JP4334327B2 - 対象物の大きさおよび位置を測定するためのホログラフィ光学素子およびその使用方法ならびに当該ホログラフィ光学素子を有する装置 - Google Patents

対象物の大きさおよび位置を測定するためのホログラフィ光学素子およびその使用方法ならびに当該ホログラフィ光学素子を有する装置 Download PDF

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Description

本発明は、所定の角度領域をスイープする偏向光ビームを用いて、対象物の大きさおよび位置を測定するためのホログラフィ光学素子およびその使用方法ならびにこのようなホログラフィ光学素子を有する装置に関する。このホログラフィ光学素子は、所定の区画に干渉縞を有しており、ここでこの干渉縞は、それ自体公知のように、単色のコヒーレントなレーザ源から発せられた扇形の基準波面と、この基準波面とは別の角度で上記の素子に当たる、同様にこの単色のコヒーレントレーザ源から発せられた平行な波面とで同時に露光することにより、ならびに引き続いて現像することによって得られる。
上記のようなホログラフィ光学素子を本発明では以下、HOE(holographisches optisches Element)と称する。
一般にHOEの作製は専用のホログラフィ実験室で行われる。この設備は、大体において写真現像室のそれに相応するが、単色のコヒーレントなレーザ光だけで処理されるという特徴を有する。ホログラムの作製および殊にHOEの作製のためにはフィルムプレート(コーティングされたガラスプレート)が使用される。これらは、選択された波面によって露光され、引き続き、使用したフィルム層に相応して現像される。
ホログラムは、非接触の様々な光学的測定方法に使用される。これらには、例えば、US−A5018803に記載された3D表面を三角測量する方法ないしはそこに記載された装置が挙げられる。ここではデフレクタによって線または点のラスタが、測定すべき対象物に投影され、高さ構造に相応する形状が測定される。デフレクタとして例えば、回転プレートおよびストライプが使用され、ここでこのストライプは回転するホイールに被着される。
いずれの場合にも、1つずつのホログラムを有する互い離れた区画ないしはセグメントが設けられており、このホログラムによって走査ビームが偏向され、プレートまたはホイールが回転する際にこの走査ビームが振動して運動する。このホログラムセグメントは、回転時にそれぞれ個別に走査ビームによって照射される。しかしながら、これらの別個のホログラムセグメントによって偏向されるビームは互いに交わらない。さらにそこに記載された装置とこれに所属するデフレクタとでは、ケーブルの太さまたは位置を測定することはできない。
例えばケーブルまたはワイヤである対象物の太さおよび大きさならびに位置を測定するための装置および方法は、例えばUS−A5383022および5930734に記載されている。しかしながらこの従来技術ではホログラムは使用されていない。
ホログラムないしはHOEを有する冒頭に述べた形式の相応の装置は、例えば、EP−A0245198に記載されている。そこにはHOEの作製についての詳細な説明も記載されており、ここでこのHOEは、光ビームを作製する装置および方法において使用され、この装置および方法により、光ビームの偏向ストロークの領域で、対象物の大きさおよび/または位置が測定される。
上記のように作製されたHOEが、レーザの適切な基準波面で照明されると、記録の際に使用した別の波面が相応に再生される。
上に述べた公知の装置では、例えばケーブルまたはこれに類似の測定すべき対象物は1方向にしか測定できない。
US−A5383022 US−5930734 EP−A0245198
本発明の課題は、ホログラフィ光学素子を提供して、測定すべき対象物の複数のパラメタを決定できるようにすることである。また本発明の別の課題は、このようなホログラフィ光学素子の使用方法またこのようなホログラフィ光学素子を含む装置を提供することである。
