッテリセル41を充電するときに、その充電終了時にその日時のデータをバッテリパック40に通信により送信し、この日時のデータをバッテリパック40のメモリ43に格納(記憶)する。
【0087】
電子機器50は図4に示す如くバッテリパック40の接続時に、このバッテリパック40のメモリ43に格納された充電終了の日時のデータを通信により受け取り、この受け取った日時と現日時とを比較して、その日時の差分に相当する暗電流を計算し、これにより、この電子機器50の使用中に、この電子機器50に対するこのバッテリパック40の使用可能時間の表示の誤差を補正することができる。
【0088】
またこれとは別に、図5に示す如く電子機器50でのバッテリパック40の使用終了時にその使用終了の日時のデータを通信によりバッテリパック40に送信して、バッテリパック40のメモリ43に格納(記憶)し、図6に示す如く充電装置60により、このバッテリパック40のバッテリセル41を充電するときに、このバッテリパック40のメモリ43に格納(記憶)されたこのバッテリパック40の使用終了の日時のデータを通信により受け取り、この受け取った日時と、現日時と比較して、その日時の差分に相当する暗電流を計算し、バッテリパック40のバッテリセル41が過放電か否か、過放電の進行レベルを判断して、そのレベルに応じた充電を行うことができる。
【0089】
この場合、電子機器50をバッテリパック40を使用して駆動するのは1回だけでないので、使用の毎に、このバッテリパック40のメモリ43に格納される日時を更新するを可とする。
【0090】
以上述べた如く、本例においては充電装置60と電子機器50とを信号線で接続することなく、充電装置60及び電子機器50がバッテリパック40のメモリ43にそれぞれ必要な情報(データ)を格納し、互いに共有、交換することにより、充電装置60及び電子機器50の利便性、携帯性を損なうことなく高付加価値の機能を有することができる利益がある。
【0091】
例えば、バッテリパック40のバッテリセル41の充電中に電子機器50での使用可能時間の表示の誤差を低減しつつ、電子機器50の将来的な消費電力の変化に対応でき、このため例えば電子機器50の新機種が発売されても、それに対応する充電装置60を改めて購入する必要がない。
【0092】
また、バッテリパック40のバッテリセル41の寿命レベルに合わせた、充電、放電負荷の設定が可能になるため、バッテリパック40のバッテリセル41の寿命がより延ばすことができ、例えばリチウムイオン2次電池をこのバッテリセル41としたときには稀少資源のコバルト等を節約できる利益がある。
【0093】
尚、本発明は上述例に限ることなく、本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得ることは勿論である。
【0094】
【発明の効果】
本発明によれば充電装置と電子機器とを信号線で接続することなく、充電装置及び電子機器がバッテリパックのメモリにそれぞれ必要な情報を格納し、これを互いに共有、交換しているので、充電装置及び電子機器の利便性、携帯性を損なうことなく高付加価値の機能を持たせることができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明バッテリシステムの実施の形態の一例を示す構成図である。
【図2】本発明バッテリシステムの実施の形態の他の例を示す構成図である。
【図3】本発明バッテリシステムの実施の形態の他の例を示す構成図である。
【図4】本発明バッテリシステムの実施の形態の他の例を示す構成図である。
【図5】本発明バッテリシステムの実施の形態の他の例を示す構成図である。
【図6】本発明バッテリシステムの実施の形態の他の例を示す構成図である。
【図7】バッテリシステムの例を示す構成図である。
【図8】バッテリパックの例を示す構成図である。
【図9】表示の例を示す線図である。
【図10】図7の説明に供するフローチャートである。
【符号の説明】
40‥‥バッテリパック、41‥‥バッテリセル、42,52,52a.62‥‥マイクロコンピュータ、43,56,66‥‥メモリ、44‥‥充放電端子、45,54,64‥‥通信インターフェイス、46,55、65‥‥通信端子、50‥‥電子機器、51‥‥電子機器本体、53‥‥電源端子、57‥‥液晶表示装置、58‥‥表示装置、59‥‥ACアダプタ、60‥‥充電装置、61‥‥充電回路、63‥‥充電端子、67,67a‥‥表示装置

Claims (9)

  1. バッテリセルと、前記バッテリセルの電圧、充電電流、放電電流、充電電流による充電電流積算量、又は放電電流による放電電流積算量を計算するデータ計算処理手段と、前記データ計算処理手段による計算結果に関する情報が記憶されるメモリと、他の装置との通信を行なう通信手段とを備えるバッテリパックにおいて、
