JP4322932B2 - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電複写機、レーザープリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いる、現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものであり、より詳細には、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤を用いる現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を用いた画像形成装置おいては、感光体ドラム上に静電潜像を形成し、この潜像にトナーを付着させてトナー像とし、これを記録媒体に転写して定着することにより画像形成が行われる。
このような画像形成装置においては、高速化や高画質化を進める上で、トナーとキャリアを含む2成分現像剤を用いた2成分現像方式の画像形成装置の開発が進んでいる。
2成分現像方式の画像形成装置に備えられる現像装置は、一般的に、2成分現像剤を収容し、感光体ドラムへと2成分現像剤中のトナーを供給する現像ローラ等の現像部を内蔵した現像槽と、該現像槽にトナーを供給するためのトナー補給装置とを備えている。
現像槽中の2成分現像剤に含まれるトナーは、上記画像形成の際に消費されるので、トナーの消費量に応じてトナー補給装置から現像槽へとトナーを補給することで、現像装置を長期間使用することができる。
一方、現像槽中の2成分現像剤に含まれるキャリアは、画像形成の際に消費されることはない。しかしながら、使用により劣化するため、使用を開始して一定期間が経過すると、現像槽内の2成分現像剤を新しい2成分現像剤に交換するメンテナンスが実施される。
そして、従来、画像形成装置においては、このようなメンテナンスの効率を高めるために、2成分現像剤を収納している現像槽のみを、画像形成装置から着脱できるように設計している。
ところで、このような現像槽が着脱自在に設けられた画像形成装置においては、現像槽の着脱時に、トナー補給装置側のトナー供給口部や現像槽側の受入開口から、トナーが飛散したり落下したりして、機内(画像形成装置内)を汚染することを阻止する必要である。
このような現像槽を着脱自在としたことによる機内汚染を防止或いは抑制する技術として、従来、種々の提案が成されており、そのうちの1つとして、例えば特許文献1がある。これによれば、トナー補給装置のトナー供給部に設けられた開口を、現像槽の着脱動作に連動して、板状のシャッタで開閉する機構が開示されている。
特開平8−152784号公報(平成8年6月11日公開)
しかしながら、上記特許文献1に開示された構成のように、板状のシャッタの片側を回動軸として開口を開閉させる扉式の構成では、使用している間に、開口付近にトナーが付着していき、付着したトナーが固まるなどして、シャッタと開口が形成されている壁面との間に挟まり、シャッタが完全に閉まらなくなることがある。
また、たとえシャッタが完全に閉じた状態であっても、シャッタ周辺に付着したトナーが振動等により落下したり飛散したりして汚染する問題もある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、第1の目的は、トナー補給装置の供給開口を、長期に及んで確実に閉鎖できる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することであり、第2の目的は、さらに、シャッタ周辺に付着したトナーによる汚染をも防止できる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することである。
本発明の現像装置及び画像形成装置は、上記課題を解決するために、トナーとキャリアを含む2成分現像剤を収容する着脱自在に設けられた現像槽と、トナーを収容し該トナーを前記現像槽へと供給するトナー補給装置とを含む現像装置、或いはそれを備えた画像形成装置において、前記トナー補給装置に形成された供給開口と、該供給開口より供給されるトナーを受け入れる前記現像槽に形成された受入開口との間に、前記供給開口及び前記受入開口を介してトナー補給装置内部及び現像槽内部に連通する連通室が設けられ、該連通室に、前記現像槽の着脱動作に連動して前記供給開口を開閉するシャッタ部材が回転自在に支持されており、前記シャッタ部材は、ローラ状を成す本体部に、軸方向に延びると共に軸方向と直交する方向に貫通する開放部が形成されてなり、前記供給開口をローラ外周面にて覆うことで前記供給開口を閉鎖し、前記開放部を介して前記供給開口と前記受入開口とを連通させることで前記供給開口を開放することを特徴としている。
上記構成においては、シャッタ部材は、ローラ状を成す本体部に、軸方向に延びると共に軸方向と直交する方向に貫通する開放部が形成された構成である。そして、供給開口をローラ外周面にて覆うことでこれを閉鎖し、開放部を介して供給開口と受入開口とを連通させることで供給開口を開放する。
ここで、ローラ外周面は、シャッタ部材の回転に伴い、供給開口を擦るように摺動する。したがって、特許文献1に記載された扉式の構成に比して、供給開口近傍へのトナー付がそもそも起こり難い。
しかも、ローラ外周面は曲率を有しているので、ローラ外周面と供給開口との接触は線接触である。したがって、シャッタが供給開口近傍と面で接触する特許文献1に記載された扉式の構成に比して、供給開口の付近に付着したトナーによる遮蔽機能の低下が起こり難い。
さらに、特許文献1に記載された扉式や、板状のシャッタをスライドさせる構成の場合、シャッタの移動スペースを確保する必要があるが、このようにローラ状のシャッタ部材としたことで、同じ位置で回転するだけで供給開口を開閉できるので、シャッタ部材を配するために必要となるスペースを小さくでき、現像装置、ひいてはこれを備える画像形成装置を小型化できる。
