JP4333572B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4333572B2
JP4333572B2 JP2004360304A JP2004360304A JP4333572B2 JP 4333572 B2 JP4333572 B2 JP 4333572B2 JP 2004360304 A JP2004360304 A JP 2004360304A JP 2004360304 A JP2004360304 A JP 2004360304A JP 4333572 B2 JP4333572 B2 JP 4333572B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
temperature
elapsed time
load
electric power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004360304A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006168428A (ja
Inventor
佳数 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2004360304A priority Critical patent/JP4333572B2/ja
Publication of JP2006168428A publication Critical patent/JP2006168428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4333572B2 publication Critical patent/JP4333572B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
車両の電動パワーステアリング装置は、車両のステアリング系にモータの回転力によって補助操舵トルクを付与するものである。この電動パワーステアリング装置の制御手段が停止した場合(例えば、イグニッションスイッチがオフとなった場合)には、モータの回転が停止し補助操舵トルクが急激に減少してしまい、操舵感に大きな影響を与える。そこで、電動パワーステアリング装置の制御手段が停止した場合などであっても、補助操舵トルクが急激に減少しないように、予め定められたテーブルに基づいて付与すべき補助操舵トルクを算出すると共に、付与すべき補助操舵トルクの遷移に応じてそのテーブルを書き換えることが提案されている(下記特許文献1参照)。
特開2003−312511号公報
ところで、電動パワーステアリング装置が搭載されている車両において運転者が連続して据え切りを行うと、モータに要求される回転力が大きいためにモータに大きな電流が流れる。モータに大きな電流が流れる状態を継続するとモータが発熱し、モータのコイルやブラシ等が耐熱許容温度に達する場合がある。このようになることを避けるために、上記特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置は、テーブルにモータ温度とそのモータ温度に対応した最大電流値とが関連付けられて格納されており、センサによって検知されたモータ温度から最大電流値を選択して制御することで、耐熱許容温度を超えることを防いでいる。
一方、車両製造のコストダウンや構造簡略化の観点から、センサ類を極力削減することが求められている。そこで、モータ温度をモータに流れる電流から推定演算することが行われている。この推定演算では、モータが常時最高温度に晒されていることを前提として演算ロジックが組まれている。従って、たとえ寒冷地で長い時間放置した場合であっても、モータが最高温度に晒されているものとして演算されるので、耐熱許容温度までの余裕が実際よりも少ない状態で制御されることになる。
そこで本発明は、モータ温度を直接検知するセンサを使用せずに、実際のモータ温度に近い温度に基づいた制御を可能とする電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、車両のステアリング系に対して補助操舵トルクを付与する電動パワーステアリング装置の中で、補助操舵トルクを発生させるモータが車室内に配置されている場合に着目して検討を重ねた。その結果、車室内の雰囲気温度は運転が開始された後は所定の温度に収束することを見出した。また、車室内の雰囲気温度が所定の温度に収束すれば、その所定の温度に応じて定常状態のモータの温度も所定の温度に収束することを見出した。本発明はこれらの知見に基づくものである。
本発明の電動パワーステアリング装置は、車両のステアリング系に対して、車両の車室内に配置されたモータによって補助操舵トルクを付与する電動パワーステアリング装置であって、車両のイグニッションスイッチがオンとされてからの経過時間を算出する経過時間算出手段と、経過時間算出手段が算出した経過時間に基づいてモータ周辺の雰囲気温度を推定する雰囲気温度推定手段と、経過時間算出手段が算出した経過時間に基づいて、当該経過時間の間においてモータに負荷がかけられていない場合のモータの無負荷温度を推定する無負荷温度推定手段と、モータの温度を算出するためのフィルタ定数を雰囲気温度推定手段が推定した雰囲気温度に基づいて算出する定数算出手段と、当該算出したフィルタ定数及びモータに流れている電流の電流値と、無負荷温度推定手段が推定したモータの無負荷温度と、に基づいて電流値に対応するモータの温度を推定するモータ温度推定手段と、当該推定した温度に基づいてモータに流す電流を制御する制御手段と、を備える。
本発明の電動パワーステアリング装置によれば、イグニッションスイッチがオンとされてからの経過時間に基づいて、モータに流れている電流に対するモータの温度を推定するためのベースとなる無負荷温度を推定するので、実際の使用状況に応じたモータの温度を推定できる。また、経過時間に応じたフィルタ定数及びモータに流れている電流値と無負荷温度とに基づいて、その電流値におけるモータの温度を推定するので、実際の使用状況をより反映させたモータの温度推定が可能となる。
本発明によれば、実際の使用状況を反映させたモータの温度推定が可能となるので、モータ温度を直接検知するセンサを使用せずに、実際のモータ温度に極力即した制御が可能となる。特に経過時間が長くなった場合にはモータ温度がより低下していると想定することが可能となるので、例えば定常走行をある程度行った後に据え切りを行った場合においても、実際のモータ温度に即してより多くの補助操舵トルクを付与することができる。
本発明は、一実施の形態のために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態である電動パワーステアリング装置のブロック構成図である。図1に示す電動パワーステアリング装置10は、ステアリングホイール30、減速ギア31、及びステアリングシャフト32を含むステアリング系に対して、モータ20によって補助操舵トルクを付与する装置である。本実施形態の場合、モータ20はこの電動パワーステアリング装置が搭載される車両(図示しない)の車室内に配置されている。
イグニッションスイッチ40をオンすると、バッテリ50から供給される電力が電動パワーステアリング装置10のモータ駆動部101を介してモータ20に印加電圧として伝達される。モータ駆動部101がモータ20に印加する電圧は、電動パワーステアリング装置10のアシストトルク演算部102(制御手段)によって制御される。アシストトルク演算部102は、前述したステアリング系の操舵トルクや、車速等に基づいてアシストトルクを算出し、そのアシストトルクを発生させるようにモータ駆動部101に指示信号を出力する。
引き続いて、電動パワーステアリング装置10のその他の構成要素について説明する。電動パワーステアリング装置10は、既に説明したモータ駆動部101及びアシストトルク演算部102の他に、経過時間算出部103(経過時間算出手段)と、無負荷温度推定部104(無負荷温度推定手段)と、雰囲気温度推定部105(雰囲気温度推定手段)と、定数算出部106(定数算出手段)と、モータ温度推定部107(モータ温度推定手段)と、モータ電流検出部108と、温度特性格納部150と、定数情報格納部151と、を備えている。引き続いて各構成要素について説明する。
経過時間算出部103は、イグニッションスイッチ40がオンとされてからの経過時間を算出する部分である。イグニッションスイッチ40がオンとされると、それを示す信号がイグニッションスイッチ40から経過時間算出部103に出力される。経過時間算出部103は、この信号の出力に応じて計時を開始し、イグニッションスイッチ40がオンとされてからの経過時間を積算する。経過時間算出部103は積算した経過時間を、無負荷温度推定部104及び雰囲気温度推定部105のそれぞれに出力する。
無負荷温度推定部104は、経過時間算出部103が算出した経過時間に基づいて、その経過時間の間においてモータ20に負荷がかけられていない場合のモータ20の無負荷温度T℃を推定する部分である。より具体的には、無負荷温度推定部104は温度特性格納部150に格納されているモータ温度特性マップに基づいて、経過時間に応じたモータ20の無負荷温度T℃を推定する。無負荷温度推定部104は推定した無負荷温度T℃をモータ温度推定部107に出力する。
ここで、温度特性格納部150に格納されているモータ温度特性マップについて図2を参照しながら説明する。図2はモータ温度特性マップを説明するためのグラフである。図2に示すグラフは、横軸をイグニッションスイッチ40がオンとなってからの経過時間、縦軸をモータ温度としている。例えば、据え切りをせずに定常走行を継続すると、モータ20は実質的に無負荷状態となり、その温度は所定値に漸近する。従って、図2に示すような経過時間とモータ温度との相関関係が得られる。
図1に戻り、雰囲気温度推定部105は、経過時間算出部103が算出した経過時間に基づいて、モータ20周辺の雰囲気温度を推定する部分である。より具体的には、雰囲気温度推定部105は温度特性格納部150に格納されているモータ雰囲気温度マップに基づいて、経過時間に応じたモータ20周辺の雰囲気温度を推定する。雰囲気温度推定部105は推定した雰囲気温度を定数算出部106に出力する。
ここで、温度特性格納部150に格納されているモータ雰囲気温度マップについて図3を参照しながら説明する。図3はモータ雰囲気温度マップを説明するためのグラフである。図3に示すグラフは、横軸をイグニッションスイッチ40がオンとなってからの経過時間、縦軸をモータ20の雰囲気温度としている。モータ20はこの電動パワーステアリング装置10が搭載されている車両の車室内に配置されているから、その雰囲気温度は車室内の温度に準じたものとなるものと推定される。例えば炎天下に放置されてその車室内温度が65℃程度まで上昇した場合であっても、運転者が乗車してしばらくすれば25℃程度の温度になるものと推定される。従って、図3に示すような経過時間とモータ20の雰囲気温度との相関関係が得られる。
図1に戻り、定数算出部106は、モータ20の温度を算出するためのフィルタ定数を雰囲気温度推定部105が推定した雰囲気温度に基づいて算出する部分である。より具体的には定数算出部106は定数情報格納部151に格納されている定数マップに基づいて、モータ20の雰囲気温度に応じたフィルタ定数を算出する。定数算出部106は算出したフィルタ定数をモータ温度推定部107に出力する。
ここで、定数情報格納部151に格納されている定数マップについて図4を参照しながら説明する。図4は定数マップを説明するためのグラフである。図4に示すグラフは、横軸をモータ20の雰囲気温度、縦軸をフィルタ定数としている。図4に示すように、本実施形態では3つのフィルタ定数K1、K2、K3を算出するようにしている。これらのフィルタ定数を設定する基本的な考え方は、モータ20の雰囲気温度が上がればモータ20自体は暖まり易く冷めにくくなり、モータ20の雰囲気温度が下がればモータ20自体は暖まりにくく冷め易くなることに基づいている。
この考え方をより具体的に図5を参照しながら説明する。図5は雰囲気温度の違いによるモータ20の発熱・放熱特性を示すグラフである。図5に示すグラフは、横軸をイグニッションスイッチ40がオンとなってからの経過時間、縦軸をモータ20の温度としている。モータ20の温度はイグニッションスイッチ40がオンとされる時点ではその雰囲気温度になっていると考えられる。
モータ20の温度が65℃の場合(すなわちモータ20の雰囲気温度が65℃の場合)に、イグニッションスイッチ40をオンとし、更にモータ20に最大電流である65アンペアの電流を通電させたとする。この場合の温度曲線を図5中に実線で示す。最大電流をt分流すとモータ20の温度は耐熱許容温度Tmax℃に到達する。ここでモータ20に流す電流を0アンペアとすると、図5に示すようにモータ20の温度は65℃に向けて漸近する。
一方、モータ20の温度が25℃の場合(すなわちモータ20の雰囲気温度が30℃の場合)に、イグニッションスイッチ40をオンとし、更にモータ20に最大電流である65アンペアの電流を通電させたとすると、図5中の破線のような温度曲線となる。モータ20の温度が65℃とした場合の温度曲線(図5中実線)と比較すると、モータ20の温度が耐熱許容温度に到達する時間がt2(>t1)分となる。また、モータ20に流す電流を0アンペアとすると、図5に示すようにモータ20の温度は30℃に向けて漸近する。この場合のモータ20の降温は、モータ20の温度が65℃の場合に比較して急激になっている。
従って、前述したように、モータ20の雰囲気温度が上がればモータ20自体は暖まり易く冷めにくくなり、モータ20の雰囲気温度が下がればモータ20自体は暖まりにくく冷め易くなっている。本実施形態の3つのフィルタ定数K1、K2、K3は、図5に示すような温度曲線に基づいてフィッティングにより求めている。
図1に戻り、モータ温度推定部107は、定数算出部106が算出したフィルタ定数及びモータ20に流れている電流の電流値Iと、無負荷温度推定部104が推定したモータ20の無負荷温度Tと、に基づいてモータ20に流れている電流の電流値Iに対するモータ20の温度T℃を推定する部分である。
より具体的には、まずモータ温度推定部107はモータ電流検出部108から出力されるモータ20の電流値Iを2乗して電流2乗値Iを算出する。次にモータ温度推定部107は、電流2乗値Iに基づいて3つの定数sum1(=f(I))、sum2(=g(I))、sum3(=h(I))を算出する。次にモータ温度推定部107は3つの定数sum1、sum2、sum3それぞれに、定数算出部106から出力される3つのフィルタ定数K1、K2、K3をそれぞれ掛け合わせて、差分温度ΔT(=K1・sum1+K2・sum2+K3・sum3)℃を算出する。続いてモータ温度推定部107は、無負荷温度推定部104の無負荷温度T℃に差分温度ΔT℃を加算してモータ20の温度T(T+ΔT)℃を算出する。モータ温度推定部107は算出したモータ20の温度T℃をアシストトルク演算部102に出力する。
モータ電流検出部108は、モータ20に流れている電流の電流値Iを検出し、モータ温度推定部107に出力する部分である。
アシストトルク演算部102は、モータ温度推定部107が推定したモータ20の温度に基づいて、モータ20に流す電流を制御する部分である。より具体的には、アシストトルク演算部102は、モータ温度推定部107が推定したモータ20の温度T℃と、耐熱許容温度Tmax℃との差分に基づいて、据え切りの上限回数を算出する。アシストトルク演算部102は算出した上限回数の範囲内でモータ駆動部101に対して、モータ20への印加電圧を制御する指示信号を出力する。
次に、本実施形態における電動パワーステアリング装置10の動作について説明する。図6は、本実施形態における電動パワーステアリング装置10の動作を示すフローチャートである。
イグニッションスイッチ40がオンされると、モータ電流検出部108がモータ20に流れている電流を検出し、その検出した電流値Iをモータ温度推定部107に出力する(ステップS01)。
モータ温度推定部107はモータ電流検出部108から出力された電流値Iを2乗し、電流2乗値Iを算出する(ステップS02)。モータ温度推定部107は、電流2乗値Iに基づいて3つの定数sum1(=f(I))、sum2(=g(I))、sum3(=h(I))を算出する(ステップS03)。
イグニッションスイッチ40がオンされると、ステップS01の動作と並行して、経過時間算出部103がイグニッションスイッチ40がオンとされてから経過時間を算出し、無負荷温度推定部104及び雰囲気温度推定部105に出力する(ステップS04)。
雰囲気温度推定部105は、経過時間算出部103が算出した経過時間に基づいて、モータ20周辺の雰囲気温度を推定する(ステップS05)。雰囲気温度推定部105は推定した雰囲気温度を定数算出部106に出力する。
定数算出部106は、モータ20の温度を算出するためのフィルタ定数K1、K2、K3を雰囲気温度推定部105が推定した雰囲気温度に基づいて算出する(ステップS06)。定数算出部106は算出したフィルタ定数K1、K2、K3をモータ温度算出部107に出力する。
モータ温度算出部107は、3つの定数sum1、sum2、sum3それぞれに、定数算出部106から出力される3つのフィルタ定数K1、K2、K3をそれぞれ掛け合わせて、差分温度ΔT(=K1・sum1+K2・sum2+K3・sum3)℃を算出する(ステップS07)。
ステップS05〜S07の動作と並行して、無負荷温度推定部104は、経過時間算出部103が算出した経過時間に基づいて、その経過時間の間においてモータ20に負荷がかけられていない場合のモータ20の無負荷温度T℃を推定する(ステップS08)。無負荷温度推定部104は推定したモータ20の無負荷温度T℃をモータ温度推定部107に出力する。
モータ温度推定部107は、無負荷温度推定部104の無負荷温度T℃に差分温度ΔT℃を加算してモータ20の温度T(T+ΔT)℃を算出する(ステップS09)。モータ温度推定部107は算出したモータ20の温度T℃をアシストトルク演算部102に出力する。
アシストトルク演算部102は、モータ温度推定部107が推定したモータ20の温度T℃と、耐熱許容温度Tmax℃との差分に基づいて、据え切りの上限回数を算出する。アシストトルク演算部102は算出した上限回数の範囲内でモータ駆動部101に対して、モータ20への印加電圧を制御する指示信号を出力する(ステップS10)。
本実施形態の電動パワーステアリング装置10における作用効果について説明する。イグニッションスイッチ40がオンとされてからの経過時間に基づいて、無負荷温度推定部104が無負荷温度T℃(モータ20に流れている電流に対するモータ20の温度を推定するためのベースとなる温度)を推定するので、実際の使用状況に応じたモータ20の温度を推定できる。また、経過時間に応じたフィルタ定数(K1、K2、K3)及びモータに流れている電流値Iと無負荷温度T℃とに基づいて、その電流値Iにおけるモータの温度T℃を推定するので、実際の使用状況をより反映させたモータ20の温度推定が可能となる。
本発明の実施形態である電動パワーステアリング装置のブロック構成図である。 本実施形態のモータ温度特性マップを説明するためのグラフである。 本実施形態のモータ雰囲気温度マップを説明するためのグラフである。 本実施形態の定数マップを説明するためのグラフである。 雰囲気温度の違いによるモータの発熱・放熱特性を示すグラフである。 本発明の実施形態である電動パワーステアリング装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…電動パワーステアリング装置、20…モータ、30…ステアリングホイール、31…減速ギア、32…ステアリングシャフト、40…イグニッションスイッチ、50…バッテリ、101…モータ駆動部、102…アシストトルク演算部、103…経過時間算出部、104…無負荷温度推定部、105…雰囲気温度推定部、106…定数算出部、107…モータ温度推定部、108…モータ電流検出部、150…温度特性格納部、151定…定数情報格納部。

Claims (1)

  1. 車両のステアリング系に対して、前記車両の車室内に配置されたモータによって補助操舵トルクを付与する電動パワーステアリング装置であって、
    前記車両のイグニッションスイッチがオンとされてからの経過時間を算出する経過時間算出手段と、
    前記経過時間算出手段が算出した経過時間に基づいて前記モータ周辺の雰囲気温度を推定する雰囲気温度推定手段と、
    前記経過時間算出手段が算出した経過時間に基づいて、当該経過時間の間において前記モータに負荷がかけられていない場合の前記モータの無負荷温度を推定する無負荷温度推定手段と、
    前記モータの温度を算出するためのフィルタ定数を前記雰囲気温度推定手段が推定した雰囲気温度に基づいて算出する定数算出手段と、
    当該算出したフィルタ定数及び前記モータに流れている電流の電流値と、前記無負荷温度推定手段が推定した前記モータの無負荷温度と、に基づいて前記電流値に対応する前記モータの温度を推定するモータ温度推定手段と、
    当該推定した温度に基づいて前記モータに流す電流を制御する制御手段と、
    を備える電動パワーステアリング装置。
JP2004360304A 2004-12-13 2004-12-13 電動パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP4333572B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004360304A JP4333572B2 (ja) 2004-12-13 2004-12-13 電動パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004360304A JP4333572B2 (ja) 2004-12-13 2004-12-13 電動パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006168428A JP2006168428A (ja) 2006-06-29
JP4333572B2 true JP4333572B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=36669639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004360304A Expired - Fee Related JP4333572B2 (ja) 2004-12-13 2004-12-13 電動パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4333572B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6642285B2 (ja) * 2016-06-08 2020-02-05 株式会社デンソー 回転電機制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
WO2021144944A1 (ja) * 2020-01-17 2021-07-22 三菱電機株式会社 経路生成装置、駐車支援装置、経路生成方法及び駐車支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006168428A (ja) 2006-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8253362B2 (en) Overheat protection apparatus
US7619859B2 (en) Electric power steering device
JP3931181B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4641293B2 (ja) 鞍乗り型車両の過熱保護装置
JP2018113799A (ja) 電動車両
JP2007048485A (ja) 車両用電池冷却装置
JP6683116B2 (ja) モータ制御装置
KR101562217B1 (ko) 전동식 조향 장치 및 그 구동방법
JP5760865B2 (ja) 車両用モータ温度検出装置
JP4333572B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4586773B2 (ja) バッテリ温度推定装置
JP2006014383A (ja) 車両用発電機の制御装置
JP4968163B2 (ja) 車両用モータ制御装置
JP2002303233A (ja) 自動車用スタータの過熱保護装置および方法
JP2006180665A (ja) ハイブリッド車両の充電装置
JP5204057B2 (ja) ヒータ制御装置
TW201823068A (zh) 用於車輛的控制系統與其之控制方法
JP6453629B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の制御方法
JP5310286B2 (ja) ハイブリッド車両用起動判断装置
JP4720965B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2003274502A (ja) 車両用電気システムの電源投入制御回路
JP7207243B2 (ja) 温度推定装置
US5780810A (en) Alternator power supplied electric heater
JP3933126B2 (ja) 車両の過負荷防止装置
JP6075284B2 (ja) 車両用電源制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070312

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090528

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees