JP4334980B2 - 物品管理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

物品管理装置、及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4334980B2
JP4334980B2 JP2003387136A JP2003387136A JP4334980B2 JP 4334980 B2 JP4334980 B2 JP 4334980B2 JP 2003387136 A JP2003387136 A JP 2003387136A JP 2003387136 A JP2003387136 A JP 2003387136A JP 4334980 B2 JP4334980 B2 JP 4334980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
wireless tag
group
acquired
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003387136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005100313A (ja
Inventor
憲司 坂本
吾郎 國頭
憲一 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2003387136A priority Critical patent/JP4334980B2/ja
Priority to EP04020915A priority patent/EP1522949B9/en
Priority to US10/932,039 priority patent/US7218228B2/en
Priority to DE602004032001T priority patent/DE602004032001D1/de
Priority to CNB200410068621XA priority patent/CN1309260C/zh
Publication of JP2005100313A publication Critical patent/JP2005100313A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4334980B2 publication Critical patent/JP4334980B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
    • G06K19/07749Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card
    • G06K19/07758Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card arrangements for adhering the record carrier to further objects or living beings, functioning as an identification tag
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/087Inventory or stock management, e.g. order filling, procurement or balancing against orders
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、物品管理装置、及び情報処理方法に関する。
従来、無線タグを使用して物品を管理する方法が提案されている。例えば、特許文献1には、本棚に設置されたタグリーダが、本とユーザとに貼られた無線タグを同時に検出して、本の貸出しを管理する方法が開示されている。また、特許文献2には、以下に説明する、タグリーダ搭載の移動機が開示されている。すなわち、移動機は、ユーザの予定に応じて必要な物品のリストを作成し、リストに記載されている物品をユーザが忘れたり落としたりした場合に、これを通知する。
特開2001−22834号公報 特開2002−163301号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ある特定の時点においてユーザが所有する物を管理することはできるが、時間の経過に伴って変化する所有物品に関する情報をユーザが把握することはできない。また、特許文献2に記載の技術は、所有物品の経時的変化を、リストを基に検出することができるが、移動機自体を忘れたり落としたりした場合には対応できない。更に、移動機におけるリストの作成及び管理が必要になる上、リストに記載されていない物品に関しては、管理の対象とならないという難点がある。
そこで、本発明の課題は、タグリーダにより検出される無線タグIDの変化に基づいて物品を管理することにより、無線タグ所有者としてのユーザが、無線タグの付された所有物に関する情報を容易かつ正確に把握可能とすることである。
上記課題を解決すべく、本発明に係る物品管理装置は、物品に付され、当該物品の所有者を識別可能な無線タグのID群を取得する取得手段と、第1のタイミングで取得手段により取得された無線タグのID群を格納する格納手段と、第1のタイミングより後の第2のタイミングで取得手段により取得された無線タグID群から当該無線タグID群が付された物品の所有者を特定し、格納手段により格納された無線タグID群のうち、当該所有者に対応する無線タグID群と、第2のタイミングで取得手段により取得された当該所有者に対応する無線タグID群とを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定手段と、特定手段により特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信手段と、を備える。
ここで、無線タグのID群は、複数の無線タグのIDであっても、1つの無線タグのIDであってもよい。
本発明に係る物品管理装置では、まず、取得手段が、物品に付され、当該物品の所有者を識別可能な無線タグのID群を取得する。当該取得は、街中に(通常複数)設置されているタグリーダが無線タグから読み取ったIDを、タグリーダから取得する等してもよいし、物品管理装置自身が無線タグからIDを読み取ってもよい。また、格納手段が無線タグIDを格納する際、IDを読み取ったタグリーダの情報を併せて格納し、当該情報を利用するのもよい。
続いて、格納手段が上記取得手段により取得された無線タグのID群を格納する。当該格納された無線タグのID群は、当該取得後に取得される所有者が同じ物品に付された無線タグのID群と比較される対象である。
続いて、取得手段が、無線タグID群を再び取得する。当該取得後、特定手段が、当該取得より前に上記格納手段により格納された無線タグID群のうち、当該取得により取得された無線タグIDに対応する物品の所有者に対応する無線タグID群と、当該取得により取得された当該所有者に対応する無線タグID群とを比較し、上記比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する。
続いて、送信手段が上記特定手段により特定された無線タグIDに応じた情報を送信する。
本発明によれば、物品管理装置が、取得される無線タグのIDの変化に基づいて物品を管理するので、無線タグ所有者としてのユーザは、無線タグの付された所有物に関する情報を容易かつ正確に把握することが可能となる。
また、本発明に係る物品管理装置は、無線タグのIDに、当該無線タグが付された物品の所有者を対応付けて記憶した無線タグIDデータベースと、無線タグのID群を取得する取得手段と、第1のタイミングで取得手段により取得された無線タグのID群を格納する格納手段と、無線タグIDデータベースを参照し、第1のタイミングより後の第2のタイミングで取得手段により取得された無線タグID群から、当該無線タグIDが付された物品の所有者を特定し格納手段により格納された無線タグID群のうち、当該所有者に対応する無線タグID群と、第2のタイミングで取得手段により取得された当該特定された所有者に対応する無線タグID群とを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定手段と、特定手段により特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信手段と、を備える。
本発明に係る物品管理装置では、まず、取得手段が、無線タグのID群を取得する。続いて、格納手段が上記取得手段により取得された無線タグのID群を格納する。
続いて、取得手段が、無線タグID群を再び取得する。当該取得後、特定手段が、上記無線タグIDデータベースを参照し、当該取得により取得された無線タグIDに対応する物品の所有者を特定し、当該取得より前に上記格納手段により格納された無線タグID群のうち、当該特定された所有者に対応する無線タグID群と、当該取得により取得された、当該特定された所有者に対応する無線タグID群とを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する。
続いて、送信手段が上記特定手段により特定された無線タグIDに応じた情報を送信する。
本発明によれば、物品管理装置が、取得される無線タグのIDの変化に基づいて物品を管理するので、無線タグ所有者としてのユーザは、無線タグの付された所有物に関する情報を容易かつ正確に把握することが可能となる。