また、本発明の現像装置及び画像形成装置においては、さらに、前記連通室における受入開口側には、当該連通室を受入開口に対して閉塞する隔壁が設けられ、該隔壁に形成された排出開口と前記受入開口とを介して連通室は現像槽と連通しており、前記シャッタ部材は、前記供給開口をローラ外周面にて覆うことで前記供給開口を閉鎖した状態で、前記排出開口もローラ外周面にて覆って閉鎖することを特徴とすることもできる。
上記構成によれば、シャッタ部材が配される連通室の受入開口側には隔壁が設けられており、トナー補給装置内部のトナーは、この隔壁に形成された排出開口を介して現像槽側へと供給される。そして、シャッタ部材は、供給開口を閉鎖するとき、この排出開口をも閉鎖する。
つまり、これによれば、供給開口が閉鎖されるとき、換言すれば現像槽を機外(画像形成装置外)へ取り出したとき、供給開口だけでなく、シャッタ部材を収容する連通室自体も遮蔽されるので、シャッタ部材や連通室内部に付着しているトナーにて、機内が汚染される虞もなくなる。
また、本発明の現像装置及び画像形成装置においては、さらに、前記シャッタ部材の開閉動作を前記現像槽の着脱動作に連動させる連動部材として、前記現像槽の一部と接触し該現像槽の着脱動作に伴って直線的に往復移動する円柱状の直進部材と、前記シャッタ部材の軸方向一端部に結合されると共に、前記直進部材が挿抜され、該直進部材の直線的移動に伴って回転する筒状の回転部材とを備え、前記直進部材、回転部材、及びシャッタ部材は、同軸上に配されていることを特徴とすることもできる。
上記構成では、直進部材と回転部材とからなる連動部にて、現像槽着脱時の直線移動を回転運動に変換したシャッタ部材を回転させる構成である。ここで、直進部材、回転部材、及びシャッタ部材は、同軸上に配されているので、ローラ状のシャッタ部材を配するために必要となるスペースを小さくでき、現像装置、ひいてはこれを備える画像形成装置を小型化できる。
また、本発明の現像装置及び画像形成装置においては、さらに、前記直進部材は外周面に突起を備える一方、前記回転部材は前記突起と係合する螺旋状の係合部を有し、前記突起と係合部とは、前記直進部材の往復移動に伴い前記突起が前記係合部内を相対的に移動するよう構成され、かつ、前記直進部材は回転が阻止されていることを特徴とすることもできる。
上記構成によれば、回転部材側の係合部が螺旋状であるので、直進部材の移動方向が、挿入される方向と、抜脱される方向とで、回転部材は可逆回転する。したがって、例えば、直進部材が挿入される方向へ移動する場合にのみ、回転部材が回転するような構成では、直進部材が抜脱される方向への移動において回転部材を回転させる構成が別途必要となるが、これによれば必要なくなる。その結果、ローラ状のシャッタ部材を配するために必要となるスペースをより一層小さくでき、現像装置、ひいてはこれを備える画像形成装置を小型化できる。
また、本発明の現像装置及び画像形成装置において、さらに、前記記シャッタ部材に設けられた開放部は、回転軸を挟んで反対側まで貫通する貫通孔よりなる構成とすることができる。
例えば、ローラ状をなす本体部のローラ外周面を軸方向に一部残して切り取り、これを開放部とすることもできるが、連通室の内壁にトナーが付着する。これに対し、上記のような貫通孔よりなる開放部とすることで、トナーは貫通孔を通って現像送へと供給されるので、連通室の内壁へのトナーの付着が起こり難く、連通室内に付着したトナーによる汚染を、連通室に排出開口を設けなくとも、低減できる。さらに、前記した開放部が、ローラ外周面を軸方向に一部残して切り取って形状のシャッタ部材では、材質によっては、シャッタ部材の剛性の確保が難しいが、これによれば、同じ材質であっても、剛性を高めることができる。
この場合、貫通孔の形状としては、軸方向と直交する方向の断面形状が矩形状である構成とすることが好ましい。このような形状の貫通孔とすることで、貫通孔内部にトナーが溜まり難い構成とできる。しかも、低コストにて形成できるので、現像装置、ひいてはこれを備える画像形成装置のコスト低減が図れる。
さらに、この場合、貫通孔の軸方向と直交する方向の断面形状を台形状とし、供給開口を開放した状態では、台形状の短辺側が前記供給開口と対向し、台形状の長辺側が受入開口或いは排出開口と対向する構成とすることもできる。
これによれば、シャッタ部材の貫通孔が、トナーの進行方向に向かって広がっているため、より一層、貫通孔内部にトナーが溜まりにくい構成とできる。
また、本発明の現像装置及び画像形成装置においては、さらに、前記シャッタ部材が、導電性材料を含む樹脂材料を用いて形成されていることが好ましい。シャッタ部材の材料として導電性材料を含む樹脂材料を用いていることで、トナーとの摩擦帯電が起こりにくく、供給されるトナーがシャッタ部材との摩擦により帯電し、帯電したトナーが静電気力でシャッタ部材に付着することを防ぐことができる。
また、本発明の現像装置及び画像形成装置においては、さらに、前記シャッタ部材における表面の十点平均粗さRzを、2ミクロン以下とすることも好ましい。これにより、トナーがストレスを受けても、シャッタ部材の表面にトナーがこびり付くことを防止できる。
また、本発明の現像装置及び画像形成装置においては、さらに、前記シャッタ部材におけるローラ外周面に、弾性を有するシール部材が設けられていることを特徴とすることもできる。
この構成によれば、弾性を有するシール部材が、シャッタ部材におけるローラ外周面と供給開口或いは排出開口との間にできる隙間をなくし、密閉性を向上させることができる。したがって、前記隙間からのトナーのすり抜けを効率的に抑えることができ、機内のトナー汚染を、より一層効果的に防止できる。
