JP4333763B2 - 画像処理装置、記憶領域の管理方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、記憶領域の管理方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、MFPまたは複合機などと呼ばれる画像処理装置およびそれに設けられている記憶領域の管理方法などに関する。
従来より、コピー、スキャナ、ネットワークプリンティング、およびファックスなどの様々な機能が備わった、MFP(Multi Function Peripherals)または複合機などと呼ばれる画像処理装置が役所または企業などの組織のオフィスなどに普及している。近年は、画像処理装置の価格が安くなり、手軽に複数台の画像処理装置をオフィスのイントラネットに設けることができるようになった。
複数台の画像処理装置を効率的に使用するために、特許文献1に記載されるような方法が提案されている。
この方法によると、各プリント出力機器は、各自の出力能力、入力された原稿のデータ量、および出力する部数から待ち時間を計算してテーブルに設定する。クライアント(コンピュータ)側は、プリントを依頼する前に登録されている各プリント出力機器の各テーブルを参照し、最も待ち時間の短い出力先を選択してプリントデータを送信する。
また、近年、画像処理装置は、大容量のハードディスクが備えられるようになり、ドキュメントサーバとしても用いられるようになった。
ドキュメントサーバの機能によると、画像処理装置を使用するユーザごとに、「ボックス」または「個人ボックス」などと呼ばれる、パーソナルコンピュータにおけるフォルダまたはディレクトリなどに相当する記憶領域が与えられる。そして、ユーザは、自分の記憶領域に画像データなどを保存しておくことができる。係る機能は、「ボックス機能」と呼ばれることもある。
さらに、ユーザは、自分の記憶領域に保存されているデータを他のユーザの記憶領域にコピーしたり、他のユーザの記憶領域に保存されているデータを自分の記憶領域にコピーしたり、他のユーザの記憶領域に保存されているデータに基づいて印刷を行ったりすることができる。つまり、ユーザは、他のユーザの記憶領域を様々な形態で使用することができる。
また、近年、画像処理装置は、ますます高性能化し、大きなサイズのデータを容易に取り扱うことができるようになった。今後も、画像処理装置が取り扱うデータのサイズはますます大きくなると考えられる。よって、画像処理装置間の通信のトラフィックは今後も増大すると考えられる。
特開2002−55797号公報
複数台の画像処理装置が存在すると、各ユーザの記憶領域は、あちこちの画像処理装置に分散される。
しかし、そうすると、複数のユーザ同士で互いの記憶領域を盛んに使用すると、通信のトラフィックが増大してしまうことがある。例えば、画像処理装置2Aに自分の記憶領域を有するユーザと画像処理装置2Bに自分の記憶領域を有するユーザとが、互いの記憶領域を利用し合うと、画像処理装置2A、2B間の通信のトラフィックが増大する。
データサイズの増大による今後の通信のトラフィックの増大に鑑みると、ネットワークシステムの安定性のためには、通信のトラフィックを少しでも軽減できるような工夫が必要である。
本発明は、このような課題に鑑み、ユーザごとに記憶領域を設けることができる画像処理装置を複数有するネットワークシステム内の通信のトラフィックの軽減を図ることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、ユーザごとに記憶領域を設けることができる画像処理装置であって、第一のユーザが第二のユーザの記憶領域を使用した使用量と当該第二のユーザが当該第一のユーザの記憶領域を使用した使用量との合計を求める算出手段と、前記合計が所定の量以上であるか否かを判断する判断手段と、前記合計が前記所定の量以上であると判断された場合は、前記第一のユーザの記憶領域および前記第二のユーザの記憶領域が互いに異なる画像処理装置に設けられているのであれば、当該第一のユーザの記憶領域および当該第二のユーザの記憶領域を同一の画像処理装置に設け直すための再設定処理を実行する、再設定処理手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記再設定処理手段は、前記再設定処理を、前記第一のユーザの記憶領域が設けられている画像処理装置と前記第二のユーザの記憶領域が設けられている画像処理装置との間で行われる通信の速度が所定の値以下である場合であれば行い、当該速度が当該所定の値を超える場合は行わない。
または、前記算出手段は、所定の期間における、前記第一のユーザが前記第二のユーザの記憶領域を使用した使用量と前記第二のユーザが前記第一のユーザの記憶領域を使用した使用量との合計を求める。
または、前記第一のユーザの記憶領域を使用した使用量とは、当該第一のユーザの記憶領域にアクセスした回数であり、前記第二のユーザの記憶領域を使用した使用量とは、当該第二のユーザの記憶領域にアクセスした回数である。
または、前記第二のユーザが前記第一のユーザの記憶領域を使用した使用量とは、当該第二のユーザが使用した、当該第一のユーザの記憶領域に記憶されているデータの、述べサイズであって、前記第一のユーザが前記第二のユーザの記憶領域を使用した使用量とは、当該第一のユーザが使用した、当該第二のユーザの記憶領域に記憶されているデータの、述べサイズである。
または、前記算出手段は、前記第一のユーザが前記第二のユーザの記憶領域を使用した時期が所定の長さの期間に集中している場合は、当該期間における使用量を含めないように前記合計を求め、前記第二のユーザが前記第一のユーザの記憶領域を使用した時期が前記所定の長さの期間に集中している場合は、当該期間における使用量を含めないように前記合計を求める。
または、前記再設定処理手段は、特定の機能が、前記第一のユーザの記憶領域が設けられている画像処理装置には備えられているが前記第二のユーザの記憶領域が設けられている画像処理装置には備えられていない場合は、当該第一のユーザの記憶領域が設けられている画像処理装置に当該第二のユーザの記憶領域を移動させることによって、前記再設定処理を実行する。
