JP4322904B2 - 補間フレーム作成装置、動きベクトル検出装置、補間フレーム作成方法、動きベクトル検出方法、補間フレーム作成プログラムおよび動きベクトル検出プログラム - Google Patents

補間フレーム作成装置、動きベクトル検出装置、補間フレーム作成方法、動きベクトル検出方法、補間フレーム作成プログラムおよび動きベクトル検出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、動きベクトルを検出する動きベクトル検出装置、動きベクトルに基づいて補間フレームを作成する補間フレーム作成装置、補間フレーム作成方法、動きベクトル検出方法、補間フレーム作成プログラムおよび動きベクトル検出プログラムに関するものである。
一般に、画像表示装置としては、画像の書き込み後、蛍光体の残光時間のみ発光し続けるインパルス型表示装置と、新たに画像の書き込みが行われるまで前フレームの表示を保持し続けるホールド型表示装置の2種類がある。インパルス型表示装置としては、例えばCRTやフィールドエミッション型表示装置(FED)がある。また、ホールド型表示装置としては、例えば液晶表示装置(LCD)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(ELD)などがある。
ホールド型表示装置においては、動画表示において生じるボケ現象が問題となる。ボケ現象の発生は、複数フレームに動体が存在し、その動体の動きに観察者の眼が追随した場合、複数フレームの画像が重なって網膜上に映し出されることに起因する。
表示画像が前フレームから次のフレームへ切り換わる期間までは、同じ前フレームの画像が表示され続けている。にもかかわらず、眼は次フレームの画像の表示を予測して、前フレーム画像上を動体の移動方向に移動しながら観察してしまう。さらに、眼は、フレーム間隔より細かいサンプリングを行うため、結果として隣接する二つのフレームの間の画像を埋めるように視認することで、ボケとして観察される。
この問題を解決するためには、表示のフレーム間隔を短くすればよい。これにより、表示フレーム数の少ない動画における不自然な動きを改善することもできる。その具体的な手法として、MPEG2(Motion Picture Experts Group phase 2)で用いられている動き補償を利用して補間画像を作成し、隣接するフレーム間で補間を行うことが考えられる。
動き補償では、ブロックマッチングによって検出される動きベクトルが用いられる。一般的なブロックマッチングでは、既存のフレーム上を複数のブロックに分割し、ブロック毎に探索先フレームの類似領域を探索する。これにより探索された類似領域とブロックとを結ぶ動きベクトルを求める。
しかし、既存フレーム上で求めた動きベクトルを用いて補間フレームを作成すると、補間フレーム上にはブロックの重なりや隙間が発生してしまい、きれいな補間画像を作成することは困難である。
こうした問題を解決するために、既存フレーム上ではなく、これから作成すべき補間フレーム上を複数のブロックに分割し、前後のフレームへの探索を行うことで、補間フレーム上にブロックの重なりや隙間を発生させない手法が提案されている(例えば、「特許文献1」、「特許文献2」参照)。
特許第2528103号公報 特開2004−104656号公報
しかしながら、動画像の画質劣化を低減するためには、さらに補間フレームの画像精度を向上させることが望まれている。このためには、動きベクトルの精度を向上させることが必要となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高精度に動きベクトルを算出することのできる補間フレーム作成装置、動きベクトル検出装置、補間フレーム作成方法、動きベクトル検出方法、補間フレーム作成プログラムおよび動きベクトル検出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、補間フレーム作成装置であって、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割手段と、前記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出手段と、前記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出手段と、前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出手段と、前記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出手段と、前記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算手段と、前記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上で前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出手段と、前記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算手段と、前記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算手段による演算結果および前記第2相関演算手段による演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択手段と、前記第1ブロック対選択手段により選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出手段と、前記第3動きベクトル算出手段により算出された前記動きベクトルに基づいて、動き補償を行う動き補償手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の形態は、動きベクトル算出装置であって、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間のフレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である基準フレームを複数の基準ブロックに分割する分割手段と、前記第1参照フレームから前記基準ブロックに対応する第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出手段と、前記基準ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出手段と、前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出手段と、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出手段と、前記第1ブロックと前記第2ブロックの間の相関演算を行う第1相関演算手段と、前記第2参照フレームにおいて、前記第2ブロックをからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出手段と、前記第1ブロックと前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算手段と、前記第1相関演算手段による演算結果と、前記第2相関演算手段による演算結果の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択手段と、前記ブロック対選択手段により選択されたブロック対に基づいて、当該ブロック対に対する動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の形態は、補間フレーム作成方法であって、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出ステップと、前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出ステップと、前記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算ステップと、前記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上で前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出ステップと、前記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算ステップによる演算結果および前記第2相関演算ステップによる演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択ステップと、前記第1ブロック対選択ステップにより選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出ステップと、前記第3動きベクトル算出ステップにより算出された前記動きベクトルに基づいて、動き補償を行う動き補償ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の他の形態は、動きベクトル算出方法であって、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出ステップと、前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出ステップと、前記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算ステップと、前記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上で前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出ステップと、前記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算ステップによる演算結果および前記第2相関演算ステップによる演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択ステップと、前記第1ブロック対選択ステップにより選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の他の形態は、補間フレーム作成処理をコンピュータに実行させる補間フレーム作成プログラムであって、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出ステップと、前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出ステップと、前記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算ステップと、前記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上で前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出ステップと、前記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算ステップにおける演算結果および前記第2相関演算ステップにおける演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択ステップと、前記第1ブロック対選択ステップにおいて選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出ステップと、前記第3動きベクトル算出ステップにより算出された前記動きベクトルに基づいて、動き補償を行う動き補償ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の他の形態は、補間フレーム作成処理をコンピュータに実行させる補間フレーム作成プログラムであって、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出ステップと、前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出ステップと、前記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算ステップと、前記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上で前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出ステップと、前記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算ステップと、前記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算ステップにおける演算結果および前記第2相関演算ステップにおける演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択ステップと、前記第1ブロック対選択ステップにおいて選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出ステップとを有することを特徴とする。
本発明にかかる補間フレーム作成装置によれば、分割手段が、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割し、第1ブロック抽出手段が、各補間ブロックに関して、第1参照フレームから第1ブロックを抽出し、第1動きベクトル算出手段が、各補間ブロックに関して、各補間ブロックと第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出し、第2動きベクトル算出手段が、第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出し、第2ブロック抽出手段が、各補間ブロックに関して、第2動きベクトルにより定まる第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出し、第1相関演算手段が、第1ブロックと第2ブロックとの間の相関演算を行い、第3ブロック抽出手段が、第2ブロックについて、第2参照フレーム上で第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出し、第2相関演算手段が、第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された第3ブロックとの間の相関演算を行い、第1ブロック対選択手段が、各補間ブロックに関して、第1相関演算手段による演算結果および第2相関演算手段による演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択し、第3動きベクトル算出手段が、第1ブロック対選択手段により選択されたブロック対に基づいて、補間ブロックの動きベクトルを算出し、動き補償手段が、第3動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルに基づいて、動き補償を行うので、高精度に動きベクトルを算出することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の形態にかかる動きベクトル検出装置によれば、分割手段が、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間のフレームであって、第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である基準フレームを複数の基準ブロックに分割し、第1ブロック抽出手段が、第1参照フレームから基準ブロックに対応する第1ブロックを抽出し、第1動きベクトル算出手段が、基準ブロックと第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出し、第2動きベクトル算出手段が、第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出し、第2ブロック抽出手段が、第2動きベクトルにより定まる第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出し、第1相関演算手段が、第1ブロックと第2ブロックの間の相関演算を行い、第3ブロック抽出手段が、第2参照フレームにおいて、第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出し、第2相関演算手段が、第1ブロックと第3ブロックとの間の相関演算を行い、第1ブロック対選択手段が、第1相関演算手段による演算結果と、第2相関演算手段による演算結果の中から、最も相関の高いブロック対を選択し、第3動きベクトル算出手段が、ブロック対選択手段により選択されたブロック対に基づいて、当該ブロック対に対する動きベクトルを算出するので、高精度に動きベクトルを算出することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の形態にかかる補間フレーム作成方法によれば、分割ステップにおいて、分割ステップが、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割し、第1ブロック抽出ステップにおいて、第1ブロック抽出ステップが、各補間ブロックに関して、第1参照フレームから第1ブロックを抽出し、第1動きベクトル算出ステップにおいて、第1動きベクトル算出ステップが、各補間ブロックに関して、各補間ブロックと第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出し、第2動きベクトル算出ステップにおいて、第2動きベクトル算出ステップが、第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出し、第2ブロック抽出ステップにおいて、第2ブロック抽出ステップが、各補間ブロックに関して、第2動きベクトルにより定まる第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出し、第1相関演算ステップにおいて、第1相関演算ステップが、第1ブロックと第2ブロックとの間の相関演算を行い、第3ブロック抽出ステップにおいて、第3ブロック抽出ステップが、第2ブロックについて、第2参照フレーム上で第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出し、第2相関演算ステップにおいて、第2相関演算ステップが、第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された第3ブロックとの間の相関演算を行い、第1ブロック対選択ステップにおいて、第1ブロック対選択ステップが、各補間ブロックに関して、第1相関演算ステップによる演算結果および第2相関演算ステップによる演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択し、第3動きベクトル算出ステップにおいて、第3動きベクトル算出ステップが、第1ブロック対選択ステップにより選択されたブロック対に基づいて、補間ブロックの動きベクトルを算出し、動き補償ステップにおいて、動き補償ステップが、第3動きベクトル算出ステップにより算出された動きベクトルに基づいて、動き補償を行うので、高精度に動きベクトルを算出し、補間画像を作成することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の形態にかかる動きベクトル検出方法によれば、分割ステップにおいて、分割ステップが、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割し、第1ブロック抽出ステップにおいて、第1ブロック抽出ステップが、各補間ブロックに関して、第1参照フレームから第1ブロックを抽出し、第1動きベクトル算出ステップにおいて、第1動きベクトル算出ステップが、各補間ブロックに関して、各補間ブロックと第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出し、第2動きベクトル算出ステップにおいて、第2動きベクトル算出ステップが、第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出し、第2ブロック抽出ステップにおいて、第2ブロック抽出ステップが、各補間ブロックに関して、第2動きベクトルにより定まる第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出し、第1相関演算ステップにおいて、第1相関演算ステップが、第1ブロックと第2ブロックとの間の相関演算を行い、第3ブロック抽出ステップにおいて、第3ブロック抽出ステップが、第2ブロックについて、第2参照フレーム上で第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出し、第2相関演算ステップにおいて、第2相関演算ステップが、第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された第3ブロックとの間の相関演算を行い、第1ブロック対選択ステップにおいて、第1ブロック対選択ステップが、各補間ブロックに関して、第1相関演算ステップによる演算結果および第2相関演算ステップによる演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択し、第3動きベクトル算出ステップにおいて、第3動きベクトル算出ステップが、第1ブロック対選択ステップにより選択されたブロック対に基づいて、補間ブロックの動きベクトルを算出するので、高精度に動きベクトルを算出することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の形態にかかる補間フレーム作成プログラムによれば、分割ステップにおいて、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割し、第1ブロック抽出ステップにおいて、各補間ブロックに関して、第1参照フレームから第1ブロックを抽出し、第1動きベクトル算出ステップにおいて、各補間ブロックに関して、各補間ブロックと第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出し、第2動きベクトル算出ステップにおいて、第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出し、第2ブロック抽出ステップにおいて、各補間ブロックに関して、第2動きベクトルにより定まる第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出し、第1相関演算ステップにおいて、第1ブロックと第2ブロックとの間の相関演算を行い、第3ブロック抽出ステップにおいて、第2ブロックについて、第2参照フレーム上で第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出し、第2相関演算ステップにおいて、第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された第3ブロックとの間の相関演算を行い、第1ブロック対選択ステップにおいて、各補間ブロックに関して、第1相関演算ステップにおける演算結果および第2相関演算ステップにおける演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択し、第3動きベクトル算出ステップにおいて、第1ブロック対選択ステップにおいて選択されたブロック対に基づいて、補間ブロックの動きベクトルを算出し、動き補償ステップにおいて、第3動きベクトル算出ステップにより算出された動きベクトルに基づいて、動き補償を行うので、高精度に動きベクトルを算出し、補間画像を作成することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の形態にかかる動きベクトル検出プログラムによれば、分割ステップにおいて、フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割し、第1ブロック抽出ステップにおいて、各補間ブロックに関して、第1参照フレームから第1ブロックを抽出し、第1動きベクトル算出ステップにおいて、各補間ブロックに関して、各補間ブロックと第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出し、第2動きベクトル算出ステップにおいて、第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出し、第2ブロック抽出ステップにおいて、各補間ブロックに関して、第2動きベクトルにより定まる第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出し、第1相関演算ステップにおいて、第1ブロックと第2ブロックとの間の相関演算を行い、第3ブロック抽出ステップにおいて、第2ブロックについて、第2参照フレーム上で第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出し、第2相関演算ステップにおいて、第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された第3ブロックとの間の相関演算を行い、第1ブロック対選択ステップにおいて、各補間ブロックに関して、第1相関演算ステップにおける演算結果および第2相関演算ステップにおける演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択し、第3動きベクトル算出ステップにおいて、第1ブロック対選択ステップにおいて選択されたブロック対に基づいて、補間ブロックの動きベクトルを算出するので、高精度に動きベクトルを算出することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる補間フレーム作成装置、動きベクトル検出装置、補間フレーム作成方法、動きベクトル検出方法、補間フレーム作成プログラムおよび動きベクトル検出プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる補間フレーム作成装置10の機能構成を示すブロック図である。補間フレーム作成装置10は、外部から入力される動画像中に含まれる第1参照フレームと第2参照フレームの間を補間する補間フレームを作成する。ここで、第1参照フレームと第2参照フレームは、補間フレームを作成する際に参照すべきフレームである。例えば、時間的に連続した2つのフレームを第1参照フレームおよび第2参照フレームとして取得する。
他の例としては、時間的に不連続な2つのフレームを第1参照フレームおよび第2参照フレームとし、この2つの間を補間する補間フレームを作成することとしてもよい。
補間フレーム作成装置10は、補間フレーム分割部100と、第1ブロック抽出部102と、第1動きベクトル算出部104と、第2動きベクトル算出部106と、第2ブロック抽出部108と、第1相関演算部110と、第3ブロック抽出部120と、第2相関演算部122と、ブロック対選択部130と、動きベクトル決定部140と、動き補償部142とを備えている。
補間フレーム分割部100は、補間フレームを分割し複数の補間ブロックを得る。本実施の形態にかかる補間フレーム作成装置10においては、この補間ブロックを基準として動き補償を行う。入力されたフレームを基準として動き補償を行う場合には、補間フレーム上にブロックの重なりや隙間が生じることがあるが、このように、補間ブロックを基準とすることにより、ブロックの重なりや隙間が生じるのを防ぎ、効率的に精度のよい補間画像を作成することができる。
図2は、補間フレームを説明するための図である。第1参照フレーム200と第2参照フレーム400の間の時間的な距離をnとする。また、第1参照フレーム200と補間フレーム300の間の時間的な距離をkとする。ここで、k<nである。
なお、図2に示す例においては、補間フレーム300は、第1参照フレーム200と第2参照フレーム400の中間位置(k=n/2)に配置されている。ただし、補間フレーム300の位置は、これに限定されるものではなく、k<nを満たす任意の位置であればよい。なお、この場合には、補間フレーム300との距離が近い方のフレームを第1参照フレームとする。