本発明の現像装置及び画像形成装置は、以上のように、トナー補給装置に形成された供給開口と、該供給開口より供給されるトナーを受け入れる現像槽に形成された受入開口との間に、供給開口及び受入開口を介してトナー補給装置内部及び現像槽内部に連通する連通室が設けられ、該連通室に、現像槽の着脱動作に連動して供給開口を開閉するシャッタ部材が回転自在に支持されており、シャッタ部材は、ローラ状を成す本体部に、軸方向に延びると共に軸方向と直交する方向に貫通する開放部が形成されてなり、供給開口をローラ外周面にて覆うことで供給開口を閉鎖し、開放部を介して供給開口と受入開口とを連通させることで前記供給開口を開放する構成である。
これにより、トナー補給装置の供給開口を、長期に及んで確実に閉鎖できる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供できるという効果を奏する。
また、本発明の現像装置及び画像形成装置においては、さらに、前記連通室における受入開口側には、当該連通室を受入開口に対して閉塞する隔壁が設けられ、該隔壁に形成された排出開口と前記受入開口とを介して連通室は現像槽と連通しており、前記シャッタ部材は、前記供給開口をローラ外周面にて覆うことで前記供給開口を閉鎖した状態で、前記排出開口もローラ外周面にて覆って閉鎖する構成とすることもできる。
これにより、トナー補給装置の供給開口を、長期に及んで確実に閉鎖できるだけでなく、シャッタ部材に周辺に付着したトナーによる汚染をも防止できる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供できるという効果を奏する。
[実施の形態1]
本発明の実施の一形態について、図1ないし図11に基づいて説明すると以下の通りである。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
まずは、実施の一形態である現像装置1を備えた電子写真方式の画像形成装置39の全体構成について、図2を用いて説明する。図2は、画像形成装置39の全体構成を示す概略の説明図である。画像形成装置39は、図2に示すように、感光体27を備え、該感光体27の周囲に、帯電装置21、露光装置25、現像装置1、転写装置22、及びクリーニング装置26が配置されている。
上記感光体27は、感光性材料を表面に有するドラム形状なし、矢印Fにて示す方向に回転駆動される。帯電装置21は、感光体27の表面を一様(均一)に帯電するものである。露光装置25は、画素データに基づいて、帯電された感光体27の表面を露光し、静電潜像を形成するものである。該露光装置25としては、レーザ照射部及び反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)や、発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッド等が用いられる。
現像装置1は、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤を用いて、感光体27上に形成された静電潜像を現像してトナー像(可視像)を形成するものである。なお、現像装置1の詳細については後述する。
転写装置22は、感光体27上のトナー像を、給紙ユニット23より給紙されて搬送される用紙(記録材)上に転写するものであり、トナーとは逆極性のバイアス電圧が印加される。クリーニング装置26は、用紙への画像転写後に感光体27上に残留しているトナーを除去するものである。
また、転写装置22にてトナー像が転写された用紙の搬送方向前方には、定着装置24が配置されている。定着装置24は、互いに圧接された加熱ローラと加圧ローラとを備え、圧接部に用紙を搬送することで、用紙にトナー像を定着させるものである。定着装置24によってトナー像が定着された用紙は、排紙トレイ28に排出される。
なお、図2では、画像形成装置39として、感光体27を1つ備えたモノクロ画像形成装置を例示しているが、感光体を複数備えたタンデム方式のカラー画像形成装置や、1つの感光体の周囲に複数の現像装置を備えた、多回転方式のカラー画像形成装置であってもよい。現像装置1を搭載する画像形成装置の構成は、図2の構成に何ら限定されるものではない。
次に、上記画像形成装置39に搭載された実施の一形態である現像装置1の概略の構成について、図1及び図3を用いて説明する。図1は、現像装置1近傍の構成を示す正面断面図であり、図3は、現像装置1の側面断面図である。また、図3は、図1におけるA−A線の断面図でもあり、図1は、図3におけるB−B線の断面図でもある。
図1或いは図3に示すように、現像装置1は、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を収容している現像槽3と、補給用のトナーを収容し、必要に応じてトナーを現像槽3に供給するトナー補給装置2とを備えている。これら現像槽3とトナー補給装置2とは、図3に示すように、現像装置1の筐体1aにて支持されており、このうち、現像槽3のみ着脱自在に構成されている。現像槽3は、リア側からフロント側へ引き抜かれることで現像装置1より外され、フロント側からリア側へと押し込まれることで再び取り付けられる。なお、現像装置1の筐体1aは、画像形成装置39に固定されている。
図1に示すように、現像槽3の内部には、収容された現像剤を磁気によりローラ外周面に吸着し、感光体27へと供給する現像ローラ31を始めとして、収容された現像剤を攪拌するための攪拌スクリュー等の現像部を構成する各部材が配設されている。
また、現像槽3の隔壁であって、トナー補給装置2が連結される上部側の隔壁には、トナー補給装置2から供給されるトナーを受け入れるための受入開口33が形成されている。図3に示すように、受入開口33は、フロント側よりリア側へと延びる開口である。現像槽3は、この受入開口33の長手方向であり、後述する回転シャッタ(シャッタ部材)4の軸方向に引き出される。