上記のホログラフィ光学素子についての課題は、本発明の請求項1により、所定の角度領域をスイープする偏向されたレーザビームを用いて対象物の大きさおよび位置を測定するためのホログラフィ光学素子であって、このホログラフィ光学素子は所定の区画に干渉縞を有しており、この干渉縞は、それ自体公知のように、単色のコヒーレントなレーザ光源から発せられた扇形の基準波面と、同様にこの単色のコヒーレントなレーザ光源から発せられた平行な波面とで同時に露光することにより、ならびに引き続いて現像することにより得られる干渉縞であり、上記の平行な波面は、基準波面とは異なる角度で前記ホログラフィ光学素子に当たる形式のホログラフィ光学素子において、このホログラフィ光学素子は、1つずつの区画に対応付けられた相異なる少なくとも2つの干渉縞を有しており、露光の際に前記干渉縞の数に相応する個数の平行な部分波面を使用されており、ここでこれらの平行な部分波面は、同じレーザ光源から発して進行し、仮想的に前記ホログラフィ光学素子を通過させて延長すると、このホログラフィ光学素子の後ろの測定フィールドの中央で交わることを特徴するホログラフィ光学素子を構成することによって解決される。
また上記のホログラフィ光学素子を含む装置の課題は、本発明の請求項10により、単色の光ビームを形成する送出部および受光部と、送出部に設けられた光ビーム偏向手段とを有する、対象物の大きさおよび位置を測定する装置であって、上記の送出部も受光部も共に固定のホログラフィ光学素子を有しており、上記の光ビーム偏向手段により、送出部にて所定の角度領域にわたりホログラフィ光学素子に向けて光ビームが偏向される形式の、対象物の大きさおよび位置を測定する装置において、上記の一方または両方のホログラフィ光学素子は、1つずつの区画に対応付けられた相異なる少なくとも2つの干渉縞を有する素子であり、露光の際に干渉縞の数に相応する個数の平行な部分波面が使用されており、ここでこれらの平行な部分波面は、同じレーザ光源から発して進行し、仮想的に上記のホログラフィ光学素子を通過させて延長すると、これらのホログラフィ光学素子の後ろの測定フィールドの中央で交わることを特徴する、対象物の大きさおよび位置を測定する装置を構成することによって解決される。
本発明のHOEは、1つずつの区画に対応付けられた相異なる少なくとも2つの干渉縞を有する。言い換えると、本発明のHOEは、このHOEの所定の領域に設けられている互いに異なる2つの干渉縞を有するのである。この領域の構成の仕方については以下、詳しく説明する。
本発明のHOEでは、その作製のため、露光の際に干渉縞の数に相応する個数の平行な部分波面を使用する。ここでこれらの部分波面は、同じレーザ光源から発してつぎのように進行する。すなわち、これらの部分波面は、仮想的にホログラフィ光学素子を通過させて延長すると、この素子の後、1点ないしは1領域で互いに交じわるように進行するのである。
有利な実施形態では、本発明のHOEは、3つまたはそれ以上(すなわち4,5,6…の個数の)干渉縞を有する。
このようにした得られたHOEを、レーザの適切な基準波面で照明すると、記録の際に使用した別の波面が相応に再生される。したがって適切に選択および配置構成することにより、所定の基準波面により、ほとんど任意の波面を作製することができる。光の屈折または反射によってただ1つの像しか再生することしかできない、例えば、レンズ、プリズムおよびミラーなどの慣用の光学素子とは異なり、HOEは回折原理にしたがっている。このため、有利なフィルム構造によって複数の互いに依存しない像が可能になる。しかしながらこのためには、有利には記録時に使用したレーザ光の波長と同じである波長を有する単色のレーザ光を使用することが前提である。
本発明のHOEによれば、測定すべき対象物を、1つの装置において複数の方向で測定するができ、これにより、例えばケーブルの測定の際にこれまで公知の装置の場合のように1方向における太さだけでなく複数の方向に決定することができるのである。複数の方向に測定することによって、直径以外のパラメタを測定することも可能である。これらの別のパラメタには例えばケーブルの真円からのズレがある。