または、前記特定の機能とは、前記第一のユーザが使用したことがある機能である。
本発明において、「記憶領域の使用」とは、例えば、その記憶領域に記憶(保存)されているデータを呼び出す行為、その記憶領域にデータを保存する行為、またはその記憶領域に記憶されているデータの一覧を参照する行為などを意味する。
本発明によると、ユーザごとに記憶領域を設けることができる画像処理装置を複数有するネットワークシステム内の通信のトラフィックの軽減を図ることができる。
すなわち、本発明に係る画像処理装置を用いてネットワークシステムを構成し、本発明に係る方法によって画像処理装置を制御し、または本発明に係るコンピュータプログラムを画像処理装置で実行させることによって、ネットワークシステム内の通信のトラフィックの軽減を図ることができる。
図1はネットワークシステム1の全体的な構成の例を示す図、図2は画像処理装置2のハードウェア構成の例を示す図、図3は画像処理装置2の機能的構成の例を示す図である。
ネットワークシステム1は、図1に示すように、複数台の画像処理装置2、ルータ3、および通信回線4などによって構成される。このネットワークシステム1は、例えば、役所、会社、または学校などの組織に構築される。
各画像処理装置2は、通信回線4を介して互いに接続し、FTP(File Transfer Protocol)またはSMB(Server Message Block)などのプロトコルに基づいてデータのやり取りを行うことができる。さらに、ルータ3を介して外部のネットワークの装置に接続しデータのやり取りを行うことができる。
画像処理装置2およびルータ3には、ユニークなIPアドレスおよびMACアドレスが与えられている。
以下、ネットワークシステム1に3台の画像処理装置2が設けられている場合を例に説明する。また、これらの3台の画像処理装置2を、それぞれ、「画像処理装置2A」、「画像処理装置2B」、「画像処理装置2C」と区別して記載することがある。
画像処理装置2は、コピー、スキャナ、FAX、ボックス、SCAN−TO−BOX、SCAN−TO−SMB、およびSCAN−TO−FTPなどの様々な機能を集約した処理装置である。一般に、複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれることもある。
「ボックス機能」とは、画像処理装置2を使用するユーザごとに、「ボックス」または「個人ボックス」などと呼ばれる、パーソナルコンピュータにおけるフォルダまたはディレクトリなどに相当する記憶領域を与えておき、ユーザが自分のボックスにドキュメントのデータなどをファイル単位で保存しておくことができるようにする機能である。ボックスには、ネットワークシステム1(つまり、その画像処理装置2自身を含むいずれかの画像処理装置2)に設けられている他のボックスと識別するためのボックスIDが付けられている。
「SCAN−TO−BOX機能」とは、原稿の用紙の印刷面を走査して読み取った画像を画像データ化してファイルを生成し、そのファイルをユーザが指定したボックスIDのボックスに保存する機能である。
「SCAN−TO−FTP機能」とは、原稿の用紙の印刷面を走査して読み取った画像を画像データ化してファイルを生成し、そのファイルをユーザがURLで指定した保存先にFTPで転送する機能である。
「SCAN−TO−SMB機能」とは、原稿の用紙の印刷面を走査して読み取った画像を画像データ化してファイルを生成し、そのファイルをユーザがURLで指定した保存先にSMBで転送する機能である。
画像処理装置2は、図2に示すように、CPU20a、ROM20b、DRAM(Dynamic RAM)20c、ハードディスク20d、モデム20e、NIC(Network Interface Card)20f、I/Oポート20g、液晶ディスプレイ20h、スキャナ20i、印刷装置20j、圧縮伸張バッファメモリ20k、PCIブリッジメモリコントローラ20m、およびASIC(Application Specific Integrated Circuit)20nなどのハードウェアによって構成される。
I/Oポート20gは、MOドライブまたはカードリーダライタなどのオプション装置と接続するための、USBまたはRS−232Cなどのインターフェースである。
モデム20eは、公衆回線を介してFAX端末とFAXプロトコルで画像データの通信を行うためのインターフェースである。ネットワークカード20fは、通信回線4を介して他の画像処理装置2または外部の装置を相手にいわゆるIP通信を行うためのインターフェースである。
スキャナ20iは、原稿の用紙に描かれている写真、文字、絵、または図表などの画像を光学的に読み取って画像データを生成する。
圧縮伸張バッファメモリ20kは、スキャナ20iによって得られた画像データまたは他の装置から送信されてきた画像データ(Emperor、PostScript、またはPCLなどで記述された画像データ)を一時的に記憶する。
ASIC20nは、圧縮伸張バッファメモリ20kに記憶されている画像データに対して、RGB色空間のフォーマットからCMYK色空間のフォーマットへの変換の処理、解像度の変更の処理、誤差拡散の処理、MH/MR/MMRフォーマットへの圧縮の処理、または伸張の処理などを施す。
印刷装置20jは、圧縮伸張バッファメモリ20kに記憶されASIC20nによって画像処理が施された画像データに基づいて画像を再現し用紙に印刷する。
液晶ディスプレイ20hは、タッチパネル方式の液晶ディスプレイであって、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが所望する処理の種類および処理条件を入力するための画面、およびCPU20aで実行された処理の結果を示す画面などを表示する。また、ユーザが触れた位置を検知し、その位置を示す信号をCPU20aに伝える。
