JP4320187B2 - 加工機における搬送方法、及び、加工機用の搬送装置 - Google Patents

加工機における搬送方法、及び、加工機用の搬送装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、「研掃加工」および「研掃加工に引き続いて行なわれる加工」を、自動的ないし半自動的に遂行するため、多数の被加工物を順次に搬送する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に、多数の被加工物に研掃加工を施す場合、
イ.回転ドラム、またはタンブラの中に多数の被加工物を入れ、回転によって撹拌しながら、研掃材噴射ノズルをドラム内,またはタンブラ内に向けて研掃材を吹き付ける方式、および、
ロ.コンベアによって被加工物を搬送しつつ、研掃材噴射ノズルの噴射区域内を通過させる方式が公知であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記公知技術のイ項に係る回転撹拌方式においては、
a.被加工物同士が衝突して傷つく虞れが有るので、精密な被加工物や脆弱な被加工物には適用できない。
b.不規則に撹拌されるので、研掃工程の次の工程に送る際、多数の被加工物を並べ直さなければならず、手数が掛かる。
c.被加工物の外周面の全部が均一に研掃加工されるが、該被加工物の特定の面(例えば表面、裏面、側面など)を選択的に研掃することができない。
d.多数の被加工物を回転撹拌するので、振動、騒音が大きい。といった不具合が有る。
また、前記ロ項のコンベア方式によると、被加工は基本的に等速度で1方向に平行移動せしめられる。このため、
e.被加工物の外周面全部を均一に研掃しようとすると、搬送用の機器以外に何らかの反転マニピュレータを設け無ければならない。
f.被加工物が研掃材噴射ノズルの噴射区域を通過する際に搬送スピードを落として充分な研掃を受け、噴射区域外でスピードを上げて能率を高めるように作動させようとすると、搬送機構が複雑、高価になる、といった不具合が有る。
【0004】
さらに、研掃作業は、被加工物に向けて研掃材を吹き付ける(または研掃材と水とを吹き付ける)だけでなく、吹き付けた研掃材を払い落とす作業も必要とされる。
さらに、その後の工程として洗浄、塗装、その他の加工を必要とする場合が少なくないので、これらの後工程と一貫した連続搬送を可能ならしめることが望ましい。
は、研掃作業およびその後工程を含む連続一貫搬送機構として望まれる姿を描いたイメージ図である。
搬送路の途中に複数箇所の加工ステーションa,同b,同c,および同dが設けられていて、ステーションaには例えば研掃材噴射ノズル(または研掃材投射機)1が設けられている。
さらに、ステーションbには、研掃材を払い落とすための圧縮空気噴射ノズル2が設けられ、ステーションcには洗浄材噴射ノズル3が設けられ、ステーションpには塗装ノズル(通称・スプレーガン)4が設けられている。
【0005】
前掲の図に示した理想的な流れ作業設備を構成するためには、それぞれの噴射ノズルについても改良が望まれるが、搬送機構についても新規な性能を発揮する新規な構成の創作を必要とする。例えば、被加工物を送り方向に正確な速度で移動させ、しかも移動しながら正確に回転させるなどの機能が望まれる。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたものであって、研掃機ないし研掃作業の後工程用の作業機であって加工用のノズル(もしくは投射機)を有するものに好適な搬送技術の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための方法】
前記の目的、すなわち加工用ノズルを備えた研掃関連の機器用として好適な搬送技術を提供するため請求項に係る発明方法は、(図参照)多数の被加工物を順次に搬送して、加工機械の加工用ノズルの噴射区域内を通過させる搬送方法において、
搬送方向に直交する回転軸(5)を、搬送路に沿って等間隔Dで配列し、
