JP4327783B2 - 電力系統のノードグループ区分装置およびその方法 - Google Patents
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(構成)
図1は、本実施形態1に係る電力系統のノードグループ区分装置の構成図である。
図1において、11はオンラインで取得するかあるいは予めオフラインで取得した系統データ25を用いて全ノード間の等価インピーダンス10を作成する等価インピーダンス算出手段である。12は全ノード間の等価インピーダンス10を参照して等価モデル16を作成し、さらに、この等価モデル16を基にして簡易モデル17を作成する簡易モデル作成手段である。なお、全ノード間の等価インピーダンス10の求め方、等価モデル16および簡易モデル17の作成の仕方については後述する。
次に、図2〜図10を参照して本実施形態1の作用について説明する。
まず、図2を参照してループ構成が未知の電力系統における任意のノードA−B間での等価インピーダンスの求め方について説明する。ノードAとノードBとの間のインピーダンスを求めるにあたり、ノードA−B間に適当な電流を流し、その時のノードA−ノードB間に生じる電圧差を求める。そして、電圧差を電流で除算(電圧差/電流)してインピーダンスを算出する。例えばノードAに+1PU、ノードBに−1PUの電流を注入すると、電流はノードA−B間に存在するループ構成が未知の電力系統を通ってノードA−B間に流れる。電流が流れたことによって生じた電圧差が、求めるべきノードA−Bの電圧差VABである。実際の電力系統の場合には、以上の処理を全ノード間に展開することにより全ノード間等価インピーダンス10を算出することができる。具体的にはノードアドミタンス行列の逆行列を計算すれば2ノード間の電圧差が求まる。例えば、図3に示すノードiおよびjからなる2ノード電力系統モデルにおける等価インピーダンスの算出方法は次のようになる。
論理和算出手段15Aによって算出された論理和の結果が0となるその他グループ19-3に属するノードgおよびノードhは、自ノードの電圧が基準電圧値から逸脱した場合、逸脱を電圧無効電力制御装置によって把握できないということを意味する。
本実施形態2に係る電力系統のノードグループ区分装置について説明する。
(構成)
図11は本実施形態2に係る電力系統のノードグループ区分装置の構成図であり、図12は本実施形態2に係るノード間マトリックスである。
本実施形態2の論理和算出手段15Bは、図12のノード間マトリックス19B中で縦ならびにその他グループ19-3の各ノードに着目し、当該ノードに対応する制御機器グループ19-2に属するノードとの論理和を横ならびに算出する点に特徴がある。すなわち、その他グループ19-3の行と制御機器グループ19-2の列とが交差する一点鎖線枠内の各ノードに着目し、当該ノードに対応する制御機器グループ19-2に属するノードとの論理和を横ならびに算出する点にある。ここで、論理和を横ならびに算出するとは、図12の一点鎖線枠内において、例えば、1行目の(1、0、0、0、0、0)のOR結果:1、2行目の(0、0、0、0、1、0)のOR結果:1、・・・のようにOR結果を求めることである。
本実施形態2によれば、論理和算出手段15Bによって算出された論理和の結果が0となるその他グループ19-3のノードは、電圧維持能力が低いことを示す。このため、論理和が0のノードに対しては、今後、電力系統の電圧可制御性維持のために制御機器を設置すべきノードとして認識することができる。
本実施形態3に係る電力系統のノードグループ区分装置について説明する。
(構成)
図13は本実施形態3に係る電力系統のノードグループ区分装置の構成図であり、図14は本実施形態3に係るノード間マトリックスである。