一方、トナー補給装置2は、トナーを内部に収容したトナー収容室6を有している。該トナー収容室6は、現像装置1の筐体1aに固定されている。図1に示すように、トナー収容室6の内部には、トナーが凝集しないように攪拌するトナー攪拌部材7が設けられている(図3では、トナー攪拌部材7は省略されている)。
また、トナー収容室6の隔壁であって、現像槽3と連結される下部側の隔壁には、収容するトナーを現像槽3へと供給するための供給開口32が、前述した現像槽3側の受入開口33に対向して形成されている。図3に示すように、受入開口33もまた、フロント側よりリア側へと延びる開口である。
さらに、供給開口32の近傍には、供給開口32を挟んで対峙するように、トナー供給ローラ5と回転シャッタ4とが配されている。このうち、トナー供給ローラ5は、トナー収容室6の内部に配されており、トナー収容室6から現像槽3へと供給されるトナー量を、回転速度により制御するものである。トナー供給ローラ5は、供給開口32の全域に配されている。
一方、回転シャッタ4は、トナー収容室6の外部に配されており、供給開口32の開閉を行うものである。回転シャッタ4の詳細については後述するが、現像槽3の着脱に連動して供給開口32の開閉動作を行うようになっており、現像装置1に現像槽3が装着されている状態では供給開口32を開放し、現像槽3が現像装置1より引き出されるに伴い供給開口32を閉鎖する。
このような回転シャッタ4も、トナー供給ローラ5と同様、供給開口32の全域に配されており、トナー収容室6の隔壁に固定された軸受34・34にて回転自在に支持されている。なお、図3においては、回転シャッタ4の回転中心4aを二点鎖線にて示している。
また、上記トナー収容室6の隔壁は、回転シャッタ4の軸方向の両側面部分を覆うように、現像槽3側の受入開口33まで延設されている。トナー補給装置2と現像槽3とは、これら延設部分6a・6aと上記した軸受34・34部分にて連結される。
そして、これら延設部分6a・6aと上記軸受34・34とで区画される空間部は、受入開口33と供給開口32とを介して、現像槽3内部及びトナー収容室6内部に連通する連通室Mを構成している。回転シャッタ4は、この連通室Mに配設されている。
次に、上記回転シャッタ4の構成について、図4(a)(b)、図5(a)(b)を用いてより詳細に説明する。図4(a)(b)は、図1に示す回転シャッタ4及びこれに結合されている後述する連動部8の斜視図である。また、図5(a)(b)は、回転シャッタ4が供給開口32を開放している状態と、閉鎖している状態とを示す、現像装置1の部分断面図である。
図4(a)(b)に示すように、回転シャッタ4は、ローラ状(円柱状)をなす本体部を有し、外本体部に、軸方向に延びると共に軸方向と直交する方向に貫通する開放部36が形成されている。換言すれば、本体部のローラ外周面の一部を軸方向にのみ残し、その大部分を切り取ったような形状を有する。そして、軸方向に延びるローラ外周面を有する、軸方向と直交する方向の断面が半円状の半円柱状部分が、供給開口32を覆って閉鎖する閉鎖部35を構成している。
図5(a)に示すように、回転シャッタ4は、閉鎖部35を、連通室Mにおいて延設部分6a・6aに沿うように立てた状態とし、開放部36を供給開口32と対向させ、開放部36を介して供給開口32と受入開口33とを連通させることで、供給開口32を開放する。
開放部36は、供給開口32から供給されるトナーを通過させるために必要なものであるため、可能な限り供給開口32を塞がないように形成することが好ましい。しかしながら、開放部36が大きくなると、回転シャッタ4の剛性は低下する。したがって、回転シャッタ4の剛性を高めるために、トナーの通過を妨げない範囲で、開放部36を小さくしたり、回転シャッタ4をブリッジ等で補強したりしてもよい。
また、図5(b)に示すように、回転シャッタ4は、閉鎖部35を供給開口32に対向させ、ローラ外周面にて供給開口32を覆うことで閉鎖する。ここで、閉鎖部35は、供給開口32を閉鎖するために必要なものである。したがって、上記した閉鎖部35におけるローラ外周面の半径方向に投影した面積は、当然ながら供給開口32より大きな面積を要する。
上記回転シャッタ4の材質としては、導電性材料を含む樹脂材料であることが好ましい。樹脂材料(例えば、ABS、ポリエチレンポリカーボネート、樹脂など)は、適度の強度があり成形しやすい特長を有するが、静電気がたまりやすいといった欠点を有する。樹脂材料に導電性材料を添加することにより、トナーとの摩擦帯電が起こりにくく、供給されるトナーが回転シャッタ4との摩擦により帯電し、帯電したトナーが静電気力で回転シャッタ4の内部に付着することを防止できる。導電性材料としては一般にカーボンブラックや導電性酸化チタンが使用できる。
また、回転シャッタ4の表面の十点平均粗さRzは2ミクロン以下であることが好ましく、さらには1ミクロン以下であることが好ましい。このような平滑性の高い回転シャッタ4を用いることによって、トナーがストレスを受けても、回転シャッタ4の表面にトナーがこびり付くことを防止できる。なお、回転シャッタ4の表面は、平滑であるほど良いので、Rzの下限は0ミクロンである。
尚、十点平均粗さRzは、JIS規格B0601−1994に従って求められる。これによると、基準長さ内における最も高い山から5番目の高さの山までの高さの絶対値の平均と、基準長さ内における最も深い谷から5番目の深さの谷までの深さの絶対値の平均との和である。
次に、回転シャッタ4による供給開口32の開閉動作を現像槽3の着脱に連動させる構成について、前出の図4(a)(b)、図6(a)〜(c)を用いて説明する。図6(a)は、現像槽3が現像装置1にセットされており、回転シャッタ4が供給開口32を開放している状態を示している。また、図6(b)と図6(c)は、現像槽3が現像装置1のセット位置から引き出されており、回転シャッタ4が供給開口32を閉鎖している状態を示す。