すなわち、図2においては、時間的に前のフレームを第1参照フレーム、後のフレームを第2参照フレームとしたが、他の例としては、第1参照フレーム第2参照フレームよりも時間的に後のフレームであってもよい。補間フレーム300の位置は、常にk≦n/2を満たすものとする。
再び説明を図1に戻す。第1ブロック抽出部102は、外部から入力される動画像から第1参照フレームを取得する。そして、第1参照フレームから第1ブロックを抽出する。ここで、第1ブロックとは、補間ブロックと同一サイズ同一形状のブロックである。第1ブロック抽出部102は、第1参照フレーム上を1画素ずつ移動させて得られるすべての第1ブロックを抽出する。
第1動きベクトル算出部104は、第1動きベクトルMV1を算出する。第1動きベクトルMV1とは、補間ブロックと第1ブロック抽出部102により抽出された第1ブロックを結ぶ動きベクトルである。第2動きベクトル算出部106は、補間ブロックを基準とし、第1動きベクトル算出部104により算出された第1動きベクトルMV1により定まる第2動きベクトルMV2を算出する。
第2ブロック抽出部108は、第2動きベクトル算出部106により算出された第2動きベクトルMV2に基づいて、第2参照フレームから第2ブロックを抽出する。図3は、第1動きベクトルMV1および第2動きベクトルMV2を示す図である。第1動きベクトルMV1は、補間ブロック310と第1ブロック抽出部102により抽出された任意の第1ブロック210とを結ぶベクトルである。
第2動きベクトルMV2は、補間ブロック310を基準として、第1動きベクトルMV1と反対の方向に延びるベクトルである。また、第2参照フレーム400上を終点とする。第2動きベクトル算出部106は、(式1)により第2動きベクトルMV2を算出する。

MV2={−(n−k)/k}MV1 …(式1)

第2ブロック410は、第2動きベクトルMV2により特定される。
図4は、第1ブロック210と第2ブロック410の間の第3動きベクトルMV3を示す図である。なお、補間フレーム300は、第1参照フレーム200と第2参照フレーム400の中間に位置するとする。なお、各画素212,312,412は、それぞれ第1ブロック210、補間ブロック310および第2ブロック410中の対応する位置に配置された画素である。
例えば、第1動きベクトルMV1および第2動きベクトルMV2に基づいて、x=2の位置の第1ブロック210と第2ブロック410とが抽出される。この場合には、第1ブロック210から第2ブロック410への第3動きベクトルMV3は、ゼロとなる。また、第1ブロック210をx方向に1画素ずらした場合には、x=1の位置の第1ブロック210が得られる。
これに対して、第2動きベクトルMV2により得られる第2ブロック410は、x=3の位置に配置されている。すなわち、x=1の第1ブロック210から得られる第3動きベクトルMV3は2となる。このように、第1ブロック210を画素単位でシフトさせた場合には、探索可能な最小の動きベクトルの単位は2となる。
図5は、n=、k=1の場合の第3動きベクトルMV3を示す図である。この場合には、第1ブロック210をx=2の位置から1画素ずらした場合には、対応する第2ブロック410は、x=2の位置から2画素ずれる。この場合の第3動きベクトルMV3は3である。すなわち、第1ブロック210を画素単位でシフトさせた場合には、探索可能な最小の動きベクトルの単位は3となる。
図6は、n=、k=1の場合の第3動きベクトルMV3を示す図である。この場合には、第1ブロック210をx=2の位置から1画素ずらした場合には、対応する第2ブロック410は、x=2の位置から3画素ずれる。この場合の第3動きベクトルMV3は4である。すなわち、第1ブロック210を画素単位でシフトさせた場合には、探索可能な最小の動きベクトルの単位は4となる。
また、図4から図6を参照しつつ説明したように、第1参照フレームと第2参照フレームの間の距離nに対する第1参照フレームと補間フレームの間の距離kの相対値に応じて、探索精度が異なる。具体的には、nに対するkの相対値が小さいほど探索精度が悪くなる。
なお、ここではx方向にシフトさせて得られた第1ブロック210について説明したが、y方向についても同様にシフトする。この場合に探索可能な最小の動きベクトルの単位についてもx方向の場合と同様である。
再び説明を図1に戻す。第3ブロック抽出部120は、第2参照フレームから第3ブロックを抽出する。第3ブロックとは、第2ブロックを画素単位で所定の距離だけシフトさせたブロックである。シフト可能な距離は最大(n−k)/k画素である。
第1ブロックと第3ブロックとを利用することにより、第1ブロックと第2ブロックとを利用した場合に比べて小さい単位で、すなわち高精度に動きベクトルを探索することができる。
図7は、n=2、k=1の場合の第3ブロック430aを示す図である。この場合、シフト可能な距離は最大1画素である。n=2、k=1の場合、すなわち補間フレーム300が第1参照フレーム200と第2参照フレーム400の中間に位置する場合には、第2ブロック410を1画素だけx方向にシフトさせたブロック、すなわちx=3の位置のブロックを第3ブロック430aとする。ここで、画素432aは、第3ブロック430a中の画素であり、画素312に対応する画素である。なお、1画素だけマイナスx方向にシフトさせたブロックも同様に第3ブロック430として抽出される。
図8は、n=3、k=1の場合の第3ブロック430a,430bを示す図である。この場合、シフト可能な距離は最大2画素である。この場合、第2ブロック410を1画素だけx方向にシフトさせたブロック、すなわちx=3の位置の第3ブロック430aが抽出される。さらに、2画素シフトさせたブロック、すなわちx=4の位置の第3ブロック430bが抽出される。ここで、画素432bは、第3ブロック430b中の画素であり、画素312に対応する画素である。
図9は、n=4、k=1の場合の第3ブロック430a〜430cを示す図である。この場合、シフト可能な距離は最大3画素である。この場合、第2ブロック410を1画素だけx方向にシフトさせたx=3の位置の第3ブロック430aが抽出される。さらに、2画素シフトさせたx=4の位置の第3ブロック430bおよび3画素シフトさせたx=5の位置の第3ブロック430cが抽出される。ここで、画素432cは、第3ブロック430c中の画素であり、画素312に対応する画素である。
このように、第1ブロックと第3ブロックにおいて動き探索を行うことにより、探索可能な最小の動きベクトルの単位は1となる。すなわち、第1ブロックと第2ブロックにおいて動き探索を行う場合に比べて、高い精度で動きベクトルを得ることができる。
また、第1ブロックと第2ブロックを利用してより高い精度で動きベクトルを算出する方法としては、小数画素精度探索を行う方法がある。この方法では、まず線形補間により実際に存在する画素の中間位置に線形補間画素を生成する。そして、補間画素を利用して動き探索を行う。しかし、小数画素精度探索においては、線形補間画素を生成する際の計算コストがかかり、線形補間画素のためのメモリが必要となる。
これに対し、本実施の形態にかかる補間フレーム作成装置10においては、第2ブロック410を所定の画素だけずらした第3ブロック430を利用するので、計算コストを低減することができる。また、メモリの増加を抑えることができる。
再び説明を図1に戻す。第1相関演算部110は、第1ブロック抽出部102により抽出された第1ブロックと第2ブロックの間の相関演算を行う。なお、第1ブロック抽出部102は、第1参照フレーム上を1画素ずつ移動させて得られるすべての第1ブロックを抽出する。
また、第2ブロック抽出部108は、各第1ブロックに対して得られた第2動きベクトルMV2に基づいて第2ブロックを抽出する。第1相関演算部110は、得られたすべての第1ブロックと第2ブロックのブロック対に対し相関演算を行う。
第2相関演算部122は、第1ブロック抽出部102により得られた第1ブロックと第3ブロックの間の相関演算を行う。なお、すべての第1ブロックに対するブロック対について相関演算を行う。さらに、1つの第1ブロックに対し、複数の第3ブロックが得られる場合がある。この場合には、1つの第1ブロックと、複数の第3ブロックそれぞれとの間の相関演算を行う。相関演算としては、例えば、絶対値差分和(SAD)を算出する。なお、他の例としては、差分の2乗和(SSD)を算出してもよい。
ブロック対選択部130は、第1相関演算部110により得られた演算結果と、第2相関演算部122により得られた演算結果に基づいて、最も相関の高いブロック対を選択する。具体的には、絶対値差分和が最も小さいブロック対を選択する。なお、第1ブロックと第2ブロックのブロック対または第1ブロックと第3ブロックのブロック対のいずれかが最も相関の高い高相関ブロック対として選択される。
このように、第1ブロックと第2ブロックを利用した相関演算、すなわちシンメトリックサーチと、第1ブロックと第3ブロックを利用した相関演算、すなわちアシンメトリックサーチとを行った結果を利用するので、高精度に高相関ブロック対を選択することができる。
動きベクトル決定部140は、ブロック対選択部130により得られたブロック対を用いて補間ブロック310に対する動きベクトルを算出する。動き補償部142は、動きベクトル決定部140により得られた動きベクトルに基づいて、動き補償を行う。
図10は、動きベクトル決定部140による処理を説明するための図である。動きベクトル決定部140により第1ブロック210と第2ブロック410とにより定まる第3動きベクトルMV3が決定されたとする。この場合には、補間ブロック中の画素312を基準として第3動きベクトルMV3により定まる第1参照フレーム200中の画素位置は、画素と画素の中間位置となる。