それぞれの回転軸に対して「対角線の長さ寸法が約Dである正方形の回転板(8A,8B…)を、回転軸と垂直に、かつ回転軸の軸心方向にほぼ等間隔で並べて取り付け、
隣接する「回転板を取り付けた回転軸」の相互が、回転板同士を干渉させないように配置し、
かつ、前記正方形の回転板それぞれの頂点付近に、前記被加工物と係合して、これを支持し得る形状の切欠(8a)を設けることを特徴とする。
【0009】
請求項に係る発明方法の構成は、前記請求項1の発明方法の構成要件に加えて、配列された回転軸の相互をチェーンもしくは歯車で伝動して同期回転せしめ、
該回転軸を一定速度で回転駆動することにより、被加工物が加工ノズルの噴射範囲内を所定速度で通過するようにし、
または、前記回転軸を間欠的に回転させるように駆動して、被加工物を加工ノズルの噴射区域内で一時的に停止させることを特徴とする。
以上に説明した請求項の発明方法によると、被加工物が加工ノズルの噴射区域通過時間を任意に制御することができる。すなわち加工用のノズルからの噴射を受ける時間の長短を制御して、加工の度合を調節することができる。
例えば研掃材噴射ノズルの噴射区域内を短時間で通過すれば、研掃によって除去される「研掃代」が小さくなり、また例えば塗料噴射ノズル(スプレーガン)の前で一時停止すると塗膜が厚くなる等、加工度を調節することができる。
【0011】
請求項に係る発明方法の構成は、(図参照)多数の被加工物を順次に搬送して、加工機械の加工用ノズルの噴射区域内を通過させる搬送方法において、
少なくとも4個のクランクピン(12a)を有するクランク軸(12)の一対を相互に平行に設置し、
上記一対のクランク軸相互の、対応しているクランクピン同士の間に連結バー(13)を架け渡し、
前記一対のクランク軸を同じ方向に、相互に同期させて回転駆動して、
前記連結バーに円形平行移動を繰り返し行なわせることにより、
該連結バーに乗せられた被加工物に連続円弧形の軌跡を描かせて搬送することを特徴とする
以上に説明した請求項の発明方法によると、被搬送物を所定の方向に、一定のリズムで平行移動させることができ、しかも、搬送方向の位置に応じて速度が変化する。このため、加工用のノズルの設置位置を適宜に選定して、該ノズルの噴射区域内を通過する時間を規制することができる。
しかも、被加工物を平行移動させる公知の搬送技術(例えばベルトコンベア)におけるがごとく「滑り」に関する不具合を生じる虞れが無い。
【0013】
請求項に係る発明装置の構成は、(図参照)多数の被加工物を順次に搬送して、加工機械の加工用ノズルの噴射区域内を通過させる搬送装置において、
搬送方向に直交する回転軸(5)が、搬送路に沿って等しい間隔Dで配列されるとともに、
それぞれの回転軸に対して垂直に「対角線の長さ寸法が約Dである正方形の回転板(8A,8B…)が、回転軸の軸心方向にほぼ等間隔に取付けられており、
かつ、隣接する「回転板を取付けられた回転軸」の相互が、回転板同士を干渉させないように配置されるとともに、
前記正方形の回転板の頂点付近に、前記被加工物と係合してこれを支持する切欠(8a)が設けられていることを特徴とする。
以上に説明した請求項の発明装置によると、前記請求項7の発明装置におけると同様の効果が得られる上に、搬送中の被加工物の速度変化が少なく、かつ、被加工物の搬送方向の位置と回転角度との対応が高精度で規制される。
【0016】
請求項に係る発明装置の構成は、(図参照)多数の被加工物を順次に搬送して、加工機械の加工用ノズルの噴射区域内を通過させる搬送装置において、
少なくとも4本のクランクピン(12a)を有するクランク軸(12)の一対が平行に配置されるとともに、
上記一対のクランク軸の、相互に対応するクランクピンの間に、連結バーが架け渡されており、
かつ、上記一対のクランク軸が相互に同期して回転するようになっていることを特徴とする。
以上に説明した請求項の発明装置によると、連結バーの上に供給された被加工物が、連続円弧状の軌跡を描きつつ、一定の接線速度で搬送される。
