JP3474388B2 - セグメントの継手構造 - Google Patents

セグメントの継手構造

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JP3474388B2 JP01948197A JP1948197A JP3474388B2 JP 3474388 B2 JP3474388 B2 JP 3474388B2 JP 01948197 A JP01948197 A JP 01948197A JP 1948197 A JP1948197 A JP 1948197A JP 3474388 B2 JP3474388 B2 JP 3474388B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相互に複数連結
することにより掘削穴の軸方向に筒状壁体を構成するセ
グメントの継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トンネルを構築する方法としては、掘削
穴の内面側にセグメント(主にコンクリート製あるいは
スチール製)を組み立てて筒状壁体を構築する、いわゆ
るシールド工法が一般的である。このシールド工法に用
いられるセグメントとしては平面視長方形状で円弧版状
のものが主流であり、これらセグメント同士をボルトに
よって接合していた。このボルトでセグメント同士を接
合する構造としは、セグメントの接合面の近傍に、セグ
メントの接合面同士を当接させた際に、互いに連通する
孔部を有する継手板を埋め込んでおき、これら継手板の
孔部へボルトを挿通させ、このボルトへナットを締結さ
せて接合させる構造が一般的である。また、相互のセグ
メントにナット部材であるインサート金具を埋め込んで
おき、隣接するセグメントに貫通させたボルトを締結さ
せて互いに接合させる構造もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造では、構築現場にて継手の接合面に形成された孔部へ
ボルトを挿通させ、このボルトへナットを締結させた
り、相互のセグメントに埋め込んだインサート金具へボ
ルトを締結させるという極めて煩雑な作業を要するため
組立時間の短縮には限界があり、また、ロボットによる
自動組み付けへの適応が困難であった。さらには、二次
覆工を省略する場合にもボルト・ナットを取り付けるた
めにセグメントに形成したボルトボックスの閉塞作業を
行わなければならず、施工の高速化、省力化を目指す上
で新たな継手構造の開発が急務となっているのが現状で
あった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて容易にかつ確実にセグメント同士を相互に
接合させることが可能なセグメントの継手構造を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のセグメントの継手構造は、セグメン
トの互いの接合面同士をスライドさせることにより、こ
れら接合面同士を接合させるセグメントの継手構造であ
って、一方の接合面には、ベース板と、このベース板に
立設された棒体と、この棒体の先端部に設けられた前記
棒体よりも大径に形成された係止部とからなる雄継手を
有し、他方の接合面には、前記棒体が側方から嵌合可能
な切欠部が形成され、該切欠部に前記棒体をスライドさ
せて嵌合させながら、前記棒体の係止部と前記ベース板
との間へ嵌入することにより、前記係止部を裏面側に係
止させる係止板からなる雌継手を有し、前記棒体には、
前記ベース板と前記係止部との間隔を確保するスペーサ
が設けられ、該スペーサには、前記棒体への前記係止板
の嵌合方向と反対側に、前記棒体に加わる曲げ力を受け
止める支持部が設けられていることを特徴としている。
【0006】請求項2記載のセグメントの継手構造は、
請求項1記載のセグメントの継手構造において、前記ス
ペーサが、前記係止板の厚さ寸法と略同一幅寸法を有す
る金属板を、一方側を円弧状に屈曲し他方側を矩形状に
屈曲することにより形成されてなり、円弧状部分に前記
棒体が挿通され、矩形状部分が前記支持部とされている
ことを特徴としている。請求項3記載のセグメントの継
手構造は、請求項1記載のセグメントの継手構造におい
て、前記スペーサが、前記係止板の厚さ寸法と略同一厚
さ寸法を有する金属ブロックに、前記棒体が挿通可能な
貫通孔を形成してなり、前記支持部が金属ブロックの無
垢部分からなることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のセグメントの継手
構造の実施の形態を図によって説明する。図1〜図4に
おいて、符号1はセグメントである。このセグメント1
は、平面視台形状に形成されたコンクリート製のセグメ
ントであり、周方向への接合面2が、それぞれ掘削穴の
軸方向に対して傾斜された円弧版からなるもので、それ
ぞれ周方向へ接合させることにより、筒状壁体を構成す
るリングが構築されるようになっている。これらセグメ
ント1は、雄型セグメント1A、雌型セグメント1Bか