    前記バッテリパックにより駆動される電子機器が駆動される際に、当該電子機器によって電子機器本体の消費電力情報前記バッテリパックのメモリに書き込み、
    前記バッテリパックのバッテリセルを充電する充電装置により前記バッテリパックが充電される際に、当該充電装置によって前記バッテリパックのメモリから前記充電電流積算量、前記放電電流積算量及び前記消費電力情報が読み出され、
    前記充電装置により、前記充電電流積算量、前記放電電流積算量及び前記消費電力情報に基づいて、前記電子機器の使用可能時間が算出されることを特徴とするバッテリパック。
  2. バッテリセルと、前記バッテリセルの電圧、充電電流、放電電流、充電電流による充電電流積算量、又は放電電流による放電電流積算量を計算するデータ計算処理手段と、前記データ計算処理手段による計算結果に関する情報が記憶されるメモリと、他の装置との通信を行なう通信手段とを備えるバッテリパックにおいて、
    前記バッテリパックにより駆動される電子機器が駆動される際に、当該電子機器によって前記バッテリパックの寿命情報前記バッテリパックのメモリに書き込み、
    前記バッテリパックのバッテリセルを充電する充電装置により前記バッテリパックが充電される際に、当該充電装置によって前記バッテリパックのメモリから前記バッテリパックの寿命情報が読み出され、
    前記充電装置により、前記バッテリパックの寿命情報に応じて、前記バッテリパックに対する充電制御を行うことを特徴とするバッテリパック。
  3. バッテリセルと、前記バッテリセルの電圧、充電電流、放電電流、充電電流による充電電流積算量、又は放電電流による放電電流積算量を計算するデータ計算処理手段と、前記データ計算処理手段による計算結果に関する情報が記憶されるメモリと、他の装置との通信を行なう通信手段とを備えるバッテリパックにおいて、
    前記バッテリパックにより駆動される電子機器が駆動される際に、当該電子機器によって所定の情報前記バッテリパックのメモリに書き込と共に前記メモリに格納されている所定の情報が読み出され、
    前記バッテリパックのバッテリセルを充電する充電装置により前記バッテリパックが充電される際に、当該充電装置によって前記バッテリパックのメモリから当該充電の終了時にその日時に関する日時情報前記バッテリパックのメモリに書き込と共に前記メモリに格納されている所定の情報が読み出され、
    前記電子機器は、充電終了時の前記日時情報と現日時に基づいて、充電終了から現時点における暗電流量を計算し、算出された前記暗電流量に基づいて前記電子機器に対する前記バッテリパックの使用可能時間を補正されることを特徴とするバッテリパック。
  4. バッテリセルと、前記バッテリセルの電圧、充電電流、放電電流、充電電流による充電電流積算量、又は放電電流による放電電流積算量を計算するデータ計算処理手段と、所定の情報を記憶するメモリと、他の装置との通信を行なう通信手段とを備えるバッテリパックと、
    前記バッテリパックにより駆動されると共に前記バッテリパックと通信する通信手段、前記バッテリパックが接続される電子機器本体の消費電力情報を前記バッテリパックのメモリに書き込む書込み手段及び前記メモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段とを有する電子機器と、
    前記バッテリパックのバッテリセルを充電すると共に前記バッテリパックと通信する通信手段及び充電時に必要な情報と充電中の充電情報とを前記バッテリパックのメモリに書き込む書込み手段又は前記メモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段を有する充電装置とから構成され、
    前記充電装置は、前記充電電流積算量、前記放電電流積算量及び前記消費電力情報に基づいて、前記電子機器の使用可能時間を算出することを特徴とするバッテリシステム。
  5. バッテリセルと、前記バッテリセルの電圧、充電電流、放電電流、充電電流による充電電流積算量、又は放電電流による放電電流積算量を計算するデータ計算処理手段と、所定の情報を記憶するメモリと、他の装置との通信を行なう通信手段とを備えるバッテリパックと、
    前記バッテリパックにより駆動されると共に前記バッテリパックと通信する通信手段、前記バッテリパックの寿命情報を前記バッテリパックのメモリに書き込む書込み手段及び前記メモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段とを有する電子機器と、