従って、搬送方向の分速はサインカーブ状に変化する。このような特性を利用して加工用ノズルを配置すると、該加工用ノズルの総合的な作業能率を高からしめることもでき、加工むらを無くすることもできる。
その上、被加工物が確実に平行移動せしめられる。従来の平行移動方式の搬送装置(例えばベルトコンベア)は滑りの問題を有していたが、本請求項の搬送装置は滑りに関するトラブルを生じる虞れが無い。
【0023】
図1は、本発明装置の実施形態を模式的に描いた要部正面図である。
多数の回転軸が間隔寸法Dで配列され、同期回転する。
それぞれの回転軸5に対して直角をなすように、正方形の回転板8A,8B,8Cが取り付けられており、かつ、該正方形の回転板の頂点には切欠8aが設けられている。
【0024】
いま、回転板8Aの切欠に被加工物Wが載せられているとする。
該回転板8Aが図の右回り(時計方向)に45度回動して、鎖線で示した姿勢8′になった時、前記の被加工物WはW10まで移動している。丁度この時、回転板8Bも45度回動して点線で描いた姿勢8″になっていて、その切欠部分で被加工物W10を受け取る。
さらに45度回動した時、被加工物はW11まで進んでいる。このようにして被加工物はW位置からW11位置まで、矢印T方向に距離Dだけ搬送され、角90度だけ回動せしめられる。
【0025】
の回転板8Cから、斑点を付して示した部分Rを切り取った状態を考えても、前述と同様の作用、効果が得られる。
本発明において回転板とは、必ずしも外観的に板状である部材に限定されず、機構学的に等価な部材を含む意である。
【0026】
は、前掲の図に示した搬送機構を含む「研掃・清掃一貫自動仕上装置」の模式的な全体図である。
多数(本例では12個)の回転軸5と回転板8とが設けられていて、被加工物Wを図の左方から右方に搬送する。上記被加工物の搬送路の途中に、4個の研掃材噴射ノズル1と、4個の圧縮空気噴射ノズル2とが設けられている。
被加工物は、搬送されつつ研掃材噴射ノズル1によって研掃材と水とを吹きつけらて研掃加工を受け、次いで圧縮空気を吹きつけられて付着物を取り除かれる。符号10は噴射されて落下した研掃材を受け入れる研掃材回収函、11は取り除いた付着物を入れるスラッジ受箱である。
【0027】
符号9を付して示したのは加工用ノズルのトラバース機構である。
前記の研掃材噴射ノズル1および圧縮空気ノズル2は、枠体9aに取り付けられている。この枠体9aには車輪9bが設けられており、モータ9cで駆動されてレール9d上を走行し、トラバース作動する。
これにより、前記研掃材噴射ノズル1および圧縮空気噴射ノズル2が紙面と直角方向に、すなわち被加工物Wの長さ方向にトラバースされる。
上述のトラバース作動によって、被加工物Wが長さ方向に一様な加工を受けるが、この一様な加工をより完全ならしめるため、被加工物Wが加工用ノズルの下方を通過するとき減速するように、または一時的に停止するように前記回転軸5を回転駆動することもできる。
【0028】
図1及びに示した実施形態においては、被加工物が搬送方向に移動しつつ正確に回転するので、その外周面を所望のごとく加工するに好適であった。
しかし、被加工物の種類によっては外周の1面だけを加工すれば足りる場合も有る。このようなとき、被加工物の回転は不必要であって、平行移動する方が好都合である。ただし、なるべく簡単な構成で平行移動し、しかも、ノズルの噴射区域内を通過する際、自動的に減速することが望ましい。このような場合は図3に示すような構成を用いると良い。
(A)は模式的な平面図、(B)は同じく正面図であり、(C)〜(E)は作動説明図である。
【0029】
(A),(B)に表されているように、4本以上(本例では5本)のクランクピン12aを有するクランク軸12の一対を、ほぼ水平、ほぼ等高に、かつ相互に平行に設置し、互いに同方向に同期させて回転駆動する(駆動手段は図示を省略する)。図示の寸法rはクランクピンの回転半径である。
前記一対のクランク軸12の、相互に対応するクランクピン12aの間に連結バー13を架け渡す。