ROM20bまたはハードディスク20dには、図3に示すようなボックス情報記憶部201、機能情報記憶部202、ログ情報記憶部203、ボックス管理部204、ユーザグルーピング処理部205、ボックス集合先選択部206、およびボックス再設定処理部207などを実現するためのプログラムおよびデータが格納されている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてDRAM20cに読み出され、CPU20aによってプログラムが実行される。これらの機能の一部または全部を、回路などのハードウェアで実現するようにしてもよい。
さらに、ハードディスク20dには、ユーザごとのボックスのための領域が確保されている。
PCIブリッジメモリコントローラ20mは、DRAM20cへのデータの書込み、DRAM20cからのデータの読出し、DRAM20cのリフレッシュなど、DRAM20cの管理のための処理を行う。
ユーザは、ネットワークシステム1の中のいずれか1台の画像処理装置2に自分のボックスを設けてもらう。以下、ユーザから見て、自分のボックスが設けられている画像処理装置2を「ホームMFP」と記載する。また、画像処理装置2から見て、その画像処理装置2自身に設けられているボックスの持ち主であるユーザを「ホームユーザ」と記載し、ホームユーザ以外のユーザを「非ホームユーザ」と記載する。
次に、ある企業にネットワークシステム1が設けられている場合を例に、図3に示す画像処理装置2の各部の処理の内容などについて、詳細に説明する。
図4はボックス情報記憶部201に記憶されるボックス情報DTAの例を示す図、図5は機能情報記憶部202に記憶される機能情報DTBの例を示す図、図6はログ情報記憶部203に記憶されるジョブ実績情報DTCの例を示す図、図7はユーザグルーピング処理部205の構成の例を示す図、図8はグルーピング処理の流れの例を説明するフローチャート、図9はボックス共用量の大小関係に基づくグルーピングの例を示す図、図10はボックスの再設定の方法の例を説明するための図である。
ボックス情報記憶部201には、図4に示すように、その画像処理装置2自身または他の画像処理装置2に設けられているボックスごとのボックス情報DTAが記憶されている。ボックス情報DTAには、そのボックスのボックスID、そのボックスが設けられている画像処理装置2のIPアドレスおよび識別用のデバイスID、およびそのボックスの所有者であるユーザ(従業員)のユーザIDが示されている。
ボックス情報記憶部201に記憶されているボックス情報DTAのうち、その画像処理装置2自身に設けられているボックスのボックス情報DTAの内容は、自らのオペレーティングシステムなどに問い合わせれば、得ることができる。
また、ネットワークシステム1の中の画像処理装置2同士で、各々に設けられているボックスのボックス情報DTAを配付し合う。これにより、画像処理装置2は、他の画像処理装置2に設けられているボックスのボックス情報DTAを得ることができる。ボックス情報DTAを配付するタイミングは、自らのボックス情報DTAの内容が更新されたときであってもよいし、他の画像処理装置2から要求されたときであってもよい。
または、ネットワークシステム1の中のいずれか1台または複数台の画像処理装置2を「マスタMFP」に指定し、各画像処理装置2は、自らに設けられているボックスのボックス情報DTAをマスタMFPにアップロードするようにしてもよい。この場合、画像処理装置2は、他の画像処理装置2に設けられているボックスのボックス情報DTAを必要に応じて、マスタMFPにアクセスしダウンロードする。または、マスタMFPは、集まったすべてのボックス情報DTAを、適宜、全ての画像処理装置2に配付する。
機能情報記憶部202には、図5に示すように、その画像処理装置2自身および他の画像処理装置2ごとの機能情報DTBが記憶されている。機能情報DTBには、その画像処理装置2に備えられている機能の一覧およびその画像処理装置2のデバイスIDなどが示されている。
機能情報DTBも、上述のボックス情報DTAと同様に、画像処理装置2同士で配付し合う。または、マスタMFPに集め、全ての画像処理装置2に配付してもよい。
ログ情報記憶部203には、図6に示すように、その画像処理装置2が実行したジョブごとのジョブ実績情報DTC、つまり、ジョブのログが記憶されている。画像処理装置2においてジョブが実行されるごとに、そのジョブのジョブ実績情報DTCが新たにログ情報記憶部203に記憶される。
ジョブ実績情報DTCにおいて、「ジョブID」は、そのジョブを、他のジョブと区別するための識別情報である。「実行日時」は、そのジョブが実行された日付および時刻を示している。「ユーザID」は、そのジョブの指令を与えたユーザのユーザIDを示している。
「ジョブ種別」は、そのジョブの種類を示している。「供給元ボックスID」は、そのジョブを実行する際に使用したデータの供給元であるボックスのボックスIDを示している。「保存先ボックスID」は、そのジョブを実行することによってデータが保存されたボックスのボックスIDを示している。
ここで、ジョブ種類の例を幾つか説明する。「BOXデータコピー」は、ボックスに保存されているファイルをコピーするジョブを意味する。具体的には、このジョブは、「供給元ボックスID」に示されるボックスに保存されているファイルをコピーし「保存先ボックスID」に示されるボックスに保存するジョブである。
「SCAN−TO−BOX」、「SCAN−TO−FTP」、および「SCAN−TO−SMB」は、前に説明した同名の機能を使用して、スキャナ20iによって得られた画像データをユーザが指定した保存場所すなわち「保存先ボックスID」に示されるボックスにファイルとして保存するジョブを意味する。これらのジョブの場合は、「供給元ボックスID」には、何も示されない。
「BOXプリント」は、ボックスに保存されているファイルに基づいて画像の印刷を行うジョブを意味する。具体的には、このジョブは、「供給元ボックスID」に示されるボックスに保存されているファイルを使用して画像の印刷を行うジョブである。このジョブの場合は、「保存先ボックスID」には、何も示されない。
「BOX内一覧参照」は、ボックスに保存されているファイルの一覧をユーザに参照させるために液晶ディスプレイ20hに表示するジョブである。具体的には、このジョブは、「供給元ボックスID」に示されるボックスに保存されているファイルの一覧を生成し液晶ディスプレイ20hに表示するジョブである。このジョブの場合も、「保存先ボックスID」には、何も示されない。
ジョブ実績情報DTCの残りの項目の説明に戻って、「ページ数」は、そのジョブを実行する際に使用したデータによって再現される書類のページ数を示している。「データサイズ」は、そのジョブを実行する際に使用したデータのサイズを示している。ただし、そのジョブのジョブ種別が「BOX内一覧参照」である場合は、「ページ数」には何も示されない。
「通信開始時刻」および「通信終了時刻」は、それぞれ、そのジョブが他の画像処理装置2との通信を伴う場合に、その通信の開始時刻および終了時刻を示している。具体的には、その通信とは、主にそのジョブに係るデータのやり取りのためのものである。
「使用機能」は、その画像処理装置2が有する機能のうちそのジョブのために使用された機能を示している。
そのほか、ジョブ実績情報DTCには、そのジョブの実行結果(成功したか否か)、失敗した場合の原因、通信を伴う場合に使用したプロトコル(FTP、SMB、またはE−Mailなど)、またはそのジョブに使用したデータのデータ名またはファイル名などの情報が含まれている。
また、ログ情報記憶部203には、ボックスを何ら使用しないジョブに関するジョブ実績情報DTCも記憶される。
図3に戻って、ボックス管理部204は、その画像処理装置2自身の(つまり、ローカルの)ハードディスク20dにボックスを新たに生成し、そのボックスにファイルを追加し、そのボックスからファイルを呼び出しまたは削除し、そのボックスに保存されているファイルに関する情報(例えば、ファイル名、保存場所であるボックスのボックス名、ファイルサイズ、および作成日など)を抽出し、またはローカルのハードディスク20dからボックスを削除するなど、ボックスの管理に関する処理を行う。そのほか、他の画像形成装置2に設けられているボックスおよびその中のデータをローカルのハードディスク20dに移動させるための処理なども行う。
ユーザグルーピング処理部205は、図7に示すように、ボックス共用量算出部251、閾値超判定部252、およびグルーピングユーザ決定部253によって構成され、ユーザのグルーピング(グループ化)の処理を、例えば図8に示すような手順で実行する。
図8において、ボックス共用量算出部251は、1人のホームユーザに注目する(#101)。以下、注目したユーザを「注目ユーザ」と記載する。例えば、図9に示すユーザUaに注目したとする。
注目ユーザであるユーザUaが所定の期間(以下、「期間Ta」と記載する。)に他のユーザのボックスを使用した際のログの情報、すなわち、ユーザUaのユーザIDが「ユーザID」の項目に示され、他のユーザのボックスのボックスIDが「供給元ボックスID」または「保存先ボックスID」のいずれかの項目に示され、かつ期間Taの範囲内の日付および時刻が「実行日時」の項目に示されるジョブ実績情報DTCを、ログ情報記憶部203から収集する(#102)。
なお、ホームMFP以外の画像処理装置2を使用することをユーザに認めている場合は、他の画像処理装置2のログ情報記憶部203からも、上記の条件に該当するジョブ実績情報DTCを収集する。以下、同様である。
ここでは、ユーザUb、Uc、Ueのボックスの使用を示すジョブ実績情報DTCが収集されたとする。これら3人のユーザは、注目ユーザすなわちユーザUaと何らかの関連性があると推定される。以下、このように推定されるユーザを「推定ユーザ」と記載する。
各推定ユーザが期間Taに注目ユーザであるユーザUaのボックスを使用した際のログの情報、すなわち、推定ユーザのユーザIDが「ユーザID」の項目に示されかつユーザUaのボックスのボックスIDが「供給元ボックスID」または「保存先ボックスID」のいずれかに示されるジョブ実績情報DTCを、その画像処理装置2自身のログ情報記憶部203および他の画像処理装置2のログ情報記憶部203から収集する(#103)。
ステップ#102、#103で収集したジョブ実績情報DTCに示される、ボックスの使用の実績を集計することによって、注目ユーザと各推定ユーザとが互いのボックスを使用し合った総量を求める(#104)。以下、注目ユーザと推定ユーザとが互いのボックスを使用し合った総量を「ボックス共用量」と記載する。
ここでは、ユーザUa、Ubのボックス共用量(つまり、ユーザUaがユーザUbのボックスを使用した量とユーザUbがユーザUaのボックスを使用した量との合計)、ユーザUa、Ucのボックス共用量、およびユーザUa、Ueのボックス共用量を、それぞれ求める。
ボックス共用量として、ジョブの実行の際にボックスから呼び出したデータまたはボックスに保存したデータのサイズの合計値を適用することができる。すなわち、例えば、ユーザUaがユーザUbのボックスを使用するジョブを3回実行させ、その際にユーザUbのボックスから呼び出したデータまたはユーザUbのボックスに保存したデータのサイズがそれぞれ「10MB」、「15MB」、および「3MB」であり、かつ、ユーザUbがユーザUaのボックスを使用するジョブを2回実行させ、その際にユーザUaのボックスから呼び出したデータまたはユーザUaのボックスに保存したデータのサイズがそれぞれ、「8MB」および「50MB」であった場合は、ユーザUa、Ubのボックス共用量は、「10MB+15MB+3MB+8MB+50MB=86MB」となる。
または、ボックスの使用回数を、ボックス共用量としてもよい。上述の例の場合は、ユーザUa、Ubのボックス共用量は、「3回+2回=5回」となる。または、ジョブを実行する際にボックスから呼び出したデータまたはボックスに保存したデータによって再現される書類のページ数の合計を、ボックス共用量としてもよい。
