JP4338886B2 - セグメントの位置決め構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに接合することにより掘削穴の軸方向にトンネルの覆工体を構築するセグメント同士を位置決めさせるセグメントの位置決め構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、トンネルを構築する場合、シールドマシンの掘削機によって掘削した掘削穴の内面側にセグメントを互いに接合することにより筒状の覆工体を構成するいわゆるシールド工法が一般的である。
このシールド工法にて用いられるセグメントとしては、コンクリートから形成された平面視が長方形のものや六角形、台形などの異形のものが用いられ、これらセグメントの接合端面同士を各種の接合手段によって接合していた。
また、これらセグメントとしては、その接合端面に、互いに嵌合する凹部及び凸部を形成しておき、これら凹部及び凸部同士を嵌合させて位置決めするものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、互いのセグメントの接合端面に形成された凹部及び凸部を嵌合させながら接合端面同士を突き合わせる際に、互いのセグメントの接合端面同士に多少なりとも位置がずれていると、凹部の内面と凸部の外面とがぶつかって破損・損傷を引き起こしたり接合不良を生じさせてしまうという問題があった。
この場合、凸部の外形に対して凹部を大きく形成して余裕を持たせれば良いが、このようにすると、シールドマシンからの回転力などにより、セグメントの接合部分におけるガタが累積して次第に回転方向へずれが生じ、覆工体がローリングしてしまうローリングが発生してしまうという問題があった。
【0004】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、破損・損傷を引き起こすことなく、極めて容易にセグメント同士を位置決めして、覆工体のローリング等のずれを防止することが可能なセグメントの位置決め構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のセグメントの位置決め構造は、接合端面同士を互いに接合することによりトンネルの覆工体を構成するセグメントの接合箇所の位置決めを行う位置決め構造であって、互いに接合される前記接合端面のうちの一方の接合端面には、位置決め部材が設けられ、他方の接合端面には、嵌合凹部が形成され、前記位置決め部材は、前記嵌合凹部に嵌合可能な嵌合部を有し、該嵌合部は、その外周に、前記嵌合凹部の内面に当接して変形可能な複数の突出部を有していることを特徴としている。
【0006】
このように、セグメントの接合端面同士を接合させるべく突き合わせる際に、セグメント同士に多少の位置ずれがあったとしても、一方の接合端面の位置決め部材の嵌合部が他方の接合端面の嵌合凹部に入り込み、さらに、嵌合部の外周に形成された複数の突出部が嵌合凹部の内面に当接して変形しながら互いのセグメントを所定の位置に合わせるものであるので、セグメント同士の位置ずれを、当接時の衝撃を吸収しつつ確実にかつ極めて精度良く互いのセグメント同士を位置決めさせることができ、これにより、覆工体のローリング等のずれを防止することができる。
しかも、前述のように、嵌合部の外周の複数の突出部が嵌合凹部の内面に当接して変形しながら互いのセグメント同士を位置決めさせるものであるので、単なる凸部と凹部とを互いに嵌合させて、その外周面と内周面とによって位置決めさせる構造の場合のように、凹部の内面と凸部の外面とが干渉して破損・損傷してしまうような不具合なく、セグメント同士の位置決めを行うことができる。
【0007】
請求項2記載のセグメントの位置決め構造は、請求項1記載のセグメントの位置決め構造において、前記嵌合部が、先端へ向かって次第に窄まるテーパ形状に形成され、前記嵌合凹部は、前記嵌合部の外形と同一もしくは前記嵌合部の外形よりも僅かに小さく形成されていることを特徴としている。
【0008】
つまり、嵌合部が先端へ向かって次第に窄まるテーパ形状に形成されているので、嵌合部を嵌合凹部に嵌合させる際に、セグメント同士を、嵌合部のテーパ形状の外周面によって案内して次第にかつ確実に位置決めを行うことができる。また、嵌合凹部が嵌合部の外形と同一もしくは嵌合部の外形よりも僅かに小さくされているので、嵌合凹部へ嵌合部を嵌合させた際に、それぞれの突出部が変形した状態にて嵌合凹部の内面に密着し、これら嵌合凹部に密着した突出部によってセグメントを高精度に位置決めすることができる。
【0009】
請求項3記載のセグメントの位置決め構造は、請求項1または請求項2記載のセグメントの位置決め構造において、少なくとも前記突出部は合成樹脂から形成されていることを特徴としている。
【0010】
すなわち、嵌合凹部の内面に当接することにより、合成樹脂から形成された突出部が確実に弾性変形や塑性変形するので、確実に変形するこれら突出部によってセグメント同士を確実に位置決めすることができる。
【0011】
