JP4338735B2 - 測位方法及び移動通信端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、測位方法及び移動通信端末装置に係り、より詳しくは、移動通信端末装置の現在位置を測位する測位方法及び当該測位方法を使用する移動通信端末装置に関する。
従来から、携帯電話等の移動通信端末装置が広く普及している。こうした移動通信端末装置の機能や性能の向上は目覚しく、移動通信端末装置としての必須機能である通話機能や電子メール(以下、単に「メール」と呼ぶ)の送受信機能に加えて、移動通信端末装置の現在位置を計測する測位機能を有するものが登場してきている。
こうした移動通信端末装置における測位として、高精度の測位が可能なGPS(Global Positioning System)衛星を用いた測位(以下、「GPS測位」と呼ぶ)がある。GPS測位としては、自動車のカーナビゲーションシステム等に利用されているように、自らが全天サーチを天頂付近から順次行って、測位のために必要な数のGPS衛星を捕捉し、現在位置の算出を行う自律型GPS測位がある(特許文献1等参照)。
これに対して、ネットワークに接続されたGPS測位アシストサーバからGPS衛星の捕捉用情報を含むアシスト情報を取得することにより、全天サーチを行わなくともGPS衛星を捕捉することができるようにするアシストGPS測位も実用化されている(特許文献2等参照)。このアシストGPS測位では、利用者からGPS測位指令がなされると、まず、移動通信端末装置が、GPS測位アシストサーバからネットワークを介してアシスト情報を取得する。引き続き、移動通信端末装置が、取得したアシスト情報におけるGPS衛星の捕捉用情報を利用してGPS衛星を捕捉し、捕捉したGPS衛星が発する電波を観測する。そして、移動通信端末装置が、観測結果に基づいて、現在位置を算出する。こうして行われるアシストGPS測位によれば、自律型GPS測位と比べて、連続的な測位における初回の測位や単発的な測位におけるGPS衛星の捕捉までの時間を飛躍的に短縮化することができるので、測位を迅速に行うことができる。
特開平10−282205号公報 特開2002−196063号公報
上述した従来のアシストGPS測位は、測位精度と、自律型GPS測位からの測位時間の短縮という観点からは、非常に優れたものである。しかしながら、自律型GPS測位と比べて測位時間の短縮化が図られているものの、従来のアシストGPS測位による測位時間は、利用者にとってはまだまだ長く感じるものであった。このため、アシストGPS測位による測位時間の更なる短縮化が求められている。
ところで、従来のアシストGPS測位では、連続的な測位における初回の測位や単発的な測位において、利用者によるGPS測位指令後のアシスト情報の取得動作を行うが、この取得動作時間が、全体の測位時間において無視することができない割合を占めていた。そこで、アシストGPS測位におけるアシスト情報取得の短縮化のために、利用者によるGPS測位指令がなされない場合であっても、自動的にアシスト情報を取得しておき、後になされる可能性がある利用者からのGPS測位指令に備えておくことが考えられる。
しかしながら、アシスト情報には、測位時に必要な粗い精度の現在位置及びGPS衛星の軌道情報が含まれているが、GPS衛星がいわゆる静止衛星ではないので、一定の時間が経過すると、先に取得したアシスト情報におけるGPS衛星の軌道情報が有効ではなくなってしまい、新たなアシスト情報の取得が必要となる。また、移動通信端末装置が移動することにより現在位置が変化して在圏するセルが変わると、先に取得したアシスト情報における測位時に必要な粗い精度の現在位置が有効ではなくなってしまい、新たなアシスト情報の取得が必要となる。したがって、ある時点でアシスト情報を取得したとしても、任意的になされる利用者によるGPS測位指令があったときに、その取得したアシスト情報が利用できるとは限らない。
このため、新たに利用者によるGPS測位指令があった場合に備えるために、上記の一定の時間の経過又は在圏するセルの変化があった場合には、常に、測位において有効に利用可能な新たなアシスト情報を取得しておくことが考えられる。しかし、アシスト情報の取得には通信料が発生することから、行われる可能性が高いとはいえないGPSのために常に有効に利用可能なアシスト情報を取得しておくこととすると、明示的に認識しているとはいえない経済的な負担を利用者にかけることになる。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、移動通信端末装置の現在位置の測位に際して、利用者の利便性を向上した測位を行うことができる測位方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、現在位置の測位に際して、利用者の利便性を向上することができる移動通信端末装置を提供することを目的とする。
本発明の測位方法は、移動通信端末装置の現在位置を測位する測位方法であって、前記移動通信端末装置が、利用者による測位指令に先立って、GPS衛星からの信号に基づいて行うGPS測位に利用するアシスト情報を取得すべき事前取得条件が満たされているか否かを判定するアシスト情報取得判定工程と;前記アシスト情報取得判定工程における判定結果が肯定的であった場合に、前記移動通信端末装置が、前記アシスト情報の要求であるアシスト情報要求を、アシストサーバへ向けて送信するアシスト情報要求送信工程と;前記アシスト情報要求に応答して、前記アシストサーバから返送されてきたアシスト情報を前記移動通信端末装置が受信するアシスト情報受信工程と;を備え、前記事前取得条件には、前記移動通信端末装置において実行されるアプリケーションのヘッダ部に配置され、前記アプリケーションの作成者により設定されるとともに、前記アプリケーションの起動時に参照される所定パラメータの値が、前記アプリケーションの実行中に前記GPS測位が行われる可能性が高いことを示す値に設定されていることが含まれる、ことを特徴とする測位方法である。
この測位方法では、アシスト情報取得判定工程において、移動通信端末装置が、利用者による測位指令に先立って、GPS衛星からの信号に基づいて行うGPS測位に利用するアシスト情報を取得すべき事前取得条件が満たされているか否かを判定する。ここで、当該事前取得条件には、移動通信端末装置において実行されるアプリケーションのヘッダ部に配置され、当該アプリケーションの作成者により設定されるとともに、当該アプリケーションの起動時に参照される所定パラメータの値が、当該アプリケーションの実行中にGPS測位が行われる可能性が高いことを示す値に設定されていることが含まれる。