閾値超判定部252は、算出されたボックス共用量が所定の量(以下、「所定量Qa」と記載する。)以上であるか否かを判定する((#105)。
グルーピングユーザ決定部253は、そのボックス共用量が所定量Qa以上であると判定された場合は(#105でYes)、両ユーザを1つのグループにグルーピングする(#106)。所定量Qa以上のボックス共用量が複数ある場合は、いずれかのボックス共用量に係るユーザを全員、1つのグループにグルーピングする。
例えば、ユーザUa、Ubのボックス共用量およびユーザUa、Ucのボックス共用量が所定量Qa以上であったが、ユーザUa、Ueのボックス共用量が所定量Qa未満であった場合は、ユーザUa、Ub、Ucを1つのグループにグルーピングする。なお、図9の中の太い実線は所定量Qa以上であるボックス共用量に係るユーザの繋がりを表わし、細い点線は所定量Qa未満であるボックス共用量に係るユーザの繋がりを表わしている。
注目ユーザと同一のグループにグルーピングされたユーザを新たに注目し(#107)、新たな注目ユーザごとに、ステップ#102〜#106の処理を実行する。ただし、この際に、すでにその新たな注目ユーザとともにグルーピングされているユーザとのボックス共用量は、もはや、算出する必要はない。
つまり、図9の例では、ユーザUb、Ucに順次注目し、ユーザUbとのボックス共用量が所定量Qa以上であるユーザ(ただし、既にそのグループにグルーピングしたユーザは除く。つまり、ユーザUa、Ucは除く。)およびユーザUcとのボックス共用量が所定量Qa以上であるユーザ(ただし、既にそのグループにグルーピングしたユーザは除く。つまり、ユーザUa、Ubは除く。)を検索し、見つかったユーザをグループに追加する。さらに、見つかったユーザを新たに注目し、同様の処理を行う。この処理を、ユーザが見つからなくなるまで行う。
その結果、例えば、ユーザUbを注目した際にグルーピングの対象のユーザが1人も見つからず、ユーザUcを注目した際にユーザUdが見つかり、ユーザUdを注目した際にグルーピングの対象のユーザが1人も見つからなかった場合は、図9に一点鎖線で示すように、ユーザUa、Ub、Uc、Udが1つのグループにグルーピングされる。
ユーザグルーピング処理部205は、今回グルーピングされなかったホームユーザが残っている場合は(#108でYes)、そのホームユーザに注目し(#101)、ステップ#102〜#107の手順でグルーピング処理を実行する。
なお、ボックス共用量を用いる代わりに、ホームユーザによる他のユーザのボックスの使用の量と所定の量(閾値)とを比較し、その使用の量が所定の量以上であった場合に、そのホームユーザと当該他のユーザとを1つのグループにグルーピングしてもよい。以下、同様である。
図3に戻って、ボックス集合先選択部206は、ユーザグルーピング処理部205によって1つのグループにグルーピングされた各ユーザのボックスを、どの画像処理装置2に集めるのかを選択する。例えば、次の(条件A)および(条件B)の両方を満たす画像処理装置2を選択する。
(条件A) そのグループに所属するユーザのうちの少なくとも1人がホームMFPとしている画像処理装置2であること。
(条件B) そのグループに所属するユーザ全員のボックスおよびそれらに保存されているファイルを記憶するための能力を現在備えている画像処理装置2であること。つまり、非ホームユーザ全員のボックスおよびそれらに保存されているファイルの総サイズ以上の空き容量が現在確保されているハードディスク20dを備えている画像処理装置2であること。
さらに、次の(条件C)をも満たす画像処理装置2を選択するようにしてもよい。
(条件C) (条件A)を満たす他のいずれかの画像処理装置2に備えられていない機能を有する画像処理装置2であること。
例えば、画像処理装置2A、2B、2Cが(条件A)を満たし、かつ、これら3台の画像処理装置2のうち画像処理装置2AにのみPDFフォーマットのファイルを生成する機能を実現するためのアプリケーションがインストールされている場合は、画像処理装置2Aが(条件C)を満たす。以下、他のいずれかの画像処理装置2に備えられていない機能を「特殊機能」と記載する。
特殊機能は、機能情報記憶部202に記憶されている各画像処理装置2の機能情報DTB(図5参照)に示される機能を比較することによって、知ることができる。
さらに、(条件C)に、その特殊機能がそのグループのホームユーザによって使用されたことがある、という制限を加えてもよい。または、その特殊機能を使用する権限(アクセス権)がそのグループのホームユーザに与えられている、という制限を加えてもよい。
さらに、(条件A)〜(条件C)に加えて次の(条件D)をも満たす画像処理装置2を選択するようにしてもよい。
(条件D) (条件C)を満たす画像処理装置2が複数台ある場合は、グループに属するユーザによる使用頻度(例えば、単位期間当たりの使用回数)が最も高い特殊機能を有する画像処理装置2であること。
例えば、画像処理装置2A、2Bが(条件C)を満たし、かつ、画像処理装置2Aの特殊機能よりも画像処理装置2Bの特殊機能の使用頻度のほうが高い場合は、画像処理装置2Bを選択する。
特殊機能の使用頻度は、ユーザグルーピング処理部205によるグルーピング処理の際に収集されたジョブ実績情報DTC(図6参照)の「使用機能」の項目の情報に基づいて求めることができる。
全ての条件を満たす画像処理装置2が複数ある場合は、いずれか1台をランダムに選択すればよい。または、そのグループに所属するホームユーザが最も多い画像処理装置2を選択してもよい。または、最もスペックの高い画像処理装置2を選択してもよい。
ボックス再設定処理部207は、ユーザグルーピング処理部205によって1つのグループにグルーピングされた全てのユーザのボックスを、ボックス集合先選択部206によって選択された画像処理装置2に設け直すための処理を、次のように行う。