また、本発明に係る物品管理装置は、無線タグが付された人と無線タグが付された物品とを判別するための判別情報を、無線タグのIDに対応付けて記憶した無線タグIDデータベースと、無線タグのID群を取得する取得手段と、第1のタイミングで取得手段により取得された無線タグのID群を格納する格納手段と、無線タグIDデータベースを参照し、第1のタイミングより後の第2のタイミングで取得手段により取得された無線タグID群の中から人に付された無線タグのIDを特定し格納手段により格納された無線ID群のうち当該人に付された無線タグIDと同時に取得された無線タグID群と、第2のタイミングで取得手段により取得された無線タグID群とを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定手段と、特定手段により特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信手段と、を備える。
本発明に係る物品管理装置では、まず、取得手段が、無線タグのID群を取得する。続いて、格納手段が上記取得手段により取得された無線タグのID群を格納する。
続いて、取得手段が、無線タグID群を再び取得する。当該取得後、特定手段が、上記無線タグIDデータベースを参照し、当該取得により取得された無線タグID群の中から人に付された無線タグのIDを特定し、当該取得より前に上記格納手段により格納された無線タグID群のうち、当該人に付された無線タグIDと同時に取得された無線タグID群と、当該取得により取得された無線タグID群とを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する。
続いて、送信手段が上記特定手段により特定された無線タグIDに応じた情報を送信する。
本発明によれば、同時に取得された無線タグIDが付された物品は同一の者が所有するとみなし、物品管理装置が、取得される無線タグのIDの変化に基づいて物品を管理するので、無線タグ所有者としてのユーザは、無線タグの付された所有物に関する情報を容易かつ正確に把握することが可能となる。
なお、無線タグが付された人と無線タグが付された物品とを判別するための判別情報を、無線タグのIDに対応付けて記憶した無線タグIDデータベースの代わりに、無線タグID自体で無線タグが付された人と無線タグが付された物品とを判別できるようにした構成としてもよい。
また、本発明に係る物品管理装置は、無線タグのID群を取得する取得手段と、第1のタイミングで取得手段により取得された無線タグのID群を格納する格納手段と、格納手段により格納された無線タグID群と、第1のタイミングより後の第2のタイミングで取得手段により取得された無線タグID群とを比較して、それらの無線タグID群のIDの一致数を特定する比較手段と、比較手段による比較の結果により、両者に既定数以上同一のIDが存在する場合、格納手段により格納された当該無線タグID群と取得手段により取得された無線タグIDとを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定手段と、特定手段により特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信手段と、を備える。
本発明に係る物品管理装置では、まず、取得手段が、無線タグのID群を取得する。続いて、格納手段が上記取得手段により取得された無線タグのID群を格納する。
続いて、取得手段が、無線タグID群を再び取得する。当該取得後、当該取得より前に上記格納手段により格納された無線タグID群と上記取得手段により取得された無線タグID群とに既定数以上同一のIDが存在する場合、上記格納手段により格納された当該無線タグID群と上記取得手段により取得された無線タグIDとを比較し、その差分に相当する無線タグIDを特定する。ここで、「既定数」は、予め設定された一定の数でもよいし、一定の割合でもよい。また、場所毎に異なる値とするなど、条件毎に異なる値を設定してもよい。
続いて、送信手段が上記特定手段により特定された無線タグIDに応じた情報を送信する。
本発明によれば、同時に取得された無線タグIDが付された物品は同一の者が所有するとみなし、かつ一定数、同一の物品に付された無線タグのID群が異なるタイミングで読み取られた場合、それらのID群が付された物品群は同一の者が所有するとみなし、物品管理装置が、取得される無線タグのIDの変化に基づいて物品を管理するので、無線タグ所有者としてのユーザは、無線タグの付された所有物に関する情報を容易かつ正確に把握することが可能となる。
ところで、本発明は、上記のように物品管理装置の発明として記述できる他に、以下のように情報処理方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリーが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用・効果を奏する。
即ち、本発明に係る情報処理方法は、取得手段と格納手段と特定手段と送信手段とを備える物品管理装置における情報処理方法であって、取得手段が、物品に付され、当該物品の所有者を識別可能な無線タグのID群を取得する取得ステップと、格納手段が、第1のタイミングで取得ステップにより取得された無線タグのID群を格納する格納ステップと、特定手段が、第1のタイミングより後の第2のタイミングで取得ステップにおいて取得された無線タグID群から当該無線タグID群が付された物品の所有者を特定し、格納ステップにより格納された無線タグID群のうち、当該所有者に対応する無線タグID群と、第2のタイミングで取得ステップで取得された無線タグIDに対応する物品の所有者に対応する無線タグID群と、取得ステップにより取得された当該所有者に対応する無線タグID群とを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定ステップと、送信手段が、特定ステップにより特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信ステップと、を備える。
また、本発明に係る情報処理方法は、取得手段と格納手段と特定手段と送信手段とを備える物品管理装置における情報処理方法であって、取得手段が、無線タグのID群を取得する取得ステップと、格納手段が、第1のタイミングで取得ステップにより取得された無線タグのID群を格納する格納ステップと、特定手段が、無線タグのIDに、当該無線タグが付された物品の所有者を対応付けて記憶した無線タグIDデータベースを参照し、第1のタイミングより後の第2のタイミングで取得ステップにより取得された無線タグID群から、当該無線タグIDが付された物品の所有者を特定し格納ステップにより格納された無線タグID群のうち、当該所有者に対応する無線タグID群と、第2のタイミングで取得ステップにより取得された当該特定された所有者に対応する無線タグID群とを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定ステップと、送信手段が、特定ステップにより特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信ステップと、を備える。
また、本発明に係る情報処理方法は、取得手段と格納手段と特定手段と送信手段と備える物品管理装置における情報処理方法であって、取得手段が、無線タグのID群を取得する取得ステップと、格納手段が、第1のタイミングで取得ステップにより取得された無線タグのID群を格納する格納ステップと、特定手段が、無線タグが付された人と無線タグが付された物品とを判別するための判別情報を、無線タグのIDに対応付けて記憶した無線タグIDデータベースを参照し、第1のタイミングより後の第2のタイミングで取得ステップにより取得された無線タグID群の中から人に付された無線タグのIDを特定し格納ステップにより格納された無線ID群のうち当該人に付された無線タグIDと同時に取得された無線タグID群と、第2のタイミングで取得ステップにより取得された無線タグID群とを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定ステップと、送信手段が、特定ステップにより特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信ステップと、を備える。
また、本発明に係る情報処理方法は、取得手段と格納手段と比較手段と特定手段と送信手段とを備える物品管理装置における情報処理方法であって、取得手段が、無線タグのID群を取得する取得ステップと、格納手段が、第1のタイミングで取得ステップにより取得された無線タグのID群を格納する格納ステップと、比較手段が、格納ステップにより格納された無線タグID群と、第1のタイミングより後の第2のタイミングで取得ステップにより取得された無線タグID群とを比較して、それらの無線タグID群のIDの一致数を特定する比較ステップと、特定手段が、比較ステップによる比較の結果により、両者に既定数以上同一のIDが存在する場合、格納ステップにより格納された当該無線タグID群と取得ステップにより取得された無線タグIDとを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定ステップと、送信手段が、特定ステップにより特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信ステップと、を備える。

上記課題を解決すべく、本発明に係る物品管理装置は、所有者を識別可能な無線タグのID群を事前に格納する格納手段と、所有者を識別可能な無線タグのID群を取得する取得手段と、取得手段により取得された無線タグIDから当該無線タグIDから所有者を特定し、格納手段に格納されている無線タグID群のうち、当該所有者に対応する無線タグID群と、取得手段により取得された当該所有者に対応する無線タグID群とを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定手段と、特定手段により特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信手段と、を備える。