有利な実施形態によれば、本発明のHOEを露光する際に、すべて1平面内にある平行な部分波面を使用する。さらに、有利には露光の際、基準波面と、これらの平行な部分波面に共通な平面との間の角度は40°〜50°,例えば約45°であり、例えばこの角の2等分線は、ホログラフィ光学素子の面に対して垂直である。
別の有利な実施形態によれば、本発明のHOEは、互いに別個のないしは空間的に離れた区画を有し、ここでこれらの区画はそれぞれただ1つの干渉縞を有しており、またこれらの干渉縞は互いに異なっている。言い換えると、第1区画は第1干渉縞を、第2区画は第2干渉縞を、また第3区画は第3干渉縞を有する等々である。
しかしながら別個の干渉縞を有するこれらの区画は、HOEにおいて、少なくとも空間的に局所的に重なり合うか、または空間的に完全に一致することも可能である。したがって本発明のHOEは、重なった3つの干渉縞を有するただ1つの区画を有することが可能である。言い換えると、上記の区画はそれ自体で、干渉縞を1つずつ有する3つの区画の重なり合いになるのである。また混合形態も可能であり、ここでは上記の区画が部分的にだけ重なるである。
本発明のHOEは、対象物の位置ないしは寸法を検出する測定システムないしは装置の1構成部分とすることが可能である。この対象物は、例えばエクストルーダから出るケーブル、形物(profil)またはチューブのことである。このような装置は公知のように通例、送出部と受光部とを有する。この送出部では、所定の角度領域をスイープするように偏向される光ビームが形成される。ここで本発明のHOEは、課題に応じて送出部にしようすることも、受光部に使用することも、または両方に使用することも可能である。当然のことながらこれらのHOEは互いに調整される。さらに、本発明のHOEを送出部または受光部に組み込み、他方の部分に組み込まれるHOEを公知のものとすることも可能である。このようなHOEは、有利にはホログラフィフィルムプレートである。
本発明のHOEは、有利には平坦に構成されおよび/または装置に固定して配置される。
本発明はまた対象物の大きさおよび位置を測定する装置に関し、ここでこの装置は、単色の光ビームを形成する送出部および受光部と、送出部に設けられた光ビーム偏向手段とを有しており、ここで上記の送出部も受光部も共に固定のホログラフィ光学素子を有しており、上記の光ビーム偏向手段により、送出部において所定の角度領域にわたりホログラフィ光学素子に向かって光ビームが偏向され、ここでこの装置は、一方または両方のホログラフィ光学素子が、本発明の素子ないしはHOEであるという特徴を有する。
本発明のHOEは、上記の装置だけでなく、波面をHOEにおける回折によって形成するという目的すべてに対して使用可能である。しかしながら本発明のHOEは有利には、例えばケーブルまたはチューブである対象物の位置および大きさを測定するために使用され、ここでこの測定は所定の角度領域をスイープする偏向レーザビームを使用することによって行われる。
本発明を以下、図面に基づいて詳しく説明する。
図1および2には、これらの図において一点鎖線で示した対象物S1、例えばエクストルーダから出たケーブルまたはチューブの寸法ないしは位置を検出する装置が示されている。また従来技術から公知の特徴部には、大文字のSを前置した参照符号を付与する。したがって例えば図1および2はEP−B10345198から得られたものであるため、参照符号が上記の文字Sによって補われたのである。これらの2つの図は、本発明のHOEの使用例を容易に理解するために使用されている。
図1に示した測定装置は送出部S2を有しており、これは測定領域においてテレセントリックな光ビームを形成するために使用される。ここではレーザビーム源S3が設けられており、これはミラーS4を介して連続的な単色の光ビームを球面の拡大光学系(Aufweitungsoptik)S5に供給する。この拡大光学系から、拡大されたビームがシリンダ状の拡大光学系S6に入射する。これによって平坦な光ビームが形成され、その面は、測定すべき対象物の長手方向軸に対して平行である。このことは図1および2で光ビームS7が対象物S1の領域において図1の投影では厚さが極めて小さいが、図2の投影ではある程度幅を有することによって示されている。しかしながらこのような拡大は必須ではない。所望の寸法の検出は、拡大していない光ビームによって行うことも可能である。