アシスト情報取得判定工程における判定結果が肯定的であった場合には、アシスト情報要求送信工程において、アシスト情報の要求であるアシスト情報要求が、アシストサーバへ向けて送信される。このアシスト情報要求に対する応答として、アシストサーバからアシスト情報が返送されてくると、移動通信端末装置では、アシスト情報受信工程において、当該アシスト情報を受信する。そして、移動通信端末装置では、当該アシスト情報を保持し、利用者によるGPS測位指定に備える。
したがって、本発明の測位方法によれば、移動通信端末装置の現在位置の測位に際して、利用者の利便性を向上した測位を行うことができる。
また、アプリケーションの作成者が、当該アプリケーションの内容に応じて、当該アプリケーションが測位動作を行う可能性の情報を所定のパラメータの値として設定しておくことにより、当該アプリケーションの起動時に当該所定のパラメータの値を参照することにより、アプリケーション実行中にGPS測位を行う可能性が高いか否かの推定を精度良くすることができる。そして、この推定結果が肯定的であった場合には、アプリケーションの起動後短期間のうちになされる可能性が高いアプリケーション実行中における利用者によるアシストGPS測位指定に備えることができるとともに、通信料の発生を合理的に抑制することができる。
本発明の測位方法では、前記アシスト情報を、利用者による測位指令の有無にかかわらず、前記移動通信端末装置が継続的に保有すべき期間であるアシスト情報保有期間を設定する期間設定工程を更に備え、前記事前取得条件には、前記アシスト情報保有期間の開始時点において、前記移動通信端末装置が前記アシスト情報を保有していないことが更に含まれるようにすることができる。
この場合には、期間設定工程において、移動通信端末装置の利用者の指令に応じて、利用者による測位指令の有無にかかわらず移動通信端末装置がアシスト情報を継続的に保有すべき期間であるアシスト情報保有期間を設定する。この後、アシスト情報取得判定工程では、前記アシスト情報保有期間中において、アシスト情報保有期間の開始時点において、移動通信端末装置が前記アシスト情報を保有していないことを含めて、事前取得条件が満たされたか否かが判定される。すなわち、アシスト情報保有期間中においては、現時点においてアシストGPS測位を行うに際して利用可能なアシスト情報を移動通信端末装置が保有していないか否かが判定される。この判定の結果が否定的な場合には、アシスト情報取得判定工程における判定が繰り返される。
アシスト情報取得判定工程における判定結果が肯定的であった場合には、上述のようにして、アシスト情報の取得動作が実行される。この結果、利用者が測位を行う可能性が高く、正確且つ迅速な測位のためには通信料の発生もやむなしとして設定したアシスト情報保有期間中には、常時、アシストGPS測位に利用可能なアシスト情報を保有している状態とすることができる。なお、利用者が測位を行う可能性が低いアシスト情報保有期間以外の期間には、GPS測位指令があった場合にのみ、通信料の発生するアシスト情報の取得を行う。したがって、通信料の発生を合理的に抑制しつつ、利用者の利便性を向上した現在位置の測位を行うことができる。
ここで、アシスト情報保有期間を、様々な態様で設定するようにすることができる。例えば、前記アシスト情報保有期間を、前記期間設定工程において前記アシスト情報保有期間が設定された時点から指定された時間が経過するまでの期間とすることができる。また、前記アシスト情報保有期間を、前記期間設定工程において設定された開始時刻から終了時刻までの期間とすることができる。
また、前記事前取得条件には、前回のアシスト情報の取得後に、前記移動通信端末装置が前記アシスト情報保有期間内に在圏したセルの数が複数となったことが更に含まれることとすることができる。この場合には、移動通信端末装置の移動の結果、先に取得したアシスト情報を更新することが必要なると、新たなアシスト情報が取得される。
また、前記事前取得条件には、前回に取得したアシスト情報の有効期間が、前記アシスト情報保有期間内に満了したことが更に含まれることとすることができる。この場合には、時間の経過に伴って、前回に取得したアシスト情報の有効期間が満了し、当該アシスト情報が無効となると、新たなアシスト情報が取得される。
本発明の移動通信端末装置は、現在位置を測位する移動通信端末装置であって、利用者による測位指令に先立って、GPS衛星からの信号に基づいて行うGPS測位に利用するアシスト情報を取得すべき事前取得条件が満たされているか否かを判定するアシスト情報取得判定手段と;前記アシスト情報取得判定手段による判定結果が肯定的であった場合に、前記アシスト情報の要求であるアシスト情報要求を、アシストサーバへ向けて送信するアシスト情報要求送信手段と;前記アシスト情報要求に応答して、前記アシストサーバから返送されてきたアシスト情報を受信するアシスト情報受信手段と;前記アシスト情報受信手段により受信したアシスト情報を記憶するアシスト情報記憶手段と;を備え、前記事前取得条件には、前記移動通信端末装置において実行されるアプリケーションのヘッダ部に配置され、前記アプリケーションの作成者により設定されるとともに、前記アプリケーションの起動時に参照される所定パラメータの値が、前記アプリケーションの実行中に前記GPS測位が行われる可能性が高いことを示す値に設定されていることが含まれる、ことを特徴とする移動通信端末装置である。
この移動通信端末装置では、アシスト情報取得判定手段が、現時点から短期間のうちに、GPS衛星からの信号に基づいて行うGPS測位を行う可能性が高く、かつ、GPS測位に利用するアシスト情報を取得すべき事前取得条件が満たされているか否かを判定する。ここで、当該事前取得条件には、移動通信端末装置において実行されるアプリケーションのヘッダ部に配置され、当該アプリケーションの作成者により設定されるとともに、当該アプリケーションの起動時に参照される所定パラメータの値が、当該アプリケーションの実行中にGPS測位が行われる可能性が高いことを示す値に設定されていることが含まれる。
アシスト情報取得判定手段による判定結果が肯定的であった場合には、アシスト情報要求送信手段が、アシスト情報の要求であるアシスト情報要求をアシストサーバへ向けて送信する。このアシスト情報要求に対する応答として、アシストサーバからアシスト情報が返送されてくると、アシスト情報受信手段が、当該アシスト情報を受信する。そして、移動通信端末装置では、当該アシスト情報をアシスト情報記憶手段に記憶し、その後短期間のうちに行われる可能性が高い利用者によるGPS測位指定に備える。
