JP4331395B2 - スティック状組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はスティック状組成物に関し、さらに詳しくは、使用性が良好で、優れた化粧仕上がりが得られる、使用時の折れが抑制されたスティック状組成物、特に、スティック状化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
スティック状組成物は、固形油分、液状油分、粉末等を含有する組成物をスティック状に成型したもので、目もとを美しく装うためのアイシャドー、***を魅力的に表現するための口紅等の化粧料等に用いられている。これらの中、アイシャドーのように粉末量の多いスティック状組成物は、使用時の折れがしばしば生じるという問題があった。これに対して従来は、固形油分の種類の選択や配合量の増量等で解決を図っていた。
【0003】
しかしながら、かかる方法で折れ強度をもたせると、使用性の点で使用感が重くなったり、粉末が皮膚にのらず仕上がりが悪くなったりするなどの問題を生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、粉末量の多いスティック状化粧料等のスティック状組成物のもつ欠点である使用時の折れを、使用性、化粧仕上がりを維持しながら、防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前記課題を解決するため鋭意研究を行った結果、球状の粉末を特定量配合することにより、上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明は、粉末を30〜60重量%含有するスティック状組成物において、球状粉末を全粉末中5〜40重量%含有することを特徴とするスティック状組成物である。
【0007】
球状粉末の配合量は、全粉末中15〜30重量%であることが好ましい。
【0008】
前記球状粉末は、球状樹脂粉末であることが好ましく、この樹脂の例として、オルガノポリシロキサンエラストマー、架橋ポリスチレンまたはポリメチルメタクリレート等が挙げられる。
【0009】
前記球状粉末は、粒径が平均粒径で1.0〜15.0μmであることが好ましい。
【0010】
本発明においては、さらに固形油分、液状油分が配合され、固形油分の配合量は球状粉末に対して0.3〜5.6倍(重量)が好ましい。固形油分の前記配合量が球状粉末との相乗的効果によって優れた効果を奏する。
【0011】
本発明におけるスティック状組成物は、スティック状化粧料であることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0013】
本発明は、粉体が30〜60重量%と多量に含有されるスティック状組成物における技術である。
【0014】
本発明に用いられる球状粉末は、化粧料等で使用される粉末であればいかなるものでも使用可能であるが、球状樹脂粉末がより効果を発揮する点で好ましい。好ましく用いられる球状樹脂粉末の樹脂の具体的な例を示すと、例えば、オルガノポリシロキサンエラストマー、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート(以下、PMMAともいう)、ポリアミド樹脂(ナイロン)、ポリエチレン、スチレンとアクリル酸の共重合体、ベンゾグアナミン樹脂、ポリ四フッ化エチレン、シリコーン樹脂等が挙げられる。これらの中で、オルガノポリシロキサンエラストマー球状、ポリスチレン、特に架橋ポリスチレン、PMMAが折れを防止する効果に特に優れる点で好ましい。中でも、オルガノポリシロキサンエラストマーが最も好ましい。
【0015】
本発明において最も好ましく配合されるオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉末は、硬化性オルガノポリシロキサン組成物から得られる球状粉末で、例えば、硬化性オルガノポリシロキサン組成物を界面活性剤の存在下で水と混合し、ホモミキサー等で均一に混合後、50℃以上の熱水中に放出し硬化させ乾燥させて得ることができる。オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体の詳細は、特公平4−66446号公報、特開平2−243612号公報および特公平4−17162号公報に記載されており、市販品として、例えば、トレフィルE−505C、E−506C(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)が挙げられる。
【0016】
本発明で好ましく用いられる架橋ポリスチレン粉末とは、スチレンとジビニルベンゼンを共重合させて得られるポリマーであり、市販品としてはファインパール(住友化学株式会社製)等がある。
【0017】
また、PMMA粉末は、市販品を用いるのが好適であり、例えばマイクロスフェアーM、マイクロスフェアーM−100、マイクロスフェアーM−306(いずれも松本油脂製薬株式会社製)等がある。
【0018】
前記本発明の球状粉末の粒径は、平均粒径で1.0〜15.0μmであることが好ましい。この範囲であると、特に優れた発揮する。15.0μmを超えるとざらつき感がでてくる傾向にある。
【0019】
前記球状粉末の配合量は、全粉末中5〜40重量%の範囲で、スティック状組成物全量中では1.5〜24.0重量%の範囲で配合される。好ましい配合量は、全粉末中10〜35重量%、スティック状組成物全量中3.0〜21.0重量%の範囲である。特に好ましくは、全粉末中15〜30重量%、スティック状組成物全量中4.5〜18.0重量%である。配合量が全粉末中5重量%未満では、折れ防止効果が弱くなる。また、全粉末中40重量%を超えると、使用性、仕上がり感が悪くなる。
【0020】
次に、本発明における上記球状粉末以外の粉末について説明する。
【0021】
本発明における上記球状粉末以外の粉末は、一般に化粧品等に使用されている粉末であればいずれでも配合出来る。例えば、タルク、カリオン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等の無機粉末、シリコ−ン樹脂粉末、セルロース粉末等の有機粉末、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄黄酸化鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット 酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト、群青、紺青等の無機顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号 赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号などのジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル、β−カロチン等の天然色素などが挙げられる。
【0022】
また上記粉末をシリコーン処理、金属石鹸処理、脂肪酸処理、界面活性剤処理、あるいは酸、アルカリ、無機塩類による処理、さらにはこれらの複合処理を行った後、配合してもよい。配合量は、上記球状粉末をも加えた粉末全量として、スティック状組成物中30〜60重量%である。
【0023】
本発明においては、スティック状にするために固形油分が配合される。固形油分としては、スティック状化粧料に一般に用いられるものであって、固体油脂、ロウ類、炭化水素、高級アルコール、シリコーン等が挙げられる。例えば、モクロウ、カカオ脂、硬化ヒマシ油、硬化油、パーム油、硬化ヤシ油、モクロウ核油等の固体油脂;カルナウバロウ、ミツロウ、キャンデリラロウ、ジョジョバロウ、ラノリン、セラックロウ等のロウ類:ポリエチレンワックス、パラフィンワックス、セレシン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素系ワックス類;ベヘニルアルコール、セタノール、バチルアルコール等の高級アルコール;シリコンワックス等を例示できるが、これらに限定されるものではない。これらの固形油分は、1種のみを用いてもよく、あるいは2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0024】
固形油分の配合量は、一般的にはスティック状組成物全量中5〜25重量%である。好ましい配合量は、10〜20重量%である。なお、固形油分は上記球状粉末に対して0.3〜5.6倍(重量)の範囲の配合が好ましい。固形油分のこの範囲の配合が前記球状粉末との相乗効果を発揮し、優れた折れ防止効果、使用性、仕上がり感効果を発揮することができる。さらに好ましくは、0.6〜4.4倍(重量)である。特に、0.8〜3.0倍(重量)が好ましい。
【0025】
本発明においては、液状油分を配合することが好ましい。
【0026】
液状油分としては、例えば、オリーブ油、アボガド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、月見草油、ホホバ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、大豆油、茶実油、コメヌカ油、胚芽油、落花生油、ヒマワリ油、アーモンド油、トウモロコシ油等の液体油脂類;スクワラン、流動パラフィン、ポリブテン等の炭化水素油;
【0027】
イソステアリン酸イソセチル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸2−ヘキシルデシル、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、リンゴ酸ジイソステアリル、イソプロピルミリステート、2−オクチルドデシルオレエート、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、2−エチルヘキシルパルミテート、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸デシル、ドデシルオレエート、オレイン酸オレイル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、コハク酸2−エチルヘキシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン等のエステル油類;
【0028】
ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等の鎖状シリコーン油;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の環状シリコーン油;トリグリセリン、フッ素変性油等が挙げられる。これら液状油分を単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0029】
液状油分の配合量は、一般的にはスティック状組成物全量中20〜65重量%である。
【0030】
本発明には発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じ、保湿剤、界面活性剤、酸化防止剤、防腐剤、紫外線防止剤、香料等を配合することができる。
【0031】
本発明のスティック状組成物は、医薬品、医薬部外品、化粧料、トイレタリー、雑貨等に広く応用することができる。特に、スティック状化粧料、なかでも油性スティック状化粧料において有効である。
【0032】
スティック状化粧料の例としては、アイシャドー、ファンデーション、アイブロー、アイカラー、リップライナー等が挙げられる。
【0033】
【実施例】
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。配合量は重量%である。実施例の説明に先立ち本発明で用いた効果試験方法及び評価基準について説明する。
【0034】
[折れ試験]
通常の繰り出し式スティック状化粧料容器に充填した試料を、70cmの高さから落下させた。正立、倒立、横向きでの落下を1サイクルとして、3サイクル行って折れないものを合格とした。
(評価)
○:合格
×:不合格
【0035】
[使用性(のび)]
専門パネル(15名)に各実施例、比較例のスティック状組成物(試料)を使用してもらい、官能で5段階評価(総合評価)し、その平均値で評価した。
<評価基準>
5:のびが良い(軽い)
4:のびがやや良い(やや軽い)
3:のびが普通
2:のびがやや悪い(やや重い)
1:のびが悪い(重い)
(評価)
◎ :評価値(平均値)4.5以上5.0まで
○ :評価値(平均値)3.5以上4.5未満
△ :評価値(平均値)2.5以上3.5未満
× :評価値(平均値)1.5以上2.5未満
××:評価値(平均値)1.0以上1.5未満
【0036】
[化粧仕上がり]
専門パネル(15名)に各実施例、比較例のスティック状組成物(試料)を使用してもらい、官能で5段階評価(総合評価)し、その平均値で評価した。
<評価基準>
5:仕上がりがきれい
4:仕上がりがややきれい
3:仕上がりが普通
2:仕上がりがややきたない
1:仕上がりがきたない
(評価)
◎ :評価値(平均値)4.5以上5.0まで
○ :評価値(平均値)3.5以上4.5未満
△ :評価値(平均値)2.5以上3.5未満
× :評価値(平均値)1.5以上2.5未満
××:評価値(平均値)1.0以上1.5未満
【0037】
表1〜表6に示す処方により実施例及び比較例のスティック状アイシャドーを製造し、上記試験法及び評価基準に従って評価した。結果を併せて表1〜表6に示す。
【0038】
[製法]
固形油分部を除く、粉末部、液状油分部、その他を撹拌混合した後、コロイドミルを用いて湿式にて粉砕した。粉砕後、固形油分部を添加、混合して容器に流し込み、冷却固化した。
【0039】
【表1】
【0040】
表1は総粉末量30重量%、固形油分14重量%、液状油分54重量%の実験例である。球状粉末としてトレフィルE−506Cを全粉末量に対して5〜40重量%配合した実施例は、いずれも使用時の折れに対して強く、使用性、化粧仕上がりに優れていることが分かる。一方、トレフィルE−506Cの配合されていない比較例1は、折れ強度に劣り、50重量%配合した比較例2は、使用性、化粧仕上がりが悪いことが分かる。
【0041】
【表2】
【0042】
表2は粉末量60重量%、固形油分14重量%、液状油分24重量%の実験例である。トレフィルE−506Cを全粉末量に対して5〜40重量%配合した実施例は、いずれも使用時の折れに対して強く、使用性、化粧仕上がりに優れていることが分かる。一方、トレフィルE−506Cの配合されていない比較例3は、折れ強度に劣り、50重量%配合した比較例4は、使用性、化粧仕上がりが悪いことが分かる。
【0043】
【表3】
【0044】
表3は総粉末量45重量%、固形油分14重量%、液状油分39重量%の実験例である。球状粉末としてトレフィルE−506Cを全粉末量に対して5〜40重量%配合した実施例は、いずれも使用時の折れに対して強く、使用性、化粧仕上がりに優れていることが分かる。一方、トレフィルE−506Cの配合されていない比較例5は、折れ強度に劣り、50重量%配合した比較例6は、使用性、化粧仕上がりが悪いことが分かる。
【0045】
【表4】
【0046】
表4は球状粉末として、ファインパールを配合した例である。総粉末量は40重量%である。球状粉末としてファインパールを全粉末量に対して5〜40重量%配合した実施例は、いずれも使用時の折れに対して強く、使用性、化粧仕上がりに優れていることが分かる。一方、ファインパールの配合されていない比較例7は、折れ強度に劣り、50重量%配合した比較例8は、使用性、化粧仕上がりが悪いことが分かる。
【0047】
【表5】
【0048】
表5は球状粉末として、マイクロスフェアーMを配合した例である。総粉末量は50重量%である。球状粉末としてマイクロスフェアーMを全粉末量に対して5〜40重量%配合した実施例は、いずれも使用時の折れに対して強く、使用性、化粧仕上がりに優れていることが分かる。一方、マイクロスフェアーMの配合されていない比較例9は、折れ強度に劣り、50重量%配合した比較例10は、使用性、化粧仕上がりが悪いことが分かる。
【0049】
【表6】
【0050】
表6は、球状粉末と固形油分量との関係を調べた結果である。固形油分を球状粉末に対して0.8〜3.0倍(重量)の範囲で使用時の折れ、使用性、化粧仕上がりともに優れていることが分かる。
【0051】
以下、実施例29〜36の組成からなるスティック状化粧料を調製した。いずれも、使用性、化粧仕上がりに優れ、使用時の折れの少ないスティック状化粧料が得られた。製法は、いずれも表1〜6の方法に準じて調製した。
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、使用性、化粧仕上がりに優れ、使用時の折れの少ない、スティック状組成物が得られる。
Claims (3)
- 粉末を30〜60重量%、固形油分及び液状油分を含む油分を38〜68重量%含有するスティック状化粧料において、オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉末を全粉末中5〜40重量%含有し、固形油分をスティック状化粧料全量中5〜25重量%含有することを特徴とするスティック状化粧料。
- オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉末の平均粒径が1.0〜15.0μmである請求項1記載のスティック状化粧料。
- 固形油分をオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉末に対して0.3〜5.6倍(重量)含有することを特徴とする請求項1又は2記載のスティック状化粧料。
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