光ビームS7は、別の偏向ミラーS8およびS9を介して、回転する8角形ミラーS10に投射される。このミラーが時計回りに回転すると、入射した光ビームは、図1で破線によって示した角度領域にわたって上から下に周期的に偏向される。この光ビームはつぎにホログラフィ光学素子(HOE=holographischs optisches Element)S11に当たる。光学的に有効な層が極めて薄く、また光学的に透過な薄い支持体に設けられたこのHOEは、プリズム体S12に接続されており、これにより機械的に安定化されている。HOE S11を通してある程度の0次の部分ビームが回折せずに通り抜け、内側から送出側S2のケーシングの前方の壁S13に当たる。これに対して入射したビームS7の大部分は回折して、1次のビームS7として所定の角度でHOEから出射する。このビームは、プリズム体S12の全反射性のまたはミラー化された面S14において反射され、窓S15を通って測定領域に投射される。出射した0次ビームS7が当たる個所には、1つまたは複数の光電変換器S16を配置することができる。ビームS7は、測定領域の対向する側で窓S15を通って受光部S17のケーシングに入射する。ここにはプリズム体S12に相応して構成されたプリズム体S18があり、これはHOE S11に相応するHOE S19を有する。入射した光ビームは、プリズム体S18の反射面S20によってHOE S19に投射され、これはビームをつねに光電変換器S21,例えばフォトセルに投射する。
図1において破線によって境界付けられた偏向ストロークの分だけテレセントリックなビームを周期的に偏向した場合、対象物S1によって遮られない間はこのビームは変換器S21に到達する。遮断の開始時点と終了時点とから得られる遮断の持続時間から、対象物S1の寸法および位置を推定することができる。関連する計算を実行するためのさらなる実施形態は、上記のEP−B10245198に記載されている。
本発明のHOEは、図1に示したHOE S12の置き換えるのに使用される。当然のことながら別に構成された同じ形式の装置に、本発明のHOEを適用することも可能である。
つぎ本発明のHOEの第1実施形態の作製ないしは露光を図3において縮尺にしたがっていない概略斜視図で示す。レーザないしはレーザ光源1によりコヒーレントな波面を形成する。扇形の波面を得るため、レーザビームをレンズ2でピンホールマスク(Lochmaske)3に集束する。これによって理想的な点光源が得られ、この点光源により、基準波面14の幾何学的な原点が決定される。
残りの波面のコヒーレント条件を満たすため、これらの波面を同じレーザビームから形成しなければならない。ここでは第1の偏向をビーム分割器4において行い、このビーム分割器により、偏向された光ビームがパラボラミラー5に導かれる。そこで反射した波面は、パラボラミラー5によって反射される波面のビーム路に配置されるビーム分割器6および7により、合わせて3つの平行な波面に「分割」される。したがってこれらの波面が、平行な部分波面なのである。
中央の平行な部分波面16は、HOE10の区画12に到達して、そこで扇形の基準波面14と共に所要の干渉縞ないしは回折パターン12′をHOE10に形成する。HOE10がこの干渉縞12′だけしか有しないのであれば、これは従来技術によるHOEということになる。
すでに上述したようにパラボラミラー5によって反射される波面から、ビーム分割器6および7によって2つの部分波面15および17が偏向されている。
これらの側方の2つの平行な部分波面15および17は、偏向ミラー8および9によって側方のHOE区画11および13に放射され、そこで扇形の基準波面14と共に相応する干渉縞11′および13′を形成する。ここですべての部分波面15,16,17および基準波面14の光路長は同じでなければならない。ホログラフィフィルムプレート10は上に述べたように形成された干渉縞によって露光され、引き続いて現像される。