らなるもので、これら雄型セグメント1Aと雌型セグメ
ント1Bとが交互に周方向へ連結されている。雄型セグ
メント1Aには、雄継手3が設けられており、雌型セグ
メント1Bには、雄型セグメント1Aの雄継手3が接合
される雌継手4が設けられている。
【0008】雄継手3は、図5及び図6に示すように、
略中心に孔部5が形成されたベース板6と、このベース
板6の裏面側における前記孔部5との連通位置に固定さ
れた袋ナット7と、ベース板6の裏面側に固定された一
対の側板8と、ベース板6の表面側から孔部5へ挿通さ
れて袋ナット7へ締結させることによりベース板6側を
基端として突出された状態に固定されたボルト(棒体)
9とを有するもので、側板8には、この雄継手3をセグ
メント1へ固定するアンカー10が設けられている。そ
して、この雄継手3のボルト9のヘッド11が係止部と
されている。
【0009】この雄継手3のボルト9には、ワッシャ2
1が設けられており、このワッシャ21を介してスペー
サ22がボルト9に装着され、このスペーサ22によっ
てワッシャ21がボルト9のヘッド11の下部に支持さ
れているとともに、このボルト9のヘッド11の底部と
ベース板6との間隔が所定寸法に確保されている。この
ボルト9に装着されたワッシャ21は、雌継手4を構成
する後述の係止板13よりも硬質材料から形成されかつ
その下端側が周方向へわたって鋭角に形成されており、
このワッシャ21が切削部とされている。
【0010】また、ボルト9に装着されたスペーサ22
は、図7及び図8にも示すように、ボルト9が挿通され
るボルト挿通部22aと、このボルト挿通部22aと一
体に設けられた支持部22bとを有している。このスペ
ーサ22は、後述する係止板13の厚さ寸法と略同一幅
寸法の帯状の金属板を、一方側を円弧状に屈曲し他方を
矩形状に屈曲することにより形成されたものである。即
ち、金属板の中間部分を円弧状に屈曲するとともに両端
近傍部分を互いに近接する方向へ直角に屈曲し、両端部
を溶接によって互いに連結することにより形成されてい
る。このスペーサ22の両側部には、その中間部に内方
へ突出された突出部22cが形成されており、これら突
出部22cと円弧状部分とによって囲われた部分が、ボ
ルト9が挿通される前記ボルト挿通部22aとされ、互
いに近接する方向へ屈曲されて溶接によって接合された
矩形状部分が前記支持部22bとされ、この支持部22
b側が、雌継手4との嵌合方向と反対側におけるワッシ
ャ21とベース板6との間に配置されている。
【0011】雌継手4は、図5及び図6に示すように、
切欠部12が形成された係止板13を有するもので、こ
の係止板13の裏面側には一対の側板14が固定され、
これら側板14間には、断面L形状の底板15が設けら
れている。また、側板14には、この雌継手4をセグメ
ント1へ固定するアンカー16が設けられている。この
雌継手4の係止板13の切欠部12は、その端部近傍が
端部方向へ次第に広がるテーパ状に形成され、さらに、
切欠部12の端部近傍における係止板13の裏面側に
は、端部から次第に厚さを増す方向に傾斜したテーパ面
17が形成されている。そして、雄継手3のベース板6
とボルト9のヘッド11の下部に支持されたワッシャ2
1の底部との寸法が、上記構成の雌継手4を構成する係
止板13の厚さ寸法と略同一あるいは僅かに大きくされ
ている。
【0012】上記構成の雄継手3を有する雄型セグメン
ト1Aと、雌継手4を有する雌型セグメント1Bとを接
合させるには、これら雄型セグメント1Aと雌型セグメ
ント1Bとを互いにスライドさせて、雌型セグメント1
Bの雌継手4を構成する係止板13の切欠部12に雄型
セグメント1Aの雄継手3を構成するボルト9を係止さ
せる。このようにすると、ボルト9のヘッド11の下部
に支持されたワッシャ21の底部が係止板13のテーパ
面17に当接し、このテーパ面17の傾斜方向へ案内さ
れて係止板13の裏面側へ入り込む。そして、このよう
にワッシャ21の底部が係止板13の裏面側へ入り込む
と、ワッシャ21の切削部によって係止板13の裏面が
削られる。
【0013】そして、このボルト9とともに雄継手3が
雌継手4側へ引き寄せられ、雄型セグメント1Aと雌型
セグメント1Bとが、図9に示すように、互いの接合面
2が強固に圧接された状態に接合される。また、接合時
に削られる係止板13の一部が係止板13とワッシャ2
1の底部との間に入り込むことにより、これら雄継手3
と雌継手4とが強固に接合される。
【0014】ここで、上記のように、雌継手4を構成す
る係止板13の切欠部12に雄継手3を構成するボルト
9を嵌合させると、ボルト9には、嵌合方向へ向かって
曲げ力が加わるが、このボルト9に設けられたスペーサ
22には、嵌合方向と反対側にボルト9に設けられたワ
ッシャ21とベース板6との間に介在される支持部22
bが設けられているので、この支持部22bによってボ
ルト9に加わる曲げ力が受け止められる。つまり、支持
部22bを有するスペーサ22を装着しない状態あるい
は円筒形状のスペーサを装着した場合、図10に示すよ
うに、係止板13との嵌合時にボルト9が変形してしま