すなわち、本発明の移動通信端末装置では、上述した本発明の測位方法を使用して、現在位置の測位を行うことができる。したがって、本発明の移動通信端末装置によれば、利用者の利便性を向上した現在位置の測位を行うことができるとともに、通信料の発生を合理的に抑制することができる。
本発明の移動通信端末装置では、前記アシスト情報を、利用者による測位指令の有無にかかわらず、前記移動通信端末装置が継続的に保有すべき期間であるアシスト情報保有期間を設定する期間設定手段を更に備え、前記事前取得条件には、前記アシスト情報保有期間の開始時点において、前記アシスト情報記憶手段に前記アシスト情報が記憶されていないことが更に含まれるようにすることができる。
この場合には、期間設定手段が、利用者の指令に応じて、利用者による測位指令の有無にかかわらず移動通信端末装置がアシスト情報を継続的に保有すべき期間であるアシスト情報保有期間を設定する。この後、アシスト情報取得判定手段が、アシスト情報保有期間中において、アシスト情報保有期間の開始時点において、移動通信端末装置が前記アシスト情報を保有していないことを含めて、事前取得条件が満たされたか否かを判定する。そして、この判定結果が肯定的であった場合には、アシスト情報要求送信手段が、GPS測位に利用するアシスト情報の要求であるアシスト情報要求を、アシストサーバへ向けて送信する。このアシスト情報要求に対する応答として、アシストサーバからアシスト情報が返送されてくると、アシスト情報受信手段が当該アシスト情報を受信する。そして、当該アシスト情報がアシスト情報記憶手段に記憶される。このため、アシスト情報保有期間中について、現時点から短期間のうちになされる可能性が高い利用者によるアシストGPS測位指令に備えることができる。したがって、通信料の発生を合理的に抑制しつつ、利用者の利便性を向上した現在位置の測位を行うことができる。
ここで、前記事前取得条件には、前回のアシスト情報の取得後に前記アシスト情報保有期間内に在圏したセルの数が複数となったこと、及び、前回に取得したアシスト情報の有効期間が前記アシスト情報保有期間内に満了したことの少なくとも一方が更に含まれることとすることができる。
以上説明したように、本発明の測位方法によれば、移動通信端末装置の現在位置の測位に際して、利用者の利便性を向上した測位を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明の移動通信端末装置によれば、利用者の利便性を向上した現在位置の測位を行うことができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る携帯電話装置を含む測位システムの構成を模式的に示す図である。 図1の携帯電話装置の正面側外観を概略的に示す図である。 図1の携帯電話装置の背面側外観を概略的に示す図である。 図1の携帯電話装置の機能ブロック図である。 図3の制御部で実行されるプログラムの構成を説明するための図である。 図4のアプリケーションの構成を説明するための図である。 図1の測位アシストサーバの機能ブロック図である。 図2A及び図2Bの携帯電話装置による測位動作を説明するためのシーケンス図である。 図7のアシスト情報の事前取得処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る携帯電話装置の正面側外観構成を概略的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係る携帯電話装置の背面側外観構成を概略的に示す図である。 図9A及び図9Bの携帯電話装置の機能ブロック図である。 図10の制御部で実行されるプログラムの構成を説明するための図である。 図9A及び図9Bの携帯電話装置による測位動作を説明するためのシーケンス図である。 図12のアシスト情報保有期間設定の処理における画面表示例を説明するための図である。 図12のアシスト情報の事前取得処理を説明するためのフローチャートである。 アシスト情報保有期間における画面表示例を説明するための図である。
《第1実施形態》
以下、本発明の第1実施形態を、図1〜図8を参照しつつ説明する。なお、これらの図においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る移動通信端末装置である携帯電話装置10Aを含む測位システム100の構成が模式的に示されている。図1に示されるように、この測位システム100は、(a)携帯電話装置10Aと、(b)携帯電話装置10Aと無線通信を行う基地局42を介して、携帯電話装置10Aが接続されるネットワーク41と、(c)ネットワーク41に接続された測位アシストサーバ50とを備えている。ここで、携帯電話装置の数及び基地局の数は、一般に多数であるが、図1では、1つの携帯電話装置10Aと、1つの基地局42とが代表的に示されている。
図2A及び図2Bには、携帯電話装置10Aの外観構成が概略的に示されている。図2A及び図2Bに示されるように、携帯電話装置10Aは、(a)後述する制御部21(図3参照)を備える携帯電話本体11と、(b)電話番号を入力するためのテンキー、及び、動作モードの切替等の各種指令を制御部21に入力するためのファンクションキーを有する操作部12と、(c)制御部21による指令に応じて、操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示部13とを備えている。また、携帯電話装置10Aは、(d)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、(e)集音時に音を入力したり、通話時に音声を入力したりするためのマイクロフォン15と、(f)制御部21による指令に応じて、着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16とを備えている。さらに、携帯電話装置10Aは、(g)基地局との間で無線信号を授受するためのアンテナ17を備えている。
ここで、携帯電話本体11は、図3に示されるように、その内部に、(i)携帯電話本体11の全体の動作を統括制御する制御部21と、(ii)制御部21による制御のもとで、GPS衛星からの電波を受信するためのGPS用アンテナ22Aを有し、GPS衛星からの電波を受信するGPS受信部22とを備えている。また、携帯電話本体11は、その内部に、(iii)リードオンリメモリ(ROM)やランダムアクセスメモリ(RAM)等に構成された記憶部23と、(iv)基地局42との間で通信を行うための無線送受信部24とを備えている。
制御部21は、中央処理装置(CPU)、デジタル信号処理装置(DSP)等を備えており、一般的な携帯電話機能を実現するために、様々なデータ処理を行うとともに、上述した他の構成要素の動作制御を行うようになっている。この制御部21において実行されるプログラム等のソフトウエアの構成は、図4に示されるようになっている。
