JP4328114B2 - 橋梁の施工方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、橋梁の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、既存の平面交差点を立体交差化する場合、その立体部の構築は、基礎部の構築、フーチングの構築、橋脚本体の構築、支承の据付を経た後、橋桁等の上部工の架設、路面舗装等の橋面工の施工を順次行っている。基礎部の構築、フーチングの構築や橋脚本体の構築等の工程では、それぞれ、鉄筋の組立て、形枠の設置、コンクリートの打設、養生等の工程を複数回繰り返して行うことが必要である。また、都市部における施工時間の制限等により、施工期間が1〜2年程度の長期間を要していた。
【0003】
橋脚本体の施工方法として、基礎部上に形成されたフーチングに鋼管柱を立設すると共に、橋脚本体の完成時の外形形状と同じ断面形状に形成されたプレキャスト管(形枠)を、前記鋼管柱を囲む形で設置し、鋼管柱とプレキャスト管の間にコンクリートを打設して橋脚本体を構築するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。このような施工方法によれば、橋脚本体の構築工程における煩雑な配筋作業を簡略化して施工期間を短縮することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−104225号公報 (第4頁 図4、図5)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような施工方法を採用しても、基礎部の構築、フーチングの構築、橋脚本体の構築、支承の据付を経た後、上部工の架設、橋面工の施工を順次行わなければならず、橋梁工事全体の施工期間の大幅な短縮を望むことができない。また、施工期間の長期化に伴う経済的損失は莫大なものになっていた。
【0006】
前記の事情に鑑み、本発明は、橋梁工事として施工期間の大幅な短縮を可能にする橋梁の施工方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、複数本の鋼管杭(16、17)によって地盤(10)中に構築される基礎部(15a、15b)と、複数本の鋼管柱(26)によって前記基礎部(15a、15b)の上方に構築される橋脚本体(25a、25b)と、前記橋脚本体(25a、25b)に支持される橋桁(40)を有する橋梁を施工する際に、
前記地盤(10)中に、所定深さまで所定数の鋼管杭(16、17)を構築して前記基礎部(15a、15b)の一部を構成し、
地盤(10)中に構築された状態の鋼管杭(16、17)に、鋼管柱(26)を接続して、前記橋脚本体(25a、25b)の一部を構築し、
前記基礎部(15a、15b)の構築と前記橋脚本体(25a、25b)の構築を、同時並行的に行うようにした。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、互いに隣接する少なくとも3本の鋼管杭(16,17)を地盤中に構築して前記基礎部(15a、15b)の一部を構成し、該少なくとも3本の鋼管杭(16,17)の1本に鋼管柱(26)を立設して前記橋脚本体(25a、25b)の一部を構築することを特徴とする。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記複数本の鋼管杭(16,17)を矩形状に配置し、
該矩形状に配置された鋼管杭(16,17)により囲まれた部分には頂版コンクリート(20)を打設し、
該鋼管杭(16,17)の上端部、及び前記鋼管柱(26)には中詰コンクリート(19,29,30)を打設することを特徴とする。
【0010】
なお、括弧内の符号等は、図面と対照するためのものであり、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであって、特許請求の範囲に何等影響を及ぼすものではない。