図14で示したノード間マトリックス19Cにおいて、論理和算出手段15Cは、縦ならびにその他グループ19-3の各ノードに着目し、当該ノードに対応する監視点グループ19-1および制御機器グループ19-2に属するノードとの論理和(OR)を横ならびに算出する。因みに、その他グループ19-3の1行目のノードと監視点グループ19-1および制御機器グループ19-2に属するに属するノードの交点にある行列要素(0、0、0、0、0、0、0、0、1、0、0、0、0、0)の論理和を横ならびに算出する。この場合、論理和(OR)結果は1である。また、同様にして、その他グループ19-3の7行目のノードに対応する監視点グループ19-1に属するノードおよび制御機器グループ19-2に属するノードとの論理和を横ならびに算出する。この場合の論理結果は、0である。以下同様にして、その他グループ19-3のすべての行の各ノードに着目し、当該ノードに対応する監視点グループ19-1および制御機器グループ19-2に属するノードとの論理和を横ならびに算出し、論理結果を求める。
論理和算出手段15Cによって算出された論理和の結果が0となるその他グループ19-3のノードは、電圧無効電力制御装置が電圧逸脱を把握できず、さらに電圧維持能力が低いため、当該ノードが電力系統の電圧安定化維持の観点から最弱点ノードであることを意味する。このため、これらの最弱点ノードについては、今後の電力系統立案計画において、監視点に指定すべきノードとか、あるいは制御機器の設置対象にすべきノードとして認識することができる。
本実施形態4に係る電力系統のノードグループ区分装置について説明する。
(構成)
図15は本実施形態4に係る電力系統のノードグループ区分装置の構成図であり、図16は本実施形態4に係るノード間マトリックスである。そして、図17は代表点の集合を求める過程のステップ1(STEP1)を、図18は代表点の集合を求める過程のステップ2(STEP2)をそれぞれ説明する図である。
なお、ノード間相関算出手段20Aは、ノード間マトリックス19Dの特に監視点グループ19-1を参照して論理計算を行うようになっている。
図16のノード間マトリックス19Dにおいて、論理和結果が0となるノードの集合をK(要素数=k)とした時、ノード間相関算出手段20Aは集合K内の各ノードに着目し、当該ノードにおける横ならびに1の数の合計を算出する。ノード間相関算出手段20Aは論理和算出手段15A等とは異なり、全てのグループのノードとの対応を対象とする。1の数が最大となるノードをNi(i≦k)とし、Niと相関関係がある(行列要素が1)のノードの集合をL(要素数≦k)とした場合、ノードNiは集合Lを代表するノードとして扱うことができる。即ち、1の数が最大となるノードNiはグループLの代表点となる。
集合K={15,21,24,25}
ノードNi=15(1の数=5で集合Kの中で最大)
集合L={9,15,21,22,26}
集合L内の自ノード15、及び21の行列要素を全て0にすると、図18のようになる。
集合K={24,25}
ノードNi=24(1の数=4で集合Kの中で最大)
集合L={12,24,25,26}
集合L内の自ノード24、及び25の行列要素を全て0にする。
ノード間相関算出手段20Aで算出したノードNiは、集合Lを代表するノードであるため、当該ノードを新たに電圧無効電力制御の監視点とすることで、グループL内のノード全ての監視が行える。また、上記を繰り返すことにより、現在のノードで新たに監視すべき最小の代表ノードの集合を算出することができる。
本実施形態5に係る電力系統のノードグループ区分装置の構成図である。
(構成)
図19は本実施形態5に係る電力系統のノードグループ区分装置の構成図であり、図20は本実施形態5に係るノード間マトリックスである。
図20のノード間マトリックス19Eにおいて、論理和結果が0となるノードの集合をK(要素数=k)とした時、ノード間相関算出手段20Bは集合K内の各ノードに着目し、当該ノードにおける横ならびの1の数の合計を算出する。ノード間相関算出手段20Bは論理和算出手段15A等とは異なり、全てのグループのノードとの対応を対象とする。1の数が最大となるノードをNi(i≦k)、Niと相関あり(行列要素が1)のノードの集合をL(要素数≦k)とした場合、ノードNiは集合Lを代表するノードとして扱うことができる。即ち、ノードNiはグループLの代表点となる。
ノード間相関算出手段20Bで算出したノードNiは、集合Lを代表するノードであるため、当該ノードを新たに制御機器の設置点とすることで、グループL内のノード全ての電圧維持が行える。また、上記を繰り返すことにより、現在のノードで新たに制御機器の設置対象とすべき最小の代表ノードの集合を算出することができる。
実施形態6に係る電力系統のノードグループ区分装置について説明する。
(構成)
図21は本実施形態6に係る電力系統のノードグループ区分装置の構成図であり、図22は本実施形態6に係るノード間マトリックスである。
図22は、図10と同様のノード間マトリックス19Fである。同図22において、論理和結果が0となるノードの集合をK(要素数=k)とした時、ノード間相関算出手段20Cは集合K内の各ノードに着目し、当該ノードにおける横ならびの1の数の合計を算出する。ノード間相関算出手段20Cは論理和算出手段15Aとは異なり、全てのグループのノードとの対応を対象とする。1の数が最大となるノードをNi(i≦k)、Niと相関関係がある(行列要素が1)ノードの集合をL(要素数≦k)とした場合、ノードNiは集合Lを代表するノードとして扱うことができる。即ち、ノードNiはグループLの代表点となる。
以上述べたように、本実施形態6によれば、ノード間相関算出手段20Cで算出したノードNiは、集合Lを代表するノードであるため、当該ノードを新たに電圧無効電力制御の監視点としたり、あるいは制御機器の設置点とすることで、電圧逸脱の監視または電圧制御の効果が得られる。即ち、代表ノードNi全てに上記対策を行うことにより、系統内の全ノードに電圧逸脱監視または電圧制御を行うことができる。
本実施形態7に係る電力系統のノードグループ区分装置の構成図である。
(構成)
図23は、本実施形態7に係る電力系統のノードグループ区分装置の構成図であり、図24は本実施形態7に係るノード間マトリックスである。本実施形態7と前述した実施形態4との相違点は、等価インピーダンス算出手段11で全ノード間の等価インピーダンス10を作成する代わりに、電圧標準偏差算出手段21が系統データ25を用いて電圧標準偏差22を作成し、この電圧標準偏差22を簡易モデル作成手段12に入力するように構成した点と、ノード間マトリックス19の特に監視点グループ19-1を参照して新たに相関ノード集合24を作成する相関ノード集合検索手段23を設けるように構成した点と、ノード間相関算出手段20Dが相関ノード集合24及びノード間マトリックス19Gの特に制御機器グループ19-2を参照して論理計算を行うようにした点において相違する。その他は図21と同じなので、説明を省略する。
図24は、図22と同様のノード間マトリックス19Gである。電圧標準偏差算出手段21は、系統データ25を参照し、モンテカルロシミュレーション等の既知の手法により、制御機器を設置したと仮定してあるノード電圧を確率的に増減させた時の各ノードにおける電圧標準偏差22を算出する。簡易モデル作成手段12は、等価インピーダンスによる接続(−)の有無に代わりに、電圧標準偏差22がある閾値以上となるノード間を相関関係有とし、相関関係の有無を接続の有無で示した図6と同様な簡易電力系統モデル17を作成する。ノード間マトリックス作成手段14がノード間マトリックス19Gを作成した後、相関ノード集合検索手段23は任意の監視点グループのノードと相関あり(行列要素が1)となる制御機器グループ19-2のノード集合を検索し、相関ノード集合24を作成する(図24では監視点グループの第1番目ノードについて検索)。ノード間相関算出手段20Dは制御機器グループノードに着目し、横ならびの1の数の合計を算出する。
ノード間相関算出手段20Dで求めた1の数が少ないノードほど、当該ノードの電圧変化の影響が及ぶノード数が少ないことを示す。電圧無効電力制御にて、ある監視点の電圧を制御するために制御機器の制御を行った時、当該監視点ノード以外のノードに影響が出ると、制御が行えない場合がある。例えば、監視点ノードの電圧を増加させた際に、他の正常なノード電圧も増加するというような場合である。そのため、将来の機器設置場所を決定する際に、当該監視点との相関が1となる相関ノード集合24の内、ノード間相関算出手段20Dで求めた1の数が最小なノードを制御機器設置候補にすれば良いことを示している。