すなわち、制御部21におけるソフトウエアは、(i)携帯電話としての基本機能である通話機能、メール機能、文字入力機能を実現するとともに、上述した各種のハードウエア資源の制御を行う基本処理部31Aと、(ii)ゲーム等の様々なコンテンツを利用者に提供するためのアプリケーション33と、(iii)基本処理部31Aとアプリケーション33との間に位置し、アプリケーション33の実行環境を提供する実行環境部32とから構成されている。ここで、実行環境部32は、アプリケーション33と基本処理部31Aとの間のコマンド変換、アプリケーション33の管理等のアプリケーション実行のためのソフトウエア資源を提供する一組のプログラムである。
基本処理部31Aは、測位可能性判定部36を備えている、この測位可能性判定部36は、アプリケーション33の起動時に、アプリケーション33の実行中に、利用者の指令に応じて、GPS衛星からの信号に基づいて行うGPS測位の要求を行う可能性が高いか否かを判定する。
また、アプリケーション33は、図5に示されるように、ヘッダ部と、プログラム部とを備えている。そして、ヘッダ部の所定位置には、測位可能性フラグ(MPF)が配置されている。本実施形態では、測位可能性フラグ(MPF)は、アプリケーション33の実行中に、利用者の指令に応じて、GPS測位を行う可能性が高い場合にはオンに設定され、当該可能性が高くない場合にはオフに設定されるようになっている。
なお、基本処理部31A及び実行環境部32は、携帯電話装置10Aの工場出荷時から携帯電話に実装されている。一方、アプリケーション33は、工場出荷時から予め実装されていることもあるし、操作者による操作部12の操作によって無線送受信部24等からダウンロードされた後に実装されることもある。また、携帯電話装置10Aにおけるアプリケーションの数は1つに限られる訳ではなく、通常は携帯電話装置10A内に存在しているが、図4においては、模式的に1つのアプリケーション33のみが示されている。
基本処理部31Aと実行環境部32との間では、アプリケーション33に関連して、要求、応答、イベント発生等の情報が適宜やり取りされるようになっている。また、実行環境部32とアプリケーション33との間では、アプリケーション33からの各種の要求が実行環境部32に通知されるとともに、実行環境部32から応答やイベント発生が通知されるようになっている。
図3に戻り、制御部21は、無線送受信部24を介して測位アシストサーバ50から取得したアシスト情報を利用して携帯電話装置10Aの現在位置の測位を行う測位部26を備えている。この測位部26は、アシスト情報要求送信部27と、アシスト情報要求受信部28と、アシスト情報記憶部29とを備えている。ここで、アシスト情報要求送信部27は、測位アシストサーバ50へ向けて、GPS測位に利用するアシスト情報の要求であるアシスト情報要求を送信する。また、アシスト情報受信部28は、アシスト情報要求送信部27から送信されたアシスト情報要求に応答してアシストサーバから返送されてきたアシスト情報を受信する。また、アシスト情報記憶部29は、アシスト情報受信部28が受信したアシスト情報を記憶する。
なお、制御部21では、アシスト情報記憶部29にアシスト情報が記憶されると、無線送受信部24を介して在圏しているセルの基地局及び記憶後の経過時間を監視する。そして、アシスト情報の記憶後に、携帯電話装置10Aの移動にともない、携帯電話装置10Aが在圏したセルの数が複数となり、アシスト情報記憶部29に記憶されたアシスト情報を現在位置のGPS測位に利用することが適当ではなくなると、アシスト情報記憶部29内のアシスト情報は一部更新の必要が発生し、GPS測位に際しての利用ができなくなる。また、アシスト情報記憶部29へのアシスト情報の格納後に所定の時間(約2時間)が経過して当該アシスト情報(より詳しくは、アシスト情報におけるGPS衛星の軌道情報)の有効期間が満了し、当該アシスト情報は無効となり、GPS測位に際しての利用ができなくなる。こうしたアシスト情報記憶部29内のアシスト情報を現在位置のGPS測位に際して利用できるか否かの情報は、上述した基本処理部31Aが取得できるようになっている。
また、アシスト情報記憶部29内にGPS測位に利用可能なアシスト情報が存在する場合であっても、新たなアシスト情報要求に対して返送されてきた新たなアシスト情報を受信すると、アシスト情報記憶部29内のアシスト情報を新たなアシスト情報に置き換える。
測位部26が、基本処理部31AからGPS測位指令を受けてGPS測位を行う場合には、測位部26は、アシスト情報記憶部29に記憶されたアシスト情報を利用して、GPS衛星からの電波を観測するようになっている。ここで、GPS測位を行う際には、測位部26は、4つ以上のGPS衛星を捕捉して行われる。
なお、基本処理部31AからGPS測位指令を受けたときに、アシスト情報記憶部29内にGPS測位に利用可能なアシスト情報が存在している場合には、測位部26は、そのアシスト情報を利用してGPS測位を行う。一方、基本処理部31AからGPS測位指令を受けたときに、アシスト情報記憶部29内にGPS測位に利用可能なアシスト情報が存在しない場合には、測位部26では、アシスト情報要求送信部27が測位アシストサーバ50へ向けてアシスト情報要求を送信し、当該アシスト情報要求に応答してアシストサーバから返送されてきたアシスト情報をアシスト情報受信部28で受信する。そして、受信されたアシスト情報がアシスト情報記憶部29に格納される。この後、測位部26は、そのアシスト情報を利用してGPS測位を行う。
測位アシストサーバ50は、図6に示されるように、(i)測位アシストサーバ50の全体の動作を統括制御する制御処理装置51と、(ii)GPS衛星からの電波を受信するためのアンテナ52と、(iii)各種プログラムや各種データを格納する記憶装置53と、(iv)ネットワーク41を介した通信を行うための送受信装置54とを備えている。ここで、制御処理装置51は、(i)送受信装置54を介したアシスト情報要求を受けて、アシスト情報を導出するアシスト情報導出部56と、(ii)アシスト情報導出部56により導出されたアシスト情報を、送受信装置54、ネットワーク41等を介して、アシスト情報要求を行った端末装置へ通知するアシスト情報通知部57とを備えている。
アシスト情報導出部56は、送受信装置54を介してアシスト情報要求を受けると、アシスト情報要求のパラメータとして指定された基地局識別子に対応する基地局位置情報を記憶装置53から読み出す。そして、アシスト情報導出部56は、読み出された基地局位置に応じたセル内における位置算出機能を有する端末装置のための捕捉用情報及び位置算出用情報というアシスト情報を導出する。