【0011】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に係る発明によれば、鋼管杭による基礎部の構築と該鋼管杭に接続される鋼管柱による橋脚本体の構築が、同時並行的に行われるので、基礎部にフーチングを構築し、該フーチングに鋼管柱を立上げるものに比べ、橋梁の施工期間を短縮することができる。また、橋脚の構造を簡素化することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1乃至図13は本発明の実施の形態の一例を示すもので、図1は、一般道の立体交差部の一例を示す平面図、図2は、図1における橋梁部分の構成の一例を示す側面図、図3は、図2のE−E断面図、図4は、図3のC−C断面図、図5は、図3のB−B断面図、図6は、図3のA−A断面図、図7は、図6のD−D断面図、図8は、図2のF−F断面図、図9は、図8のG−G断面図、図10は、本発明の橋梁の施工方法における基礎部構築工程と鋼管柱立上げ工程の一例を示す工程図、図11は、本発明の橋梁の施工方法における主桁ユニットの搭載工程の一例を示す工程図、図12は、本発明の橋梁の施工方法における橋脚本体の構築工程の一例を示す工程図、図13は、本発明により構築された橋梁の一例を示す断面図である。
【0016】
図1に示すように、道路1と道路2とが交差した平面交差点3を立体交差化する場合には、一方の道路1(又は、道路2)に前記平面交差点3を跨ぐ橋梁5が配置され、前記橋梁5の両端には、盛土等で形成され、橋梁5と前記道路1とを接続するための取付け道路6、6(図1で格子状のハッチングを施した部分)が接続される。そして、道路1を直進する車両は、道路1から取付け道路6、橋梁5及び反対側の取付け道路6を通り道路1へ戻ることにより平面交差点3内を通過することなく平面交差点3を越えることができる。
【0017】
前記橋梁5及び該橋梁5を支える橋脚の施工方法を説明する前に、前記橋梁5の構造を説明する。
【0018】
図2に示すように、前記橋梁5は、それぞれ所定の位置A1、P1、P2、P3、P4、A2の地盤10中に構築された複数の基礎部15a、15b、15b、15b、15b、15aと、前記基礎部15b、15b、15b、15b上に構築された橋脚本体25a、25b、25b、25aと、前記基礎部15a、15上に構築された一対の橋台35、35と、前記橋台35、35と橋脚本体25a、25b、25b、25aとに支持された橋桁40と、該橋桁40の上部に構築された橋面工55を有している。
【0019】
前記基礎部15bは、図2、図3及び図4に示すように、構築長さの異なる鋼管矢板16、17を矩形の井筒状に配置して構成される。なお、前記鋼管矢板16、17は、それぞれ鋼管杭を構成する。また、本実施の形態では、図4に示すように、矩形の井筒を構成する鋼管矢板16、17を紙面の左右方向に4本づつ、紙面の上下方向に3本づつ(計10本)配列した構成になっている。
【0020】
一方、前記基礎部17aは、4本の鋼管矢板16、17、17、16を、図2の紙面の前後方向に1列に配置した構成になっている。
【0021】
前記基礎部15aの両端に位置する鋼管矢板16及び、前記基礎部15bを構成する矩形の4隅に位置する鋼管矢板16は、図2、図3に示すように、前記地盤10の地表面GLから中間層11を貫通し、橋梁の支持層12に達する深さまで構築されている。また、前記基礎部15aの中間に位置する鋼管矢板17及び、前記基礎部15bを構成する矩形の各辺の中央部に位置する鋼管矢板17は、中間層11の中間部まで構築されている。
【0022】
図3に示すように、前記各鋼管矢板16、17の上端部には、中詰コンクリート19が打設されている。該中詰コンクリート19の打設深さL7は、3m程度とすることができる。
【0023】
図4に示すように、矩形の井筒状に構築された鋼管矢板16、17で構成される基礎部15bの頭頂部(地盤10の地表面GL側端部)には、図3に示すように、頂版コンクリート20が打設され、10本の鋼管矢板16、17を一体化している。前記頂版コンクリート20の厚さL15は、1.5m程度とすることができる。なお、前記4本の鋼管矢板16、17、17、16を1列に配列した前記基礎部15aは、前記鋼管矢板16、17、17、16の頭頂部に直接前記橋台35を形成するため、頂版コンクリートを打設する必要はない。
【0024】
前記基礎部15b上に構築される橋脚本体25a、25b(図2参照)は、図3、図5に示すように、前記基礎部15bを構成する矩形の4隅に配置された前記鋼管矢板16に直接接合され立設された複数本(本実施の形態では4本)の鋼管柱26と、前記複数本(本実施の形態では2本)の鋼管柱26を一体化するコンクリート27で構成されている。従って、本実施の形態では、図2の位置P1、P4に、それぞれ2本の橋脚本体25a、25aが、位置P2、P3に、それぞれ2本の橋脚本体25b、25bが形成される。
【0025】
前記基礎部15aの上にも前記鋼管矢板16に直接接続された2本の鋼管柱(図示せず)が立設されこれら2本の鋼管柱を一体化する形で橋台35、35(図2参照)が構築される。
【0026】
図2、図3に示すように、前記鋼管柱26を、前記橋梁5の支持層12まで構築した前記鋼管矢板16に直接接続して立設することにより、前記基礎部15a、15bや前記橋脚本体25a、25bを確実に支持することができる。
【0027】
前記鋼管柱26は、例えば、外面リブ付鋼管で形成することができる。また、前記橋脚本体25a、25bの高さが高くなる場合には、所定の長さの複数本の外面リブ付鋼管を継ぎ足して鋼管柱26を構成することができる。
【0028】
前記基礎部15a、15b上に立設する鋼管柱26は、所要の強度が得られる大きさ(直径及び板厚)の1本の鋼管柱26であってもよいし、本実施の形態のように2本以上の鋼管柱26で構成してもよい。また、本実施の形態では、図2の位置P1、P2、P3、P4にそれぞれ2本づつの橋脚本体25a、25a、橋脚本体25b、25bを形成する場合について示しているが、各位置P1、P2、P3、P4の全ての鋼管柱26を1本の橋脚本体25a、橋脚本体25bで一体化する形で構築してもよい。
【0029】
図3に示すように、前記橋脚本体25a、25bに配置された前記鋼管柱26の下端部と上端部には、それぞれ中詰コンクリート29、30が打設されている。前記鋼管柱26の下端部に打設される中詰コンクリート29の打設深さL10は、1.5m程度、上端部に打設される中詰コンクリート30の打設深さL11は、3m程度とすることができる。
【0030】
図3に示すように、前記基礎部15a、15bの鋼管矢板16の上端部の中詰コンクリート19と、前記鋼管矢板16に接続された前記鋼管柱26の下端部の中詰コンクリート29とは、前記鋼管矢板16に前記鋼管柱26を接続した後、同時に打設して一体の中詰コンクリート31を形成するようにしてもよい。前記中詰コンクリート19と中詰コンクリート29とを、一体の中詰コンクリート31とすることにより、前記鋼管矢板16と鋼管柱26の接続部の座屈強度を向上させることができる。
【0031】
図3に示すように、前記橋脚本体25bの下端部は、前記地盤10中に埋設された形となっている。そして、前記橋脚本体25bが地盤10に埋設される深さL16は、0.3m程度とすることができる。
【0032】
前記橋桁40(図2参照)の一部を構成する主桁ユニット41d(41b、41c、41eも同様)は、図3、図6及び図7に示すように、それぞれ鋼材で形成された複数の主桁42と、該主桁42に一体に固定され、前記鋼管柱26に外嵌される複数(本実施の形態では4個)の鋼管キャップ43と、前記複数の主桁42を一体に接続する一対の横桁45、45と、前記主桁42と並行に配置され、前記横桁45、45を接続する枠体46とにより構成されている。
【0033】
なお、前記主桁ユニット41d(41b、41c、41eも同様)を、図2の位置P3(位置P1、P2、P4)に立設された前記鋼管柱26上に、前記鋼管キャップ43を被せる状態で載置したとき、前記鋼管柱26、主桁42、横桁45及び枠体46で囲まれる空間がコンクリート打設空間47となる。そして、前記主桁42、横桁45及び枠体46の前記コンクリート打設空間47を構成する内側面には、複数のスタッドジベル49が配置されている。
【0034】