請求項4記載のセグメントの位置決め構造は、請求項1〜3のいずれか1項記載のセグメントの位置決め構造において、前記嵌合部の突出部が、前記嵌合部の軸方向に沿ってかつ周方向へ間隔をあけて形成された突条であることを特徴としている。
【0012】
つまり、嵌合部の軸方向に沿って周方向へ間隔をあけて形成された突条からなる突出部が嵌合凹部の内面に当接して変形することにより、互いのセグメントのずれを修正して高精度に位置決めすることができる。
【0013】
請求項5記載のセグメントの位置決め構造は、請求項1〜3のいずれか1項記載のセグメントの位置決め構造において、前記嵌合部の突出部が、外周面から突出する突起であることを特徴としている。
【0014】
このように、嵌合部の外周に形成された複数の突起からなる突出部が嵌合凹部の内面に当接して変形することにより、互いのセグメントのずれを修正して高精度に位置決めすることができる。
【0015】
請求項6記載のセグメントの位置決め構造は、請求項1〜5のいずれか1項記載のセグメントの位置決め構造において、前記嵌合部に、おねじが形成されたボルト部が設けられ、該ボルト部を前記接合端面に設けられためねじへねじ込むことにより前記接合端面から前記嵌合部が突出した状態に装着されることを特徴としている。
【0016】
すなわち、ボルト部を接合端面に設けられためねじへねじ込むことにより、極めて容易に嵌合部が接合端面から突出された状態に位置決め部材を取り付けることができる。
したがって、例えば、ハンドリング用のために接合端面に設けられたインサートナットなどを利用してセグメントの設置後に、位置決め部材を取り付けることができる。つまり、ハンドリング用のインサートナットを共用して合理化を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例のセグメントの位置決め構造を図面を参照して説明する。
図1において、符号1は、セグメントであり、ここでは、セグメント1として、平面視六角形のコンクリート製の円弧版からなるものが用いられている。
このセグメント1は、その両側面からなる接合端面1a同士、及び両端に形成された一対の接合端面1b同士を各種の接合手段によって接合することにより組み立てられて覆工体Tを構成するようになっている。
【0018】
図2にも示すように、このセグメント1には、覆工体Tの軸方向への接合端面1aのうちの一方の接合端面1aに、位置決め部材11が設けられ、他方の接合端面1aに、嵌合凹部12が形成されている。
図3にも示すように、位置決め部材11は、おねじ13が形成されたボルト部14と、このボルト部14の一端部に一体的に設けられた嵌合部15とを有するもので、ボルト部14を、接合端面1aに設けられたインサートナット16のめねじ17へねじ込むことにより、この位置決め部材11が、その嵌合部15が接合端面1aから突出された状態に接合端面1aに取り付けられるようになっている。
【0019】
位置決め部材11を構成する嵌合部15は、合成樹脂から形成されたもので、先端へ向かって次第に窄まるテーパ形状の外周面を有する円錐台形状に形成されている。また、この嵌合部15は、そのテーパ形状に形成された外周面に、軸方向へ沿ってかつ周方向へ間隔をあけて形成された複数の突条(突出部)21を有している。
【0020】
また、この位置決め部材11の嵌合部15が嵌合される他方の接合端面1aの嵌合凹部12は、嵌合部15の外形よりも僅かに小さく形成されている。
なお、図2中符号22は、接合端面1a同士をシールする図示しないシール材が配設されるシール溝である。
【0021】
そして、上記の位置決め部材11と嵌合凹部12とからなる位置決め構造を有するセグメント1を組み付ける場合、既に組み付けられたセグメント1からなる取り付け箇所へエレクタなどの把持装置によって組み付けるセグメント1を突き合わせる。
このとき、既設のセグメント1の接合端面1aに設けられた位置決め部材11の嵌合部15が、組み付けるセグメント1の接合端面1aに形成された嵌合凹部12に嵌合するように組み付けるセグメント1を移動させる。
【0022】
このようにすると、組み付けるセグメント1の嵌合凹部12内に既設のセグメント1の位置決め部材11の嵌合部15が次第に入り込む。
ここで、この嵌合部15の軸線と嵌合凹部12の軸線とが一致している場合、つまり、互いのセグメント1同士に位置ずれが生じていない場合は、嵌合凹部12の内面に、嵌合部15のそれぞれの突条21が当接し、その後、さらにセグメント1を突き合わせることにより、図4に示すように、嵌合部15は、突条21が嵌合凹部12の内面によって弾性変形及び塑性変形されながら嵌合凹部12内に入り込み、これにより、組み付けるセグメント1が既設のセグメント1の所定の位置に位置決めされる。
【0023】
また、嵌合部15の軸線と嵌合凹部12の軸線とが一致していない場合、つまり、互いのセグメント1同士に位置ずれが生じている場合は、嵌合部15の一部の突条21が嵌合凹部12の内面に当接し、これにより、この当接した突条21は、弾性変形及び塑性変形しながら、組み付けるセグメント1を所定位置へ導く。