アシスト情報通知部57は、アシスト情報導出部56により導出されたアシスト情報を受ける。そして、アシスト情報通知部57は、アシスト情報要求を行った端末装置へアシスト情報を通知する。
このように構成された測位アシストサーバ50は、アンテナ52を用いて、常にGPS衛星を観測しており、GPS衛星に関する各種情報を刻々収集している。そして、ネットワーク41に接続された端末装置からアシスト情報要求を受けると、GPS測位のためのアシスト情報を通知するようになっている。
以上のように構成された携帯電話装置10Aにおける、現在位置の測位動作について、主に図7及び図8を参照し、適宜他の図面を参照しつつ説明する。なお、前提として、現在位置の測位は、アプリケーション33の実行中における利用者の操作部12の操作によるGPS測位指令に応じて行われるものとする。
図7に示されるように、利用者の操作部12の操作によるアプリケーション33の起動指令がなされると、携帯電話装置10Aは、ステップS20において、アプリケーション33の起動処理を行う。この起動処理が終了すると、ステップS30において、アプリケーション33が実行される。
上記のステップS20における起動処理、及び、場合によっては上記のステップS30におけるアプリケーション33の実行と並行して、携帯電話装置10Aは、ステップS10において、GPS測位に利用するアシスト情報の事前取得処理を行う。このアシスト情報の事前取得処理では、図8に示されるように、まず、ステップS11において、基本処理部31Aの測位可能性判定部36が、上述したアプリケーション33のヘッダ部における測位可能性フラグ(MPF)を読み出す。引き続き、ステップS12において、測位可能性判定部36は、読み出された測位可能性フラグ(MPF)に基づいて、アプリケーション33の実行中に現在位置の測位を行う可能性が高いか否かの判定を行う。
ステップS12における判定結果が否定的であった場合には、アシスト情報の事前取得を行うことなく、処理が終了する。一方、ステップS12における判定結果が肯定的であった場合には、処理はステップS13へ移行する。このステップS13においては、測位可能性判定部36が、アシスト情報記憶部29内に有効なアシスト情報が記憶されているか否かを更に判定する。
ステップS13における判定結果が肯定的であった場合には、アシスト情報の事前取得を行うことなく、処理が終了する。一方、ステップS13における判定結果が否定的であった場合には、処理はステップS14へ移行する。
ステップS14では、まず、基本処理部31Aが測位部26のアシスト情報要求送信部27に対して、アシスト情報要求の送信を指令する。この指令を受けたアシスト情報要求送信部27は、携帯電話装置10Aが在圏しているセルの基地局42の識別子をパラメータとするアシスト情報要求を、無線送受信部24、基地局42及びネットワーク41を介して、測位アシストサーバ50へ向けて送信する。この後、アシスト情報の返送待状態となる。
図7に戻り、このアシスト情報要求を測位アシストサーバ50が受信すると、ステップS40において、測位アシストサーバ50がアシスト情報導出処理を行う。このアシスト情報導出処理では、まず、測位アシストサーバ50における制御処理装置51のアシスト情報導出部56が、送受信装置54を介して受信したアシスト情報要求に基づいて、パラメータで指定された基地局42の識別子と対応して記憶装置53内に記憶されている基地局42の位置情報を読み出す。引き続き、アシスト情報導出部56は、読み出された基地局42の位置情報に基づいて、携帯電話装置10AがGPS測位のために必要とする衛星の捕捉用情報及び位置算出用情報をアシスト情報として導出する。そして、アシスト情報導出部56は、導出されたアシスト情報をアシスト情報通知部57へ送る。このアシスト情報を受けたアシスト情報通知部57は、送受信装置54、ネットワーク41及び基地局42を介して、アシスト情報を携帯電話10Aへ向けて送信する。
図8に戻り、携帯電話装置10Aでは、測位アシストサーバ50からアシスト情報が返送されると、ステップS10のアシスト情報の事前取得処理では、ステップS15において、測位部26のアシスト情報受信部28が、アシスト情報を受信する。そして、ステップS16において、アシスト情報受信部28が受信したアシスト情報が、アシスト情報記憶部29に格納される。こうして、ステップS10の処理が終了する。
なお、図7には、ステップS10の処理において、携帯電話装置10Aからアシスト情報要求が送信される場合、すなわち、上述の図8におけるステップS12における判定結果が肯定的であった場合の処理シーケンスが示されている。一方、ステップS12における判定結果が否定的であった場合には、ステップS10の処理において、携帯電話装置10Aからはアシスト情報要求が送信されない。これに伴い、測位アシストサーバ50におけるステップS40の処理及び測位アシストサーバ50からのアシスト情報の送信は行われない。
図7に戻り、ステップS10においてアシスト情報が取得された後、アプリケーション33の実行中に、利用者の操作部12の操作によるGPS測位指令がなされると、測位部26がアシストGPS測位を行う。このアシストGPS測位において、アシスト情報記憶部29内のアシスト情報が利用可能であれば、測位部26は、当該アシスト情報を利用して、GPS衛星の捕捉、及び、GPS衛星からの電波の観測結果に基づく現在位置の算出を行う。そして、算出された現在位置の測位結果が表示部13に表示される等して、利用者に提供される。
なお、ステップS10においてアシスト情報が取得されなかった場合、又は、ステップS10においてアシスト情報が取得されたが、当該アシスト情報がGPS測位に利用できなくなった後におけるアプリケーション33の実行中に、利用者の操作部12の操作によるGPS測位指令がなされた場合には、測位部26は、アシスト情報の新たな取得をして、GPS測位を行う。ここで、測位部26によるアシスト情報の新たな取得は、上述した図8におけるステップS14〜ステップS16の処理と同様の処理を測位部26が行うことによりなされる。
ここで、ステップS10においてアシスト情報が取得されたが、当該アシスト情報がGPS測位に利用できなくなる条件としては、(a)携帯電話装置10Aの移動にともない、携帯電話装置10Aが在圏したセルの数が複数となり、アシスト情報記憶部29に記憶されたアシスト情報を利用することが適当ではなくなる、及び、(b)アシスト情報記憶部29に格納されたアシスト情報の有効期間が満了し、当該アシスト情報が無効となる、の2種類の条件がある。これら2種類の条件のいずれかが成立したか否かは、上述したように、測位部26が監視しており、基本処理部31Aに報告するようになっている。