ここで平行な部分波面15,16および17はつぎのように選択される、ないしはつぎのようにHOE10に導かれる。すなわち、これらの部分波面は、仮想的にHOE10を通過させて延長すると、この素子10の後、領域/点18で互いに交わるように選択ないしは導かれるのである。ここでこの領域/点は、この測定装置の将来的な測定領域18の中心に位置する。
また3つの部分波面15,16および17はすべて1つの平面内にある。基準波面14とこの平面とがなす角は約45°である。ここでこの角度の2等分線は、HOE10の面に垂直であり、ひいてはHOE10が図3の紙面内にあるとする場合にはこの紙面に垂直である。
さて上記のように作製されたHOE10を基準波面14によって照明すると、相応するHOE区画11,12および13の干渉縞における回折によって、互いに交わる平行な波面15′,16′および17′が測定フィールド18に発生する。図4を参照されたい。したがってこれらの波面15′,16′および17′はつぎのような方向および平面に延在している。すなわち、上に述べた、露光の際に使用した部分波面15,16,17の仮想的な延長に相応する方向および平面に延在しているのである。レーザビーム21が基準波面14の原点3において、回転するポリゴンミラー23によって扇形に偏向される場合、HOE10は、扇形の波面の場合と同様に振る舞う。偏向されたビーム14′がHOE10の区画11,12および13に当たると、このビームは、対応する局所的な干渉縞25,26,27によってつぎのように回折される。すなわち、このビームは、HOE10を出た後、測定フィールドにおいて横方向に偏向されるのである。これにより、ケーブル20の直径を3つの相異なる方向から決定することができる。ここで測定装置から得られる平行なレーザビームの中断時間は、相応する直径に対する尺度である。
上記のHOE10では、対応する干渉縞25,26および27を有する区画11,12および13は空間的に互いに離れている。言い換えると、HOE10は別個のないしは離散的な3つの区画11,12および13を有する。測定も離散的な3つの軸において行われるのである。
図5には完全な測定システムの平面図が上側に、またその側面図が下側に縮尺にしたがわず概略的に示されている。この測定システムの送出部には、図4のHOE10が組み込まれており、ポリゴンミラー23の配置なども図4のそれに相応する。このため、同じ部分ないしは素子に同じ参照符号が使用されている。小さな偏向ミラー19だけが付け加えられているが、その機能は重要ではない。
しかしながらHOE10は送出部だけに使用されており、受光部には使用されていない。そこではHOE30が使用されており、これが有するのは、干渉縞29だけを備える1区画31だけである。すなわちこのHOE30は普通のレンズのように作用するのである。平行なビーム束がレンズに、つまりこの実施例の場合の干渉縞29を備えるHOE30に当たると、この平行なビームは、このレンズの焦点に集束される。この平行なビーム束が光軸に平行な場合、上記の焦点もふつう光軸上にある。この関係は、中央の測定ビーム16′と、引き続いて集束される受光素子35までのビーム路34とにおいて見られる。
上記の平行なビーム束がHOE30ないしはレンズに斜めに放射されると、焦点も横方向にずれ、詳しくいうとレンズ中心またはHOE30の中央を通りかつこのビーム束に平行に伸びる軸にずれる。このような状況は、側方の2つの測定ビーム15′および17′において発生し、この際に、集束するビーム32および36は、相応して受光器33および37のずれた焦点に当たる。
図5のHOE10は、別個のかつ離散的な3つの区画11,12および13を有するため、ケーブル20の測定も離散的な3つの軸ないしはゾーンにおいて行われる。図5に示した図に相応する図6の図では、図5のHOE10はHOE40によって置き換えられている。このHOE40は、別個の区画を有しておらず、またそれに対応する互いに分かれて配置された干渉縞も有していない。このHOE40は、1つの干渉縞28を備える1区画だけを有しており、ここでこの干渉縞は、互いに重なり合う相異なる3つの干渉縞43,44および45からなる。このようなHOE40を作製するためには、平行な波面によって照射される区画は互い重なり合わなければならない。この場合、HOE40は光学的につぎのように動作する。すなわち、あたかも相異なる3つのレンズ系が互いの中にあるように動作するのである。これは通常のレンズでは不可能である。