上記連結バー13の両端部は、それぞれクランクピン12aに対して相対的回動自在に連結する。本実施形態においてはクランク軸12の回転速度が比較的低く、クランクピン12aに掛かる遠心加速度が、重力加速度に比して著しく小さいので、クランクピン12aと連結バー13との間に通例のような円筒状軸受を設ける必要が無い。
本実施形態では、連結バー13の両端部それぞれにU字状の切欠を設けてクランクピン12aに引っ掛けてある。(本発明を実施する場合、上記のような引っ掛け方式でなく円筒状軸受を用いることもできる)。
W13は被加工物であり、加工を受けるべき面を上に向けて、連結バー13の上に供給される。
【0030】
(B)の状態から、クランク軸12が図の右回りに鋭角θだけ回ると(C)図のようになり、被加工物は図の右上方に持ち上げられてW14位置となる。
この位置W14は(B)図における位置W13に比してr・Sinθだけ高くなり、かつ、矢印T方向にはr(1−Sinθ)だけ進行している。
クランク軸12が更に回転して(D)図のように90度回ると、被加工物の位置W15は前記の位置W13に比して、寸法rだけ高く、かつ、矢印T方向に寸法rだけ進行している。
クランク軸が更に回転して(E)図のように180度回ると、被加工物は位置W16のように、(B)図の初期状態から搬送方向(図の右方)に距離2rだけすすんでいる。
【0031】
その後、点線矢印m,nのように、半円弧状の軌跡を描いて進行する。図と上述の作動とを対照して明らかなように、被加工物は正確に平行移動する。
前記のように半円弧状の軌跡を描いて移動する被加工物の接線速度は一定であるが、そのT方向の分速はサイン関数的に変化する。このため、加工用ノズル7Aの前では減速し、加工用ノズル7Bの前では増速する。
このような特性を考慮に入れて加工用ノズルの設置位置を設定することができ、「搬送機構を含む加工機械」全体としての設計的自由度が大きい。
【0032】
【発明の効果】
以上に本発明の実施形態を挙げてその構成、作用を明らかならしめたように、
請求項1の発明方法によると、被加工物を正確な速度で搬送しつつ、該被加工物を回転させることができ、搬送速度の変化が少ない。
搬送速度の変化が少ないことは必ずしも長所とは限らないが、搬送速度変化の少ないことが望まれる場合は本請求項を適用すると好適である。
【0033】
求項の発明方法によると、被加工物が加工ノズルの噴射区域通過時間を任意に制御することができる。すなわち加工用のノズルからの噴射を受ける時間の長短を制御して、加工の度合を調節することができる。
例えば研掃材噴射ノズルの噴射区域内を短時間で通過すれば、研掃によって除される「研掃代」が小さくなり、また例えば塗料噴射ノズル(スプレーガン)の前で一時停止すると塗膜が厚くなる等、加工度を調節することができる。
【0034】
求項の発明方法によると、被搬送物を所定の方向に、一定のリズムで平行移動させることができ、しかも、搬送方向の位置に応じて速度が変化する。このため、加工用のノズルの設置位置を適宜に選定して、該ノズルの噴射区域内を通過する時間を規制することができる。
しかも、被加工物を平行移動させる公知の搬送技術(例えばベルトコンベア)におけるがごとく「滑り」に関する不具合を生じる虞れが無い。
【0035】
請求項の発明装置によると、搬送中の被加工物の速度変化が少なく、かつ、被加工物の搬送方向の位置と回転角度との対応が高精度で規制される。
【0036】
求項の発明装置によると、連結バーの上に供給された被加工物が、連続円弧状の軌跡を描きつつ、一定の接線速度で搬送される。
従って、搬送方向の分速はサインカーブ状に変化する。このような特性を利用して加工用ノズルを配置すると、該加工用ノズルの総合的な作業能率を高からしめることもでき、加工むらを無くすることもできる。
その上、被加工物が確実に平行移動せしめられる。従来の平行移動方式の搬送装置(例えばベルトコンベア)は滑りの問題を有していたが、本請求項11の搬送装置は滑りに関するトラブルを生じる虞れが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送装置の1実施形態を模式的に描いた要部正面図である。