また、本発明に係る情報処理方法は、格納手段と取得手段と特定手段と送信手段とを備える物品管理装置における情報処理方法であって、格納手段が、所有者を識別可能な無線タグのID群を格納手段に事前に格納する格納ステップと、取得手段が、所有者を識別可能な無線タグのID群を取得する取得ステップと、特定手段が、取得ステップにおいて取得された無線タグIDから当該無線タグIDから所有者を特定し、格納ステップにて格納手段に格納された無線タグID群のうち、当該所有者に対応する無線タグID群と、取得ステップにて取得された当該所有者に対応する無線タグID群とを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定ステップと、送信手段が、特定ステップにて特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信ステップと、を含む。
ここで、無線タグのID群は、複数の無線タグのIDであっても、1つの無線タグのIDであってもよい。
これらの発明によれば、物品管理装置が、取得される無線タグIDの変化に基づいて物品を管理するので、無線タグ所有者としてのユーザは、無線タグの付された所有物に関する情報を容易かつ正確に把握することが可能となる。
本発明に係る物品管理装置において好ましくは、前記送信手段は、前記特定手段により特定された無線タグIDが、前記格納手段に事前に格納されていた無線タグID群に含まれる場合には、前記特定された無線タグIDにより識別される物品が落し物である旨を示す情報を送信する。
特定された無線タグIDが、前記格納手段に格納されていた無線タグID群に含まれる場合、つまり、特定された無線タグIDが減少分に相当する無線タグIDである場合には、無線タグの所有者が、上記無線タグIDにより識別される所有物が所有者から離れたことが推測される。本発明によれば、その旨が所有者に通知されるので、当該所有者は、所有していた物品の一部又は全部を落としたことを簡易迅速に把握することができる。
本発明に係る物品管理装置において好ましくは、前記送信手段は、前記特定手段により特定された無線タグIDが、前記格納手段に事前に格納されていた無線タグID群に含まれない場合には、前記特定された無線タグIDにより識別される物品に関する情報を送信する。
特定された無線タグIDが、前記格納手段に格納されていた無線タグID群に含まれていない場合、つまり、特定された無線タグIDが増加分に相当する無線タグIDである場合には、無線タグの所有者が、上記無線タグIDにより識別される物品を新規に取得したことが推測される。また、無線タグ所有者は、関心の高い物品を購入したり譲り受けたりすることが多いことから、新規に取得した物品に関する情報は、無線タグ所有者の趣味や嗜好が反映されたものである可能性が高い。本発明によれば、かかる物品の関連情報が取得直後に所有者に提示されるので、当該所有者は、新規に取得した物品に関する自己に有益な情報(例えば、広告や仕様の情報)を簡易迅速に入手することができる。
本発明によれば、タグリーダにより検出される無線タグIDの変化に基づいて物品を管理することにより、ユーザが、無線タグの付された所有物に関する情報を容易かつ正確に把握することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の各実施形態について説明する。第1実施形態は、タグリーダと物品管理装置が一体となっており、無線タグのIDで当該無線タグが付された物品の所有者を識別することができる形態である。第2実施形態は、タグリーダと物品管理装置が別構成となっており、タグデータベースを参照することにより、無線タグが付された物品の所有者を識別する形態である。
[第1実施形態]
図1に、第1実施形態における物品管理システムの構成を示す。図1に示す様に、物品管理システム1は、タグリーダライタ10,20とタグDB(DataBase)サーバ30とを備える。タグリーダライタ10とタグリーダライタ20とは、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続されており、ネットワークNには更にタグDBサーバ30が接続されている。
タグリーダライタ10は、機能的には、仮ID受信部11と、仮ID蓄積DB12(格納手段に対応)と、仮ID取得部13(取得手段に対応)と、仮ID比較部14(特定手段に対応)と、情報提供部15(送信手段に対応)とを備えて構成される。
仮ID受信部11は、タグリーダライタ20により取得された仮ID群をネットワークN経由で受信し、仮ID蓄積DB12に出力する。ここで、仮ID群は、特許請求の範囲における「所有者を識別可能な無線タグのID群」に対応するものであり、単複を問わない。
仮ID蓄積DB12には、仮ID受信部11により受信された仮ID群が、その受信主体であるタグリーダライタ20のIDと対応付けて格納される。タグリーダライタ20の取得した仮ID群が格納された仮ID蓄積DB12のデータ格納例を図2に示す。図2に示す様に、仮ID蓄積DB12は、リーダID領域121と仮ID領域122とを有する。
リーダID領域121には、対応する仮IDを受信したタグリーダライタ20の識別情報として、“20”が格納される。仮ID領域122には、タグリーダライタ20の取得した仮ID群(例えば、“Tom-41h”,“Tom-42”,“Tom-43”,“Ann-44”,“Ann-47h”)が、対応する無線タグの所有者別に格納される。
仮ID取得部13は、タグリーダライタ10の通信エリア内に存在する無線タグから、当該無線タグに割り当てられている仮IDを取得する。仮ID取得部13により仮IDが取得された後には、仮ID蓄積DB12は、図3に示す状態に更新される。すなわち、タグリーダライタ20の取得した仮ID群に加えて、タグリーダライタ10が自ら取得した仮ID群である“Tom-41h”,“Tom-43”,“Bob-45”,“Bob-46”,“Bob-48h”が格納される。これらの仮ID群に関しても、その取得主体であるタグリーダライタ10の識別情報“10”と対応付けられ、無線タグの所有者別に格納される。
仮ID比較部14は、仮ID蓄積DB12に格納されているデータを参照して、各無線タグ所有者に属する仮ID群の比較を行う。詳細な処理内容に関しては、動作説明において後述するが、当該比較の結果、タグリーダライタ20により送信された仮ID群と、タグリーダライタ10により取得された仮ID群との間に相違がある場合には、その差分に相当する仮ID(単複を問わない)を特定する。そして、仮ID比較部14は、特定された仮IDを、仮ID群の増減を示すフラグ(以下、「増減フラグ」と記す。)と共に、情報提供部15に通知する。
情報提供部15は、仮ID比較部14から通知された仮ID及び増減フラグを基に、無線タグ所有者に提供する情報を取得して送信する。すなわち、増減フラグが減少を示している場合には、情報提供部15は、仮IDにより識別される物品の名称をタグDBサーバ30から取得し、対応する所有者に通知する。一方、増減フラグが増加を示している場合には、情報提供部15は、仮IDにより識別される物品に関する情報を、外部のサーバ装置(図示せず)から取得し、対応する所有者に通知する。
タグリーダライタ20は、タグリーダライタ10と検出エリアが隣接するように設置されている。タグリーダライタ20は、タグリーダライタ10と同様の機能的構成を有するので、対応する構成要素には同列(末尾の数字が同一)の符号を付すと共に、その説明は省略する。
タグDBサーバ30には、無線タグの所有者の識別情報が付与された無線タグID(仮ID)が所有者毎に格納されている。
次に、動作を説明する。
まず、落し物通知処理の前提として実行される、タグDBサーバ30への仮ID割当て処理(図4のS1)について説明する。無線タグのIDに仮IDを割り当てる手法(グルーピングの手法)に関しては、様々な態様が考えられる。以下に、その態様を例示する。
第1の手法は、無線タグの所有者であるユーザが、登録したいタグIDをタグリーダライタに自ら読み取らせる手法である。すなわち、図5に示す様に、ユーザが、新しい無線タグ42を入手すると、ユーザのPC(Personal Computer)50のタグリーダライタ51に、その無線タグIDを読み取らせる。無線タグIDは、PC50経由でタグDBサーバ30に送信されるが、タグDBサーバ30には、かかる無線タグIDは未だ登録されていない。したがって、PC50のディスプレイには、図6に示す入力画面50aが表示される。
図6に示す様に、入力画面50aには、無線タグに既存のID“42”と、該無線タグが貼付される物品の属性情報を入力するための項目51a,52a,53a,54aとが表示される。これらの項目には、物品の所有者、貼付対象物(物品の名称)、販売会社、購入年月日を示す情報がそれぞれ入力可能である。上記各項目に所望のデータをユーザが入力した状態の一例を、図7の入力画面50bに示す。この入力処理を以って、ID“42”を有する無線タグの所有者は、“Ann”に特定可能となる。なお、タグリーダライタ51は、PCの有するものとしたが、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末の有するものであっても勿論よい。
第1の手法におけるタグDBサーバ30内部のデータ格納例を図8に示す。図8に示す様に、タグDBサーバ30には、所有者識別情報をもたない無線タグIDと、所有者識別の可能な仮IDと、貼付対象物と、貼付対象物の属性情報とが対応付けて格納されている。例えば、ユーザ“Ann”が登録したID“42”の無線タグは、カバンに貼付されるので、このカバンは、仮ID“Ann-42”の参照により、その所有者を認識可能となる。また、仮ID“Ann-41h”の末尾に付された識別子hは、対応するID“41”の無線タグが、所有者自身(人)を識別するものであることを示す。