Claims (10)
- 系統データを参照して電力系統の各ノード間の等価インピーダンスを算出する手段と、全ノード間を接続した等価モデルにて等価インピーダンスが予定の閾値以上の接続を削除し簡易モデルを作成する手段と、各ノードを電圧無効電力制御の監視対象となる監視点、変圧器や調相及び同期調相機が設置される制御機器設置点およびその他のノードグループに区分するノードグループ区分手段と、前記ノードグループおよび前記簡易モデルを参照して接続の有無を示したノード間マトリックスを作成する手段と、前記ノード間マトリックスを参照してその他グループに属するノードにおける監視点グループとの論理和を算出する手段と、を備えたことを特徴とする電力系統のノードグループ区分装置。
- 系統データを参照して電力系統の各ノード間の等価インピーダンスを算出する手段と、全ノード間を接続した等価モデルにて等価インピーダンスが予定の閾値以上の接続を削除し簡易モデルを作成する手段と、各ノードを電圧無効電力制御の監視対象となる監視点、変圧器や調相及び同期調相機が設置される制御機器設置点およびその他のノードグループに区分するノードグループ区分手段と、前記ノードグループおよび前記簡易モデルを参照して接続の有無を示したノード間マトリックスを作成する手段と、前記ノード間マトリックスを参照してその他グループに属するノードにおける制御機器グループとの論理和を算出する手段と、を備えたことを特徴とする電力系統のノードグループ区分装置。
- 系統データを参照して電力系統の各ノード間の等価インピーダンスを算出する手段と、全ノード間を接続した等価モデルにて等価インピーダンスが予定の閾値以上の接続を削除し簡易モデルを作成する手段と、各ノードを電圧無効電力制御の監視対象となる監視点、制御機器設置点およびその他のノードグループに区分するノードグループ区分手段と、前記ノードグループおよび前記簡易モデルを参照して接続の有無を示したノード間マトリックスを作成する手段と、ノード間マトリックスを参照してその他グループに属するノードにおける監視点グループ及び制御機器グループとの論理和を算出する手段と、を備えたことを特徴とする電力系統のノードグループ区分装置。
- 系統データを参照して電力系統の各ノード間の等価インピーダンスを算出する手段と、全ノード間を接続した等価モデルにて等価インピーダンスが予定の閾値以上の接続を削除し簡易モデルを作成する手段と、各ノードを電圧無効電力制御の監視対象となる監視点、制御機器設置点およびその他のノードグループに区分するノードグループ区分手段と、前記ノードグループおよび前記簡易モデルを参照して接続の有無を示したノード間マトリックスを作成する手段と、前記ノード間マトリックスを参照してその他グループに属するノードと監視点グループとの論理和が0となるその他グループのノードに着目し、当該ノード間における1の数の合計を算出する手段と、を備えたことを特徴とする電力系統のノードグループ区分装置。
- 系統データを参照して電力系統の各ノード間の等価インピーダンスを算出する手段と、全ノード間を接続した等価モデルにて前記等価インピーダンスが予定の閾値以上の接続を削除し簡易モデルを作成する手段と、各ノードを電圧無効電力制御の監視対象となる監視点、制御機器設置点およびその他のノードグループに区分するノードグループ区分手段と、前記ノードグループおよび前記簡易モデルを参照して接続の有無を示したノード間マトリックスを作成する手段と、前記ノード間マトリックスを参照してその他グループに属するノードと制御機器グループとの論理和が0となるその他グループのノードに着目し、当該ノード間における1の数の合計を算出する手段と、を備えたことを特徴とする電力系統のノードグループ区分装置。