このように、第3動きベクトルMV3により定まる第1参照フレーム200中の位置に画素が存在しない場合には、動きベクトル決定部140は、隣接する画素を利用して線形補間画素を作成する。同様に、第2参照フレーム400中の画素位置も画素と画素の中間位置となる。このように、第3動きベクトルMV3により定まる第2参照フレーム400中の位置に画素が存在しない場合にも、動きベクトル決定部140は線形補間画素を作成する。
動きベクトル決定部140は、こうして得られた線形補間画素を利用して動き補償を行う。例えば、図10に示すように、第3動きベクトルMV3により、第1参照フレーム200において第1線形補間画素222が作成されたとする。同様に、第2参照フレーム400において第2線形補間画素442が作成されたとする。この場合には、画素312には、第1線形補間画素222および第2線形補間画素442の平均値を割り当てる。
なお、動きベクトル決定部140により決定された動きベクトルMV3により定まる第1参照フレーム中の画素位置および第2参照フレーム中の画素位置が、実際の画素位置と一致する場合には、特定された画素に基づいて、動き補償を行えばよい。
図11は、補間フレーム作成装置10による補間フレーム生成処理を示すフローチャートである。まず、補間フレーム分割部100は、補間フレームを補間ブロックに分割する(ステップS100)。次に、第1ブロック抽出部102は、第1参照フレームから第1ブロックを抽出する(ステップS102)。次に、第1動きベクトル算出部104は、第1ブロック抽出部102により抽出された第1ブロックと補間ブロックとを結ぶ第1動きベクトルMV1を算出する(ステップS104)。次に、第2動きベクトル算出部106は、第1動きベクトルMV1を[−(n−k)/k]倍し、第2動きベクトルMV2を算出する(ステップS106)。
次に、第2ブロック抽出部108は、第2動きベクトルMV2に基づいて、第2参照フレームから第2ブロックを抽出する(ステップS108)。次に、第3ブロック抽出部120は、第2ブロックを所定の距離だけシフトさせ、第3ブロックを抽出する(ステップS110)。次に、第1相関演算部110は、第1ブロックと、第2ブロックの間の相関演算を行う(ステップS112)。次に、第2相関演算部122は、第1ブロックと第3ブロックの間の相関演算を行う(ステップS114)。以上の処理が行われていない第1ブロックが存在する場合には(ステップS120,No)、第1ブロックの画素位置を変更し(ステップS122)、ステップS102に戻る。
すべての第1ブロックについて処理を行った場合には(ステップS120,Yes)、ブロック対選択部130は、第1相関演算部110による演算結果と第2相関演算部122による演算結果に基づいて、最も相関の高いブロック対を選択する(ステップS130)。次に、動きベクトル決定部140は、補間ブロックの動きベクトルを決定する(ステップS132)。以上の処理を行っていない補間ブロックが存在する場合には(ステップS134,No)、補間ブロックを変更し(ステップS136)、ステップS102へ戻る。
すべての補間ブロックについて処理を行った場合には(ステップS134,Yes)、動き補償部142は、動きベクトル決定部140により決定された動きベクトルに基づいて、動き補償を行う(ステップS138)。以上で、補間フレーム作成装置10による補間フレーム生成処理が完了する。
図12は、実施の形態1にかかる補間フレーム作成装置10のハードウェア構成を示す図である。補間フレーム作成装置10は、ハードウェア構成として、補間フレーム作成装置10における動き補償処理を実行する動き補償プログラムなどが格納されているROM52と、ROM52内のプログラムに従って補間フレーム作成装置10の各部を制御するCPU51と、補間フレーム作成装置10の制御に必要な種々のデータを記憶するRAM53と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F57と、各部を接続するバス62とを備えている。
先に述べた補間フレーム作成装置10における動き補償プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
この場合には、動き補償プログラムは、補間フレーム作成装置10において上記記録媒体から読み出して実行することにより主記憶装置上にロードされ、上記ソフトウェア構成で説明した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、本実施の形態の動き補償プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。図13は、そうした第1の変更例を示す図である。実施の形態1にかかる動き補償部142は、第3動きベクトルMV3により定まる第1参照フレームおよび第2参照フレームにおける位置が画素と画素の間の位置である場合には、第1参照フレームおよび第2参照フレーム上に線形補間画素を作成した。これにかえて、第1参照フレームおよび第2参照フレームのいずれか一方においてのみ線形補間画素を利用し、他方においては、第3動きベクトルMV3を算出する際に利用したブロック(画素)を利用することとしてもよい。
さらに、第2参照フレームにおいてのみ線形補間画素を作成し、第1参照フレームにおいては第3動きベクトルMV3を算出する際に利用した画素を利用するのが望ましい。実際の画素と補間対象とすべき画素のずれの程度は、補間フレームからの距離が遠い方の参照フレームにおいて大きくなる。そこで、このように、補間フレームからの距離が遠いほうの参照フレームにおいては、線形補間画素を作成することとした。これにより、線形補間画素を作成することなく、より高精度に補間フレームを生成することができる。
図14は、第2の変更例を示す図である。本例においては、第3動きベクトルMV3により定まる第1参照フレームおよび第2参照フレームにおける位置が画素と画素の間の位置である場合には、第3動きベクトルMV3を算出する際に利用した画素を利用することとしてもよい。これにより、線形補間画素を作成することなく、より高精度に補間フレームを生成することができる。
(実施の形態2)
図15は、実施の形態2にかかる補間フレーム作成装置12の機能構成を示すブロック図である。実施の形態2にかかる補間フレーム作成装置12においては、第1ブロックと第2ブロックの間の相関演算結果に基づいて、最も相関の高いブロック対を選択し、選択されたブロック対に対して第3ブロックを算出する。
補間フレーム作成装置12は、ブロック対選択部130にかえて、第1ブロック対選択部154と、第2ブロック対選択部156とを備えている。第1ブロック対選択部154は、第1相関演算部110による第1ブロックと第2ブロックの間の相関演算結果に基づいて、最も相関の高いブロック対を選択する。すなわち、第1ブロック対選択部154は、第1ブロックと第2ブロックのブロック対において、最も相関の高いブロック対を選択する。
第3ブロック抽出部150は、第1ブロック対選択部154により選択されたブロック対に基づいて、第3ブロックを抽出する。すなわち、第1ブロック対選択部154により選択されたブロック対に含まれる第2ブロック410から所定の距離だけシフトさせた第3ブロックを抽出する。このため、第2相関演算部152は、1つの第2ブロックに対して定まる1または2以上の第3ブロックと、対応する第1ブロックの間の相関演算のみを行うこととなる。
第2ブロック対選択部156は、第2相関演算部152による演算結果に基づいて、最も相関の高いブロック対を選択する。動きベクトル決定部158は、第2ブロック対選択部156により選択されたブロック対に基づいて、動きベクトルを決定する。
図16は、実施の形態2にかかる補間フレーム作成装置12による補間フレーム生成処理を示すフローチャートである。実施の形態2においては、第2ブロック抽出部108が、第2ブロックを抽出する(ステップS108)。次に、第1相関演算部110が、第1ブロックと第2ブロックの間の相関演算を行う(ステップS112)。
ステップS112までの処理が行われていない第1ブロックが存在する場合には(ステップS140,No)、第1ブロックの画素位置を変更し(ステップS142)、ステップS102に戻る。
すべての第1ブロックについて処理を行った場合には(ステップS140,Yes)、第1ブロック対選択部154は、最も相関の高いブロック対を選択する(ステップS150)。次に、第3ブロック抽出部150は、選択されたブロック対に基づいて、第3ブロックを抽出する(ステップS152)。次に、第2相関演算部152は、第3ブロックと対応する第1ブロックの相関演算を行う(ステップS154)。次に、第2ブロック対選択部156は、第2相関演算部152による演算結果に基づいて、最も相関の高いブロック対を選択する(ステップS156)。次に、動きベクトル決定部158は、第2相関演算部152により決定されたブロック対に基づいて、補間ブロックの動きベクトルを決定する(ステップS158)。
以上の処理を行っていない補間ブロックが存在する場合には(ステップS160,No)、補間ブロックを変更し(ステップS162)、ステップS102へ戻る。すべての補間ブロックに対する処理が完了すると(ステップS160,Yes)、選択された各補間ブロックに対する動き補償を行う(ステップS138)。以上で、補間フレーム作成装置12による補間フレーム生成処理が完了する。
このように、実施の形態2にかかる補間フレーム作成装置12においては、第1ブロックと第2ブロックのブロック対のうち最も相関の高いブロック対に対応する第3ブロックのみを抽出し、これを処理対象とするので、処理の効率化を図ることができる。