第2の手法は、システム管理者が、人を含む全ての貼付対象物のIDと所有者を含む属性情報とをタグDBサーバ30に予め登録しておく手法である。すなわち、仮IDの割当て前には、図9に示す様に、所有者識別情報をもたない無線タグIDと、貼付対象物と、貼付対象物の属性情報とが対応付けて格納されている。図10に示す様に、タグリーダライタ10は、所定時間(例えば2秒程度)の間に検出された無線タグ41〜44,47のIDを、ネットワークN上のリーダ管理装置60に転送する。
リーダ管理装置60は、タグDBサーバ30の登録内容を参照することにより、これらの無線タグの所有者を特定し、所有者が同一の無線タグには、その所有者を識別可能な情報を付加する。所有者を識別可能な情報は、例えば、所有者の氏名を表す“Tom”,“Ann”であり、その結果、仮IDは、人を識別するための“Tom-41h”,“Ann-47h”,人の所有物を識別するための“Tom-42”,“Tom-43”,“Ann-44”となる。リーダ管理装置60が、割り当てたこれらの仮IDをタグDBサーバ30に通知すると、タグDBサーバ30は、図11に示す状態に更新される。
第3の割当て手法は、複数のタグリーダライタにより取得された無線タグIDの履歴を基に、仮IDを決定する手法である。かかる手法においては、貼付対象物が人である無線タグにのみ、仮IDが予め記録されている。この仮IDは、例えば“Tom-41h”といった様に、所有者の識別情報、無線タグID、及び貼付対象が人であることを示す識別子を含む。図12に示す無線タグ41には、人の仮ID“Tom-41h”が記録されており、同様に、無線タグ47には“Ann-47h”が記録されている。また、無線タグ48には“Bob-48h”が記録されている。
まず、タグリーダライタ70は、無線タグ41〜44,47を検出すると、これらのID(無線タグ41,47に関しては仮ID)を、タグリーダライタ70のIDと共に、リーダ管理装置60宛に送信する。この送信処理は、所定時間(例えば2秒程度)内に検出された無線タグのIDを対象として行われる。
無線タグ41の所有者Aの移動に伴い、タグリーダライタ80が無線タグ41〜43を検出すると、これらのID(無線タグ41に関しては仮ID)を、タグリーダライタ80のIDと共に、リーダ管理装置60宛に送信する。更に所有者Aが移動し、タグリーダライタ90が無線タグ41〜43,45,46,48を検出すると、これらのID(無線タグ41,48に関しては仮ID)は、タグリーダライタ90のIDと共に、リーダ管理装置60宛に送信される。
その結果、リーダ管理装置60には、図13に示す様な情報が蓄積される。リーダ管理装置60は、異なるタグリーダライタ70,80,90で取得されたID若しくは仮IDの内、共通するものを、同一の所有者に属するものと判断し、仮IDを割り当てる。図13を参照すると、三つのタグリーダライタの全てが取得した仮IDは“Tom-41h”であり、IDは“42”,“43”である。したがって、リーダ管理装置60は、“42”,“43”のIDを有する無線タグが、“Tom-41h”を有する所有者Aの所有に係るものと判断する。そして、“42”の仮IDとして、“Tom-42”が割り当てられ、“43”の仮IDとして、“Tom-43”が割り当てられる。これらの仮IDは、タグDBサーバ30に登録される。
上記何れかの手法で割り当てられた仮IDは、無線タグに記録されるものとしてもよいし、無線タグにはIDのみが記録されるものとしてもよい。無線タグに仮IDが記録されない場合には、タグリーダライタ10,20は、無線タグから取得されたIDをキーとして、タグDBサーバ30を適宜参照することで、仮IDを特定することができる。以下、前者の態様を想定し、落し物通知処理における後続の処理(図4のS2以降の処理)について説明する。
全ての仮IDが、属性情報と対応付けられてタグDBサーバ30に登録されると(S2)、タグリーダライタ側の処理が開始する。まず、タグリーダライタ20は、その通信エリアに在圏する無線タグ41,42,43,44,47から、これらの仮ID(仮ID群)を仮ID取得部23により取得する(S3)。続いて、仮ID取得部23は、S3で取得された仮ID群を仮ID蓄積DB22に格納する(S4)。また、格納された仮ID群は、仮ID取得部23により、ネットワークN経由で、タグリーダライタ20に隣接するタグリーダライタに配信される(S5)。
本実施の形態では、簡単の為、タグリーダライタ20に隣接するタグリーダライタ10に対してのみ、仮ID群が送信される態様を図示及び説明する。しかし、無線タグの所有者が移動する方向は、タグリーダライタ20にとって実際には未知であるため、タグリーダライタ20に隣接する全てのタグリーダライタ(図示しないものを含む。)に対して、仮ID群が送信される。
S6では、タグリーダライタ10は、タグリーダライタ20から送信された仮ID群を受信する。受信された仮ID群は、仮ID蓄積DB12に出力され、格納される(S7)。タグリーダライタ10が、その通信エリア内に属する無線タグ41,43,45,46,48から、これらの仮IDを取得すると(S8)、取得された仮ID群は、仮ID蓄積DB12に追加的に記録される(S9)。その結果、仮ID蓄積DB12内のデータ構成は、図3に示した状態となる。
S10では、タグリーダライタ10は、仮ID比較部14により、仮ID群の比較処理を開始する。この比較処理は、人を表す識別子hが付され、且つ、同一の仮IDが、隣接する二のタグリーダライタによって取得されたことを契機として開始される。また、この比較処理は、上記同一の仮IDを有する人の所有物の仮ID群に関して実行される。本実施の形態においては、タグリーダライタ10,20の何れかにより取得された仮IDの内、人を表す仮IDは、“Tom-41h”,“Ann-47h”,“Bob-48h”の三つである(図3参照)。しかし、双方のタグリーダライタ10,20によって取得されたのは、“Tom-41h”のみである。したがって、“Tom”が所有する無線タグの仮ID群同士の比較が行われる。
タグリーダライタ10は、仮ID比較部14により、S10における比較結果を基に、取得元の異なる仮ID群間の差分に相当する仮ID(若しくは仮ID群)を特定する。同時に、その仮IDが、減少分であるか、増加分であるかの判定も行う(S11)。判定結果は、上述した増減フラグに反映される。
本実施の形態では、所有者“Tom”に関して、タグリーダライタ20により取得された、所有物の仮ID群は“Tom-42”,“Tom-43”であり、その直後にタグリーダライタ10により取得された、所有物の仮ID群は“Tom-43”であり、“Tom-42”が減少している。したがって、仮ID比較部14は、特定された仮IDを、減少を示す増減フラグ“0”と共に情報提供部15に出力する。
S12では、情報提供部15は、仮ID比較部14から入力された情報を基に、落し物があった旨と、その落し物(貼付対象物として登録された物品名称)とをその所有者に通知する。物品の名称は、情報提供部15が、特定された仮ID“Tom-42”をキーとして、タグDBサーバ30を参照することで取得される。図11を参照すると、仮ID“Tom-42”が割り当てられた無線タグが付された物品は、カバンである。したがって、例えば「カバンを落としたようです。」なるメッセージが通知される。
この通知は、所有者の携帯する移動機を介して行うことができるが、移動機自体を落とした場合や忘れた場合を鑑みて、タグリーダライタ10周辺に設置されているスクリーン等の情報提示手段を利用してもよい。これにより、落し物の所有者は、当該通知内容から、タグリーダライタ20とタグリーダライタ10との間を移動中にカバンを落としたことに即時に気付くことができる。
なお、移動機は、例えば、携帯電話やPDAであるが、これらに限らず、通信機能を有するパーソナルコンピュータ等の情報機器であってもよい。
S9において仮ID群が追記された仮ID蓄積DB12が、図14に示す状態になった場合には、以下に説明する処理が実行される。図14においては、所有者“Ann”に関して、タグリーダライタ20により取得された、所有物の仮ID群は“Ann-44”であり、タグリーダライタ10によりその後に取得された、所有物の仮ID群は“Ann-44”,“Ann-49”である。つまり“Ann-49”が増加している。したがって、仮ID比較部14は、特定された仮IDを、増加を示す増減フラグ“1”と共に情報提供部15に出力する。
情報提供部15は、仮ID比較部14から入力された情報から、新規に物品が購入されたことを検知し、その購入物の名称を、外部の情報提供サーバ装置(図示せず)に通知する。仮ID“Ann-49”が割り当てられた無線タグが付された物品が洋服である場合には、その洋服の名称が通知される。
サーバ装置は、この通知を受けて、洋服に似合うアクセサリやカバンに関する広告情報を、タグリーダライタ10経由で上記所有者に提示する。この提示処理に際しても、所有者の携帯する移動機、タグリーダライタ10周辺に設置された情報提示手段などを利用することができる。これにより、情報提供者は、物品の購入者に対して、関心の高い情報をタイムリーに提供することができる。
以上説明した様に、物品管理システム1によれば、タグリーダライタ10は、自己が検出した無線タグの仮IDと、別のタグリーダライタ20が検出した無線タグの仮IDとの比較結果を基に、無線タグの所有者に対して有用な情報を提供する。かかる情報は、その内容や用途を問うものではないが、例えば、上記所有者に落し物を通知するための情報や上記所有者の購入物に関する情報である。これにより、無線タグの所有者であるユーザは、自らの能動的な操作を必要とせず、落し物をしたか否か(した場合には何を落としたか)、興味のある商品の情報などをリアルタイムに知ることができる。