以上説明したように、本第1実施形態では、利用者の指定によりアプリケーション33が起動されると、当該アプリケーション33の起動動作と並行して、測位可能性判定部36が、当該アプリケーション33の実行中に、利用者の指令に応じて、GPS衛星からの信号に基づいて行うGPS測位の要求を行う可能性が高いか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合には、測位可能性判定部36が、更に、アシスト情報記憶部29内に有効なアシスト情報が存在するか否かを判定する。そして、この判定の結果が肯定的であった場合には、アシスト情報要求送信部27が、GPS測位に利用するアシスト情報の要求であるアシスト情報要求を、測位アシストサーバ50へ向けて送信される。
このアシスト情報要求に対する応答として、測位アシストサーバ50からアシスト情報が返送されてくると、携帯電話装置10Aでは、アシスト情報受信部28が、当該アシスト情報を受信し、アシスト情報記憶部29内に記憶する。こうして、アシスト情報記憶部29内に記憶後し、アプリケーション33の起動後短期間のうちになされる可能性が高いアプリケーション実行中における利用者によるアシストGPS測位指定に備える。
したがって、本第1実施形態によれば、移動通信端末装置の現在位置の測位に際して、通信料の発生を合理的に抑制しつつ、利用者の利便性を向上した測位を行うことができる。
また、本第1実施形態では、測位可能性判定部36が、アプリケーション33が有する測位可能性情報(MPF)の値に基づいて、アプリケーション33がGPS測位の要求を行う可能性が高いか否かを判定する。このため、アプリケーション33の作成者が、当該アプリケーション33の内容に応じて、当該アプリケーション33が測位動作を行う可能性を、測位可能性フラグ(MPF)の値として指定しておくことができるので、精度良くGPS測位の要求を行う可能性が高いか否かを判定することができる。
なお、本第1実施形態では、測位可能性情報として、オン又はオフという2値情報を担った測位可能性フラグ(MPF)を使用した。これに対して、測位可能性情報を多値情報とし、利用者により設定される閾値との大小を判定することにより、アプリケーション33がGPS測位の要求を行う可能性が高いか否かを判定することとすることもできる。
また、本第1実施形態では、アプリケーション起動時に、測位可能性フラグ(MPF)に基づいて、アプリケーション33の実行中に現在位置の測位を行う可能性が高いと判定された場合に、さらに、アシスト情報記憶部29内に有効なアシスト情報が記憶されているか否かを更に判定することとした。これに対して、アプリケーション起動時には、測位可能性フラグ(MPF)に基づく判定のみを行い、アプリケーション33の実行中に現在位置の測位を行う可能性が高いと判定された場合には、アシスト情報記憶部29内に有効なアシスト情報が記憶されているか否かにかかわらず、新たにアシスト情報を取得するようにすることができる。この場合には、携帯電話装置10Aが大きく移動しないときには、アプリケーション33の起動からのアシスト情報の有効期間を保証することができる。このため、携帯電話装置10Aが大きく移動しないときには、アプリケーション起動から短時間のうちに測位を行う際に新たなアシスト情報の取得から始めなければならない事態の発生を防止することができる。
また、本第1実施形態では、携帯電話装置の現在位置の測位に本発明を適用したが、携帯電話装置以外の移動通信端末装置に本発明を適用することができるのは勿論である。
《第2実施形態》
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、前述の第1実施形態の場合と同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態の携帯電話装置10Bは、図9A、図9B及び図10に示されるように、前述した第1実施形態の携帯電話装置10Aと同様に構成されるが、図11に示されるように、第1実施形態における基本処理部31Aに代えて、基本処理部31Bが制御部21で実行される点が相違している。この基本処理部31Bは、アシスト情報保有期間設定部37と、アシスト情報取得条件判定部38とを備えている。
アシスト情報保有期間設定部37は、携帯電話装置10Bの現在位置のGPS測位に際して利用するためのアシスト情報を、利用者からのGPS測位指令の有無にかかわらず、継続的に保有すべき期間であるアシスト情報保有期間を設定する。また、アシスト情報取得条件判定部38は、アシスト情報を新たに取得すべき条件が満たされたか否かを判定する。ここで、アシスト情報取得条件判定部38は、測位部26のアシスト情報記憶部29内に、現在位置のGPS測位に利用可能なアシスト情報が記憶されているか否かを調べ、アシスト情報記憶部29内に利用可能なアシスト情報が記憶されている場合には、アシスト情報を新たに取得すべき条件が満たされていないと判定する。一方、アシスト情報記憶部29内に利用可能なアシスト情報が記憶されていない場合には、アシスト情報を新たに取得すべき条件が満たされたと判定する。
以上のように構成された携帯電話装置10Bにおける、現在位置の測位動作について、主に図12及び図13を参照し、適宜他の図面を参照しつつ説明する。なお、前提として、現在位置の測位は、アプリケーション33の実行中における利用者の操作部12の操作によるGPS測位指令に応じて行われるものとする。また、携帯電話装置10Bにおける現在位置の測位動作は、上述した図1の測位システムにおいて、携帯電話装置10Aに代えて、携帯電話装置10Bが配置された状態で行われるものとする。
図12に示されるように、GPS測位に関連した処理として、まず、ステップS50において、アシスト情報保有期間設定の処理が行われる。この処理は、利用者が操作部12を操作して、アシスト情報保有期間設定の開始指令を入力することにより開始される。この指令を受けると、基本処理部31Bのアシスト情報保有期間設定部37が、アシスト情報保有期間設定用画面を表示部13に表示し、利用者に対して、アシスト情報保有期間の設定を促す。こうしたアシスト情報保有期間設定用画面の一例が、図13における画面F13Aとして示されている。なお、画面F13Aの例では、アシスト情報保有期間の開始時期と、アシスト情報保有期間の長さを利用者が指定するようになっている。
利用者は、表示部13に表示されたアシスト情報保有期間設定用画面を参照しつつ、操作部12を操作して、アシスト情報保有期間を設定するための期間指定入力を行う。こうして、期間指定入力がなされたときの表示部13における表示の例が図13における画面F13Bとして示されている。なお、画面F13Bの例では、アシスト情報保有期間の開始時期として「現時点」が指定され、アシスト情報保有期間の長さとして「2時間」が指令された例が示されている。