なお、実施の形態2にかかる補間フレーム作成装置12のこれ以外の構成および処理は、実施の形態1にかかる補間フレーム作成装置10の構成および処理と同様である。
(実施の形態3)
図17は、実施の形態3にかかる動きベクトル検出装置20の機能構成を示すブロック図である。動きベクトル検出装置20は、補間フレーム分割部100と、第1ブロック抽出部102と、第1動きベクトル算出部104と、第2動きベクトル算出部106と、第2ブロック抽出部108と、第1相関演算部110と、第3ブロック抽出部120と、第2相関演算部122と、ブロック対選択部130と、動きベクトル決定部140とを備えている。すなわち、実施の形態3にかかる動きベクトル検出装置20は、動きベクトルを決定し、出力する。
なお、これ以外の実施の形態3にかかる動きベクトル検出装置20の構成および処理は、実施の形態1にかかる補間フレーム生成装置10の構成および処理と同様である。
(実施の形態4)
図18は、実施の形態4にかかる動きベクトル検出装置22の機能構成を示すブロック図である。動きベクトル検出装置22は、補間フレーム分割部100と、第1ブロック抽出部102と、第1動きベクトル算出部104と、第2動きベクトル算出部106と、第2ブロック抽出部108と、第1相関演算部110と、第3ブロック抽出部150と、第2相関演算部152と、第1ブロック対選択部154と、第2ブロック対選択部156と、動きベクトル決定部15840とを備えている。すなわち、実施の形態4にかかる動きベクトル検出装置22は、動きベクトルを決定し、出力する。
なお、これ以外の実施の形態4にかかる動きベクトル検出装置22の構成および処理は、実施の形態2にかかる補間フレーム生成装置12の構成および処理と同様である。
実施の形態1にかかる補間フレーム作成装置10の機能構成を示すブロック図である。 補間フレームを説明するための図である。 第1動きベクトルMV1および第2動きベクトルMV2を示す図である。 第1ブロック210と第2ブロック410の間の第3動きベクトルMV3を示す図である。 n=4、k=1の場合の第3動きベクトルMV3を示す図である。 n=5、k=1の場合の第3動きベクトルMV3を示す図である。 n=2、k=1の場合の第3ブロック430aを示す図である。 n=3、k=1の場合の第3ブロック430a、420bを示す図である。 n=4、k=1の場合の第3ブロック430a〜430cを示す図である。 動きベクトル決定部140による処理を説明するための図である。 補間フレーム作成装置10による補間フレーム生成処理を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる補間フレーム作成装置10のハードウェア構成を示す図である。 第1の変更例を示す図である。 第2の変更例を示す図である。 実施の形態2にかかる補間フレーム作成装置12の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる補間フレーム作成装置12による補間フレーム生成処理を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる動きベクトル検出装置20の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態4にかかる動きベクトル検出装置22の機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
10,12 補間フレーム作成装置
20,22 動きベクトル検出装置
51 CPU
52 ROM
53 RAM
57 通信I/F
62 バス
100 補間フレーム分割部
102 第1ブロック抽出部
104 第1動きベクトル算出部
106 第2動きベクトル算出部
108 第2ブロック抽出部
110 第1相関演算部
120,150 第3ブロック抽出部
122,152 第2相関演算部
130 ブロック対選択部
140,158 動きベクトル決定部
142 動き補償部
154 第1ブロック対選択部
156 第2ブロック対選択部
200 第1参照フレーム
210 第1ブロック
300 補間フレーム
310 補間ブロック
400 第2参照フレーム
410 第2ブロック
430 第3ブロック

Claims (17)

  1. フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割手段と、
    前記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出手段と、
    前記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出手段と、
    前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出手段と、
    前記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出手段と、
    前記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算手段と、
    前記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上で前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出手段と、
    前記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算手段と、
    前記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算手段による演算結果および前記第2相関演算手段による演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択手段と、
    前記第1ブロック対選択手段により選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出手段と、
    前記第3動きベクトル算出手段により算出された前記動きベクトルに基づいて、動き補償を行う動き補償手段と
    を備えたことを特徴とする補間フレーム作成装置。
  2. 前記第1ブロック抽出手段は、前記第1参照フレーム上の探索範囲内にあるすべての前記第1ブロックを抽出し、
    前記第1相関演算手段は、抽出されたすべての前記第1ブロックと前記各第1ブロックに対応する前記第2ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第3ブロック抽出手段は、前記各第1ブロックに対して定まるすべての前記第3ブロックを抽出し、
    前記第2相関演算手段は、すべての前記第1ブロックと、前記各第1ブロックに対応する前記第2ブロックについて抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第1ブロック対選択手段は、前記第1演算手段によるすべての相関演算の結果および前記第2相関演算手段によるすべての相関演算の結果を用いて、最も相関の高いブロック対を選択することを特徴とする請求項に記載の補間フレーム作成装置。
  3. 前記第1ブロック抽出手段は、前記第1参照フレーム上の探索範囲内にあるすべての前記第1ブロックを抽出し、
    前記第1相関演算手段は、抽出されたすべての前記第1ブロックと、前記各第1ブロックに対応する前記第2ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第1相関演算手段による演算結果の中から、最も相関の高い前記第1ブロックと前記第2ブロックの前記ブロック対を選択する第2ブロック対選択手段をさらに備え、
    前記第3ブロック抽出手段は、前記第2ブロック対選択手段により選択された前記第1ブロックに対して定まる前記第3ブロックを抽出し、
    前記第2相関演算手段は、前記第2ブロック対選択手段により選択された前記ブロック対に含まれる前記第1ブロックと、前記第3ブロック抽出手段により抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第1ブロック対選択手段は、前記第2ブロック対選択手段により選択されたブロック対と、前記第2相関演算手段による演算結果の中から、最も相関の高いブロック対を選択することを特徴とする請求項に記載の補間フレーム作成装置。
  4. 前記動き補償手段は、前記ブロック対選択手段が前記第1ブロックと前記第3ブロックのブロック対を選択した場合に、前記第3動きベクトル算出手段により算出された前記動きベクトルを用いて、前記第1参照フレームおよび前記第2参照フレームのうちの少なくとも一方を参照して前記動き補償を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の補間フレーム作成装置。
  5. 前記動き補償手段は、前記ブロック対選択手段が前記第1ブロックと前記第3ブロックのブロック対を選択した場合に、前記第1ブロックと、前記第3動きベクトル算出手段により算出された前記動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム上の領域とを参照して、前記動き補償を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の補間フレーム作成装置。