なお、本実施の形態に記載の態様は、本発明に係る物品管理システムの好適な一例であり、本発明は上記態様に限定されるものではない。例えば、仮ID群の比較結果に基づく情報は、必ずしもユーザに提供されるものとは限らず、情報処理機器宛に送信される制御信号であってもよい。より具体的には、ある施設内の所定箇所と、出口付近とにタグリーダライタを設置しておき、検出された仮ID群に増減を問わず差分がある場合には、出口の自動ドア(情報処理機器)の開閉動作を停止させるといったことが、制御信号の送信により可能となる。これにより、ユーザが落し物の通知に気付かずに施設の外に出てしまう、あるいは、無線タグの貼付された商品が購入処理を経ずに店舗外に持ち出されるといった事態が未然に防止される。
また、本実施の形態では、仮ID群の送信、蓄積、比較の一連の処理を、タグリーダライタ10,20自体が実行するものとしたが、タグリーダライタ10,20は、取得した仮ID群をネットワークNに向けて送信し、上記一連の処理は、ネットワークN上に設けられた別の装置が実行するものとしてもよい。
[第2実施形態]
図15に、第2実施形態における物品管理システムの構成を示す。同図に示す様に、物品管理システム201は、タグリーダ211,212とタグDB221と物品管理装置230とを備える。タグリーダ211及びタグリーダ212は、ネットワークNを介して物品管理装置230に接続されており、ネットワークNには更にタグDB221が接続されている。無線タグ241〜243は、物品に付され、一意に識別されるIDを有しており、当該IDは、タグリーダ211,212により読み取られる。
タグリーダ211,212の各々は、当該タグリーダの検出エリア内にある無線タグからタグIDを取得する。同一のタグリーダで短い時間(2秒程度)に同時に検出された無線タグから取得したID群を同時に検出された無線タグのID群とする。
物品管理装置230は、機能的には、無線タグ受信部231(取得手段に対応)と、無線タグ格納部232(格納手段に対応)と、蓄積DB233と、無線タグ比較部234(特定手段に対応)と、情報提供部235(送信手段に対応)とを備えて構成される。
無線タグ受信部231は、タグリーダ211及び212により取得された無線タグID群をネットワークN経由で受信し、無線タグ格納部232に出力する。ここでID群は複数の無線タグのIDであっても、1つの無線タグのIDであってもよい。
無線タグ格納部232は、無線タグ受信部231により受信された無線タグID群を蓄積DB233に出力する。
蓄積DB233には無線タグ格納部232により出力された無線タグID群が、当該無線タグ群を検出したタグリーダ211及び212のID、並びに当該無線タグID群が取得された日時と対応付けて格納される。タグリーダ211及び212により取得された無線タグID群が格納された蓄積DB233のデータ格納例を図16に示す。同図に示すように、蓄積DB233は、リーダID領域233Aと無線タグID領域233Bと取得日時領域233Cを有する。リーダID領域233Aには、無線タグIDを受信したタグリーダ識別情報として、タグリーダ211に対応したID“211”及びタグリーダ212に対応したID“212”が格納される。無線タグID領域233Bには、タグリーダ211の取得した無線タグID群(“241”,“242”,“243”)及びタグリーダ212の取得した無線タグID群(“241”,“243”)が格納される。取得日時領域233Cには、無線タグID群が取得された日時(“2005/01/01 12:00”,“2005/01/01 13:00”)が格納される。
無線タグ比較部234は,蓄積DB233に格納されているデータを参照して、無線タグID群の比較を行う。詳細な処理内容については後述するが、当該比較の結果、タグリーダ211により取得された無線タグID群と、タグリーダ212により取得された無線タグID群との間に相違がある場合には、その差分に相当する無線タグID(単複を問わない)を特定する。無線タグ比較部234は特定された無線タグIDを無線タグの増減を示すフラグ(以下「増減フラグ」と記す)と共に、情報提供部235に通知する。
情報提供部235は無線タグ比較部234から通知された無線タグID及び増減フラグを基に、無線タグが付された物品の所有者に提供する情報を取得して送信する。すなわち、増減フラグが減少を示している場合には、情報提供部235は、無線タグIDにより識別される物品の名称を当該物品の所有者に当該物品の名称を通知する。一方、増減フラグが増加を示している場合には、情報提供部235は無線タグIDにより識別される物品に関する情報を外部のサーバ装置(図示せず)から取得し、当該物品の所有者に通知する。
タグリーダ211及び212は互いに当該タグリーダの検出エリアが隣接するように設置されており、無線タグ241〜243が当該タグリーダ211,212の検出エリア内にある場合は、当該無線タグ241〜243のIDを取得する。
タグDB221には、無線タグIDと当該無線タグが付された物品の名称及び当該物品の所有者の情報とが対応付けられて格納されている。図17にタグDB221のデータ格納例を示す。同図に示すように、タグDB221は、無線タグID領域221Aと物品の名称及び所有者領域221Bとを有する。無線タグID領域221Aには、無線タグのIDが格納され、物品の名称及び所有者領域221Bには、無線タグが付された物品の名称及び当該物品の所有者の情報(例えば“帽子,Tom”)が格納される。上記物品の名称及び所有者の情報は所有者が物品を購入したときに購入者がタグDB221に登録してもよいし、物品の名称だけは物品を製造した会社があらかじめ登録しており、物品購入時に購入者が所有者情報のみを登録してもよい。なお、本実施形態では、物品管理装置230とネットワークNを介して接続されているが、物品管理装置230と一体となっていてもよい。
以下、本実施形態における、物品管理システムにより実行される処理を説明する。まず、落し物通知サービスについて、図18を用いて説明する。
タグリーダ211が当該タグリーダ211の検出エリア内にある無線タグ241〜243のID群を取得し(S21)、上記無線タグID群を物品管理装置230に送信する(S22)。
物品管理装置230では、無線タグ受信部231が、上記無線タグID群を取得し、それを無線タグ格納部232に出力する。続いて、無線タグ格納部232が、取得した無線タグID群を、当該取得の時間と共に蓄積DB233に格納する(S23)。
続いて、物品の所有者の移動等により、無線タグ241〜243がタグリーダ211の検出エリアから外れ、無線タグ241,243がタグリーダ212の検出エリア内に入ったとすると(無線タグ242が付された物品は当該移動途中で落とされた)、タグリーダ211の場合と同様にS21〜S23のステップにより、タグリーダ212で検出した無線タグのID群が蓄積DB233に格納される。その結果、蓄積DB33内のデータ構成は、図16に示した状態となる。
タグリーダ212により取得されたタグID群が蓄積DB233に格納された際、無線タグ比較部234が、タグDB221を参照して、当該ID群に対応する物品の所有者を特定する。無線タグ比較部234は、蓄積DB233及びタグDB221を参照して、蓄積DB233に格納されたID群の中に、所有者が当該特定された所有者と同一であり、かつ上記タグリーダ212により取得されたタグID群の取得より前に取得されたID群が存在すると判断した場合(比較対象の特定)、当該存在したID群と上記タグリーダ212により取得されたタグID群とを比較する(S24)。続いて、無線タグ比較部234は、当該比較の結果を基に、それらの無線タグ群間の差分に相当する無線タグIDを特定する。同時に、その無線タグIDが、減少分であるか、増加分であるかの判定も行う(S25)。判定結果は、上述した増減フラグに反映される。
本実施形態では、タグリーダ211により取得された無線タグID群は241,242,243であり、タグリーダ212により取得された無線タグID群は241,243であり、無線タグID242が減少している。従って、無線タグ比較部234が、特定された無線タグIDを、減少を示す増減フラグ“0”と共に情報提供部235に出力する。
続いて、情報提供部235が、無線タグ比較部234から入力された情報を基に、落し物があった旨と、その落し物(貼付対象物として登録された物品名称)とをその所有者に通知する(S26)。物品名称及び通知する所有者は、情報提供部235が特定された無線タグID242をキーとしてタグDB221を参照することで、取得される。図17に示すように、無線タグID242に対応する物品の名称は財布であり、その所有者はTomである。従って、例えば「財布を落としたようです」といったメッセージがTomに通知される。この通知は、財布と同時に検出された所有者の所有する携帯電話(タグID243)を介して行うことができるが、移動機自体を落とした場合や忘れた場合を鑑みて、タグリーダ212周辺に設置されているスクリーン等の情報提供手段を利用してもよい。
これにより、落し物の所有者は、当該通知内容から、タグリーダ211とタグリーダ212との間を移動中に財布を落としたことに即時に気付くことができる。
なお、移動機は、例えば、携帯電話やPDAであるが、これらの限らず、通信機能を有するパーソナルコンピュータ等の情報機器であってもよい。
次に、取得した物品に関連する広告通知サービスについて説明する。S26において蓄積DB233が、図19に示す状態になった場合には、以下に説明する処理が実行される。同図において、タグリーダ211により取得された無線タグID群は241,242,243、タグリーダ212により取得された無線タグID群は241,242,243,244であり、無線タグID244が増加している。従って、無線タグ比較部234が、特定された無線タグIDを、増加を示す増減フラグ“1”と共に情報提供部235に出力する。