期間指定入力がなされると、アシスト情報保有期間設定部37は、指定された期間をアシスト情報保有期間として、不図示のアシスト情報保有期間記憶部に格納する。こうして、ステップS50におけるアシスト情報保有期間設定の処理が終了する。
アシスト情報保有期間設定の処理が終了すると、基本処理部31Bは、アシスト情報保有期間が開始したか否かの監視を始める。そして、アシスト情報保有期間が開始したことを検出すると、当該期間が終了するまで、ステップS60において、アシスト情報の事前取得処理が行われる。なお、上述の画面F13Bの例のように、アシスト情報保有期間の開始時期として「現時点」が指定されると、ステップS50の終了後、直ちにステップS60の処理が開始される。
このステップS60のアシスト情報の事前取得処理では、図14に示されるように、まず、ステップS61において、基本処理部31Bのアシスト情報取得条件判定部38が、アシスト情報を新たに取得すべき条件が満たされたか否かを判定する。ここで、アシスト情報を新たに取得すべき条件が満たされたか否かの判定は、上述したように、アシスト情報取得条件判定部38が、測位部26のアシスト情報記憶部29内に、現在位置のGPS測位に利用可能なアシスト情報が記憶されているか否かの情報を読み出し、読み出された当該情報に基づいて判定する。この判定結果が否定的な場合には、処理はステップS65へ移行する。
一方、ステップS61における判定結果が肯定的であった場合には、上述した第1実施形態における図8におけるステップS14〜S16と同様の処理であるステップS62〜S64を実行し、測位アシストサーバ50から新たなアシスト情報を取得し、アシスト情報記憶部29内に格納する。なお、携帯電話装置10Bによるアシスト情報の取得に際しては、測位アシストサーバ50も第1実施形態と同様にステップS40の処理を実行する(図12参照)。
以上のようにしてステップS64の処理を終了すると、上述したステップS61において否定的な判定がなされた場合と同様にして、処理がステップS65へ移行する。このステップS65では、アシスト情報取得条件判定部38が、アシスト情報保有期間が終了したか否かを判定する。この判定の結果が肯定的な場合には、ステップS60の処理を終了する。一方、ステップS65の判定が否定的であった場合には、処理はステップS61へ移行する。そして、上述のステップS61〜S65の処理を繰り返す。
なお、上述した第1実施形態と同様に、一度アシスト情報を取得した後に、当該アシスト情報がGPS測位に利用できなくなる条件としては、(a)携帯電話装置10Bの移動にともない、携帯電話装置10Bが在圏したセルの数が複数となり、アシスト情報記憶部29に記憶されたアシスト情報を利用することが適当ではなくなる、及び、(b)アシスト情報記憶部29に格納されたアシスト情報の有効期間が満了し、当該アシスト情報が無効となる、という2種類の条件がある。これら2種類の条件のいずれかが成立したか否かは、上述したように、測位部26が監視しており、適宜基本処理部31Bに報告するようになっている。
また、アシスト情報保有期間においては、アシスト情報保有期間記憶部に有効なアシスト情報が存在せず、かつ、アシスト情報の取得動作も行われていない場合には、例えば、図15において画面F15Aとして示されるように、迅速測位モードマークQPMがグレーアウト表示される。なお、画面F15Aでは、迅速測位モードマークQPMの破線表示により、グレーアウト表示であることを表している。
また、アシスト情報保有期間においては、新たなアシスト情報の取得動作中である場合には、例えば、図15において画面F15Bとして示されるような迅速測位モードマークQPMの点灯表示と、図15において画面F15Cとして示されるような迅速測位モードマークQPMの消灯表示とを交互に行う。そして、新たなアシスト情報が取得され、アシスト情報保有期間記憶部に有効なアシスト情報が存在するようになると、迅速測位モードマークQPMの点灯表示が継続して行われるようになる。
なお、アシスト情報保有期間が経過すると、迅速測位モードマークQPMの消灯表示となる。
図12に戻り、以上のようにして行われるステップS50におけるアシスト情報の事前取得処理中に、利用者の操作部12の操作によるアプリケーション33の起動指令がなされると、携帯電話装置10Bは、ステップS20において、アプリケーション33の起動処理を行う。この起動処理が終了すると、ステップS30において、アプリケーション33が実行される。
そして、アプリケーション33の実行中に、利用者の操作部12の操作によるGPS測位指令がなされると、測位部26がアシストGPS測位を行う。このアシストGPS測位が、アシスト情報保有期間中に行われる場合には、アシスト情報記憶部29内のアシスト情報が利用可能となっていることから、測位部26は、当該アシスト情報を利用して、GPS衛星の捕捉、及び、GPS衛星からの電波の観測結果に基づく現在位置の算出を行う。そして、算出された現在位置の測位結果が表示部13に表示される等して、利用者に提供される。
なお、利用者の操作部12の操作によるGPS測位指令に応じた測位部26によるアシストGPS測位がアシスト情報保有期間以外で行われる場合には、アシスト情報保有期間の終了直後を除くと、アシスト情報記憶部29内に利用可能なアシスト情報が存在していない。このため、アシスト情報保有期間の終了直後を除くアシスト情報保有期間以外で利用者の操作部12の操作によるGPS測位指令がなされると、測位部26は、アシスト情報を新たに取得して、GPS測位を行う。ここで、測位部26によるアシスト情報の新たな取得は、上述した図14におけるステップS62〜64の処理と同様の処理を測位部26が行うことによりなされる。
以上説明したように、本第2実施形態では、アシスト情報保有期間設定部38が、利用者からの指令に応じて、現在位置のGPS測位に際して利用するアシスト情報を継続的に保有すべき期間であるアシスト情報保有期間を設定する。この後、アシスト情報取得条件判定手段が、アシスト情報を新たに取得すべき条件が満たされたか否かを判定する。この判定の結果が肯定的なものであった場合には、アシスト情報要求送信部27が、GPS測位に利用するアシスト情報の要求であるアシスト情報要求を、測位アシストサーバ50へ向けて送信する。
このアシスト情報要求に対する応答として、測位アシストサーバ50からアシスト情報が返送されてくると、携帯電話装置10Bでは、アシスト情報受信部28が、当該アシスト情報を受信し、アシスト情報記憶部29内に記憶する。こうして、アシスト情報記憶部29内に記憶し、アプリケーション33実行中における利用者によるアシストGPS測位指定に備える。