  6. 前記動き補償手段は、前記ブロック対選択手段が前記第1ブロックと前記第3ブロックのブロック対を選択した場合に、前記第1ブロック中の画素と前記第3ブロック中の画素とを参照して、前記動き補償を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の補間フレーム作成装置。
  7. フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間のフレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である基準フレームを複数の基準ブロックに分割する分割手段と、
    前記第1参照フレームから前記基準ブロックに対応する第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出手段と、
    前記基準ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出手段と、
    前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出手段と、
    前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出手段と、
    前記第1ブロックと前記第2ブロックの間の相関演算を行う第1相関演算手段と、
    前記第2参照フレームにおいて、前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出手段と、
    前記第1ブロックと前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算手段と、
    前記第1相関演算手段による演算結果と、前記第2相関演算手段による演算結果の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択手段と、
    前記ブロック対選択手段により選択されたブロック対に基づいて、当該ブロック対に対する動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出手段と
    を備えたことを特徴とする動きベクトル検出装置。
  8. レーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割ステップと、
    記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出ステップと、
    記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出ステップと、
    記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出ステップと、
    記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出ステップと、
    記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算ステップと、
    記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上で前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出ステップと、
    記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算ステップと、
    記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算ステップによる演算結果および前記第2相関演算ステップによる演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択ステップと、
    記第1ブロック対選択ステップにより選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出ステップと、
    記第3動きベクトル算出ステップにより決定された前記動きベクトルに基づいて、動き補償を行う動き補償ステップと
    を有することを特徴とする補間フレーム作成方法。
  9. 前記第1ブロック抽出ステップにおいては、前記第1参照フレーム上の探索範囲内にあるすべての前記第1ブロックを抽出し、
    前記第1相関演算ステップにおいては、抽出されたすべての前記第1ブロックと前記各第1ブロックに対応する前記第2ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第3ブロック抽出ステップにおいては、前記各第1ブロックに対して定まるすべての前記第3ブロックを抽出し、
    前記第2相関演算ステップにおいては、すべての前記第1ブロックと、前記各第1ブロックに対応する前記第2ブロックについて抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第1ブロック対選択ステップにおいては、前記第1演算ステップによるすべての相関演算の結果および前記第2相関演算ステップによるすべての相関演算の結果を用いて、最も相関の高いブロック対を選択することを特徴とする請求項に記載の補間フレーム作成方法。
  10. 前記第1ブロック抽出ステップにおいては、前記第1参照フレーム上の探索範囲内にあるすべての前記第1ブロックを抽出し、
    前記第1相関演算ステップにおいては、抽出されたすべての前記第1ブロックと、前記各第1ブロックに対応する前記第2ブロックとの間の相関演算を行い、
    記第1相関演算ステップにおける演算結果の中から、最も相関の高い前記第1ブロックと前記第2ブロックの前記ブロック対を選択する第2ブロック対選択ステップをさらに有し、
    前記第3ブロック抽出ステップにおいては、前記第2ブロック対選択ステップにおいて選択された前記第1ブロックに対して定まる前記第3ブロックを抽出し、
    前記第2相関演算ステップにおいては、前記第2ブロック対選択ステップにおいて選択された前記ブロック対に含まれる前記第1ブロックと、前記第3ブロック抽出ステップにより抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第1ブロック対選択ステップにおいては、前記第2ブロック対選択ステップにおいて選択されたブロック対と、前記第2相関演算ステップにおける演算結果の中から、最も相関の高いブロック対を選択することを特徴とする請求項8または9に記載の補間フレーム作成方法。
  11. レーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割ステップと、
    記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出ステップと、
    記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出ステップと、
    記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出ステップと、
    記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出ステップと、
    記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算ステップと、
    記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上でからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出ステップと、
    記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算ステップと、
    記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算ステップによる演算結果および前記第2相関演算ステップによる演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択ステップと、
    記第1ブロック対選択ステップにより選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出ステップと
    を有することを特徴とする動きベクトル検出方法。
  12. 補間フレーム作成処理をコンピュータに実行させる補間フレーム作成プログラムであって、
    フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割ステップと、
    前記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出ステップと、
    前記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出ステップと、
    前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出ステップと、
    前記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出ステップと、
    前記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算ステップと、