図6に示した実施形態における受光部のHOE30は、図5に示した実施形態のHOE30に相応する。
また図6においても同じ素子ないしは部分には、同じ参照符号または付加的に1つないしは2つのダッシュ(′ないしは″)を有する参照符号を付与する。
図6に付加的に示した極めて大きな測定角の使用は、不規則なプロフィールにおいて、発生し得る寸法の最大値および最小値と、例えば真円からのズレとを一義的に検出できるという利点を有する。高い要求に対してこれらのパラメタを補間することも可能である。
図7には別の実施形態が平面図で概略的また縮尺にしたがわずに示されている。ここでは2つのHOE10,10′が適用されており、これらは図5に示した実施形態におけるHOE10に相応する。しかしながらこれらの2つのHOE10,10′は互いに垂直に配置されており、ケーブル20は互いに直交する2つの主方向から測定される。図7に示した実施形態においても同じ素子ないしは部分には同じ参照符号または付加的1つまたは2つのダッシュ(′ないしは″)を有する参照符号が付与されている。これに加えて実践的および経済的な理由から付加的な偏向ミラー24,24′,38および38′が設けられている。
この実施形態では送出部のHOE10,10′は、別個の区画11,12および13を有しており、ひいては別個の干渉縞25,26および27を有する。HOE30はそれぞれ1つずつだけ区画30を有しており、ひいては1つずつ干渉縞29を有する。この実施形態によれば、合わせて6つの離散的な方向ないしは軸でケーブル20を測定することができる。ここでは2×3の別個の区画11,12,13が送出部の2つのHOE10,10′に設けられている。
対象物の寸法および位置を求めるEP−B0245198から公知の装置を概略的に示す正面図である 上記の公知の装置の平面図である 本発明のHOEを作製/露光する原理を示す斜視図である 偏向されたレーザビームによって図3のHOEに照射する際の斜視図である 1つずつの相異なる干渉縞を有する3つの別個の区画を有するHOEによって、ケーブルを測定する完全な測定システムを示す概略平面図(上)および概略側面図(下)である 図5にほぼ相応する面から見てはいるが、本発明のHOEにおいて干渉縞の領域が空間的に離れていないないしは別個に配置されていない図である 約90°の角度で互いに配置された本発明の2つのHOEが使用されている測定システムの概略平面図である。
符号の説明
1,1′ レーザ光源
2 レンズ
3 ピンホールマスク
4,6,7 ビーム分割器
5 パラボラミラー
8,9 偏向ミラー
10,10′ ホログラフィ光学素子=HOE,フィルムプレート
11,12,13 HOEの区画
14 扇形の基準波面
14′ 偏向されたレーザビーム
15,16,17 平行な部分波面
15′,15″,16′,16″,17′,17″ 測定ビーム
18 測定フィールド
19 偏向ミラー
20 ケーブル
21 レーザビーム
22,22′ 偏向ミラー
23 ポリゴンミラー
24,24′ 偏向ミラー
25,26,27 対応する区画11,12ないしは13における干渉縞
28 区画41において重なる3つの干渉縞
29,29′ HOE30の干渉縞
30,30′ HOE
31,31′ HOE30の区画
32,32′ 集束ビーム
33,33′ 受光器
34,34′ 集束ビーム
35,35′ 受光器
36,36′ 集束ビーム
37,37′ 受光器
38,38′ 偏向ミラー
40 HOE
41 区画
42,42′ 偏向ミラー
43,44,45 干渉縞

Claims (10)

  1. 所定の角度領域をスイープする偏向されたレーザビーム(14′)を用いて対象物の大きさおよび位置を測定するためのホログラフィ光学素子であって、
    該ホログラフィ光学素子は所定の区画に干渉縞を有しており、
    該干渉縞は、それ自体公知のように、単色のコヒーレントなレーザ光源(1)から発せられた扇形の基準波面(14)と、同様に当該の単色のコヒーレントなレーザ光源から発せられた平行な波面とで同時に露光することにより、ならびに引き続いて現像することにより得られる干渉縞であり、