前記鋼管キャップ43は、図7に示すように、前記鋼管柱26に被せる鋼管43aと、該鋼管43aの上端を閉塞する蓋43bとにより構成され、前記鋼管43aの周面には、前記コンクリート打設空間47に打設されるコンクリート50(図3参照)の骨材の最大外径より大きな寸法を有する複数の貫通穴43cが形成されている。
【0035】
そして、前記コンクリート打設空間47に打設されたコンクリート50(図3参照)は、前記主桁42、鋼管キャップ43、横桁45及び枠体46で囲まれた空間に充填されると共に、前記鋼管キャップ43の貫通穴43cを通り前記鋼管柱26と鋼管キャップ43の間に充填される。即ち、コンクリート50を介して前記鋼管柱26と主桁42が一体化される。
【0036】
前記橋桁40(図2参照)の両端部を構成する主桁ユニット41a(41fも同様)は、図8及び図9に示すように、それぞれ鋼材で形成された複数の主桁42と、該主桁42に一体に固定され、前記鋼管柱26に外嵌される複数(本実施の形態では2個)の鋼管キャップ43と、前記複数の主桁42を一体に接続する一対の横桁45、45と、前記主桁42と並行に配置され、前記横桁45、45を接続する枠体46とにより構成されている。なお、図9は、図8に示す鋼管柱26を省略した形で示してある。
【0037】
なお、前記主桁ユニット41a、41fの場合も前記主桁ユニット41dと同様に、図2の位置A1に立設された前記鋼管柱26上に、前記鋼管キャップ43を被せる状態で載置したとき、前記鋼管柱26、主桁42、横桁45及び枠体46で囲まれる空間がコンクリート打設空間47となる。そして、前記主桁42、横桁45及び枠体46の前記コンクリート打設空間47を構成する内側面には、複数のスタッドジベル49が配置されている。
【0038】
そして、前記コンクリート打設空間47に打設されたコンクリート(図示せず)は、前記主桁42、鋼管キャップ43、横桁45及び枠体46で囲まれた空間に充填されると共に、前記鋼管キャップ43の貫通穴43cを通り前記鋼管柱26と鋼管キャップ43の間に充填される。即ち、前記コンクリートを介して前記鋼管柱26と主桁42が一体化される。
【0039】
図3、図4に示すように、前記基礎部15bを構成する前記鋼管矢板16、17は、例えば、鋼管部16a、17aの直径D1が1m(板厚10mm)、隣接する鋼管部16a、17aを接続する継ぎ手部16b、17bの長さL1が(接続した状態で)0.248mのものを用いることができる。従って、図4に示すように、3本の前記鋼管矢板16、17、16を並べて構築したとき、両端に位置する前記鋼管矢板16、16の軸間の距離L2は、2.496mとなり、4本の前記鋼管矢板16、17、17、16を並べて構築したとき、両端に位置する前記鋼管矢板16、16の軸間の距離L3は、3.744mとなる。なお、前記橋脚本体25a、25bの前記基礎部15bとして要求される強度に合せ前記鋼管矢板16、17の数を増減することができる。
【0040】
図3に示すように、前記橋脚本体25a、25bの前記鋼管柱26は、前記鋼管矢板16と同じ直径D1(1m)を有し、その長さL8は、前記橋梁5が完成したときに、前記橋梁5のそれぞれの位置P1、P2、P3、P4(図2参照)で地盤10の地表面GLから橋桁40(図2参照)の下面まで所要の高さL9(例えば、図3の場合は、5m)を確保できるものを用いる。本実施の形態では、前記鋼管柱26の長さL8を、例えば、7m程度とすることができる。
【0041】
前記橋台35、35(図2参照)の前記鋼管柱26は、図8に示すように、前記鋼管矢板16と同じ直径D1(1m)を有し、その長さは、前記主桁ユニット41a(41f)を確実に支持し得る長さ(例えば、2m)とする。
【0042】
前記主桁ユニット41d(41b、41c、41eも同様)の主桁42は、図6、図7に示すように、例えば、高さL12が2.5mのH型鋼材が用いられる。また、横桁45及び枠体46は、例えば、板厚20mmの鋼鈑で形成されている。そして、前記横桁45は、前記鋼管キャップ43を挟んで相対向するように前記主桁42に固定されている。前記横桁45、45の間隔L13は、例えば、4.5mとすることができる。