その画像処理装置2自身が選択された場合は、そのグループに所属するユーザのうちの非ホームユーザがホームMFPとしている他の画像処理装置2に対して、その非ホームユーザのボックスおよびそれに保存されているファイルを移動させるように要求する。そして、他の画像処理装置2から転送されてきたボックスおよびファイルを、新たにボックス管理部204に管理させる。つまり、非ホームユーザのボックスを中身ごと、他の画像処理装置2からその画像処理装置2自身に移管させる。
一方、その画像処理装置2自身ではなく他の画像処理装置2が選択された場合は、そのグループに所属するユーザのうちのホームユーザのボックスおよびそれに保存されているファイルを当該他の画像処理装置2(選択された画像処理装置2)に転送するように、ボックス管理部204に指令を与える。
例えば、画像処理装置2Aのボックス再設定処理部207は、画像処理装置2A自身をホームMFPとするユーザUa、ユーザUbおよび画像処理装置2BをホームMFPとするユーザUcが1つのグループにグルーピングされた場合において、ボックス集合先選択部206によって画像処理装置2A自身が選択された場合は、ユーザUcのボックスを中身ごと画像処理装置2Aに移動させるように画像処理装置2Bに対して要求する。一方、画像処理装置2Bが選択された場合は、ユーザUa、ユーザUbそれぞれのボックスを中身ごと画像処理装置2Bに移動させる。
なお、3台以上の画像処理装置2が関連する場合は、次のように処理を行う。例えば、画像処理装置2Aのボックス再設定処理部207は、図10(a)のように画像処理装置2A自身をホームMFPとするユーザUa、ユーザUb、画像処理装置2BをホームMFPとするユーザUc、および画像処理装置2CをホームMFPとするユーザUdが1つのグループにグルーピングされた場合において、画像処理装置2A自身が選択された場合は、図10(b)のように、ユーザUcのボックスを中身ごと画像処理装置2Aに移動させるように画像処理装置2Bに対して要求し、ユーザUdのボックスを中身ごと画像処理装置2Aに移動させるように画像処理装置2Cに対して要求する。一方、画像処理装置2Bが選択された場合は、図10(c)のように、ユーザUa、ユーザUbそれぞれのボックスを中身ごと画像処理装置2Bに移動させる。さらに、画像処理装置2Cに対して、ユーザUdのボックスを中身ごと画像処理装置2Bに移動させるように指令する。
また、移動することが決まったボックスを所有するユーザに対してその旨を通知し、許可を得た後にそのボックスを移動させるようにしてもよい。
ボックスが移動してきた画像処理装置2において、従前存在したボックスに保存されているファイルと移動してきたボックスに保存されているファイルとが同一である場合がある。この場合は、一方のボックスからそのファイルを削除し、その代わりに、他方のボックスに保存されているそのファイルのリンク情報(Windows(登録商標)のショートカットに相当する情報)を、保存してもよい。これにより、記録媒体リソースの節約を図ることができる。
図11はボックスの移動のための全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
ここでは、画像処理装置2Aにおいてボックスの再設定の処理を行う場合を例として、図11のフローチャートを参照しながら説明する。
画像処理装置2Aは、通常、ユーザから与えられた指令に基づいてジョブを実行し、そのジョブのジョブ実績情報DTCをログ情報記憶部203(図6参照)に蓄積する。そして、管理者から指令があったときにまたは定期的に、ボックスの再設定の処理を実行する。
図11において、画像処理装置2Aは、ユーザのグルーピングの処理を行う(#1)。係る処理の手順は、前に図8で説明した通りである。
グループができた場合は(#2でYes)、そのグループに所属する各ユーザのボックスをどの画像処理装置2に集めるのかを、例えば上述の(条件A)〜(条件D)を満たす画像処理装置2を検索することによって、選択する(#3)。
画像処理装置2A自身を選択した場合は(#4でYes)、そのグループに所属するユーザのうちの非ホームユーザのホームMFPに対して、その非ホームユーザのボックスを中身ごと画像処理装置2Aに移動させるように、要求する(#5)。その結果、前に図10(b)で説明したように、画像処理装置2Aにボックスが集められる。
一方、他の画像処理装置2を選択した場合は(#4でNo)、そのグループに所属するユーザのうちのホームユーザのボックスを、選択した画像処理装置2に移動させる(#7)。さらに、選択していない画像処理装置2に対して、そのグループに所属するユーザのボックスを選択した画像処理装置2に移動させるように、指令する(#8)。
例えば、図10(c)で説明したように、画像処理装置2Bが選択された場合は、画像処理装置2Aのホームユーザのボックスを画像処理装置2Bに移動させるとともに、そのグループに所属するユーザのうちの画像処理装置2Cにとってのホームユーザのボックスを画像処理装置2Bに移動させるように画像処理装置2Cに対して指令する。
これにより、画像処理装置2Aにおけるボックスの再設定の処理が完了する。なお、画像処理装置2Aは、他の画像処理装置2において再設定の処理が行われた場合は、他の画像処理装置2からボックスが転送されてきたり、ボックスを移動させるように要求されまたは指令されたりすることがある。ボックスが転送されてきた場合は、それを受信し、以後、画像処理装置2Aがそのボックスを管理する。ボックスを移動させるように要求されまたは指令された場合は、それに従う。
なお、ボックスの移動に伴って、ユーザのホームMFPも変更される。例えば、ユーザUaのボックスが画像処理装置2Aから画像処理装置2Bに移動すると、ユーザUaのホームMFPは画像処理装置2Aから画像処理装置2Bに変更される。
また、ボックスの移動に伴って、そのボックスのユーザに関する各種の情報(例えば、液晶ディスプレイ20hに表示する文字の大きさ、言語、および初期画面などに関する使用環境の設定情報、ユーザアカウントの情報、アクセス権の情報)も、変更前のホームMFPから変更後のホームMFPに移動させてもよい。