上述したように、本実施の形態の現像装置1においては、回転シャッタ4による供給開口32の開閉動作は、現像槽3の着脱に連動して行われるようになっている。これを可能にするのが連動部8である。
図4(a)(b)に示すように、連動部8は、回転シャッタ4の一端に設けられており、略円柱状の直進部材8aと、略円筒状の回転部材8bとを有している。直進部材8aは、直進運動を行うもので、その一端は回転部材8bに係合され、他方側端部には当接部9が形成されている。直進部材8aは、当接部9が軸方向に押圧されることで、図4(a)に示すように、回転部材8b内部に押し込まれるようになっている。
また、連動部8は、当接部9と回転部材8bとの間に、直進部材8aを内包するように配設されたバネ10を有している。バネ10は、当接部9が押圧されて直進部材8aが回転部材8b内部に押し込まれている状態では、圧縮状態にある。このような状態で、当接部9への押圧力が解除されると、図4(b)に示すように、バネ10は元の状態に戻ろうとして伸び、このバネ10の復元力にて当接部9が押圧方向とは逆方向に押される。これにより、直進部材8aに対して回転部材8bより引き出す方向の力が加わり、直進部材8aは回転部材8bより引き出される。
つまり、直進部材8aは、当接部9が押圧されると、回転部材8b内部に押し込まれ、当接部9への押圧力が解除されると、回転部材8b内部より引き出されるといった往復移動を行う構成である。
一方、回転部材8bは、直進部材8aの直進運動を受けて回転運動を行うものである。回転部材8bは、図4(a)に示す直進部材8aが内部に押し込まれた状態から、図4(b)に示すように、直進部材8aが引き出されることで、90°回転する。また、反対に、図4(b)に示す直進部材8aが引き出された状態から、図4(a)に示すように、押し込まれることで、先とは逆の方向に90°回転する。
そして、回転シャッタ4は、このような回転部材8bと結合されており、回転部材8bと一体に回転するようになっている。つまり、回転シャッタ4は、図4(a)に示すように、当接部9が押圧されている状態では、閉鎖部35を立てた、図5(a)に示す供給開口32を開放した状態をとる。一方、図4(b)に示すように、当接部9が押圧されていない状態では、これより90°回転して、閉鎖部35を上に向けた、図5(b)に示す供給開口32を閉鎖した状態をとる。
このような供給開口32の開閉を決める当接部9への押圧力の有無は、現像槽3のセット状態にて決まる。図6(a)に示すように、当接部9は、現像槽3のフロント側の側壁に設けられた当接板12と接触するよう構成されている。したがって、現像槽3が現像装置1にセットされている状態では、当接部9が当接板12にて押圧される結果、直進部材8aは回転部材8b内部に押し込まれ、回転シャッタ4は供給開口32を開放する。
一方、現像槽3がセット位置より引き出されると、図6(b)(c)に示すように、当接板12から当接部9への押圧は解除される。その結果、圧縮されていたバネ10の復元力にて直進部材8aが回転部材8bより引き出され、回転シャッタ4は供給開口32を閉鎖する。このような機構にて、現像槽3の着脱動作に連動させて回転シャッタ4を開閉させることが可能となる。
さらに、上記構成においては、直進部材8aと回転部材8bは、回転シャッタ4と同軸上に配置されると共に、回転部材8bの回転中心を回転シャッタ4の回転中心4aと一致させている。このように構成することで、現像槽3の着脱に連動して供給開口32を開閉する回転シャッタ4を、空間に無駄を生じることなくコンパクトに構成でき、現像装置自体をコンパクトにできる。
なお、図4(a)図4(b)を用いた説明では、連動部8において上記バネ10は、当接部9と回転部材8bとの間に設けられているとした。しかしながら、厳密には、図3に示すように、直進部材8aは、トナー収容室6の隔壁に固定された軸受38に支持されており、バネ10は該軸受38と当接部9との間に配設されている。また、上記構成では、バネ10を、直進部材8aを内包するように配設したが、回転部材8b内部に配置することもできる。
続いて、上記連動部8において、直進部材8aが押し込まれたり引き出されたりすることで、回転部材8bが回転する機構について、図7及び図8(a)〜(c)を用いて具体的に説明する。
図7は、現像装置1における連動部8の分解斜視図である。図7に示すように、直進部材8aにおける回転部材8bと係合される側の端部の外周面には、2つの突起11a・11bが形成されている。一方、回転部材8bにおける直進部材8aと係合する側には、上記突起11a・11bと係合する螺旋状の切り込み(係合部)12a・12bが形成されている。上記螺旋状の切り込み12a・12bは、突起11a・11bが螺旋状の切り込み12a・12bの始端から末端まで移動することで、回転部材8bと直進部材8aとが相対的に90°回転するように設計されている。
図8(a)は、突起11a・11bが螺旋状の切り込み12a・12bの始端P1で係合している状態の直進部材8aと回転部材8bとを示し、図8(c)は、突起11a・11bが螺旋状の切り込み12a・12bの末端P2で係合している状態の直進部材8aと回転部材8bとを示す。図8(b)は、これらの中間状態を示す。
図8(a)(b)に示すように、直進部材8aが回転部材8bに押し込まれ、太矢印50にて示す方向に移動するに伴い、前記突起11a・11bが回転部材8bの奥へと移動する。このとき、突起11a・11bは、螺旋状の切り込み12a・12bにそってねじれるように移動しようとするが、ここで、直進部材8aは回転しないように構成されている。したがって、螺旋状の切り込み12a・12bを有する側の回転部材8bが、直進する突起11a・11bの移動を妨げないように、太矢印51にて示す方向に回転する。