うが、本実施の形態例の場合は、前述したように、ボル
ト9に装着されたスペーサ22の支持部22bによって
ボルト9に加わる曲げ力が受け止められるので、ボルト
9の変形が確実に防止される。
【0015】以上、説明したように、本実施の形態のセ
グメントの継手構造によれば、雌型セグメント1Bの雌
継手4の係止板13に形成された切欠部12へ、雄型セ
グメント1Aの雄継手3に設けられたボルト9を差し込
むことにより、極めて容易に、ボルト9のヘッド11を
ワッシャ21を介して係止板13の裏面側へ係止させ
て、その係止力によって雄型セグメント1Aと雌型セグ
メント1Bとを周方向へ接合させてリングを構築するこ
とができる。これにより、従来のボルト・ナットによる
締結構造あるいはインサート金具へボルトを締結させる
締結構造と比較して、セグメント1同士の接合作業にか
かる労力を大幅に低減させることができるとともにロボ
ットによる自動組立の容易化を図ることができ、さらに
は、ボルトボックス等がないので、ボルトボックスの閉
塞作業を省略することができる。
【0016】また、ボルト9に装着されて、ボルト9の
ベース板6へのねじ込み量を規制するスペーサ22に
は、係止板13との嵌合時にボルト9が受ける曲げ力を
受け止める支持部22bが設けられているので、曲げ力
によるボルト9の変形を確実に防止することができ、こ
れにより、このボルト9と係止板13との嵌合を良好に
行うことができる。即ち、ボルト9が変形することによ
る係止板13との嵌合不良を確実に防止することができ
る。
【0017】しかも、雌継手4の係止板13の切欠部1
2近傍における裏面側がテーパ面17とされ、このテー
パ面17によって雄継手3のボルト9のヘッド11が係
止板13の裏面側へ案内されて配設されるので、これら
雄継手3のボルト9のヘッド11を雌継手4の係止板1
3の切欠部12へ係止させることにより、雌継手4と雄
継手3とを互いに引き寄せて、雌型セグメント1Bの接
合面2と雄型セグメント1Aの接合面2とを極めて強固
に接合させることができる。
【0018】また、接合時に、雄継手3のボルト9に設
けられたワッシャ21によって雌継手4の係止板13が
削られて、これら雄継手3と雌継手4とが強固に接合さ
れ、これにより、雌型セグメント1Bの接合面2と雄型
セグメント1Aの接合面2とを極めて強固に接合させる
ことができる。
【0019】図11及び図12に示すものは、他の構造
のスペーサ22である。このスペーサ22は、係止板1
3の厚さ寸法と略同一厚さ寸法の金属等のブロックに、
ボルト9が挿通されるボルト挿通部22aを形成したも
ので、その一部分が支持部22bとされている。そし
て、このスペーサ22によれば、支持部22bが無垢で
あるので、ボルト9に加わる曲げ力をさらに確実に受け
止めることができる。
【0020】なお、上記の例では、ボルト9のヘッド1
1の下部に、接合時に係止板13を削るワッシャ21を
設けたが、ワッシャ21を設けずにボルト9のヘッド1
1によって係止板13を削るようにしてもよい。なおま
た、上記実施の形態にて接合するセグメント1として
は、コンクリート製に限らず、スチール製でも良いこと
は勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のセグメ
ントの継手構造によれば、下記の効果を得ることができ
る。請求項1記載のセグメントの継手構造によれば、雌
継手の係止板に形成された切欠部へ、雄継手に設けられ
た棒体を側方から差し込むことにより、極めて容易に、
棒体の先端部の係止部を係止板の裏面側へ係止させて、
その係止力によってセグメント同士を接合させることが
できる。これにより、従来のボルト・ナットによる締結
構造あるいはインサート金具へボルトを締結させる締結
構造と比較して、セグメント同士の接合作業にかかる労
力を大幅に低減させることができるとともにロボットに
よる自動組立の容易化を図ることができ、さらには、ボ
ルトボックス等がないので、ボルトボックスの閉塞作業
を省略することができる。また、棒体に装着されたスペ
ーサには、係止板との嵌合時に棒体が受ける曲げ力を受
け止める支持部が設けられているので、係止板との嵌合
時における棒体の変形を確実に防止することができ、こ
れにより、この棒体と係止板との嵌合を良好に行うこと
ができる。即ち、棒体が変形することによる係止板との
嵌合不良を確実に防止することができる。
【0022】請求項2記載のセグメントの継手構造によ
れば、金属板を折り曲げ加工することにより、スペーサ
が形成されているので、このスペーサを容易に製造する
ことができるとともに、そのコストも低減させることが
できる。請求項3記載のセグメントの継手構造によれ
ば、金属ブロックの無垢部分が支持部とされているの
で、棒体に加わる曲げ力を支持部によってさらに良好に
受け止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構造
を説明する互いに接合されるセグメントの平面図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構造