これにより、組み付けるセグメント1と既設のセグメント1との位置ずれが修正され、その後は、前述と同様に、図4に示すように、嵌合部15のそれぞれの突条21が嵌合凹部12の内面によって弾性変形及び塑性変形されながら嵌合凹部12内に入り込み、組み付けるセグメント1が既設のセグメント1の所定の位置に位置決めされる。
【0024】
なお、嵌合部15を嵌合凹部12へ嵌合させた際に、嵌合部15の突条21の周囲に空間部が形成されるので、これら突条21は、容易にかつ確実に弾性変形及び塑性変形することができる。
【0025】
このように、上記のセグメントの位置決め構造によれば、セグメント1の接合端面1a同士を接合させるべく突き合わせる際に、セグメント1同士に多少の位置ずれがあったとしても、一方の接合端面1aの位置決め部材11の嵌合部15が他方の接合端面1aの嵌合凹部12に入り込み、さらに、嵌合部15の外周に形成された複数の突条21からなる突出部が嵌合凹部12の内面に当接して変形しながら互いのセグメント1を所定の位置に合わせるものであるので、セグメント1同士の位置ずれを、当接時の衝撃を吸収しつつ確実にかつ極めて精度良く互いのセグメント1同士を位置決めさせることができ、これにより、覆工体Tのローリング等のずれを防止することができる。
【0026】
しかも、前述のように、嵌合部15の外周の複数の合成樹脂製の突条21が嵌合凹部12の内面に当接して変形しながら互いのセグメント1同士を位置決めするものであるので、単なる凸部と凹部とを互いに嵌合させて、その外周面と内周面とによって位置決めさせる構造の場合のように、凹部の内面と凸部の外面とが干渉して破損・損傷してしまったり接合不良を生じさせてしまうような不具合なく、セグメント1同士の位置決めを行うことができる。
【0027】
さらには、嵌合部15が先端へ向かって次第に窄まるテーパ形状に形成されているので、嵌合部15を嵌合凹部12に嵌合させる際に、セグメント1同士を、嵌合部15のテーパ形状の外周面によって案内して次第にかつ確実に位置決めを行うことができる。また、嵌合凹部12が嵌合部15の外形と同一もしくは嵌合部15の外形よりも僅かに小さくされているので、嵌合凹部12へ嵌合部15を嵌合させた際に、それぞれの突条21が変形した状態にて嵌合凹部12の内面に密着し、これら嵌合凹部12に密着した突条21によってセグメント1を高精度に位置決めすることができる。
【0028】
また、ボルト部14を接合端面1aに設けられたインサートナット16のめねじ17へねじ込むことにより、極めて容易に嵌合部15が接合端面1aから突出された状態に位置決め部材11を取り付けることができる。
したがって、例えば、ハンドリング用のために接合端面1aに設けられたインサートナット16などを利用してセグメント1の設置後に、位置決め部材11を取り付けることができる。つまり、ハンドリング用のインサートナット16を共用して合理化を図ることができる。
【0029】
また、上記の例では、軸方向へ沿ってかつ周方向へ間隔をあけて形成された複数の突条21を有する嵌合部15が設けられた位置決め部材11を用いたが、図5に示すように、複数の突起(突出部)23を有する嵌合部15が設けられた位置決め部材11を用いても、前述の突条21が形成されたものと同様に、嵌合部15の外周の複数の突起23が嵌合凹部12の内面に当接して変形しながら互いのセグメント1のずれを修正するので、セグメント1同士の高精度な位置決めを行うことができる。
【0030】
なお、上記の例では、平面視六角形状の円弧版からなるセグメント1に位置決め構造を適応した例を示したが、この位置決め構造は、平面視長方形や台形など各種のセグメントの接合部分に適応させることができるのは勿論である。
【0031】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明のセグメントの位置決め構造によれば、下記の効果を得ることができる。
請求項1記載のセグメントの位置決め構造によれば、セグメントの接合端面同士を接合させるべく突き合わせる際に、セグメント同士に多少の位置ずれがあったとしても、一方の接合端面の位置決め部材の嵌合部が他方の接合端面の嵌合凹部に入り込み、さらに、嵌合部の外周に形成された複数の突出部が嵌合凹部の内面に当接して変形しながら互いのセグメントを所定の位置に合わせるものであるので、セグメント同士の位置ずれを、当接時の衝撃を吸収しつつ確実にかつ極めて精度良く互いのセグメント同士を位置決めさせることができ、これにより、覆工体のローリング等のずれを防止することができる。
しかも、前述のように、嵌合部の外周の複数の突出部が嵌合凹部の内面に当接して変形しながら互いのセグメント同士を位置決めさせるものであるので、単なる凸部と凹部とを互いに嵌合させて、その外周面と内周面とによって位置決めさせる構造の場合のように、凹部の内面と凸部の外面とが干渉して破損・損傷してしまうような不具合なく、セグメント同士の位置決めを行うことができる。
【0032】