そして、図8(c)に示すように、突起11a・11bが螺旋状の切り込み12a・12bの末端P2まで到達して停止すると、回転部材8bの回転も停止する。このとき、回転部材8bは、直進部材8aに対して90°回転した状態で停止する。
一方、逆に、図8(c)に示す状態から、図8(b)に示すように、直進部材8aが回転部材8bより引き出され、細矢印53にて示す方向に移動すると、回転部材8bが、細矢印54にて示す方向に回転する。そして、図8(a)に示すように、突起11a・11bが螺旋状の切り込み12a・12bの始端P1に到達して停止すると、回転部材8bは回転を停止する。
このように、上記構成では、直進部材8aを回転部材8bに押し込む方向と、回転部材8bから直進部材8aを引き出す方向とで、回転部材8bを可逆回転させることができる。
なお、突起11a・11bが、螺旋状の切り込み12a・12bを移動するにあたり、直進部材8a自身が回転すると、回転部材8bは回転できなくなるため、上述したように、直進部材8aは回転しないように設ける必要がある。ここでは、現像槽3の当接板12に直進部材8aの当接部9が係合することで、直進部材8aが回転しない構成としている。但し。この方法に特に限定されるものでない。また、ここでは、突起11と螺旋状の切り込み12を2組設けたが、1組であっても、3組以上であってもよい。
さらに、上記連動部8において、直進部材8aが押し込まれたり引き出されたりすることで、回転部材8bが回転する機構も、上記した突起11a・11bと螺旋状の切り込み12a・12bとの構成に何ら限定されるものではなく、例えば図9(a)〜(c)に示す構成も考えられる。
図9(a)〜(c)は、直進部材8a’の移動に伴って回転部材8b’を回転させる他の機構を採用した連動部8の斜視図である。図9(a)に示すように、直進部材8a'の外周面には、1辺が周方向に膨らむ三角形状の凸部111が形成されている。一方、回転部材8b’における直進部材8aと係合する側には、前記凸部111が勘合する三角形状の切り欠き112が形成されると共に、外周面には、バネ15の一端を固定させるための突起13が形成されている。
バネ15は、回転部材8b’に形成された前記突起13に一端が固定されると共に、トナー補給装置2の内部壁面に設けた突起14に他端が固定されており、凸部111の周方向に膨らむ一辺を、切り欠き112の周方向に膨らむ一辺と圧接させる方向に力を与えている。
図9(a)は、凸部111の先端P3のみが切り欠き112に係合している状態の直進部材8a'と回転部材8b'とを示し、図9(c)は、凸部111が切り欠き112に完全に嵌合された状態の直進部材8a'と回転部材8b'とを示す。図9(b)は、これらの中間状態を示す。
図9(a)(b)に示すように、直進部材8a’が回転部材8b’に押し込まれ、太矢印50にて示す方向に移動するに伴い、凸部111が切り欠き112の奥へと移動する。このとき、凸部111は、切り欠き112にそってねじれるように移動しようとするが、ここで、直進部材8a’は回転しないように構成されている。したがって、切り欠き112を有する側の回転部材8b’が、直進する凸部111の移動を妨げないように、太矢印51にて示す方向に回転する。
そして、図9(c)に示すように、凸部111が切り欠き112に完全に嵌合されると、回転部材8b’も回転を停止する。このとき、回転部材8b’は、直進部材8a’に対して90°回転した状態で停止する。
一方、逆に、図9(c)に示す状態から、図9(b)に示すように、直進部材8a’が回転部材8b’より引き出され、細矢印53にて示す方向に移動すると、回転部材8b’
が、細矢印54にて示す方向に回転する。そして、図9(a)に示すように、凸部111が切り欠き112から抜け出し、始端P1にて係合した状態となると、回転部材8b’は回転を停止する。
以上のように、本実施の形態の現像装置1においては、トナー補給装置2に形成された供給開口32と、現像槽3に形成された受入開口33との間に、現像槽3の着脱動作に連動して供給開口32を開閉する、ローラ状を成す本体部に、軸方向に延びると共に軸方向と直交する方向に貫通する開放部36が形成されてなる回転シャッタ4が回転自在に支持された構成である。
そして、回転シャッタ4は、供給開口32をローラ外周面にて覆うことで供給開口32を閉鎖し、開放部36を介して供給開口32と受入開口33とを連通させることで供給開口32を開放するようになっている。
このような構成において、ローラ外周面は、回転シャッタ4の回転に伴い、供給開口32を擦るように摺動するため、特許文献1に記載された扉式の構成に比して、供給開口近傍へのトナー付がそもそも起こり難い。
しかも、ローラ外周面は曲率を有しているので、ローラ外周面と供給開口32との接触は線接触である。したがって、シャッタが供給開口32近傍と面で接触する特許文献1に記載された扉式の構成に比して、供給開口32の付近に付着したトナーによる遮蔽機能の低下が起こり難い。
さらに、特許文献1に記載された扉式や、板状のシャッタをスライドさせる構成の場合、シャッタの移動スペースを確保する必要があるが、このようにローラ状の回転シャッタ4としたことで、同じ位置で回転するだけで供給開口を開閉できるので、回転シャッタ4を配するために必要となるスペースを小さくでき、現像装置1、ひいてはこれを備える画像形成装置39を小型化できる。
なお、回転シャッタ4の形状は、上記したものに限られず、図10(a)(b)に示すような形状としてもよい。図10(a)(b)は、回転シャッタ64及びこれに結合されている前述した連動部8の斜視図である。また、図11は、図10に示す形状の回転シャッタ64を備えた現像装置55近傍の構成を示す正面断面図である。
図11に示す回転シャッタ64は、供給開口32から供給されるトナーが直接現像槽3内に落下するように、回転シャッタ64の軸方向と直交する方向(回転軸垂直方向)の断面が矩形状となる貫通孔よりなる開放部40を設けている。このような構成では、ローラ外周面を有する閉鎖部としては、対向し合う2つの閉鎖部41・41が形成される。