【0043】
なお、図8、図9に示すように、前記主桁ユニット41a(41f)も、前記主桁ユニット41d(図6、図7参照)を長手方向に2分割した構成である他は、前記主桁ユニット41dと同様の構成である。従って、前記横桁45、45の間隔L13は、例えば、2.25mとなる。
【0044】
また、図7及び図9に示すように、前記主桁ユニット41d(41a、41b、41c、41e、41fも同様)に配置される前記鋼管キャップ43は、例えば、直径D2が1.2m、長さL14が2m程度とすることができる。
【0045】
前記のような構成の橋脚25a、25b及び橋梁5の施工方法を、図10ないし図13を参照しながら説明する。
【0046】
まず、地盤10に鋼管杭となる鋼管矢板16、17を構築して基礎部15a、15bを構築しつつ、前記鋼管矢板16に鋼管柱26を立設する。
【0047】
図2の位置A1、P1、P2、P3、P4、A2に基礎部15a、15bを構築すると共に、前記鋼管柱26の立上げを行う。例えば、前記基礎部15bは、図10に示すように、位置Aから時計回りに位置B、C、・・、Jの順で前記鋼管矢板16、17の構築を行う。
【0048】
前記位置B、E、G、Jに構築される鋼管矢板16の構築深さは、図3に示すように、地盤10の地表面GLから中間層11を貫通し支持層12に深さL4が1m程度侵入する深さとし、例えば、中間層11の深さが40mの場合には、前記鋼管矢板16の構築深さL5を41mとする。一方、前記鋼管矢板16の間に位置する位置A、C、D、F、H、Iに構築される前記鋼管矢板17は、前記鋼管矢板16の略半分の長さのものを用いることができ、その構築深さL6を20mとすることができる。
【0049】
図10に示すように、前記位置Aから位置Cまでの前記鋼管矢板17、16、17の構築が終了し、前記位置Dに前記鋼管矢板17を構築する間に、前記位置Bに構築された前記鋼管矢板16の上端部に、溶接等により前記鋼管柱26を直接接続して立設する。以下、同様に、前記位置Dから位置Fまでの前記鋼管矢板17、16、17の構築が終了し、位置Gに前記鋼管矢板16を構築する間に、前記位置Eに構築された前記鋼管矢板16に前記鋼管柱26を立設する。また、位置G、位置Hの前記鋼管矢板16、17の構築が終了し、位置Iに前記鋼管矢板17を構築する間に、前記位置Gに構築された前記鋼管矢板16に前記鋼管柱26を立設する。さらに、前記位置Jに前記鋼管矢板16を構築した後、前記位置Jに構築された鋼管矢板16に鋼管柱26を立設する。
【0050】
このようにして、基礎部15bを構築しつつ、部分的に構築された基礎部15bを形成する矩形の4隅(基礎部15Aの場合は、例えば、図10の位置Gから位置Jの1列の両端)に構築された前記鋼管矢板16の頭頂部に順次前記鋼管柱26を立上げる。こうして、1箇所の前記基礎部15bに4本(基礎部15aの場合は2本)の鋼管柱26を、基礎部15bの構築と並行して立設する。
【0051】
前述のように、前記鋼管矢板16、17の打ち込みと前記鋼管柱26の立設を一部並行して行うことにより、橋脚本体25a、25bの施工期間を短縮することができる。
【0052】
なお、前記鋼管矢板16を構築する際に、前記構築中の鋼管矢板16の上部に鋼管柱26を接続して、鋼管矢板16と鋼管柱26とを連続一体的に構成し、前記鋼管矢板16の構築と前記鋼管柱26の立設とを同時に行うようにしてもよい。
【0053】
また、前記の実施の形態では、前記鋼管矢板16にのみ鋼管柱26を立設する場合について説明したが、前記鋼管矢板16、17の全てに鋼管柱26を立設するようにしてもよい。
【0054】
ついで、前記各位置A1、P1、P2、P3、P4、A2(図2参照)に立設された前記鋼管柱26上に、上部工を施工する。以下その説明を行う。
【0055】
図11に示すように、前記鋼管矢板17の上端部に中詰コンクリート19を打設すると共に、前記鋼管矢板16の上端部と該鋼管矢板16に接続された前記鋼管柱26の下端部に一体の中詰コンクリート31を打設する。また、前記鋼管柱26の上端部に中詰コンクリート30を打設する。前記のように、前記鋼管矢板16の上端部と前記鋼管柱26の下端部に同時にコンクリートを打設して一体の中詰コンクリート31を形成することにより、前記鋼管矢板16と前記鋼管柱26の接続部の座屈強度を向上させることができる。