本実施形態によると、複数のユーザ同士が互いのボックスを所定の量以上使用する場合に、これらのボックスを1台の画像処理装置2に設け直すことができる。これにより、これらのユーザ同士が互いのボックスを使用することによって生じる通信のトラフィックを減らし、ネットワークシステム1内全体の通信のトラフィックの軽減を図ることができる。しかも、これらのユーザのグルーピングを、過去のジョブの履歴に基づいて行うことができる。よって、管理者の手を煩わせることなく、ネットワークシステム1全体の通信のトラフィックの軽減を図ることができる。
このネットワークシステム1を企業などの団体で用いると、例えば、互いに使用し合う頻度の高い、同じ業務を行っていると考えられる各ユーザのボックスを、1台の画像処理装置2に集めることができる。
〔グルーピングの変形例〕
本実施形態では、ユーザ同士のボックス共用量のみに基づいて、グルーピングするユーザを判別したが、次のような条件を加えて判別してもよい。
例えば、ユーザ同士のボックス共用量が所定量Qa以上であっても、それぞれのユーザのボックスが設けられている画像処理装置2同士間の通信速度が所定の値以上である場合は、両者のグルーピングを行わないようにしてもよい。通信速度が十分に速ければ、ボックスの共用によって生じる通信のトラフィックのための通信回線のリソース(いわゆる帯域)を容易に確保でき、グルーピングの効果は小さいからである。
または、期間Taの中の短い期間にのみ使用が集中している場合は、その短い期間の使用は考慮せずに、ボックス共用量を算出してもよい。これにより、操作ミスまたは故障などによる一時的な使用の量を除外し、より適切に判別を行うことができる。
または、通信のトラフィックが空いている時間帯(例えば、ほとんどの従業員が帰宅している深夜の時間帯など)の使用は考慮せずに、ボックス共用量を算出してもよい。この時間帯は、多少、特定の画像処理装置2同士の間の通信の量が増加したとしても、ネットワークシステム1全体のリソースを不足させるような悪影響を及ぼす可能性が低いからである。
また、グループの規模が大きくなり過ぎると、1台の画像処理装置2にボックスの管理が集中してしまうおそれがある。そこで、グループの人数が所定の人数を超える場合は、所定量Qaを増やして、グルーピング処理をやり直してもよい。または、期間Taを短縮して、グルーピング処理をやり直してもよい。または、通信回線を介して互いのボックスを使用し合っているユーザ同士(つまり、通信量の多いユーザ同士)を優先的にグルーピングするようにしてもよい。
〔移動させることができないボックスが存在する場合の例〕
図12はユーザUa、Ub、Uc、Udがグルーピングされた際のボックスの再設定の方法の変形例を説明するための図である。
ボックスを移動させることによって、それを所有するユーザに不便を生じる場合がある。例えば、図12(a)に示すように、画像処理装置2AをホームMFPとするユーザUaには画像処理装置2Aのみに備わっている特殊機能を使用する必要があるが、その特殊機能は他の画像処理装置2に保存されているファイルの使用を禁止しローカルのボックスに保存されているファイルの使用しか認めていない、というような場合である。
このような場合において、集合先として画像処理装置2Bが選択されたら、図12(b)に示すように、ユーザUaのボックスをネットワーク上で識別できる情報(例えば、URL)をリンク情報として画像処理装置2Bに生成し、ユーザUaのボックスは移動させないようにすればよい。そして、このリンク情報を、WindowsのショートカットまたはMAC OSのエイリアスのように用いればよい。また、ユーザUaのボックスに保存されているファイルの一覧も、画像処理装置2Bに与えておいてもよい。
〔マスタMFPによるグルーピング〕
図13はグルーピング処理の方法の変形例を説明するための図である。
本実施形態では、任意の画像処理装置2がグルーピングの処理を行ったが、マスタMFPが行うように構成してもよい。この場合は、マスタMFPは、すべての画像処理装置2から、期間Taに実行されたジョブのジョブ実績情報DTC(図6参照)を収集する。図13に線分で示すように、2人のユーザ(つまり、ペア)の全組合せを求める。収集したジョブ実績情報DTCに基づいて、組合せごとのボックス共用量を算出する。そして、ボックス共用量に基づいて、図13に一点鎖線で示すように、グルーピングを行う。なお、太い実線の線分は所定量Qa以上であるボックス共用量に係るペアを表わしている。細い点線の線分は所定量Qa未満であるボックス共用量に係るペアを表わしている。
複数のグループに所属し得るユーザがいる場合は、例えば、そのユーザのボックス共用量のうちの最も多いボックス共用量に係る相手と同じグループにグルーピングすればよい。
本実施形態では、本発明に係る画像処理装置としてMFPを例示したが、本発明は、ボックス機能を有する画像処理装置であれば、MFP以外の装置にも適用し得る。例えば、複写機、プリンタ、またはファックスなどの画像処理装置にも適用し得る。
その他、ネットワークシステム1、画像処理装置2の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、ボックス情報DTA、機能情報DTB、ジョブ実績情報DTCの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
ネットワークシステムの全体的な構成の例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像処理装置の機能的構成の例を示す図である。 ボックス情報記憶部に記憶されるボックス情報の例を示す図である。 機能情報記憶部に記憶される機能情報の例を示す図である。 ログ情報記憶部に記憶されるジョブ実績情報の例を示す図である。 ユーザグルーピング処理部の構成の例を示す図である。 グルーピング処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ボックス共用量の大小関係に基づくグルーピングの例を示す図である。 ボックスの再設定の方法の例を説明するための図である。 ボックスの移動のための全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ユーザUa、Ub、Uc、Udがグルーピングされた際のボックスの再設定の方法の変形例を説明するための図である。 グルーピング処理の方法の変形例を説明するための図である。