【図2】前掲の図1に要部を示した搬送装置を含む加工機械の全体的な模式図である。
【図3】前記と異なる実施形態を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)〜(E)は作動説明図である。
【図4】複数のステーションを有する搬送装置と、各ステーションに対応せしめて設置した加工用ノズルとから成る加工機械を模式的に描いたイメージ図である。
【符号の説明】
1… 研掃材噴射ノズル(または研掃材投射機)、2…圧縮空気噴射ノズル、3…洗浄剤噴射ノズル、4…塗装ノズル、5…回転軸、7…加工用ノズル、A8,8A,8B,8C…回転板、8a…切欠、9…ノズルトラバース機構、9a…枠、9b…車輪、9c…駆動モータ、9d…レール、10…研掃材回収函、11…スラッジ受箱、12…クランク軸、12aクランクピン、13…連結バー。

Claims (5)

  1. 多数の被加工物を順次に搬送して、加工機械の加工用ノズルの噴射区域内を通過させる搬送方法において、
    搬送方向に直交する回転軸(5)を、搬送路に沿って、等間隔Dで配列し、
    それぞれの回転軸に対して「対角線の長さ寸法が約Dである正方形の回転板(8A,8B…)を、回転軸と垂直に、かつ回転軸の軸心方向にほぼ等間隔で並べて取り付け、
    隣接する「回転板を取り付けた回転軸」の相互が、回転板同士を干渉させないように配置し、
    かつ、前記正方形の回転板それぞれの頂点付近に、前記被加工物と係合して、これを支持し得る形状の切欠(8a)を設けることを特徴とする、加工機における搬送方法。
  2. 配列された回転軸の相互をチェーンもしくは歯車で伝動して同期回転せしめ、
    該回転軸を一定速度で回転駆動することにより、被加工物が加工ノズルの噴射範囲内を所定速度で通過するようにし、
    または、前記回転軸を間欠的に回転させるように駆動して、被加工物を加工ノズルの噴射区域内で一時的に停止させることを特徴とする、請求項1に記載した加工機における搬送方法。
  3. 多数の被加工物を順次に搬送して、加工機械の加工用ノズルの噴射区域内を通過させる搬送方法において、
    少なくとも4個のクランクピン(12a)を有するクランク軸(12)の一対を相互に平行に設置し、
    上記一対のクランク軸相互の、対応しているクランクピン同士の間に連結バー(13)を架け渡し、
    前記一対のクランク軸を同じ方向に、相互に同期させて回転駆動して、
    前記連結バーに円形平行移動を繰り返し行なわせることにより、
    該連結バーに乗せられた被加工物に連続円弧形の軌跡を描かせて搬送することを特徴とする、加工機における搬送方法。
  4. 多数の被加工物を順次に搬送して、加工機械の加工用ノズルの噴射区域内を通過させる搬送装置において、
    搬送方向に直交する回転軸(5)が、搬送路に沿って等しい間隔Dで配列されるとともに、
    それぞれの回転軸に対して垂直に「対角線の長さ寸法が約Dである正方形の回転板(8A,8B…)が、回転軸の軸心方向にほぼ等間隔に取付けられており、
    かつ、隣接する「回転板を取付けられた回転軸」の相互が、回転板同士を干渉させないように配置されるとともに、
    前記正方形の回転板の頂点付近に、前記被加工物と係合してこれを支持する切欠(8a)が設けられていることを特徴とする、加工機用の搬送装置。
  5. 多数の被加工物を順次に搬送して、加工機械の加工用ノズルの噴射区域内を通過させる搬送装置において、
    少なくとも4本のクランクピン(12a)を有するクランク軸(12)の一対が平行に配置されるとともに、
    上記一対のクランク軸の、相互に対応するクランクピンの間に、連結バーが架け渡されており、
    かつ、上記一対のクランク軸が相互に同期して回転するようになっていることを特徴とする、加工機用の搬送装置。
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