請求項2記載のセグメントの位置決め構造によれば、嵌合部が先端へ向かって次第に窄まるテーパ形状に形成されているので、嵌合部を嵌合凹部に嵌合させる際に、セグメント同士を、嵌合部のテーパ形状の外周面によって案内して次第にかつ確実に位置決めを行うことができる。また、嵌合凹部が嵌合部の外形と同一もしくは嵌合部の外形よりも僅かに小さくされているので、嵌合凹部へ嵌合部を嵌合させた際に、それぞれの突出部が変形した状態にて嵌合凹部の内面に密着し、これら嵌合凹部に密着した突出部によってセグメントを高精度に位置決めすることができる。
【0033】
請求項3記載のセグメントの位置決め構造によれば、嵌合凹部の内面に当接することにより、合成樹脂から形成された突出部が確実に弾性変形や塑性変形するので、確実に変形するこれら突出部によってセグメント同士を確実に位置決めすることができる。
【0034】
請求項4記載のセグメントの位置決め構造によれば、嵌合部の軸方向に沿って周方向へ間隔をあけて形成された突条からなる突出部が嵌合凹部の内面に当接して変形することにより、互いのセグメントのずれを修正して高精度に位置決めすることができる。
【0035】
請求項5記載のセグメントの位置決め構造によれば、嵌合部の外周に形成された複数の突起からなる突出部が嵌合凹部の内面に当接して変形することにより、互いのセグメントのずれを修正して高精度に位置決めすることができる。
【0036】
請求項6記載のセグメントの位置決め構造によれば、ボルト部を接合端面に設けられためねじへねじ込むことにより、極めて容易に嵌合部が接合端面から突出された状態に位置決め部材を取り付けることができる。
したがって、例えば、ハンドリング用のために接合端面に設けられたインサートナットなどを利用してセグメントの設置後に、位置決め部材を取り付けることができる。つまり、ハンドリング用のインサートナットを共用して合理化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のセグメントの位置決め構造を説明するセグメントから構成された筒状壁体の一部の斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態のセグメントの位置決め構造を説明する互いに接合されるセグメントの接合部分の断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態のセグメントの位置決め構造を構成する位置決め部材の形状及び構造を説明する位置決め部材の正面図及び側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態のセグメントの位置決め構造が適応されたセグメント同士の接合状態を説明するセグメントの接合部分の断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態のセグメントの位置決め構造を構成する他の位置決め部材の形状及び構造を説明する位置決め部材の正面図及び側面図である。
【符号の説明】
1 セグメント
1a 接合端面
11 位置決め部材
12 嵌合凹部
13 おねじ
14 ボルト部
15 嵌合部
17 めねじ
21 突条(突出部)
23 突起(突出部)
T 覆工体

Claims (6)

  1. 接合端面同士を互いに接合することによりトンネルの覆工体を構成するセグメントの接合箇所の位置決めを行う位置決め構造であって、
    互いに接合される前記接合端面のうちの一方の接合端面には、位置決め部材が設けられ、他方の接合端面には、嵌合凹部が形成され、
    前記位置決め部材は、前記嵌合凹部に嵌合可能な嵌合部を有し、該嵌合部は、その外周に、前記嵌合凹部の内面に当接して変形可能な複数の突出部を有していることを特徴とするセグメントの位置決め構造。
  2. 前記嵌合部は、先端へ向かって次第に窄まるテーパ形状に形成され、前記嵌合凹部は、前記嵌合部の外形と同一もしくは前記嵌合部の外形よりも僅かに小さく形成されていることを特徴とする請求項1記載のセグメントの位置決め構造。
  3. 少なくとも前記突出部は合成樹脂から形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のセグメントの位置決め構造。
  4. 前記嵌合部の突出部は、前記嵌合部の軸方向に沿ってかつ周方向へ間隔をあけて形成された突条であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のセグメントの位置決め構造。
  5. 前記嵌合部の突出部は、外周面から突出する突起であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のセグメントの位置決め構造。
  6. 前記嵌合部には、おねじが形成されたボルト部が設けられ、該ボルト部を前記接合端面に設けられためねじへねじ込むことにより前記接合端面から前記嵌合部が突出した状態に装着されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のセグメントの位置決め構造。
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