情報提供部235が、無線タグ比較部234から入力された情報から、物品の増加を検知し、タグDB221から増加物品の名称を取得し、当該名称を外部の情報提供サーバ装置(図示せず)に通知する。無線タグID244に割り当てられた無線タグが付された物品が鞄である場合には、その鞄の名称が通知される。
サーバ装置は、この通知を受けて、鞄に似合う服装や小物に関する広告情報を、タグリーダ212経由で鞄の所有者であるTomに通知する。この通知処理に際しても、所有者の携帯する移動機、タグリーダ212周辺に設置された情報提示手段などを利用することができる。これにより、情報提供者は、物品の購入者に対して、関心の高い情報をタイムリーに提供することができる。
本発明によれば、タグリーダ211,212により取得される無線タグIDの変化に基づいて物品を管理することにより、ユーザが、無線タグの付された所有物に関する情報(所有物を落とした旨、新規に購入等した物品に関する広告等)をリアルタイムで、容易かつ正確に把握することが可能となる。
本実施形態では、タグリーダ211,212が取得したタグID群の比較対象となる、当該取得前に取得されたタグID群の特定を、タグIDと所有者を関連付けたタグDB221を参照することにより行うこととしたが、以下のような方法により上記特定を行ってもよい。
図20に示すように駅の改札のような人ひとりが通れるくらいのゲート250を設け、ゲート250にタグリーダ213を設置する。このようにすると、タグリーダが複数の人の無線タグを同時に検出することはなく、同時に検出されたすべての無線タグ群は同一の所有者の物品に付されたタグであると推測することができる。さらに、別のタイミングで取得された無線タグID群と同じIDが一定数以上含まれていれば、同一の所有者が所有する物品に対応する無線タグIDを判断することができ、比較対象の無線タグID群を特定することができる。なお、上記ゲート250は、無線タグID取得専用でなくてもよく、例えば駅の自動改札を利用してもよい。
また、図21に示すようにタグDB221は無線タグIDに対して、当該無線タグが付されたものが物品であるか、人であるかを判別するための情報を格納し、この情報を利用して比較対象の無線タグID群を特定することもできる。この場合、タグリーダ211,212によって検出された無線タグのIDに対応する物品は、同時に取得された人に付された無線タグのIDに対応する者が所有者であると推測することができる。上記により、別タイミングで取得された同一の所有者の物品に対応する無線タグID群を比較対照として特定することができる。
なお、上記では無線タグID群の比較対象を特定するのに、経時的観点では、単に蓄積DBを参照し、取得より前に既に取得されている無線タグID群を比較対象とするとしているが、取得より前に既に取得されている最新時刻の無線タグID群のようにより詳細な条件を付してもよいし、所有者毎に最新のID群のみが残るようにしてもよい。
また、上述のいずれの実施形態においても、タグリーダは複数あるものとしているが、単一のタグリーダのみを用いた実施形態としてもよい。
本発明の第1実施形態に係る物品管理システムの構成を示す図である。 第1実施形態におけるタグリーダライタによる仮ID検出前における仮ID蓄積DBのデータ格納例を示す図である。 第1実施形態におけるタグリーダライタにより検出された仮IDが減少した場合における仮ID蓄積DBのデータ格納例を示す図である。 第1実施形態における物品管理システムにより実行される落し物通知処理を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態における仮IDを割り当てる第1の手法において、無線タグの属性情報をユーザが登録する様子を示す図である。 第1実施形態における無線タグ検出後における属性情報入力画面の一例を示す図である。 第1実施形態における属性情報入力後における属性情報入力画面の一例を示す図である。 第1実施形態における仮IDが登録されたタグDBサーバ内部のデータ格納例を示す図である。 第1実施形態における仮IDを割り当てる第2の手法において、仮IDの割当て前におけるタグDBサーバのデータ格納例を示す図である。 第1実施形態における検出された無線タグIDがリーダ管理装置に転送される様子を示す図である。 第1実施形態における仮IDの割当て後に更新されたタグDBサーバのデータ格納例を示す図である。 第1実施形態における仮IDを割り当てる第3の手法において、検出された無線タグID又は仮IDが、リーダ管理装置に転送される様子を示す図である。 第1実施形態におけるリーダ管理装置における無線タグID又は仮IDの格納例を示す図である。 第1実施形態におけるタグリーダライタにより検出された仮IDが増加した場合における仮ID蓄積DBのデータ格納例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る物品管理システムの構成を示す図である。 第2実施形態におけるタグリーダにより検出されたタグIDが減少した場合における蓄積DBのデータ格納例を示す図である。 第2実施形態におけるタグDBのデータ格納例を示す図である。 第2実施形態における物品管理システムにより実行される落し物通知処理を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態におけるタグリーダにより検出されたタグIDが増加した場合における蓄積DBのデータ格納例を示す図である。 第2実施形態におけるタグリーダの設置例を示す図である。 第2実施形態におけるタグDBのデータ格納例を示す図である。
符号の説明
1…物品管理システム、10,20…タグリーダライタ、11,21…仮ID受信部、12,22…仮ID蓄積データベース、13,23…仮ID取得部、14,24…仮ID比較部、15,25…情報提供部、30…タグDBサーバ、41〜48…無線タグ、50…パーソナルコンピュータ、60…リーダ管理装置、70,80,90…タグリーダライタ、121…リーダID領域、122…仮ID領域、201…物品管理システム、211,212,213…タグリーダ、221…タグDB、221A…無線タグID領域、221B…物品の名称及び所有者領域、230…物品管理装置、231…無線タグ受信部、232…無線タグ格納部、233…蓄積DB、233A…リーダID領域、233B…無線タグID領域、233C…取得日時領域、234…無線タグ比較部、235…情報提供部、241,242、243…無線タグ、250…ゲート、N…ネットワーク。

Claims (4)

  1. 無線タグのID群を取得する取得手段と、
    第1のタイミングで前記取得手段により取得された無線タグのID群を格納する格納手段と、
    前記格納手段により格納された無線タグID群と、前記第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記取得手段により取得された無線タグID群とを比較して、それらの無線タグID群のIDの一致数を特定する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果により、両者に既定数以上同一のIDが存在する場合、前記格納手段により格納された当該無線タグID群と前記取得手段により取得された無線タグIDとを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする物品管理装置。
  2. 取得手段と格納手段と比較手段と特定手段と送信手段とを備える物品管理装置における情報処理方法であって、
    前記取得手段が、無線タグのID群を取得する取得ステップと、
    前記格納手段が、第1のタイミングで前記取得ステップにより取得された無線タグのID群を格納する格納ステップと、
    前記比較手段が、前記格納ステップにより格納された無線タグID群と、前記第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記取得ステップにより取得された無線タグID群とを比較して、それらの無線タグID群のIDの一致数を特定する比較ステップと、
    前記特定手段が、前記比較ステップによる比較の結果により、両者に既定数以上同一のIDが存在する場合、前記格納ステップにより格納された当該無線タグID群と前記取得ステップにより取得された無線タグIDとを比較し、当該比較により得られた差分に相当する無線タグIDを特定する特定ステップと、
    前記送信手段が、前記特定ステップにより特定された無線タグIDに応じた情報を送信する送信ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  3. 前記送信手段は、前記特定手段により特定された無線タグIDが、前記格納手段に事前に格納されていた無線タグID群に含まれる場合には、前記特定された無線タグIDにより識別される物品が落し物である旨を示す情報を送信することを特徴とする請求項に記載の物品管理装置。
  4. 前記送信手段は、前記特定手段により特定された無線タグIDが、前記格納手段に事前に格納されていた無線タグID群に含まれない場合には、前記特定された無線タグIDにより識別される物品に関する情報を送信することを特徴とする請求項に記載の物品管理装置。
JP2003387136A 2003-09-05 2003-11-17 物品管理装置、及び情報処理方法 Expired - Fee Related JP4334980B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003387136A JP4334980B2 (ja) 2003-09-05 2003-11-17 物品管理装置、及び情報処理方法