    前記バッテリパックのバッテリセルを充電すると共に前記バッテリパックと通信する通信手段及び充電時に必要な情報と充電中の充電情報とを前記バッテリパックのメモリに書き込む書込み手段又は前記メモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段を有する充電装置とから構成され、
    前記充電装置は、前記バッテリパックの寿命情報に応じて、前記バッテリパックに対する充電制御を行うことを特徴とするバッテリシステム。
  6. バッテリセルと、前記バッテリセルの電圧、充電電流、放電電流、充電電流による充電電流積算量、又は放電電流による放電電流積算量を計算するデータ計算処理手段と、所定の情報を記憶するメモリと、他の装置との通信を行なう通信手段とを備えるバッテリパックと、
    前記バッテリパックにより駆動されると共に前記バッテリパックと通信する通信手段、所定の情報を前記バッテリパックのメモリに書き込む書込み手段及び前記メモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段とを有する電子機器と、
    前記バッテリパックのバッテリセルを充電すると共に前記バッテリパックと通信する通信手段、充電時に当該充電の終了時にその日時に関する日時情報を前記バッテリパックのメモリに書き込む書込み手段及び前記メモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段を有する充電装置とから構成され、
    前記電子機器は、充電終了時の前記日時情報と現日時に基づいて、充電終了から現時点における暗電流量を計算し、算出された前記暗電流量に基づいて前記電子機器に対する前記バッテリパックの使用可能時間を補正することを特徴とするバッテリシステム。
  7. 請求項4記載のバッテリシステムにおいて、
    前記電子機器は、さらに、当該電子機器の種類又は機種により異なる、充電電流積算量を当該電子機器の撮影可能時間に変換する係数を前記メモリに書き込み、
    前記充電装置は、前記充電電流積算量、前記放電電流積算量、前記消費電力情報及び前記係数に基づいて、前記電子機器の使用可能時間を算出することを特徴とするバッテリシステム。
  8. バッテリセルと、前記バッテリセルの電圧、充電電流、放電電流、充電電流による充電電流積算量、又は放電電流による放電電流積算量を計算するデータ計算処理手段と、所定の情報を記憶するメモリと、他の装置との通信を行なう通信手段とを備えるバッテリパックと、
    前記バッテリパックにより駆動されると共に前記バッテリパックと通信する通信手段、前記バッテリパックが接続される電子機器本体の消費電力情報を前記バッテリパックのメモリに書き込む書込み手段及び前記メモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段とを有する電子機器と、
    前記バッテリパックのバッテリセルを充電すると共に前記バッテリパックと通信する通信手段及び充電時に必要な情報と充電中の充電情報とを前記バッテリパックのメモリに書き込む書込み手段又は前記メモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段を有する充電装置とから構成されたバッテリシステムの充電制御方法において、
    前記充電装置は、前記充電電流積算量、前記放電電流積算量及び前記消費電力情報に基づいて、前記電子機器の使用可能時間を算出することを特徴とするバッテリシステムの充電制御方法。
  9. バッテリセルと、前記バッテリセルの電圧、充電電流、放電電流、充電電流による充電電流積算量、又は放電電流による放電電流積算量を計算するデータ計算処理手段と、所定の情報を記憶するメモリと、他の装置との通信を行なう通信手段とを備えるバッテリパックと、
    前記バッテリパックにより駆動されると共に前記バッテリパックと通信する通信手段、前記バッテリパックの寿命情報を前記バッテリパックのメモリに書き込む書込み手段及び前記メモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段とを有する電子機器と、
    前記バッテリパックのバッテリセルを充電すると共に前記バッテリパックと通信する通信手段及び充電時に必要な情報と充電中の充電情報とを前記バッテリパックのメモリに書き込む書込み手段又は前記メモリに格納されている所定の情報を読み出す読み出し手段を有する充電装置とから構成されたバッテリシステムの充電制御方法において、
    前記充電装置は、前記バッテリパックの寿命情報に応じて、前記バッテリパックに対する充電制御を行なうことを特徴とするバッテリシステムの充電制御方法。
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