を説明するセグメントの接合箇所の断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構造
を説明する雄継手を有する雄型セグメントの斜視図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構造
を説明する雌継手を有する雌型セグメントの斜視図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構造
を説明する雄継手及び雌継手の斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構造
を説明する雄継手及び雌継手の断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構造
に用いられるスペーサの構成及び形状を説明するボルト
及びスペーサの斜視図である。
【図8】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構造
に用いられるスペーサの構成及び形状を説明するスペー
サの平面図である。
【図9】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構造
を説明するセグメントの接合箇所の断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構
造にて用いられるスペーサをボルトに装着しない場合に
おける接合時のボルトの状態を説明する接合箇所の概略
側面図である。
【図11】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構
造に用いられるスペーサの他の例を説明するボルト及び
スペーサの斜視図である。
【図12】 本発明の実施の形態のセグメントの継手構
造に用いられるスペーサの他の例を説明するスペーサの
平面図である。
【符号の説明】
1 セグメント 1A 雄型セグメント 1B 雌型セグメント 2 接合面 3 雄継手 4 雌継手 6 ベース板 9 ボルト(棒体) 11 ヘッド(係止部) 12 切欠部 13 係止板 22 スペーサ 22b 支持部
フロントページの続き (72)発明者 岡山 奨 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石川島建材工業株式会社内 (72)発明者 仲野 明彦 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組 東京本社内 (72)発明者 松原 健太 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組 東京本社内 (72)発明者 小林 俊夫 静岡県富士宮市星山1040番地の4 小林 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−246798(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/04 E21D 11/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セグメントの互いの接合面同士をスライ
    ドさせることにより、これら接合面同士を接合させるセ
    グメントの継手構造であって、 一方の接合面には、ベース板と、このベース板に立設さ
    れた棒体と、この棒体の先端部に設けられた前記棒体よ
    りも大径に形成された係止部とからなる雄継手を有し、 他方の接合面には、前記棒体が側方から嵌合可能な切欠
    部が形成され、該切欠部に前記棒体をスライドさせて嵌
    合させながら、前記棒体の係止部と前記ベース板との間
    へ嵌入することにより、前記係止部を裏面側に係止させ
    る係止板からなる雌継手を有し、 前記棒体には、前記ベース板と前記係止部との間隔を確
    保するスペーサが設けられ、 該スペーサには、前記棒体への前記係止板の嵌合方向と
    反対側に、前記棒体に加わる曲げ力を受け止める支持部
    が設けられていることを特徴とするセグメントの継手構
    造。
  2. 【請求項2】 前記スペーサは、前記係止板の厚さ寸法
    と略同一幅寸法を有する金属板を、一方側を円弧状に屈
    曲し他方側を矩形状に屈曲することにより形成されてな
    り、円弧状部分に前記棒体が挿通され、矩形状部分が前
    記支持部とされていることを特徴とする請求項1記載の
    セグメントの継手構造。
  3. 【請求項3】 前記スペーサは、前記係止板の厚さ寸法
    と略同一厚さ寸法を有する金属ブロックに、前記棒体が
    挿通可能な貫通孔を形成してなり、前記支持部が金属ブ
    ロックの無垢部分からなることを特徴とする請求項1記
    載のセグメントの継手構造。
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