EP04020915A EP1522949B9 (en) 2003-09-05 2004-09-02 Article management apparatus and information processing methods
US10/932,039 US7218228B2 (en) 2003-09-05 2004-09-02 Article management apparatus and information processing methods
DE602004032001T DE602004032001D1 (de) 2003-09-05 2004-09-02 Gerät zur Verwaltung von Artikeln und Informationsverarbeitungsverfahrungen
CNB200410068621XA CN1309260C (zh) 2003-09-05 2004-09-03 物品管理装置和信息处理方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003314432 2003-09-05
JP2003387136A JP4334980B2 (ja) 2003-09-05 2003-11-17 物品管理装置、及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005100313A JP2005100313A (ja) 2005-04-14
JP4334980B2 true JP4334980B2 (ja) 2009-09-30

Family

ID=34315620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003387136A Expired - Fee Related JP4334980B2 (ja) 2003-09-05 2003-11-17 物品管理装置、及び情報処理方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7218228B2 (ja)
EP (1) EP1522949B9 (ja)
JP (1) JP4334980B2 (ja)
CN (1) CN1309260C (ja)
DE (1) DE602004032001D1 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005084826A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Ntt Docomo Inc サーバ装置、及び情報提供方法
US8032429B2 (en) * 2004-03-10 2011-10-04 Microsoft Corporation Method and identification tag for asset management
US7165722B2 (en) * 2004-03-10 2007-01-23 Microsoft Corporation Method and system for communicating with identification tags
US7151445B2 (en) 2005-01-10 2006-12-19 Ildiko Medve Method and system for locating a dependent
US8700729B2 (en) 2005-01-21 2014-04-15 Robin Dua Method and apparatus for managing credentials through a wireless network
US7323992B2 (en) * 2005-06-21 2008-01-29 International Business Machines Corporation Method and system for aggregation of RFID signal sources and composite to develop a unique signature
US7432797B2 (en) * 2005-10-05 2008-10-07 International Business Machines Corporation Prefetching manifest data in an RFID system
JP2007114970A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Fujitsu Ltd サービス提供方法、サービス提供装置、プログラム及びコンピュータ読取可能記録媒体
US7568211B2 (en) * 2005-11-16 2009-07-28 Industrial Technology Research Institute System and method to implement business model for advertising revenue by detecting and tracking audience members who visit advertiser designated locations
US7740179B2 (en) * 2005-12-15 2010-06-22 Mediamark Research, Inc. System and method for RFID-based printed media reading activity data acquisition and analysis
US7959086B2 (en) * 2005-12-15 2011-06-14 Gfk Mediamark Research & Intelligence, Llc System and method for RFID-based printed media reading activity data acquisition and analysis
JP3946748B1 (ja) * 2006-02-20 2007-07-18 株式会社神戸製鋼所 情報同期システム
JP4729439B2 (ja) * 2006-02-22 2011-07-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線タグ判定システム及び無線タグ判定方法
FR2898008A1 (fr) * 2006-02-24 2007-08-31 Gemplus Sa Identification d'un objet electronique portable dans des communications avec un terminal
JP4855813B2 (ja) * 2006-03-30 2012-01-18 富士通株式会社 無線タグ管理プログラム、無線タグ管理方法及び無線タグ管理装置
US7834762B2 (en) * 2006-12-27 2010-11-16 Motorola, Inc. Monitoring for radio frequency enabled items based on activity profiles
US20080162291A1 (en) 2006-12-27 2008-07-03 Motorola, Inc. Dynamic updating of product profiles for active lifestyles
US7688208B2 (en) * 2007-04-26 2010-03-30 Motorola, Inc. Monitoring for radio frequency enabled items based on shared group activity profiles
WO2009039604A1 (en) * 2007-09-25 2009-04-02 Bce Inc. System and method for tracking items associated with read/writable tags
JP5560548B2 (ja) * 2008-09-11 2014-07-30 株式会社デンソーウェーブ 携帯型リーダライタ
KR101270543B1 (ko) * 2008-12-03 2013-06-03 삼성전자주식회사 메타물질을 이용한 칩리스 알에프 아이디 시스템 및 그 인식 방법
US20110025462A1 (en) * 2009-07-28 2011-02-03 Symbol Technologies, Inc. Systems and methods for saving power in a distributed rfid system
US10706383B2 (en) 2010-07-16 2020-07-07 Walmart Apollo, Llc Method and apparatus pertaining to module-based scanning of RFID tags
WO2012068582A1 (en) * 2010-11-19 2012-05-24 Isolynx, Llc Associative object tracking systems and methods
JP5679826B2 (ja) * 2011-01-07 2015-03-04 株式会社モバイルビジネスプロモート 広告媒体管理システム
US9781571B2 (en) * 2011-04-20 2017-10-03 Sony Corporation Methods, systems and computer program products for registration of and anonymous communications related to tagged objects