    前記の平行な波面は、前記基準波面(14)とは異なる角度で前記ホログラフィ光学素子に当たる形式のホログラフィ光学素子において、
    該ホログラフィ光学素子(10,10′,40)は、1つずつの区画(11,12,13,41)に対応付けられた相異なる少なくとも2つの干渉縞(25,26,27,43,45)を有しており、
    露光の際に前記干渉縞の数に相応する個数の平行な部分波面(15,16,17)が使用されており、ここで当該の平行な部分波面は、同じレーザ光源(1)から発して進行し、仮想的に前記ホログラフィ光学素子(10,10′,40)を通過させて延長すると、当該ホログラフィ光学素子(10,10′,40)の後ろの測定フィールド(18)の中央交わることを特徴するホログラフィ光学素子。
  2. 3つまたはそれ以上の相異なる干渉縞(25,26,27,28)を有する、
    請求項1に記載の素子。
  3. 露光の際、すべて1平面内にある平行な部分波面(15,16,17)を使用する、
    請求項2に記載の素子。
  4. 露光の際、前記の基準波面(14)と、前記の平行な部分波面(15,16,17)に共通な平面との間の角度は40°〜50°,例えば45°であり、
    当該角度の2等分線は前記ホログラフィ光学素子(10,10′,40)の面に垂直である、
    請求項3に記載の素子。
  5. 前記の干渉縞(25,26,27)を有する区画(11,12,13)は、前記ホログラフィ光学素子(10,10′)にて互いに空間的に離れている、
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の素子。
  6. 前記の干渉縞(43,44,45)を有する区画(41)は、ホログラフィ光学素子(40)にて少なくとも空間的に局所的に重なり合うか、または空間的に完全に一致する、
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の素子。
  7. 前記ホログラフィ光学素子(10,10,40′)は平坦である、
    請求項1から6までのいずれか1項に記載の素子。
  8. 前記ホログラフィ光学素子(10,10,40′)は、ホログラフィフィルムプレートである、
    請求項1から7までのいずれか1項に記載の素子。
  9. ホログラフィ光学素子(10,10′,40)の使用方法において、
    所定の角度領域をスイープする偏向されたレーザビーム(14′)を用いて対象物、例えばケーブル(20)、形物またはチューブの大きさおよび位置を測定するため、請求項1から8までのいずれか1項に記載されたホログラフィ光学素子(10,10′,40)を使用することを特徴とする使用方法。
  10. 単色の光ビームを形成する送出部および受光部と、送出部に設けられた光ビーム偏向手段とを有する、対象物の大きさおよび位置を測定する装置であって、
    前記の送出部も受光部も共に固定のホログラフィ光学素子を有しており、
    前記光ビーム偏向手段により、送出部にて所定の角度領域にわたりホログラフィ光学素子に向けて光ビームが偏向される形式の、対象物の大きさおよび位置を測定する装置において、
    前記の一方のホログラフィ光学素子は、1つずつの区画(11,12,13,14)に対応付けられた相異なる少なくとも2つの干渉縞(25,26,27,43,44,45)を有する素子(10,10′,40)であり、
    露光の際に前記干渉縞の数に相応する個数の平行な部分波面(15,16,17)が使用されており、ここで該平行な部分波面は、同じレーザ光源(1)から発して進行し、当該平行な部分波面は、仮想的に前記ホログラフィ光学素子(10,10′,40)を通過させて延長すると、当該ホログラフィ光学素子(10,10′,40)の後、測定フィールド(18)の中央で交わることを特徴する、
    対象物の大きさおよび位置を測定する装置。
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