したがって、本第2実施形態によれば、移動通信端末装置の現在位置の測位に際して、通信料の発生を合理的に抑制しつつ、利用者の利便性を向上した測位を行うことができる。
また、本第2実施形態では、アシスト情報を新たに取得すべき条件に、前回のアシスト取得後に、携帯電話装置10Bが在圏したセルの数が複数となったことが含まれることとしているので、携帯電話装置10Bの移動の結果、先に取得したアシスト情報を更新することが必要になると、新たなアシスト情報が取得される。
また、本第2実施形態では、アシスト情報を新たに取得すべき条件に、前回に取得したアシスト情報の有効期間が満了したことが更に含まれることとしている。このため、時間の経過に伴って、前回に取得したアシスト情報の有効期間が満了し、当該アシスト情報が無効となると、新たなアシスト情報が取得される。
なお、本第2実施形態では、アシスト情報保有期間の設定に際して、開始時期の設定と当該期間の長さとを利用者が指定することとした。これに対して、アシスト情報保有期間の設定に際して、開始時刻と終了時刻とを利用者が指定することとすることもできる。
また、本第2実施形態では、携帯電話装置の現在位置の測位に本発明を適用したが、上述した第1実施形態の場合と同様に、携帯電話装置以外の移動通信端末装置に本発明を適用することができるのは勿論である。
また、上述の第1実施形態では、新たなアシスト情報の取得動作中を示す表示を特に行わなかったが、第2実施形態の場合と同様に、迅速測位マークQPMを点滅表示されるようにすることもできる。
以上説明したように、本発明の測位方法は、移動通信端末装置の現在位置の測位に適用することができる。また、本発明の移動通信端末装置は、現在位置の測位を行うことができる移動通信端末装置に適用することができる。

Claims (9)

  1. 移動通信端末装置の現在位置を測位する測位方法であって、
    前記移動通信端末装置が、利用者による測位指令に先立って、GPS衛星からの信号に基づいて行うGPS測位に利用するアシスト情報を取得すべき事前取得条件が満たされているか否かを判定するアシスト情報取得判定工程と;
    前記アシスト情報取得判定工程における判定結果が肯定的であった場合に、前記移動通信端末装置が、前記アシスト情報の要求であるアシスト情報要求を、アシストサーバへ向けて送信するアシスト情報要求送信工程と;
    前記アシスト情報要求に応答して、前記アシストサーバから返送されてきたアシスト情報を前記移動通信端末装置が受信するアシスト情報受信工程と;を備え、
    前記事前取得条件には、前記移動通信端末装置において実行されるアプリケーションのヘッダ部に配置され、前記アプリケーションの作成者により設定されるとともに、前記アプリケーションの起動時に参照される所定パラメータの値が、前記アプリケーションの実行中に前記GPS測位が行われる可能性が高いことを示す値に設定されていることが含まれる、
    ことを特徴とする測位方法。
  2. 前記アシスト情報を、利用者による測位指令の有無にかかわらず、前記移動通信端末装置が継続的に保有すべき期間であるアシスト情報保有期間を設定する期間設定工程を更に備え、
    前記事前取得条件には、前記アシスト情報保有期間の開始時点において、前記移動通信端末装置が前記アシスト情報を保有していないことが更に含まれる、ことを特徴とする請求項1に記載の測位方法。
  3. 前記アシスト情報保有期間は、前記期間設定工程において前記アシスト情報保有期間が設定された時点から指定された時間が経過するまでの期間である、ことを特徴とする請求項2に記載の測位方法。
  4. 前記アシスト情報保有期間は、前記期間設定工程において設定された開始時刻から終了時刻までの期間である、ことを特徴とする請求項2に記載の測位方法。
  5. 前記事前取得条件には、前回のアシスト情報の取得後に、前記移動通信端末装置が前記アシスト情報保有期間内に在圏したセルの数が複数となったことが更に含まれる、ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の測位方法。
  6. 前記事前取得条件には、前回に取得したアシスト情報の有効期間が、前記アシスト情報保有期間内に満了したことが更に含まれる、ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の測位方法。
  7. 現在位置を測位する移動通信端末装置であって、
    利用者による測位指令に先立って、GPS衛星からの信号に基づいて行うGPS測位に利用するアシスト情報を取得すべき事前取得条件が満たされているか否かを判定するアシスト情報取得判定手段と;
    前記アシスト情報取得判定手段による判定結果が肯定的であった場合に、前記アシスト情報の要求であるアシスト情報要求を、アシストサーバへ向けて送信するアシスト情報要求送信手段と;
    前記アシスト情報要求に応答して、前記アシストサーバから返送されてきたアシスト情報を受信するアシスト情報受信手段と;
    前記アシスト情報受信手段により受信したアシスト情報を記憶するアシスト情報記憶手段と;を備え、
    前記事前取得条件には、前記移動通信端末装置において実行されるアプリケーションのヘッダ部に配置され、前記アプリケーションの作成者により設定されるとともに、前記アプリケーションの起動時に参照される所定パラメータの値が、前記アプリケーションの実行中に前記GPS測位が行われる可能性が高いことを示す値に設定されていることが含まれる、
    ことを特徴とする移動通信端末装置。
  8. 前記アシスト情報を、利用者による測位指令の有無にかかわらず、前記移動通信端末装置が継続的に保有すべき期間であるアシスト情報保有期間を設定する期間設定手段を更に備え、
    前記事前取得条件には、前記アシスト情報保有期間の開始時点において、前記アシスト情報記憶手段に前記アシスト情報が記憶されていないことが更に含まれる、ことを特徴とする請求項7に記載の移動通信端末装置。
  9. 前記事前取得条件には、前回のアシスト情報の取得後に前記アシスト情報保有期間内に在圏したセルの数が複数となったこと、及び、前回に取得したアシスト情報の有効期間が前記アシスト情報保有期間内に満了したことの少なくとも一方が更に含まれる、ことを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末装置。
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