供給開口32から供給されるトナーを直接現像槽3内に落下させることで、トナーは、回転シャッタ64の閉鎖部41・41以外の部分に付着し難くなり、回転シャッタ64の周辺にトナーを溜まり難くできる。したがって、回転シャッタ64の周辺に付着したトナーの落下による機内汚染をも低減できる。
貫通孔よりなる開放部40は、トナーの通過を妨げないように、供給開口32の形状と一致するように形成されることが好ましく、供給開口32を完全に開放できるような形状にするのが好ましい。但し、先にも述べたように、剛性の問題があるので、トナーの通過を妨げない範囲で、開放部40を小さくしたり、ブリッジ等で補強したりしてもよい。
[実施の形態2]
本発明の実施のその他の形態について、図12ないし図15に基づいて説明すると以下の通りである。なお、説明の便宜上、実施の形態1で用いた部材と同じ機能を有する部材には同じ符号を付して説明を省略する。
図12は、本実施の形態である現像装置57近傍の構成を示す正面断面図である。現像装置57と、前述の図10に示す現像装置57との違いは、連通室Mに設けられた排出開口56にある。現像装置57では、連通室Mにおける受入開口33側に、連通室Mを受入開口33に対して閉塞する隔壁6bが設けられており、該隔壁6bに排出開口56が形成されている。連通室Mは、排出開口56及び受入開口33を介して現像槽3に連通する。
そして、回転シャッタ64は、図13(b)に示すように、一方の閉鎖部41にて供給開口32を閉鎖した状態で、他方の閉鎖部41が排出開口56を閉鎖するように構成されている。図13(a)(b)は、回転シャッタ64が供給開口32を開放している状態と、閉鎖している状態とを示す、現像装置57の部分断面図である。
このように、現像装置57の構成では、供給開口32が閉鎖されるとき、つまり、現像槽3を機外(画像形成装置外)へ取り出したとき、供給開口32だけでなく、回転シャッタ64を収容する連通室M自体も遮蔽される。その結果、回転シャッタ64や連通室M内部に付着しているトナーにて、機内が汚染される虞がなくなる。
また、このような構成においては、図13(a)に示すように、貫通孔よりなる開放部40は、トナーの通過を妨げないように、供給開口32及び排出開口56の形状と一致するように形成されることが好ましい。
そして、より好ましくは、図14(a)(b)に示す回転シャッタ65のように、貫通孔よりなる開放部42の形状を、トナーの進行方向に沿って広がるように、軸方向と直交する方向の断面形状を台形状とすることである。そして、供給開口32を開放した状態では、台形状の短辺側が供給開口32と対向し、台形状の長辺側が受入開口33或いは排出開口56と対向させる。このような開放部42の形状に併せて、排出開口56は、供給開口32よりも広く形成されている。
これによれば、回転シャッタ65の開放部42が、トナーの進行方向に向かって広がっているため、トナーの流れをスムーズにし、開放部42内部にトナーがより溜まりにくい構成とできる。図14(a)(b)は、回転シャッタ65が供給開口32を開放している状態と、閉鎖している状態とを示す、現像装置57の部分断面図である。
最後に、実施の形態1,2で説明した回転シャッタ4、64、65において効果のある、さらなる工夫について説明する。なお、ここでは、回転シャッタ65に工夫を施した場合を説明する。
図15(a)(b)に示すように、回転シャッタ65における、供給開口32、排出開口56を閉鎖する閉鎖部41・41のローラ外周面には、シール部材60が全面に設けられている。
シール部材60としては、ポリウレタンフォーム等の弾性部材の表面にポリ・エチレン・テレフタレート(PET)フィルム層を設けたクッション性と低摩擦性を備えるシール材等が使用できる。ローラ外周面への取り付け方法としては、接着剤による貼り付けが簡単であるが、これに限るものではない。
回転シャッタ65におけるローラ外周面にシール部材60を設けることで、弾性を有するシール部材60が、閉鎖部41・41と、供給開口32、排出開口56との間にできる隙間をなくし、密閉性を向上させることができる。その結果、トナーのすり抜けを効率的に抑えることができ、より一層、トナーによる機内汚染を防止することができる。
本発明の実施の形態1の現像装置近傍の構成を示す正面断面図である。 上記現像装置を備える画像形成装置の全体構成を示す概略の説明図である。 上記現像装置の側面断面図である。 (a)(b)共に、上記現像装置に備えられた回転シャッタ及びこれに結合されている連動部の斜視図であり、(a)は、連動部に力か掛かっている状態の回転シャッタの向きを示し、(b)は、連動部に力が掛かっていない状態の回転シャッタの向きを示す。 (a)(b)共に、現像装置の部分断面図であり、(a)は、現像装置に備えられた回転シャッタが供給開口を開放している状態を示し、(b)は、回転シャッタが供給開口を閉鎖している状態を示す。 (a)〜(c)共に、現像装置の側面断面図であり、(a)は、現像槽が現像装置にセットされ、回転シャッタが供給開口を開放している状態を示し、(b)(c)は、現像槽が現像装置のセット位置から引き出され、回転シャッタが供給開口を閉鎖している状態を示す。 現像装置における連動部の分解斜視図である。 (a)〜(c)は、連動部の動作を示す説明図であり、(a)は、突起が螺旋状の切り込みの始端で係合している状態の直進部材と回転部材とを示し、(c)は、突起が螺旋状の切り込みの末端で係合している状態の直進部材と回転部材とを示し、(b)は、これらの中間状態を示す。 (a)〜(c)は、直進部材の移動に伴って回転部材を回転させる他の機構を採用した連動部の動作を示す説明図であり、(a)は、凸部の先端が切り欠きで係合している状態の直進部材と回転部材とを示し、(c)は、凸部が切り欠きに完全に嵌合した状態の直進部材と回転部材とを示し、(b)は、これらの中間状態を示す。 