- 系統データを参照して電力系統の各ノード間の等価インピーダンスを算出する手段と、全ノード間を接続した等価モデルにて前記等価インピーダンスが予定の閾値以上の接続を削除し簡易モデルを作成する手段と、各ノードを電圧無効電力制御の監視対象となる監視点、制御機器設置点およびその他のノードグループに区分するノードグループ区分手段と、前記ノードグループおよび前記簡易モデルを参照して接続の有無を示したノード間マトリックスを作成する手段と、前記ノード間マトリックスを参照してその他グループに属するノードと監視点グループおよび制御機器グループとの論理和が0となるその他グループのノードに着目し、当該ノード間における1の数の合計を算出する手段と、を備えたことを特徴とする電力系統のノードグループ区分装置。
- 系統データを参照して制御機器を設置したと仮定して任意のノード電圧を確率的に増減させた時の各ノードにおける電圧標準偏差を算出する手段と、前記電圧標準偏差が予定の閾値以上となるノード間を相関関係ありとし、相関関係の有無を接続の有無で示した簡易モデルを作成する手段と、各ノードを電圧無効電力制御の監視対象となる監視点、制御機器設置点およびその他のノードグループに区分するノードグループ区分手段と、
前記簡易モデルおよび前記ノードグループを参照しノード間マトリックスを作成する手段と、ノード間マトリックスの監視点グループを参照し、相関ノード集合を作成する相関ノード集合検索手段と、前記相関ノード集合および前記ノード間マトリックスの制御機器グループのノードを参照し、制御機器グループに属するノードにおける全グループとの1の数の合計を算出するノード間相関算出手段と、を備えたことを特徴とする電力系統のノードグループ区分装置。 - 系統データを参照して電力系統の各ノード間の等価インピーダンスを算出するステップと、全ノード間を接続した等価モデルにて等価インピーダンスが予定の閾値以上の接続を削除し簡易モデルを作成するステップと、各ノードを電圧無効電力制御の監視対象となる監視点、変圧器や調相及び同期調相機が設置される制御機器設置点およびその他のノードグループに区分するノードグループ区分ステップと、前記ノードグループおよび前記簡易モデルを参照して接続の有無を示したノード間マトリックスを作成するステップと、前記ノード間マトリックスを参照してその他グループに属するノードにおける監視点グループとの論理和を算出するステップと、を備えたことを特徴とする電力系統のノードグループ区分方法。
- 系統データを参照して電力系統の各ノード間の等価インピーダンスを算出するステップと、全ノード間を接続した等価モデルにて等価インピーダンスが予定の閾値以上の接続を削除し簡易モデルを作成するステップと、各ノードを電圧無効電力制御の監視対象となる監視点、制御機器設置点およびその他のノードグループに区分するノードグループ区分ステップと、前記ノードグループおよび前記簡易モデルを参照して接続の有無を示したノード間マトリックスを作成するステップと、前記ノード間マトリックスを参照してその他グループに属するノードと監視点グループとの論理和が0となるその他グループのノードに着目し、当該ノード間における1の数の合計を算出するステップと、を備えたことを特徴とする電力系統のノードグループ区分方法。
- 系統データを参照して制御機器を設置したと仮定して任意のノード電圧を確率的に増減させた時の各ノードにおける電圧標準偏差を算出するステップと、前記電圧標準偏差が予定の閾値以上となるノード間を相関関係ありとし、相関関係の有無を接続の有無で示した簡易モデルを作成するステップと、各ノードを電圧無効電力制御の監視対象となる監視点、制御機器設置点およびその他のノードグループに区分するノードグループ区分ステップと、前記簡易モデルおよび前記ノードグループを参照しノード間マトリックスを作成するステップと、ノード間マトリックスの監視点グループを参照し、相関ノード集合を作成する相関ノード集合検索ステップと、前記相関ノード集合および前記ノード間マトリックスの制御機器グループのノードを参照し、制御機器グループに属するノードにおける全グループとの1の数の合計を算出するノード間相関算出ステップと、を備えたことを特徴とする電力系統のノードグループ区分方法。
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