【0056】
全ての前記鋼管柱26の上端部に前記中詰コンクリート30の打設が終了したら、図11に示すように、前記基礎部15bに立設された前記鋼管柱26の上端部に前記鋼管キャップ43を被せる形で、前記主桁ユニット41dを載置する。そして、図2に示すように、前記橋台35、橋脚本体25a、25b、25b、25a、橋台35を形成する位置A1、P1、P2、P3、P4、A2に立設された全ての鋼管柱26に、各々対応する前記主桁ユニット41a、41b、41c、41d、41e、41fを搭載し、例えば、溶接等により鋼管柱26と各主桁ユニット41a、41b、41c、41d、41e、41fとを仮固定する。
【0057】
そして、前記各主桁ユニット41aと41bの間、主桁ユニット41bと41cの間、・・、主桁ユニット41eと41fの間に、別途形成された主桁44a、44b、44c、44d、44eを配置して、前記各主桁ユニット41a、41b、41c、41d、41e、41fの主桁42と前記主桁44a、44b、44c、44d、44eとをボルト等で接続して橋桁40を構成する。
【0058】
なお、前記各主桁ユニット41a、41b、41c、41d、41e、41fの前記主桁42をボルト等により連結して前記橋桁40を形成するようにしてもよい。また、橋桁40を構成した状態で前記鋼管柱26と橋桁40を仮固定するようにしてもよい。
【0059】
この状態では、橋脚本体25a、25bの強度部材である前記複数本の鋼管柱26は、その下端部が基礎部15a、15bで一体に連結され、その上端部が前記橋桁40(即ち、主桁ユニット41a、41b、41c、41d、41e、41fと別途形成された主桁44a、44b、44c、44d、44e)で一体に連結されるので、仮設の橋脚として必要な強度を発揮させることができる。
【0060】
ついで、橋脚本体25a、25bの構築と橋面工55の構築を行う。
【0061】
図12に示すように、図2の位置P1、P2、P3、P4に構築された前記基礎部15bの前記鋼管矢板16、17で形成された井筒の内側を所要の深さまで掘り下げ、掘られた穴の内部に、鉄筋を配置すると共に、形枠で囲み、コンクリートを打設して基礎部15bの頂版コンクリート20を形成し、前記鋼管矢板16、17の頭頂部を一体化する。なお、前記鋼管矢板16、17で形成された井筒の外側にもコンクリートを打設して頂版コンクリート20の一部としてもよい。
【0062】
なお、図2の位置A1、A2に構築された基礎部15aの1列に打設された鋼管矢板16、17に頭頂部には、直接橋台35、35を形成するため、1列に打設された鋼管矢板16、17の周囲に穴を掘るだけで、頂版コンクリート20を打設する必要はない。
【0063】
そして、図12に示すように、前記頂版コンクリート20の上部にそれぞれ2本の前記鋼管柱26を囲うように鉄筋32を配置すると共に、型枠(図示せず)を配置してコンクリート27を打設し、橋脚本体25b(25aも同様)を形成する。このとき、前記型枠として、プレキャスト型枠を用いることにより、配筋作業や型枠の取付け作業を軽減して、施工期間を短縮することができる。
【0064】
そして、前記橋脚本体25a、25bの下端部から上端部に向けて順次巻かれる前記コンクリート27の打設位置が、前記橋桁40の主桁42に到達したら、前記コンクリート27を打設すると共に、前記鋼管柱26、主桁42、横桁45及び枠体46で形成される前記コンクリート打設空間47に、図13に示すように、コンクリート50を打設する。なお、強度上の問題がなければ、前記橋脚本体25a、25bのコンクリート27の打設の進行に拘わらず、前記コンクリート打設空間47に前記コンクリート50を打設して、前記鋼管柱26の上に前記橋桁40を固定するようにすることも可能である。
【0065】
また、前記橋脚本体25a、25bの構築と並行して、図2に示す位置A1、A2に形成された前記基礎部15aの鋼管矢板16、17の周囲に掘られた穴内に鉄筋を配設してコンクリートを打設し、橋台35、35を構築する。