    前記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上で前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出ステップと、
    前記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算ステップと、
    前記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算ステップにおける演算結果および前記第2相関演算ステップにおける演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択ステップと、
    前記第1ブロック対選択ステップにおいて選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出ステップと、
    前記第3動きベクトル算出ステップにより算出された前記動きベクトルに基づいて、動き補償を行う動き補償ステップと
    を有することを特徴とする補間フレーム作成プログラム。
  13. 前記第1ブロック抽出ステップにおいては、前記第1参照フレーム上の探索範囲内にあるすべての前記第1ブロックを抽出し、
    前記第1相関演算ステップにおいては、抽出されたすべての前記第1ブロックと前記各第1ブロックに対応する前記第2ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第3ブロック抽出ステップにおいては、前記各第1ブロックに対して定まるすべての前記第3ブロックを抽出し、
    前記第2相関演算ステップにおいては、すべての前記第1ブロックと、前記各第1ブロックに対応する前記第2ブロックについて抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第1ブロック対選択ステップにおいては、前記第1演算ステップにおけるすべての相関演算の結果および前記第2相関演算ステップにおけるすべての相関演算の結果を用いて、最も相関の高いブロック対を選択することを特徴とする請求項12または13に記載の補間フレーム作成プログラム。
  14. 前記第1ブロック抽出ステップにおいては、前記第1参照フレーム上の探索範囲内にあるすべての前記第1ブロックを抽出し、
    前記第1相関演算ステップにおいては、抽出されたすべての前記第1ブロックと、前記各第1ブロックに対応する前記第2ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第1相関演算ステップにおける演算結果の中から、最も相関の高い前記第1ブロックと前記第2ブロックの前記ブロック対を選択する第2ブロック対選択ステップをさらに有し、
    前記第3ブロック抽出ステップにおいては、前記ブロック対選択ステップにより選択された前記第1ブロックに対して定まる前記第3ブロックを抽出し、
    前記第2相関演算ステップにおいては、前記ブロック対選択ステップにより選択された前記ブロック対に含まれる前記第1ブロックと、前記第3ブロック抽出ステップにより抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行い、
    前記第1ブロック対選択ステップにおいては、前記第2ブロック対選択ステップにより選択されたブロック対と、前記第2相関演算ステップによる演算結果の中から、最も相関の高いブロック対を選択することを特徴とする請求項12または13に記載の補間フレーム作成プログラム。
  15. 動きベクトル検出処理をコンピュータに実行させる動きベクトル検出プログラムであって、
    フレーム間距離がnである第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割ステップと、
    前記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出ステップと、
    前記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出ステップと、
    前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出ステップと、
    前記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出ステップと、
    前記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算ステップと、
    前記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上で前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出ステップと、
    前記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算ステップと、
    前記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算ステップにおける演算結果および前記第2相関演算ステップにおける演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択ステップと、
    前記第1ブロック対選択ステップにおいて選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出ステップと
    を有することを特徴とする動きベクトル検出プログラム。
  16. フレーム間距離がn(n≦4)である第1参照フレームと第2参照フレームの間の補間フレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である補間フレームを複数の補間ブロックに分割する分割手段と、
    前記各補間ブロックに関して、前記第1参照フレームから第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出手段と、
    前記各補間ブロックに関して、前記各補間ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出手段と、
    前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出手段と、
    前記各補間ブロックに関して、前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出手段と、
    前記第1ブロックと前記第2ブロックとの間の相関演算を行う第1相関演算手段と、
    前記第2ブロックについて、前記第2参照フレーム上で前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出手段と、
    前記第1ブロックと、当該第1ブロックに対応する第2ブロックに関して抽出された前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算手段と、
    前記各補間ブロックに関して、前記第1相関演算手段による演算結果および前記第2相関演算手段による演算結果を用いて、第1ブロックと第2ブロックとのブロック対および第1ブロックと第3ブロックとのブロック対の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択手段と、
    前記第1ブロック対選択手段により選択されたブロック対に基づいて、前記補間ブロックの動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出手段と、
    前記第3動きベクトル算出手段により算出された前記動きベクトルに基づいて、動き補償を行う動き補償手段と
    を備えたことを特徴とする補間フレーム作成装置。
  17. フレーム間距離がn(n≦4)である第1参照フレームと第2参照フレームの間のフレームであって、前記第1参照フレームからの距離がk(k≦n/2)である基準フレームを複数の基準ブロックに分割する分割手段と、
    前記第1参照フレームから前記基準ブロックに対応する第1ブロックを抽出する第1ブロック抽出手段と、
    前記基準ブロックと前記第1ブロックを結ぶ第1動きベクトルを算出する第1動きベクトル算出手段と、
    前記第1動きベクトルを[−(n−k)/k]倍した第2動きベクトルを算出する第2動きベクトル算出手段と、
    前記第2動きベクトルにより定まる前記第2参照フレーム中の領域である第2ブロックを抽出する第2ブロック抽出手段と、
    前記第1ブロックと前記第2ブロックの間の相関演算を行う第1相関演算手段と、
    前記第2参照フレームにおいて、前記第2ブロックからの距離が(n−k)/k以下である領域から第3ブロックを抽出する第3ブロック抽出手段と、
    前記第1ブロックと前記第3ブロックとの間の相関演算を行う第2相関演算手段と、
    前記第1相関演算手段による演算結果と、前記第2相関演算手段による演算結果の中から、最も相関の高いブロック対を選択する第1ブロック対選択手段と、
    前記ブロック対選択手段により選択されたブロック対に基づいて、当該ブロック対に対する動きベクトルを算出する第3動きベクトル算出手段と
    を備えたことを特徴とする動きベクトル検出装置。
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