符号の説明
1 ネットワークシステム
2 画像処理装置
204 ボックス管理部
205 ユーザグルーピング処理部
251 ボックス共用量算出部
252 閾値超判定部
253 グルーピングユーザ決定部
206 ボックス集合先選択部
207 ボックス再設定処理部

Claims (10)

  1. ユーザごとに記憶領域を設けることができる画像処理装置であって、
    第一のユーザが第二のユーザの記憶領域を使用した使用量と当該第二のユーザが当該第一のユーザの記憶領域を使用した使用量との合計を求める算出手段と、
    前記合計が所定の量以上であるか否かを判断する判断手段と、
    前記合計が前記所定の量以上であると判断された場合に、前記第一のユーザの記憶領域および前記第二のユーザの記憶領域が互いに異なる画像処理装置に設けられているのであれば、当該第一のユーザの記憶領域および当該第二のユーザの記憶領域を同一の画像処理装置に設け直すための再設定処理を実行する、再設定処理手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記再設定処理手段は、前記再設定処理を、前記第一のユーザの記憶領域が設けられている画像処理装置と前記第二のユーザの記憶領域が設けられている画像処理装置との間で行われる通信の速度が所定の値未満である場合であれば行い、当該速度が当該所定の値以上である場合は行わない、
    請求項記載の画像処理装置。
  3. 前記算出手段は、所定の期間における、前記第一のユーザが前記第二のユーザの記憶領域を使用した使用量と前記第二のユーザが前記第一のユーザの記憶領域を使用した使用量との合計を求める、
    請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記第一のユーザの記憶領域を使用した使用量とは、当該第一のユーザの記憶領域にアクセスした回数であり、
    前記第二のユーザの記憶領域を使用した使用量とは、当該第二のユーザの記憶領域にアクセスした回数である、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記第二のユーザが前記第一のユーザの記憶領域を使用した使用量とは、当該第二のユーザが使用した、当該第一のユーザの記憶領域に記憶されているデータの、述べサイズであって、
    前記第一のユーザが前記第二のユーザの記憶領域を使用した使用量とは、当該第一のユーザが使用した、当該第二のユーザの記憶領域に記憶されているデータの、述べサイズである、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記算出手段は、前記第一のユーザが前記第二のユーザの記憶領域を使用した時期が所定の長さの期間に集中している場合は、当該期間における使用量を含めないように前記合計を求め、前記第二のユーザが前記第一のユーザの記憶領域を使用した時期が前記所定の長さの期間に集中している場合は、当該期間における使用量を含めないように前記合計を求める、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記再設定処理手段は、特定の機能が、前記第一のユーザの記憶領域が設けられている画像処理装置には備えられているが前記第二のユーザの記憶領域が設けられている画像処理装置には備えられていない場合は、当該第一のユーザの記憶領域が設けられている画像処理装置に当該第二のユーザの記憶領域を移動させることによって、前記再設定処理を実行する、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記特定の機能とは、前記第一のユーザが使用したことがある機能である、
    請求項7記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置にユーザごとに設けられた記憶領域の管理方法であって、
    前記画像処理装置に、
    第一のユーザが第二のユーザの記憶領域を使用した使用量と当該第二のユーザが当該第一のユーザの記憶領域を使用した使用量との合計を求め処理を実行させ
    前記合計が所定の量以上であるか否かを判断する処理を実行させ
    前記合計が所定の量以上であると判断した場合、前記第一のユーザの記憶領域および前記第二のユーザの記憶領域が互いに異なる画像処理装置に設けられているのであれば、当該第一のユーザの記憶領域および当該第二のユーザの記憶領域を同一の画像処理装置に設け直すための再設定処理を実行させる
    ことを特徴とする記憶領域の管理方法。
  10. ユーザごとに記憶領域を設けることができる画像処理装置を制御するためのコンピュータプログラムであって、
    当該画像処理装置に、第一のユーザが第二のユーザの記憶領域を使用した使用量と当該第二のユーザが当該第一のユーザの記憶領域を使用した使用量との合計を求める処理を実行させ、
    当該画像処理装置に、前記合計が所定の量以上であるか否かを判断する処理を実行させ、
    前記合計が所定の量以上であると判断した場合に、当該画像処理装置に、前記第一のユーザの記憶領域および前記第二のユーザの記憶領域が互いに異なる画像処理装置に設けられているのであれば、当該第一のユーザの記憶領域および当該第二のユーザの記憶領域を同一の画像処理装置に設け直すための再設定処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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