【0066】
一方、前記橋脚本体25a、25b及び橋台35、35の構築と並行して、床版56を構成し、高欄57、舗装59等の橋面工55の構築を行う。
【0067】
図12に示すように、前記主桁40上にプレキャスト形成された複数の床版56、56を搭載する。そして、隣接する各床版56、56を熱膨張による伸縮を可能にして連結すると共に、各床版56、56をボルト等により前記主桁40に結合する。なお、床版56は、現場でコンクリートを打設して構築するようにしてもよい。
【0068】
そして、図13に示すように、前記床版56、56上に高欄57、舗装59等の橋面工55を構築する。なお、街路灯(図示せず)の設置等の付帯工事も並行して行う。
【0069】
前記のように、前記実施の形態によれば、前記基礎部15a、15bを構成する前記鋼管矢板16、17の頭頂部にフーチングを構成することなく、前記鋼管矢板16に直接前記鋼管柱26を接合して立上げ、前記鋼管柱26に前記コンクリート27を巻いて前記橋脚本体25a、25bを構築するので、前記橋脚25a、25bの施工期間を大幅に短縮することができる。
【0070】
また、前記橋脚本体25a、25bの強度部材となる前記鋼管柱26で前記主桁42を支持し、前記橋脚本体25a、25bの構築と前記橋面工55の構築を並行して行うことができるので、平面交差点3の立体化のための橋梁工事であれば施工期間を約4ヶ月程度に大幅に短縮することができる。また、施工期間の短縮により、橋梁工事により交通渋滞等が発生する期間を短縮して、経済的な損失も大幅に軽減することができる。
【0071】
なお、山間部等に設置する橋梁のように、橋脚本体の高さが高くなる場合には、基礎部上に立上げる鋼管柱が長くなるので、鋼管柱の所要の高さまでコンクリートを巻いて橋脚本体の強度を確保した後、上部工(主桁)を架設し、残りの橋脚の施工と橋面工の施工を並行して行うようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般道の立体交差部の一例を示す平面図。
【図2】図1における橋梁部分の構成の一例を示す側面図。
【図3】図2のE−E断面図。
【図4】図3のC−C断面図。
【図5】図3のB−B断面図。
【図6】図3のA−A断面図。
【図7】図6のD−D断面図。
【図8】図2のF−F断面図。
【図9】図8のG−G断面図。
【図10】本発明の橋梁の施工方法における基礎部構築工程と鋼管柱立上げ工程の一例を示す工程図。
【図11】本発明の橋梁の施工方法における主桁ユニットの搭載工程の一例を示す工程図。
【図12】本発明の橋梁の施工方法における橋脚本体の構築工程の一例を示す工程図。
【図13】本発明により構築された橋梁の一例を示す断面図。
【符号の説明】
10…地盤
15a…基礎部
15b…基礎部
16…鋼管杭(鋼管矢板)
17…鋼管杭(鋼管矢板)
25a…橋脚本体
25b…橋脚本体
26…鋼管柱
Claims (3)
- 複数本の鋼管杭によって地盤中に構築される基礎部と、複数本の鋼管柱によって前記基礎部の上方に構築される橋脚本体と、前記橋脚本体に支持される橋桁を有する橋梁を施工する際に、
前記地盤中に、所定深さまで所定数の鋼管杭を構築して前記基礎部の一部を構成し、
地盤中に構築された状態の鋼管杭に、鋼管柱を接続して、前記橋脚本体の一部を構築し、
前記基礎部の構築と前記橋脚本体の構築を、同時並行的に行うようにしたことを特徴とする、橋梁の施工方法。 - 互いに隣接する少なくとも3本の鋼管杭を地盤中に構築して前記基礎部の一部を構成し、該少なくとも3本の鋼管杭の1本に鋼管柱を立設して前記橋脚本体の一部を構築する、
ことを特徴とする請求項1記載の橋梁の施工方法。 - 前記複数本の鋼管杭を矩形状に配置し、
該矩形状に配置された鋼管杭により囲まれた部分には頂版コンクリートを打設し、
該鋼管杭の上端部、及び前記鋼管柱には中詰コンクリートを打設する、
ことを特徴とする請求項1記載の橋梁の施工方法。
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