実施の形態の現像装置の変形例を示すもので、現像装置近傍の構成を示す正面断面図である。 (a)(b)は、変形例の現像装置に備えられた回転シャッタ及びこれに結合されている連動部の斜視図であり、(a)は、連動部に力か掛かっている状態の回転シャッタの向きを示し、(b)は、連動部に力が掛かっていない状態の回転シャッタの向きを示す。 本発明の実施の形態2の現像装置近傍の構成を示す正面断面図である。 (a)(b)共に、図12の現像装置の部分断面図であり、(a)は、現像装置に備えられた回転シャッタが供給開口を開放している状態を示し、(b)は、回転シャッタが供給開口を閉鎖している状態を示す。 実施の形態2の変形例の現像装置の部分断面図であり、(a)は、現像装置に備えられた回転シャッタが供給開口を開放している状態を示し、(b)は、回転シャッタが供給開口を閉鎖している状態を示す。 実施の形態2のさらなる変形例の現像装置の部分断面図であり、(a)は、現像装置に備えられた回転シャッタが供給開口を開放している状態を示し、(b)は、回転シャッタが供給開口を閉鎖している状態を示す。
符号の説明
1 現像装置
2 トナー補給装置
3 現像槽
4 回転シャッタ(シャッタ部材)
5 トナー供給ローラ
6 トナー収容室
6a 隔壁
8 連動部
8a 直進部材
8b 回転部材
11 突起
12 切り込み
27 感光体ドラム
32 供給開口
33 受入開口
35 閉鎖部
36 開放部
40 開放部
41 閉鎖部
42 開放部
56 排出開口
60 シール部材
64 回転シャッタ(シャッタ部材)
65 回転シャッタ(シャッタ部材)

Claims (10)

  1. トナーとキャリアを含む2成分現像剤を収容する着脱自在に設けられた現像槽と、トナーを収容し該トナーを前記現像槽へと供給するトナー補給装置とを含む現像装置において、
    前記トナー補給装置に形成された供給開口と、該供給開口より供給されるトナーを受け入れる前記現像槽に形成された受入開口との間に、前記供給開口及び受入開口を介してトナー補給装置内部及び現像槽内部に連通する連通室が設けられ、
    該連通室に、前記現像槽の着脱動作に連動して前記供給開口を開閉するシャッタ部材が回転自在に支持されており、
    前記シャッタ部材は、ローラ状を成す本体部に、軸方向に延びると共に軸方向と直交する方向に貫通する開放部が形成されてなり、前記供給開口をローラ外周面にて覆うことで前記供給開口を閉鎖し、前記開放部を介して前記供給開口と前記受入開口とを連通させることで前記供給開口を開放するようになっており、
    前記シャッタ部材の開閉動作を前記現像槽の着脱動作に連動させる連動部材として、
    前記現像槽の一部と接触し該現像槽の着脱動作に伴って直線的に往復移動する円柱状の直進部材と、
    前記シャッタ部材の軸方向一端部に結合されると共に、前記直進部材が挿抜され、該直進部材の直線的移動に伴って回転する筒状の回転部材とを備え、
    前記直進部材、回転部材、及びシャッタ部材は、同軸上に配されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記連通室における前記受入開口側には、当該連通室を前記受入開口に対して閉塞する隔壁が設けられ、該隔壁に形成された排出開口と前記受入開口とを介して前記連通室は現像槽と連通しており、
    前記シャッタ部材は、前記供給開口をローラ外周面にて覆うことで前記供給開口を閉鎖した状態で、前記排出開口もローラ外周面にて覆って閉鎖することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記直進部材は外周面に突起を備える一方、前記回転部材は前記突起と係合する螺旋状の係合部を有し、前記突起と係合部とは、前記直進部材の往復移動に伴い前記突起が前記係合部内を相対的に移動するよう構成され、かつ、前記直進部材は回転が阻止されていることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  4. 前記シャッタ部材に設けられた開放部は、回転軸を挟んで反対側まで貫通する貫通孔よりなることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  5. 前記貫通孔の軸方向と直交する方向の断面形状が、矩形状であることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  6. 前記貫通孔の軸方向と直交する方向の断面形状が台形状であり、前記供給開口を開放した状態では、前記台形状の短辺側が前記供給開口と対向し、前記台形状の長辺側が前記受入開口或いは前記排出開口と対向することを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  7. 前記シャッタ部材が、導電性材料を含む樹脂材料を用いて形成されていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の現像装置。
  8. 前記シャッタ部材における表面の十点平均粗さRzが2ミクロン以下であることを特徴
    とする請求項1から7の何れか1項に記載の現像装置。
  9. 前記シャッタ部材におけるローラ外周面に、弾性を有するシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の現像装置。
  10. 静電潜像を現像する請求項1から9の何れか1項に記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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