US20130135082A1 (en) * 2011-11-30 2013-05-30 Honeywell International, Inc. doing business as (d.b.a.) Honeywell Scanning & Mobility Rfid reading device and rfid tag grid for asset management
US10073992B2 (en) * 2013-09-20 2018-09-11 Walmart Apollo, Llc Method and apparatus pertaining to facilitating the reading of RFID tags
EP3108403A1 (en) * 2014-02-21 2016-12-28 Sony Corporation Detection of unauthorized tags
CN105488618A (zh) * 2015-11-25 2016-04-13 国家电网公司 一种工器具周期管理方法
WO2018089777A2 (en) * 2016-11-10 2018-05-17 Eco Culture Manufacturing Corp Garment life cycle tracking system and method
DE112018000705T5 (de) 2017-03-06 2019-11-14 Cummins Filtration Ip, Inc. Erkennung von echten filtern mit einem filterüberwachungssystem

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963134A (en) * 1997-07-24 1999-10-05 Checkpoint Systems, Inc. Inventory system using articles with RFID tags
JP4140135B2 (ja) * 1999-07-05 2008-08-27 富士ゼロックス株式会社 物品持ち出し管理システム
US6259367B1 (en) * 1999-09-28 2001-07-10 Elliot S. Klein Lost and found system and method
US6476718B1 (en) * 2000-06-12 2002-11-05 Christopher Leslie Mutlow Cartwright Traceable luggage bag and system
US6275153B1 (en) * 2000-07-26 2001-08-14 Andrew Brooks Identification and tracking system
JP2002163301A (ja) 2000-11-29 2002-06-07 Ntt Docomo Inc 物品管理方法及び物品管理装置
US6774811B2 (en) * 2001-02-02 2004-08-10 International Business Machines Corporation Designation and opportunistic tracking of valuables
US7061383B2 (en) * 2001-11-15 2006-06-13 United Air Lines, Inc. Radio frequency check-in
US6825766B2 (en) * 2001-12-21 2004-11-30 Genei Industries, Inc. Industrial data capture system including a choke point portal and tracking software for radio frequency identification of cargo
US6982644B2 (en) * 2002-05-09 2006-01-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Safety device
AT502890B1 (de) * 2002-10-15 2011-04-15 Atomic Austria Gmbh Elektronisches überwachungssystem zur kontrolle bzw. erfassung einer aus mehreren sportartikeln bestehenden sportartikelkombination
AU2004250692B2 (en) * 2003-06-17 2008-08-21 United Security Applications Id, Inc Electronic security system for monitoring and recording activity and data relating to cargo
US6967577B2 (en) * 2003-08-11 2005-11-22 Accenture Global Services Gmbh Manufactured article recovery system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005100313A (ja) 2005-04-14
EP1522949B9 (en) 2011-09-07
CN1598861A (zh) 2005-03-23
US7218228B2 (en) 2007-05-15
EP1522949A1 (en) 2005-04-13
DE602004032001D1 (de) 2011-05-12
US20050093698A1 (en) 2005-05-05
EP1522949B1 (en) 2011-03-30
CN1309260C (zh) 2007-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4334980B2 (ja) 物品管理装置、及び情報処理方法
US8612309B2 (en) Preference information collecting system, device, method, and program
US9532183B2 (en) Data locator technology
EP1377931B1 (en) Method for creating personality profiled using tagged objects
JP4861965B2 (ja) 情報配信システム
US20180182189A1 (en) Displaying targeted messages on display screens of automated storage and retrieval terminals
US20150046213A1 (en) Method for identifying a shopping group in a store
JP6223735B2 (ja) 捜索制御装置、捜索制御方法、及びプログラム
KR20170079536A (ko) 공공 디스플레이를 통한 사용자 맞춤형 광고 제공 시스템 및 이를 이용한 광고 제공 방법
CN110706014A (zh) 一种商场店铺推荐方法、装置及***
WO2008003192A1 (fr) Système et procédé d'adaptation intelligents
JP2002163301A (ja) 物品管理方法及び物品管理装置
US11164410B2 (en) Smart home delivery and services
JP4767732B2 (ja) 情報配信サーバ、情報配信システム及び情報配信方法
JP2004070419A (ja) 広告情報送信装置
JP2002175459A (ja) 店舗の情報管理システムおよび方法
JP2005063145A (ja) 情報提供システム、情報提供方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、及びそのプログラムを記録した情報記録媒体
JP2006146692A (ja) 商品位置表示システム、商品位置表示方法、個人情報管理プログラム及び商品位置管理プログラム
JP2005309844A (ja) 管理システム及び管理方法
WO2007145450A1 (en) Mobile communication terminal capable of pinpointing a tag's location and information providing system and service method utilizing both of them
CN1669028A (zh) 用于物理区域中媒体分配的***和方法
JP2005063427A (ja) 情報配信システム、サーバ、読取装置及び表示装置
JP2002056171A (ja) 顧客管理システム
JP2006134242A (ja) 状況判定システム、状況判定方法
JP2006163728A (ja) 情報提供システム、情報提供方法及び情報提供装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090624

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4334980

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees