JP4328961B2 - インホールモータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車の駆動源として搭載されるインホイールモータ装置に関する。
近年、駆動源として電気モータを搭載した電気自動車が実用化されてきている。電気自動車では各車輪を独立して駆動制御することを目的として各車輪に電動モータを配置したインホイール式と称される駆動方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。このインホイール式駆動機構は、図2に示すようにホイール1の内側に配置した電気モータ(以下「インホイールモータ」という)2と減速装置3とを組み合わせたものが一般的に使用されている。尚、減速装置3は、インホイールモータ2のケースに内蔵されている。減速装置3のドライブシャフト(出力軸)4は、ハブ5に固設され、当該ハブ5がホイール1に固定されている。インホールモータ2の回転は、減速装置3により減速されてドライブシャフト4に伝達され、ハブ5からホイール1に伝達される。
主ブレーキ装置6は、例えば、液圧式ディスクブレーキが使用され、ハブ5に固定されているディスクロータ8の周縁部8aの両面に油圧ピストンによりパッドを圧接させて制動力を付与する構成とされている。また、インホイールモータ2による回生制動が併用されている。車両を定位置に止めておくための駐車ブレーキ装置7は、ドラムブレーキが使用されており、ディスクブレーキのディスクロータ8内に収納されているブレーキシュー9をケーブル10により拡開させてディスクロータ8の内周面に圧接させて制動力を付与するようになっている。
特開平9−109696号公報
図2に示すように駐車ブレーキ装置7は、減速装置3による減速後の駆動力の大きいドライブシャフト4に固定されているディスクロータ8に制動力を付与するために大型且つ堅牢な構造とされている。このため、ホイール1とインホイールモータ2の減速装置3との間に主ブレーキ装置6と駐車ブレーキ7とを配置した場合、ホイール1と減速装置3との間の距離が長くなり、これに伴いドライブシャフト4が長くなり、ドライブシャフト4の強度を満足させるために減速装置3を構成するギヤ、シャフト、ギヤケース等が大型且つ重量が嵩み、小型化を目的として減速装置3を内蔵したインホイールモータ2の小型、軽量化を阻む要因となっている。
また、ディスクロータ8は、駐車ブレーキ装置7のドラムを兼用しており、ブレーキシュー9を収納し且つその内周面にブレーキシュー9が圧接されるために大型且つ堅牢な構造とされ、重量が増大し、減速装置5の重量増加と相俟ってバネ下重量が増大して乗り心地が悪い。
また、駐車ブレーキ装置7を作動させるためのケーブル10を主ブレーキ装置6と減速装置3との間に配索するために制約も多く、レイアウトが困難である等の問題もある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、インホイール式駆動機構において、ドライブシャフトを短くしてインホイールモータ及び駐車ブレーキ装置の小型化を図るようにしたインホイールモータ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明では、車両のホイールと該ホイールの内側に配置された駆動用のインホイールモータとの間に液圧ディスクブレーキからなる主ブレーキ装置を配置し、前記インホイールモータを挟んで前記ホイールと反対側にインホイールモータのモータ軸に制動力を付与するための駐車ブレーキ装置を配置し、そして、この駐車ブレーキ装置がモータ軸に固定されたドラムと、このドラム内に配置されたブレーキシューと、このブレーキシューを作動させるケーブルとを含むものとなっている
上述のように駐車ブレーキ装置をインホイールモータを挟んでホールと反対側に配置することで、ホイールとインホイールモータとの間の間隔が短くなり、これに伴いドライブシャフトが短くなり、大型化せずに強度確保の問題が解決される。また、駐車ブレーキ装置を作動させるケーブルの配索の制約が少なくなりレイアウトが容易となる。
請求項2の発明では、前記インホイールモータは、そのケース内に減速装置を内蔵している構成としている。
減速装置を内蔵し且つドライブシャフトを短くしてインホイールモータ装置の小型化を図ることを可能としている。
請求項1の発明によれば、駐車ブレーキ装置をインホイールモータを挟んでホールと反対側に配置することで、ドライブシャフトを短くすることができるためにインホイールモータ装置を小型、軽量化することができる。また、駐車ブレーキ装置の制動力をインホイールモータの減速前のモータ軸に付与することができるために、制動力を小さくすることができ、小型の駐車ブレーキ装置で相応の制動力を発生可能となり、インホイールモータ装置を小型、軽量化することができる。
そして、インホイールモータ装置の小型軽量化に伴い車両重量の軽減化が図られ、一充電走行距離の延長を図ることが可能となる。また、バネ下重量の軽減により乗り心地が良好となる。更に、駐車ブレーキ装置を作動させるケーブルの配索の自由度が増し、レイアウトが容易となる。
請求項2の発明では、ドライブシャフトが短くなることで、インホイールモータのケースに内蔵する減速装置の小型、軽量化が図られ、これに伴いインホイールモータ装置の小型、軽量化が図られると共に、コストの低減が図られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように電気自動車の車輪のホイール11の内側にインホイールモータ12と減速装置15が収納されており、減速装置15は、インホイールモータ12のケース14に内蔵されている。インホイールモータ12のモータ軸13の一側は、不図示の歯車系を介して減速装置15のドライブシャフト(出力軸)16に連結されている。ドライブシャフト16は、ハブ17に固設され、当該ハブ17がホイール11に固定されている。インホールモータ12の回転は、減速装置15により減速されてドライブシャフト16に伝達され、ハブ17からホイール11に伝達される。
主ブレーキ装置18は、例えば、周知の液圧式ディスクブレーキが使用され、ハブ17に固定されているディスクロータ19の周縁部19aの両面に油圧ピストンによりパッドを圧接させて制動力を付与する構成とされている。また、インホイールモータ2は、制動時には回生制動として作用し、主ブレーキ装置18と併用される。
車両を定位置に止めておくための駐車ブレーキ装置21は、周知のドラムブレーキが使用されておりインホイールモータ12を挟んでホイール11と反対側に配置されている。即ち、駐車ブレーキ装置21のドラム22は、インホイールモータ12のモータ軸13の減速装置15と反対側に固定されており、内部にブレーキシュー23がケーブル24により拡径可能に収納されている。これらのドラム22、ブレーキシュー23は、ケース25に収納されてインホイールモータ12のケース14に固定されて一体構造とされている。駐車ブレーキ装置21は、ケーブル24を矢印方向に引っ張ることでブレーキシュー23を拡開させてドラム22の内周面に圧接させ、インホイールモータ12のモータ軸13に制動力を付与する。
駐車ブレーキ装置21は、インホイールモータ12のモータ軸13に直接制動力を付与するために小型のブレーキ装置で相応の制動力を発生させることが可能となる。例えば、減速装置15の減速比が5:1の場合、モータ軸13の制動トルクは、車輪側で発生するトルクを減速比で割った値であり、1/5となる。これにより、駐車ブレーキ装置21を小型、軽量化することができる。また、駐車ブレーキ装置21のケーブル24の配索の自由度が増し、レイアウトが容易となる。
更に、駐車ブレーキ装置21をインホイールモータ12を挟んでホイール11と反対側に配置することにより、減速装置15のドライブシャフト16の長さを短くすることができる。そして、ドライブシャフト16が短くなることにより大型化することなく減速装置15のギヤ、シャフト、ギヤケース等の強度を確保することが可能となる。これにより、減速装置15を内蔵するインホイールモータ12の小型、軽量化が可能となる。
また、駐車ブレーキ装置21をインホイールモータ12を挟んでホイール11と反対側に配置することで、主ブレーキ装置18のディスクロータ19を駐車ブレーキ装置のドラムと兼用する必要がなくなり、小型、軽量化を図ることが可能となる。
本発明に係るインホイールモータ装置の実施形態を示す要部断面図である。 従来のインホイールモータのブレーキ装置の要部断面図である。
符号の説明
11 ホイール
12 インホイールモータ
13 モータ軸
14 ケース
15 減速装置
16 ドライブシャフト
18 主ブレーキ装置
21 駐車ブレーキ装置
22 ドラム
23 ブレーキシュー
24 ケーブル

Claims (2)

  1. 車両のホイール内側に配置された駆動用のインホイールモータと、
    前記ホイールと前記インホイールモータとの間に配置され、液圧ディスクブレーキからなる主ブレーキ装置と、
    前記インホイールモータを挟んで前記ホイールと反対側に配置され、前記インホイールモータのモータ軸に制動力を付与するための駐車ブレーキ装置とを備え
    前記駐車ブレーキ装置は、前記モータ軸に固定されたドラムと、このドラム内に配置されたブレーキシューと、このブレーキシューを作動させるケーブルとを含む、
    ことを特徴とするインホイールモータ装置。
  2. 前記インホイールモータはそのケース内に減速装置を内蔵していることを特徴とする請求項1記載のインホイールモータ装置。
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